JPH0516878B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、円弧状起立壁面を有する装飾区画部
材を遊技盤の表側に円弧状に設けると共に発光手
段を設けることにより、従来のガイドレールの機
能を発揮する球案内面を形成するとともに、遊技
状態を可視表示する遊技状態表示手段を形成した
パチンコ機の遊技盤に関するものである。

〈従来の技術〉 従来のパチンコ機の遊技盤は、当該遊技盤の表
面に長尺な帯板状のガイドレールを渦巻状に止着
することにより遊技盤表面にほぼ円形の遊技部を
形成している。また、遊技状態を可視表示するた
めに、上記遊技部の内外にランプ等を別途設けて
いた。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところが従来のガイドレールは、ステンレス鋼
等の金属製帯板から構成されているので、遊技盤
の表面に渦巻状に止着する際に彎曲すると直線状
に戻ろうとする復元力が強い。このため、パチン
コ機の組立工程において、ガイドレールを遊技盤
に止着する作業が多大な労力と時間とを必要とし
ていた。

また、パチンコ遊技に変化を与えるため、打球
が特別入賞口に入ると特別遊技を行えるようにし
たパチンコ機が提案されているが、斯るパチンコ
機の殆どは、特別遊技の状態を把握し難い。そし
て、従来から遊技部の内外にランプ等からなる表
示灯を設けたものが提案されている。しかし、従
来の表示灯は表示をスポツト状に行つているの
で、表示が見難く、見落とすことがある。しか
も、遊技部の外側において表示される場合には、
打球の行方から目を離さなければならず、疲れ易
い。

〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、前面枠
２の裏面に設けた遊技盤収納部３に着脱自在に装
着されるパチンコ機１の遊技盤４において、上記
遊技盤表面の側縁に形成されて、上記遊技盤収納
部に当接して固定される取付領域１０と、上記遊
技盤表面の中央下方部に底部を位置させて、上方
開放の円弧状に取付けた帯板状案内区画部材１２
と、該帯板状案内区画部材の一側方外側に所定間
隔を設けて配置した帯板状発射区画部材１１とに
より発射装置７が打発した打球を誘導する打球誘
導領域１３と、一端を上記帯板状発射区画部材の
上端部と連絡させるとともに他端を上記打球誘導
領域と反対側に位置した上記帯板状案内区画部材
の上端部に連絡させて、内側に円弧状起立壁面３
３，３７，４５を形成した枠体状の装飾区画部材
１４と、上記遊技盤表面に設けられて、上記取付
領域と上記装飾区画部材の外面とに囲まれるよう
に設定される装飾表面領域１６と、上記遊技盤表
面に設けられて、上記帯板状案内区画部材の内面
と上記装飾区画部材の円弧状起立壁面とで囲まれ
るほゞ円形の遊技領域１５と、上記枠体状の装飾
区画部材に設けられて、発光手段に発光により遊
技中における遊技状態を可視表示する遊技状態表
示手段（例えば照明部材取付部３０、発光源３
１）と、を備えているようにしたものである。

〈作用〉 本発明は上記した構成により、列設した各装飾
区画部材の起立壁面が連続して円弧状に球案内面
を形成し、この球案内面が打球を遊技領域から外
れないように案内する。また、遊技状態表示手段
により遊技状態を球案内面に沿つて広範囲に可視
表示する。

〈実施例〉 以下本発明を図面の実施例にもとづいて説明す
る。

パチンコ機１は、第１図で示すように、開口部
を有する額縁状の前面枠２の裏面に枠状の遊技盤
収納部３を設け、該遊技盤収納部３内に遊技盤４
を収納して前面枠２の開口部を塞ぎ、前面枠２の
表面には球供給皿５及び受皿６を設け、受皿６の
右側には打球発射装置７を操作するハンドル状の
発射手段８を設けてある。

