JP2007004222A - データ検索システム及びデータ検索プログラム - Google Patents

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卓也 伊藤
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Abstract

【課題】SQLの文法及びテーブル構成を理解していないユーザでもリレーショナルデータベースから必要なデータを抽出できるようにする。
【解決手段】金融商品に関するデータを種類に対応したアイテムコード及び銘柄コードに関連付たテーブル48を、商品種別及びデータのサイクル毎に記憶し、テーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出する規定ストアドプロシージャ(STP)を、STP名に関連付けて格納するSTP格納部46と、STP名とアイテムコード、データのサイクル及び商品種別との対応関係を定義しておくSTP情報DB42とを有し、銘柄コード、商品種別、サイクル、抽出期間及びアイテムコードが入力された場合に、適用すべきSTP名を特定し、銘柄コード及び抽出期間を充填し、テーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出して出力するデータ検索システム。
【選択図】 図1

Description

この発明はデータ検索システム及びデータ検索プログラムに係り、特に、リレーショナルデータベースに格納された各種データの中から、ユーザの指定する検索条件に合致したデータを抽出する技術に関する。
リレーショナルデータベースに格納された各種データを参照する場合、ユーザは一般にSQL(Structured Query Language)と呼ばれる問合せ言語を用い、RDBMS(Relational DataBase Management System)に対して処理を指示することが求められる。
このSQLはリレーショナルデータベースの操作に特化しているため、コンピュータ言語の中では比較的簡素なものではあるが、それでも情報システムの専門家以外の一般ユーザにとっては敷居が高く、自由に駆使できるようになるまでには相当の時間と労力を要する。
これに対し特開2004-126680(特許文献1)においては、このようなSQL習得の困難性に鑑み、SQLをまったく知らない者でもリレーショナルデータベースに容易にアクセスすることができるSQL隠蔽型データベースアクセス方法が開示されている。
特開2004-126680
このSQL隠蔽型データベースアクセス方法によれば、入力画面からアクセス条件及び要求アクションを入力するだけで済み、SQL文は入力されたアクセス条件及び要求アクションに基づきシステムの側で自動生成されるため、ユーザはSQLの文法を一切意識することなく、RDBMSに所望の処理を実行させることが可能となる。
しかしながら、このアクセス方法を用いる際に入力するアクセス条件には、検索テーブル名、検索カラム名及びそのデータ型が含まれているため、SQLについては不知であってもよいが、検索対象となるテーブル及びそのデータ構成については認識していることがユーザには求められる。
このため、比較的小規模かつ簡素なデータベースを利用する際にはある程度有効であるとしても、多数のテーブルが複雑に関連付けられた大規模なデータベースの操作には適していないと言わざるを得ない。
例えば、多種多様な金融商品を取り扱う銀行や証券会社のデータベースの場合、各商品別、データのサイクル(年次、月次、日次等の周期)別に多数のテーブルが設けられ、それぞれに時価や取引数量、取引額等の各種データが格納されている。
このため、例え自社内のデータベースであっても、一般社員に各テーブルの構成を認識した上でアクセス条件を入力することを求めるのは現実的ではない。
また、外部のユーザに対して金融商品に関する情報をネットワーク経由で提供する場合には、そもそもデータベースのテーブル構成やデータ構造を公開すること自体、セキュリティ確保の観点から好ましくない。
さらに、特許文献1のアクセス方法の場合、ユーザはテーブル上の既存カラムに格納されたデータを単純に参照することのみが可能であり、テーブル上にカラムとして設定されていない種類のデータを取得することはできない。
この発明は、リレーショナルデータベースの参照に係る従来の上記問題に鑑みて案出されたものであり、SQLの文法はもちろんのこと、テーブル構成についてさえユーザは意識することなく、リレーショナルデータベースから必要なデータを抽出することができる技術を実現することを目的としている。
