JPH0236737Y2 - - Google Patents

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JPH0236737Y2
JPH0236737Y2 JP1984044269U JP4426984U JPH0236737Y2 JP H0236737 Y2 JPH0236737 Y2 JP H0236737Y2 JP 1984044269 U JP1984044269 U JP 1984044269U JP 4426984 U JP4426984 U JP 4426984U JP H0236737 Y2 JPH0236737 Y2 JP H0236737Y2
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JP
Japan
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boot
console
horizontal
edge
opening
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JP1984044269U
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JPS60156033U (ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両の床部に対するシフトレバーの支
持部を覆うシフトレバーブーツの取付構造に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、この種のシフトレバーブーツの取付構造
として、例えば実開昭56−334公報に開示される
ように、床板の開口縁部にバーリング加工により
立ち上り縁部を形成し、立ち上り縁部を上下両面
から挟持するリツプを、弾性部材からなるブーツ
の下端縁部に形成したものが知られている。この
取付構造はブーツの装着が非常に容易である反
面、無理な外力が作用するとブーツが外れてしま
うか、立ち上がり縁部によりリツプが損傷される
恐れがある。
実開昭58−9824号公報に開示されるシフトレバ
ーブーツの取付構造は、コンソールの開口に形成
した水平縁部の穴へ、ブーツの下端縁部に結合し
た保持体のやじり状の係止片を挿通係合して、ブ
ーツをコンソールに固定するものである。保持体
は硬質の合成樹脂から成形されるもので、内外1
対の挟持板の間にブーツの下端縁部を挟み、かつ
一方の挟持板の突起を他方の挟持板の孔へ係合し
てブーツに結合される。
上述のシフトレバーブーツの取付構造では、ブ
ーツに予め結合される保持体の構成が非常に複雑
であり、保持体の成形やブーツへの組付に手数が
掛り、コストが嵩むという問題がある。また、保
持体は上下方向の外力に対し不安定であり、1対
の挟持板が緩むとコンソールから外れやすい。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は上述の問題に鑑み、構成が簡単
でコンソールの開口にブーツの下端縁部を安定確
実かつ容易に取り付けられるシフトレバーブーツ
の取付構造を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成はコ
ンソールの開口の水平縁部に開口中心側へ突出す
るやじり状の水平突起と下方へ突出するピンとを
一体に形成し、蛇腹状のブーツの下端縁部をコン
ソールの水平縁部を上下両面から挟む上フランジ
と下フランジとを備えた断面コ字形とし、上フラ
ンジと下フランジとの間の垂直壁に水平突起を挿
通係合する穴を、下フランジにピンを挿通係合す
るピン穴をそれぞれ備えたものである。
[作用] ブーツの上下フランジはコンソールの水平縁部
を挟むように重なり、ブーツに上下方向の外力が
作用しても、ブーツの脱落を阻止する。
ブーツの下フランジのピン穴はコンソールの水
平縁部のピンに係合し、ブーツの垂直壁の穴はコ
ンソールの水平縁部の水平突起に係合し、ブーツ
に水平方向の外力が作用しても、ブーツの脱落を
阻止する。
[考案の実施例] 本考案を車両のコンソールに配置されるシフト
レバーの場合の実施例に基づき説明する。第1図
に示すように、車両の運転席と補助席との間を仕
切るように前後方向に延びるコンソール1は、合
成樹脂から成形され、歯車変速機の後方エクステ
ンシヨン部を覆うように床板に固定される。コン
ソール1の上面に小物入れなどが設けられ、また
平坦部5に長方形の開口6が形成される。前述し
たエクステンシヨン部のコントロールロツドに係
合する図示してないシフトレバーが、開口6から
上方へ突出される。開口6はシフトレバーの前
後・左右の傾倒に対して十分な面積を備えてい
る。開口6を覆う蛇腹状のゴム、合成樹脂などか
らなるブーツ2は、上端部に細い筒状のカバー7
を結合され、カバー7に図示してないシフトレバ
ーが嵌合される。
ブーツ2の下端縁部は開口6に次のように固定
される。第2,3図に示すように、コンソール1
の開口6に、平坦部5よりも一段低い水平縁部8
が一体に形成され、水平縁部8に周方向に間隔を
存して下方へ突出する多数のピン4が一体に形成
される。また、水平縁部8から開口6の中心側へ
突出するやじり状の水平突起3が水平縁部8に沿
つて多数配設される。水平突起3は実際には水平
縁部8と同じ厚さの平坦なものであり、第4図に
示すように、水平縁部3の先端部に両側方へ突出
する爪13が形成される。
一方、ブーツ2の下端縁部は第5図に示すよう
に構成される。ブーツ2の下端縁部は垂直壁12
と上下1対のフランジ9,10を備える断面コ字
形とされる。垂直壁12に穴23が設けられ、下
フランジ10にピン穴14が設けられる。穴23
とピン穴14は、コンソール1の開口の水平縁部
8に形成した水平突起3とピン4に対応して多数
設けられる。
上述のように構成したコンソール1の開口6に
ブーツ2の下端縁部を結合するには、まず水平縁
部8の上下両面を挟むようにブーツ2の上下フラ
ンジ9,10を重ね合せ、水平突起3を垂直壁1
2の穴23に挿通係合し、ピン4を下フランジ1
0のピン穴14に挿通係合する。このようにすれ
