JPH0516710U - 塵芥貯留装置 - Google Patents
塵芥貯留装置Info
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- JPH0516710U JPH0516710U JP6663791U JP6663791U JPH0516710U JP H0516710 U JPH0516710 U JP H0516710U JP 6663791 U JP6663791 U JP 6663791U JP 6663791 U JP6663791 U JP 6663791U JP H0516710 U JPH0516710 U JP H0516710U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】地下室を小さくして施工作業の簡素化を図ると
ともに、塵芥貯留容器を地下室内に容易に設置できる塵
芥貯留装置を提供する。 【構成】地下室Aの上部開口を閉塞する蓋体A1と塵芥
貯留容器1とが一体に固設され、該蓋体A1の上面には
この蓋体A1を吊り上げるための吊具A2が設けられる
とともに、蓋体A1が地下室Aを閉塞した時には上記塵
芥貯留容器1が地下室A内に設置され、一方、輸送管1
6の塵芥貯留容器1の近傍部分は、塵芥貯留容器1の昇
降動作に伴って着脱自在に構成されてなる。
ともに、塵芥貯留容器を地下室内に容易に設置できる塵
芥貯留装置を提供する。 【構成】地下室Aの上部開口を閉塞する蓋体A1と塵芥
貯留容器1とが一体に固設され、該蓋体A1の上面には
この蓋体A1を吊り上げるための吊具A2が設けられる
とともに、蓋体A1が地下室Aを閉塞した時には上記塵
芥貯留容器1が地下室A内に設置され、一方、輸送管1
6の塵芥貯留容器1の近傍部分は、塵芥貯留容器1の昇
降動作に伴って着脱自在に構成されてなる。
Description
【0001】
本考案は、地下室に設置された塵芥貯留容器に塵芥を投入管を介して一時貯留 し、この貯留した塵芥を吸引装置により吸引収集させる塵芥貯留装置に関する。
【0002】
従来、この種の塵芥貯留装置としては、投入口から投入管を介して投入された 塵芥を地下室に設置された塵芥貯留容器に一時貯留し、この貯留された塵芥を塵 芥収集車の吸引装置によって輸送管を介して該塵芥収集車の塵芥収容室に吸引収 集するように構成されていた。
【0003】
しかしながら、上記従来のように塵芥貯留容器を地下室に設置しているので、 地下室には塵芥貯留容器のメンテナンス等に必要なスペースを確保する必要があ り、このため地下室を広くしなければならず、工事が大がかりになり施工作業に 時間がかかるとともにコスト高になるという問題があった。
【0004】
本考案の塵芥貯留装置は、投入口を備えた投入管が第1開閉弁を介して接続さ れるとともに、内部に二次空気を取り入れる導入管が第2開閉弁を介して接続さ れ、且つ内部に貯留された塵芥を吸引装置により吸引輸送する輸送管が第3開閉 弁を介して接続された塵芥貯留容器が、地下室に設置されてなる塵芥貯留装置に おいて、前記地下室の上部開口を閉塞する蓋体と前記塵芥貯留容器とが一体に固 設され、該蓋体の上面にはこの蓋体を吊り上げるための吊具が設けられるととも に、蓋体が地下室を閉塞した時には上記塵芥貯留容器が地下室内に設置され、一 方、前記輸送管の塵芥貯留容器の近傍部分は、塵芥貯留容器の昇降動作に伴って 着脱自在に構成されたものである。
【0005】
メンテナンス等を行う場合には、適宜な吊上装置により蓋体を吊り上げること により該蓋体とともに塵芥貯留容器を地下室内から吊り上げて地上に一旦載置し 、この状態でメンテナンス等を行う。これにより、地下室には塵芥貯留容器のメ ンテナンス等に必要なスペースを確保する必要がなくなる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0007】 図1は、本考案に係る塵芥貯留装置の概略構成を示している。
【0008】 図1において、10は塵芥貯留容器1の容器本体である。容器本体10は、家 庭から出された塵芥を一時貯留するもので、地下に形成された地下室A内に設置 されている。
【0009】 容器本体10は、天面に開口11が形成されており、この開口11に地下室A 内から該地下室Aの上部開口を閉塞する蓋体A1を介して地上に立設されたシュ ート(投入管)2の下端が連設されている。シュート2の上端周側部には地上か ら塵芥を投入するための投入口2aが設けられている。
【0010】 前記開口11には該開口11を開閉する投入ゲート(第1開閉弁)12が設け られており、投入ゲート12はエアシリンダ13の伸縮によって開閉作動される 。また、この投入ゲート12の近傍には該投入ゲート12の開閉を検出するリミ ットスイッチ等の検出器(図示省略)が設けられている。
【0011】 容器本体10の側壁の下部には排出口15が形成されており、この排出口15 に輸送管16が接続されている。排出口15の近傍の輸送管16には該輸送管1 6を開閉する排出ゲート(第3開閉弁)17が設けられており、排出ゲート17 はエアシリンダ18の伸縮によって開閉作動される。この排出ゲート17の近傍 には該排出ゲート17の開閉を検出するリミットスイッチ等の検出器(図示省略 )が設けられている。
【0012】 さらに、容器本体10の側壁下部には二次空気導入口20が形成されている。 この二次空気導入口20には導入管21の一端が接続されており、導入管21の 他端は容器本体10内に地下室A内の空気(二次空気)を供給できるように配設 されている。導入管21には該導入管21を開閉する二次弁(第2開閉弁)22 が設けられている。二次弁22の近傍には該二次弁22の開閉を検出するリミッ トスイッチ等の検出器(図示省略)が設けられている。
