JPH05176344A - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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JPH05176344A
JPH05176344A JP3338584A JP33858491A JPH05176344A JP H05176344 A JPH05176344 A JP H05176344A JP 3338584 A JP3338584 A JP 3338584A JP 33858491 A JP33858491 A JP 33858491A JP H05176344 A JPH05176344 A JP H05176344A
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JP
Japan
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signal
circuit
output
supplied
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP3338584A
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English (en)
Inventor
Koichi Kurihara
弘一 栗原
Masatoshi Sumiyoshi
昌稔 住吉
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオテープレコーダ等に用いる再生色信号処
理回路において、1つの遅延回路で隣接間クロストーク
除去とノイズリダクション処理とを行うことを目的とす
る。 【構成】復調回路17で復調された色信号を間引き回路
18で間引き処理が行われる。その後スイッチ19で間
引かれた信号とノイズリダクション処理された信号とを
交互に選択し、メモリ20で1H期間遅延させる。メモ
リ20の出力と間引かれた信号とを加算器21及び係数
器22で加算平均し、クロストーク成分が除去される。
そしてラッチ23で1クロック遅延した信号とメモリ2
0の出力との間で減算を行い、K倍後、減算器26でラ
ッチ23の出力から減算することでノイズリダクション
処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等に用いる再生色信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダ(VTR)
等の再生色信号処理回路には隣接間クロストーク除去機
能とノイズリダクション機能とが設けられている。以
下、図面を参照して従来の色信号処理回路を説明する。
図4は従来の色信号処理回路の構成を示す図である。こ
の図において磁気テープ等から再生されたカラー低域信
号は0.629MHz±500kHzの帯域を有している。このカラー
低域信号は端子10を介してACC(自動色飽和度調
整)回路11に供給され、色飽和度が調整されてディエ
ンファシス回路12に供給される。ディエンファシス回
路12は記録時に6dBほど増幅されたバースト信号の
振幅を基のレベルに戻す、つまり6dB減衰させ、コン
バータ13に供給している。このコンバータ13ではコ
ンバータ14の出力である4.2MHzの信号成分と前述した
カラー低域信号(0.629MHz±500kHz)との周波数変換が
行われ、BPF(帯域通過フィルタ)15において3.58
MHz±500kHz の信号成分が取り出される。この信号はC
CD遅延回路40と減算器21とに供給される。CCD
遅延回路40では供給された信号を1H期間(水平走査
期間)だけ遅延させ、減算器21に供給している。そし
て減算器21でCCD遅延回路40の出力からBPF1
5の出力が減算されることで隣接間クロストーク成分を
除去している。減算器21の出力信号は係数器22で1
/2倍され、NR(ノイズリダクション)回路1とAP
C(自動位相制御)回路29とに供給される。
【0003】NR回路1は供給された信号のSN比(信
号対雑音電力比)を改善させる回路である。具体的には
係数器22の出力は減算器24,26に供給される。そ
して減算器24で係数器22の出力からCCD遅延回路
41の出力が減算された後、係数器25でK倍され、減
算器26に供給される。減算器26では係数器22の出
力から係数器25の出力が減算され、端子37を介して
NR回路1外部に出力されると同時にCCD遅延回路4
1に供給される。CCD遅延回路41では供給された信
号が1H期間遅延される。このようにNR回路1は巡回
型の構成になっている。
【0004】前述したAPC回路29には係数器22の
出力の他に、水晶発振器27出力が分周器28で1/4
に分周された周波数成分の信号と、端子38を介して制
御信号とが供給されている。この制御信号に従ってAP
C回路29では供給された2信号の位相比較が行われ、
比較結果がループフィルタ30で積分されてVCO(電
圧制御発振器)32に供給される。VCO32の出力信
号の位相は供給された電圧により制御され、出力信号が
コンバータ14と分周器33とに供給される。分周器3
3では供給された信号が1/40に分周され、分周結果
がAFC(自動周波数制御)回路34に供給される。こ
のAFC回路34には端子39を介して制御信号も供給
されており、制御信号を基に周波数制御を行うためのコ
ントロール信号がVCO32に供給される。
