JPH05166831A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH05166831A
JPH05166831A JP33308591A JP33308591A JPH05166831A JP H05166831 A JPH05166831 A JP H05166831A JP 33308591 A JP33308591 A JP 33308591A JP 33308591 A JP33308591 A JP 33308591A JP H05166831 A JPH05166831 A JP H05166831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxide film
film
region
gate electrode
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33308591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Shinada
一義 品田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33308591A priority Critical patent/JPH05166831A/ja
Publication of JPH05166831A publication Critical patent/JPH05166831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、高圧系トランジスタにおける耐圧
劣化を防止し、トランジスタの信頼性を向上する。 【構成】50Vの高圧系領域19および5Vの低圧系領域
20において、P- 型シリコン基板21の表面上に第1のゲ
−ト酸化膜22を設け、このゲ−ト酸化膜22の上に窒化膜
を設け、前記高圧系領域19における窒化膜の両側に第1
の酸化膜を設け、前記低圧系領域20における窒化膜およ
び第1のゲ−ト酸化膜22を除去し、露出した前記P-
シリコン基板21の表面上に第2のゲ−ト酸化膜27を設
け、前記高圧系領域19における窒化膜を除去し、前記第
1のゲ−ト酸化膜22、第1の酸化膜25および第2のゲ−
ト酸化膜27それぞれの上にゲ−ト電極30,31 を設け、こ
のゲ−ト電極30,31 の両側の前記P- 型シリコン基板21
にソ−ス・ドレイン領域33を形成する。従って、50V
系トランジスタにおける耐圧劣化を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1チップの上に低圧
系および高圧系MOSトランジスタを有する半導体装置
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の半導体装置を示す断面図
である。P- 型シリコン基板2の上には高圧系領域1お
よび低圧系領域7が設けられている。前記50Vの高圧
系領域1において、P- 型シリコン基板2の表面上には
厚さt1 の第1のゲ−ト酸化膜3が設けられており、こ
のゲ−ト酸化膜の上には多結晶シリコンからなる第1の
ゲ−ト電極4が設けられている。このゲ−ト電極4をマ
スクとしてイオン注入することにより、前記P- 型シリ
コン基板2の表面にはN- 型LDD領域5およびソ−ス
・ドレイン領域のN+ 拡散層6が形成されている。
【0003】また、5Vの低圧系領域7において、P-
型シリコン基板2の表面上には厚さt2 の第2のゲ−ト
酸化膜8が設けられており、このゲ−ト酸化膜8の上に
は多結晶シリコンからなる第2のゲ−ト電極9が設けら
れている。このゲ−ト電極9をマスクとしてイオン注入
することにより、前記P- 型シリコン基板2の表面には
ソ−ス・ドレイン領域のN+ 拡散層10が形成されてい
る。尚、トランジスタの信頼性を保持するために、前記
ゲ−ト酸化膜3、8の厚さはt1 >t2 の関係となって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の製造
方法によって1チップの上に低圧系および高圧系トラン
ジスタを混載した場合、図1に示すように、高圧系領域
1において第1のゲ−ト電極4のエッジとソ−ス・ドレ
イン領域との間11の耐圧が劣化することがあり、高圧
系トランジスタの信頼性が損なわれることがある。
【0005】この発明の目的は、1チップの上に5Vの
低圧系および50Vの高圧系トランジスタを混載した半
導体装置において、高圧系トランジスタにおける耐圧劣
化を防止し、トランジスタの信頼性を向上する半導体装
置の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、半導体基板の表面上に第1の酸化膜を設
ける工程と、前記第1の酸化膜の上に高圧系領域におけ
る第1の窒化膜および低圧系領域における第2の窒化膜
