JPH0517412A - アミン類の製造方法 - Google Patents

アミン類の製造方法

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JPH0517412A
JPH0517412A JP3026238A JP2623891A JPH0517412A JP H0517412 A JPH0517412 A JP H0517412A JP 3026238 A JP3026238 A JP 3026238A JP 2623891 A JP2623891 A JP 2623891A JP H0517412 A JPH0517412 A JP H0517412A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/60Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by condensation or addition reactions, e.g. Mannich reaction, addition of ammonia or amines to alkenes or to alkynes or addition of compounds containing an active hydrogen atom to Schiff's bases, quinone imines, or aziranes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オレフインを一酸化炭素、水素および第一お
よび/または第二アミンと反応せしめることにより、ア
ミン類を製造する。 【構成】 ロジウムおよび水に溶解されたアリールホス
フアンの存在下にオレフインを一酸化炭素、水素および
第一および/または第二アミンと反応せしめることによ
り、アミン類を製造するにあたり、水溶性アリールホス
フアンとしてスルホン化されたアリールホスフアンのア
ルカリ金属塩、アンモニウム塩および/または第四アン
モニウム塩を使用する。 【効果】 本発明の方法によれば、使用ずみの触媒水溶
液を極めて有利に反復して再使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液相中で圧力下に高い
温度において、オレフインを一酸化炭素、水素および第
一および/または第二アミンと触媒反応によりアミン類
を製造する方法に関する。触媒として元素周期系の第V
IIIa族に属する元素の化合物が使用される。
【0002】
【従来の技術】遷移金属触媒、例えばロジウム、リテニ
ウムまたはイリジウムを含有するそれらの存在下におけ
るオレフインとアミン、一酸化炭素および水との、接触
的アミノメチル化とも呼ばれる反応の記述は、ヤチモヴ
ィッツ(F. Jachimowicz)およびラクシス(J.W. Raksis)
による論文、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミス
トリー (J. Org. Chem.)1982年第47巻第445〜
447頁に見出される。この方法は、かなり変動する収
率でアミンを生成し、また反応体として純粋な一酸化炭
素を必要とする。
【0003】英国特許第2,113,210号は、ロジ
ウム- またはルテニウム触媒、特にRhCl3 ・3H2Oおよび
RuCl3 ・3H2Oの存在下における長鎖オレフインと一酸化
炭素、水素および第一または第二アミンとの反応による
第三アミンの製造に関する。溶媒として、場合によって
は水を添加された1価または多価のアルコールが使用さ
れる。反応後、アルコールを含有する媒媒相が反応生成
物から相分離によって分離され、そして大部分が溶媒中
に溶解された触媒が回収される。回収された触媒が再び
反応に使用される場合には、アミンの収量は、僅かな再
使用後に、すでに著しく低下する。反応混合物は、相分
離の後においてもなお高価な触媒を無視し得ない量で含
有しているので、溶媒相の反復される分離によって得ら
れる触媒の回収およびその触媒としての再使用は、遺憾
な点が多い。更に、反応生成物の一部は、溶媒相中に存
在しそして別個の仕上げ工程において分離されなければ
ならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記の欠点を
回避するアミンの製造方法に対する要望がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、液相中で
ロジウムおよびアリールホスフアンの存在下に高い温度
および圧力下でオレフインを一酸化炭素、水素および第
