JP2012505680A - 鉗子 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に鉗子によって付与される圧縮力およびけん引力を測定可能な鉗子システムを提供すること。
【解決手段】本発明は、鉗子システムを提供するものである。本発明の鉗子システムは、一対の鉗子部材と、力測定手段とを備えている。その力測定手段は、使用時に鉗子によって付与される圧縮力およびけん引力を測定可能であると共に、そのような力を示す測定信号を出力可能となっている。本発明はまた、使用時に鉗子システムによって付与される圧縮力およびけん引力を測定する方法を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、道具分娩(instrumental delivery)中に胎児の頭にかけられる圧縮力やけん引力の測定などの、圧縮力及びけん引力の測定用の鉗子システムに関するものである。
鉗子(forceps)は、その鉗子内に対象物を保持すべく対象物に力を及ぼし、その対象物を動かしたい方向に力を及ぼすためのものとして、よく知られている。例えば、鉗子は、溶融金属のるつぼ(湯だまり)を炉などから取り出すために、それを把持するために使用される。同様に、鉗子はしばしば、困難な出産時に、赤ん坊の頭をつかみ、出産管(出産経路)を通じた赤ん坊の分娩をアシストする出産方向に力を及ぼすことで、出産プロセスを助けるために使用される。
鉗子の意図された使用による限り、鉗子のブレード(刃部)は一般的に、把持されるべき対象物の外形に対応するように設計される。例えば、分娩アシスト用の鉗子は、使用時に、間に赤ん坊の頭を適切に受け入れるように形成されたブレード(複数)を有する。
伝統的な産科鉗子は、まだ母体内にあるときの赤ん坊の頭に係合することで用をなす。そして鉗子は、自然分娩がもっと容易に進展するような新たな位置に赤ん坊の頭を回すこと、及び/又は、分娩時に出産管(出産経路)を介して赤ん坊を引っ張るために赤ん坊の頭にけん引力ないし回転力を及ぼすために使用される。この分娩プロセスにおいて赤ん坊の頭蓋骨に及ぼされるけん引または押圧(押し)の量は極めて重要である。つまり、赤ん坊の所望の動きを実現するためには十分なけん引または押圧が行われる必要があるが、その一方で、過度なけん引または押圧は、脳、頭皮、及び/又は、顔面の損傷といったような赤ん坊を傷つける結果となる可能性もある。かけられる力の量は、鉗子を操作する医療専門家の臨床上の判断によるものであり、だからこそ、過剰な力をかけないこと、及び、胎児にとって合併症の可能性を避けることを確かなものとする信頼できる方法が存在しない。
出産をアシストするのに使用され得る代替デバイスは吸引娩出器(vacuum extractor)である。吸引娩出では、出産過程で用いられ付与される操作力を測定するのに有効な手段が存在する。これらの力は、出産時に赤ん坊の頭に過大な力がかかるのを防止するための一手段としての安全操作パラメータ(safe operating parameters)内で適用される。しかしながら、吸引娩出は、それ自体に危険を伴うものであり、血腫(haematoma)(頭皮での血液貯留)に限定されるものではないが血腫を含む合併症を伴う。この種の傷害は一般的には、更に問題を生ずることなく解決されるものであるが、時として、帽状腱膜下血腫、網膜出血または頭蓋内出血のような命にかかわる傷害が起きることがある。
従って、医療専門家が使用するのに簡便な道具であって、出産プロセス中、リアルタイムに医療専門家によって赤ん坊の頭に付与される力を正確に測定でき、その結果、分娩アシスト中の赤ん坊に怪我を負わせるのを回避できるような道具に対するニーズがある。
(特になし)
本発明は、従来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。
