JPS62290602A

JPS62290602A - ごみの収集用コンテナ

Info

Publication number: JPS62290602A
Application number: JP61134641A
Authority: JP
Inventors: 松村　眞
Original assignee: JGC Corp; Engineering Advancement Association of Japan
Current assignee: JGC Corp; Engineering Advancement Association of Japan
Priority date: 1986-06-10
Filing date: 1986-06-10
Publication date: 1987-12-17
Also published as: JPH0333604B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明［産業上の利用分野コこの発明は、一般家庭などにおいて発生するごみを広域
に渡って収集するためのごみの収集方法に関する。

［従来の技術］従来行なわれているごみの収集方法としては、次のよう
なものかある。

（１）路上などに出されたごみを、圧縮装置ξをう；；
１えｆこパッカー車によ−って圧縮した後、搬送、収集
する方法。この方法によれば、ｖＪ１υ１費用ろく少な
くて済み、負荷の変動への対処ら容易である。

（２）地上にダストボックスを設置し、このダストボッ
クスに充填されたごみを、クレーン等を備えた回収車に
より回収する方法。この方法によく−ば随時排出が可能
で３うり、収集人件費が比較的少ないという１１１点が
ある。

！発明が解ム１ミしようとする問題点二し７り（しなが
ろ、」ニジこのような従来の技術においては、次のよう
なｊ７′、１題点かあっ）こ。（１）のＩくツカー車に
よる方法：：ｌ：、来車時間に合１つせてごみを定時に
排出することが必要であり、使用者を束縛するとともに
、時間前に出されたごみが飛散したりして景観を損ない
やすい。また、作業に時間を要するので交通の妨げにな
り、積み込み作業は重労働で、安全上あるいは衛生上の
問題があり、さらに、一台のパッカー車に対して複数の
作業者を要するので、運用人件費が高くなることになっ
た。

（２）のダストボックスを用いる方法は、ダストボック
スが路上などのスペースを占拠して邪魔となり、・二〇
、外面が汚れて景観を損なうなどし、また、地上設置の
ため、ごみの投入口を高くできないので、底面積に対し
て容積比が小さいなとの問題点があった。また、上記の
いずれにおいてもごみを現場でバッカー車や回収車に投
入して収集するので、ごみが飛散して路上などが汚れる
ことがあった。

［間工点を解決するための手段］上記のような問題点を解決するために、この発明は、上
部にごみ投入口を有するコンテナを、地表に開口した設
置孔に、該コンテナの上面の高さを地表面と一致さけて
埋設し、コンテナ吊持機構を備えたコンテナ車により、
ごみが充填されたコンテナを空のコンテナと交換し、ご
み処理場に己んでごみを排出するようにしたものである
。

［作用］このようなごみの収集方法においては、コンテナがその
上面の高さを地表面と一致させて埋設されているために
、地上のスペースをとらず、その上面″は歩道その他と
して活用される。コンテナ高さを高くしても、上部から
ごみを投入できるので、ごみの充填に不都合がなく、底
面積に対する容積の比率が高くなる。現場ではコンテナ
を交換するだけで済むので、作業は容易で迅速かつ省力
化され、現場を汚すことらない。収集されたコンテナは
処理場において、ごみの排出と同時に内外面の洗浄がな
され、衛、生及び景観の保持に寄与する。