を設け、前記第1の窒化膜の両側の前記半導体基板に、
LDD領域を形成するために不純物を導入する工程と、
前記第1の窒化膜の両側に膜厚が前記第1の酸化膜より
厚い第2の酸化膜を設ける工程と、前記第2の窒化膜お
よび前記低圧系領域における前記第1の酸化膜を除去す
ることにより露出した前記半導体基板の表面上に膜厚が
前記第1の酸化膜より薄い第3の酸化膜を設ける工程
と、前記第1の窒化膜を除去し、前記第1、第2の酸化
膜および前記第3の酸化膜それぞれの上にゲ−ト電極を
設ける工程と、前記ゲ−ト電極の両側の前記半導体基板
にソ−ス・ドレイン領域を形成する工程とからなること
を特徴としている。また、前記ゲ−ト電極は多結晶シリ
コンからなることを特徴としている。
【0007】また、半導体基板の表面上に第1の酸化膜
を設ける工程と、前記第1の酸化膜の上に高圧系領域に
おける第1の導電層および低圧系領域における第2の導
電層を設け、前記第1および第2の導電層それぞれの上
に第1および第2の窒化膜を設け、前記第1の導電層お
よび前記第1の窒化膜から構成された第1のゲ−ト電極
を形成する工程と、前記第1のゲ−ト電極の両側の前記
半導体基板に、LDD領域を形成するために不純物を導
入する工程と、前記第1のゲ−ト電極の両側に膜厚が前
記第1の酸化膜より厚い第2の酸化膜を設ける工程と、
前記第2の窒化膜、前記第2の導電層および前記低圧系
領域における前記第1の酸化膜を除去することにより露
出した前記半導体基板の表面上に膜厚が第1の酸化膜よ
り薄い第3の酸化膜を設ける工程と、前記第3の酸化膜
の上に第2のゲ−ト電極を設ける工程と、前記第1およ
び第2のゲ−ト電極の両側の前記半導体基板にソ−ス・
ドレイン領域を形成する工程とからなることを特徴とし
ている。また、前記高圧系領域は5V系以上の動作電圧
で駆動することを特徴としている。また、前記低圧系領
域は5V系以下の動作電圧で駆動することを特徴として
いる。また、前記導電層は多結晶シリコンからなること
を特徴としている。また、前記第2のゲ−ト電極は多結
晶シリコンからなることを特徴としている。
【0008】
【作用】この発明は、半導体基板の表面上に第1の酸化
膜を設け、この酸化膜の上に高圧系領域における第1の
窒化膜および低圧系領域における第2の窒化膜を設け
る。前記第1の窒化膜の両側に膜厚が前記第1の酸化膜
より厚い第2の酸化膜を設け、前記第2の窒化膜および
低圧系領域における第1の酸化膜を除去することにより
露出した半導体基板の表面上に膜厚が第1の酸化膜より
薄い第3の酸化膜を設ける。前記第1の窒化膜を除去
し、前記第1、第2の酸化膜および第3の酸化膜それぞ
れの上にゲ−ト電極を設ける。上記のように、膜厚が第
1の酸化膜より厚い第2の酸化膜を設けているため、高
圧系領域におけるゲ−ト電極のエッジの耐圧劣化を防止
できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。
【0010】図2乃至図7は、この発明の第1の実施例
による半導体装置の製造方法を示すものである。先ず、
50Vの高圧系領域19および5Vの低圧系領域20に
おいて、比抵抗10乃至20ΩcmのP- 型シリコン基
板21の表面上には厚さ1500オングストロ−ムの第
1のゲ−ト酸化膜22が設けられ、このゲ−ト酸化膜2
2の上には厚さ1000オングストロ−ムの窒化膜23
が堆積される。
【0011】図3に示すように、前記窒化膜23の上に
はレジスト膜24が設けられ、このうち、高圧系領域1
9はレジスト膜24をマスクとして窒化膜23がエッチ
ングされる。この後、P- 型シリコン基板21の表面に
50V系トランジスタのLDD領域を形成するために、
前記レジスト膜24をマスクとして160Kevにより
濃度5×1012cm-2でP+ がイオン注入される。
【0012】次に、図4に示すように、前記レジスト膜
24は除去され、高圧系領域19における窒化膜23の
両側に露出している第1のゲ−ト酸化膜22にはLOC
OS法により厚さ2500オングストロ−ムの第1の酸
化膜25が形成される。この際、P- 型シリコン基板2
1に前記イオン注入されたP+ が拡散され、前記P-
シリコン基板21には比抵抗ρs が約10KΩ/□のN
- 型LDD領域26が形成される。
【0013】この後、図5に示すように、高圧系領域1
9における窒化膜23および第1の酸化膜25の表面上
には図示せぬレジスト膜が設けられ、このレジスト膜を
マスクとしてエッチングすることにより、低圧系領域2
0における窒化膜23および第1のゲ−ト酸化膜22が
除去される。この後、前記レジスト膜が除去され、低圧
系領域20におけるP- 型シリコン基板21の表面上に
は厚さ250オングストロ−ムの第2のゲ−ト酸化膜2
7が設けられる。
【0014】次に、図6に示すように、高圧系領域19
における前記窒化膜23が除去され、前記第1、第2の
