JPH05165893A - データ編集方式 - Google Patents

データ編集方式

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JPH05165893A
JPH05165893A JP3330388A JP33038891A JPH05165893A JP H05165893 A JPH05165893 A JP H05165893A JP 3330388 A JP3330388 A JP 3330388A JP 33038891 A JP33038891 A JP 33038891A JP H05165893 A JPH05165893 A JP H05165893A
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Yoshiko Itabashi
美子 板橋
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で自動的に表またはグラフを作成
でき、かつその手続が簡便に定義できることを目的とす
る。 【構成】 第1に、データベースの検索要求にたいしそ
れを解析した結果の検索構造情報5と、検索構造情報を
解析しグラフ化する列あるいは列の集合あるいは列候補
の集合を特定し検索パターンを調べる検索構造解析手段
61を備えている。第2に、編集操作をおこなう具体的
な手続の記述をグラフまたは表作成手段から独立させ、
検索パターン毎に起動する手続の名前を記述した編集処
理辞書9を備えている。第3に、特定の表またはグラフ
の表示を要求するキーワードと表またはグラフを作成す
るのに必要なデータベースの属性の集合の関係を記述す
る検索要求解析用辞書8と、特定の表またはグラフの表
示の要求に対し、検索パターン毎に起動する手続を対応
付ける編集処理辞書9を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、データベ
ースに格納された情報を検索し、検索されたデータを編
集するデータ編集方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.図10は、例えば次の文献(公開特許 平2
−302883号公報:グラフ作成装置)によって周知
である従来のグラフ作成方式である。図において1は検
索要求やグラフ表示要求を入力する入力装置、2は検索
要求に従ってデータベースを検索する手段、3は検索対
象のデータベース、4は表形式の検索結果、6はグラフ
表示要求に従ってグラフを作成する手段、7は作成され
たグラフ、10は検索結果の列属性テーブル、11はグ
ラフを作成するための知識をもったルール・ブックであ
る。
【0003】次に動作について説明する。検索要求が入
力装置1から入力されると、データベース検索手段2に
より、検索対象データベース3が検索され、表形式の検
索結果4と検索結果4の列の属性を記憶する列属性テー
ブルを作成する。さらに、入力装置1から、グラフ化す
る列の指定を含むグラフ表示要求を入力すると、グラフ
表示手段6は、グラフ描画ルール11を参照して中間テ
ーブルの作成、グラフ描画、グラフ出力を行っている。
【0004】従来例2.図11は、通常の適用プログラ
ムによっておこなわれる表またはグラフ作成方式であ
る。図において1はプログラムを起動する入力装置、2
は特定の表またはグラフ作成するのに必要なデータベー
スを検索する手段、3は検索対象のデータベース、6は
特定の表またはグラフを作成する手段、7は作成された
表またはグラフ、12は特定の表またはグラフ作成する
プログラムである。
【0005】次に動作について説明する。入力装置1か
ら編集プログラムを起動するとデータベース検索手段2
により、必要な検索対象データベース3が検索され、グ
ラフ表示手段6は、特定の表またはグラフ7を作成す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ編集方式
は以上のように構成されているので、一般的なデータベ
ース検索に対しては、グラフ化する列の指定などをして
グラフ表示を指示する必要がある。この列指定の方法は
検索ファイルとして、多数の集計キーをもちいたかなり
複雑なものまで対象にしており、データベースの検索手
段と変らぬ複雑さとなっている。また、より細かな編集
をおこなった表グラフを作成するためには、そのための
専用の適用プログラムを個々に作成する必要があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、簡単な操作で自動的に表または
グラフを作成でき、かつその手続が簡便に定義できるデ
ータ編集方式を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るデータ
