JP2010123149A - 会計情報収集・分析システム及びその方法並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のシステムは、財務情報の取引データを統一した構造化言語のデータ形式に変換・蓄積し、経営状況分析を支援するものであり、財務諸表構造ルール記憶部と、財務諸表の勘定科目と同一要素を含むデータ変換構造ルールを記憶するデータ変換構造ルール記憶部と、取引データの項目名とデータ変換構造ルールの要素名の対応を記憶するマッピングファイル記憶部と、マッピングファイルを参照し、取引データから財務情報データを生成するデータ変換部と、分析対象の勘定科目の要素をキーとし、財務情報データ記憶部から対応する財務情報データを読出し、分析対象の勘定科目に関連する取引データとして出力する財務諸表連携部とを有する。
【選択図】図1
Description
すなわち、経営指標に関して、目標値を設定し、経営状況の把握を行う企業が多いが、上述した経営指標の算出において、会計システムにては予め設定されたサイクル毎の取引データを集計して算出しているため、日々変化する経営方針や経営環境などにより、重視される経営指標の変化に柔軟に対応することができない。
また、上記特許文献1は、経営指標の計算手順と、計算ロジックのつながりとの定義を、ユーザが登録、削除及び検索などの編集処理が行えるように構成されており、ユーザが指定した経営指標の計算を設定した定義情報を用いて行うが、複数の業務システムからのデータを用いる構成とはなっておらず、必要な情報が不足してる。
上記財務諸表の情報は、会計の仕訳情報レベルであり、仕訳情報には原取引データの詳細内容に関する情報(取引の属性データであり、例えば、売り上げがいずれの事業部によるものか、どの顧客に対する売り上げか等)が少ない。
すなわち、従来の会計システムは、上述したように、現取引の情報が記憶されている上記業務システムと連携しておらず、上述した分析を行う際、現取引の内容を業務システムから抽出する必要があり、分析に必要以上に時間がかかることとなる。
ールと演算対象要素を抽出し、前記経営指標算出ルール記憶部から該当する経営指標算出ルールを読み出し、読み出した経営指標算出ルールから前記演算対象要素に関連する要素を第1勘定科目として抽出する経営指標用勘定科目抽出部と、前記第1勘定科目を要素に含む財務諸表構造ルールを、前記財務諸表構造ルール記憶部から読み出し、読み出した該財務諸表構造ルールから、前記第1勘定科目の要素を演算するために用いる要素を第2勘定科目として抽出する財務諸表勘定科目抽出部と、前記財務情報データ記憶部より前記財務諸表勘定科目抽出部により抽出された第2勘定科目を要素名に含む財務情報データを読み出し、勘定科目毎に財務情報データを積算し、積算データとして出力する勘定科目積算部と、 前記勘定科目積算部より出力された前記積算データを、前記財務諸表構造ルールの演算式に基づき演算し、第1勘定科目のデータを算出した財務指標データを生成して出力する財務指標データ生成部と、前記財務指標データ生成部から出力された財務指標データを、前記経営指標算出ルールの演算式に基づき演算することにより前記選択された経営指標の値を算出し、該経営指標算出ルールに対応した経営指標データを生成する経営指標データ生成部とを有することを特徴とする。
られている下位の要素を分析対象要素とし、抽出した勘定科目の要素に演算式が定義されていない場合は、該勘定科目の要素を分析対象要素とし、前記分析対象要素をキーとして前記財務情報データ記憶部から対応する財務情報データを読み出し、前記分析対象の勘定科目に関連する取引データとして出力する財務諸表連携部とを有することを特徴とする。