また、この発明は、リレーショナルデータベースのテーブル上にカラムとして設定されていない種類のデータをユーザが取得することを可能とする技術を実現することも目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載したデータ検索システムは、金融商品に関するデータを各データの種類に対応したアイテムコード及び金融商品の銘柄コードに関連付けて記録する複数のテーブルを、商品種別及びデータのサイクル毎に格納しておく記憶手段と、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出することを規定するストアドプロシージャを、固有のストアドプロシージャ名に関連付けて複数格納しておくストアドプロシージャ記憶手段と、各ストアドプロシージャ名と、アイテムコード、データのサイクル及び商品種別との対応関係を予め定義しておくストアドプロシージャ情報記憶手段と、検索条件として銘柄コード、商品種別、サイクル、抽出期間及びアイテムコードが入力された場合に、商品種別、サイクル及びアイテムコードに基づき、適用すべきストアドプロシージャ名を特定する手段と、このストアドプロシージャ名に基づき、上記ストアドプロシージャ記憶手段から該当のストアドプロシージャを呼び出す手段と、このストアドプロシージャに上記銘柄コード及び抽出期間を充填し、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出する手段と、この検索結果データを出力する手段とを備えたことを特徴としている。
ここで「出力」とは、検索結果データに対して必要な変換処理を施した上で、ディスプレイに表示させること、プリンタを介してプリントアウトすること、ネットワーク経由で他のコンピュータに送信すること、ファイルとして記憶媒体に書き出すこと等が含まれる(以下同様)。
請求項2に記載したデータ検索システムは、金融商品に関するデータを各データの種類に対応したアイテムコード及び金融商品の銘柄コードに関連付けて記録する複数のテーブルを、商品種別及びデータのサイクル毎に格納しておく記憶手段と、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出することを規定するストアドプロシージャを、固有のストアドプロシージャ名に関連付けて複数格納しておくストアドプロシージャ記憶手段と、各ストアドプロシージャ名と、アイテムコード、データのサイクル及び商品種別との対応関係を予め定義しておくストアドプロシージャ情報記憶手段と、各金融商品の銘柄コードと、当該金融商品の属する商品種別との対応関係を予め定義しておく銘柄コード情報記憶手段と、検索条件として銘柄コード、サイクル、抽出期間及びアイテムコードが入力された場合に、上記銘柄コード情報記憶手段を参照し、当該銘柄コードが属する商品種別を特定する手段と、当該商品種別と、入力されたサイクル及びアイテムコードに基づき、適用すべきストアドプロシージャ名を特定する手段と、このストアドプロシージャ名に基づき、上記ストアドプロシージャ記憶手段から該当のストアドプロシージャを呼び出す手段と、このストアドプロシージャに銘柄コード及び抽出期間を充填し、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出する手段と、この検索結果データを出力する手段とを備えたことを特徴としている。
請求項3に記載したデータ検索システムは、請求項1または2のシステムであって、さらに、特定のアイテムコードを対象とした計算式が入力された場合に、上記テーブルから抽出した当該アイテムコードに係る検索結果データに対し、上記計算式に従った演算処理を施す手段と、この演算結果データを出力する手段とを備えたことを特徴としている。
請求項4に記載したデータ検索プログラムは、コンピュータを、金融商品に関するデータを各データの種類に対応したアイテムコード及び金融商品の銘柄コードに関連付けて記録する複数のテーブルを、商品種別及びデータのサイクル毎に格納しておく記憶手段、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出することを規定するストアドプロシージャを、固有のストアドプロシージャ名に関連付けて複数格納しておくストアドプロシージャ記憶手段、各ストアドプロシージャ名と、アイテムコード、データのサイクル及び商品種別との対応関係を予め定義しておくストアドプロシージャ情報記憶手段、検索条件として銘柄コード、商品種別、サイクル、抽出期間及びアイテムコードが入力された場合に、商品種別、サイクル及びアイテムコードに基づき、適用すべきストアドプロシージャ名を特定する手段、このストアドプロシージャ名に基づき、上記ストアドプロシージャ記憶手段から該当のストアドプロシージャを呼び出す手段、このストアドプロシージャに銘柄コード及び抽出期間を充填し、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出する手段、この検索結果データを出力する手段として機能させることを特徴としている。