［実施例コ以下、この発明の実施例の方法をその装置とともに図面
を参照して説明する。

第１図ないし第２図はごみのコンテナ１が収集位置に配
置された状況を示すもので、２はこのコンテナ１を移送
するコンテナ車である。

コンテナｌは、ごみの貯槽でありまた搬送容器ともなる
もので偏平な直方体に形成され、歩道などに掘設された
設置孔３にその天板１ａの上面１ｂを路面Ｒと同一に保
つように埋設されている。この天板ｌａは四辺がひさし
状に張り出されて形成され、このひさし部１ｃを設置孔
３の周縁部に形成された溝４に嵌入させられており、そ
れにより路面Ｒとのレベルを一致させ、また設置孔３内
に水なとか流入しないようになっている。コンテナｌの
天板１ａ上にはごみの投入ボスト５か立設され、一方、
底ｔｒ１６　’＋よヒンノ部７（第４図参照）により開
閉自在な＃１４成になっており、コンテナ１の前壁１ｄ
の下部にはこの底蓋６を係脱自在に係止するフック８（
第５図参ｊｊ！１）が設けられている。設置孔３の下部
には、下水等に通じる排水管９が設けらメ−、コンテナ
１との隙間から山水が流入したり、ごみから汚水が出７
ｒコ場合にこれらを下水に流すようになっている。なお
、設置孔３の側壁にｌｔ＞って、コンテナ１が持ち上げ
られたときに地表面上に仕り上がるように構成された安
全橿を設けてもよい。

上記投入ボスト５は上ずぼまりの角筒状の基部５ａと、
その上の円筒部５ｂから構成され、円筒部５ａの前面に
は投入口１０が開口されており、この投入口ｌＯは円弧
板状の上蓋＋１により開閉自在に覆われている。この上
？ＸＩＩは閉止と同時に自動的にロックされる施錠構造
とするのか好ましく、その鍵を使用者に配付することに
より使用者を限定することがてきろ。基部５ａの下端内
部には、コンテナｌの室内と投入ボスト５の内部を仕切
る臭い止め板１２がスプリング及’ｊ　＆　各（いずれ
ら図示路）を介して取り付１すられ、その上にごみが載
せられたときには下に開き、通常は閉止されるようにな
っている。また、上記臭い止のｌｉ　１２にさらに係脱
機構を設け、この係脱機構を上蓋１１の作動と連動さＵ
゛、例えば、上蓋１１か閉止される都度臭い止め坂１２
の係′＆機（ｊηを解１今し、ごみを下に落とすように
してらよい。

上記コンテナ車２は、ごみの浩まったコンテナ■をごみ
処理場Ｐ（第３図及び第４図参照）に移送し、逆に処理
場Ｐから移送した空のコンテナｌを上記設置孔３に設置
するもので、コンテナｌを載置する荷台１３とクレーン
（コンテナ吊持機構）１４とを備えており、このクレー
ン１４にはその先端に電磁石１５が吊られ、一方、コン
テナ１の天板ｌａの上面１ｂはぼ中央にはこの電磁石１
５の底部と接合すべき平坦部１６が形成され、′Ｆｉ磁
石１５の底部をこの平坦部１６に密着させてコンテナ１
を吊持するようになっている。

コンテナ車２の荷台１３にはコンテナ１の底部を固定す
る固定部材１７・が設けられ、輸送中の安全が図られて
いる。

第３図及び第４図は、ごみ処理場Ｐにおいてごみを排出
している状況を示すもので、コンテナｌはコンテナ車２
のクレーン１４により電磁石１５を介して吊持され、ご
みピット１８の上部に設置された排出洗浄設備１９に挿
入される。この排出洗浄設備１９は、ピット１８上に設
けられ、コンテナｌｆ−適当な隙間をもって挿入させる
周壁２０と、この周壁２０に設置されたスチームの噴霧
ノズル２１・・・、開閉自在な上下のドア２２．２３等
を宵しており、上下のドア２２．２３はそれぞれ、コン
テナ１が所定の位置にあることを検知するセンサ（図示
略）と同調して作動するようになっている。ごみピット
１８の側壁ｊ８ａは落下するごみを中央に寄せるように
傾斜して設けられ、このピット１８内及び排出洗浄設備
１つ内は負圧に保たれて臭気を外に出さないようになっ
ている。

この発明のごみの収集方法は、上記のような装置により
、ごみ処理場Ｐを核とする特定地域において、一般家庭
などの使用者と、自治体などの運営者とにより一定のシ
ステムを作ることにより実施される。

設置孔３は上記のような道路の他、団地などの庭など任
意の場所に設置されてよい。上記の施錠構造の使用の採
否はシステムや設置場所によって任意である。使用者は
、その都合のよいときにポリ袋等に詰められたごみをコ
ンテナ１の設置位置に運び、そのまま投入ボスト５の投
入口ｌＯより投入すればよい。

