JPH05183750A - 画像信号の白黒2値化方法 - Google Patents

画像信号の白黒2値化方法

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JPH05183750A
JPH05183750A JP3330425A JP33042591A JPH05183750A JP H05183750 A JPH05183750 A JP H05183750A JP 3330425 A JP3330425 A JP 3330425A JP 33042591 A JP33042591 A JP 33042591A JP H05183750 A JPH05183750 A JP H05183750A
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JP
Japan
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mode
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black
binarization
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Pending
Application number
JP3330425A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kuramoto
宏 倉本
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH05183750A publication Critical patent/JPH05183750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像信号の白黒2値化方法において、通常モー
ドや中間調モードのいずれのモードでも、共通の処理に
よって白黒2値化できるようする。 【構成】予め、中間調モード選択時には、所定のディザ
基準値を特定のメモリエリアに順次書き込む一方、通常
モード選択時には、上記同一のメモリエリアの全てに等
しい2値化基準値を書き込んでおき、ファクシミリ送信
時やコピー時には、送信原稿から読み取った画像信号を
上記特定のメモリエリアから順次読み出した基準値と比
較して白黒2値化するようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に適
用される画像信号の白黒2値化方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置では、CCDなどの撮
像素子によって送信原稿から読み取った画像信号を所定
の閾値で白黒2値化して画像データを求め、求めた2値
化画像データに対応した電気信号を送信先に伝送するよ
うになっている。
【0003】図5は、このような白黒2値化回路の一例
を示したもので、画像読取が開始された時点で切換スイ
ッチSW1A,SW1Bが接点a側に接続されて通常モ
ードに設定されているときは、信号処理部101では、
ROM104の特定エリアから2値化基準値104aを
読み込み、A/D変換回路102から出力されるデジタ
ル画像データを受けてシェーディング補正回路103か
ら出力されるシェーディング補正データに基づいて補正
した2値化基準値を求め、求めた補正2値化基準値をD
/A変換回路105でアナログの2値化基準値に変換し
てコンパレータ105に送出し、コンパレータ105に
よって、画像信号を補正された2値化基準値で順次白黒
2値化した画像データを求めるようにされている(図6
ステップ2000,2001,2006〜2009参
照)。
【0004】また、画像読取が開始された時点で切換ス
イッチSW1A,SW1Bが接点b側に接続されて中間
調モードに設定されているときは、信号処理部101で
は、ROM104の特定エリアからディザ基準値104
bを読み込み、読み込んだディザ基準値をシェーディン
グ補正したディザ基準値を求め、求めた補正されたディ
ザ基準値をアナログ変換してコンパレータ105によっ
て画像信号を白黒2値化するようにされている(図6ス
テップ2000〜2005参照)。
【0005】ところが、このような構成の白黒2値化回
路では、通常モードと中間調モードとで、ROM104
から読み出す2値化基準値やディザ基準値の格納されて
いるアドレスエリアや処理内容が異なるため、信号処理
部101では、設定されたモードに応じて、異なった処
理プログラムに分岐して白黒2値化処理を行わざるを得
ず、処理プログラムの構成が複雑になる上に、プログラ