よって、本発明の第1の観点は、一対の鉗子部材と、使用時に当該鉗子によって付与される圧縮力およびけん引力を測定可能であり、且つそのような力(の大きさ)を示す測定信号を出力可能な力測定手段と、を備えた鉗子システムを提供することにある。
リアルタイムで圧縮力およびけん引力の両方を測定することで、鉗子システムのオペレータ(操作者)は、かかっている力を常時知り、その力を調節し、その力が過剰になって当該鉗子システムに保持されている対象物に危害が及ぶのを回避することが可能になる。本発明は特に、(それに限るものではないが)鉗子アシスト分娩中に用いることを意図したものである。この操作プロセス中にリアルタイムで赤ん坊の頭に付与される力をモニター(観測)可能であることは、分娩時に赤ん坊の頭および首に傷を負わせる可能性を防止するのに役立つ。
一実施態様では、鉗子部材は互いに対して旋回可能に係合する。ただし、所望の相対移動を許容するような鉗子部材間の他の全ての適切な相互関係、例えば(これらに限定されるものではないが)ヒンジ係合、スライド係合または回転係合などが、代替物として使用されてもよいことは言うまでもない。
更なる実施態様では、鉗子部材のうちの少なくとも一つが、圧縮力を測定するように動作可能な圧力センサーを具備している。
好ましくは、圧力センサーは、一方の鉗子部材の表面上に他方の鉗子部材と対向するように配置されている。この手法により、鉗子部材間に把持されている対象物(例えば分娩中の赤ん坊の頭)にて各鉗子部材によって付与されている力を検出し測定するようなやり方で、圧力センサーが配置される。
圧力センサーは、マイクロ電子機械(microelectromechanical, MEM)的なピエゾ抵抗・力センサー、量子トンネル複合材(quantum tunneling composite, QTC)センサー、および、力検知抵抗(force sensing resistors, FSRs)からなる群から選択されてもよい。
鉗子部材の一つ又は両方は、ブレード部、ハンドル部、並びに、前記ブレード部及びハンドル部間に配置された変形可能なO−リングを備えてもよい。こうして、ハンドル部に対するブレード部のいかなるたわみ(又は偏差)も、変形可能なO−リングの変形をもたらす。
好ましくは、鉗子部材のブレード部は互いに鏡像体の関係にある。各鉗子部材の輪郭(外形)が互いを(鏡に)映しあっているので、これにより、各鉗子部材を介して、間に把持される対象物に等しい力を付与することが可能になる。
好ましくは、O−リングは、前記二つの鉗子部材の旋回的係合ポイントに隣接して配置され、更には、当該変形可能なO−リングに装着された歪みゲージを具備してもよい。この方法によれば、O−リングのいかなる変形も歪みゲージで検出され、鉗子システムを通じたけん引力が検出および測定される。より好ましくは、O−リングは、旋回的係合ポイントと鉗子ブレード部との間に配置される。
本発明の一実施態様は、鉗子システムを通じたけん引力の測定に変形可能なO−リングを利用しているけれども、そのようなけん引力を測定する他のいかなる適切な手段も、変形可能なO−リングに追加して、又はそれの代替物として採用されてもよい。
更に別の実施態様では、多数の歪みゲージの列(アレー、array)が鉗子部材の旋回的係合ポイントに隣接して設けられている。歪みゲージの列(アレー)を使用することで、鉗子システムを通じたけん引力のより正確な測定がなされ得る。
好ましくは、一つ以上の歪みゲージが、変形可能なO−リングの円柱形状の外側表面に配設されてもよい。このやり方によれば、一つ又は全ての歪みゲージが、鉗子システムを通じたけん引力の適用時に最大の変形を経験するであろうO−リングの領域に配置されることになり、その結果、当該歪みゲージは、O−リングの外力刺激による変形の最も敏感な検出が可能となる位置に配置されることになる。