の種類毎にあらかじめ経営指標算出ルール記憶部に記憶する過程と、経営指標の種類と、前記経営指標算出ルールと、該経営指標算出ルールにより演算される対象の演算対象要素とが対応付けられた経営指標対比テーブルを経営指標対比テーブル記憶部に記憶する過程と、経営指標用勘定科目抽出部が選択された経営指標について、前記経営指標対比テーブルを用いて対応する前記経営指標算出ルールと演算対象要素を抽出し、前記経営指標算出ルール記憶部から該当する経営指標算出ルールを読み出し、読み出した経営指標算出ルールから前記演算対象要素に関連する要素を第1勘定科目として抽出する過程と、財務諸表勘定科目抽出部が前記第1勘定科目を要素に含む財務諸表構造ルールを、前記財務諸表構造ルール記憶部から読み出し、読み出した財務諸表構造ルールから、前記第1勘定科目の要素を演算するために用いる要素を第2勘定科目として抽出する過程と、勘定科目積算部が前記財務情報データ記憶部より前記財務諸表勘定科目抽出部により抽出された第2勘定科目を要素名に含む財務情報データを、前記財務情報データ記憶部から読み出し、勘定科目毎に財務情報データを積算し、積算データとして出力する過程と、財務指標データ生成部が、前記勘定科目積算部より出力された前記積算データを、前記財務諸表構造ルールの演算式に基づき演算し、第1勘定科目のデータを算出し、該財務諸表構造ルールに対応した財務指標データを生成して出力する過程と、経営指標データ生成部が前記財務指標データ生成部から出力された財務指標データを、前記経営指標算出ルールの演算式に基づき演算することにより前記選択された経営指標の値を算出し、該経営指標算出ルールに対応した経営指標データを生成する過程とを有することを特徴とする。
表構造ルールから前記分析対象の勘定科目に対応する勘定科目の要素を抽出し、抽出した勘定科目の要素に該勘定科目の要素の演算式が定義されているか否かを解析し、抽出した勘定科目の要素に演算式が定義されている場合は、該演算式に用いられている下位の要素を分析対象要素とし、抽出した勘定科目の要素に演算式が定義されていない場合は、該勘定科目の要素を分析対象要素とし、前記分析対象要素をキーとして前記財務情報データ記憶部から対応する財務情報データを読み出し、前記分析対象の勘定科目に関連する取引データとして出力する過程とを有することを特徴とする。
例えば、ユーザがあらかじめ、設定したい経営指標とその演算式について、財務諸表構造ルールの要素名と同一名称を用いて経営指標算出ルールとして定義しておくことにより、財務諸表が完成していない場合でも、この蓄積した財務情報データを用いてユーザが所望の経営指標を随時算出することが可能となる。
さらに、本発明によれば、既存の業務システムの出力する取引データに対する修正を行う必要がないため、業務システムへの影響なく、経営方針や経営環境の変化への対応が可能になる。
すなわち、計算リンクやフォーミュラリンクは、スキーマとは異なる外部ファイルとして設定されるものであり、必要となる財務報告に対する金額的及び質的影響の重要性の変化に伴い、柔軟に評価対象の要素の演算に必要な計算式やパラメータとしての要素、論理演算式の内容を変更することができる。
図2(a)は、上記データ変換タクソノミの構成例を示した概念図である。この図2(a)におけるスキーマから、このスキーマに記載された要素を有する財務情報インスタンスが生成される。すなわち、図2(a)に記載されているデータ変換タクソノミのスキーマには、販売管理システム100から入力される取引の種類として、「売上」に対する取引データを、財務情報インスタンス(売上)に変換するための要素が定義されている。すなわち、要素としては「売上」、「日付」、「事業部」、「担当」、「承認」、「顧客」、「商品」、「単価」、「個数」、「ビジネスルール1」、「ビジネスルール2」が記載されている。
図2(b)は、上記財務諸表タクソノミの構成の1例を示した概念図である。上述した標準の財務諸表の勘定科目を要素名として規定したスキーマと、該スキーマにリンクされ、要素間の加算及び減算の処理を定義した計算リンクから構成されている。また、図3にXBRL仕様にて記載された財務諸表スキーマファイルの例を示し、図4に同様にXBRL仕様にて記載された計算リンクの例を示す。このように、タクソノミにおいて、スキーマファイルの外部ファイルとしてリンクベースのファイルが設定されている。