ゲ−ト酸化膜22、27および第1の酸化膜25の上に
は厚さ0.4μm、比抵抗ρs =25Ω/□の多結晶シ
リコン層28が堆積される。この多結晶シリコン層28
の上にはレジスト膜29が設けられる。このレジスト膜
29をマスクとして前記多結晶シリコン層28、第1の
酸化膜25および第2のゲ−ト酸化膜27をRIE(Re
active Ion Etching)によって異方的にエッチングする
ことにより、P- 型シリコン基板21の表面上には50
V系トランジスタおよび5V系トランジスタそれぞれの
ゲ−ト電極30、31が形成される。この後、P- 型シ
リコン基板21の表面にはソ−ス・ドレイン領域を形成
するために、前記レジスト膜29をマスクとして50K
evにより濃度5×1015cm-2でAs+ がイオン注入
される。
【0015】この後、図7に示すように、前記レジスト
膜29が除去され、P- 型シリコン基板21および多結
晶シリコン層28の表面上には熱酸化により第2の酸化
膜32が形成される。この際、前記P- 型シリコン基板
21にイオン注入されたAs+ が拡散され、前記P-
シリコン基板21には厚さ0.3μm、比抵抗ρs =5
0Ω/□のソ−ス・ドレイン領域のN+ 型拡散層33が
形成される。前記第2の酸化膜32の上にはパッシベ−
ション膜34が堆積され、この後、図示せぬアルミニウ
ム配線が設けられる。
【0016】上記第1の実施例によれば、高圧系領域1
9のトランジスタはゲ−ト電極としての多結晶シリコン
層28の下に膜厚が第1のゲ−ト酸化膜22より厚い第
1の酸化膜25を設けている。このため、ゲ−ト電極の
エッジ近傍の耐圧を向上できる。
【0017】尚、上記第1の実施例では、レジスト膜2
4をマスクとして窒化膜23をエッチングすることによ
り露出した第1のゲ−ト酸化膜27をさらに酸化により
厚さ2500オングストロ−ムの第1の酸化膜25を形
成しているが、レジスト膜24をマスクとして窒化膜2
3および第1のゲ−ト酸化膜27をエッチングし、露出
したP- 型シリコン基板21に厚さ2500オングスト
ロ−ムの第1の酸化膜25を形成することも可能であ
る。
【0018】また、レジスト膜24をマスクとして窒化
膜23をエッチングした後、P- 型シリコン基板21の
表面にP+ をイオン注入し、第1の酸化膜25を形成す
る際の熱工程によりP+ が拡散され、N- 型LDD領域
26を形成しているが、P- 型シリコン基板21の表面
にP+ をイオン注入した後、熱処理によってN- 型LD
D領域26を形成し、次に、第1の酸化膜を形成するこ
とも可能である。
【0019】図8乃至図13は、この発明の第2の実施
例による半導体装置の製造方法を示すものである。50
Vの高圧系領域39および5Vの低圧系領域40におい
て、比抵抗10乃至20ΩcmのP- 型シリコン基板4
1の表面上には厚さ1500オングストロ−ムの第1の
ゲ−ト酸化膜42が設けられる。このゲ−ト酸化膜42
の上には厚さ0.4μm、比抵抗ρs =30Ω/□の第
1の多結晶シリコン層43が堆積され、この多結晶シリ
コン層43の上には厚さ1000オングストロ−ムの窒
化膜44が堆積される。
【0020】この後、図9に示すように、前記窒化膜4
4の上にはレジスト膜45が設けられ、このうち、高圧
系領域39はレジスト膜45をマスクとして前記窒化膜
44および第1の多結晶シリコン層43がエッチングさ
れ、第1のゲ−ト酸化膜42の上には高圧系領域39に
おける第1のゲ−ト電極46が形成される。この後、P
- 型シリコン基板41の表面には50V系トランジスタ
のLDD領域を形成するために、前記レジスト膜45を
マスクとして160Kevにより濃度5×1012cm-2
でP+ がイオン注入される。
【0021】次に、図10に示すように、前記レジスト
膜45は除去され、前記第1のゲ−ト電極46の両側に
露出している第1のゲ−ト酸化膜42にはLOCOS法
により厚さ3000オングストロ−ムの第1の酸化膜4
7が形成される。この際、P- 型シリコン基板41にイ
オン注入されたP+ が拡散され、前記P- 型シリコン基
板41には比抵抗ρs が約10KΩ/□のN- 型LDD
領域48が形成される。
【0022】この後、図11に示すように、高圧系領域
39における第1のゲ−ト電極46および第1の酸化膜
47の上には図示せぬレジスト膜が設けられ、このレジ
スト膜をマスクとしてエッチングすることにより、低圧
系領域40における前記窒化膜44、第1の多結晶シリ
コン層43および第1のゲ−ト酸化膜42が除去され
る。この後、低圧系領域40におけるP- 型シリコン基
板41の表面上には厚さ250オングストロ−ムの第2
のゲ−ト酸化膜49が形成される。このゲ−ト酸化膜4
9の上には厚さ0.4μm、比抵抗ρs=30Ω/□の
図示せぬ第2の多結晶シリコン層が堆積され、パタ−ニ
ングすることにより第2のゲ−ト電極50が形成され
る。この後、前記レジスト膜が除去される。