更に別の実施態様では、鉗子部材は、当該一対の鉗子部材間の旋回的係合ポイントにおいて磁力により共に保持される。これは、旋回的係合ポイントにて各鉗子部材に配置された各々において、逆の磁性をもった反対のマグネット(磁石)を配設することで達成できる。磁気的な相互係合を提供することで、鉗子部材間における円滑で旋回的な相対運動が促進される。更に、磁気的な相互係合を採用することで、不使用時に鉗子部材を簡単に相互離脱させることが可能になり、鉗子部材のクリーニング及び/又は殺菌を容易なものにする。二つの鉗子部材を簡単に引き離せることは、ヒンジ点での鉗子システムの洗浄という従来の問題を回避可能であることを意味する。マグネットを使用することの更なる利点は、変形可能なO−リングを変形させずとも鉗子部材の相対運動が可能になる、という点である。よって、変形可能なO−リングの検出された全ての変形は、鉗子システムを通じたけん引力、及び/又は、それぞれの鉗子ハンドル部を通じた圧縮力の結果(である)ということになる。
鉗子アシスト出産用の鉗子システムにおいて磁気的な相互係合を採用することの更なる利点は、それが、鉗子部材の係合過程で信頼性の高い相互係合をアシストするという点にある。
好ましくは、各鉗子部材の旋回的係合の領域は、使用時に鉗子部材が互いに分離するのを手助けするような輪郭(外形)を備えている。その輪郭(外形)は、好ましくは、(二つの)鉗子部材のうちの一方の他方に対する回動が各鉗子部材に相手側鉗子部材の傾斜(面)を立ち上がらせて旋回係合ポイントで鉗子部材を分離させるような「傾斜した領域」を備える。このことは、反対方向の磁力に打ち勝って、鉗子部材の相互分離を容易ならしめる。
好ましくは、鉗子部材の少なくとも一部は弾力性のある素材からなっている。前記弾力性のある素材は、生体適合性のある弾性素材のような弾性ポリマー素材であってもよい。ただし、その他の適切な弾力性素材が、前記弾性ポリマー素材と組合せて、あるいは前記弾性ポリマー素材の代替物として採用されてもよい。
本発明の更なる観点は、使用時に鉗子システムによって付与される圧縮力およびけん引力を測定する方法である。この方法は、以下のステップ(工程)を備える。
a.一対の鉗子と、当該鉗子によって付与される圧縮力およびけん引力を測定可能な力測定手段とを有してなる鉗子システムを提供するステップ、
b.対象物付近に前記鉗子を配置し、当該鉗子を介して前記対象物に圧縮力及び/又はけん引力を付与するステップ、
c.圧縮力およびけん引力の測定結果をコントローラに送信するステップ、並びに、
d.鉗子の使用中にリアルタイムで前記測定結果をユーザーに出力するステップ。
上記のステップ(b)で付与される圧縮力及び/又はけん引力は、対象物が胎児の頭であり鉗子システムが鉗子アシスト分娩中に使用されている場合には、対象物への追加的力を加えたものであってもよい。
測定された力のデータを出力することは、無線技術(ブルートゥース技術、無線周波数および赤外線技術を含むが、これらに限定されない技術)あるいはケーブル伝送による、コンピュータなどのコントローラへのデータ送信を伴ってもよい。受信した力のデータは、コンピュータスクリーン(これに限定されない)などのビューワ(viewer)(閲覧装置)ないし表示ユニットによって視覚化されてもよい。加えて、コントローラは、受信した力の測定値が所定の範囲を逸脱していることを示すための、可聴式の及び/又は視覚的な信号等のアラーム手段(警報手段)を具備してもよい。
コントローラは、使用手続きの記録が使用の完了後も参考として入手できるように、使用の期間にわたって受信した力のデータを記録してもよい。記録された力のデータは、適宜に保管され、分析され、引き続いて、将来の鉗子システムの使用時に先制的な警告システムを開発し実装するために使用されてもよい。
以下、図面を参照しつつ、本発明のいくつかの実施形態を例示として説明する。
