JPH07194608A - 剥離処置具 - Google Patents

剥離処置具

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JPH07194608A
JPH07194608A JP5353140A JP35314093A JPH07194608A JP H07194608 A JPH07194608 A JP H07194608A JP 5353140 A JP5353140 A JP 5353140A JP 35314093 A JP35314093 A JP 35314093A JP H07194608 A JPH07194608 A JP H07194608A
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peeling
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nerve
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Hitoshi Mizuno
均 水野
Shuichi Takayama
修一 高山
Akio Nakada
明雄 中田
Naoki Uchiyama
直樹 内山
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Sakae Takehata
栄 竹端
Koichi Umeyama
広一 梅山
Yuichi Ikeda
裕一 池田
Akihiro Horii
章弘 堀井
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Abstract

(57)【要約】 【構成】体内に挿入されて体組織を剥離する一対の腕部
2aと、体外に配置されてこの一対の腕部2aを開閉す
る駆動手段6と、これらの一対の腕部2aに設けられて
剥離力を検出する力覚センサ13と、この力覚センサ1
3からの出力信号を受けて駆動手段6の駆動力を制御
し、腕部2aに作用する剥離力を制御する制御手段14
とを備える剥離処置具。 【効果】剥離力の大きさを制御しつつ自動的に行い、正
確かつ迅速に所要部位を剥離して、術者の負担を軽減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡下の外科手術に
用い、特に体組織を剥離する剥離処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡下の外科手術において処置具を用
いて剥離を行う手段としていわゆるHI鉗子を用いる方
法、超音波破砕機を用いる方法等がある。このような剥
離はメス等で体組織を切断する場合と異なり、体組織中
の血管等を切断することなく、所要の体組織のみを剥離
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、体組織の剥離
は一度に広範囲にわたって行うことはできず、このため
小範囲の剥離を注意しつつ連続的に繰返し、所要範囲に
わたる剥離処置を行う必要がある。このような剥離は単
調な作業を繰返し行うために多くの時間を必要とすると
共に、常に一定の剥離力で作業を行う必要があるため術
者に多大の労力をかける。このため、このような剥離作
業の自動化が切望されていた。
【0004】本発明は上述に鑑みてなされたもので、外
科手術における剥離を、その剥離力を制御しつつ自動的
に行い、術者の労力を低減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の剥離処置具は、体内に挿入されて体組織を剥離する
剥離手段と、体外に配置されてこの剥離手段を駆動する
駆動手段と、この剥離手段に作用する剥離力を検出する
剥離力検出手段と、この剥離力検出手段からの出力信号
を受けて前記駆動手段を制御し、剥離手段の剥離力を制
御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】この剥離処置具は、剥離手段が体内の所要部位
に配置される。そして、剥離部位を剥離しようとする方
向に沿う両側から引張り、体組織を緊張させた後、剥離
を開始する。剥離手段は体外の駆動手段により駆動さ
れ、剥離を行う。剥離手段に作用する剥離力は剥離力検