一および/または第二アミンと反応せしめることにより
アミン類を製造する方法において、アリールホスフアン
として水に溶解された一般式
【0006】
【化4】
【0007】〔上式中、Arはアリール基を表しそして
Xはスルホン酸基を表し、x1,x2,x3 は0または1を
意味するが、ただし少なくとも1個の数x1,x2 または
3 は1であり、Eはアルカリ金属原子、NH4 + また
は一般式
【0008】
【化5】
【0009】(上式中、Aは6ないし20個の炭素原子
を有するアルキル基を表しそしてB,CおよびDは1な
いし4個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アル
キル基である)で表される第四アンモニウムイオンであ
り、そしてnは1ないし3の整数である〕で表される塩
を使用することを特徴とする上記アミン類の製造方法に
よって解決される。
【0010】反応は、100ないし160℃、特に11
0ないし150℃、好ましくは120ないし140℃に
おいて、そして4ないし20MPa、特に8ないし18
MPa、好ましくは10ないし16MPaにおいて実施
される。
【0011】驚くべきことには、より高級なオレフイン
をも本発明による方法によって、対応するアミンに変換
するためには、ロジウムのための錯化リガンドとしてス
ルホン化トリアリールホスフアンの第四アンモニウム塩
をもっぱら使用することは必ずしも必要ないことが見出
された。前記の一般式で表される、アルカリ金属塩また
はアンモニウム塩と第四アンモニウム塩の比較的少量と
の混合物もまたロジウムの錯化リガンドとして好適であ
る。
【0012】本発明による方法の好ましい実施態様によ
れば、水溶性ホスフアンの混合物は、1ないし40モル
%、特に10ないし35モル%、そして好ましくは15
ないし33モル%(ホスフアン混合物に関して)の第四ア
ンモニウム塩を含有する。
【0013】アンモニウム化合物、すなわち陽イオンN
4 + を含有する塩もまた水溶性のスルホン化トリアリ
ールホスフアンのアルカリ金属塩に属する。ナトリウム
塩および/またはカリウム塩を用いて操作することが特
に有利である。
【0014】本発明に従って使用される第四アンモニウ
ム化合物は、炭素を富有するアルキル基Aおよび3個の
短鎖アルキル基B,CおよびDを有することによって特
徴づけられる。炭素富有基および短鎖アルキル基は、非
分枝鎖状でありうるが、所望ならばそれらは分枝鎖状で
あってもよい。炭素富有基が10ないし18個、特に1
2ないし16個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基で
ある第四アンモニウムイオンが好ましい。短鎖アルキル
基は、好ましくはメチル- および/またはエチル基であ
る。
【0015】前記の一般式の水溶性ホスフアンとして、
新規な手法によれば、特にArがフエニル- またはナフ
チル基、特にフエニル基であり、そしてx1,x2 および
3 の合計が2または3である化合物が使用される。
【0016】上記の新規な方法を実施するために適当な
水溶性ホスフアンの例は、ナトリウムトリフエニルホス
フアントリスルホナートおよび/またはカリウムトリフ
エニルホスフアントリスルホナートおよびトリフエニル
ホスフアンジスルホナートおよび/またはカリウムトリ
フエニルホスフアンジスルホナートおよび以下の陽イオ
ン:トリメチルセチルアンモニウム、トリメチルドデシ
ルアンモニウム、トリメチルテトラデシルアンモニウ
ム、トリメチルヘキサデシルアンモニウム、ドデシルエ
チルジメチルアンモニウムを有する上記のトリフエニル
ホスフアンスルホナートのテトラアルキルアンモニウム
塩である。
【0017】本発明による方法において使用されるホス
フアンを製造するためには、トリアリールホスフアンを
発煙硫酸で処理することによって得られるスルホン化ト
リアリールホスフアンから出発する。反応条件、特に反
応時間、反応温度およびトリアリールホスフアン対三酸
化硫黄の比を変えることによって、優先的にモノ- 、ジ
- またはトリスルホン化されたアリールホスフアンを製
造することが可能である。
【0018】スルホン化生成物からまず水に不溶性であ
るが有機溶剤には可溶性のアミン塩を得ることが有利で
ある。それらは、次いで第四アンモニウムヒドロキシド
で処理することにより、所望のスルホン化トリアリール
ホスフアンのオニウム塩に変換される。
【0019】この新規な方法によるオレフインと水素、
一酸化炭素およびアミンとの反応は、高められた温度お
よび高められた圧力において行われる。
【0020】触媒は、予備成形されて反応系に添加され
る。しかしながら、成分であるロジウムまたはロジウム