コンテナｌの交換は、通常、各設置場所の排出量に合わ
せて、２〜３日に１回というように、定期的に行われろ
が、その貯留量を確認して交換するようにしてもよく、
例えば、交換が必要になった時点で使用者が運営者に連
絡するようにしてもよい。そのために、コンテナ！内部
の状況を外部から視認できるような透視窓を設けてもよ
い。

コンテナ車２により、クレーン１４を使って交換された
コンテナ１はごみ処理場Ｐに運ばれ、再度クレーン１４
に吊持さ・れて排出洗浄設備１９内に入れられ、周壁２
０の上部に設けたストッパ２４上にひさし部１ｃを載せ
て固定される。そして、周壁２０に設けられたブツシュ
ロッド２５（第５図参照）を押してフック８を外し、底
蓋６を開いてごみの排出がなされる。このときの衝撃は
、コンテナｌの側壁と底層６との間に設けられたスプリ
ンケ２７によって緩和されるようになっている。

ごみの排出と同時に、あるいは排出の後に、噴霧ノズル
２１　・よりスチームまたは温水が噴出されて、コンテ
ナ１の内外面の洗浄及び消毒がなされる。このスチーム
または温水は、ごみ処理場Ｐにおいて副次的に生成され
るしのが使用される。開かれた底蓋６は、周壁２０に設
けられたノリンダ２６のピストンロンド２６ａにより閉
止される。

このようにして、ごみが排出された空のコンテナｌはす
ぐにコンテナ車２に載置され、次のコンテナｌの設置箇
所の交換用に使用される。従って、コンテナｌの稼動率
は高く、コンテナｌの予備の数を多くする必要がない。

［発明の効果］以上詳述したように、この発明は、上部にごみ投入口を
有するコンテナを、坤表に開口されｆこ設置孔に該コン
テナの上面の高さを地表面と一致させて埋設し、コンテ
ナ品持）段溝を６ｉ：ｆえたコンイーナ車により、ごみ
が充填されたコンテナを空のコンテナと交換し、ごみ処
理場に運んでごみをｔｊ「出−４゛るようにしたしので
あるので、（１）路上などのスペースを占拠して邪魔とＧつノー９
、外面が汚れて景観を損ハらことかなく、そ５）上面を
歩道などとして利用できる。

（２）使用者が随時ごみを捨てることができ、遅営者も
収集作業を随時行えるので作業車の数が少なくてよい。

（３）収集作業が簡単、安全かつ衛生的で、周囲を汚さ
ない。

（４）ごみの収集、排出の全工程が省力化され、人的コ
ストが安い。

（５）収集作業が迅速で交通の妨げにならない。

（６）コンテナの洗浄が可能であり、衛生的である。

（７）コンテナの高さを大きくすることができ、底面積
に対して容積比を大きくでき、従って収集の頻度が少な
くて済む。

などの優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図はこの発明の一実施例を示すもので
、第１図はコンテナ設置の状況を示す斜視図、第２図は
コンテナが設置された状況を示す断面図、第３図はコン
テナのごみの排出状況を示す斜視図、第４図は同じく断
面図、第５図は民蓋のフック部の拡大断面図である。！・・・・・・コンテナ、１ｂ・・・・・上面、２・・
・・コンテナ車、３・・・・・・設置孔、ＩＯ・・・・
・・投入口、１４・・・・・・クレーン、１５・・・・
・・電磁石、１９・・・・・・排出洗浄設備、Ｐ・・・
・・・ごみ処理場、Ｒ・・・・・路面。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、上部にごみ投入口を有するコンテナを、地表に
開口された設置孔に該コンテナの上面の高さを地表面と
一致させて埋設し、コンテナ吊持機構を備えたコンテナ
車により、ごみが充填されたコンテナを空のコンテナと
交換し、ごみ処理場に運んでごみを排出することを特徴
とするごみの収集方法。
（２）、ごみ処理場においてコンテナの洗浄を行うこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のごみの収集方
法。
（３）、上記コンテナの上面には、コンテナ吊持機構に
設けられた電磁石により吸引される金属体が備えられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のごみ
の収集方法。