出手段からの出力信号により、制御手段で検出される。
制御手段は、この検出結果に基づいて駆動手段を制御
し、所要の剥離力を形成させる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例による剥離処置具1を
示す。本実施例では、剥離手段は剥離鉗子先端部2で形
成してあり、この先端部2は開閉自在な一対の腕部2
a,2aを有し、この腕部2a,2aを開閉することに
より、所要の体組織を剥離するものである。
【0008】先端部1の各腕部2a,2aは、その先端
部1を体内に挿入させる挿入部3の先端に枢着されると
共に、この挿入部3に設けられたパンタグラフ状のリン
ク機構4に連結されている。この挿入部3は、中空管状
構造に形成されており、この基端側には、把持部あるい
は操作部として体外に配置されるハウジング5が取付け
られ、このハウジング5内に駆動手段6が収容されてい
る。
【0009】本実施例の駆動手段6は、モータ7と、こ
のモータ7にカップリング8を介して結合された駆動ね
じ9と、この駆動ねじ9に噛合うナット部材10とを備
える。このナット部材10はハウジング5内を適宜の案
内手段によって駆動ねじ9の軸方向に沿って案内され、
モータ7及び駆動ねじ9の回転運動を軸方向に沿う直線
運動に変換する。そして、挿入部3内に挿通されてその
先端を上記リンク機構4に連結したロッド部材11の後
端が、このナット部材10に連結されており、駆動手段
6の駆動力をリンク機構4を介して先端部2に伝達し、
この先端部2の腕部2a,2aを開閉させることができ
る。この腕部2a,2aが開くときに、これに接触する
体組織が剥離される。符号12は、ロッド部材11の移
動量を制限するマイクロスイッチである。
【0010】体組織を剥離する腕部2a,2aには、こ
れらの腕部2a,2aに作用する剥離力を検出する剥離
力検出手段として力覚センサ13が取付けられている。
本実施例の力覚センサ13は、圧力によって電気抵抗の
変化する導電性シートで形成してあり、この力覚センサ
13の出力信号が図示しない信号線路を介して、図2に
概略的に示す制御手段14に送られる。
【0011】図2に示すように、本実施例の制御手段1
4は、力覚センサ13からの出力信号を処理して剥離力
の大きさ及び方向に関する剥離力信号を出力する剥離力
検出回路15を備える。この剥離力検出回路15から出
力された剥離力信号は比較回路16に送られる。この比
較回路16は、この剥離力をあらかじめ設定された許容
最大力と比較し、剥離力が許容最大力よりも大きい場
合、ただちにモータ駆動力が小さくなるようにモータ駆
動回路19を制御する。モータ駆動回路19は線路20
を介してモータ7に駆動力制御信号を送り、腕部2a,
2aに作用する剥離力の大きさを制御する。この制御に
よって、腕部2a,2aに不必要に大きな剥離力を形成
し、正常組織を傷つけることを防止する。
【0012】また、剥離力検出回路15からは平滑回路
17にも剥離力信号が送られ、開閉の時定数よりも低い
ローパスフィルタを持つ平滑回路17によって平均剥離
力に変換され、減算回路18に送られる。減算回路18
はこの平均剥離力と術者によって設定された目標剥離力
とを減算し、これをモータ駆動回路19にフィードバッ
クする。これによって、平均剥離力が常に目標剥離力が
近くなるように制御される。
【0013】モータ駆動回路19は、線路21を介して
送られるマイクロスイッチ9からの信号により、モータ
7に流れる電流の極性を逆転させ、減算回路18および
比較回路16を制御入力として、剥離鉗子先端部2の腕
部2a,2aを開閉するためのモータ駆動電流の制御を
行う。
【0014】以上の処理フローによって、腕部2a,2
aに作用する剥離力をほぼ一定に制御しながら剥離を自
動的に行う。
【0015】このような剥離処置具1により体組織の剥
離を行う場合は次のように行う。
【0016】まず、内視鏡下で剥離処置具1の挿入部3
をその先端から体内に挿入し、先端部2を所要の体組織
に近接させる。そして、図2に符合Aで示す剥離線に沿
って両側から体組織を引張り、体組織を緊張させた後、
剥離を開始する。
【0017】先端部2の腕部2a,2aを剥離線Aの両
側に臨ませ、駆動用モータ7を駆動すると、図1に示す
駆動手段6が駆動モータ7の回転運動をナット部材10