化合物と反応条件下における反応混合物中のスルホン化
トリアリールホスフアンの水溶液とから、すなわち、合
成ガス、アミンおよびオレフインの存在下に製造するこ
とによっても同様に良好な結果が得られる。微細に分割
された形態の金属ロジウムのほかに、ロジウム源とし
て、塩化ロジウム、硫酸ロジウム、酢酸ロジウムのよう
な水溶性のロジウム塩またはロジウム2- エチルヘキサ
ノアートのような有機媒質中で可溶性の化合物または酸
化ロジウムのような不溶性の化合物もまた使用されう
る。
【0021】水性触媒溶液中のロジウムの濃度は、この
溶液に関して10ないし2000重量ppm、好ましく
は50ないし800重量ppmである。スルホン化ホス
フアンの第四アンモニウム塩は、ロジウム1g原子あた
りホスフアン化合物2ないし300モル、好ましくは1
0ないし100モルの量で使用される。
【0022】触媒水溶液のpHは、2以下であってはな
らない。一般に、2ないし13、好ましくは5ないし7
のpH値に調整される。
【0023】合成ガスの組成、すなわち一酸化炭素対水
素の比は、広範囲にわたって変動しうる。一般に、合成
ガスは、一酸化炭素対水素の容量比が1:1ないし1:
2.5であるかまたはこの数値から僅かしかはずれない
ように使用される。オレフイン1モルあたり、CO1な
いし12モル、特に1.2ないし10モル、好ましくは
1.5ないし8モルおよびH2 2ないし24モル、特に
2.4ないし20モル、好ましくは3ないし16モルが
使用される。オレフイン1モルに関してCO10ないし
200モル%、特に25ないし120モル%過剰に、そ
してH2 20ないし400モル%、特に50ないし24
0モル%過剰に用いて操作することが好適であることが
立証された。
【0024】反応に必要な第一および/または第二アミ
ンは、反応されるべきオレフインの1モルあたり、1な
いし3モル、特に1ないし2モル、好ましくは1ないし
1.5モルの量で使用される。適当なアミンは、1ない
し24個、特に2ないし12個、好ましくは2ないし8
個の炭素原子を有する脂肪族の、直鎖状および/または
分枝鎖状の、第一および/または第二アミンである。式
1 2 NHにおいてR1 およびR2 が同一かまたは相
異なるものでありそしてそれぞれ1ないし4個の炭素原
子を有する上記式R1 2 NHで表されるアミン、特に
ジメチル- 、ジエチル- およびメチルエチルアミンが特
に有利であることが立証された。第一アミンとしては、
メチル- エチル- およびプロピルアミン、特にメチル-
およびエチルアミンが使用される。
【0025】反応は、バッチ式または連続式に実施され
うる。反応の終了後、反応混合物は、必要な場合には、
冷却され、そしてロジウムおよびスルホン化トリアリー
ルホスフアンの塩よりなる触媒系を含有する下方の水性
相は、上部の有機相から分離される。
【0026】
【発明の効果】本発明による方法の特別な利点は、分離
された触媒水溶液が引続いて再び反応に極めて有利に使
用されうることにある。使用済みの水性触媒相の効果
は、多数回の再使用の後に初めて徐々に減少する。使用
ずみの触媒水溶液の寿命を更に改善しようと欲する場合
には、使用ずみ触媒相の活性のみならずまたその選択性
もまた向上せしめるために、新鮮な触媒の少量を添加す
ることが推奨される。
【0027】本発明による方法のこの利点は、有機生成
物および触媒水溶液よりなる混合物を直接に相分離タン
クに導き、水性相を連続的に分離し、そして場合によっ
ては対応する量の新鮮な触媒を添加した後に反応帯域に
戻すことによって、連続的操作において特に容易に利用
することができる。この再循環法は、触媒にとって特に
好ましく作用し、そして使用ずみの触媒溶液の寿命の増
大を保証する。
【0028】有機の貴重な生成物を分離することによっ
て生ずる触媒の損失は、比較的僅少である。それは、再
使用一回あたりRh約0.1ないし1重量%である。
【0029】本発明による方法は、2ないし24個、特
に8ないし20個、好ましくは12ないし18個の炭素
原子を有する直鎖状または分枝鎖状のオレフインの反応
の際に有利に適用される。これらのオレフイン類の二重
結合は、好ましくは末端に位置すべきである。
【0030】適当なオレフイン類は、n- ヘキセン-
1、n- ヘプテン- 1、n- オクテン- 1、n- ノネン
- 1、n- デセン- 1、n- ドデセン- 1、n- テトラ
デセン- 1、n- ヘキサデセン- 1、特に、n- デセン
- 1、n- ドデセン- 1、n-テトラデセン- 1であ
る。
【0031】
【実施例】以下の例は、本発明を記載された実施の態様
に限定することなく、本発明を更に詳細に説明するもの
である。
【0032】
【実験の部】
