JPS5928922Y2 - 車両用フロアカ−ペツトの取付構造 - Google Patents
車両用フロアカ−ペツトの取付構造Info
- Publication number
- JPS5928922Y2 JPS5928922Y2 JP18516381U JP18516381U JPS5928922Y2 JP S5928922 Y2 JPS5928922 Y2 JP S5928922Y2 JP 18516381 U JP18516381 U JP 18516381U JP 18516381 U JP18516381 U JP 18516381U JP S5928922 Y2 JPS5928922 Y2 JP S5928922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor carpet
- carpet
- plate
- floor
- kiraking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用フロアカーペットの取付構造に関し、更
に詳細に説明すると、フロアカーペットの端部を覆う状
態で取付けられるキラキングブレートを有する車両用フ
ロアカーペットの取付構造に関する。
に詳細に説明すると、フロアカーペットの端部を覆う状
態で取付けられるキラキングブレートを有する車両用フ
ロアカーペットの取付構造に関する。
従来の車両用フロアカーペットの取付構造はフロアカー
ペットの端部を中央部が略々逆U字状に形成されたキラ
キングプレートにより被覆し、この状態でキラキングプ
レートをビス止め等の固着手段によりボディパネル側に
固定し、更にキラキングプレートのフロアカーペットに
近接する側に爪部會たは突起を形威し、この爪部オたは
突起をフロアカーペットに差し込み、會たは喰い込ませ
るようにしてフロアカーペットを固定していた。
ペットの端部を中央部が略々逆U字状に形成されたキラ
キングプレートにより被覆し、この状態でキラキングプ
レートをビス止め等の固着手段によりボディパネル側に
固定し、更にキラキングプレートのフロアカーペットに
近接する側に爪部會たは突起を形威し、この爪部オたは
突起をフロアカーペットに差し込み、會たは喰い込ませ
るようにしてフロアカーペットを固定していた。
然し乍ら、キラキングプレートとフロアカーペットが固
定状態にある場合には、フロアカーペットに種々の荷重
が加えられた際にフロアカーペットの端部が引張力を受
け、フロアカーペットが損傷したり、キラキングプレー
トが変形する虞れを有し、また中央部の逆U字状の頂部
付近が車両の乗降の際に着座者の訛の踵等が衝突し、衝
撃を受けやすく、この衝撃力によりキラキングプレート
よりフロアカーペットが離脱する方向に力を受は易く、
フロアカーペットが弛み易く、このフロアカーペットの
弛みを修理する場合にはキラキングプレートを増外して
行なわなければならない欠点を有し、またキラキングプ
レートをフロアカーペットを配設する前に増付ける事が
出来ないものであった。
定状態にある場合には、フロアカーペットに種々の荷重
が加えられた際にフロアカーペットの端部が引張力を受
け、フロアカーペットが損傷したり、キラキングプレー
トが変形する虞れを有し、また中央部の逆U字状の頂部
付近が車両の乗降の際に着座者の訛の踵等が衝突し、衝
撃を受けやすく、この衝撃力によりキラキングプレート
よりフロアカーペットが離脱する方向に力を受は易く、
フロアカーペットが弛み易く、このフロアカーペットの
弛みを修理する場合にはキラキングプレートを増外して
行なわなければならない欠点を有し、またキラキングプ
レートをフロアカーペットを配設する前に増付ける事が
出来ないものであった。
本考案の目的は、キラキングプレートとフロアカーペッ
トとを固定状態で連結する事なく、然もキラキングプレ
ートによりフロアカーペットの端部を確実に保持する事
が出来、フロアカーペットに種々の荷重が加えられた際
にフロアカーペットの端部を損傷させたり、キラキング
プレートが変形する事がなく、寸たキラキングプレート
の中央部の逆U字状の頂部付近が靴の踵等により衝撃を
受けた場合にフロアカーペットが離脱する方向に力を受
ける事がなく、反対にフロアカーペットが緊張する方向
に引張られ、フロアカーペットに弛みを与える虞れがな