請求項5に記載したデータ検索プログラムは、コンピュータを、金融商品に関するデータを各データの種類に対応したアイテムコード及び金融商品の銘柄コードに関連付けて記録する複数のテーブルを、商品種別及びデータのサイクル毎に格納しておく記憶手段、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出することを規定するストアドプロシージャを、固有のストアドプロシージャ名に関連付けて複数格納しておくストアドプロシージャ記憶手段、各ストアドプロシージャ名と、アイテムコード、データのサイクル及び商品種別との対応関係を予め定義しておくストアドプロシージャ情報記憶手段、各金融商品の銘柄コードと、当該金融商品の属する商品種別との対応関係を予め定義しておく銘柄コード情報記憶手段、検索条件として銘柄コード、サイクル、抽出期間及びアイテムコードが入力された場合に、上記銘柄コード情報記憶手段を参照し、当該銘柄コードが属する商品種別を特定する手段、当該商品種別と、入力されたサイクル及びアイテムコードに基づき、適用すべきストアドプロシージャ名を特定する手段、このストアドプロシージャ名に基づき、上記ストアドプロシージャ記憶手段から該当のストアドプロシージャを呼び出す手段、このストアドプロシージャに銘柄コード及び抽出期間を充填し、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出する手段、この検索結果データを出力する手段として機能させることを特徴としている。
請求項6に記載したデータ検索プログラムは、請求項4または5のプログラムであって、さらにコンピュータを、特定のアイテムコードを対象とした計算式が入力された場合に、上記テーブルから抽出した当該アイテムコードに係る検索結果データに対し、上記計算式に従った演算処理を施す手段、この演算結果データを出力する手段として機能させることを特徴としている。
請求項1のデータ検索システム及び請求項4のデータ検索プログラムによれば、特定のテーブル中の特定のアイテムコードに対する処理手順を一つのプログラムとしてまとめたストアドプロシージャが事前に多数用意されているため、ユーザはテーブルの存在や構成を全く意識することなく、またSQL文を記述することもなく、ただ銘柄コード、商品種別、サイクル、アイテムコード、抽出期間を指定するだけで目的のデータを参照することが可能となる。
請求項2のデータ検索システム及び請求項5のデータ検索プログラムにあっては、ユーザが入力した銘柄コードから自動的に対応の商品種別を特定する機能を備えているため、ユーザは商品種別を指定することなく、ただ銘柄コード、サイクル、アイテムコード、抽出期間を指定するだけで目的のデータを参照することが可能となる。
請求項3のデータ検索システム及び請求項6のデータ検索プログラムにあっては、検索結果データに対して所定の演算処理を行った結果データを外部に出力する機能を備えているため、ユーザは既存のテーブル上にカラムとして存在しない種類のデータを参照することも可能となる。
図1に示すように、この発明に係るデータ検索システム10は、Webサーバ12、APサーバ14及びDBサーバ16をネットワーク接続させたサーバ群18によって構成される。
また、このサーバ群18には、インターネット等の通信網20を介してクライアント端末22が接続されている。
上記のWebサーバ12は、入力データ変換部30と、表示データ生成部32とを備えている。
この入力データ変換部30及び表示データ生成部32は、Webサーバ12のCPUが、OS及び専用のアプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行することによって実現される。
上記のAPサーバ14は、検索条件分析部34と、検索要求部36と、検索結果変換部38と、演算処理部40と、銘柄コード情報データベース41と、STP情報データベース42とを備えている。
この検索条件分析部34、検索要求部36、検索結果変換部38及び演算処理部40は、APサーバ14のCPUが、OS及び専用のアプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行することによって実現される。