ベース検索結果等のデータ編集方式は、データベースの
検索要求に対し、その検索要求を解析した結果の検索構
造情報を記憶するとともに、その検索構造情報を解析し
グラフ化する列あるいは列の集合あるいは列候補の集合
を特定し検索構造情報から検索パターンを調べて、検索
したデータを編集する手段を備えているものであり、以
下の要素を有するものである。 (a)所定の項目を有するデータを記憶するデータ記憶
手段、(b)上記データ記憶手段の項目の属性やタイプ
等の構造情報を記憶する構造情報記憶手段、(c)上記
構造情報記憶手段に記憶された構造情報に基づいてデー
タの記憶手段に記憶されたデータを編集する編集手段。
【0009】また、第2の発明では、検索構造情報から
得られた検索パターンに対応して、起動する手続の名前
を記述した編集処理辞書を備え、編集手段は、検索パタ
ーンに対応して編集操作をおこなう具体的な手続を別個
に起動するものであり、以下の要素を有するものであ
る。 (a)所定の項目を有するデータを記憶するデータ記憶
手段、(b)上記データ記憶手段の項目の属性やタイプ
等の構造情報を記憶する構造情報記憶手段、(c)所定
のパターンに対応して起動すべき手続名を記憶しておく
編集処理辞書、(d)編集処理辞書に記憶された手続名
に対応して、データの編集を行なう手続を記憶する手続
記憶手段、(e)上記構造情報記憶手段に記憶された構
造情報を解析して、所定のパターンを抽出し、上記編集
処理辞書に基づいて起動すべき手続名を選択し、手続記
憶手段に記憶されたその手続を起動して、上記データ記
憶手段に記憶されたデータを編集する編集手段。
【0010】また、第3の発明では、特定の編集を要求
するキーワードを導入し、このキーワードとデータベー
スの属性の集合の関係を記述する検索要求解析用辞書
と、特定の編集の要求に対し、キーワード毎に起動する
手続を対応付けるものであり、以下の要素を有するもの
である。 (a)データを記憶したデーベース、(b)所定のキー
ワードとそのキーワードに関係する項目を記憶する解析
用辞書、(c)上記キーワードに対応して、データを編
集する手続を記憶する手続記憶手段、(d)上記キーワ
ードを含む検索要求を入力し、上記解析用辞書に記憶さ
れたそのキーワードに関係する項目を用いて、上記デー
タベースを検索するデータベース検索手段、(e)上記
手続記憶手段に記憶された上記キーワードに対応する手
続により、上記データベース検索手段で検索されたデー
タを編集する編集手段。
【0011】
【作用】第1の発明に係るデータベース検索結果等のデ
ータ編集方式では、データの属性やタイプ等の検索構造
情報を記憶するとともにとそれを解析して、データの検
索パターンを認識して編集する編集手段を備えることに
よって、データ編集要求の入力が不要になる。
【0012】第2の発明においては、検索パターン等の
データの所定のパターン毎に起動する手続の名前を記述
した編集処理辞書、および、これらの手続を記憶する手
続記憶手段を備えることによって、データを編集する手
続を適用システム毎、あるいは個人毎に変更することが
できる。
【0013】第3の発明においては、特定の編集を要求
するキーワードとその特定の編集をするのに必要なデー
タベースの属性の集合の関係を記述する検索要求解析用
辞書と、特定の編集のための手続を対応付けて実行する
編集手段を備えることによって、特定の編集をするとき
の、データベース検索手段と編集手段をそれぞれ分離し
て設けることができるとともに、解析用辞書へのキーワ
ードの記述の追加変更のみで異なる検索が可能になり、
また、編集手段もキーワードに対応してデータを編集す
る手続を手続記憶手段に記憶することで新たな編集が容
易に可能になる。
【0014】
【実施例】
実施例1.第1の発明の実施例を図について説明する。
図1はこの発明によるデータベース検索装置における実
施例の構成と処理の流れを示す図である。図10の従来
例の構成及び動作フロー図と対比して、1はデータベー
ス検索要求をおこなう入力装置、5は検索要求の検索構
造情報、8はデータベース検索手段が用いる検索要求解
析用辞書、9は編集処理辞書、16は手続記憶手段、6
1は検索構造解析手段、62は中間テーブル作成手段、
63は編集処理実行手段である。他の部分については従
来の構成に対応する。
【0015】データベース検索手段2は入力装置1から
データベース検索要求を受け取って、解析用辞書8を参
照しながら検索要求を解析し検索構造情報5(構造情報
記憶手段の一例)を作成して、データベースの検索をお
こない、表形式の検索結果4(データ記憶手段の一例)
を作成する。表またはグラフ表示手段6(編集手段の一
例)にとっての検索パターンを調べて、主たる検索対象
となる属性または属性の集合を特定する。主たる検索対