く、オた極めて強い荷重が与えられた場合にキラキング
プレートよりフロアカーペットを損傷させる事なく移動
させる事が出来、フロアカーペットに弛みが生じた場合
にキラキングプレートを摩外す事なく調整する事が出来
る車両用フロアカーペットの取付構造を提供するもので
、以下図面を参照して詳述する所より明らかとなるであ
ろう。
トとを固定状態で連結する事なく、然もキラキングプレ
ートによりフロアカーペットの端部を確実に保持する事
が出来、フロアカーペットに種々の荷重が加えられた際
にフロアカーペットの端部を損傷させたり、キラキング
プレートが変形する事がなく、寸たキラキングプレート
の中央部の逆U字状の頂部付近が靴の踵等により衝撃を
受けた場合にフロアカーペットが離脱する方向に力を受
ける事がなく、反対にフロアカーペットが緊張する方向
に引張られ、フロアカーペットに弛みを与える虞れがな
く、オた極めて強い荷重が与えられた場合にキラキング
プレートよりフロアカーペットを損傷させる事なく移動
させる事が出来、フロアカーペットに弛みが生じた場合
にキラキングプレートを摩外す事なく調整する事が出来
る車両用フロアカーペットの取付構造を提供するもので
、以下図面を参照して詳述する所より明らかとなるであ
ろう。
第1図及び第2図には、本考案に係る車両用フロアカー
ペットの取付構造の一実施例の概略が夫夫示されており
、このフロアカーペット1は表面側にバイル2が、裏面
側に樹脂層或いは基布等からなる裏打材3が設けられて
形成され、このフロアカーヘット1が加熱プレスされて
所定の形状ヲ保って形成されている。
ペットの取付構造の一実施例の概略が夫夫示されており
、このフロアカーペット1は表面側にバイル2が、裏面
側に樹脂層或いは基布等からなる裏打材3が設けられて
形成され、このフロアカーヘット1が加熱プレスされて
所定の形状ヲ保って形成されている。
前記フロアカーペット1はそれ自体形状侶持性が強く、
従ってフロアカーペット1の端部を強固に固定しなくて
も弛みが生じにくいものである。
従ってフロアカーペット1の端部を強固に固定しなくて
も弛みが生じにくいものである。
前記フロアカーペット1はフロアパネル4に沿って配置
され、フロアパネル4の端部がボディパネル5に連結さ
れている。
され、フロアパネル4の端部がボディパネル5に連結さ
れている。
ボディパネル5にはキラキングプレート7がねじ止めそ
の他の固定手段により固定されている。
の他の固定手段により固定されている。
第2図に示すように、キラキングプレート1はボディパ
ネル5に固定される固定部8と、この固定部8よりフロ
アカーペット1側に延びる断面略略逆U字状に形成され
た中央部9と、この中央部9よりフロアカーペット1の
端部側に延びるカーペット当接部10とからなり、前記
カーペット当接部10の先端には爪部11が形成されて
おり、この爪部11がボディパネル5側に屈折されてい
る。
ネル5に固定される固定部8と、この固定部8よりフロ
アカーペット1側に延びる断面略略逆U字状に形成され
た中央部9と、この中央部9よりフロアカーペット1の
端部側に延びるカーペット当接部10とからなり、前記
カーペット当接部10の先端には爪部11が形成されて
おり、この爪部11がボディパネル5側に屈折されてい
る。
略々逆U字状に形成されたキラキングプレートγの中央
部9は下撓性を持たせて形成されてむり、第3図Aに示
す如く、中央部9に鋼材9aを挿入した状態でキラキン
グプレート7を合成樹脂により成形し、第3図Btたは
第3図Cに示す如く、中央部9内周面または外周面に凹
凸部9bを夫々形成し、中央部9に夫々可撓性を持たせ
ている。
部9は下撓性を持たせて形成されてむり、第3図Aに示
す如く、中央部9に鋼材9aを挿入した状態でキラキン
グプレート7を合成樹脂により成形し、第3図Btたは
第3図Cに示す如く、中央部9内周面または外周面に凹
凸部9bを夫々形成し、中央部9に夫々可撓性を持たせ
ている。
前記爪部11は第4図A〜Dに示す如く、先端が鋭角に
形成されたものを連続的に形成しく第4図A)、さたは
所定の間隔を置いて形成しく第4図B)、先端が偏平或
いは彎曲状のものを連続的に形成しく第4図C及びD)
、オたは所定の間隔を置いて形成し、更に先端部全体を
一つの爪部11とするもの等種々に形成する事が出来る
。
形成されたものを連続的に形成しく第4図A)、さたは