また、上記の銘柄コード情報データベース41及びSTP情報データベース42は、同サーバ14のハードディスクに格納されている。
銘柄コード情報データベース41には、個々の銘柄コードと当該銘柄コードが属する商品種別(国内株式、公社債、投資信託等の種別)及び商品属性(銘柄名称等)との対応関係が予め登録されている。
「STP」はストアドプロシージャ(stored procedure)の略称であり、STP情報データベース42には、DBサーバ16に格納されたストアドプロシージャに関連するデータが登録されている。
上記のDBサーバ16は、検索処理部44と、STP格納部46と、多数のテーブル48(テーブルA〜テーブルn)を備えている。
検索処理部44は、DBサーバ16のCPUが、OS及び専用のアプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行することによって実現されるものであり、いわゆるRDBMSに相当する。
また、STP格納部46及び各テーブル48は、同サーバ16のハードディスクに設けられている。
STP格納部46には、特定のテーブル48における特定のカラム(アイテムコード)に対する一連の処理手順を一つのプログラムにまとめたストアドプロシージャが多数登録されている。
上記のクライアント端末22は、パソコン等のコンピュータよりなり、検索条件送信部50と、検索結果表示部52とを備えている。この検索条件送信部50及び検索結果表示部52は、クライアント端末22のCPUが、OS及びWebブラウザ等のアプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行することによって実現される。
また、クライアント端末22には、キーボードやマウス等の入力装置54及びCRTやLCD等のディスプレイ56が接続されている。
まずユーザは、クライアント端末22から通信網20を介してWebサーバ12にアクセスし、検索サービスの提供をリクエストする。
そしてユーザが、アカウント及びパスワードの入力を伴う認証ステップをクリアすると、Webサーバ12から検索条件入力フォームが送信され、ディスプレイ56に表示される。
図2(a)は、この検索条件入力フォーム60の一例を示すものであり、銘柄コード指定欄62、サイクル指定欄64、期間指定欄66、アイテム指定欄68を備えている。
銘柄コード指定欄62には、金融商品の銘柄コードを入力するためのフィールドが複数設定されており、ユーザは所望の銘柄コードを打鍵入力する。
例えば、目的の金融商品が国内株式である場合、4桁または5桁の株式銘柄コードを入力し、金融商品が公社債である場合には1桁+4桁+4桁の公社債銘柄コードを入力する。また、金融商品が投資信託の場合には、所定桁数の投資信託銘柄コードを入力する。
サイクル指定欄64には、検索対象となるデータの周期(日次、週次、月次、年次等)を選択入力する。図においては、サイクルとして「月次」を指定した例が示されている。
また、期間指定欄66には、データの取得期間を打鍵入力する。図においては、2004年10月〜2005年3月の範囲を指定した例が示されている。
アイテム指定欄68には、「アイテム」、「コード/式」、「名称」、「単位」の各入力フィールドが設定されており、ユーザは「コード/式」の入力フィールドに少なくとも1つのアイテムコードを入力する。
ここで「アイテムコード」とは、DBサーバ16が管理する各テーブル48に設定されたカラム(データ項目)を識別するためのユニークな文字列を意味し、このシステム10の運用者によってアイテムコードの体系が設計され、予め各ユーザに対して開示されている。
図においては、「コード/式」の1行目に発行済株式数のデータ項目を表すアイテムコード「OUTSTDX」を指定し、2行目に株価終値のデータ項目を表すアイテムコード「PRC.C」を指定した例が示されている。
「名称」の入力フィールドにはアイテムコードの意味内容が記述され、「単位」の入力フィールドには取得データの単位が記述される。
また、「アイテム」の入力フィールドには、今回入力したアイテムコードを識別するための整理符号(A,B,C…)が記述される。
ユーザは、このアイテム指定欄の「コード/式」の入力フィールドに、所定の計算式を入力することもできる。
図においては、「コード/式」の3行目に「A*B/100000000」が記述されているが、これはアイテムAの発行済株式数とアイテムBの株価終値を乗算して時価総額を求め、億円単位で表示することを求める内容となっている。このため、「名称」の入力フィールドには「時価総額=発行済株式数×株価終値」が、また「単位」の入力フィールドには「億円」が記述されている。