遊技盤４は、第２図で示すように、上縁及び左
右の側縁に断面クランク形の補強板９……を取付
けることにより表面の上側縁及び左右の側縁に沿
つて取付領域１０……を形成した板材である。上
記補強板９……で囲まれた表面の左下部分には金
属製帯板状の発射区画部材１１を僅かに彎曲させ
て斜めに止着するとともに、該発射区画部材１１
の右側に金属製帯板状の案内区画部材１２を上方
が開放する円弧状に止着することにより発射区画
部材１１と案内区画部材１２とに挟まれた部分に
打球誘導領域１３を形成する。一方、遊技盤４表
面の上半部分及び右半部分には、内側に円弧状起
立壁面を有する枠体状の装飾区画部材１４を円弧
状に設ける。そして、この装飾区画部材１４の左
端を発射区画部材１１の上端部に連絡させるとと
もに、装飾区画部材１４の右下端を案内区画部材
１２の他端側の上端部に連絡させて、装飾区画部
材１４の円弧状起立壁面と案内区画部材１２の内
面とで囲まれたほぼ円形の遊技領域１５を形成
し、上記取付領域１０と装飾区画部材１４の外面
とに囲まれるように装飾表示領域１６を形成す
る。

図面の実施例では、遊技盤４表面に、装飾表面
領域１６のほぼ全域を覆う装飾表示領域被覆基板
１７を取付け、該装飾表示領域被覆基板１７に短
尺な装飾区画部材１４ａ，１４ｂ……を複数取付
けるようにしてある。

装飾表示領域被覆基板１７は、第３図で示すよ
うに、装飾表示領域１６の形状に合わせて成型し
たプラスチツク製の枠状体であり、装飾表示領域
１６とほぼ同じ形状の表面部１８と、該表面部１
８の上縁及び左右縁から裏側に延出した上及び左
右の側壁部１９……と、遊技領域１５の形状に応
じて円弧状に成形した周側壁部２０と、該周側壁
部２０の先端から鍔状に延出した取付基部２１
と、表面部１８の裏側の未形成空部２２とを有す
る。上記表面部１８には第５図で示すように先端
を表面部１８よりも突出させた筒状の取付部２３
……を形成する。一方、裏面側にはピン状の装着
案内部材２４……を後向きに突設してある（第３
図）。そして、表面部１８の左右に開設した開口
部２５，２５には各開口部２５の形状に応じて成
形した表示部材２６を嵌合してネジで止着し、各
表示部材２６の裏側にランプ等の照明部材２７を
取付ける（第４図）。

取付基部２１は、第４図で示すように、第１装
飾区画部材１４ａを止着する止着孔２８，２８を
適宜間隔で開設するとともに、各止着孔２８，２
８群と止着孔２８，２８群との間には第２装飾区
画部材１４ｂを止着する柱状取付受部２９……を
突設する。そして、各柱状取付受部２９の両側に
は対向する一対の爪片からなる照明部材取付部３
０，３０を突設し、該照明部材取付部３０にラン
プ等の発光源３１を止着して遊技状態表示手段を
構成する。

第１装飾区画部材１４ａは、模様等の適宜な装
飾を施した表面部３２と、該表面部３２の両側縁
から表面部３２の後方に延出した第１起立壁面３
３ａ，３３ｂとからなる断面コ字状のプラスチツ
ク製部材であり、内部には柱状の止着受部３４，
３４を形成してある。なお、この第１装飾区画部
材１４ａの遊技領域１５側の第１起立壁面３３ａ
は、遊技領域１５の形状に応じた曲率の円弧状曲
面に成形してある。斯る構成からなる第１装飾区
画部材１４ａを取付基部２１に取付けるには、取
付基部２１の裏側から止着ネジ等の止着部材３
５，３５を止着孔２８，２８内に挿通し、該止着
部材３５，３５の先端を止着受部３４，３４に螺
合する。この様にして第１装飾区画部材１４ａを
取付基部２１上に取付けると、第６図で示すよう
に、装飾表示領域被覆基板１７の表面部１８と第
１装飾区画部材１４ａの表面部３２とが同一平面
に揃い、また遊技領域１５側の第１起立壁面３３
ａと取付基部２１の円弧形端部とが揃つて面一に
なる。