なお、この経営指標は、予めユーザに設定されるものであり、ユーザの設定した算出対象となる複数の異なる経営指標各々に対応した経営指標算出タクソノミが、経営指標算出タクソノミデータベース12に蓄積されている。
なお、データ変換タクソノミと同様に、上記経営指標算出タクソノミにおいても、スキーマの要素が勘定科目の場合、財務諸表タクソノミの要素名と同一の名称を用いる。
経営指標用勘定科目抽出部71は、経営指標算出タクソノミ抽出部70から入力されたファイル名に対応した経営指標算出タクソノミを読み出し、またこの経営指標算出タクソノミのスキーマから算出対象の要素を検出して読み出す。
また、経営指標用勘定科目抽出部71は、上記スキーマにリンクベースが記述されている場合は、そのリンクベースを参照し、算出対象要素の演算が定義されているか否かを解析する。経営指標用勘定科目抽出部71は、リンクベースに算出対象要素の演算が定義されていない場合、またはリンクベースが記述されていない場合、この算出対象要素を「第1の下位勘定科目」として抽出し、財務諸表用勘定科目抽出部72へ出力する。一方、経営指標用勘定科目抽出部71は、リンクベースに算出対象要素の演算が定義されている場合、リンクベースの演算に用いられている下位要素を「第1の下位勘定科目」として抽出し、財務諸表用勘定科目抽出部72へ出力する。
また、財務諸表勘定科目抽出部72は、財務諸表タクソノミのスキーマにリンクベースが記述されている場合、そのリンクベースを参照し、第1の下位勘定科目の演算が定義されているか否かを解析する。財務諸表勘定科目抽出部72は、リンクベースに、第1の下位勘定科目の演算が定義されていない場合、またはリンクベースが記述されていない場合、この第1の下位勘定科目をそのまま「第2の下位勘定科目」として抽出し、勘定科目積算部81へ出力する。一方、財務諸表勘定科目抽出部72は、リンクベースに第1の下位勘定科目の演算が定義されている場合、リンクベースの演算に用いられている下位要素を「第2の下位勘定科目」として抽出し、勘定科目積算部81へ出力する。
さらに、経営指標用インスタンス生成部83は、経営指標算出タクソノミのスキーマに記述された要素に対応させて、上記経営指標の値を書き込むことにより、経営指標インスタンスを生成する。
上述したように、財務諸表連携部5の処理により、勘定科目の項目名をキーとして、財務諸表タクソノミの各項目と各取引データから生成した財務情報インスタンスとの関連付けが行え、会計システム200にて分析できなかった事項まで分析することが可能となる。
<データ変換処理>
図1、図2、図5、図6、図11及び図12を用い、本実施形態における上記データ変更処理の動作説明を行う。ここで、図11は、本実施形態の全体的なシステムの動作を説明する概念図である。また、図12は、データ変換処理の流れを示す概念図である。
販売管理システム100、経理システム101及び給与システム102は、それぞれ取引が行われると、その取引結果を示す取引データを、会計情報収集・分析システムに出力する。
このとき、データ変換部2は、データ変換タクソノミに記載されているリンクベースの定義する計算リンクまたはフォーミュラリンクにより、勘定科目の要素やその他の要素のデータから異なる要素のデータ生成を行う場合もある。
このフォーミュラリンクにおけるビジネスルール1は、「売上」が「100」以上であれば担当以外の承認が必要であり、未満であれば承認の必要の有無を判定するものである。 ここで、売上が「100」以上であり、承認が本人と異なる人間が行っていることが示されているため、財務情報インスタンスにおけるビジネスルール1の要素は、フォーミュラリンクの演算結果として「OK」が記述されている。
そして、データ変換部2は、計算リンク及びフォーミュラリンクにて得られた項目のを含め、図8に示すように、勘定項目「売上」及び「仕入」等に対応する財務情報インスタンスRを、取引毎に財務情報インスタンスデータベース3に対して順次蓄積する。