ば、水平突起3の爪13により、ブーツ2の垂直
壁12とコンソール1の水平縁部8との確実な係
合が達せられる。
ブーツ2に上下方向の外力が作用しても、コン
ソール1の水平縁部8と上下フランジ9,10の
係合により、ブーツ2の脱落が阻止される。ま
た、水平方向の外力が作用しても、爪13を有す
る水平突起3と穴23の係合と、ピン4とピン穴
14との係合により、ブーツ2の脱落が阻止され
る。
保守点検などのためにブーツ2を外す場合は、
ブーツ2の上フランジ側を水平縁部8に対し水平
方向に強く引くと、穴23が押し拡げられて水平
突起3との係合が外れ、ブーツ2の下フランジ側
を押し下げると、ピン穴14とピン4との係合が
外れる。
上述のように、ブーツ2の下端縁部をコンソー
ル1の開口6に対し水平方向と上下方向との外力
を順次及ぼして、ブーツ2が脱着されるものであ
るから、シフトレバーの操作に伴つてブーツ2に
作用する程度の外力では、ブーツ2の下端縁部が
コンソール1の開口6から外れることはない。
なお、工場で組み付ける場合は、予めコンソー
ル1の下側から角錐状をなすブーツ2を開口6へ
挿通し、上フランジ9を引き起して水平縁部8の
上へ重ね合せ、ピン4にピン穴14を、水平突起
3に穴23をそれぞれ係合すれば、作業は一層容
易である。
[考案の効果] 本考案は上述のように、コンソールの開口の水
平縁部に開口中心側へ突出するやじり状の水平突
起と下方へ突出するピンとを一体に形成し、蛇腹
状のブーツの下端縁部をコンソールの水平縁部を
上下両面から挟む上フランジと下フランジとを備
えた断面コ字形とし、上フランジと下フランジと
の間の垂直壁に水平突起を挿通係合する穴を、下
フランジにピンを挿通係合するピン穴をそれぞれ
備えてなるから、結合のための当て板やボルトな
どを一切必要とせず、上下・水平方向の外力に対
しブーツがコンソールに安定に固定され、部品点
数が少なく、製作が容易で、組付けが非常に簡単
になり、コストの大幅な削減が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシフトレバーブーツの取
付構造のコンソールからブーツを取り外した状態
を示す斜視図、第2図は同取付構造の側面断面
図、第3図は同切断部分を異にする側面断面図、
第4図は同コンソールの開口の水平縁部の一部を
示す平面図、第5図はブーツの下端縁部の斜視図
である。 1:コンソール、2:ブーツ、3:水平突起、
4:ピン、6:開口、8:水平縁部、9:上フラ
ンジ、10:下フランジ、12:垂直壁、14:
ピン穴、23:穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンソールの開口の水平縁部に開口中心側へ突
    出するやじり状の水平突起と下方へ突出するピン
    とを一体に形成し、蛇腹状のブーツの下端縁部を
    コンソールの水平縁部を上下両面から挟む上フラ
    ンジと下フランジとを備えた断面コ字形とし、上
    フランジと下フランジとの間の垂直壁に水平突起
    を挿通係合する穴を、下フランジにピンを挿通係
    合するピン穴をそれぞれ備えてなる、シフトレバ
    ーブーツの取付構造。
JP4426984U 1984-03-29 1984-03-29 シフトレバ−ブ−ツの取付構造 Granted JPS60156033U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4426984U JPS60156033U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 シフトレバ−ブ−ツの取付構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4426984U JPS60156033U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 シフトレバ−ブ−ツの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60156033U JPS60156033U (ja) 1985-10-17
JPH0236737Y2 true JPH0236737Y2 (ja) 1990-10-05

Family

ID=30556689

Family Applications (1)

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JP4426984U Granted JPS60156033U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 シフトレバ−ブ−ツの取付構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS60156033U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589824B2 (ja) * 1975-08-04 1983-02-23 トウホクダイガクキンゾクザイリヨウケンキユウシヨチヨウ シリコンカ−バイド繊維強化鉄鋼複合材料の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589824U (ja) * 1981-07-15 1983-01-22 日本プラスト株式会社 シフトレバ−ブ−ツの取付装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589824B2 (ja) * 1975-08-04 1983-02-23 トウホクダイガクキンゾクザイリヨウケンキユウシヨチヨウ シリコンカ−バイド繊維強化鉄鋼複合材料の製造方法

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Publication number Publication date
JPS60156033U (ja) 1985-10-17

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