JPH05183952A - 交換通信システム - Google Patents

交換通信システム

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JPH05183952A
JPH05183952A JP34561791A JP34561791A JPH05183952A JP H05183952 A JPH05183952 A JP H05183952A JP 34561791 A JP34561791 A JP 34561791A JP 34561791 A JP34561791 A JP 34561791A JP H05183952 A JPH05183952 A JP H05183952A
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JP34561791A
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Yoshinobu Kaneyama
良信 兼山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 代表接続される複数の端末装置に対し、特殊
な通信機能を必要とすることなくセンタ装置からデータ
登録・更新等のための通信を任意に個別に行なえるよう
にし、これにより安価でかつ汎用性に富んだシステムを
提供する。 【構成】 代表接続される複数のファクシミリ端末装置
31〜40のうち先頭に位置するファクシミリ端末装置
31を全二重端末により構成するとともに、このファク
シミリ端末装置31とPBX20との間を、代表アクセ
ス番号“6500”が付与された内線IL30と、個別ア
クセス番号“6001”が付与された内線IL11とを介
してそれぞれ接続し、ファクシミリ蓄積交換装置10か
ら上記ファクシミリ端末装置31に対し個別にデータ更
新のための通信を行なう場合には、上記個別アクセス番
号“6001”を着信先として発呼を行なうようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末装置とセン
タ装置との間を交換機を介して接続する交換通信システ
ムに係わり、特に上記複数の端末装置が代表アクセス番
号により代表接続されるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の交換通信システムとし
て、例えば複数のファクシミリ端末装置を構内交換機
(PBX)を介してファクシミリ蓄積交換装置に接続
し、上記ファクシミリ端末装置間の通信をファクシミリ
蓄積交換装置を介して行なうシステムが開発されてい
る。また、この種のシステムにおいて、上記各ファクシ
ミリ端末装置のうちの数台を構内交換機において代表接
続して、これらのファクシミリ装置の1台がたとえ通信
中でも他のファクシミリ端末装置で代わって受信できる
ようにすることも行なわれている。この様なシステムで
あれば、ファクシミリ蓄積交換装置を使用し、しかも複
数のファクシミリ端末装置を代表接続することにより、
総合的に極めて効率の良いファクシミリ通信を実現する
ことができる。
【0003】ところで、最近この種のシステムにおい
て、各ファクシミリ端末装置に登録される例えば短縮ダ
イヤル番号などの登録データを、ファクシミリ蓄積交換
装置から遠隔操作により一括して新規登録したり、また
更新しようとする試みがなされている。しかし、上記従
来のシステムでは、代表接続される複数のファクシミリ
端末装置に対してはファクシミリ蓄積交換装置から選択
的にアクセスすることが不可能なため、上記代表接続さ
れる各端末装置に対して任意に個別に登録データの新規
登録および更新を行なうことができない。
【0004】そこで、上記代表接続される各ファクシミ
リ端末装置に対しては、ファクシミリ端末装置側からフ
ァクシミリ蓄積交換装置を起動して通信路を形成し、こ
の状態でファクシミリ蓄積交換装置から必要なデータを
送信してデータの新規登録または更新を行なうことが考
えられている。しかし、このようなシステムは、ファク
シミリ蓄積交換装置およびファクシミリ端末装置にそれ
ぞれ被呼送信機能および発呼受信機能という特殊な通信
機能を設けなければならない。このため、システムのコ
ストアップを招くとともに、汎用性に欠けたシステムに