で直線運動に変換し、この動きをロッド部材11及びリ
ンク機構4を介して腕部2a,2aに伝達する。腕部2
a,2aが開閉動作し、体組織はこの腕部2a,2aか
ら受ける剥離力で剥離される。このように腕部2a,2
aを開閉しつつ剥離処置具1を剥離線Aに沿って移動す
ることにより、剥離線Aに沿って体組織が順に剥離され
る。
【0018】腕部2a,2aに作用する剥離力は力覚セ
ンサ13で電気信号に変換され、挿入部3内を挿通され
た図示しない信号線路を介して制御手段14に送られ
る。この制御手段14は上述のように、力覚センサ13
からの出力信号を受け、線路20介してモータ7を制御
し、剥離力を所定の範囲内に保持する。
【0019】これにより、常に所定範囲の剥離力によ
り、所要の体組織のみを剥離し、血管等の意図しない組
織が切断するのを防止する。更に、剥離力は自動的に所
定範囲内に保持されるため、術者の労力が大きく低減さ
れる。
【0020】次に、図3は、上記実施例と同様に、内視
鏡下の外科手術に用い、特に偏平状のポリープを確実に
切除、摘出するポリペクトミー用マニピュレータを示
す。
【0021】このポリペクトミー用マニピュレータは、
生体管腔内に発生したポリープを、従来の内視鏡的にス
ネアによって切除摘出する方法を用いる場合、このポリ
ープが壁面上の偏平状ポリープであると、ポリープ根元
部にループがかからずこのような偏平状ポリープを切除
できないという問題を解決するものである。
【0022】この問題を解決するポリペクトミー用マニ
ピュレータは、内視鏡22の先端の外周上に取付けられ
た円筒状のフード26と、内視鏡22に組み込まれてフ
ード26内を減圧する吸引手段と、ループ28の面を内
視鏡22の先端面に平行に配置してフード26内を軸方
向に移動可能な緊縛手段と、通電切除手段とを持ち、ス
ネアループ28の上下動作、緊縛動作及び通電切除動作
を一連の動作として自動的に行うようになっている。
【0023】具体的には、図3に示すように、内視鏡2
2は生体内に挿入される挿入部を有し、この挿入部の先
端部の端面には、体壁の観察部位を照明するライトガイ
ド23と、体壁からの反射光により観察像を得るための
対物レンズ24が配置されており、生体内の所要部位を
照明しながら観察できるようになっている。また、内視
鏡22には挿入部内に延設されて先端の端面に開口する
チャンネル25が設けられており、このチャンネル25
を通して、吸引、送水、など生体内部の洗浄や、各種の
処置具を用いた処置を行うことができる。この処置は体
外で所要に応じて操作することにより行う。
【0024】更に、内視鏡22の先端部の外周には、前
方に突出するように透明材料で形成されたフード26が
装着されており、生体内の患部Bの周部にこのフード2
6を押付けることによって、患部Bをフード26内に密
閉し、内視鏡22の観察下に配置することができる。
【0025】チャンネル25の開口部から前方に突出さ
せるスネア27は、その先端にループ28を有し、この
ループ28は内視鏡22の端面と平行になるよう形成さ
れている。スネア27の軸部には、ループ28を形成す
るワイヤ部を外套するように、シース29が設けられて
おり、このシース29とループ28のワイヤ部とを相対
的に前後方向に移動させることにより、ループ28を拡
径しあるいは縮径することができると共に、このような
ループ28の径を調整する動作によって患部Bを緊縛す
ることができる。また、ループ28のワイヤ部とシース
29とを一体的に前後動させることによって内視鏡22
の先端部からの突出量を変化させることができる。
【0026】シース29を前後動させるため、スネア2
7の手元部には、第1のアクチュエータ30と、シース
29とループ28のワイヤ部との相対的な位置関係すな
わちループ28の径を決定するための第2のアクチュエ
ータ31とを設けてある。また、ループ28のワイヤ手
元部末端には、高周波焼灼電源32が接続されており、
スネア27の先端部のループ28により患部Bを焼灼す
ることができるようになっている。
【0027】更に、チャンネル25の手元部には、電磁
的に開閉可能なバルブ33を配置し、このバルブ33の
さらに根元側には、リザーバ34を介して吸引ポンプ3
5を配置してある。バルブ13を閉じると、ポンプ35
とリザーバ34とチャンネル25とが連通し、このポン