【0005】一方、コンバータ14にはVCO32の出
力の他、分周器28の出力も供給されており、周波数変
換によってコンバータ13に供給される4.2MHzの信号成
分が生成される。前述したように従来の回路では隣接間
クロストーク除去とノイズリダクション処理とのために
1H期間遅延させる遅延回路が2つ必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路では隣接間
クロストーク除去とノイズリダクション処理とのために
1H期間遅延させる遅延回路が2つ必要であることから
回路規模が大きかった。
【0007】本発明は上記問題を解決するために1つの
遅延回路で隣接間クロストーク除去とノイズリダクショ
ン処理とを行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る手段は、再
生低域色信号を、局発信号を用いて色副搬送波カラー信
号に変換する変換手段と、この色副搬送波カラー信号か
ら色信号を復調する復調手段と、この色信号を間引きす
る間引き手段と、1水平走査期間、信号を遅延させる遅
延手段と、前記間引き手段の出力に対し、前記遅延手段
を時分割で用いることでクロストーク除去とノイズリダ
クション処理とを行う信号処理手段と、前記信号処理手
段で処理された信号のうち、クロストーク除去された信
号の位相を検出し、前記変換手段に供給する前記局発信
号の位相を制御する位相制御手段とを具備する。
【0009】
【作用】上記手段により、1つの遅延手段だけでクロス
トーク除去とノイズリダクション処理とが行われる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る実施例を
詳細に説明する。なお、従来と同じ構成要素には同符号
を付している。図1は第1実施例の構成を示す図であ
る。この図において磁気テープ等から再生されたカラー
低域信号は0.629MHz±500kHzの帯域を有している。この
カラー低域信号は端子10を介してACC回路11に供
給され、色飽和度が調整されてディエンファシス回路1
2に供給される。ディエンファシス回路12は記録時に
6dBほど増幅されたバースト信号の振幅を基のレベル
に戻す、つまり6dB減衰させ、コンバータ13に供給
している。このコンバータ13ではコンバータ14の出
力である4.2MHzの信号成分と前述したカラー低域信号
(0.629MHz±500kHz)との周波数変換が行われ、BPF
15において3.58MHz±500kHz の信号成分が取り出され
る。
【0011】BPF15の出力信号はA/D(アナログ
・ディジタル)変換器16で色副搬送波の4倍のサンプ
ルクロックでディジタル信号に変換された後、復調回路
17で色信号が復調され、間引き回路18に供給されて
データ間引きが行われる。間引かれた信号はスイッチ1
9のB端子と加算器21とに供給される。スイッチ19
のA端子には減算器26の出力が供給されている。スイ
ッチ19ではA,B端子のうち一方が選択され、メモリ
20に出力される。このメモリ20で1H期間遅延され
た信号は加算器21と減算器24とに供給される。加算
器21の出力は係数器22で1/2倍された後、APC
回路29とラッチ23とに供給される。ラッチ23には
水晶発振器27出力である色副搬送波の4倍のサンプル
クロックも供給されており、1クロック分遅延された信
号が減算器24,26に供給される。減算器24でラッ
チ23の出力からメモリ20の出力が減算され、係数器
25でK倍された後、減算器26に供給される。減算器
26ではラッチ23の出力から係数器25の出力が減算
され、スイッチ19のA端子とエンコーダ35とに出力
される。エンコーダ35で変調された信号はD/A(デ
ィジタル・アナログ)変換器36でアナログ信号に変換
され、端子37を介して出力される。
【0012】前述したAPC回路29には係数器22の
出力の他に、水晶発振器27出力を分周器28で1/4
に分周された周波数成分の信号と、端子38を介して制
御信号とが供給されている。この制御信号に従ってAP
C回路29では供給された2信号の位相比較が行われ、
比較結果がループフィルタ30で積分後、D/A変換器
31でアナログ信号に変換され、VCO32に供給され
る。VCO32の出力信号の位相は供給された電圧によ
り制御され、出力信号がコンバータ14と分周器33と
に供給される。分周器33では供給された信号が1/4
0に分周され、分周結果がAFC回路34に供給され
る。このAFC回路34には端子39を介して制御信号
も供給されており、制御信号を基に周波数制御を行うた
めのコントロール信号がVCO32に供給される。
【0013】一方、コンバータ14にはVCO32の出
力の他、分周器28の出力も供給されており、周波数変
換によってコンバータ13に供給される4.2MHzの信号成
分が生成される。
【0014】次に図2を参照して図1に示す実施例の動
作を説明する。まず、図2aに示したA/D変換器16
の出力データDn (n=0,1,2…)は復調回路17
で復調され、図2bに示す復調データRY910 ,BY91
0 ,RY911… が生成される。ここでRY,BYはそれ
ぞれR−Y,B−Yの色信号である。これらの色信号は
間引き回路18に供給され、図2cに示すようにRY91
0 ,0,BY910 ,0,RY912 ,0,BY912… とい
う具合に間引かれてスイッチ19のB端子と加算器21
とに供給される。
【0015】一方、スイッチ19のA端子には図2dに
示すノイズリダクション処理された色信号NRY910 ,