一方、第２装飾区画部材１４ｂは、透光性を有
するプラスチツク製であつて、表面部３６と、該
表面部３６の両側縁から裏側に向けて延出した第
２起立壁面３７ａ，３７ｂとからなる断面コ字状
であり、表面部３６には小孔３８を開設してあ
る。なお、第２装飾区画部材１４ｂの遊技領域１
５側の第２起立壁面３７ａは、前記した第１起立
壁面３３ａと同様に、遊技領域１５の形状に応じ
た曲率の円弧状曲面に成形してある。斯る構成か
らなる第２装飾区画部材１４ｂを取付基部２１に
止着するには、表面部３６の小孔３８にネジ等の
止着部材３９を表側から挿通し、該止着部材３９
の先端を柱状取付受部２９に螺合する。この様に
して第２装飾区画部材１４ｂを取付基部２１上に
取付けると内部に発光源３１，３１を収納するこ
とができ、又、発光源３１を交換するときには止
着部材３９を抜くことにより簡単に行うことがで
きる。上記の様にして取付けた各第２装飾区画部
材１４ｂ内の発光源３１，３１を点灯すると、こ
の光が当該第２装飾区画部材１４ｂの表面部３
６、及び第２起立壁面３７ａ，３７ｂを通つて拡
散し、広範囲に渡つて遊技領域１５内の入賞口等
を照らし出すばかりでなく、打球から目を離すこ
となく遊技者にその旨を視認させることができ
る。したがつて、上記した構成からなる遊技状態
表示手段は視認性が極めて高い。

また、第２装飾区画部材１４ｂを取付基部２１
上に取付けると、第１装飾区画部材１４ａの場合
と同様に、装飾表示領域被覆基板１７の表面部１
８と第２装飾区画部材１４ｂの表面部３６とが同
一平面に揃い、遊技領域１５側の第２起立壁面３
７ａと取付基部２１の円弧形端部とが揃つて面一
になる。上記の様にして第１装飾区画部材１４ａ
と第２装飾区画部材１４ｂとを交互に、しかも隣
接させた状態で取付基部２１上に列設すると、第
１起立壁面３３ａと第２起立壁面３７ａとが各々
滑らかに連なつて円弧状の球案内面４０を形成す
る。

なお、第７図で示すようん、右下端に取付ける
装飾区画部材１４の起立壁面には段部１４′を形
成し、該段部１４′に案内区画部材１２の端部を
係合することにより円弧状案内面４０と案内区画
部材１２の円弧状内側面とが滑らかに接続するよ
うにしてある。また、左端に取付ける装飾区画部
材１４の起立壁面にも段部（図示せず）を形成
し、該段部に発射区画部材１１の端部を係合して
円弧状球案内面４０と発射区画部材１１の円弧状
内側面とが滑らかに接続するようにしてある。

また、第４図の実施例によれば、取付基部２１
の右上部分に形成した突出片４１にピン４２を植
設し、該ピン４２により弾性体からなる略半円形
の流路規制部材４３を止着する。そして、この部
分に取付ける第３装飾区画部材１４ｃの表面部か
ら延設したカバー部４４により上記流路規制部材
４３を覆い隠す。

なお、第３装飾区画部材１４ｃの第３起立壁面
４５は、第１起立壁面３３ａ、第２起立壁面３７
ａと同じ曲率の円弧状に成形してある。したがつ
て、すべての第１起立壁面３３ａ……、第２起立
壁面３７ａ……、及び第３起立壁面４５が滑らか
に接続して円弧状球案内面４０を構成する。

上記した構成からなる装飾表示領域被覆基板１
７を遊技盤４の表面に固定するには、遊技盤４表
面に開設してある位置決め孔内に装飾表示領域被
覆基板１７のピン状装着案内部材２４……を挿入
して位置決めし、装飾表示領域被覆基板１７の表
側から筒状取付部２３……内に釘等の取付部材４
６……を打ち込んで固定する。なお、第５図で示
すように筒状取付部２３の開口端を表面部１８よ
りも突出させてあるので、取付部材４６を打ち込
むときにハンマーで表面部１８を叩くことを防止
することができる。したがつて、装飾表示領域被
覆基板１７の表面部１８に描いてある装飾画等を
損傷しない。