ム容量が増大するため改善が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みて提案されるもので、通常モードや中間調モードのい
ずれのモードで送信原稿から画像を読み取る場合であっ
ても、同一の処理によって白黒2値化できるようにし、
これによって処理を簡略化させた画像信号の白黒2値化
方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明は、予め、中間調モード選択時に
は、所定のディザ基準値を特定のメモリエリアに順次書
き込む一方、通常モード選択時には、上記同一のメモリ
エリアの全てに等しい2値化基準値を書き込んでおき、
ファクシミリ送信時やコピー時には、送信原稿から読み
取った画像信号を上記特定のメモリエリアから順次読み
出した基準値と比較して白黒2値化するようにされてい
る。
【0008】
【作用】本発明の画像データの白黒2値化処理方法で
は、予め、中間調モード設定時には、所定のディザ基準
値を特定のメモリエリアに順次書き込む一方、通常モー
ド設定時には、上記同一のメモリエリアの全てに等しい
2値化基準値を順次書き込んでおく。そして、原稿の画
像読取時には、読み取った画像信号を上記特定のメモリ
エリアから順次読み出した基準値と比較して白黒2値化
するようにされている。このため、撮像素子で読み取っ
た画像データを、特定のメモリエリアから読み出した基
準値と比較して白黒2値化させるだけで、モードに応じ
た白黒2値化を行うことが可能となり、白黒2値化処理
を共通化させることができる。
【0009】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の画像データの白黒2値化方法
を実施するための白黒2値化回路1を示したもので、図
において、10は各部の信号処理を行う信号処理部、1
1はCCDなどの撮像素子(不図示)によって送信原稿
から読み取られた画像信号を対応したデジタルデータに
変換するA/D変換回路、12はデジタル変換された画
像データを受けてシェーディング補正データを出力する
シェーディング補正回路、13は2値化基準値生成プロ
グラム13aおよびディザ基準値生成プログラム13b
を含む各種の処理プログラムを予め格納したROM、1
4は予め定められた特定の書込エリア14aを有したR
AM、15は信号処理部10から出力されるデジタル信
号の基準値をアナログ信号に変換するD/A変換回路、
16は画像データを基準値と比較して白黒2値化するコ
ンパレータ、17は画像データの濃度をマニュアル設定
するための濃度設定部、18は通常モードと中間調モー
ドとを切換設定するモード切換スイッチである。
【0010】ROM13の2値化基準値生成プログラム
13aは、モード切換スイッチ18が接点a側に接続さ
れて通常モードに設定されているときには、濃度設定部
17の設定に応じた2値化基準値(例えば、16諧調中
の5など)を生成し、RAM14の特定エリア14aの
全てに等しい2値化基準値(5)を書き込むための処理
プログラムであり、他方のディザ基準値生成プログラム
13bは、モード切換スイッチ17が接点b側に接続さ
れて中間調モードに設定されれているときには、濃度設
定部17の設定に応じたディザ基準値(16諧調中から
生成されたディザマトリクス)を生成し、RAM14の
特定エリア14aに順次書き込むための処理プログラム
である。
【0011】シェーディング補正回路12は、CCDな
どの撮像素子の非直線性を補償するために、送信原稿の
全白部分の画像信号をA/D変換回路11でデジタル化
した信号に応じて、2値化基準値あるいはディザ基準値
を補正するための補正データを信号処理部10に送出す
るようになっている。
【0012】次に、このような構成の本発明方法を実施
するための白黒2値化回路1の動作を、図2のフローチ
ャートを参照しながら説明する。 モード切換スイッチ18を通常モード(接点a側)に
切換設定すると、信号処理部10では、濃度設定部17
の設定に応じた2値化基準値(例えば、16諧調中の5
番目の諧調とする)を生成し、RAM14の特定エリア
14aの全てに等しい2値化基準値(諧調5)を書き込
む(図2ステップ1000,1006,1008参
照)。 一方、モード切換スイッチ18を中間調モード(接点
b側)に換設定すると、信号処理部10では、濃度設定
部17の設定に応じたディザ基準値(ディザマトリク
ス)を生成し、RAM14の特定エリア14aに順次書
き込む(図2ステップ1000,1006,1007参
照)。 ファクシミリ送信あるいはコピーなどのために、送信
原稿の画像読取が開始されると、信号処理部10では、
RAM14の特定エリア14aに格納されている基準値
(設定モードに応じた2値化基準値あるいはディザ基準