所定の間隔を置いて形成しく第4図B)、先端が偏平或
いは彎曲状のものを連続的に形成しく第4図C及びD)
、オたは所定の間隔を置いて形成し、更に先端部全体を
一つの爪部11とするもの等種々に形成する事が出来る
。
次に第5図に示す如く、キラキングプレート7の固定部
8がボディパネル5に固定されている状態で、その中央
部9に荷重が加えられた場合に、矢印F1の方向より荷
重が加えられた場合にはPlを回動中心としてカーペッ
ト当接部10が回動し、その結果先端爪部11が矢印A
方向に回動し、フロアカーペット1の端部が矢印Bで示
す固定部8方向に引張られる。
8がボディパネル5に固定されている状態で、その中央
部9に荷重が加えられた場合に、矢印F1の方向より荷
重が加えられた場合にはPlを回動中心としてカーペッ
ト当接部10が回動し、その結果先端爪部11が矢印A
方向に回動し、フロアカーペット1の端部が矢印Bで示
す固定部8方向に引張られる。
同様に矢印F2及びF3 の方向より夫々荷重が加えら
れた場合にはP2及びP3を夫々回梨中心としてカーペ
ット当接部10が回動し、先端爪部11が矢印A方向に
回動し、フロアカーペット1の端部が矢印Bで示す固定
部8方向に同様に引張られる。
れた場合にはP2及びP3を夫々回梨中心としてカーペ
ット当接部10が回動し、先端爪部11が矢印A方向に
回動し、フロアカーペット1の端部が矢印Bで示す固定
部8方向に同様に引張られる。
また、フロアカーペット1をフロアパネル4に配設する
前にキラキングプレート7をボディパネル5に固定し、
キラキングプレート1の中央部90可撓性を利用してカ
ーペット当接部10を上方に引き上げ、フロアカーペッ
ト1の端部をカーペット当接部10方向に挿入させる事
も出来る。
前にキラキングプレート7をボディパネル5に固定し、
キラキングプレート1の中央部90可撓性を利用してカ
ーペット当接部10を上方に引き上げ、フロアカーペッ
ト1の端部をカーペット当接部10方向に挿入させる事
も出来る。
この際カーペット当接部10を上方に引き上げなくても
、カーペット当接部10の爪部11がボディパネル5側
に屈折されているので、フロアカーペット1を第5図に
示す矢印B方向へ容易に挿入させる事が出来る。
、カーペット当接部10の爪部11がボディパネル5側
に屈折されているので、フロアカーペット1を第5図に
示す矢印B方向へ容易に挿入させる事が出来る。
以上が本考案に係る車両用フロアカーペットの取付構造
の一実施例の構成であるが、斯る構成に依れば、キラキ
ングプレートとフロアカーペットとが固定状態で連結さ
れていないので、フロアカーペットに種々の荷重が加え
られた場合にフロアカーヘットの端部を損傷させたり、
キラキングプレートを変形させる虞れがなく、キラキン
グプレートの中央部付近が衝撃を受けた場合にはフロア
カーペットを緊張する方向に引張るので、フロアカーペ
ットに弛みを与えず、存在する弛みを反対に解消させる
ように作用する。
の一実施例の構成であるが、斯る構成に依れば、キラキ
ングプレートとフロアカーペットとが固定状態で連結さ
れていないので、フロアカーペットに種々の荷重が加え
られた場合にフロアカーヘットの端部を損傷させたり、
キラキングプレートを変形させる虞れがなく、キラキン
グプレートの中央部付近が衝撃を受けた場合にはフロア
カーペットを緊張する方向に引張るので、フロアカーペ
ットに弛みを与えず、存在する弛みを反対に解消させる
ように作用する。
寸たフロアカーペットに弛みがある場合にキラキングプ
レートを摩外す事なく調整が出来、寸たキラキングプレ
ートを固着した後でフロアカーペットを増付ける事が出
来る。
レートを摩外す事なく調整が出来、寸たキラキングプレ
ートを固着した後でフロアカーペットを増付ける事が出
来る。
尚、ボディパネル5の上方に摩付けられる車両のドアの
開閉により、前記キラキングプレート7の中央部9が押
圧され或いは抑圧を解除するように構成すれば、ドアを
閉じた状態におけるカーペット端部支持力が増し、斗た
ドアの開閉により前記カーペット当接部10の爪部11
がフロアカーペット1の端部を固定部8方向に引張るよ
うにする事が出来る。
開閉により、前記キラキングプレート7の中央部9が押
圧され或いは抑圧を解除するように構成すれば、ドアを
閉じた状態におけるカーペット端部支持力が増し、斗た
ドアの開閉により前記カーペット当接部10の爪部11