図1、図9、図11、図13、図14及び図15を用い、本実施形態における上記財務諸表連携処理の動作説明を行う。
経営指標入力部11は、経営指標演算部8に経営指標の算出処理を実行させるため、図9(a)に示す経営指標選択画面を表示部に表示し、ユーザに演算対象の経営指標の項目を選択させる。そして、ユーザがこの経営指標選択画面において経営指標を選択すると、経営指標入力部11は、選択された経営指標、例えば図9(a)における「売上高高利益率」を経営指標算出タクソノミ抽出部70へ出力する。このとき、ユーザは、上記経営指標入力部11に対して、経営指標の処理範囲、例えば、算出期間及び算出対象の事業部を入力する。この処理範囲は、経営指標算出タクソノミ抽出部70,経営指標用勘定科目抽出部71及び財務諸表用勘定科目抽出部72を介して、勘定科目積算部81へ入力される。
すなわち、経営指標算出タクソノミ抽出部70は、図9の経営指標タクソノミ対比テーブルにおいて、「売上高総利益率.xsd」の経営指標算出タクソノミのファイル名と、「売上高利益率」という勘定科目の要素名とを抽出する。(ステップS11)。
すなわち、経営指標用勘定科目抽出部71は、図13の経営指標算出タクソノミのスキーマから、「売上」及び「売上総利益」の要素が第1の下位勘定科目として抽出される。
すなわち、財務諸表用勘定科目抽出部72は、図13において、「売上」及び「仕入」が第2の下位勘定科目として抽出される。
例えば、勘定科目積算部81は、図14において、「売上」が100、200、300のインスタンスと、「仕入」が80、160、240のインスタンスとがそれぞれ抽出される。
次に、勘定科目積算部81は、抽出された上記インスタンスを、第2の勘定科目毎に積算し、積算結果を積算データとして、財務指標用インスタンス生成部82に対して出力する(ステップS15)。
例えば、勘定科目積算部81は、図14において、積算結果として「売上」の勘定科目のインスタンスの積算データを「600」とし、「仕入」の勘定科目のインスタンスの積算データを「480」として出力する。
そして、財務指標用インスタンス生成部82は、積算データおよびこの積算データから算出した算出値を、財務諸表タクソノミのスキーマの対応する各要素に対応して書き込むことにより、財務指標インスタンスを作成する。
次に、財務指標用インスタンス生成部82は、経営指標算出タクソノミの下位の勘定科目として経営指標用勘定科目抽出部71より入力された第1の下位勘定科目と、その第1の下位勘定科目の算出値とを経営指標用インスタンス生成部83へ出力する(例えば、「売上」として「600」、「売上総利益」として「120」)。
そして、経営指標用インスタンス生成部83は、積算データおよびリンクベースにより算出した数値を、経営指標算出タクソノミのインスタンスにおける要素に対応して書き込むことにより、経営指標インスタンスを作成して、外部システムに対して出力する(ステップS16)。
図1,図7,図8及び図11を用い、本実施形態における上記財務諸表連携処理の動作説明を行う。
分析科目入力部4は、従来例に示した会計システム200から出力される財務諸表のデータを、XBRL形式に変換したインスタンス文書がユーザにより入力されると、このインスタンス文書から各勘定科目の要素とこの要素の要素データとを抽出して表示部に表示する。
次に、財務諸表連携部5は、この「売上総利益」に関する財務諸表タクソノミを、財務諸表タクソノミデータベース9から読み出す。
そして、対応する財務諸表タクソノミを読み込むと、財務諸表連携部5は、読み出した財務諸表タクソノミのスキーマの勘定項目の要素である「売上総利益」を参照し、それにリンクベースが定義されている場合、リンクベースに用いられている下位の勘定科目を読み出す。例えば、財務諸表連携部5は、図7の財務諸表タクソノミのスキーマから、勘定科目の「売上」と「仕入」とが読み出される(ステップS2)。
