JPH05184459A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH05184459A
JPH05184459A JP19721592A JP19721592A JPH05184459A JP H05184459 A JPH05184459 A JP H05184459A JP 19721592 A JP19721592 A JP 19721592A JP 19721592 A JP19721592 A JP 19721592A JP H05184459 A JPH05184459 A JP H05184459A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 好みに応じた炊き上り状態を選択でき、かつ
選択された炊飯メニューと炊き上り状態とを同時に確認
しながら操作する。 【構成】 操作パネル21に、選択された炊飯コースを表
示する表示部23を設ける。また、選択スイッチ25の上方
に、白米を炊飯する際の炊き上り状態を表示する表示部
23Aを設ける。 【効果】 選択された炊飯メニューおよび白米の炊き上
り状態とを、表示部23,23Aによって同時に確認しなが
ら各種操作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍋を加熱する炊飯ヒー
タを備え、この炊飯ヒータの入力を制御して炊飯をする
炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の炊飯器においては、炊飯
ヒータの入力を電子回路で制御して白米、玄米、炊込み
飯、粥などの各種のコースの炊飯メニューを選択するこ
とが可能となってきている。このような炊飯器の一般的
な構造を図9に示し、1は器本体で、この器本体1は外
ケース2と内ケース3とで構成され、内ケース3の底部
に炊飯ヒータ4および温度センサ5が設けられ、外ケー
ス2の底部に前記温度センサ5による温度検知情報など
に基づいて炊飯ヒータ4の入力を制御する電子回路ユニ
ット6が配設されている。そして前記内ケース3内に鍋
7が挿脱自在に収納され、この鍋7の上端の開口部が蓋
8で閉塞されている。
【0003】そして例えば白米を炊飯する場合において
は、内ケース3から鍋7を取り出し、この鍋7内に水洗
いした必要量の白米と、この白米の量に応じた所定量の
水を収容し、こののち鍋7を内ケース3内に挿入し、蓋
8でその開口部を閉じ、この状態で手動またはタイマに
よりスタートスイッチ(図示せず)を投入する。これに
応じて炊飯ヒータ4に対する入力が電子回路ユニット6
を介して制御され、図10に示す炊飯行程を経て飯が炊
き上げられる。
【0004】図10に示す炊飯行程は、時間の経過に伴
う鍋の温度変化と、炊飯ヒータの入力状態との関係を表
すもので、スタートスイッチの投入に応じて、まずひた
し炊きが行われる。このひたし炊きの行程においては、
炊飯ヒータに対し70%(例えば 700W)の入力に制御さ
れ、さらにこののち 100%(1000W)の入力で 5′off
−40″on− 5′20″off の制御が行われ、このような制
御により鍋内の水が適温に加熱され、米粒中に水が充分
に浸透する。なお、″は時間の秒、′は分を表す。
【0005】このようなひたし炊きが行われたのちに、
実質的な炊飯行程に移行し、まず炊飯ヒータが 100%の
入力で通電される。この通電により鍋の温度が漸次上昇
し、その途中つまり鍋の温度が70℃から80℃に上昇する
間に鍋内の米量検出が行われる。この米量検出は、鍋の
温度が70℃から80℃に上昇するまでに要した時間Tから
割り出される。つまり、米の量が少ない場合には時間T
が短く、米の量が多い場合には時間Tが長くなるから、
例えばT<55″のときに少量、T≧55″のときに多量と
判定する。
【0006】また鍋が94℃に達した時点に沸騰検知が開
始される。この沸騰検知は、鍋内の水が沸騰しかける
と、その気化潜熱で鍋の温度上昇が抑制される点を利用
して行われる。つまり、鍋が94℃に達した時点から米量
が少量の場合には60″経過後、同じく多量の場合には
2′20″経過後の時点に鍋の温度上昇が5deg 以下とな