以上のようにして、検索条件入力フォームに対して必要な検索条件を入力したユーザは、検索実行ボタン70をクリックし、検索処理をWebサーバ12に対してリクエストする。
以下、図3のフローチャートに従い、サーバ群18における処理手順を説明する。
まず、クライアント端末の検索条件送信部50から検索条件を受信したWebサーバ12においては(S10)、入力データ変換部30によって検索条件を含むスクリプトが生成され(S12)、APサーバ14に送信される。
図4は、このスクリプトの一例を示すものであり、サイクル、取得期間、銘柄コード、アイテムコード、計算式が所定の形式で記述されている。
これを受けたAPサーバの検索条件分析部34は、上記のスクリプトの内容を解析する(S14)。
まず検索条件分析部34は、スクリプト中からアイテムコード、銘柄コード、サイクル、取得期間を抽出し、検索要求部36及び検索結果変換部38に出力する。
つぎに検索条件分析部34は、上記スクリプト中から計算式を抽出し、演算処理部40に出力する。
つぎに検索要求部36は、銘柄コード情報データベース41を参照することにより、検索条件分析部34から渡された銘柄コードが属する商品種別(国内株式、公社債、投資信託等の種別)を特定する(S16)。
つぎに検索要求部36は、上記の商品種別と、検索条件分析部34から渡されたアイテムコード、サイクルをキーにSTP情報データベース42を参照し、今回の検索処理に適用すべきストアドプロシージャ名を特定する(S18)。
すなわち、STP情報データベース42には、DBサーバ16が管理している各テーブル48から特定のデータを抽出するためのストアドプロシージャ名が、商品種別、アイテムコード、サイクル別に多数登録されている。
このため、上記のように商品種別、アイテムコード及びサイクルを特定することにより、一のストアドプロシージャ名を決定することが可能となる。
つぎに検索要求部36は、上記のストアドプロシージャ名、銘柄コード、取得期間をDBサーバ16に送信し、該当データの検索処理を依頼する。
これを受けたDBサーバ16の検索処理部44は、STP格納部46から対応のストアドプロシージャを呼び出し、これに銘柄コード及び取得期間を充填した上で必要な検索処理を実行し(S20)、その結果をAPサーバ14に出力する。
図5は、このストアドプロシージャを例示するものである。
まず、発行済株式数の取得に係るストアドプロシージャでは、「資本異動」のテーブルに格納されたデータの中から銘柄コード=47XX、アイテムコード=OUTSTDX、期間=200410〜200503の条件に合致するものを抽出することを指示する内容が記述されている。
また、株価終値の取得に係るストアドプロシージャでは、「株式時価」のテーブルに格納されたデータの中から銘柄コード=47XX、アイテムコード=PRC.C、期間=200410〜200503の条件に合致するものを抽出することを指示する内容が記述されている。
なお、図5においては説明の便宜上、ストアドプロシージャを通常のSQL文のように表現しているが、実際のストアドプロシージャはコンピュータが直接理解できるコードにコンパイルされている。
つぎにAPサーバ14の検索結果変換部38は、DBサーバ16から渡された検索結果データ(数値)に銘柄コード、アイテムコード、期間(年月)を付加する変換処理を実行した後(S22)、演算処理部40に出力する。
図6(a)及び(b)は、その出力データの一例を示すものである。
これを受けた演算処理部40は、上記の検索結果データを用いて必要な演算処理を実行し(S24)、検索結果データ及び演算結果データをWebサーバ12に送信する。
図6(c)は、銘柄コード=47XXに係る2004年10月〜2005年3月の発行済株式数及び株価終値データに基づいて、同期間における時価総額を算出する例を示している。
つぎにWebサーバ12の表示データ生成部32は、演算処理部40から渡された検索結果データ及び演算結果データに単位やカラム名を補充した後、所定のテンプレートに充填して表示用データ(HTMLファイル)を生成し(S26)、通信網20を介してクライアント端末22に送信する(S28)。
この結果、図2(b)に示すように、クライアント端末22のディスプレイ56に検索結果画面72が表示される。
上記のように、各ストアドプロシージャには予め検索対象となるテーブル名が記述されているため、ユーザはテーブルの存在を特に意識しなくても自動的に必要なテーブルからデータが抽出されることとなる。