プ35を作動することによりフード26内の圧力を下げ
ることができる。一方、バルブ33を開くと、チャンネ
ル25はリザーバ34から遮断されて大気と連通し、フ
ード26内の圧力を大気圧に戻すことができる。
【0028】これらの第1,第2のアクチュエータ3
0,31と高周波焼灼電源32とバルブ33とは、全て
コントローラ16によって、各々独立に動作を制御され
る。操作者Cは、入力装置37を通してコントローラ3
6を操作し、上記のシステムを通じて体外から所要の動
作を行わせることができる。また、このコントローラ3
6内に、動作の順序、時間等を予めプログラムしてお
き、操作者Cが入力装置37のスイッチを操作すること
よって、全システムを連続的かつ自動的に動作させるよ
うにすることも可能である。
【0029】このようなポリペクトミー用マニピュレー
タにより、生体管腔の壁面上の偏平状ポリープを切除摘
出する等の処置は次のように行う。
【0030】まず、操作者Cが入力装置37のスイッチ
を操作することによってコントローラ36内のプログラ
ムが起動する。ついで、内視鏡22の先端部のフード2
6を患部Bにほぼ垂直にあたるように生体管腔の壁面に
押し当てる。次に、バルブ33を閉じ、チャンネル25
を通してフード26内の圧力を下げ、このフード26内
に形成される負圧により、患部Bを内視鏡22側に盛り
上がらせる。
【0031】ついで、この盛り上がった患部Bをループ
28が取巻くように、第1、第2のアクチュエータ1
0,11を動作させてスネア27を前進させる。次に、
第2のアクチュエータ11のみを動作させて、ループ2
8を縮径し、患部Bを緊縛すると共に、高周波焼灼電源
32によってスネア27に通電し、患部Bを焼灼、切除
する。
【0032】したがって、上記のポリペクトミー用マニ
ピュレータによれば、わずらわしい一連の患部切除動作
を自動化し、術者の負担を低減させると共に、予めプロ
グラムされた動作によって作業が行われるため、術中の
人的ミスによる事故を未然に防ぎ、安全で適確な手術を
行うことができる。
【0033】図4から図8は、外科手術に用い、特に患
者の姿勢を可変とすることにより、臓器の重量による影
響を減らし、駆動力の小さな手術用マニピュレータでも
臓器操作を容易に行うことが可能となる動力手術台シス
テムを示す。
【0034】この動力手術台システムは、内視鏡下手術
に用いる手術用マニピュレータを小型化しようとする
と、必然的にマニピュレータの駆動力が小さくなり、肝
臓などの大きな臓器を保持する場合には、臓器の重量の
ために駆動力が不足し、このために手術用マニピュレー
タの小型化が困難であるという問題を解決するものであ
る。
【0035】この動力手術台システムは、患者の姿勢を
変化させる手術台姿勢制御手段と、臓器移動手段と、臓
器移動手段に設けられた力覚センサと、臓器移動手段の
姿勢検出手段とを備え、力覚センサと姿勢検出手段から
の出力を用いて、手術台の姿勢を自動的に変更する。
【0036】図4から図6はこの動力手術台システムの
構成の具体例を示す。図4にその全体構造を示すよう
に、この動力手術台システムは、臓器移動手段と臓器移
動手段の姿勢検出手段とを兼ね備えた6自由度垂直多関
節型マニピュレータ40と、このマニピュレータ40の
先端に取付けられた処置具41と、この処置具41に設
けられた力覚センサ42と、動力手術台43とから形成
されている。
【0037】図5に動力手術台43の構造を示すよう
に、この動力手術台43は、ベッド部44の下側にこの
ベッド部44を回転する回転機構45を設けてある。回
転機構45は、湾曲ガイド46による支持部と、モータ
47および歯車機構48を有する回転駆動装置とから形
成されている。
【0038】回転機構45の下部にはベッド部44の姿
勢及び高さを変化させる昇降・傾斜機構49が設けられ
ている。本実施例の昇降・傾斜機構は3本のリニアアク
チュエータ50から形成され、各リニアアクチュエータ
50は、ピストン内に組まれたモータおよびモータの回
転を直動運動に変換するネジ・ナット機構によって構成
されている。
【0039】昇降・傾斜機構49の下部には、ベッド部
44を2次元的に平行移動させる平行移動機構51が設
けられ、手術室床面に設置される。この平行移動機構5
1は、X軸移動機構とY軸移動機構とを有し、このY軸
