JPH0124415Y2 - - Google Patents

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JPH0124415Y2
JPH0124415Y2 JP8655286U JP8655286U JPH0124415Y2 JP H0124415 Y2 JPH0124415 Y2 JP H0124415Y2 JP 8655286 U JP8655286 U JP 8655286U JP 8655286 U JP8655286 U JP 8655286U JP H0124415 Y2 JPH0124415 Y2 JP H0124415Y2
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JP
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plate
mat
mounting hole
pine
cylinder
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JP8655286U
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JPS61204012U (ja
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  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は薄いマツトなどを取付けるためのマツ
トクリツプの改良に関する。
(従来の技術) 実開昭51−118223、実開昭52−69741、実開昭
54−38248、特開昭55−155602等によつてマツト
クリツプは従来から公知である。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のものはいずれもマツトに開けた取付孔に
互いにスナツプ係合する筒体を備えた上、下部材
を通しただけのものであるため、マツトに横方向
の引張力が加わると取付孔は変形して拡げられた
り、或いは孔縁からマツトが裂け、クリツプから
抜ける虞がある。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案はマツトの取付孔に適合した外径
の雌筒と、上記雌筒中に押込まれてスナツプ係合
する雄筒のどちらか一方を上面板の下面に備えた
上部材と、その他方を下面板の上面に備えた下部
材と、上記上部材及び下部材とは別に成形されて
両部材の上面板と下面板の間に介在する環状板と
からなり、 上記上面板と下面板の相対向した面の一方には
前記取付孔の周囲に位置する凹条を設けると共
に、取付孔の外側でマツトを凹条中に押込む凸条
を前記環状板に設けたことを特徴とする。
(作用) 凹条が上面板に設けてあるときは凸条を上向き
にして環状板を下面板上に当て、又、凹条が下面
板に設けてあるときは凸条を下向きにして環状板
を上面板に下から当て、雌筒をマツトの取付孔に
上或いは下から挿入し、その雌筒中に雄筒を反対
の方向から押込んで上部材と下部材をスナツプ係
合し上部材の上面板と下部材の下面板の間でマツ
トを挟むと、環状板に設けてある凸条がマツトの
取付孔の周囲を上面板又は下面板に設けてある凹
条中に押込む。
(実施例) 図示の実施例において、1と2はスナツプ係合
してマツトMを上下から挟むプラスチツクで成形
した上部材と下部材を示し、この実施例では上部
材は下面でマツト上面に接触する上面板3と、上
面板の中央部下面から上面板の周縁部3′を越え
て下向きに突出する雄筒4を有し、雄筒の下端部
外周にはスナツプ係合用の逆止爪条5を一体に張
出して設けてある。
又、下部材2はマツト下面に下から接触する下
面板6と、下面板の内周から上向きに起立した一
体の雌筒7を有し、雌筒の内周上端部には上述の
上部材の逆止爪条5とスナツプ係合する逆止爪条
8が内向きに張出して設けてある。こゝで言う雌
筒7とはその内周中に雄筒4を略々ピツタリ嵌入
させることができるものを言い、雌筒は上面板の
下面に下向きに、雄筒は下面板の上面に上向きに
設けてもよい。そして、マツトには雌筒の外周に
適合した取付孔9を開設し、このマツトを敷くべ
き例えば自動車などの床パネルPには雄筒の内周
中にスナツプ係合する頭と首を備えたリベツト1
0を取付けてある。このため雄筒4の内周下端部
にはリベツト10の首10aにスナツプ係合して
頭10bを内部に保持する内向きの膨出部4′が
設けてある。この膨出部4′も前述の逆止爪条5,
8と同様に逆止爪条でもよいが、マツトを床から
容易に剥すためには膨出部であることが好まし
い。尚、逆止爪条や膨出部は円周方向に連続して
いても、円周方向に分散していてもよい。
マツトを床に固定するには、マツトの取付孔の
全部に下面から雌筒7を挿入すると共に、各雌筒
中に上から雄筒4を押込み、上、下両部材を逆止
爪条5,8同志でスナツプ係合させて上面板3と
下面板6間にマツトを挟み、次いで各上部材の雄
筒を夫々リベツト10の頭に押し被せればよい。
従来のマツトクリツプは上述の様にマツトの取付
孔に取付けて上面板と下面板の間で挟み、マツト
を床に固定するだけであるからマツトに横方向に
引張力が加わるとマツトは上面板3と下面板6間
で横に動くことができ、雌筒によつて取付孔を拡
げられて変形したり、孔の縁から裂けるのであ
る。
このため本考案では上面板3と下面板6の相対
向する面のどちらか一方にマツトの取付孔9の周
囲に位置する凹条11を設ける。そして上記凹条
中にマツトを押込む凸条12を上部材及び下部材
とは別体の環状板13に設ける。従つて、マツト
の取付孔9に取付ける際はマツトを間にして凸条
12が凹条11と対向する様に上、下両部材間に
環状板13を介在させ、両部材をスナツプ係合さ
せればよい。
これにより上部材と下部材をスナツプ係合させ
てマツトの取付孔9に取付ける際、孔の縁よりも
外の部分は環状板13の凸条12で凹条11中に
押込められるので、床に固定後、横方向に引張ら
れても、凹条中に押込められた部分が引張力に対
抗するので取付孔9が拡大変形したり、裂損した
りする虞は全く解消する。
一般にマツトの上面ないし表面に露呈する上面
板の上面は体裁よく皿形ないしドーム形断面形状
を有するので、環状板13を上面板の下面下に介
在させる場合はその皿形ないしドーム形の断面形
状になじんで環状板が変形できる様にすることが
好ましい。このため図示の実施例では、環状板1
3はプラスチツクにより内周部13aと、内周部
よりも内径が少し大きな外周部13bと、両部の
間を一個所或いは複数個所でつなぐ可撓連結部1
3cで構成し、凸条12は外周部13bに備えさ
せ、上、下両部材をスナツプ係合したとき可撓連
結部13cが撓んで上面板の断面形状になじむ様
にしてある。
(考案の効果) 本考案では上部材の上面板と、下部材の下面板
との間でマツトで挟むだけでなく、上記両板の間
に介在する環状板に設けた凸条でマツトの取付孔
の周囲を上面板又は下面板に設けた凹条中に押込
み、この凹条中に押込まれた部分によつて横方向
の引張力に対抗するためマツトの取付孔が拡大し
て変形したり、マツトが取付孔から裂けたりする
のを完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のマツトクリツプの一実施例の
マツト固定状態における断面図、第2図は第1図
の実施例の分解斜視図で、図中1は上部材、2は
下部材、3は上面板、4は雄筒、6は下面板、7
は雌筒、9はマツトの取付孔、11は凹条、12
は凸条、13は環状板を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 マツトの取付孔に適合した外径の雌筒と、上記
    雌筒中に押込まれてスナツプ係合する雄筒のどち
    らか一方を上面板の下面に備えた上部材と、その
    他方を下面板の上面に備えた下部材と、上記上部
    材及び下部材とは別に成形されて両部材の上面板
    と下面板の間に介在する環状板とからなり、 上記上面板と下面板の相対向した面の一方には
    前記取付孔の周囲に位置する凹条を設けると共
    に、取付孔の外側でマツトを凹条中に押込む凸条
    を前記環状板に設けたことを特徴とするマツトク
    リツプ。
JP8655286U 1986-06-09 1986-06-09 Expired JPH0124415Y2 (ja)

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