なるという問題点があり、実用に適さなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のシ
ステムは、高価になるとともに汎用性に欠けるという問
題点を有したもので、本発明はこの点に着目し、代表接
続される複数の端末装置に対し、特殊な通信機能を必要
とすることなくセンタ装置からデータ登録・更新等のた
めの通信を任意に個別に行なえるようにし、これにより
安価でかつ汎用性に富んだ交換通信システムを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、センタ装置と複数の端末装置との間が交換
機を介して接続され、かつ上記各端末装置のうちの少な
くとも2台が上記交換機により代表アクセス番号にて代
表接続される交換通信システムにおいて、上記代表接続
される複数の端末装置のうち先頭に位置する端末装置を
全二重通信が可能な構成として、この端末装置と上記交
換機との間を上記代表アクセス番号が付与された第1の
通信回線および個別アクセス番号が付与された第2の通
信回線をそれぞれ介して接続するとともに、上記代表接
続される複数の端末装置のうち上記先頭に位置する端末
装置以外の端末装置と上記交換機との間をそれぞれ個別
アクセス番号が付与された通信回線を介して接続し、上
記センタ装置は、上記代表接続された複数の端末装置に
対し通常の通信を行なう場合には上記第1の通信回線に
付与された代表アクセス番号を選択して発呼し、かつ上
記代表接続された複数の端末装置の各々に対し個別に通
信を行なう場合には上記第2の通信回線に付与された個
別アクセス番号を選択して発呼するようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】この結果本発明によれば、個別アクセス番号を
選択して発呼することにより、代表接続される各端末装
置に対しセンタ装置から任意に個別にアクセスすること
が可能となる。このため、データの新規登録や更新など
のための通信を、センタ装置から通常運用時の発呼の場
合と全く同様に簡単に行なうことができる。したがっ
て、データの新規登録や更新などの通信のために、セン
タ装置および各端末装置にそれぞれ被呼送信機能および
発呼受信機能という特殊な通信機能を設ける必要は無く
なり、これにより安価でかつ汎用性に富んだシステムを
提供することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて説明する。図
1は、本発明の一実施例に係わるファクシミリ通信シス
テムの概略構成を示すブロック図である。このシステム
は、ファクシミリ蓄積交換装置(S/F)10と、電子
構内交換機(PBX)20と、複数のファクシミリ端末
装置(FAX)31〜40とを備えている。
【0009】PBX20は、第1の内線群IL1〜IL
10と、第2の内線群IL11〜IL20と、内線IL30とを
収容している。このうち第1の内線群の各内線IL1〜
IL10は内線IL1を先頭に代表接続されるように設定
されており、これらの内線IL1〜IL10には上記ファ
クシミリ蓄積交換装置10が接続される。また、上記第
2の内線群の各内線IL11〜IL20には、それぞれ上記
ファクシミリ端末装置31〜40が接続される。ファク
シミリ端末装置31〜40のうちファクシミリ端末装置
31のみは、全二重通信が可能な全二重通信端末により
構成されており、このファクシミリ端末装置31には上
記内線IL11以外にも内線IL30が接続される。これら
の内線IL11,IL30のうち、内線IL11はファクシミ
リ端末装置31を個別にアクセスするために使用され、
例えば個別アクセス番号“6001”が付与される。こ
れに対し内線IL30は、ファクシミリ端末装置31を代
表アクセスするために使用され、その代表アクセス番号
としては例えば“6500”が付与される。また、この
代表アクセス番号が付与された内線IL30および第2の
内線群のうちの各内線IL12〜IL20は、内線IL30を
先頭に代表接続されるように設定され、これらの内線I
L12〜IL20にはそれぞれ個別アクセス番号として例え
ば“6002”〜“6010”が付与される。
【0010】図2は上記PBXの構成を示した回路ブロ
ック図である。このPBX20は、交換回路を構成する