象とは、図10で入力装置から指定されるグラフ化する
列にあたる。
【0016】そののち、表またはグラフ表示手段6は中
間テーブル作成手段62で検索パターンに従って、検索
結果4から中間テーブルを作成する。編集処理実行手段
63は検索パターンにしたがって、編集処理辞書9を参
照して表またはグラフ7を作成する。
【0017】次に動作について、図2に基づいて説明す
る。図2で、13aの「商品群別の売上は」という検索
要求がなされたとする。データベース検索手段2は、こ
れを解析して10aの検索構造情報を作成して、3aの
売上累積データベースと3bの商品群データベースを検
索して、4aの表形式の検索結果を得る。
【0018】検索要求13aから検索構造情報10aを
作成すること、及び検索構造情報10aから検索結果4
aを得ることは、たとえば、同一出願人による特許出願
(特願平3−171217号)の「対応表使用データベ
ース検索装置」を使用して得ることができる。しかし、
特にこの方式でなくても、このような構造を作成するこ
とは可能である。前記出願のものは、日本語文による検
索要求に対してのものであるが、例えば表型の検索要求
がある場合、その検索要求から情報構造情報を作成する
ことができる。これら検索構造情報10aや検索結果4
aを得る具体的方法は、この発明の重要な部分ではない
ので、詳しい説明は省略し、ここでは、これら検索構造
情報10aや検索結果4aが検索要求13aとデータベ
ース3a、3bから得られることを前提として説明す
る。
【0019】検索構造解析手段61は、図3に示したフ
ローにしたがって、検索構造情報10aを解析して検索
パターン14aを得るが、検索構造情報10aから検索
パターン14aを調べる方法は以下の通りである。ま
ず、図3のS30で図2に示した検索構造情報10aを
入力する。ここで、検索タイプは、「変数」、「対
象」、「比較の主題」に分類されるものとする。たとえ
ば、検索要求「商品群別の売上は」では、「商品群」が
「変数」、「売上」が「対象」となり、「商品群」、
「売上」の順で検索結果が表示される。また、他の例と
して、検索要求「売上が多い商品群は」の場合では、
「売上」が「比較の主題」、「商品群」が「対象」とな
り、「商品群」、「売上」の順で検索結果が表示され
る。S31はこの検索タイプを決定するもので、図2の
例では、検索される属性は、検索構造情報10aの左側
に示したように、「大分類コード」、「小分類コー
ド」、「商品分類名」、「売上」の4つであり、その性
質は検索構造情報10aの右側に示したように、先の3
つは「変数」、最後の「売上」は「対象」である。この
ように、検索タイプの中に「変数」があるので、検索タ
イプはそのまま「変数」と「対象」になる。そして、こ
れら4つの検索される属性を検索対象属性として順に1
〜4の属性番号を以下のように割りふる。 大分類コード : 属性番号1 小分類コード : 属性番号2 商品分類名 : 属性番号3 売上 : 属性番号4 そして、S32で、検索タイプが「対象」である「売
上」が統計値で数値であるのでグラフ出力可能と判定さ
れる。また、S33で、検索対象属性として「売上」の
属性番号4が記憶される。
【0020】次に、S34で、検索タイプが「変数」で
ある属性のグループ分けを行なう。検索構造情報10a
に記載された属性とそれに対応する参照データベース情
報を用いて、この検索の「変数」は(大分類コード、小
分類コード)と(商品分類名)にグループ化される。す
なわち、「大分類コード」と「小分類コード」からなる
最初のグループは全ての属性のタイプが「コード」なの
で、同一グループとみなされる。さらに、S35で、
「商品分類名」からなる次のグループの参照データベー
スを調べると(大分類コード、小分類コード)のグルー
プの参照データベースと同一の参照データベース(商品
群マスタデータベース)であるので、この2つは同一の
グループとみなされ、S36で集計キーの数は1つ、集
計キー属性の番号は1〜3と記憶される。
【0021】次に、検索パターン14aから、集計キー
の数が1つであり、主たる検索対象属性が1つであるこ
とがわかるので、中間テーブル作成手段62は集計キー
の代表属性と検索対象属性からなる中間テーブル15a
を以下に述べるようにして、作成する。
【0022】図4は、検索パターン14aから中間テー
ブル15aを得る手順を示す図であるが、図2の例で
は、集計キーの数が1なので、S43により集計キーの
最後の属性「商品分類名」と検索対象属性「売上」だけ
の表を作成し、中間テーブルとする。集計キーの数が0
の場合は、S42により、検索結果だけの表を作成し、
中間テーブルとする。集計キーの数が2の場合は、後述
する実施例2で説明する。次に、編集処理実行手段63
は中間テーブル15aから、主軸を集計キーの代表属