【0013】 ここで、上述のように構成された塵芥貯留容器1と前記蓋体A1とは一体に固 設されている。塵芥貯留容器1は、そのシュート2の下部が蓋体A1に一体に固 設されており、蓋体A1が地下室Aの上部開口を閉塞した時に該塵芥貯留容器1 が地下室A内に設置されるようになされている。
【0014】 また、蓋体A1の上面には、該蓋体A1及び塵芥貯留容器1を適宜な吊上装置 により吊り上げるための吊具A2が設けられている。
【0015】 さらに、前記輸送管16の塵芥貯留容器1の近傍部分は、テーパ状に分離可能 なように構成されており、吊上装置による塵芥貯留容器1及び蓋体A1の昇降動 作に伴って適宜なガイドにより着脱自在になされている。つまり、塵芥貯留容器 1を地下室A内へ設置した時には塵芥貯留容器1側の輸送管16の一方の部分1 6aが他方の部分16bに上方から押圧することで輸送管16が接合状態となる 。
【0016】 そして、上述のように塵芥貯留容器1を構成することにより、メンテナンス等 を行う場合には、吊上装置により図2に示すように蓋体A1及び塵芥貯留容器1 を地下室A内から吊り上げ、地上に一旦載置して行う。これにより、地下室Aに は塵芥貯留容器1のメンテナンス等に必要なスペースを確保する必要がなくなり 、この分だけ地下室Aを小さくでき、施工作業を容易に行うことができる。
【0017】 また、地下室Aから取り出した塵芥貯留容器1を再び地下室A内に戻す場合に は、地下室Aの上部開口を蓋体A1で閉塞することに伴って塵芥貯留容器1が地 下室A内の所定位置に設置されるため、塵芥貯留容器1を容易に設置することが できる。
【0018】 この塵芥貯留容器1は、通常、投入ゲート12を開放しており、この状態で投 入口2aから投入した塵芥をシュート2を経て容器本体10に貯留する。
【0019】 また、前記輸送管16の管端はドッキングステーション30に延設されており 、このドッキングステーション30において後述する塵芥収集車Cの吸引管60 と着脱自在に接続される。
【0020】 次に、塵芥貯留容器の容器本体10に貯留された塵芥を吸引収集する塵芥収集 車Cと、この塵芥収集車Cによる塵芥の収集動作について簡単に述べておく。
【0021】 塵芥収集車Cは、吸引装置40と、容器本体10から吸引した塵芥を収容する 塵芥収容室50とを搭載している。
【0022】 吸引装置40は、図示しないブロワー等からなり、この吸引装置40の作動に より容器本体10及び塵芥収容室50を負圧化するようになされている。
【0023】 塵芥収容室50は、その後端壁が図示しない開閉シリンダにより上端縁を中心 にして後方に開く開閉扉51になされるとともに、塵芥収容室50内には前後方 向に摺動自在に排出板(図示省略)が配設され、図示しない排出シリンダの伸縮 動により排出板を後方に摺動させることで該塵芥収容室50に収容された塵芥を 車輌後方に投棄するように構成されている。
【0024】 塵芥収容室50の上部には吸引管60の基端が接続されており、該吸引管60 の先端が塵芥収容室50の後部に垂下されている。吸引管60は、基端部が旋回 自在に構成されるとともに、水平部が伸縮及び起伏自在に構成され、これら動作 により先端部をドッキングステーション30に接続する。
【0025】 また、塵芥収集車Cにはマイコン等からなる図示しない制御装置が設けられて いる。この制御装置と塵芥貯留容器1の容器本体10側とは図示しない信号ケー ブルによりドッキングステーション30を介して接続される。
【0026】 制御装置は、図示しない操作装置の操作により容器本体10の前記各検出器、 容器本体10もしくは塵芥収容室50内の負圧値を検出する圧力検出器(図示省 略)などの検出信号に基づいて吸引装置40の作動、投入ゲート12、排出ゲー ト17、及び二次弁22の開閉作動を制御するとともに、吸引管60の各作動を 制御する。
【0027】 また、前記各エアシリンダ13,18は、図示しないエアホースにより前記ド ッキングステーション30を介して塵芥収集車Cに設けられたエア源(図示省略 )に接続されている。なお、エア源は容器本体10側に設けてもよい。
【0028】 そして、塵芥貯留容器1の容器本体10から塵芥を塵芥収集車Cに収集する場 合、まず、塵芥収集車Cをドッキングステーション30の近傍に停車させ、塵芥 収集車Cの吸引管60を作動させてドッキングステーション30に配置された輸 送管16の上端に接続するとともに、このドッキングステーション30で信号ケ ーブル及びエアホースを接続する。
【0029】 この後、投入ゲート12を閉じるとともに、容器本体10の二次弁22を閉じ 、吸引装置40を作動させる。これにより吸引装置40で容器本体10内の空気 を吸い込み、該容器本体10内を負圧化させ負圧値が予め設定された設定値にな ると、二次弁22を開き導入管21を介して二次空気導入口20から地下室A内 の空気(二次空気)を容器本体10内に導入させる。この導入された空気は、容 器本体10内で旋回気流を発生させて塵芥を攪拌しながら該塵芥とともに容器本 体10の排出口15から輸送管16、吸引管60を経て塵芥収容室50に吸引収 集される。そして、容器本体10内の圧力が大気圧になるか、もしくは所定の吸 引時間が経過すると二次弁22を閉じ、再び容器本体10内を負圧化して上述の ように塵芥を吸引収集する。このような動作を適数回繰り返すことで、容器本体 10内の塵芥を全て塵芥収容室50に吸引収集する。
【0030】