る状態を検知し、この検知をもって鍋内の水が沸騰した
ものと判定する。
【0007】このような沸騰検知が行われたのちには、
炊飯ヒータに対し50%( 500W)入力の制御が行われ、
これにより鍋内の水の沸騰が安定して継続する。
【0008】このような沸騰の継続により鍋内の水分が
減少し、鍋の温度上昇が再び開始した時点に炊飯ヒータ
に対して30%( 300W)入力の制御に切換えられ、この
ような制御により鍋の温度が上昇し、 120℃に達した時
点に炊飯が完了する。そしてこののち鍋が水の沸騰時と
ほぼ同等の温度に保たれ、内部の飯がむらされ、さらに
このむらし後に図9に示す保温ヒータ9,10を介して保
温される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような加熱パター
ンにより白米が炊飯されるわけであるが、白米の炊飯は
玄米、炊込み飯、粥などの炊飯メニューに比べ、日常的
に頻繁に選択されるにも拘らず、その加熱パターンが常
に一定で、このため一定の炊き上り状態の飯しか得るこ
とができない。
【0010】食味上の点から、柔らか目、硬目、あるい
は焦げのついた飯を好むような場合があるが、上述のよ
うに従来では一定の加熱パターンでしか炊飯できないた
め、その要望に応えることが困難であった。強いて柔ら
か目や硬目の飯を得ようとする場合には、鍋に加える水
の量を加減すれば、ある程度その期待に応えることがで
きるが、しかしこのような手段であると、炊飯中に吹き
こぼれが生じたり、炊き上った飯に芯が残ってしまうと
いう問題がある。
【0011】そこで本発明は白米などを炊飯する際に、
好みに応じた炊き上り状態を選択することが可能で、か
つ選択された炊飯メニューと炊き上り状態とを同時に確
認しながら操作できる炊飯器を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、鍋17と、この
鍋17の加熱用の炊飯ヒータ14と、前記鍋17の温度を検知
する温度検知手段29と、前記鍋17の温度に応じて炊飯ヒ
ータ14に対する入力を制御する制御手段30と、複数の炊
飯メニューを選択して炊飯コースを決定する炊飯選択手
段と、前記鍋17内に所定量の米と水のみを入れて炊く白
米炊飯コースを選択したときに炊き上げまでの行程のう
ち少なくとも一行程の加熱パターンを変えて炊き上り状
態の異なる加熱パターンを選択する火加減選択手段と、
前記選択された炊飯メニューおよび炊き上り状態を表示
する表示部23,23Aとを具備するものである。
【0013】
【作用】上記構成によって、選択スイッチ25を操作して
標準より硬目を選択すると、白米を炊飯する際における
沸騰開始後の加熱パターンは炊飯ヒータ14の全消費電力
量を標準の加熱パターンより増大させるようになり、逆
に標準より柔らか目を選択すると沸騰開始後の加熱パタ
ーンは、炊飯ヒータ14の全消費電力量を標準の加熱パタ
ーンより減少させるようになる。すなわち、選択スイッ
チ25を選択操作することによって、それに応じた白米炊
飯における加熱パターンが指定され、芯の残らない適度
に粘りのある美味な飯が炊き上る。このとき、選択され
た炊飯メニューおよび炊き上り状態は、表示部23,23A
によって同時に確認される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0015】図1乃至図4において、11は器本体で、こ
の器本体11は外ケース12と内ケース13とで構成され、内
ケース13の底部に加熱手段たる炊飯ヒータ14と、温度セ
ンサ15が設けられ、外ケース12の底部に前記温度センサ
15による温度検知情報などに基づいて炊飯ヒータ14の入
力を制御する電子回路ユニット16が設けられている。そ
して前記内ケース13内に鍋17が挿脱自在に収納され、こ
の鍋17の上端開口部が蓋18で閉塞されている。19,20は
保温ヒータである。21は前記蓋18に設けられた操作パネ
ルで、この操作パネル21は蓋18の周側面に形成された傾
斜角αが40°をなす円すい面22を一部形成するようにし
て装備されている。また操作パネル21に、現在時刻、タ