機構はリニアガイド52による支持部と、モータ53の
回転運動を直線運動に変換するボールネジ機構54とで
形成されている。また、X軸機構は、Y軸機構と同様の
構造に形成され、Y軸機構の下部にY軸機構と直交して
配置されている。これらの回転機構45と昇降・傾斜機
構49と平行移動機構51とにより、ベッド部44は、
3次元的な平行移動(x,y,z)と姿勢変換(dx,
dy,dz)と回転移動(θ)との合計6自由度を持っ
ている。
【0040】図6は力覚センサ42の構成を示す。図6
の(B)は同(A)のx軸方向の断面を示し、この図か
ら明らかなように、この力覚センサ42は、中央に突起
部を持つ弾性体で形成してあり、中央の突起部に働く力
のx,y,z軸方向の3軸成分Fx,Fy,Fzを検出
する。この力覚センサ42には、符号a−hに示される
ピエゾ抵抗素子が設けられている。各ピエゾ素子a−h
の伸縮によってピエゾ素子の抵抗が変化する。Fzは、
ピエゾ素子a−hの出力の和によって検出され、Fxお
よびFyは、それぞれ突起部の対称の素子の出力との減
算によって検出される。すなわちFxはピエゾ素子c,
dの出力の和とピエゾ素子a,bの和との減算で検出さ
れ、Fyはピエゾ素子g,hの出力の和とピエゾ素子
e,fの出力の和との減算で検出される。
【0041】次に、図7及び図8を参照しつつ、力覚セ
ンサ42を通じてマニピュレータ40に作用する力を検
出し、ベッド部44を移動する作用について説明する。
図8にこの処理フローを示すように、まず、力覚センサ
42によってFx,Fy,Fzの出力を検出する(ステ
ップS1)。これらのFx,Fy,Fzの出力は、図7
に示すようにマニピュレータ40あるいは処置具41に
作用する力Fのx,y,z軸方向の3軸成分であり、こ
れらの3軸成分Fx,Fy,Fzは上述のように各ピエ
ゾ素子a−hの出力により計算される。そして、マニピ
ュレータ40あるいは処置具41の姿勢および力覚セン
サの出力の各成分から処置具41にかかる力ベクトルF
が算出できる(ステップS2)。この結果、重力成分F
gが算出される(ステップS3)。重力成分Fgを処置
具41の移動方向ベトクルD方向に回転することによっ
て、ベクトルD方向のマニピュレータの操作力が、最大
操作力の範囲内に入るような角度θを算出する(ステッ
プS4)。動力手術台の姿勢をマニピュレータの移動方
向ベクトルDに−θ回転させる(ステップS5)ことに
よって、重力方向がFg′に見かけ上変化し、姿勢変化
前と比較して小さな駆動力で、臓器をマニピュレータの
移動方向ベクトルDの方向に移動することが可能とな
る。
【0042】図9から図12は、放射線の照射部位に対
する照射方向の制御と、照射部位の容易で正確な位置決
めとを可能とした放射線治療用動力手術台システムを示
すものである。
【0043】この放射線治療用動力手術台システムは、
近年、重粒子などの加速器を用いた癌に対する放射線治
療が実用化されつつあるが、このような放射線治療装置
では、放射線の照射方向は通常1方向に限られているこ
と、また患部の位置決めが容易でないという問題に鑑
み、このような問題を解決するものである。
【0044】この放射線治療用動力手術台システムは、
断層像あるいは3次元画像撮影手段と、放射線治療手段
と、患者の位置・姿勢を制御する制御手段を有する手術
台とを備える。
【0045】より具体的には、図9から図11に示すよ
うに、患部の断層像を得るためのX線CT61あるいは
MRI画像診断装置62と、重粒子照射装置63と、動
力手術台64と、1あるいは2の画像情報より患部の位
置を特定するための画像処理装置66と、患部の位置情
報に基づいて手術台64の位置・姿勢を制御する手術台
駆動装置67とからその全体が形成される。
【0046】図10に照射室内の構成を示すように、重
粒子照射装置63の重粒子線照射部68が照射室上部に
取付けられている。患者Pは、3次元的な平行移動及び
姿勢・回転を自動的に変換できる動力手術台64の上に
載せられ、座標マーカ65を取付けられた固定器70に
よって患部を手術台64に固定されている。
【0047】図11は動力手術台64の構造を示す。動
力手術台64のベッド部71の下部にはベッド部を回転
する回転機構72が設けられている。回転機構72は、
湾曲ガイド73による支持、およびモータ74およびハ