これにより、財務諸表連携部5は、会計システムにて算出された財務諸表において、各勘定科目の要素データが、どのような取引データから求められたのかを、現取引データ(取引に関する属性のデータを含む)が記載された財務情報インスタンスを、財務諸表タクソノミとデータ変換タクソノミとの要素名を同一とすることにより、容易に関連付けることができ、会計システムにて得られる仕訳情報のみでは分析ができなかった詳細な事項を含む財務諸表分析資料として、読み出された財務情報インスタンスを出力することとなる。
また、本実施形態においては、XBRLによりシステムを構築したが、このXBRLに限るものではなく、XML等の他の構造化言語によって構築しても良い。
2…データ変換部
3…財務情報インスタンスデータベース
4…分析科目入力部
5…財務諸表連携部
8…経営指標演算部
9…財務諸表タクソノミデータベース
10…経営指標タクソノミ対比データベース
11…経営指標入力部
12…経営指標算出タクソノミデータベース
15…マッピングファイルデータベース
20…財務指標抽出・算出部
21…経営指標抽出・算出部
50…会計情報収集・分析システム
70…経営指標算出タクソノミ抽出部
71…経営指標用勘定科目抽出部
72…財務諸表用勘定科目抽出部
81…勘定科目積算部
82…財務指標用インスタンス生成部
83…経営指標用インスタンス生成部
100…販売管理システム
101…経理システム
102…給与システム
200…会計システム
Claims (5)
- 標準化された財務諸表の勘定科目に関する原取引データである複数の業務システムから入力される取引データを、統一した構造化言語のデータ形式に変換し、データベースに蓄積することにより、経営状況の分析を支援する会計情報収集・分析システムであって、
前記取引データを前記構造化言語のデータ形式の財務情報データに変換した財務情報データを生成するための前記財務情報データの要素名を定義するルールであって、当該要素名が勘定科目の要素名の場合、前記標準化された財務諸表の勘定科目の要素名と同一の要素名を用いるデータ変換構造ルールを、取引の種類毎にあらかじめ記憶するデータ変換構造ルール記憶部と、
前記取引データの項目名と、前記データ変換構造ルールの要素名との対応関係を示すマッピングファイルを取引の種類毎にあらかじめ記憶するマッピングファイル記憶部と、
前記複数の業務システムから入力される取引データを読み込み、該取引データの取引の種類に対応したマッピングファイルを前記マッピングファイル記憶部から読み出し、該種類に対応したデータ変換構造ルールを前記データ変換構造ルール記憶部から読み出し、読み出したマッピングファイルに対応する項目を前記取引データから検出し、検出した取引データの項目を読み出したデータ変換構造ルールに定義された要素名に対応させて変換することにより、財務情報データを生成し、財務情報データ記憶部に順次記憶させるデータ変換部と、
前記標準化された財務諸表の勘定科目の要素と、当該要素を求める演算処理が定義された演算式及びこの演算式に用いる下位の要素とを前記データ形式用に定義した財務諸表構造ルールを、財務諸表の種類毎にあらかじめ記憶した財務諸表構造ルール記憶部と、
外部から前記構造化言語のデータ形式の財務諸表データを読み込み、分析対象の勘定科目の選択を受付け、選択された分析対象の勘定科目を出力させる分析科目入力部と、
前記分析科目入力部から出力された前記分析対象の勘定科目を要素に含む財務諸表構造ルールを前記財務諸表構造ルール記憶部から読み出し、該財務諸表構造ルールから前記分析対象の勘定科目に対応する勘定科目の要素を抽出し、抽出した勘定科目の要素に該勘定科目の要素の演算式が定義されているか否かを解析し、抽出した勘定科目の要素に演算式が定義されている場合は、該演算式に用いられている下位の要素を分析対象要素とし、抽出した勘定科目の要素に演算式が定義されていない場合は、該勘定科目の要素を分析対象要素とし、前記分析対象要素をキーとして前記財務情報データ記憶部から対応する財務情報データを読み出し、前記分析対象の勘定科目に関連する取引データとして出力する財務諸表連携部と