【0023】次に、図12に示すように、前記第1およ
び第2のゲ−ト電極46、50をマスクとして、第1の
酸化膜47および第2のゲ−ト酸化膜49がエッチング
される。この後、P- 型シリコン基板41の表面にはソ
−ス・ドレイン領域を形成するために、前記第1および
第2のゲ−ト電極46、50をマスクとして50Kev
により濃度5×1015cm-2でAs+ がイオン注入され
る。
【0024】この後、図13に示すように、前記P-
シリコン基板41および第2のゲ−ト電極50の表面上
には熱酸化により第2の酸化膜51が形成される。この
際、P- 型シリコン基板41に前記イオン注入されたA
+ が拡散され、前記P- 型シリコン基板41には厚さ
0.3μm、比抵抗ρs =50Ω/□のソ−ス・ドレイ
ン領域のN+ 型拡散層52が形成される。前記第2の酸
化膜51および第1のゲ−ト電極46の上にはパッシベ
−ション膜53が堆積され、この後、図示せぬアルミニ
ウム配線が設けられる。上記第2の実施例においても第
1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0025】尚、上記第2の実施例では、第1のゲ−ト
酸化膜42の上に第1の多結晶シリコン層43を堆積
し、この多結晶シリコン層43の上に窒化膜44を堆積
するが、第1のゲ−ト酸化膜42の上に第1の多結晶シ
リコン層43を堆積し、この多結晶シリコン層43の上
に酸化膜を設け、この酸化膜の上に窒化膜44を堆積す
ることも可能である。
【0026】また、レジスト膜45をマスクとして窒化
膜44および第1の多結晶シリコン層43をエッチング
した後、P- 型シリコン基板41の表面にP+ をイオン
注入し、第1の酸化膜47を形成する際の熱工程により
+ が拡散され、N- 型LDD領域48を形成している
が、P- 型シリコン基板41の表面にP+ をイオン注入
した後、熱処理によってN- 型LDD領域48を形成
し、次に、第1の酸化膜47を形成することも可能であ
る。
【0027】また、レジスト膜45をマスクとして窒化
膜44および第1の多結晶シリコン層43をエッチング
することにより露出した第1のゲ−ト酸化膜42をさら
に酸化により厚さ3000オングストロ−ムの第1の酸
化膜47を形成しているが、レジスト膜45をマスクと
して窒化膜44、第1の多結晶シリコン層43および第
1のゲ−ト酸化膜42をエッチングし、露出したP-
シリコン基板41に厚さ3000オングストロ−ムの第
1の酸化膜47を形成することも可能である。
【0028】また、低圧系領域40におけるP- 型シリ
コン基板41の表面上に第2のゲ−ト酸化膜49を形成
し、このゲ−ト酸化膜49の上に第2の多結晶シリコン
層を堆積するが、P- 型シリコン基板41の表面上に第
2のゲ−ト酸化膜49を形成した後、高圧系領域におけ
る窒化膜44を除去し、次に、第1のゲ−ト酸化膜49
の上に第2の多結晶シリコン層を堆積することも可能で
ある。
【0029】また、この発明の半導体装置は上記の実施
例に限定されることなく、上記の実施例においてはNチ
ャネルトランジスタの製造方法について示したものであ
るが、Pチャネルトランジスタについても同様の方法に
より製造することが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
第1の窒化膜の両側に膜厚が第1の酸化膜より厚い第2
の酸化膜を設け、第2の窒化膜および低圧系領域におけ
る第1の酸化膜を除去することにより露出した半導体基
板の表面上に膜厚が第1の酸化膜より薄い第3の酸化膜
を設けている。従って、1チップの上に低圧系および高
圧系トランジスタを混載した半導体装置において、高圧
系トランジスタにおける耐圧劣化を防止でき、トランジ
スタの信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置を示す断面図。
【図2】この発明の第1の実施例による半導体装置の製
造方法を示すものであり、第1のゲ−ト酸化膜および窒
化膜を設ける工程を示す断面図。
【図3】この発明の第1の実施例による半導体装置の製
造方法を示すものであり、窒化膜を除去する工程を示す
断面図。
【図4】この発明の第1の実施例による半導体装置の製
造方法を示すものであり、第1の酸化膜を設ける工程を
示す断面図。
【図5】この発明の第1の実施例による半導体装置の製
造方法を示すものであり、5V系トランジスタの第2の
ゲ−ト酸化膜を設ける工程を示す断面図。
【図6】この発明の第1の実施例による半導体装置の製
造方法を示すものであり、ゲ−ト電極を設ける工程を示
す断面図。
【図7】この発明の第1の実施例による半導体装置の製
造方法を示すものであり、第2の酸化膜およびパッシベ
−ション膜を設ける工程を示す断面図。
【図8】この発明の第2の実施例による半導体装置の製
造方法を示すものであり、第1のゲ−ト酸化膜、第1の