性、統計軸を検索対象属性とする場合の標準的な手続を
起動して、グラフ7aを作成する。
【0023】実施例2.実施例1では集計キーの数が1
の場合を示したが、実施例2では集計キーの数が2の場
合を説明する。図5で、13bの「商品群毎の月別の売
上は」という検索要求がなされたとする。データベース
検索手段2は、これを解析して10bの検索構造情報を
作成して、3aの売上累積データベースと3bの商品群
データベースを検索して、4bの表形式の検索結果を得
る。検索構造解析手段61は、図3に示したフローを用
いて、検索構造情報10bを解析して検索パターン14
bを知る。検索パターン14bから、集計キーの数が2
つであり、主たる検索対象属性が1つであることがわか
るので、中間テーブル作成手段62は、図4のS44〜
S46を用いて、集計キー1の代表属性を縦軸に集計キ
ー2の代表属性を横軸にした検索対象属性からなる中間
テーブル15bを作成する。編集処理実行手段63は中
間テーブル15bから、主軸を集計キー2の代表属性、
補助軸を集計キー1の代表属性、統計軸を検索対象属性
とする場合の標準的な手続を起動して、グラフ7bを作
成する。
【0024】以上のように、上記実施例1、2では、デ
ータベースを検索する情報検索において、検索の論理的
な構造を判定する検索構造解析手段61と中間テーブル
作成手段62と、検索結果を自動的に編集する編集処理
実行手段63をもち、これらを用いて表またはグラフを
表示する編集手段を特徴とする検索結果のデータ編集方
式を説明した。
【0025】この実施例1、2によれば、検索構造情報
とそれを解析する検索構造解析手段61を備えることに
よって、検索要求に対応してグラフ化する列を指定する
入力が不要になり、様々な検索パターンに対して表また
はグラフの作成処理を自動的に行なえる。
【0026】実施例3.第2の発明の実施例を図につい
て説明する。図1はこの発明によるデータベース検索装
置における実施例の構成と処理の流れを示す図である。
図において、9は編集処理辞書であり、検索パターン毎
に、起動する手続の名前を記憶している。図6は、この
編集処理辞書9と手続AとBの内容を示す例である。
【0027】次に動作について、例によって説明する。
図2で、13aの「商品群別の売上は」という検索要求
がなされたとする。表またはグラフ表示手段6は、検索
構造情報10aを解析して検索パターン14aを知り、
中間テーブル15aを作成する。編集処理実行手段63
は、検索パターン14aをみて集計キーが1つであるこ
とを知り、標準の処理手続名9aの手続Aを得る。処理
手続を処理手続名9aを指定して起動すると手続Aが実
行される。手続Aは中間テーブル15aの第1列「商品
分類名」を主軸,第2列「売上」を統計軸にとった棒グ
ラフ7aを作成する。
【0028】図3で、13bの「商品群毎の月別の売
上」という検索要求がなされたとする。表またはグラフ
表示手段6は、検索構造情報10bを解析して検索パタ
ーン14bを知り、中間テーブル15bを作成する。編
集処理実行手段63は、検索パターン14bをみて集計
キーが2つであることを知り、標準の処理手続名9bの
手続Bを得る。処理手続を処理手続名9bを指定して起
動すると手続Bが実行される。手続Bは、中間テーブル
15bの第2列以降の列項目名となった「月」の値を主
軸、第2列以降の値となった「売上」の値を統計軸、第
1列の値となった「商品分類名」補助軸にとった重ね合
わせ折れ線グラフ7bを作成する。
【0029】以上のように、この実施例3ではデータベ
ースを検索する情報検索において、検索の論理的な構造
を判定する検索構造解析手段61と中間テーブル作成手
段62と、判定に従って、グラフを表示するための手続
を起動する編集処理実行手段63をもち、これらを用い
てグラフを表示する編集手段を特徴とする検索結果のデ
ータ編集方式を説明した。
【0030】この実施例によれば、検索パターン毎に起
動する手続の名前を記述した編集処理辞書を備えること
によって、表またはグラフを作成する手続を適用システ
ム毎、あるいは個人毎に変更することができる。また、
標準的な手続を提供し、手続の変更手段を提供すること
によって、自動的に標準的な表またはグラフ作成できる
とともに表またはグラフの形式に対する多種多様な要求
に対応することが可能となる。
【0031】実施例4.第3の発明の実施例を図につい
て説明する。図1はこの発明によるデータベース検索装
置における実施例の構成と処理の流れを示す図である。
図において、8は解析用辞書であり、特定の表またはグ
ラフの作成を要求するキーワードに対して、必要なデー
タベースの属性集合と作表要求IDを記憶している。
【0032】図7は、解析用辞書8の内容の一例を示す
ものであり、辞書の見出し(キーワード)が「売上状
況」である場合の例を示している。属性ナンバは順に番