タイムスイッチ(TS)21と、このタイムスイッチ2
1のスイッチング動作を制御するタイムスイッチ制御回
路(TSC)22と、第1および第2のライン回路群L
C1〜LC10,LC11〜LC20と、ライン回路LC30と
を備えている。このうち第1のライン回路群を構成する
各ライン回路LC1〜LC10は上記第1の内線群の各内
線IL1〜IL10を収容するためのもので、それぞれこ
れらの内線IL1〜IL10に対するラインインタフェー
ス動作を行なう。また第2のライン回路群を構成する各
ライン回路LC11〜LC20は上記第2の内線群の各内線
IL11〜IL20を収容するためのもので、それぞれこれ
らの内線IL11〜IL20に対するラインインタフェース
動作を行なう。さらにライン回路LC30は上記代表アク
セス用の内線IL30を収容するためのもので、この内線
IL30に対するラインインタフェース動作を行なう。
【0011】またPBX20は、PBX全体の動作を統
括する中央制御回路(CC)24を備えており、この中
央制御回路24にはバス23を介して上記タイムスイッ
チ制御回路22をはじめ、主記憶部(MEM)25と、
外部インタフェース回路(I/F)26とがそれぞれ接
続される。このうち主記憶部25には、上記中央制御回
路24の制御動作に必要な蓄積プログラムや各種制御用
のデータなどが記憶されている。また外部インタフェー
ス回路26には、例えばパーソナルコンピュータからな
る保守用端末27が接続されている。この保守用端末2
7は、上記中央制御回路24の制御に必要なプログラム
や、種々の制御用データの変更や追加などを行なう際に
使用される。
【0012】中央制御回路24は、上記主記憶部25に
記憶されているプログラムおよび制御データに基づい
て、前記ファクシミリ端末装置31〜40相互間および
これらのファクシミリ端末装置31〜40とファクシミ
リ蓄積交換装置10との間の交換接続を制御する機能を
主として備えたもので、着信制御の形態としては個別接
続制御と代表接続制御とを有している。このうち個別接
続制御は、各内線のうち個別アクセス番号が付与された
内線に対するアクセス要求が発生した場合に、主記憶部
25に予め記憶してある着信先テーブルに従って対応す
る内線に対して着信制御を行なう。一方代表接続制御
は、上記各内線のうち代表アクセス番号が付与された内
線IL1,IL30に対するアクセス要求が発生した場合
に、代表接続テーブルを参照して代表接続制御を行な
う。
【0013】図4は、内線IL11〜IL20,IL30につ
いての着信先テーブルおよび代表接続テーブルの構成の
一例を示したものである。すなわち、ファクシミリ端末
装置31〜40が接続された各内線IL11〜IL20,I
L30には各々個別にポート番号が付されており、このポ
ート番号に各々対応してそのアクセス番号51と、代表
接続順序52とがそれぞれ記憶されている。なお、上記
各内線のうち代表接続対象外の内線IL11については、
代表接続を行なわないことを表わす“×”を記憶してい
る。
【0014】一方、ファクシミリ蓄積交換装置10は例
えば図3に示すごとく構成される。すなわち、11は例
えばマイクロコンピュータからなる主制御装置(CP
U)11であり、このCPU11にはバスを介して複数
の通信制御装置CCE1〜CC10が接続されている。こ
れらの通信制御装置CCE1〜CCE10は各々上記PB
X20の第1の内線群IL1〜IL10に接続され、各内
線IL1〜IL10に対する発着信の制御およびデータ伝
送制御を行なう。また上記CPU11には、入力表示装
置(CRT/KB)12と、出力装置(LP)13と、
記憶装置(DISC)14とがそれぞれ接続されてい
る。入力表示装置12は、データ更新要求などをキー入
力するキー入力部と、その操作に必要な情報やデータ伝
送動作に関する種々の情報を表示するCRT表示部とか
ら構成される。出力装置13は例えばレーザプリンタか
らなり、データ一覧表などをプリンとアウトするために
使用される。また記憶装置14は、CPU11の制御に
必要なプログラムや制御データを格納するとともに、上
記通信制御装置CCE1〜CCE10により受信されたフ
ァクシミリ画データなどを蓄積する。
【0015】CPU11は、ファクシミリ端末装置31
〜40から到来したファクシミリ画データの蓄積交換動
作を制御する手段と、各ファクシミリ端末装置31〜4
0に対するデータ更新のための発呼伝送制御手段とを有
している。このうちデータ更新のための発呼伝送制御手
段は、記憶装置14に予め格納されている発信先テーブ
ルの内容に従ってファクシミリ端末装置に対する発信制
御を行なう。図5は発信先テーブルの構成の一例を示し
たもので、各ファクシミリ端末装置31〜40の各々対
応して代表アクセス番号61および個別アクセス番号6
2がそれぞれ記憶してある。この例では、前記図1に対
応して代表アクセス番号として“6500”が、また個
別アクセス番号として“6001”〜“6010”がそ
れぞれ登録された場合を示している。次に、以上のよう
に構成されたシステムの動作を説明する。
【0016】待機状態において、ファクシミリ蓄積交換
装置10のCPU11では、図6に示すごとくステップ
6aで処理要求の発生監視が行なわれている。この状態
で、オペレータが入力表示装置12により、例えばファ
クシミリ端末装置31〜33に対し同一原稿のファクシ
ミリ画データを同報送信させるための同報送信処理要求
を入力したとする。そうすると、CPU11はこの処理
要求をステップ6aで検出してステップ6bに移行し、
ここで上記入力された要求がデータ更新要求であるか否
かを判定する。いまはデータ更新要求ではないので、C
PU11はステップ6cに移行する。そして、このステ
ップ6cで記憶装置14に格納されている発信先テーブ
ル(図5)の代表番号記憶領域61をアクセスし、その
記憶内容つまり代表アクセス番号“6500”を読出
す。続いてCPU11は、ステップ6dに移行してここ
で上記同報送信のための通常の業務処理を実行する。す
なわち、各通信制御装置CCE1〜CCE10のうち空き
の装置を3つ選択し、これらの選択された通信制御装
置、例えばCCE1,CCE2,CCE3にそれぞれ上
記代表アクセス番号“6500”を転送して発呼動作を
行なわせる。このため、上記選択された3つの通信制御
装置CCE1,CCE2,CCE3では、PBX20に
対しそれぞれ代表アクセス番号“6500”を着信先と
する発呼動作が行なわれる。すなわち、このときファク
シミリ蓄積交換装置10からは、代表アクセス番号“6
500”を着信先とする3個の着信要求がPBX20に
送出されることになる。
【0017】これに対しPBX20は、上記ファクシミ
リ蓄積交換装置10から代表アクセス番号“6500”
を着信先とする3個の着信要求が到来すると、主記憶部
25に格納されている着信先テーブル(図4)のアクセ
ス番号テーブル51および代表接続順序テーブル52を
それぞれ参照して、上記代表アクセス番号“6500”
に対応するポート番号“130”と、これに代表接続さ
れる2つのポート番号“112”,“113”とをそれ
ぞれ検索する。そして、これらのポート番号“13
0”,“112”,“113”に対応するライン回路L
C30,LC12,LC13から、ファクシミリ端末装置3
1,32,33に対しそれぞれ着信処理を行ない、この
着信に対しファクシミリ端末装置31,32,33が応
答すると、PBX20はこれらのファクシミリ端末装置
31,32,33と、上記発信元であるファクシミリ蓄
積交換装置10の各通信制御装置CCE1,CCE2,
CCE3との間をそれぞれ接続する。かくして、以後フ
ァクシミリ蓄積交換装置10の各通信制御装置CCE
1,CCE2,CCE3とファクシミリ端末装置31,
32,33との間ではそれぞれファクシミリ通信が可能
となり、これによりファクシミリ端末装置31,32,
33へは同一原稿のファクシミリ画データがそれぞれ伝
送される。すなわち、代表番号制を利用した同報送信が
行なわれる。
【0018】一方、いま仮にオペレータが、ファクシミ
リ蓄積交換装置10の入力表示装置12により、例えば
ファクシミリ端末装置31に対するデータ更新要求を入
力したとする。そうするとCPU11は、ステップ6b
においてこの入力された処理要求がデータ更新要求であ
るか否かを判定し、データ更新要求であると判定すると
ステップ6eに移行する。そして、このステップ6eに
おいて、記憶装置14に格納されている発信先テーブル
(図5)の個別番号記憶領域62をアクセスし、上記フ
ァクシミリ端末装置31に対応する個別アクセス番号