多結晶シリコン層および窒化膜を設ける工程を示す断面
図。
【図9】この発明の第2の実施例による半導体装置の製
造方法を示すものであり、第1のゲ−ト電極を設ける工
程を示す断面図。
【図10】この発明の第2の実施例による半導体装置の
製造方法を示すものであり、第1の酸化膜およびN-
LDD領域を設ける工程を示す断面図。
【図11】この発明の第2の実施例による半導体装置の
製造方法を示すものであり、第2のゲ−ト電極を設ける
工程を示す断面図。
【図12】この発明の第2の実施例による半導体装置の
製造方法を示すものであり、P- 型シリコン基板41の
表面にAs+ をイオン注入する工程を示す断面図。
【図13】この発明の第2の実施例による半導体装置の
製造方法を示すものであり、第2の酸化膜およびパッシ
ベ−ション膜を設ける工程を示す断面図。
【符号の説明】
19…50Vの高圧系領域、20…5Vの低圧系領域、21…
- 型シリコン基板、22…第1のゲ−ト酸化膜、23…窒
化膜、24…レジスト膜、25…第1の酸化膜、26…N-
LDD領域、27…第2のゲ−ト酸化膜、28…多結晶シリ
コン層、29…レジスト膜、30,31 …ゲ−ト電極、32…第
2の酸化膜、33…N+ 型拡散層、34…パッシベ−ション
膜、39…50Vの高圧系領域、40…5Vの低圧系領域、
41…P- 型シリコン基板、42…第1のゲ−ト酸化膜、43
…第1の多結晶シリコン層、44…窒化膜、45…レジスト
膜、46…第1のゲ−ト電極、47…第1の酸化膜、48…N
- 型LDD領域、49…第2のゲ−ト酸化膜、50…第2の
ゲ−ト電極、52…第2の酸化膜、53…パッシベ−ション
膜。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面上に第1の酸化膜を設
    ける工程と、 前記第1の酸化膜の上に高圧系領域における第1の窒化
    膜および低圧系領域における第2の窒化膜を設け、前記
    第1の窒化膜の両側の前記半導体基板に、LDD領域を
    形成するために不純物を導入する工程と、 前記第1の窒化膜の両側に膜厚が前記第1の酸化膜より
    厚い第2の酸化膜を設ける工程と、 前記第2の窒化膜および前記低圧系領域における前記第
    1の酸化膜を除去することにより露出した前記半導体基
    板の表面上に膜厚が前記第1の酸化膜より薄い第3の酸
    化膜を設ける工程と、 前記第1の窒化膜を除去し、前記第1、第2の酸化膜お
    よび前記第3の酸化膜それぞれの上にゲ−ト電極を設け
    る工程と、 前記ゲ−ト電極の両側の前記半導体基板にソ−ス・ドレ
    イン領域を形成する工程と、 からなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ゲ−ト電極は多結晶シリコンからな
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 半導体基板の表面上に第1の酸化膜を設
    ける工程と、 前記第1の酸化膜の上に高圧系領域における第1の導電
    層および低圧系領域における第2の導電層を設け、前記
    第1および第2の導電層それぞれの上に第1および第2
    の窒化膜を設け、前記第1の導電層および前記第1の窒
    化膜から構成された第1のゲ−ト電極を形成する工程
    と、 前記第1のゲ−ト電極の両側の前記半導体基板に、LD
    D領域を形成するために不純物を導入する工程と、 前記第1のゲ−ト電極の両側に膜厚が前記第1の酸化膜
    より厚い第2の酸化膜を設ける工程と、 前記第2の窒化膜、前記第2の導電層および前記低圧系
    領域における前記第1の酸化膜を除去することにより露
    出した前記半導体基板の表面上に膜厚が第1の酸化膜よ
    り薄い第3の酸化膜を設ける工程と、 前記第3の酸化膜の上に第2のゲ−ト電極を設ける工程
    と、 前記第1および第2のゲ−ト電極の両側の前記半導体基
    板にソ−ス・ドレイン領域を形成する工程と、 からなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記高圧系領域は5V系以上の動作電圧
    で駆動することを特徴とする請求項1または3記載の半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記低圧系領域は5V系以下の動作電圧
    で駆動することを特徴とする請求項1または3記載の半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記導電層は多結晶シリコンからなるこ
    とを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のゲ−ト電極は多結晶シリコン
    からなることを特徴とする請求項3記載の半導体装置の