号を割りあてたものであるが、上位属性ナンバは階層関
係を示しており、「売上」と「粗利」という属性が「売
上状況」という上位属性をもっており、「売上」はその
下位に売上累積データベース3aの売上金額を有し、こ
の合計演算で求められ、「粗利」も下位に売上累積デー
タベース3aの粗利金額を有し、この合計演算で求めら
れることを示している。
【0033】データベース検索手段2は、データベース
検索要求を検索要求解析用辞書8を使用して解析し、必
要なデータベースの属性集合を含むデータベースの検索
をおこない、作表要求IDの情報を含んだ検索構造情報
5と検索結果4を作成する。
【0034】9は編集処理辞書であり、作表処理要求I
Dに対し、検索パターン毎に起動する手続の名前を記憶
している。表またはグラフ表示手段6は検索構造情報5
を検索構造解析手段61で解析し、検索パターンと作表
要求IDを調べる。中間テーブル作成手段62は、検索
パターンに従って中間テーブルを作成する。編集処理実
行手段63は、検索パターンと作表要求IDから編集処
理辞書9を調べて対応する手続を実行する。
【0035】次に動作について、例によって説明する。
図8で、13cの「得意先別の売上状況」という検索要
求がなされたとする。「売上状況」という言葉は、ここ
で売上と粗利と粗利率の重ね合わせグラフを要求するキ
ーワードであるとする。データベース検索手段2は、こ
れを検索要求解析用辞書8を使用して解析して、得意先
マスタデータベースの得意先コードと得意先名を変数と
して、「売上状況」を対象とし、属性として売上累積デ
ータベースの売上金額と粗利金額を合計した「売上」と
「粗利」が検索対象となる10cの検索構造情報を作成
する。検索構造情報に従って、3aの売上累積データベ
ースと3cの得意先マスタデータベースを検索して、売
上と粗利を検索し、4cの表形式の検索結果を得る。
【0036】検索構造解析手段61は、検索構造情報1
0cを解析して検索パターン14cを知る。検索構造情
報10cから、集計キーの数が1つで、主たる検索対象
属性が2つであり、作表要求ID「売上状況」があるこ
とがわかるので、中間テーブル作成手段62は集計キー
の代表属性と検索対象属性からなる中間テーブル15c
を作成する。編集処理実行手段63は、編集処理辞書9
を参照し作表要求IDが「売上状況」で集計キーの数が
1つであることがわかるので、売上状況の処理手続名9
cの手続cを得て、対応する処理手続16cを起動す
る。
【0037】処理手続16cは、中間テーブル15cを
読み込み、各行に対し売上と粗利から粗利率を算出し、
主軸を集計キーの代表属性として、売上と粗利と粗利率
の重ね合わせグラフ7cを作成する。
【0038】以上のように、この実施例4では、データ
ベースを検索する情報検索において、所定のキーワード
と、キーワードに関連する事項を記憶する解析辞書と、
所定の手続を登録する編集処理辞書と手続記憶手段をも
ち、キーワードが含まれる検索要求があったとき、その
検索の論理的な構造を判定し、自動的に編集を行なっ
て、キーワードと検索パターンに対応する手続を起動し
て表またはグラフを表示する編集手段を特徴とする検索
結果の編集方式を説明した。
【0039】この実施例においては、特定の表またはグ
ラフの表示を要求するキーワードとそれを作成するのに
必要なデータベースの属性の集合の関係を記述する検索
要求解析用辞書と、特定の表またはグラフの表示のため
の手続を対応付ける編集処理辞書を備えることによっ
て、特定の表またはグラフを作成するときの、データベ
ース検索手段と表またはグラフの作成手段を分離した。
そのことにより特定の表またはグラフを作成するとき、
データベースの検索手続については、必要なデータベー
スの属性の集合を記述するだけで、検索手続自体の記述
が不要となる。また、特定の表またはグラフの表示を要
求するキーワードに対して検索パターンで表またはグラ
フの表示のための手続を対応付けることによって、同一
の検索パターンについて、同じ手続を起動することがで
きる。例えば、従来は個別のプログラムの作成が必要だ
った「得意先別の売上状況」や「月別の売上状況」や
「商品別の売上状況」などが、1つの処理で行なえる。
【0040】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、デー
タ構造情報から、データのパターンを解析することによ
って、グラフ化する列を指定する等の編集の仕様要求の
入力が不要になり、様々なデータのパターンに対して表
またはグラフの作成処理等のデータ編集処理を自動的に
行なえるという効果がある。
【0041】また第2の発明によれば、データのパター
ン毎に起動する手続の名前を記述した編集処理辞書を備
えることによって、手続を適用システム毎、あるいは個
人毎に変更することができる。