上記においては、Webサーバ12、APサーバ14及びDBサーバ16によってデータ検索システム10を形成した例を示したが、この発明はこのようなハードウェア構成に限定されるものではない。
例えば、1台のサーバコンピュータに必要なアプリケーションプログラムをセットアップすることにより、データ検索システム10を構築することもできる。
また、上記においてはクライアント端末22のWebブラウザを介して検索条件の入力及び検索結果の表示が実現される例を示したが、クライアント端末22に専用のアプリケーションプログラムをセットアップすることにより、当該プログラムを介して検索条件の入力及び検索結果データの表示を実現することも当然に可能である。
上記においては、説明の便宜上最も単純な四則演算を演算処理部40が実行する例を示したが、ユーザはAVE(平均関数)やLOG(常用対数関数)、LAG(期ずらし関数)等の関数を検索条件入力フォーム62上で指定することにより、検索結果データに基づくより高度な演算結果データを取得することもできる。
この発明に係るデータ検索システムの機能構成を示すブロック図である。 検索条件入力フォーム及び検索結果画面を示すレイアウト図である。 サーバ群における処理手順を示すフローチャートである。 入力データ変換部によって生成されるスクリプトの一例を示す説明図である。 ストアドプロシージャの具体的イメージを示す説明図である。 2つのアイテムコードに係る検索結果データに基づいて演算処理が実行される例を示す説明図である。
符号の説明
10 データ検索システム
12 Webサーバ
14 APサーバ
16 DBサーバ
18 サーバ群
20 通信網
22 クライアント端末
30 入力データ変換部
32 表示データ生成部
34 検索条件分析部
36 検索要求部
38 検索結果変換部
40 演算処理部
41 銘柄コード情報データベース
42 STP情報データベース
44 検索処理部
46 STP格納部
48 テーブル
50 検索条件送信部
52 検索結果表示部
54 入力装置
56 ディスプレイ
60 検索条件入力フォーム
62 銘柄コード指定欄
64 サイクル指定欄
66 期間指定欄
68 アイテム指定欄
70 検索実行ボタン
72 検索結果画面

Claims (6)

  1. 金融商品に関するデータを各データの種類に対応したアイテムコード及び金融商品の銘柄コードに関連付けて記録する複数のテーブルを、商品種別及びデータのサイクル毎に格納しておく記憶手段と、
    特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出することを規定するストアドプロシージャを、固有のストアドプロシージャ名に関連付けて複数格納しておくストアドプロシージャ記憶手段と、
    各ストアドプロシージャ名と、アイテムコード、データのサイクル及び商品種別との対応関係を予め定義しておくストアドプロシージャ情報記憶手段と、
    検索条件として銘柄コード、商品種別、サイクル、抽出期間及びアイテムコードが入力された場合に、商品種別、サイクル及びアイテムコードに基づき、適用すべきストアドプロシージャ名を特定する手段と、
    このストアドプロシージャ名に基づき、上記ストアドプロシージャ記憶手段から該当のストアドプロシージャを呼び出す手段と、
    このストアドプロシージャに上記銘柄コード及び抽出期間を充填し、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出する手段と、
    この検索結果データを出力する手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ検索システム。
  2. 金融商品に関するデータを各データの種類に対応したアイテムコード及び金融商品の銘柄コードに関連付けて記録する複数のテーブルを、商品種別及びデータのサイクル毎に格納しておく記憶手段と、
    特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出することを規定するストアドプロシージャを、固有のストアドプロシージャ名に関連付けて複数格納しておくストアドプロシージャ記憶手段と、
    各ストアドプロシージャ名と、アイテムコード、データのサイクル及び商品種別との対応関係を予め定義しておくストアドプロシージャ情報記憶手段と、
    各金融商品の銘柄コードと、当該金融商品の属する商品種別との対応関係を予め定義しておく銘柄コード情報記憶手段と、
    検索条件として銘柄コード、サイクル、抽出期間及びアイテムコードが入力された場合に、上記銘柄コード情報記憶手段を参照し、当該銘柄コードが属する商品種別を特定する手段と、