がフロアカーペット1の端部を固定部8方向に引張るよ
うにする事が出来る。
第1図は本考案に係る車両用フロアカーペットの取付構
造の一実施例の概略を示す断面説明図、第2図はキラキ
ングプレートの概略的斜横図、第3図A〜Cはキラキン
グプレートの断面説明図、第4図A−Dはカーペット当
接部の爪部の形状を夫々示す正面説明図、第5図はキラ
キングプレートの中央部付近に荷重が与えられた場合の
カーペット当接部の爪部とフロアカーペットの端部の動
作を示す断面説明図である。 図中、1・・・・・・フロアカーペット、4・・・・・
・ノロアバネル、5・・・・・・ボディパネル 1・・
・・・・キラキングプレート、8・・・・・・固定部、
9・・・・・・中央部、9a・・・・・・鋼材、9b・
・・・・・凹凸部、10・・・・・・カーペット当接部
、11・・・・・・爪部。
造の一実施例の概略を示す断面説明図、第2図はキラキ
ングプレートの概略的斜横図、第3図A〜Cはキラキン
グプレートの断面説明図、第4図A−Dはカーペット当
接部の爪部の形状を夫々示す正面説明図、第5図はキラ
キングプレートの中央部付近に荷重が与えられた場合の
カーペット当接部の爪部とフロアカーペットの端部の動
作を示す断面説明図である。 図中、1・・・・・・フロアカーペット、4・・・・・
・ノロアバネル、5・・・・・・ボディパネル 1・・
・・・・キラキングプレート、8・・・・・・固定部、
9・・・・・・中央部、9a・・・・・・鋼材、9b・
・・・・・凹凸部、10・・・・・・カーペット当接部
、11・・・・・・爪部。
Claims (1)
- フロアカーペットの端部を覆う状態で増付けられるキッ
チングプレートを有する車両用フロアカーペットの取付
構造において、前記キラキングプレートは車両のボディ
パネルに固定される固定部と、該固定部よりフロアカー
ペット側に延びる略略逆U字状に形成された中央部と、
該中央部よりフロアカーペットの端部側に延びる先端に
爪部を有するカーペット当接部とを有し、前記逆U字状
の中央部が可撓性を有すると共、に前記爪部の先端が車
両のボディパネル側に屈折され、前記逆U字状の中央部
に荷重が加えられた場合に前記爪部が前記フロアカーペ
ットの端部を前記固定部方向に引張るように形成されて
いる事を特徴とする車両用フロアカーペットの取付構造
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18516381U JPS5928922Y2 (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 車両用フロアカ−ペツトの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18516381U JPS5928922Y2 (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 車両用フロアカ−ペツトの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5889442U JPS5889442U (ja) | 1983-06-17 |
JPS5928922Y2 true JPS5928922Y2 (ja) | 1984-08-20 |
Family
ID=29985967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18516381U Expired JPS5928922Y2 (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 車両用フロアカ−ペツトの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928922Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-12 JP JP18516381U patent/JPS5928922Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5889442U (ja) | 1983-06-17 |
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