JPH0518178Y2 - - Google Patents

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JPH0518178Y2
JPH0518178Y2 JP1987009118U JP911887U JPH0518178Y2 JP H0518178 Y2 JPH0518178 Y2 JP H0518178Y2 JP 1987009118 U JP1987009118 U JP 1987009118U JP 911887 U JP911887 U JP 911887U JP H0518178 Y2 JPH0518178 Y2 JP H0518178Y2
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vehicle
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female member
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両用幌の取付構造に関する。
(従来の技術とその問題点) オープン構造の車両においては、車両のルーフ
を構成するルーフ面部のほか、そのルーフ面部の
両側縁にサイドカーテン、後縁にリヤカーテンを
一体に形成した幌が装備されていて、第3図に示
すようにこの幌1を必要に応じて車両2に取付け
できるように構成されている。
このような幌1の車両2への取付構造として、
従来より第4図に示す構造のもの(実開昭55−
125827号公報)が提案されている。
第4図は第3図の車両2のA−A矢視断面図を
示したものであつて、この取付構造では、車両2
の側部2a表面にその側部2aの上縁に平行とな
る凹溝3を設け、この凹溝3の複数個所に雌ホツ
ク4aを設ける一方、幌1のサイドカーテン1a
の下端部に上記各雌ホツク4aに対応する複数の
雄ホツク4bを設けて、幌1側の各雄ホツク4b
をこれらに対応する車両2側の雌ホツク4aにそ
れぞれ止めることにより、幌1のサイドカーテン
1aを車両2の側部2aに連結するように構成さ
れている。
しかしながら、第4図に示す従来例の取付構造
では、幌1の取付け時に車両2側に配列された複
数個に及ぶ雌ホツク4aに対して、これらに対応
する幌1側の各雄ホツク4bを1つづつ着脱しな
ければならず、取付け・取外しの操作性が極めて
悪いという問題があつた。
また、取外し時に幌1を引張つて取り外そうと
すると、引張り力が雄ホツク4bの取付け部に集
中して幌1に破れが生じるという問題もあつた。
(考案の目的) この考案は、上記問題を解決するためになされ
たもので、幌の取付け・取外し操作が簡単で取外
し時に幌を破るなどのおそれもない車両用幌の取
付構造を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するための技術的手段は、車両
の幌取付部外表面に沿つて、表面に幌取付部に沿
つて連続状の係合溝が一体成形された可とう性材
料からなる雌部材が設けられ、車両の前記外表面
に対応する幌の端縁部裏面側に沿つて、前記雌部
材の係合溝に外面側から着脱自在に押し込み嵌合
される係合突条が連続上に一体成形された可とう
性材料からなる雄部材が設けられ、該雄部材は係
合突条位置より幌の端縁方向に延長形成された延
長部を備え、該延長部の延長端縁を幌の端縁で折
り返し状に覆つて、雄部材と幌とが止着されてな
る点にある。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例である車両用幌の
取付構造の縦断面図(第3図のA−A矢視断面図
に相当)、第2図は車両コーナ部における幌側の
斜視図を示す。
この取付構造では、車両5の両側部からリヤー
部にかけてその上縁に近い外表面(第1図では左
側の側部5aを示す)に、樹脂などの可とう性材
料からなり表面に係合溝6が連続上に成形された
帯状の雌部材7が、その係合溝6を車両5の側部
5a、リヤー部の上縁とほぼ平行に揃え、ビス8
などにより締付け固定して取り付けられている。
上記係合溝6の口縁には内向きのリツプ部6aが
形成され、これにより係合溝6の開口幅を溝内の
幅より狭くしてある。また、この係合溝6の下辺
側には、下向きに傾斜して突出する係止突部9が
一体に成形されている。
一方、上記車両5の側部5a、リヤー部に対応
する幌10のサイドカーテン10a、リヤーカー
テン10bの下辺部の裏面側には、同じく樹脂な
どの可とう性材料からなり表面に上記雌部材7の
係合溝6に着脱自在に嵌合する係合突条11が連
続状に一体成形された帯状の雄部材12が、その
係合突条11を係合溝6と平行に揃え、リベツト
13などで止着して取り付けられている。上記係
合突条11の先端には上向きに曲がつて係合溝6
のリツプ部6aと係合するフツク部11aが形成
され、これにより係合突条11の先端部の幅は係
合溝6の開口幅よりやや大きくなつている。ま
た、この係合突条11より下辺側には、上向きに
傾斜して雌部材7側の係止突部9に係止する係止
爪部14が一体成形され、雄部材12は上記係止
爪部14よりさらに下方に延長形成された延長部
12aを備え、この延長部12aの下端縁を幌1
0のサイドカーテン10a、リヤーカーテン10
bの下端縁で折り返し状に覆つて互いに止着され
ている。
幌10のサイドカーテン10aとリヤーカーテ
ン10bとは第2図に示すようにフアスナー15
によつて接続・分離が自在にできるようにしてあ
り、このフアスナー15による接続・分離の邪魔
にならないように、上記雄部材12はサイドカー
テン10a側とリヤーカーテン10b側とに分け
て取り付けられている。第2図において、16は
雄部材12に形成されたリベツト穴である。
上記取付構造では、幌10側に取り付けられて
いる雄部材12の係合突条11を、車両5側に取