スバ歯車75による回転駆動装置よりなる。回転機構の
下部にはベッド部71の姿勢及び高さを変化させる昇降
・傾斜機構76が設けられている。昇降・傾斜機構は3
本のリニアアクチュエータ77からなっている。リニア
アクチュエータ77は、ピストン内に組まれたモータお
よびモータの回転を直動運動に変換するネジ・ナット機
構によって構成されている。昇降・傾斜機構76の下部
には、ベッド部を2次元的に平行移動させる平行移動機
構78が設けられ、手術室床面に設置される。平行移動
機構は、X軸移動機構とY軸移動機構よりなる。Y軸機
構はリニアガイド79による支持と、モータ80の回転
を直動に変換するボールネジ機構81よりなる。X軸機
構は、Y軸機構と同様の構造で、Y軸機構の下部にY軸
機構と直交して配置されている。これら回転機構、昇降
・傾斜機構、平行移動機構により、ベッド部は、3次元
的な平行移動(x,y,z)と、姿勢変換(dx,d
y,dz)および回転移動θの計6自由度を持ってい
る。
【0048】図12は、この放射線治療用動力手術台シ
ステムの処理フローを示す。固定器によって座標マーカ
を患者に取り付けた状態で患部のX線CT、MRI画像
を投影する(ステップT1)。患部の断層像、あるいは
3次元構成像より照射目標位置を決定する(ステップT
2)。図13に示すように、照射目標Ptの3次元座標
は、幹部と同時に写し込まれた座標マーカ65の位置か
ら決定する。次に患者を照射室に移動し、動力手術台に
固定器によって固定する。固定器と手術台の関係を既知
とすると、目標部位の手術台における3次元座標が定ま
る。定められた照射目標位置と、術者により指定された
照射方向から、ベッドの位置および傾斜および回転が算
出される。その算出結果に基づいて動力手術台の各モー
タが駆動される。
【0049】この放射線治療用動力手術台システムで
は、照射方向は自動的に制御することができるため、図
14に示されるように、照射目標Ptに対して角度を変
化させながら照射することが可能で、照射目標以外の組
織の放射線被曝を減少させることができる。また、図1
5に示すように照射目標Ptが複数の部位に点在してい
る場合にも、照射位置を自動的に可変させることができ
るので、一回の治療で同時に照射が可能であり、治療時
間の短縮を行うことができる。
【0050】図16及び図17は、神経と他の組織とを
自動的に区別できるピンセット、特に脳外用ピンセット
システムに関するものである。
【0051】この脳外用ピンセットシステムは、従来の
マイクロサージェリー用すなわち神経や血管をつまんだ
り組織をかき分けるためのピンセットは、神経を他の組
織と区別する手段を持たないため、これを用いて組織を
かき分ける際、神経を他の組織と区別するために極めて
多くの時間と労力とを必要とするという事情に基づいて
なされたものであり、ピンセットの先端部に神経を刺激
する機構と、この刺激によって変化する脳波を検出する
機構とを設けたものである。
【0052】より具体的には、この脳外用ピンセットシ
ステム83は、バイポーラピンセット84と、このバイ
ポーラピンセット84にリード線85を通じて接続され
た刺激装置86と、電極88を介して患者に接続された
脳波計87とを有する。
【0053】この脳外用ピンセットシステム83による
と、バイポーラピンセット84より微弱な電気刺激を与
えておき、脳組織Rをかき分ける際に、このバイポーラ
ピンセット84の先端に神経Nが触れると、脳波に変化
が現れる。この脳波の変化を電極88を通じて脳波計8
7で検知する。
【0054】これにより、神経Nがピンセット84に触
れると直ちに検知され、特に脳組織をかき分ける際に、
術者の負担を大きく低減すると共に処置時間を短縮する
ことができる。
【0055】図18はその変形例による脳外用ピンセッ
トシステム83aを示し、ここでは、ピンセットにフィ
ルム電池89を直接取付けてある。
【0056】ピンセットにフィルム電池89から電流を
流し、この電流で神経に刺激を与えることができ、別体
の刺激装置を設ける必要がない。このため、ピンセット
の動きがリード線等で拘束されず、操作が極めて簡単と
なる。
【0057】図19及び図20は、神経ブロックシステ
ムを示す。この神経ブロックシステムは、従来における
神経性の胃かいよう等の治療に行われていた神経ブロッ