なお、発光源３１等に電力を供給する電気配線
４７は、第１装飾区画部材１４ａ、第２装飾区画
部材１４ｂ、第３装飾区画部材１４ｃの各未形成
空部２２……内を通し、第８図で示すように、結
束した状態で遊技盤４の通孔４８内を通して、遊
技盤４の裏側に設けてある制御装置４９に電気的
に接続する。この様にすると遊技盤４に１つの通
孔４８を開設するだけなので遊技盤４の強度が低
下しないし、配線処理が整然となり、組立作業や
保守点検作業において作業し易い。

上記した様にして装飾表示領域被覆基板１７を
遊技盤４の表面に固定すると、遊技盤４の表面に
案内区画部材１２と装飾区画部材１４の球案内面
４０とで囲まれたほぼ円形の遊技領域１５が形成
される。そして、この遊技領域１５内に無数の障
害釘を植設するとともに、特別入賞口５０、特別
遊技手段５１、変動入賞装置５２……、特別入賞
口手段５３等を配設する。図面の実施例では、打
球が特別入賞口５０い入ることを条件として特別
遊技手段５１による特別遊技が開始され、特別遊
技により成立した賞態様に応じて特別入賞口手段
５２の扉５４が開いて打球を受け入れ易い状態に
変換するようにしてある。なお、扉５４が開放し
た状態で受け入れた打球の数は、遊技盤の４の装
飾表示領域被覆基板１７の左端に設けた表示器５
５により可視表示する。

そして、第２装飾区画部材１４ｂに設けた遊技
状態表示手段により上記特別遊技の進行状態を遊
技者に可視表示することができる。例えば、発射
装置７が弾発した打球が発射レール（図示せず）
から打球誘導領域１３内を発射区画部材１１の内
面に沿つて上昇して遊技領域１５内の上部に到達
し、遊技領域１５内を障害釘に当たりながら流下
すると、この打球が運良く特別入賞口５０に入る
ことがある。特別入賞口５０に打球が入ると、特
別入賞球検出器（図示せず）から信号を受けた制
動装置４９が特別遊技手段５１を作動して、複数
の数字を高速変換表示する特別遊技を開始させ
る。そして、遊技者の外部スイツチ操作、或はタ
イマに設定した所定時間の経過により特別遊技手
段５１の数字の高速変換表示が停止し、これによ
り特定された数字の組み合わせが表示される。制
御装置４９の判別手段が上記した数字の組合わせ
を判別して、例えば「７」，「７」，「７」，「７」が
揃つて大当たりの賞態様に該当した場合は、制御
装置４９が特別入賞口手段５３の扉５４を10秒間
開放し、「３」，「３」，「３」，「３」等「７」以外
の数字が４つ揃つて中当たりの賞態様に該当した
場合は、扉５４を５秒間開放し、同じ数字が揃わ
ない小当たりの賞態様に該当した場合は扉５４を
１秒間だけ開放する。ところが、従来のパチンコ
機においては特別遊技手段５１の高速変換表示が
停止した時の数字の組合わせによつて賞態様が決
定される場合、遊技者は瞬時に賞態様を判断する
ことができない。

そこで、図面の実施例では大当たりの賞態様が
成立した場合には制御装置４９からの信号により
遊技状態表示手段を構成する第２装飾区画部材１
４ｂ……に設けたすべての発光源３１……を同時
に点滅させて遊技者に「大当たり」を可視表示
し、中当たりの賞態様が成立した場合には右端の
第２装飾区画部材１４ｂの発光源３１から各第２
装飾区画部材１４ｂの発光源３１を順次点滅させ
て「中当たり」を可視表示し、小当たりの賞態様
が成立した場合にはすべての第２装飾区画部材１
４ｂ……の発光源３１……を１回だけ同時に点灯
して「小当たり」を可視表示する。したがつて、
遊技者は特別遊技手段５１の数字の組合わせ態様
を見損なつても遊技盤４の表面に大きく配設され
た遊技状態表示手段により成立した賞態様を正確
に把握することができ、この賞態様に応じて発射
手段８を操作して打球の飛距離を調整することが
できる。