【0042】第3の発明においては、特定のデータ編集
を要求するキーワードとそれを作成するのに必要なデー
タベースの属性の集合の関係を記述する検索要求解析用
辞書と、特定のデータ編集のための手続を対応付ける編
集手段を備えることによって、特定のデータ編集が容易
にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1と第2と第3の発明の一実施例による構成
と処理の流れを示す図である。
【図2】第1の発明と第2の発明の動作例を示す図であ
る。
【図3】検索構造情報から検索パターンを得る流れ図で
ある。
【図4】検索パターンから中間テーブルを作成する流れ
図である。
【図5】第1の発明と第2の発明の動作例を示す図であ
る。
【図6】第2の発明の編集処理辞書及び手続の一例を示
す図である。
【図7】第3の発明の解析用辞書を示す図である。
【図8】第3の発明の動作例を示す図である。
【図9】第3の発明の編集処理辞書及び手続の一例を示
す図である。
【図10】従来のデータベース検索結果の編集方式の説
明図である。
【図11】他のデータベース検索結果の編集方式の説明
図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 データベース検索手段 3 データベース 4 検索結果(データ記憶手段の一例) 5 検索構造情報(構造情報記憶手段の一例) 6 表またはグラフ表示手段(編集手段の一例) 7 表またはグラフ 8 解析用辞書 9 編集処理用辞書 10 列属性テーブル 11 グラフ描画ルール 12 作表適用プログラム 13 検索要求 14 検索パターン 15 中間テーブル 16 表またはグラフ作成手続(手続の一例)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、第3の発明では、特定の編集を要求
するキーワードを導入し、このキーワードとデータベー
スの属性の集合の関係を記述する検索要求解析用辞書
と、特定の編集の要求に対し、キーワード毎に起動する
手続を対応付けるものであり、以下の要素を有するもの
である。 (a)データを記憶したデータベース、(b)所定のキ
ーワードとそのキーワードに関係する項目を記憶する解
析用辞書、(c)上記キーワードに対応して、データを
編集する手続を記憶する手続記憶手段、(d)上記キー
ワードを含む検索要求を入力し、上記解析用辞書に記憶
されたそのキーワードに関係する項目を用いて、上記デ
ータベースを検索するデータベース検索手段、(e)上
記手続記憶手段に記憶された上記キーワードに対応する
手続により、上記データベース検索手段で検索されたデ
ータを編集する編集手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有するデータ編集方式 (a)所定の項目を有するデータを記憶するデータ記憶
    手段、(b)上記データ記憶手段の項目の属性やタイプ
    等の構造情報を記憶する構造情報記憶手段、(c)上記
    構造情報記憶手段に記憶された構造情報に基づいてデー
    タの記憶手段に記憶されたデータを編集する編集手段。
  2. 【請求項2】 以下の要素を有するデータ編集方式 (a)所定の項目を有するデータを記憶するデータ記憶
    手段、(b)上記データ記憶手段の項目の属性やタイプ
    等の構造情報を記憶する構造情報記憶手段、(c)所定
    のパターンに対応して起動すべき手続名を記憶しておく
    編集処理辞書、(d)編集処理辞書に記憶された手続名
    に対応して、データの編集を行なう手続を記憶する手続
    記憶手段、(e)上記構造情報記憶手段に記憶された構
    造情報を解析して、所定のパターンを抽出し、上記編集
    処理辞書に基づいて起動すべき手続名を選択し、手続記
    憶手段に記憶されたその手続を起動して、上記データ記
    憶手段に記憶されたデータを編集する編集手段。
  3. 【請求項3】 以下の要素を有するデータ編集方式 (a)データを記憶したデーベース、(b)所定のキー
    ワードとそのキーワードに関係する項目を記憶する解析
    用辞書、(c)上記キーワードに対応して、データを編
    集する手続を記憶する手続記憶手段、(d)上記キーワ
    ードを含む検索要求を入力し、上記解析用辞書に記憶さ
    れたそのキーワードに関係する項目を用いて、上記デー
    タベースを検索するデータベース検索手段、(e)上記
    手続記憶手段に記憶された上記キーワードに対応する手
    続により、上記データベース検索手段で検索されたデー
    タを編集する編集手段。
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