クが神経を探して一本一本丹念にブロックしていたため
に、長時間を必要として術者の負担も大きかったという
事情を改善するもので、短時間で済み、術者の負担も軽
くする。
【0058】この神経ブロックシステムは、腹腔鏡と、
神経同定プローブと、神経ブロック処置具と、1つ以上
の鉗子とよりなり、神経の同定、神経ブロックを自動化
したことに特徴がある。
【0059】すなわち、図19に示すように、患者Pを
収容するベッド90には、腹腔鏡91と神経同定用プロ
ーブ92と鉗子93と処置具94とがそれぞれホルダ9
5で保持されており、これらの各ホルダ95の関節を回
転制御するメインコントローラ98により、それぞれの
治療用具の姿勢あるいは位置等が制御される。符号96
は高周波電源、符号97は観測装置を示し、これらの高
周波電源96および観測装置97も同様にメインコント
ローラ98により制御される。
【0060】この神経ブロックシステムによる神経ブロ
ックは以下のように行う。
【0061】図20に示すように、観測装置97によ
り、腹腔鏡91を通じて治療域を観測しつつ、神経同定
プローブ92により胃組織の硬さを胃表面に沿って測定
する。神経細胞は通常の細胞と違い軸索さやが硬いので
同定される。そして、処置具94により同定された神経
を焼き、ブロックする。鉗子93は一連の操作がやりや
すいように胃を把持する。
【0062】図21および図22は、リンパ節隔清シス
テム、特に、短時間で行うことができ、術者の負担の少
いリンパ節隔清システムを示す。
【0063】従来は、術者が丹念にリンパ節(ガンの転
移した)を探して摘出していたので非常に時間がかか
り、術者の負担も大きかった。
【0064】これに対し、図示のリンパ節隔清システム
は、腹腔鏡と、リンパ節同定用プローブと、リンパ節隔
清用の処理具からなり、リンパ節(ガン化した)の同定
とリンパ節隔済を自動化したものである。
【0065】図21に具体的に示すように、患者Pを収
容するベッド90には、腹腔鏡91と超音波プローブ9
2Aと鉗子93と処置具94とがそれぞれホルダ95で
保持されており、これらの各ホルダ95の関節を回転制
御するメインコントローラ98により、それぞれの治療
用具の姿勢あるいは位置等が制御される。符号96は高
周波電源、符号97は観測装置を示し、これらの高周波
電源96および観測装置97も同様にメインコントロー
ラ98により制御される。図21の符号92Bは超音波
観測装置であり、また、図22の符号Lはリンパン管を
示し、符号mはリンパ節を示す。
【0066】この神経ブロックシステムによる神経ブロ
ックは以下のように行う。観測装置97により腹腔鏡9
1を通じて患部を見ながら、超音波プローブ92Aによ
りガン化しているリンパ節を同定する。そして、ガン化
しているリンパ節を隔離するようにリンパ管Lをクリッ
プする。処置具94によりリンパ管を焼灼切除してガン
化したリンパ節を摘出する。
【0067】このリンパ節隔清システムによると、ガン
化しているリンパ節を同定することが極めて容易であ
り、短時間で処置することができ、術者の負担も軽減す
ることができる。
【0068】図23は、神経同定システム、特に脳手術
に用いる神経同定システムに関するものである。
【0069】従来の脳腫ようの手術の際は、顔面神経を
特定することが困難で、このために処置に時間を要し、
術者の負担が大きいために、改善の要請が大きかった。
【0070】このような要請に応える神経同定システム
は、特に脳腫ようの手術の際に顔面神経を容易に特定す
ることのできるシステムを提供するもので、術中が患者
の表情をモニターすることのできる装置を設けたことに
特徴がある。
【0071】すなわち、この神経同定システムは、患者
の頭をヘッド固定具100で固定し、硬性鏡101で内
部を観察しつつ治療用マニピュレータ102で治療す
る。この治療用マニピュレータ102はマスター103
で作動され、術者がマスター103のハンドルを操作し
つつ治療用用マニピュレータ102通じて所要の処置を
行う。そして、天井にはビデオカメラ104を配置し、
硬性鏡101からの画像信号と共に画像処理装置105
で処理した後、ヘッドマウントディスプレー106に表
示させる。
【0072】操作者がマスター103側でコンピュレー
タを操作すると、ビデオカメラ104で撮影した患者の