を有することを特徴とする会計情報収集・分析システム。 - 前記財務諸表連携部が、分析対象の財務情報データを、ユーザが入力する処理範囲にて、
前記財務情報データ記憶部から読み出すことを特徴とする請求項1に記載の会計情報収集・分析システム。 - 前記データ変換構造ルールには、要素間の関係を定義した演算式を含み、
前記データ変換部は、前記取引データから検出された項目のデータを前記データ変換構造ルールの前記演算式に基づき要素の値を演算した上で財務情報データを生成する
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の会計情報収集・分析システム。 - データ変換構造ルール記憶部とマッピングファイル記憶部とデータ変換部と財務諸表構造ルール記憶部と分析科目入力部と財務諸表連携部からなる、標準化された財務諸表の勘定科目に関する原取引データである複数の業務システムから入力される取引データを、統一した構造化言語のデータ形式に変換し、データベースに蓄積することにより、経営状況の分析を支援する会計情報収集・分析システムにおける会計情報収集・分析方法であって、
前記取引データを前記構造化言語のデータ形式の財務情報データに変換した財務情報データを生成するための前記財務情報データの要素名を定義するルールであって、当該要素名が勘定科目の要素名の場合、前記標準化された財務諸表の勘定科目の要素名と同一の要素名を用いるデータ変換構造ルールを、取引の種類毎にあらかじめデータ変換構造ルール記憶部に記憶する過程と、
前記取引データの項目名と、前記データ変換構造ルールの要素名との対応関係を示すマッピングファイルを取引の種類毎にあらかじめマッピングファイル記憶部に記憶する過程と、
データ変換部が、前記複数の業務システムから入力される取引データを読み込み、該取引データの取引の種類に対応したマッピングファイルを前記マッピングファイル記憶部から読み出し、該種類に対応したデータ変換構造ルールを前記データ変換構造ルール記憶部から読み出し、読み出したマッピングファイルに対応する項目を前記取引データから検出し、検出した取引データの項目を読み出したデータ変換構造ルールに定義された要素名に対応させて変換することにより、財務情報データを生成し、財務情報データ記憶部に順次記憶させる過程と、
前記標準化された財務諸表の勘定科目の要素と、当該要素を求める演算処理が定義された演算式及びこの演算式に用いる下位の勘定科目の要素とを前記データ形式用に定義した財務諸表構造ルールを、財務諸表の種類毎にあらかじめ財務諸表構造ルール記憶部に記憶する過程と、
分析科目入力部が、外部から前記構造化言語のデータ形式の財務諸表データを読み込み、分析対象の勘定科目の選択を受付け、選択された分析対象の勘定科目を出力する過程と、
財務諸表連携部が前記分析科目入力部から出力された前記分析対象の勘定科目を要素に含む財務諸表構造ルールを前記財務諸表構造ルール記憶部から読み出し、該財務諸表構造ルールから前記分析対象の勘定科目に対応する勘定科目の要素を抽出し、抽出した勘定科目の要素に該勘定科目の要素の演算式が定義されているか否かを解析し、抽出した勘定科目の要素に演算式が定義されている場合は、該演算式に用いられている下位の要素を分析対象要素とし、抽出した勘定科目の要素に演算式が定義されていない場合は、該勘定科目の要素を分析対象要素とし、前記分析対象要素をキーとして前記財務情報データ記憶部から対応する財務情報データを読み出し、前記分析対象の勘定科目に関連する取引データとして出力する過程と
を有することを特徴とする会計情報収集・分析方法。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の会計情報収集・分析システムとして、コンピュータを機能させるための会計情報収集・分析プログラム。
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