JPH05168584A - 処置具 - Google Patents

処置具

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JPH05168584A
JPH05168584A JP3341264A JP34126491A JPH05168584A JP H05168584 A JPH05168584 A JP H05168584A JP 3341264 A JP3341264 A JP 3341264A JP 34126491 A JP34126491 A JP 34126491A JP H05168584 A JPH05168584 A JP H05168584A
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JP
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pvdf
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rod
tip
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Withdrawn
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JP3341264A
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English (en)
Inventor
Shirou Bitou
士郎 備藤
Koichi Umeyama
広一 梅山
Yoshikatsu Nagayama
義勝 永山
Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Yukiko Nagaoka
由希子 長岡
Hironobu Kono
裕宣 河野
Koichi Kawashima
晃一 川島
Kenji Yoshino
謙二 吉野
Kazuhiko Ozeki
和彦 大関
Seiji Yamaguchi
征治 山口
Yoshihisa Taniguchi
芳久 谷口
Hiroki Moriyama
宏樹 森山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作力が所定の値を越えたことを告知できる
ようにすると共に、処置動作が必ずしも強制的に中断し
ないようにできる処置具を提供することを目的とする。 【構成】 手元側の操作部4、4と、操作部4、4と接
続部5を介して接続され、長手方向の応力により、起電
力を発生する圧電特性のPVDF棒8を用いて形成され
た力伝達部材と、前記力伝達部材の先端に形成された処
置部3と、前記起電力に応じて力伝達部材に許容される
応力以上が作用した場合、告知動作を行う告知手段6と
を備えて把持鉗子1をを形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、起電力を発生する高分
子圧電材料を用いて形成した力伝達部材を有する処置具
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
ことにより、体腔内患部などを観察したり、必要に応じ
て処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治
療処置のできる医療用内視鏡が広く用いられている。ま
た、工業分野においても、ボイラ、エンジンなどの内部
を観察したりすることのできる工業用内視鏡が広く利用
されている。内視鏡の付属部品として、或いは内視鏡と
併用して、さらには単独で使用される生検鉗子とか把持
鉗子などの処置具があり、例えば特開昭63ー1474
49号に示されている従来例がある。
【0003】上記従来例は手元操作部の動きを金属棒な
どの操作軸で伝達し、先端の処置部を開閉させるように
している。この他にワイヤで手元操作部の動きを伝達
し、先端の処置部を開閉させる従来例がある。手元操作
部に力が掛かりすぎると、先端の処置部を形成するリン
ク機構を破損したり、力の伝達を行うワイヤが切れてし
まうなどの欠点があったので、操作力が所定の値を越え
ると、先端の処置部への力の伝達を解除するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では力の伝
達を解除する手段がメカニカルに形成されているので、
解除する手段が動作すると、力の伝達が不可能になるの
で、処置動作が強制的に中断してしまう。また、処置を
続行するには力の伝達を行えるよう係合状態に設定し直
す作業ことが必要になる。
【0005】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、操作力が所定の値を越えたことを告知できるよ
うにすると共に、処置動作が必ずしも強制的に中断しな
いようにできる処置具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では手元側の操作
部材と、前記操作部材と連設され、長手方向の応力によ
り、起電力を発生する高分子圧電材料からなる部分を有
する力伝達部材と、前記力伝達部材の先端に形成された
処置部と、前記起電力に応じて動作する告知手段とを備
えて処置具を形成することによって、力伝達部材に許容
される応力以上が作用した場合には圧電現象により発生
した電圧に基づいて告知手段が告知することになるの
で、操作する力を弱くすることによって、力伝達部材を
破損することもなく、引き続いて処置操作を続行でき
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係り、図1
は第1実施例の処置具の構成を示し、図2は駆動系の構