表情がヘッドマウントディスプレー106の窓部107
に写出される。術者は、硬性鏡101からの患部の像と
共に、この窓部107に写出された患者の表情を見なが
ら手術を行う。治療用マニピュレータ102が患者の顔
面神経に触れると患者の顔面にチェック症状が出るので
それが顔面神経とわかる。
【0073】これにより、効率よく所要部位の手術を行
うことができる。
【0074】
【発明の効果】以上明らかなように、本発明によれば、
外科手術における剥離を、その剥離力を制御しつつ自動
的に行うことにより、正確かつ迅速に所要部位を剥離
し、術者の負担を大きく軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による剥離処置具の全体構造
を概略的に示す説明図である。
【図2】 図1の剥離処置具の作動を示す説明図であ
る。
【図3】 ポリペクトミー用マニピュレータの説明図で
ある。
【図4】 動力手術システムの全体構造を示す説明図で
る。
【図5】 動力手術台の内部構造を概略的に示す図であ
る。
【図6】 図4の動力手術システムに用いる力覚センサ
の説明図である。
【図7】 図5の動力手術台上におけるマニピュレータ
に作用する力の説明図である。
【図8】 図4の動力手術システムの作動を示すフロー
図である。
【図9】 放射線治療用動力手術台システムの概略を示
す説明図である。
【図10】 図9の放射線治療用動力手術台システムの
照射室内の説明図である。
【図11】 図9の放射線治療動力手術第システムに用
いる動力手術台の内部構造を示す説明図である。
【図12】 図9の放射線治療用動力手術台システムに
おける処理のフロー図である。
【図13】 図9の放射線治療用動力手術台システムに
おける照射目標の位置を決定する状態の説明図である。
【図14】 他の照射目標を照射する場合の説明図であ
る。
【図15】 更に他の照射目標を照射する場合の説明図
である。
【図16】 脳外用ピンセットシステムの説明図であ
る。
【図17】 図16の脳外用ピンセットシステムにより
処置する場合の説明図である。
【図18】 図16の脳外用ピンセットシステムの変形
例の図である。
【図19】 神経ブロックシステムの概略図である。
【図20】 図19の神経ブロックシステムを用いた処
置の例を示す説明図である。
【図21】 リンパ節隔清システムの概略図である。
【図22】 図21のリンパ節隔清システムによる処置
例の説明図である。
【図23】 神経同定システムの概略説明図である。
【符号の説明】
1…剥離処置具、2…先端部、2a…腕部、3…挿入
部、4…リンク機構、5…ハウジング、6…駆動手段、
7…モータ、8…カップリング、9…駆動ねじ、10…
ナット部材、11…ロッド部材、12…マイクロスイッ
チ、13…力覚センサ、14…制御手段、15…剥離力
検出回路、16…比較回路、17…平滑回路、18…減
算回路、19…モータ駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 直樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 植田 康弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 竹端 栄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 梅山 広一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 池田 裕一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 堀井 章弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に挿入されて体組織を剥離する剥離
    手段と、体外に配置されてこの剥離手段を駆動する駆動
    手段と、この剥離手段に作用する剥離力を検出する剥離
    力検出手段と、この剥離力検出手段からの出力信号を受
    けて前記駆動手段を制御し、剥離手段の剥離力を制御す
    る制御手段とを備えることを特徴とする剥離処置具。
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