“6001”を読出す。続いてCPU11は、ステップ
6fに移行してここで上記データ更新処理を実行する。
すなわち、各通信制御装置CCE1〜CCE10のうち空
きの装置を1つ選択し、これらの選択された通信制御装
置、例えばCCE7に上記個別アクセス番号“600
1”を転送して発呼動作を行なわせる。このため、上記
選択された通信制御装置CCE7では、PBX20に対
し個別アクセス番号“6001”を着信先とする発呼動
作が行なわれる。
【0019】これに対しPBX20は、上記ファクシミ
リ蓄積交換装置10から個別アクセス番号“6001”
を着信先とする着信要求が到来すると、主記憶部25に
格納されている着信先テーブル(図4)のアクセス番号
テーブル51および代表接続順序テーブル52をそれぞ
れ参照して、上記個別アクセス番号“6001”に対応
するポート番号“111”を検索する。そして、このポ
ート番号“111”に対応するライン回路LC11から、
ファクシミリ端末装置31に対し着信処理を行なう。な
お、このとき上記個別アクセス番号“6001”に対応
する内線IL11が通信中だった場合には、代表接続順序
テーブル52には代表接続対象外であることを示す
“×”が順序が登録されているため、代表接続処理を行
なわずにそのまま話中処理を行なう。
【0020】上記着信に対しファクシミリ端末装置31
が応答すると、PBX20はこのファクシミリ端末装置
31と、上記発信元であるファクシミリ蓄積交換装置1
0の通信制御装置CCE7との間を接続する。かくし
て、以後ファクシミリ蓄積交換装置10の通信制御装置
CCE7とファクシミリ端末装置31との間ではデータ
更新のための通信が可能となり、これによりファクシミ
リ端末装置31に登録されている短縮ダイヤル番号など
の登録データは更新される。すなわち、代表接続される
各ファクシミリ端末装置31〜40のうち、先頭に位置
するファクシミリ端末装置31に対しても、ファクシミ
リ蓄積交換装置10から個別にデータ更新が行なわれ
る。
【0021】なお、代表接続される各ファクシミリ端末
装置31〜40のうち、先頭に位置するファクシミリ端
末装置31以外のファクシミリ端末装置32〜40に対
し個別にデータ変更を行なう場合には、ファクシミリ蓄
積交換装置10から、上記各ファクシミリ端末装置32
〜40の内線IL12〜IL20に各々付与されている個別
アクセス番号“6002”〜“6010”を着信先とし
て発呼すればよい。
【0022】このように本実施例は、代表接続される各
ファクシミリ端末装置31〜40のうち先頭に位置する
ファクシミリ端末装置31を全二重端末により構成する
とともに、このファクシミリ端末装置31とPBX20
との間を、代表アクセス番号“6500”が付与された
内線IL30と、個別アクセス番号“6001”が付与さ
れた内線IL11とを介してそれぞれ接続し、ファクシミ
リ蓄積交換装置10から上記ファクシミリ端末装置31
に対し個別にデータ更新のための通信を行なう場合に
は、上記個別アクセス番号“6001”を着信先として
発呼を行なうようにしている。
【0023】したがって本実施例によれば、代表接続さ
れる各ファクシミリ端末装置31〜40のうち先頭に位
置するファクシミリ端末装置31に対しても、ファクシ
ミリ蓄積交換装置10から通常の発呼手順で相手先を特
定して個別にデータ更新を行なうことができる。このた
め、従来のようにファクシミリ蓄積交換装置10および
ファクシミリ端末装置31〜40にそれぞれ被呼送信機
能および発呼受信機能という特殊な通信機能を設ける必
要は無くなり、これにより安価でかつ汎用性に富んだシ
ステムを提供することができる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例ではファクシミリ通信
システムを例にとって説明したが、他に電子メールシス
テムや、端末装置としてパーソナルコンピュータなどの
データ端末を使用したデータ通信システム、端末装置と
して電話装置を使用した電話通信システムなどに適用し
てもよい。また、前記実施例では交換機としてPBXを
用いたシステムを例に説明したが、交換機として公衆網
を適用した場合にも同様に適用可能である。
【0025】その他、代表接続される端末装置の台数や
新規登録または更新の対象となるデータの種類、センタ