イマのセット状態、炊飯メニューなどを表示する各種の
表示部23、および時刻合せ用、予約設定用、炊飯メニュ
ー選択用、その取消し用、スタート用の各種の操作スイ
ッチ24が設けられ、さらに白米を炊飯する際にその炊き
上り状態を標準、強目(硬目)、弱目(柔らか目)に選
択するスイッチである選択スイッチ25が設けられてい
る。一方、選択スイッチ25の上方には、白米を炊飯する
際の炊き上り状態を表示する別の表示部23Aが設けられ
ている。また選択スイッチ25は図4のように上面にロー
レット加工などにより凹凸部26が形成され、側面にテー
パ面27が形成されて円すい面22から僅かに突出した状態
で設けられ、凹凸部26を指で押圧して回す操作と、テー
パ面27を指で摘んで回す操作ができるようになってい
る。
【0016】図5は電気的構成を示すブロック図で、28
は前記温度センサ15とで温度検知手段29を構成するA/
D変換器であり、検知温度に応じた信号を出力する。30
は前記電子回路ユニット16を構成するマイクロコンピュ
ータからなる制御手段で、これは周知のようにCPU3
1,タイマ回路32,メモリ33,入力回路34,出力回路35
などを有しており、CPU31は複数の炊飯メニューを選
択して炊飯コースを決定する炊飯選択手段と、前記炊飯
選択手段により少なくとも白米コースを選択した時に作
動し沸騰後の炊き上り状態の異なる加熱パターンを選択
する火加減選択手段を有している。制御手段30は複数種
のプログラムを保有し、これが保有するプログラムに従
い選択された炊飯コース、および少なくとも白米炊飯に
おける標準、強目、弱目のコースの選択に応じて炊飯ヒ
ータ14の駆動制御を行う。また前記CPU31には白米炊
飯の加熱パターンを選択する選択スイッチ25の信号と、
操作スイッチ24の信号と、鍋17の検知温度の信号とがそ
れぞれ入力回路34を介して入力される。36はヒータ14,
19,20の駆動回路であり、これはCPU31から出力回路
35を介して出力された制御信号に基づいてヒータ14,1
9,20を駆動制御する。37は駆動回路であり、これはC
PU31から出力回路35を介して出力された制御信号に基
づいてLCDなどから構成される表示部23を駆動制御す
る。
【0017】そして前記選択スイッチ25を操作して白米
を標準コースで炊飯する場合には、前述の図10に示す
加熱パターンにより炊飯される。また、同じく強目コー
スの場合は図6に示す加熱パターンで、弱目コースの場
合は図7に示す加熱パターンでそれぞれ炊飯される。
【0018】強目コースの加熱パターン(図6)につい
て述べると、この場合においては、ひたし炊きから沸騰
が開始するまでの間は前述した標準コースの加熱パター
ンと同じであるが、沸騰初期における炊飯ヒータ14が 1
00%入力で制御される時間を標準コースより長くし、そ
の後50%入力の制御が行われ、鍋17の温度上昇が再び開
始した時に炊飯ヒータ14が 100%入力で通電され、炊き
上げ温度 120℃になるまで 100%入力に維持される。ま
た、弱目コースの加熱パターン(図7)においては、ひ
たし炊きから沸騰が開始するまでの間は、前述した標準
コースの加熱パターンと同じであるが、沸騰初期におけ
る炊飯ヒータ14が 100%入力で制御される時間を標準コ
ースより短くし、その後炊飯ヒータ14が30%入力で制御
され炊き上げ温度 115℃になるまで30%入力に維持され
る。
【0019】また強目コースでの米量の検出は、5deg
以下/5′20″で多量、5deg 以下/60″で少量とし、
弱目コースでは5deg 以下/2′で多量、5deg 以下/
60″で少量としてそれぞれ検出されている。
【0020】炊き上げた飯が美味であるためには、硬
目、柔らか目のいかんを問わず、適度の粘りが必要であ
る。炊飯行程において飯に粘りがなくなる要因として
は、沸騰までのスピードが挙げられる。つまり、沸騰ま
でのスピードが遅いと、米のα化開始温度(55〜70℃)
から沸騰までの時間が長くなるため、完全沸騰時(98℃
以上)に比べ、(55〜70℃)〜98℃の間ではα化エネル
ギが小さくなる(水加熱にエネルギが使用されるため)
ので、米全体がα化するのにエネルギ不足となり、米の