図1は、二つの鉗子システム(一つは係合状態、一つは非係合状態)の実施形態の斜視図である。 図2は、関連する充電ユニットと共にある図1の鉗子システムの実施形態の斜視図である。 図3は、図1の鉗子システムの鉗子部材の分解図である。 図4Aは、図1の鉗子システムの電子部品の図である。 図4Bは、図1の鉗子システムの別の部品の図である。 図5は、図1の鉗子システムの鉗子部材の鉗子ブレードの周囲における各種位置での、センサーによる測定に基づくディスプレイ出力のグラフィック表示である。 図6は、分娩状況での使用時における図1の鉗子を示す。 図7は、使用時、磁力を用いて一対の鉗子部材が互いに係合する可動範囲を示す、図1の鉗子システムの斜視図である。 図8は、完全な閉じ位置にある図1の鉗子システムの別の図である。 図9は、前記一対の鉗子部材の一方における係合部の配置を示す、図1の実施形態の部分斜視図である。
[発明の詳細な記述]
図1は、本発明の第1の観点に従う鉗子システム10の一実施形態を示し、その鉗子システムは、組み立て状態にある鉗子部材12,12’及び分解状態にある更に二つの鉗子部材12,12’を有する。図4A及び4Bは、鉗子部材12の構成部品を示す。図1の鉗子システム10は、鉗子分娩時における産科的使用を想定したものである。
鉗子部材12,12’の各々は、その第1の端部におけるブレード部14と、その反対側端部におけるハンドル部16とを具備すると共に、変形可能なO−リング20の形態での変形要素を備えている。変形可能なO−リング20は、鉗子システム10を介して及ぼされた力のもとで変形する弾力性のある素材からできている。
鉗子部材12のブレード部14が、鉗子部材12’のブレード部14の鏡像体(ミラーイメージ)であることは好ましい。それぞれの鉗子のブレード部14の対向表面(それらの間に保持されるべき対象物に接触して把持する表面)は、少なくとも一部において、分娩中の赤ん坊の頭を把持するための弾力性のある接触表面を提供する弾性ポリマーで構成されている。ただし、そのような弾性材料に加えて、あるいはその代わりとして、適切な弾力性のあるいかなる素材も使用可能であることは言うまでもない。
変形可能なO−リング20は環状であり、その変形可能なO−リング20の外部円柱面には歪みゲージ21(複数個)の列(アレー)が設けられている。その列(アレー)を構成する各歪みゲージ21は、鉗子システム10を介してけん引力が作用したときに、隣接するOリング領域の変形を検出するよう位置決めされている。従って、変形可能なO−リング20の外部円柱面にそのような歪みゲージ21の列(アレー)を設けることにより、複数の面でのけん引力の同定および測定が可能になる。
加えて、歪みゲージ21の列(アレー)は、使用時、それぞれの鉗子部材12,12’のブレード部14を互いの方に向かわせるような圧縮力の適用時において、変形可能なO−リング20の変形のために、ハンドル部16にかかる圧縮力を同定し測定することもできる。
鉗子システム10が組み立てられるとき、二つの鉗子部材12,12’は、鉗子部材のそれぞれのブレード部14が互いに向き合うように、そして、その二つの鉗子部材12,12’が旋回ポイント18で互いに旋回可能に係合してそれぞれの変形可能なO−リングが一致するように、位置決めされる。
鉗子部材12,12’の各々はマグネット(磁石)24を具備しており、各マグネットは、それぞれのマグネット24が互いに引き合うように反対の極性を持っている。使用時、鉗子部材12,12’は、対向するマグネット24の磁気吸引力の下、旋回ポイント18において係合状態に保持される。
従って、使用時、鉗子部材12,12’は旋回ポイント18を中心として互いに対して旋回可能であるが、磁力の下で旋回ポイント18にて共に保持される。図7は、マグネット24が互いに接触状態となるように二つの鉗子部材12,12’が一緒になっている(接合している)様子を示す。鉗子部材12,12’は、図7に示された矢印の方向に接合している。この旋回(軸)の係合解除は、機械的な手段を介するものであると共に、鉗子部材の明確な及び/又は意図的な係合及び係合解除を確保するところの磁気係合力に反するものである。
図3は、各構成部品が示された状態の鉗子部材12の分解図である。そこから分かるように、ブレード部14は外側ブレード部26および内側ブレード部28から構成される。内外両ブレード部26,28は、プラスチックでモールドされた金属の基礎構造をしている。互いに相対する位置に配置されたとき、それらは、センサー34を含む内部エレクトロニクスが納められる空洞構造を作り出す。