    当該商品種別と、入力されたサイクル及びアイテムコードに基づき、適用すべきストアドプロシージャ名を特定する手段と、
    このストアドプロシージャ名に基づき、上記ストアドプロシージャ記憶手段から該当のストアドプロシージャを呼び出す手段と、
    このストアドプロシージャに銘柄コード及び抽出期間を充填し、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出する手段と、
    この検索結果データを出力する手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ検索システム。
  3. 特定のアイテムコードを対象とした計算式が入力された場合に、上記テーブルから抽出した当該アイテムコードに係る検索結果データに対し、上記計算式に従った演算処理を施す手段と、
    この演算結果データを出力する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ検索システム。
  4. コンピュータを、
    金融商品に関するデータを各データの種類に対応したアイテムコード及び金融商品の銘柄コードに関連付けて記録する複数のテーブルを、商品種別及びデータのサイクル毎に格納しておく記憶手段、
    特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出することを規定するストアドプロシージャを、固有のストアドプロシージャ名に関連付けて複数格納しておくストアドプロシージャ記憶手段、
    各ストアドプロシージャ名と、アイテムコード、データのサイクル及び商品種別との対応関係を予め定義しておくストアドプロシージャ情報記憶手段、
    検索条件として銘柄コード、商品種別、サイクル、抽出期間及びアイテムコードが入力された場合に、商品種別、サイクル及びアイテムコードに基づき、適用すべきストアドプロシージャ名を特定する手段、
    このストアドプロシージャ名に基づき、上記ストアドプロシージャ記憶手段から該当のストアドプロシージャを呼び出す手段、
    このストアドプロシージャに銘柄コード及び抽出期間を充填し、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出する手段、
    この検索結果データを出力する手段、
    として機能させることを特徴とするデータ検索プログラム。
  5. コンピュータを、
    金融商品に関するデータを各データの種類に対応したアイテムコード及び金融商品の銘柄コードに関連付けて記録する複数のテーブルを、商品種別及びデータのサイクル毎に格納しておく記憶手段、
    特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出することを規定するストアドプロシージャを、固有のストアドプロシージャ名に関連付けて複数格納しておくストアドプロシージャ記憶手段、
    各ストアドプロシージャ名と、アイテムコード、データのサイクル及び商品種別との対応関係を予め定義しておくストアドプロシージャ情報記憶手段、
    各金融商品の銘柄コードと、当該金融商品の属する商品種別との対応関係を予め定義しておく銘柄コード情報記憶手段、
    検索条件として銘柄コード、サイクル、抽出期間及びアイテムコードが入力された場合に、上記銘柄コード情報記憶手段を参照し、当該銘柄コードが属する商品種別を特定する手段、
    当該商品種別と、入力されたサイクル及びアイテムコードに基づき、適用すべきストアドプロシージャ名を特定する手段、
    このストアドプロシージャ名に基づき、上記ストアドプロシージャ記憶手段から該当のストアドプロシージャを呼び出す手段、
    このストアドプロシージャに銘柄コード及び抽出期間を充填し、特定のテーブルから特定のアイテムコード及び指定の銘柄コードに係るデータを指定の期間分抽出する手段、
    この検索結果データを出力する手段、
    として機能させることを特徴とするデータ検索プログラム。
  6. コンピュータを、
    特定のアイテムコードを対象とした計算式が入力された場合に、上記テーブルから抽出した当該アイテムコードに係る検索結果データに対し、上記計算式に従った演算処理を施す手段、
    この演算結果データを出力する手段、
    として機能させることを特徴とする請求項4または5に記載のデータ検索プログラム。
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