成を示す。図1に示すように第1実施例の処置具として
の把持鉗子1は細長のシース2と、このシース2の先端
部に設けられた処置部3と、前記シース2の基端部に設
けられた一対の手元操作部4、4と、シース2と一方の
手元操作部4の頂部に設けた接続部5内に設けられた告
知手段6とから構成される。
【0008】上記シース2は例えば硬性のパイプで構成
され、このシース2内には力の伝達部材として圧電特性
を有する高分子圧電材料としての例えばポリフッ化ビニ
リデン(PVDFと略記)を棒状に成形したもの(PV
DF棒と略記)8が挿通され、このPVDF棒8の先端
に、処置部3を形成するリンク機構9の基端が取り付け
られている。このリンク機構9の先端に把持する機能を
備えた先端鉗子部11が取り付けられている。
【0009】また、PVDF棒8の後端には、接続部5
の内側で接続軸12の一方の端部に取り付けられる。こ
の接続軸12は弾性を有する材質で形成され、この接続
軸12の他端の球部分は、他方の手元操作部4の頂部に
形成した接続軸受け部13で収納保持される。この接続
軸受け部13は接続軸12を通すスリット13aに隣接
して(接続軸12の端部の)球部分を収納する収納穴部
13bを形成した構造となっている。また、接続部5の
後端は例えばゴムなどのカバー部材15で覆われ、接続
部5内から後方に引き出される接続軸12はこのカバー
部材15の穴又はスリットを通して対向する他方の手元
操作部4の収納穴部13bに収納される。
【0010】上記一対の手元操作部4、4は枢支部16
で回動自在に連結され、基端側には指掛け部17、17
が設けてある。この指掛け部17、17を開いたり、閉
じたりの操作を行うと、頂部側は反対方向に移動し、こ
れに応じて接続軸12を前方に押し出したり、後方に移
動したりできる。この接続軸12の進退移動はPVDF
棒8により伝達され、リンク機構9を介して先端鉗子部
11を開閉して組織などを把持或いは生検できる。
【0011】上記先端鉗子部11を閉じた状態で、さら
に手元操作部4、4を閉じる力を加える操作を行うと、
PVDF棒8に張力が応力として加わり、その張力の大
きさに応じて多少の伸びを示し、この伸びに応じてPV
DF棒8には圧電現象によって電圧が発生する。この張
力が大きすぎると、PVDF棒8が破損してしまうの
で、この実施例ではPVDF棒8に加わる力が許容され
る所定の値を越えると、発生する電圧を検知して術者に
それを告知する告知手段6が設けてある。
【0012】接続部5内に設けられたこの告知手段6
は、PVDF棒8に取り付けた電極20、20(図2参
照)とリード線21、21で接続され、このPVDF棒
8の出力電圧で動作する。上記PVDF棒8はその長手
方向に力が加わって、その方向に伸びあるいは縮みの歪
が生じた場合にはこの長手方向と直角な方向に電圧が発
生するものが用いてあり、この直角な方向に電極20、
20を設け、この電極20、20により電圧を取り出せ
るようにしてある。上記告知手段6は、接続部5の収納
部から着脱自在である。この告知手段6の構成は図2に
示すようになっている。
【0013】図2に示すように、PVDF棒8にはその
伸び縮みの変位量に応じた電圧を発生する。この電圧は
電極20、20を介して比較回路22に入力され、この
比較回路22に基準電圧発生回路23から出力される基
準電圧と比較し、この基準電圧を越えると、基準電圧を
オーバしたことを検出した検出信号をドライブ回路24
に出力する.このドライブ回路24は検出信号が入力さ
れると、スピーカ25から警告音を出す駆動信号をスピ
ーカ25に出力するようになっている。これらの各回路
は図示しないバッテリからの電力で駆動される。
【0014】この実施例によれば、先端鉗子部11を閉
じた(或いは開いた)状態からさらに閉じる力(開く
力)を許容される値以上で加えると、比較回路22でそ
のことが検出され、スピーカ25から警告音を発生す
る。このため、術者は操作する力を小さくすることによ
り、引き続いて処置を続行できる。つまり、PVDF棒
8を破損することを防止できると共に、従来例における
操作が強制的に中断されないので、生検などの操作を円
滑、かつ短時間に終了できる。
【0015】図3は第1実施例の変形例における主要部
を示す。この変形例では接続部5の収納部5aには例え
ば圧電現象により、電圧の印加により音声を発する(例
えばロッシェル塩などを用いた)クリスタルスピーカと
かPVDFで形成したスピーカ31の収納容器32が収
納され、PVDF棒8の出力でこのスピーカ31を直接
駆動するようになっている。
【0016】PVDF棒8に設けた電極20、20に接
続されたリード線21、21は収納部5aの奥に設けた
コネクタ受け33に接続され、クリスタルスピーカ31
の収納容器32にはコネクタ34が設けてある。その他
は第1実施例と同様の構成である。この変形例ではPV
DF棒8が変位すると、その変位量に応じてスピーカ3
1から音が発生する。この音が大きい場合には操作する
力を小さくすれば良い。なお、図1又は図3において、
シース2などを軟性の部材で形成し、軟性内視鏡のチャ
ンネル内などを挿通して使用できるような軟性処置具に
しても良い。
【0017】図4は本発明の第2実施例を備えた内視鏡
システム41を示す。硬性の挿入部42を有する硬性内
視鏡43の接眼部44にはTVアダプタ45が装着さ
れ、接眼部44側に伝送された光学像はこのTVアダプ
タ45内のCCD46(図5参照)によって画像信号に
変換され、ケーブルを介してTVコントロールユニット
47に入力される。
【0018】このTVコントロールユニット47によっ
て、標準的な映像信号が生成され、モニタ48の画面に
内視鏡像48aが表示される。硬性内視鏡43の操作部
49に突設されたライトガイド口金50にはライトガイ