り付けられている雌部材7の係合溝6に外面側か
ら押し当てて押し込み嵌合させることにより、車
両5表面への幌10の取付け操作が容易に行え
る。この取付け動作において、係合突条11のフ
ツク部11aは係合溝6の開口を押し開いて弾性
変形させることにより、係合溝6のリツプ部6a
に係合する。また、この取付け時に雄部材12全
体を雌部材7側に押し当てると、雌部材7側の係
止突部9と雄部材12側の係止爪部14の相互の
弾性変形により、これらの間が第1図に示すよう
に互いに係合して、幌10に上方へ向けて強い引
張り力が働いた場合に、係合溝6と係合突条11
の係合だけでは不十分な結合強度が、上記係止突
部9と係止爪部14の係合によつて補強されるこ
とになる。
また車両5の両側部からリヤー部にかけて取り
付けられた雌部材7に成形された連続状の係合溝
6内に、対応する幌10のサイドカーテン10
a、リヤーカーテン10bの下辺部の裏面側に取
り付けられた雄部材12に成形された連続状の係
合突状11を嵌合させて係合させる方式であるた
め、車両5と幌10との取付部におけるシール性
が向上できる。さらに雌部材7および雄部材12
の双方が可とう性材料からなるため、車両5の両
側部やリヤー部の上縁部分の外表面に湾曲部分が
存在しても、良好に取り付けることができる。ま
た幌10のサイドカーテン10a,リヤーカーテ
ン10bが、その下端縁で延長部12aの下端縁
を折り返し状に覆つて止着されているため、幌1
0取付状態において、雄部材12が外部から見え
難く、しかも延長部12aによつて幌10に張り
をもたせることができ、外観向上がはかれる。
幌10を取り外す場合には、雄部材12の下端
側の延長部12aを把んでそのまま捲り上げるだ
けで、係止突部9と係止爪部14との係合および
係合溝6と係合突条11の係合が解かれ、車両5
に対する幌10の連結か解かれる。上記取外し操
作において、係合溝6、係合突条11は雌部材7
および雄部材12にそれぞれ連続的に一体成形さ
れたものであり、また延長部12aを利用して取
外す方式であるため、引張り力が幌10側の一個
所に集中することがなく、取外し時における幌1
0の破れが有効に防止できるとともに取外し操作
が容易に行える。
(考案の効果) 以上のように、この考案の車両用幌の取付構造
によれば、車両側の可とう性雌部材に連続的に一
体成形された係合溝に対し、幌側の可とう性雄部
材に連続的に一体成形された係合突条を外面側か
ら着脱自在に押し込み嵌合させることにより、上
記雌部材、雄部材を介して幌を車両に連結するよ
うにしているので、着脱操作が極めて簡単である
とともに、車両と幌との取付部におけるシール性
も良好となる。また、延長部を利用して取外す方
式であり、取外し時に引張り力が幌の一個所に集
中することがなく、幌の破れが有効に防止できる
とともに取外し操作もより容易となる。さらに雌
部材および雄部材の双方が可とう性材料からなる
ため、車両の幌取付部外表面に湾曲部分が存在し
ても幌を良好に取り付けることができ、また幌の
端縁で延長部の延長端縁を折り返し状に覆つて雄
部材と幌とが止着されているため、雄部材が外部
から見え難く、しかも延長部によつて幌に張りを
もたせることができ、外観向上もはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である車両用幌の
取付構造の縦断面図、第2図は車両のコーナ部に
対応する幌側の構造を示す斜視図、第3図は幌の
取り付けられている車両の外観斜視図、第4図は
従来例を示す縦断面図である。 5……車両、6……係合溝、7……雌部材、1
0……幌、11……係合突条、12……雄部材、
12a……延長部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の幌取付部外表面に沿つて、表面に幌取付
    部に沿つて連続上の係合溝が一体成形された可と
    う性材料からなる雌部材が設けられ、車両の前記
    外表面に対応する幌の端縁部裏面側に沿つて、前
    記雌部材の係合溝に外面側から着脱自在に押し込
    み嵌合される係合突条が連続状に一体成形された
    可とう性材料からなる雄部材が設けられ、該雄部
    材は係合突状位置より幌の端縁方向に延長形成さ
    れた延長部を備え、該延長部の延長端縁を幌の端
    縁で折り返し状に覆つて、雄部材と幌とが止着さ
    れてなることを特徴とする車両用幌の取付構造。
JP1987009118U 1987-01-23 1987-01-23 Expired - Lifetime JPH0518178Y2 (ja)

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JP1987009118U JPH0518178Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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JP1987009118U JPH0518178Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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JPS63115822U JPS63115822U (ja) 1988-07-26
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JPS55178423U (ja) * 1979-06-11 1980-12-22
JPH0356414Y2 (ja) * 1985-05-13 1991-12-18

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