    製造方法。
JP33308591A 1991-12-17 1991-12-17 半導体装置の製造方法 Pending JPH05166831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33308591A JPH05166831A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33308591A JPH05166831A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05166831A true JPH05166831A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18262106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33308591A Pending JPH05166831A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05166831A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067747A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Rohm Co Ltd 半導体装置および半導体装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067747A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Rohm Co Ltd 半導体装置および半導体装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05865B2 (ja)
US7432163B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device that includes forming adjacent field regions with a separating region therebetween
JP3746907B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS5843912B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
US8044487B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP3462886B2 (ja) 半導体装置
JPH05166831A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6025028B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH08181223A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS62285468A (ja) Ldd電界効果トランジスタの製造方法
JP3303550B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3521921B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06302826A (ja) 絶縁ゲート電界効果トランジスタ及びその製造方法
JPH08213601A (ja) 半導体装置とその製造方法
JP3259439B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05343419A (ja) 半導体装置
JP3363675B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3848782B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS58165370A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07130997A (ja) 高耐圧化トランジスタの製造方法
JPH02218164A (ja) Mis型電界効果トランジスタ
JPH0563193A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH08274313A (ja) 半導体装置、およびその製造方法
JPH03181136A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS61166154A (ja) Mis型半導体装置の製造方法