以上述べたように、本考案によれば、メンテナンス等を行う場合には、吊上装 置により蓋体及び塵芥貯留容器を地下室内から吊り上げ、地上に一旦載置して行 うことにより、地下室には塵芥貯留容器のメンテナンス等に必要なスペースを確 保する必要がなくなり、この分だけ地下室を小さくでき、施工作業を容易に行う ことができる。
【0031】 また、地下室から取り出した塵芥貯留容器を再び地下室内に戻す場合には、蓋 体を地下室の上部開口に閉塞することにより、塵芥貯留容器を地下室内に容易に 設置することができる。
【図1】本考案に係る塵芥貯留装置を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図2】塵芥貯留容器を地下室から吊り上げた状態を示
す動作説明図である。
す動作説明図である。
1 塵芥貯留容器 2 シュート(投入管) 2a 投入口 12 投入ゲート(第1開閉弁) 16 輸送管 17 排出ゲート(第3開閉弁) 21 導入管 22 二次弁(第2開閉弁) 40 吸引装置 A 地下室 A1 蓋体 A2 吊具
Claims (1)
- 【請求項1】 投入口を備えた投入管が第1開閉弁を介
して接続されるとともに、内部に二次空気を取り入れる
導入管が第2開閉弁を介して接続され、且つ内部に貯留
された塵芥を吸引装置により吸引輸送する輸送管が第3
開閉弁を介して接続された塵芥貯留容器が、地下室に設
置されてなる塵芥貯留装置において、 前記地下室の上部開口を閉塞する蓋体と前記塵芥貯留容
器とが一体に固設され、該蓋体の上面にはこの蓋体を吊
り上げるための吊具が設けられるとともに、蓋体が地下
室を閉塞した時には上記塵芥貯留容器が地下室内に設置
され、一方、前記輸送管の塵芥貯留容器の近傍部分は、
塵芥貯留容器の昇降動作に伴って着脱自在に構成された
ことを特徴とする塵芥貯留装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991066637U JP2542530Y2 (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 塵芥貯留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991066637U JP2542530Y2 (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 塵芥貯留装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516710U true JPH0516710U (ja) | 1993-03-02 |
JP2542530Y2 JP2542530Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=13321616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991066637U Expired - Lifetime JP2542530Y2 (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 塵芥貯留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542530Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2207738A1 (en) * | 2007-11-08 | 2010-07-21 | Envac AB | Waste collection and management |
JP2013534498A (ja) * | 2010-06-03 | 2013-09-05 | マリキャップ オーワイ | 廃棄物搬送システムにおける方法、廃棄物搬送システム及び廃棄物搬送システム用の真空源 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62290602A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-17 | 日揮株式会社 | ごみの収集用コンテナ |
JP3122003U (ja) * | 2005-03-18 | 2006-06-01 | 温州甌斯達電器實業有限公司 | 両用電気蚊取り器に用いられる発熱装置 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP1991066637U patent/JP2542530Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62290602A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-17 | 日揮株式会社 | ごみの収集用コンテナ |
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EP2207738A4 (en) * | 2007-11-08 | 2013-04-10 | Envac Ab | WASTE COLLECTION AND WASTE MANAGEMENT |
JP2013534498A (ja) * | 2010-06-03 | 2013-09-05 | マリキャップ オーワイ | 廃棄物搬送システムにおける方法、廃棄物搬送システム及び廃棄物搬送システム用の真空源 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2542530Y2 (ja) | 1997-07-30 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |