JPH041115Y2 - - Google Patents
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- JPH041115Y2 JPH041115Y2 JP1985080845U JP8084585U JPH041115Y2 JP H041115 Y2 JPH041115 Y2 JP H041115Y2 JP 1985080845 U JP1985080845 U JP 1985080845U JP 8084585 U JP8084585 U JP 8084585U JP H041115 Y2 JPH041115 Y2 JP H041115Y2
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- JP
- Japan
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- rivets
- groove
- rivet
- cover member
- shaped recesses
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
(関連産業分野)
本考案は、リベツト構造で構成されているアル
ミニウム製のバン型車両、海上コンテナ等の運搬
容器に関するものである。更に詳しくいえば、こ
のような運搬容器の面体を構成する枠部材と側板
又は端板との固着手段としてリベツトが使用され
ている個所の水封構造に関するものである。
ミニウム製のバン型車両、海上コンテナ等の運搬
容器に関するものである。更に詳しくいえば、こ
のような運搬容器の面体を構成する枠部材と側板
又は端板との固着手段としてリベツトが使用され
ている個所の水封構造に関するものである。
(従来技術)
従来の枠部材と側板又は端板との固着手段に使
用されているリベツトは頭部が露出したまゝであ
る。
用されているリベツトは頭部が露出したまゝであ
る。
運搬容器は過酷な条件下で使用されるので経年
変化により、リベツトが弛緩し、この弛緩ケ所か
ら内部に雨水が浸入して積荷を損傷させたり、あ
るいは冷凍コンテナの場合にはその保冷性能を著
しく低下させる等の欠点を有している。
変化により、リベツトが弛緩し、この弛緩ケ所か
ら内部に雨水が浸入して積荷を損傷させたり、あ
るいは冷凍コンテナの場合にはその保冷性能を著
しく低下させる等の欠点を有している。
(考案の解決しようとする問題)
本考案は上述の欠点を除去しようとしたもの
で、運搬容器の側枠材・端枠材等の枠材に対し側
板又は端板等の板材がリベツトで固着される個所
の外面に露出したリベツト頭部を合成樹脂等の可
撓性部材で着脱可能に被覆してリベツトで固着し
た部分からの雨水の浸入を阻止しようとしたもの
である。
で、運搬容器の側枠材・端枠材等の枠材に対し側
板又は端板等の板材がリベツトで固着される個所
の外面に露出したリベツト頭部を合成樹脂等の可
撓性部材で着脱可能に被覆してリベツトで固着し
た部分からの雨水の浸入を阻止しようとしたもの
である。
(問題点の解決手段)
運搬容器を構成する主要枠材と側板又は端壁板
の端縁が重ね合わされて、略等間隔で直線状に打
たれた多数のリベツトで固着される個所におい
て、前記主要枠材の外面長手方向に前記リベツト
が配列される個所をはさんで上下に対向する溝形
凹部を有し、該溝形凹部間に合成樹脂等の可撓性
材料からなる長尺のカバー部材を嵌挿し、前記リ
ベツトの頭部を密閉し水封構造にした。
の端縁が重ね合わされて、略等間隔で直線状に打
たれた多数のリベツトで固着される個所におい
て、前記主要枠材の外面長手方向に前記リベツト
が配列される個所をはさんで上下に対向する溝形
凹部を有し、該溝形凹部間に合成樹脂等の可撓性
材料からなる長尺のカバー部材を嵌挿し、前記リ
ベツトの頭部を密閉し水封構造にした。
(実施例)
第4図は本考案が実施される運搬容器の1つで
ある海上コンテナである。1は下部側枠材、2は
上部側枠材、3は後部隅柱、4は前部隅柱であ
る。5はこれら上下の側枠材と前後の隅柱にリベ
ツトで固着された側壁板である。6は上部端枠
材、7は下部端枠材で、8はこれら上下の端枠材
と隅柱にリベツトで固着された端壁板である。な
お図示しないが後部には観音開きドアーが隅柱3
に蝶着されている。
ある海上コンテナである。1は下部側枠材、2は
上部側枠材、3は後部隅柱、4は前部隅柱であ
る。5はこれら上下の側枠材と前後の隅柱にリベ
ツトで固着された側壁板である。6は上部端枠
材、7は下部端枠材で、8はこれら上下の端枠材
と隅柱にリベツトで固着された端壁板である。な
お図示しないが後部には観音開きドアーが隅柱3
に蝶着されている。
さて、本考案はこのような運搬容器における側
壁板5あるいは端壁板8を固定するリベツトによ
る固定部の改良に係るものである。
壁板5あるいは端壁板8を固定するリベツトによ
る固定部の改良に係るものである。
さて、第1図を参照して本考案について説明す
る。第1図は第3図の−矢視部の断面図で、
中央部分を省略してある。側板5は上部側枠材2
と下部側枠材1にリベツト9及び10で固着され
ている。
る。第1図は第3図の−矢視部の断面図で、
中央部分を省略してある。側板5は上部側枠材2
と下部側枠材1にリベツト9及び10で固着され
ている。
第2図に示す如く下部側枠材1又は上部側枠材
2のリベツト取付部にはリベツト挿込孔10′が
穿設されるが、該孔10′の上・下に対に対向し
た溝形凹部11,11′が一体に成形されている。
12はこれら相対向する溝形凹部11,11′間
に嵌挿される断面弓状をしたカバー部材である。
カバー部材12は合成樹脂成形品で、弾性を有
し、溝形凹部11,11′間に嵌挿するとき少し
反らせて挿し込み、挿入後にその弾力で外れない
ような寸法関係になつている。カバー部材の上下
端縁13,13′は溝形凹部11又は11′に密嵌
するよう膨大部とするのが望ましい。なお14は
側壁の内張板、15は断熱材、16は床である。
2のリベツト取付部にはリベツト挿込孔10′が
穿設されるが、該孔10′の上・下に対に対向し
た溝形凹部11,11′が一体に成形されている。
12はこれら相対向する溝形凹部11,11′間
に嵌挿される断面弓状をしたカバー部材である。
カバー部材12は合成樹脂成形品で、弾性を有
し、溝形凹部11,11′間に嵌挿するとき少し
反らせて挿し込み、挿入後にその弾力で外れない
ような寸法関係になつている。カバー部材の上下
端縁13,13′は溝形凹部11又は11′に密嵌
するよう膨大部とするのが望ましい。なお14は
側壁の内張板、15は断熱材、16は床である。
以上は側壁部の構成であるが、端壁部について
も同様の構成となつている。
も同様の構成となつている。
なお以上の構成は上部又は下部枠材等に溝形凹
部11,11′を一体成形したが、第4図に示す
如く、たとえば2枚の側壁板5′と5″を接続する
部分にも応用可能である。この場合には溝形凹部
を有する断面C型の部材17(第4図)をリベツ
ト打時に同時に固着し、これにカバー部材12を
挿込めばよい。
部11,11′を一体成形したが、第4図に示す
如く、たとえば2枚の側壁板5′と5″を接続する
部分にも応用可能である。この場合には溝形凹部
を有する断面C型の部材17(第4図)をリベツ
ト打時に同時に固着し、これにカバー部材12を
挿込めばよい。
(カバー部材の取付方)
カバー部材12を溝形凹部の端から横に挿込め
ば、その弾性で外れることはなく、しかも雨水の
浸入はないが、両端部だけはシール材18でコー
キングし側方からの雨水の浸入を防止しておく
(第5図)。
ば、その弾性で外れることはなく、しかも雨水の
浸入はないが、両端部だけはシール材18でコー
キングし側方からの雨水の浸入を防止しておく
(第5図)。
(効果)
長尺のカバー部材でリベツトの頭部を完全に
密閉状態にできるので、例えリベツトが弛緩し
てもこの部分からの雨水の浸入を防止できる。
密閉状態にできるので、例えリベツトが弛緩し
てもこの部分からの雨水の浸入を防止できる。
カバー部材を可撓性部材で構成したので、着
脱が容易であり、リベツトの点検も容易でリベ
ツトの補修作業も難なくできる。
脱が容易であり、リベツトの点検も容易でリベ
ツトの補修作業も難なくできる。
第1図は第3図の−断面図、第2図はリベ
ツト打部の詳細断面図、第3図は海上コンテナの
斜視図、第4図は本考案の別の実施例、第5図は
カバー部材取付後の端部雨仕舞方法を示す。 図において、1……下部側枠材、2……上部側
枠材、3……後部隅柱、4……前部隅柱、5……
側壁板、6……上部端枠材、7……下部端枠材、
8……端壁板、9,10……リベツト、10′…
…リベツト挿込孔、11,11′……溝形凹部、
12……カバー部材、13,13′……(カバー
部材の)上・下端縁、14……内張板、15……
断熱材、16床、17……(断面C型の)部材、
18……シール材。
ツト打部の詳細断面図、第3図は海上コンテナの
斜視図、第4図は本考案の別の実施例、第5図は
カバー部材取付後の端部雨仕舞方法を示す。 図において、1……下部側枠材、2……上部側
枠材、3……後部隅柱、4……前部隅柱、5……
側壁板、6……上部端枠材、7……下部端枠材、
8……端壁板、9,10……リベツト、10′…
…リベツト挿込孔、11,11′……溝形凹部、