ドケーブル50aの一方の端部が接続され、このライト
ガイドケーブル50aの他方の端部は図示しない光源装
置に接続される。
【0019】上記硬性内視鏡43による観察のもとで使
用され第2実施例の把持鉗子51は第1実施例と同様に
シース2内を挿通される力伝達部材がPVDF棒8で形
成され、このPVDF棒8に取り付けた電極20、20
(図5参照)と接続されたリードケーブル52は接続部
5から外部に延出され、TVコントロールユニット47
に接続されている。シース2の先端には処置部3が形成
されている。
【0020】また、シース2の後端が接続保持される接
続部5は一方の手元操作部4の一方の頂部に形成され、
PVDF棒8の後端と接続された接続軸12は接続部5
の後方に延出され、他方の手元操作部4に係止されてい
る。一対の手元操作部4、4は枢支部16で回動自在に
連結され、各元操作部4の下端側には指掛け部17、1
7が形成されている。
【0021】図5はTVコントロールユニット47の構
成を示す。図5に示すように、PVDF棒8に取り付け
た電極20、20に発生する電圧はリードケーブル52
を介して比較回路61に入力され、この比較回路61に
基準電圧発生回路62から出力される基準電圧と比較
し、この基準電圧を越えると、基準電圧をオーバしたこ
とを検出した検出信号をキャラクタ発生回路63に出力
する。このキャラクタ発生回路63はモニタ48に警告
用の文字などを表示するキャラクタを発生し、画像合成
回路64に出力する。
【0022】一方、CCD46の画像信号は映像信号処
理回路65に入力され、標準的な映像信号が生成され、
画像合成回路64に出力される。この画像合成回路64
は内視鏡画像に対応する映像信号にキャラクタ発生回路
63から出力されるキャラクタをスーパインポーズして
モニタ48に出力する。
【0023】従って、処置部3を例えば閉じた状態から
さらに閉じる力を許容される値以上で加えると、比較回
路61でそのことが検出され、キャラクタ発生回路63
からキャラクタが出力される。このキャラクタはモニタ
48の表示画面に内視鏡画像48aと共に、警告の文字
などが表示される。術者はこのモニタ48に表示される
内視鏡画像48aを観察しながら処置を行うので、警告
の文字などが表示されると、すぐにこれを知ることがで
きる。この警告の文字などが表示されたら、操作する力
を弱くするば、引き続いて処置を行うことができる。
【0024】この実施例によれば、術者が各種装置など
の発する音で警告音が聴こえにくい環境においても、確
実に術者に告知できる。なお、比較回路61の出力で警
告音と共に、モニタ48で視覚的に警告表示しても良
い。
【0025】図6は本発明の第3実施例の把持鉗子71
を示す。この把持鉗子71は図4に示す把持鉗子51に
おいて、PVDF棒8の代わりにワイヤなどで形成した
力伝達部材72が用いてあり、接続軸12の後端を受け
る接続軸受け部73ををPVDFを用いて形成してい
る。
【0026】例えば、接続軸12の後端に接する部分を
PVDFで形成し、その歪に応じて電圧が発生する面に
電極を取り付け、この電極に発生した電圧をリードケー
ブル52で検出手段を形成する比較回路などに導くよう
にしている。その他は図4に示す実施例と同様の構成で
ある。この実施例は、第1及び第2実施例に比較して鉗
子の内部構成を簡単化できる。また、組立、洗浄に有利
でもある。
【0027】図7は本発明の第4実施例の軟性バスケッ
ト鉗子81を示す。この軟性バスケット鉗子81は可撓
性シース82と、この可撓性シース82内を挿通される
操作ワイヤ83と、この操作ワイヤ83の先端に形成さ
れたバスケット部84と、可撓性シース82の後端に形
成された操作部85と、この操作部85に形成したコネ
クタ受け86に接続されるコネクタ87を設けたケーブ
ル88を介して接続され、操作ワイヤ83の後端に設け
た(PVDFで形成した)センサ89の出力で告知を行
う告知装置90とから構成される。
【0028】上記バスケット部84は折り曲げられてバ
スケット状に開くような弾性を有するバスケットワイヤ
91、91…の一方の端部を操作ワイヤ83の後端側と
なる端部を固定部92で結束固定し、かつ他方の端部、
つまり先端を先端固定部93で結束固定している。
【0029】上記操作ワイヤ83の後端にはPVDFで
形成したセンサ89が介装された状態で操作パイプ94
に接続されている。この操作パイプ94の後端には指掛
け部95が形成されている。また、可撓性シース82の
後端に接続された操作部85にも指掛け部96、96が
設けてあり、指掛け部95、96に指を掛けて、操作部
85に対して操作パイプ94側を進退移動することによ
って、バスケットワイヤ91、91…を開いたり、閉じ
たりできるようになっている。
【0030】また、PVDFで形成したセンサ89に接
続されたリード線97、97はコネクタ受け86の接続
用ピンに至り、コネクタ87を装着することによってセ
ンサ89の出力は告知装置90に入力される。この告知
装置90に入力される信号はアンプ98で増幅された
後、比較部99に入力され、図示しない基準電圧レベル
と比較され、この比較された信号は表示部100に入力
される。この比較部99は予め設定した基準電圧レベル
以上になると、警告用の文字信号とかキャラクタなどを
表示させるための信号を表示部100側に出力し、表示
部100によって警告表示する。
【0031】本発明は上述した実施例以外の構造の処置
具にも適用できる。また、上述の各実施例ではPVDF
棒8などをPVDFなどの高分子圧電材料を用いて形成
したと説明したが、高分子材料に圧電特性(圧電現象)
をしめす材料を混ぜて形成したものでも良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、手