内外ブレード部26,28は超音波溶接されて、内部エレクトロニクス(センサー34を含む)が間に配置された状態にて、互いに鏡像体となる二つの鉗子部材12,12’を別々に作り出す。
センサー34は、MEMセンサーであり、使用時、把持される対象物に鉗子ブレードによってかけられる圧縮力を検出するように位置決めされる。各図に示された鉗子システムは、鉗子分娩を容易にするべく分娩プロセスでの使用を意図している。それ故、鉗子のブレード部14は、赤ん坊の頭蓋骨の輪郭に対応するように形成されている。それ故、センサー34は、鉗子分娩プロセス中に、鉗子ブレード部14によって赤ん坊の頭蓋骨にかけられる圧縮力を測定すべく位置決めされる。
センサー34および歪みゲージの列(アレー)によって検出・測定された圧縮力およびけん引力は、一連の増幅を経て、鉗子システム10のハンドル部16内でプロセッシングカード(図示略)によって調節および測定される。
但し、信号の増幅、測定および処理(プロセッシング)が当業者に入手可能な全ての好適手段によって行われてもよいことは言うまでもなかろう。例えば、信号の増幅、測定および処理(プロセッシング)が、従来のPCMCIAカードスロットなどに差込み可能に適合された小型チップボードで行われてもよい。あるいは、増幅、及び/又は、測定ないし処理(プロセッシング)が、PC(パーソナルコンピュータ)内のPCIカードで、別個のプロセッシングユニットにおいて、又は、鉗子システム自体に収められたシングルチップにおいて行われてもよい。
検出された力のデータは、ブルートゥース技術を用いて、コンピュータ等のコントローラに無線送信される。代替的な無線通信技術が採用されても良いことは言うまでもない。あるいは、有線通信が使用されても良い。本発明に従う鉗子システム10の無線による実施形態が図8に示されている。しかしながら、無線での通信方法は、検出した力データを処理するコントローラへの拘束的連結の存在によって鉗子システムの機動性が妨げられることがない、という利点を有する。
ただし、鉗子システム10を介して検出される力を検出し増幅すること、並びに、使用者によるリアルタイムの観察のためにデータを出力及び/又は視覚化するためのコントローラに集めたデータを送信することは、エネルギー源を必要とする。
これは、いくつかの伝統的なやり方で達成され得る。例えば、図1に示す鉗子システム10の実施形態は再充電可能であり、図3には、その同伴する再充電ユニット32に挿入され、鉗子システム10が矢印方向に充電器に対する位置に移動することが示されている。鉗子システムのハンドル部16の外側表面に設けられた接触点は、再充電ユニット32に設けられた接触点に接触する。再充電ユニット32は電力を供給して、鉗子システム10の鉗子部材12のハンドル部16内にあるバッテリーを再充電する。再充電ユニット32は、電源としての配電線にプラグ接続されてもよい。あるいは、再充電ユニットが、鉗子システム内の再充電可能なバッテリーに電力を贈与する(送る)バッテリーを含むことは好ましい。再充電ユニット32は、未使用時における、鉗子システム10用のドッキングステーションとして機能し、ドッキングした鉗子システム10は必要時に使用に適した状態になる。
図6は、鉗子分娩術での使用時の鉗子システム10を示す。鉗子システム10は、対向する鉗子ブレード部14が赤ん坊の頭の両側に配置されるような位置にガイドされる。その位置に至るや、ハンドル部16を介してユーザーによって圧縮力がかけられ、これにより、対向する鉗子ブレード部14の間に赤ん坊の頭を把持する。加えて、分娩プロセス中に、母体の子宮頸部骨から、筋肉収縮の結果として頸部力がかかり、その筋肉収縮は、鉗子システムへの適用たる圧縮力をもたらす結果となる。これらの力は、使用中にユーザーによって鉗子システムにかけられた力から独立したもの(別個のもの)である。ただし、これらの頸部力もまた、変形可能なO−リング20での圧縮効果およびMEMセンサー(又はその他)での圧縮力のために、使用時に鉗子システムによって検出された測定力の中に含まれる。それは、このシステムを用いて最重要なものである集合値(集合的評価)である。