第９図は、１つの第２装飾区画部材１４ｂの内
部に色彩が異なる２つの発光源３１ａ，３いｂを
設けたもので、第２装飾区画部材１４ｂの内部を
区画する区画壁５６を設け、各発光源３１ａ，３
１ｂの光が互いに干渉しないようにしてある。

また、第１０図で示す装飾区画部材１４の他の
実施例は、断面コ字状の装飾区画部材１４の両端
部に半円形の窪部５７，５７を夫々形成し、装飾
区画部材１４を列設したときに形成される円形空
部内に円柱形の透光性部材１４ｄを設けたもの
で、該透光性部材１４ｄ内にランプ等の遊技状態
表示手段を設けてもよい。

なお、装飾区画部材１４に設ける遊技状態表示
手段は、前記したランプ表示に限定されず、遊技
者が視認できればどのような構成でもよい。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、従来の様
に長尺な金属製帯板を彎曲しなくてもよいので、
区画部材の止着作業を短時間で容易に行うことが
でき、組立作業の合理化を図ることができる。

また、本発明は、遊技盤表面に大きく列設した
装飾区画部材に並設する遊技状態表示手段により
遊技の状態を大きく、広範囲に可視表示すること
ができ、遊技者に強くアピールすることができ
る。

更に本発明は、球案内面に沿つて広範囲に配設
した遊技状態表示手段により入賞口等を照らし出
すなど、装飾効果を著しく高めることができ、し
かも、遊技者は打球の行方から目を離すことなく
遊技状態表示手段の表示を視認できるので、遊技
に集中することができ、パチンコ遊技の興趣を著
しく高揚することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は正面図、第２図は遊技盤の斜視図、第３図は装
飾表示領域被覆基板の斜視図、第４図は装飾表示
領域被覆基板の一部欠截斜視図、第５図は装飾表
示領域被覆基板の取付部の断面図、第６図は第１
装飾区画部材を取付けた状態における装飾表示領
域被覆基板の断面図、第７図は案内区画部材と装
飾区画部材との接続を示す正面図、第８図は遊技
状態表示手段の配線を遊技盤の通孔に通した状態
の斜視図、第９図は遊技状態表示手段の他の実施
例の斜視図、第１０図は装飾区画部材の他の実施
例の斜視図である。 １はパチンコ機、２は前面枠、３は遊技盤収納
部、４は遊技盤、１０は取付領域、１１は発射区
画部材、１２は案内区画部材、１３は打球誘導領
域、１４は装飾区画部材、１５は遊技領域、１６
は装飾表示領域、１７は装飾表示領域被覆基板、
３０は遊技状態表示手段を構成する照明部材取付
部、３１は遊技状態表示手段を構成する発光源、
３３，３７，４５は起立壁面、４０は球案内面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 前面枠の裏面に設けた遊技盤収納部に着脱自
   在に装着されるパチンコ機の遊技盤において、 上記遊技盤表面の側縁に形成されて、上記遊技
   盤収納部に当接して固定される取付領域と、 上記遊技盤表面の中央下方部に底部を位置させ
   て、上方開放の円弧状に取付けた帯板状案内区画
   部材と、該帯板状案内区画部材の一側方外側に所
   定間隔を設けて配置した帯板状発射区画部材とに
   より発射装置が打発した打球を誘導する打球誘導
   領域と、 一端を上記帯板状発射区画部材の上端部と連絡
   させるとともに他端を上記打球誘導領域と反対側
   に位置した上記帯板状案内区画部材の上端部に連
   絡させて、内側に円弧状起立壁面を形成した枠体
   状の装飾区画部材と、 上記遊技盤表面に設けられて、上記取付領域と
   上記装飾区画部材の外面とに囲まれるように設定
   される装飾表示領域と、 上記遊技盤表面に設けられて、上記帯板状案内
   区画部材の内面と上記装飾区画部材の円弧状起立
   壁面とで囲まれるほゞ円形の遊技領域と、 上記枠体状の装飾区画部材に設けられて、発光
   手段に発光により遊技中における遊技状態を可視
   表示する遊技状態表示手段と、 を備えていることを特徴とするパチンコ機の遊技
   盤。