元側の操作部材と、前記操作部材の操作に基づく長手方
向への応力により、起電力を発生する高分子圧電材料か
らなる部分を有する力伝達部材と、前記力伝達部材の先
端に形成された処置部と、前記起電力に応じて動作する
告知手段とを備えて処置具を形成しているので、力伝達
部材に許容される応力以上が作用した場合には圧電現象
により発生した電圧に基づいて告知手段が告知すること
になるので、操作する力を弱くすることによって、力伝
達部材を破損することもなく、引き続いて処置操作を続
行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の処置具の構成を示す断面
図。
【図2】駆動系の構成を示すブロック図。
【図3】第1実施例の変形例の処置具の一部の構成を示
す断面図。
【図4】本発明の第2実施例を備えた内視鏡システムの
構成を示す側面図。
【図5】TVコントロールユニットの構成を示すブロッ
ク図。
【図6】本発明の第3実施例の把持鉗子の構成を示す側
面図。
【図7】本発明の第4実施例の軟性バスケット鉗子の構
成を示す断面図。
【符号の説明】
1…把持鉗子 2…シース 3…処置部 4…手元操作部 5…接続部 6…告知手段 8…PVDF棒 9…リンク機構 11…先端鉗子部 12…接続軸 13…接続軸受け部 17…指掛け部 20…電極 21…リード線 22…比較回路 23…基準電圧発生回路 24…ドライブ回路 25…スピーカ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、PVDF棒8の後端、接続部5の
内側で接続軸12の一方の端部に取り付けられる。
接続軸12の他端の球部分は、他方の手元操作部4の頂
部に形成した接続軸受け部13で収納保持される。この
接続軸受け部13は接続軸12を通すスリット13aに
隣接して(接続軸12の端部の)球部分を収納する収納
穴部13bを形成した構造となっている。また、接続部
5の後端は例えばゴムなどのカバー部材15で覆われ、
接続部5内から後方に引き出される接続軸12はこのカ
バー部材15の穴又はスリットを通して対向する他方の
手元操作部4の収納穴部13bに収納される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】上記先端鉗子部11を閉じた状態で、さら
に手元操作部4、4を閉じる力を加える操作を行うと、
PVDF棒8に張力が応力として加わり、その張力の大
きさに応じて多少の伸びを示し、この伸びに応じてPV
DF棒8には圧電現象によって電圧が発生する。この張
力が大きすぎると、PVDF棒8やリンク機構9が破損
してしまうので、この実施例ではPVDF棒8に加わる
力が許容される所定の値を越えると、発生する電圧を検
知して術者にそれを告知する告知手段6が設けてある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】この実施例によれば、先端鉗子部11を閉
じた(或いは開いた)状態からさらに閉じる力(開く
力)を許容される値以上で加えると、比較回路22でそ
のことが検出され、スピーカ25から警告音を発生す
る。このため、術者は操作する力を小さくすることによ
り、引き続いて処置を続行できる。つまり、PVDF棒
やリンク機構9を破損することを防止できると共に、
従来例における操作が強制的に中断されないので、生検
などの操作を円滑、かつ短時間に終了できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐沢 均 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 長岡 由希子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 河野 裕宣 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川島 晃一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大関 和彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山口 征治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷口 芳久 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 森山 宏樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手元側の操作部材と、 前記操作部材と連設され、長手方向の応力により、起電
    力を発生する高分子圧電材料からなる部分を有する力伝
    達部材と、 前記力伝達部材の先端に形成された処置部と、 前記起電力に応じて動作する告知手段と、を備えたこと
    を特徴とする処置具。
JP3341264A 1991-12-24 1991-12-24 処置具 Withdrawn JPH05168584A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3341264A JPH05168584A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 処置具

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JP3341264A JPH05168584A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 処置具

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