圧縮力は、鉗子ブレード部14に配置されたセンサー34によって検出され、その測定された力のデータは増幅されて無線でコントローラに送信され、そのコントローラで、ユーザーによる観察用にリアルタイムでデータが視覚化される。こうして、ユーザーはいつでも、赤ん坊の頭にかけられている圧縮力を知ることができ、よって、赤ん坊の頭蓋を傷付けることになるかもしれない過大な力の付与を回避することができる。
赤ん坊の頭が鉗子システム10のブレード部14間に一旦把持されると、ユーザーは、(母体の自然収縮力と歩調を合わせて)頭部に対し分娩方向にけん引力を付与する。分娩方向に引っ張られることへの抵抗は全て、鉗子システム10を介してけん引力が付与される結果となり、それは変形可能なO−リング20の変形を生じさせる。けん引力は、変形可能なO−リング20に配置された歪みゲージの列(アレー)によって検出及び測定され、増幅され、無線でコントローラに送信され、そのコントローラで、ユーザーによる観察用にリアルタイムでデータが視覚化される。こうして、ユーザーはいつでも、鉗子システム10を介して付与されているけん引力を知ることができ、よって、赤ん坊の頭蓋に傷をもたらすかもしれない過大な力の付与を回避することができる。なお、押す力が胎児の頭に付与されたときに負の読み方(逆の読み方、negative reading)を生じることで、上記と逆のことも可能である。このことは、第一次的な力、つまり圧縮力/けん引力よりもずっと危険ですらある。このシステムはまた、この件についての計測および警告をも含むものである。
このように、センサー34及び歪みゲージの列(アレー)を用いて力を検出することにより、本発明の鉗子システム10は、ユーザーによって及ぼされるけん引力(及び、可能性としてあり得る、押す力)と、分娩手術中におけるユーザーの結合したけん引力、母体の収縮力、及び、骨盤の形によって形成される自然抵抗によって及ぼされる圧縮力との両方を測定する。
鉗子システム10は、鉗子部材12,12’の一つ又は全てのハンドル部16に組み込まれる「動きスイッチ」(図示略)を具備してもよく、その結果、鉗子システム10の動きが、センサー34及び歪みゲージ列による力検出(の表示)を活性化するようにしてもよい。あるいは、配電線(mains)にプラグ連結されるだけで配電線が電力供給されたら、鉗子が自動的にスイッチ・オンされてもよい。無線タイプが使用される場合には、バッテリー電力が所定の閾値レベルに到達したことを示すように、LEDティスプレイなどのような警告インジケーターが設けられてもよい。
最後に、ハンドル部16の外形内に人間工学的なグリップ領域を提供して、ユーザーにとっての心地良さと、実際面で鉗子システム10の究極的な使用のし易さとを向上させるべく、2ショット射出成形技術を選択的に用いることで、ユーザーの要求に適合するようにハンドル部16を人間工学的にあつらえてもよい。
添付の図面に示された実施形態を参照して本発明の種々の観点を説明したが、本発明は、示された具体的な実施形態に限定されるものではなく、更なる発明的な技量や努力を経ずとも様々な変更や改変がなされ得るもの、と理解されるべきである。例えば、例示の鉗子システムは出産時の鉗子分娩用として意図されているけれども、本発明に従う鉗子システムは、人間の産科や婦人科(学)を超えた他の多くの目的、即ち、獣医学的、医療的および外科的な応用例(これらに限定されないが)を含む他の多くの目的のために使用してもよく、出産プロセス時の使用に限定されない。所望ならば、ブレード部の輪郭(外形)は、それらの間に把持されるべき対象物とブレード部との接触点に隣接して圧力センサーが配置されるように、それらの間に把持されるべき対象物に対応するよう改変されてもよい。
10…鉗子システム
12,12’…鉗子部材
14…ブレード部
16…ハンドル部