装置、交換機および端末装置の構成などについても、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、代表接続
される複数の端末装置のうち先頭に位置する端末装置を
全二重通信が可能な構成として、この端末装置と交換機
との間を代表アクセス番号が付与された第1の通信回線
および個別アクセス番号が付与された第2の通信回線を
それぞれ介して接続するとともに、上記代表接続される
複数の端末装置のうち上記先頭に位置する端末装置以外
の端末装置と上記交換機との間をそれぞれ個別アクセス
番号が付与された通信回線を介して接続し、センタ装置
は、上記代表接続された複数の端末装置に対し通常の通
信を行なう場合には上記第1の通信回線に付与された代
表アクセス番号を選択して発呼し、かつ上記代表接続さ
れた複数の端末装置の各々に対し個別に通信を行なう場
合には上記第2の通信回線に付与された個別アクセス番
号を選択して発呼するようにしたものである。
【0027】したがって本発明によれば、代表接続され
る複数の端末装置に対し、特殊な通信機能を必要とする
ことなくセンタ装置からデータ登録・更新等のための通
信を任意に個別に行なうことができ、これにより安価で
かつ汎用性に富んだ交換通信システムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるファクシミリ通信シ
ステムの概略構成を示すブロック図。
【図2】図1に示したシステムの構内交換機の構成を示
す回路ブロック図。
【図3】図1に示したシステムのファクシミリ蓄積交換
装置の構成を示す回路ブロック図。
【図4】図2に示した構内交換機で使用される着信先テ
ーブルの記憶内容の一例を示す図。
【図5】図3に示したファクシミリ蓄積交換装置で使用
される発信先テーブルの記憶内容の一例を示す図。
【図6】図3に示したファクシミリ蓄積交換装置の主制
御装置の制御手順および制御内容を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
10…ファクシミリ蓄積交換装置(S/F)、11…主
制御装置(CPU)、12…入力表示装置(CRT/K
B)、13…出力装置(LP)、14…記憶装置(DI
SK)、CCE1〜CCE10…通信制御装置、20…構
内交換機(PBX)、21…タイムスイッチ(TS)、
22…タイムスイッチ制御回路(TSC)、23…バ
ス、24…中央制御回路(CC)、25…主記憶部(M
EM)、26…外部インタフェース回路(I/F)、2
7…保守用端末、IL1〜IL10…第1の内線群、IL
11〜IL20…第2の内線群、IL30…代表アクセス用の
内線、LC1〜LC10…第1のライン回路群、LC11〜
LC20…第2のライン回路群、LC30…代表アクセス用
のライン回路、31〜40…ファクシミリ端末装置(F
AX)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置と複数の端末装置との間が交
    換機を介して接続され、かつ上記各端末装置のうちの少
    なくとも2台が上記交換機により代表アクセス番号にて
    代表接続される交換通信システムにおいて、 前記代表接続される複数の端末装置のうち先頭に位置す
    る端末装置を全二重通信が可能な構成として、この端末
    装置と前記交換機との間を前記代表アクセス番号が付与
    された第1の通信回線および個別アクセス番号が付与さ
    れた第2の通信回線をそれぞれ介して接続するととも
    に、前記代表接続される複数の端末装置のうち前記先頭
    に位置する端末装置以外の端末装置と前記交換機との間
    をそれぞれ個別アクセス番号が付与された通信回線を介
    して接続し、 かつ前記センタ装置は、前記代表接続された複数の端末
    装置に対し通常の通信を行なう場合には前記第1の通信
    回線に付与された代表アクセス番号を選択して発呼し、
    かつ前記代表接続された複数の端末装置の各々に対し個
    別に通信を行なう場合には前記第2の通信回線に付与さ
    れた個別アクセス番号を選択して発呼することを特徴と
    する交換通信システム。
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