a)触媒溶液の調製 トリフエニルホスフアン -m- ジスルホン酸のナトリウ
ム塩(TPPDS- Na)およびトリフエニルホスフア
ン -m- トリスルホン酸のナトリウム塩(TPPTS-
Na)を1:(14ないし15)の比で、そして約1:
2のオニウム塩対ナトリウム塩の比のオニウム塩を含有
する水溶液およびRh200ppmに相当する酢酸ロジ
ウムを、浸漬管を備えたオートクレーブ内に予め装入す
る。リン/ロジウムの比は、300:1である。
【0033】次に、この溶液に合成ガス(CO/H2
1:1)を10MPaの圧力になるまで圧入する。撹拌
下に125℃まで加熱し、そしてこの水溶液を合成ガス
で3時間処理する。約30℃まで冷却し、撹拌を停止
し、そして約15分間の沈降時間の後に、過剰の溶液を
浸漬管を介して追出す。残りの触媒溶液をオートクレー
ブ内に残留せしめる。 b)例1〜10 n- テトラデシルトリメチルアンモニウム塩をオニウム
塩として含有する上記
【0034】
【外1】
【0035】50g(1.11モル)をポンプで送入す
る。反応を撹拌下に140℃および10MPaにおいて
実施し、その際合成ガスを消費するに従って補充する。
約4時間後に合成ガスの吸収が終了する。更に1時間反
応を継続させ、そして15分間の沈降時間の後に、有機
相を浸漬管を介して追出す。これに続いて前記の量のn
- ドデセンおよびジメチルアミンを再びポンプで送入
し、そして反応を前記のように実施する。
【0036】それぞれの場合に生成した有機相を計量し
そしてガスクロマトグラフイーにより分析する。それに
より得られた結果を下記の第1表に示す。
【0037】
【表1】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 〔上式中、Arはアリール基を表しそしてXはスルホン
酸基を表し、x1,x2,x3 は0または1を意味する
が、ただし少なくとも1個の数x1,x2 またはx3 は1
であり、Eはアルカリ金属原子、NH4 + または一般式
【化2】 (上式中、Aは6ないし20個の炭素原子を有するアル
キル基を表しそしてB,CおよびDは1ないし4個の炭
素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル基であ
る)で表される第四アンモニウムイオンであり、そして
nは1ないし3の整数である〕で表される塩を使用する
ことを特徴とする上記アミン類の製造方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】50g(1.11モル)をポンプで送入す
る。反応を撹拌下に140℃および10MPaにおいて
実施し、その際合成ガスを消費するに従って補充する。
約4時間後に合成ガスの吸収が終了する。更に1時間反
応を継続させ、そして15分間の沈降時間の後に、有機
相を浸漬管を介して追出す。これに続いて前記の量のn
- ドデセンおよびジメチルアミンを再びポンプで送入
し、そして反応を前記のように実施する。それぞれの場
合に生成した有機相を計量しそしてガスクロマトグラフ
イーにより分析する。それにより得られた結果を下記の
第1表に示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】本発明は、特許請求の範囲に記載されたア
ミン類の製造方法を発明の要旨とするものであるが、実
施の態様として下記事項を包含する。 (1) 反応を100ないし160℃、特に110ない
し150℃、好ましくは120ないし140℃において
そして4ないし20MPa、特に8ないし18MPa、
好ましくは10ないし16MPaにおいて実施すること
を特徴とする請求項1による方法。 (2) アリールホスフアンとして一般式
【化3】 で表される、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩およ
び第四アンモニウム塩の混合物を使用する請求項1また
は上記(1)による方法。 (3) アリールホスフアンのアルカリ金属塩が陽イオ
ンとしてナトリウムおよび/またはカリウムを含有する
請求項1、上記(1)および(2)のうちのいずれかに
よる方法。 (4) 第四アンモニウムイオンの一般式においてAが
10ないし18個、特に12ないし16個の炭素原子を
有するアルキル基を意味することを特徴とする請求項
1、上記(1)〜(3)のうちのいずれかによる方法。 (5) 第四アンモニウムイオンの一般式においてB,
CおよびDがメチルおよび/またはエチル基を意味する
ことを特徴とする請求項1、上記(1)〜(4)のうち
のいずれかによる方法。 (6) 第四アンモニウムイオンがトリメチルドデシル
アンモニウムイオン、トリメチルテトラデシルアンモニ