18…旋回ポイント
20…変形可能なO−リング
21…歪みゲージ
24…マグネット(磁石)
34…センサー

Claims (19)

  1. 一対の鉗子部材と、
    使用時に当該鉗子によって付与される圧縮力およびけん引力を測定可能であり、且つそのような力を示す測定信号を出力可能な力測定手段と、
    を備えた鉗子システム。
  2. 前記鉗子部材は互いに対して旋回可能に係合する、請求項1に記載の鉗子システム。
  3. 前記鉗子部材のうちの少なくとも一つは、圧縮力を測定可能な圧力センサーを具備する、請求項1または2に記載の鉗子システム。
  4. 前記圧力センサーは、一方の鉗子部材の表面上に他方の鉗子部材と対向するように配置されている、請求項3に記載の鉗子システム。
  5. 前記圧力センサーは、マイクロ電子機械的なピエゾ抵抗・力センサー、量子トンネル複合材センサー、および、力検知抵抗からなる群から選択されるものである、請求項3または4に記載の鉗子システム。
  6. 前記鉗子部材の一つ又は両方は、ブレード部、ハンドル部、並びに、前記ブレード部及びハンドル部間に配置された変形可能なO−リングを備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の鉗子システム。
  7. 前記鉗子部材のブレード部は互いに鏡像体の関係にある、請求項6に記載の鉗子システム。
  8. 前記O−リングは、前記二つの鉗子部材の旋回的係合ポイントに隣接して配置されている、請求項7または8に記載の鉗子システム。
  9. 当該鉗子システムは、前記変形可能なO−リングに装着された歪みゲージを更に具備する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の鉗子システム。
  10. 前記変形可能なO−リングには、複数の歪みゲージが列をなして設けられている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の鉗子システム。
  11. 前記歪みゲージの一つ又は各々は、前記変形可能なO−リングの円柱形状の外側表面に配設されている、請求項9または10に記載の鉗子システム。
  12. 前記鉗子部材は、当該一対の鉗子部材間の旋回的係合ポイントにおいて磁力により互いに係合する(注:磁石は、現実の旋回動作が二つの結合部品の機械的係合の上に成り立つことを促進するためのものである)、請求項1〜11のいずれか一項に記載の鉗子システム。
  13. 前記鉗子部材の少なくとも一部が弾力性のある素材からなる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の鉗子システム。
  14. 前記弾力性のある素材は弾性ポリマーである、請求項13に記載の鉗子システム。
  15. 使用時に鉗子システムによって付与される圧縮力およびけん引力を測定する方法であって、
    a.一対の鉗子と、当該鉗子によって付与される圧縮力およびけん引力を測定可能な力測定手段とを有してなる鉗子システムを提供するステップと、
    b.対象物付近に前記鉗子を配置し、当該鉗子を介して前記対象物に圧縮力及び/又はけん引力を付与するステップと、
    c.圧縮力およびけん引力の測定結果をコントローラに送信するステップと、
    d.鉗子の使用中にリアルタイムで前記測定結果をユーザーに出力するステップと、
    を備えてなる方法。
  16. 出力された測定結果を記録するステップを更に備える、請求項15に記載の方法。
  17. 記録されたデータを解析するステップを更に備える、請求項16に記載の方法。
  18. 添付の図面を参照して以上に説明されたような、鉗子システム。
  19. 添付の図面を参照して以上に説明されたような、使用時に鉗子システムによって付与される圧縮力およびけん引力を測定する方法。
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