値)を、1アドレス毎に読み込んでシェーディング補正
の演算処理を行い、シェーディング補正されたデジタル
基準値をD/A変換回路15でアナログ基準値に変化し
てコンパレータ16に送出する(図2ステップ1000
〜1003参照)。 コンパレータ16では、アナログ画像信号を信号処理
部10側から伝送された基準値と比較して1画素毎に白
黒2値化した画像データを出力させる(図2ステップ1
004,1005参照)。 上記,の処理を、画像信号の読取が終了するまで
繰り返して行う(図2ステップ1002〜1005参
照)。
【0013】図3の(a),(b)は、このような本発
明方法の通常モードにおける画像データの白黒2値化方
法を模式的に示したもので、予め、2値化基準値生成プ
ログラム13aによってRAM14の特定エリア14a
の全てに等しい2値化基準値(例えば諧調5)が書き込
まれているので、書き込まれた2値化基準値を順番に読
み出す毎に、その2値化基準値を閾値として画像信号を
白黒2値化し、これによって、一定の基準値(諧調5)
で白黒2値化を行うようにされている。
【0014】また、図4の(a),(b)は、本発明方
法の中間調モードにおける画像データの白黒2値化方法
を模式的に示したもので、予め、ディザ基準値生成プロ
グラム13bによってRAM14の特定エリア14aに
ディザ基準値(ディザマトリクス)が書き込まれている
ので、書き込まれたディザ基準値を順番に読み出す毎
に、その基準値を閾値として画像信号を白黒2値化する
ようになっている。
【0015】このように、本発明の画像データの白黒2
値化方法によれば、メモリの特定エリアには、設定モー
ドに応じた2値化基準値あるいはディザ基準値が予め格
納されているので、設定されたモードにかかわらず、読
み取った画像データをメモリの特定エリアから順次読み
だした基準値と比較して白黒2値化させるだけで、モー
ドに応じた白黒2値化を行うことが可能となり、処理を
共通化することができる。
【0016】尚、上記説明では、ROMに2値化基準値
生成プログラムとディザ基準値生成プログラムとを格納
しておき、プログラム処理によって生成した基準値をR
AMの特定エリアに書き込む構成としているが、予めR
OMの特定エリアに、各々2値化基準値とディザ基準値
とを格納しておき、設定モードに応じて、基準値を読み
込むROMのアドレスのオフセット指定を変更させるよ
うな方法によって、略同一の処理プログラムとすること
も可能である。
【0017】また、上述した本発明方法を実施するため
の白黒2値化回路では、アナログコンパレータを用いた
構成として述べているが、デジタルコンパレータを用い
た構成とすることも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の画像データの白黒2値化方法によれば、予め特定の
メモリエリアに、通常モードあるいは中間調モードに応
じた2値化基準値あるいはディザ基準値を格納させ、読
み取った画像データを、特定のメモリエリアから順次読
みだした基準値と比較して白黒2値化させることによっ
て、設定モードに応じた白黒2値化処理を行うことがで
きるので、処理を共通化させることが可能となり、処理
プログラムや構成を簡略化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための画像データの白黒
2値化回路例図である。
【図2】図1に示した白黒2値化回路の動作を説明する
フローチャートである。
【図3】通常モードの2値化動作を模式的に示した説明
図である。
【図4】中間調モードの2値化動作を模式的に示した説
明図である。
【図5】従来の白黒2値化回路例図である。
【図6】図5に示した白黒2値化回路の動作を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
14・・・メモリ(RAM) 14a・・・特定エリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め、中間調モード選択時には、所定のデ
    ィザ基準値を特定のメモリエリアに順次書き込む一方、
    通常モード選択時には、上記同一のメモリエリアの全て
    に等しい2値化基準値を書き込んでおき、ファクシミリ
    送信時やコピー時には、送信原稿から読み取った画像信
    号を上記特定メモリエリアから順次読み出した基準値と
    比較して白黒2値化するようにした画像信号の白黒2値
    化方法。
JP3330425A 1991-12-13 1991-12-13 画像信号の白黒2値化方法 Pending JPH05183750A (ja)

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