周面だけがα化し、この状態から引き続いて沸騰する
と、米の周面だけが過度にα化し、所謂べちゃついた煮
くずれの飯となってしまう。理想的には、実質的な炊飯
の開始から沸騰までの時間は5〜15分間であり、このた
め標準、強目、弱目のいずれのコースにおいても、ひた
し炊き後で沸騰が開始するまでの間は炊飯ヒータをフル
通電して沸騰までの時間を一定に保つようにしている。
【0021】そして強目コースにおいては、沸騰初期の
フル通電時間を標準コースより長くするとともに、炊き
上げ前に炊飯ヒータをフル通電して標準コースの場合よ
りも消費電力量を増大させており、このため飯に適度な
焦げがつき、また米の周面に付着した遊離水の蒸発が促
進して、粘りはあるが含水率の少ない硬目の飯が炊き上
る。これに対し、弱目コースにおいては、沸騰初期のフ
ル通電時間を標準コースよりも短くするとともに、その
後の炊飯ヒータの消費電力量を標準コースの場合より減
少させ、さらに炊き上り温度を標準コースよりも低い11
5 ℃に設定してあり、このため蒸発量が抑えられ、含水
率の比較的高いほとんど焦げのない柔らか目の飯が炊き
上る。
【0022】また、前記選択スイッチ25はその切換操作
により分圧抵抗(図示せず)の組合せを変えることによ
って、標準コースは[L,L]信号、強目コースは
[L,H]信号、弱目コースは[H,L]信号として設
定するようにしている。制御手段30は炊飯行程中および
保温行程中を除いて一定時間例えば 0.25 ″毎に選択ス
イッチ25からの信号を読取り、2回以上同一の選択信号
を読取ったとき、その選択されたコースを保持し、炊飯
メニューが白米炊飯として選択され、スタートスイッチ
が操作されるかタイマ炊飯時にスタート信号が出力され
た場合にその保持されたコースに対応した加熱パターン
で白米炊飯が実行される。また炊飯行程中および保温行
程中は選択スイッチ25の切換操作があってもこの信号の
読取りは行われず、スタートスイッチの操作時あるいは
タイマ炊飯においてスタート信号が出力されたときにそ
の選択スイッチ25が切換えられた信号に基づいて選択さ
れたコースの白米炊飯が実行される。
【0023】すなわち、炊飯中においては途中で加熱パ
ターンが切換わると炊飯スタートから切換時までの間
と、それ以後とで加熱パターンが変わることになり、予
め設定されている標準、強目、弱目の加熱パターンと違
った加熱パターンとなり、炊飯中に吹きこぼれが生じた
り、芯が残った飯、あるいはべちゃついた飯になり易
い。そこで、この実施例では炊飯行程中および保温行程
中に白米炊飯のコースの切換があってもこれを読取らな
いでそのまま炊飯することにより、美味な飯が得られる
ようにしている。また次に白米炊飯を行う場合には、一
旦取消してスタートさせるので炊飯行程中に切換えられ
たコースが読取られて保持され、このコースによって白
米炊飯が実行される。また、一度選択スイッチ25を切換
操作すれば白米炊飯のスタート毎に選択スイッチ25の信
号を読取保持するため、毎回そのコースで炊飯でき、炊
飯の都度選択スイッチ25を操作する必要がない。
【0024】このように上記実施例においては、選択ス
イッチ25を標準、硬目、柔らか目の好みに応じて選択操
作することによって、それに応じた白米炊飯における沸
騰開始後の炊き上り状態の異なる加熱パターンが指定さ
れ、この加熱パターンによって白米炊飯が実行されるた
め、好みに応じて適度に焦げのつく硬目の飯や、逆に柔
らか目の飯を芯の残らない適度に粘りのある状態で炊き
上げることができる。さらに、操作スイッチ24によって
選択された炊飯メニューと、選択スイッチ25によって選
択された白米の炊き上り状態とを、操作パネル21内の表
示部23,23Aによって同時に確認しながら各種操作を行
うことが可能であり、使い勝手を向上させることが可能
である。
【0025】また、選択スイッチ25は蓋18に装備された
操作パネル21に設けられているため、操作性が良好であ
る。また、操作スイッチ24が押式であるのに対し選択ス
イッチ25は回転式であるため、操作スイッチ24に対して
選択スイッチ25を容易に区別することができ、白米炊飯
時のスイッチ操作が簡単である。また操作パネル21は傾