NBY910… が供給されている。図2dにおいて“−”
で示される信号はスイッチ19で選択されないため特に
関係ない。そしてスイッチ19においてA,B端子が交
互に選択されることで図2eに示すようにRY910 ,N
RY910 ,BY910 ,NBY910… という信号が得ら
れ、メモリ20に供給される。
【0016】メモリ20は910ワード長の容量を持つ
1H期間メモリであり、その出力はRY0 ,NRY0 ,
BY1 ,NBY1… となる。よって図2e,Fの信号が
加算器27で加算された後、1/2倍されることで図2
gに示す信号が得られる。ここでHRYx ,HBYx は
(1),(2)式のようになる。
【0017】 HRYx ={RYx+RY(x+910)}/2 (1) HBYx ={BYx+BY(x+910)}/2 (2) 但しxは整数である。このようにしてクロストーク除去
された信号はラッチ23で1クロック分遅延され、図2
hの様になる。そして減算器16で図2hのHRY910
,HBY910 ,HRY912… から図2fのNRY0 ,
NBY0 ,NRY2…がそれぞれ減算され、K倍された
後減算器18に供給される。減算器18ではラッチ23
の出力である図2hの信号から係数器25の出力信号が
減算されることでノイズリダクション処理された信号が
生成される。この信号は図2iに示している。
【0018】このような構成にすることで、1H期間遅
延させるメモリ1つでクロストーク成分の除去とノイズ
リダクション処理とを行うことができ、回路規模を縮小
することができる。
【0019】次に図3を参照して本発明に係る第2実施
例を説明する。この実施例においては第1実施例で用い
たメモリ20をCCD遅延回路40に置き換えたもので
ある。よってアナログ信号でも対応できるため、A/D
変換器16及びD/A変換器31,36が不要となる。
それ以外の構成は第1実施例と同様であり、CCD遅延
回路40でクロストーク成分の除去とノイズリダクショ
ン処理とを行うことができ、回路規模を縮小することが
できる。
【0020】以上、記述したように復調された色信号を
間引いた後、すでにノイズリダクション処理された信号
との間で時分割でメモリを用いることで、メモリ1つで
クロストーク成分の除去とノイズリダクション処理とを
行うことができ、回路規模を縮小することができる。
【0021】なお、図1においてループフィルタ30の
出力がアナログ信号の場合はD/A変換器31は不要で
ある。また、クロストーク除去及びノイズリダクション
処理方法は実施例以外の他の方法でもかまわない。さら
に間引き回路18における間引き処理方法はA/D変換
器16のサンプリング周波数に合わせて変更しても構わ
ない。
【0022】
【発明の効果】前述したように1H期間遅延させるメモ
リ1つでクロストーク成分の除去とノイズリダクション
処理とを行うことができ、回路規模を縮小することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の構成を示す構成図
【図2】図1の動作を説明する説明図
【図3】本発明に係る第2実施例の構成を示す構成図
【図4】従来の構成を示す構成図
【符号の説明】
17…復調回路、18…間引き回路、19…スイッチ、
20…メモリ、21…加算器、22,25…係数器、2
3…ラッチ、24,26…減算器、27…水晶発振器、
29…APC回路、32…VCO、34…AFC回路、
35…エンコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生低域色信号を、局発信号を用いて色
    副搬送波カラー信号に変換する変換手段と、 この色副搬送波カラー信号から色信号を復調する復調手
    段と、 この色信号を間引きする間引き手段と、 1水平走査期間、信号を遅延させる遅延手段と、 前記間引き手段の出力に対し、前記遅延手段を時分割で
    用いることでクロストーク除去とノイズリダクション処
    理とを行う信号処理手段と、 前記信号処理手段で処理された信号のうち、クロストー
    ク除去された信号の位相を検出し、前記変換手段に供給
    する前記局発信号の位相を制御する位相制御手段とを具
    備したことを特徴とする色信号処理回路。
JP3338584A 1991-12-20 1991-12-20 色信号処理回路 Pending JPH05176344A (ja)

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JP3338584A JPH05176344A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 色信号処理回路

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JPH05176344A true JPH05176344A (ja) 1993-07-13

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ID=18319553

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JP3338584A Pending JPH05176344A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 色信号処理回路

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