12……カバー部材、13,13′……(カバー
部材の)上・下端縁、14……内張板、15……
断熱材、16床、17……(断面C型の)部材、
18……シール材。
Claims (1)
- 運搬容器を構成する主要枠材1,2と側板5又
は端壁板8の端縁が重ね合わされて、略等間隔で
直線状に打たれた多数のリベツト9,10で固着
される個所において、前記主要枠材1,2の外面
長手方向に前記リベツトが配列される個所をはさ
んで上下に対向する溝形凹部11,11′を有し、
該溝形凹部間に合成樹脂等の可撓性材料からなる
長尺のカバー部材12を嵌挿し、前記リベツトの
頭部を密閉し水封構造にしたことを特徴とする運
搬容器におけるリベツト打部の水封構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985080845U JPH041115Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985080845U JPH041115Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61196992U JPS61196992U (ja) | 1986-12-09 |
JPH041115Y2 true JPH041115Y2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=30627076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985080845U Expired JPH041115Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041115Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1642730A (en) * | 1925-08-15 | 1927-09-20 | Hudson Motor Car Co | Automobile body |
US2690822A (en) * | 1950-09-11 | 1954-10-05 | Pullman Standard Car Mfg Co | Vehicle side wall |
JPS5637337B2 (ja) * | 1973-06-11 | 1981-08-31 | ||
JPS5760287B2 (ja) * | 1976-06-09 | 1982-12-18 | Anglo Amer Corp South Africa | |
JPS5940612B2 (ja) * | 1980-11-11 | 1984-10-01 | 豊田合成株式会社 | 芯金入りゴム押出物の連続加硫装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6320027Y2 (ja) * | 1979-08-29 | 1988-06-03 | ||
JPS5760287U (ja) * | 1980-09-20 | 1982-04-09 | ||
JPS5940612U (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-15 | ミサワホ−ム株式会社 | 止着子用化粧キヤツプ |
JPS5978285U (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-26 | 日本トレ−ルモ−ビル株式会社 | コンテナの面構造体 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP1985080845U patent/JPH041115Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1642730A (en) * | 1925-08-15 | 1927-09-20 | Hudson Motor Car Co | Automobile body |
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JPS5940612B2 (ja) * | 1980-11-11 | 1984-10-01 | 豊田合成株式会社 | 芯金入りゴム押出物の連続加硫装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61196992U (ja) | 1986-12-09 |
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