斜角度αが40°をなす円すい面22を形成しているため操
作し易く、表示部23は離れたところからでも良く見え
る。この場合操作スイッチ24は図8に示すように操作パ
ネル21の近傍に設けるようにしてもよく、また選択スイ
ッチ25と操作スイッチ24とは、色、形状、大きさなどの
相違によって区別できるようにしてもよい。また、選択
スイッチ25の信号を炊飯行程中および保温行程中を除い
て0.25″毎に読取り2回以上連続して同一コースを読取
った時にそのコースを保持し、炊飯スタート時にその保
持されたコースに対応した加熱パターンで白米炊飯を実
行し、炊飯行程中および保温行程中は選択スイッチ25の
切換えがあってもその信号の読取りを行わず、次のスタ
ート時点でその信号に基づいて白米炊飯を実行するよう
にしているため、炊飯途中で加熱パターンが変わること
がなく選択した好みの飯が得られる。また、一度選択ス
イッチ25を操作すれば、毎回そのコースで白米炊飯する
ことができ炊飯の都度選択スイッチ25を操作する必要が
なく、白米炊飯の操作が簡単である。
【0026】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば火加減選択手段は白米炊飯コー
ス以外の炊飯メニューに対しても同様な加熱パターンの
選択を行うようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は容器と、この容器の加熱用の加
熱手段と、前記容器の温度を検知する温度検知手段と、
前記容器の温度に応じて加熱手段に対する入力を制御す
る制御手段と、複数の炊飯メニューを選択して炊飯コー
スを決定する炊飯選択手段と、前記容器内に所定量の米
と水のみを入れて炊く白米炊飯コースを選択したときに
炊き上げまでの行程のうち少なくとも一行程の加熱パタ
ーンを変えて炊き上り状態の異なる加熱パターンを選択
する火加減選択手段と、前記選択された炊飯メニューお
よび炊き上り状態を表示する表示部とを具備するもので
あり、白米などを炊飯する際に、好みに応じた炊き上り
状態を選択することが可能で、かつ選択された炊飯メニ
ューと炊き上り状態とを同時に確認しながら操作できる
炊飯器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】炊飯器の全体斜視図である。
【図2】同上全体拡大断面図である。
【図3】同上操作パネルの正面図である。
【図4】同上選択スイッチの断面図である。
【図5】同上ブロック図である。
【図6】同上硬目の飯を炊き上げる際の炊飯行程を示す
グラフである。
【図7】同上柔らか目の飯を炊き上げる際の炊飯行程を
示すグラフである。
【図8】他の実施例の操作パネルおよび選択スイッチを
示す正面図である。
【図9】炊飯器の一般的な構造を示す断面図である。
【図10】標準的な炊飯行程を示すグラフである。同上
断面図である。
【符号の説明】
11 器本体 13 内ケース 14 炊飯ヒータ(加熱手段) 15 温度センサ 17 鍋(容器) 18 蓋 21 操作パネル 23,23A 表示部 29 温度検知手段 30 制御手段(炊飯選択手段)(火加減選択手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 弘昭 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器と、この容器の加熱用の加熱手段
    と、前記容器の温度を検知する温度検知手段と、前記容
    器の温度に応じて加熱手段に対する入力を制御する制御
    手段と、複数の炊飯メニューを選択して炊飯コースを決
    定する炊飯選択手段と、前記容器内に所定量の米と水の
    みを入れて炊く白米炊飯コースを選択したときに炊き上
    げまでの行程のうち少なくとも一行程の加熱パターンを
    変えて炊き上り状態の異なる加熱パターンを選択する火
    加減選択手段と、前記選択された炊飯メニューおよび炊
    き上り状態を表示する表示部とを具備することを特徴と
    する炊飯器。
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