ウムイオンまたはトリメチルヘキサデシルアンモニウム
イオンであることを特徴とする上記(4)または(5)
による方法。 (7) ロジウムおよびアリールホスフアンを含有する
水性触媒溶液が5ないし7のpH値を有することを特徴
とする上記(1)〜(6)のうちのいずれかによる方
法。 (8) オレフインが2ないし24個、特に8ないし2
0個、好ましくは12ないし18個の炭素原子を有する
ことを特徴とする請求項1、上記(1)〜(7)のうち
のいずれかによる方法。
フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート・バールマン ドイツ連邦共和国、ハムミンケルン−ブリ ユネン、ローストラーセ、48 (72)発明者 クラウス・クニープ ドイツ連邦共和国、オーベルハウゼン11、 ローゼンストラーセ、93

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液相中でロジウムおよびアリールホスフ
    アンの存在下に高い温度および圧力下でオレフインを一
    酸化炭素、水素および第一および/または第二アミンと
    反応せしめることによりアミン類を製造する方法におい
    て、アリールホスフアンとして水に溶解された一般式 【化1】 〔上式中、Arはアリール基を表しそしてXはスルホン
    酸基を表し、x1,x2,x3 は0または1を意味する
    が、ただし少なくとも1個の数x1,x2 またはx3 は1
    であり、Eはアルカリ金属原子、NH4 + または一般式 【化2】 (上式中、Aは6ないし20個の炭素原子を有するアル
    キル基を表しそしてB,CおよびDは1ないし4個の炭
    素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル基であ
    る)で表される第四アンモニウムイオンであり、そして
    nは1ないし3の整数である〕で表される塩を使用する
    ことを特徴とする上記アミン類の製造方法。
  2. 【請求項2】 反応を100ないし160℃、特に11
    0ないし150℃、好ましくは120ないし140℃に
    おいてそして4ないし20MPa、特に8ないし18M
    Pa、好ましくは10ないし16MPaにおいて実施す
    ることを特徴とする請求項1による方法。
  3. 【請求項3】 アリールホスフアンとして一般式 【化3】 で表される、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩およ
    び第四アンモニウム塩の混合物を使用する請求項1また
    は2による方法。
  4. 【請求項4】 アリールホスフアンの混合物が1ないし
    40モル%、特に10ないし35モル%そして好ましく
    は15ないし33モル%(ホスフアン混合物に関して)
    の第四アンモニウム塩を含有することを特徴とする請求
    項1〜3のうちのいずれかによる方法。
  5. 【請求項5】 アリールホスフアンのアルカリ金属塩が
    陽イオンとしてナトリウムおよび/またはカリウムを含
    有する請求項1〜4のうちのいずれかによる方法。
  6. 【請求項6】 第四アンモニウムイオンの一般式におい
    てAが10ないし18個、特に12ないし16個の炭素
    原子を有するアルキル基を意味することを特徴とする請
    求項1〜5のうちのいずれかによる方法。
  7. 【請求項7】 第四アンモニウムイオンの一般式におい
    てB,CおよびDがメチルおよび/またはエチル基を意
    味することを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか
    による方法。
  8. 【請求項8】 第四アンモニウムイオンがトリメチルド
    デシルアンモニウムイオン、トリメチルテトラデシルア
    ンモニウムイオンまたはトリメチルヘキサデシルアンモ
    ニウムイオンであることを特徴とする請求項6または7
    による方法。
  9. 【請求項9】 ロジウムおよびアリールホスフアンを含
    有する水性触媒溶液が5ないし7のpH値を有すること
    を特徴とする請求項1〜8のうちのいずれかによる方
    法。
  10. 【請求項10】 オレフインが2ないし24個、特に8
    ないし20個、好ましくは12ないし18個の炭素原子
    を有することを特徴とする請求項1〜9のうちのいずれ
    かによる方法。
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