JP4700462B2 - データベース利用システム - Google Patents
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Description
これらの情報資産は、取引管理や商品管理、顧客管理といった本来の目的以外においても有益であり、例えば顧客の属性情報と取引情報を分析することによって、顧客のニーズにマッチした商品の提案等が可能となる。
このSQLはリレーショナルデータベースの操作に特化しているため、コンピュータ言語の中では比較的簡素なものではあるが、それでもシステム部門の専門家以外のユーザ(企画部門や営業部門の一般社員)にとっては敷居が高く、自由に駆使できるようになるまでには相当の時間と労力を要する。
このSQL隠蔽型データベースアクセス方法によれば、入力画面からアクセス条件及び要求アクションを入力するだけで済み、SQL文は入力されたアクセス条件及び要求アクションに基づきシステムの側で自動生成されるため、ユーザはSQLの文法を一切意識することなく、RDBMSに所望の処理を実行させることが可能となる。
このため、比較的小規模かつ簡素なデータベースを利用する際にはある程度有効であるとしても、多数のテーブルが複雑に関連付けられた大規模なデータベースの操作には適していないと言わざるを得ない。
すなわち、大企業のデータベースともなると、数十以上のデータ項目を備えたテーブルが数百以上存在することも希ではなく、テーブル名やカラム名はアルファベットの略字から構成されることが多いため、例えテーブルの構成リストを与えられたとしても、門外漢が目的のテーブルやデータ項目に辿り着くことは困難である。
ところが、基本となるテーブルから一部のデータ項目やレコードを抽出して新たなテーブルを構成するためには、データベースの構造やSQLに関する高度な知識と経験を備えたシステム部門に依頼する必要があり、即応性に欠けるという問題があった。
しかも、上記の基幹データ格納情報テーブルには、各基幹テーブルに含まれるデータ項目や項目内訳毎に物理テーブル名、フィールド名、項目内訳I D、データ型、データ長の各情報が格納されているため、これを参照することによって分析担当ユーザが設定した抽出条件に対応したS Q Lのセレクト文をシステムの側で自動生成することができる。この結果、分析担当ユーザはS Q Lの文法を一切意識することなく、基幹テーブルから必要なデータを自由に引き出すことが可能となる。
また、分析担当ユーザの設定した抽出条件に従って基幹テーブルから抽出したデータを基に、システムの側で新たなテーブルが「ユーザ利用テーブル」として自動生成される仕組みを備えているため、分析担当ユーザは従来のようにシステム部門の手を煩わせることなく、またS Q Lの知識を習得する必要もなく、即座に使い勝手の良好なテーブルを得ることが可能となる。
さらに、一般ユーザの端末からユーザ利用テーブルに対する検索リクエストが送信された場合に、ユーザ利用データ格納情報テーブルに格納された物理テーブル名、フィールド名、項目内訳I D、データ型、データ長の各情報を参照することにより、一般ユーザが設定した抽出条件に対応したS Q Lのセレクト文がシステムの側で自動生成される仕組みを備えているため、一般ユーザはS Q Lの文法を一切意識することなく、ユーザ利用テーブルから必要なデータを自由に引き出すことが可能となる。
このサーバ12は、例えばWebサーバ機能、データベースサーバ機能、アプリケーションサーバ機能を備えた複数のサーバコンピュータを、ネットワーク接続させたものより構成される。
また、上記の基幹テーブル14、基幹データ格納情報テーブル20、ユーザ利用テーブル26、ユーザ利用インデックス28及びユーザ利用データ格納情報テーブル30は、サーバ12を構成する何れかのコンピュータのハードディスク内に設けらた所定のディレクトリに格納されている。
また、上記のユーザ利用情報分析部32には、分析結果を利用する一般ユーザのPC36が接続されている。
各PC34,36には、Webブラウザプログラムがセットアップされている。
図2は、この基幹データ格納情報テーブル20に格納された定義情報の一例を示すものであり、「AA200100」という基幹テーブル中の、「AA200100.TOSH_HOSN_KBN3」というデータ項目の一選択肢(項目内訳ID=1)に関するレコードを示している。
また、項目内訳として「元本の安全性重視」が登録されており、項目内訳ID=1が「元本の安全性重視」を意味することが明示されている。
その他、内容入力/選択区分として「S」が登録されているため、選択肢型のデータ項目であることを意味している。
図示は省略したが、基幹データ格納情報テーブル20の1レコード中には、当該データ項目のデータ型やデータ長についても登録されている。
これらの中、「項目グループ名称」は当該テーブルに含まれる各データ項目の特性を反映させた小分類を意味し、「グループ名称」は複数の同種テーブルを束ねるための大分類に相当する。
図2においては、AA200100テーブルが項目グループ名称「個人顧客属性情報」に該当し、グループ名称「口座単位グループ」に属することが示されている。
これらの「グループ名称」及び「項目グループ名称」は、何れも分析担当ユーザが特定のデータ項目を容易に探知できるように、各テーブルに含まれるデータ項目を意味内容に応じて体系的に配置する目的で設定されている(詳細は後述)。
まず分析担当ユーザがPC34からサーバ12にアクセスし、基幹テーブル14に対する検索をリクエストすると、これを受けた基幹情報分析部18は(S10)、基幹DB管理部16を介して基幹データ格納情報テーブル20に登録されたグループ名称、項目グループ名称、フィールド名称、項目内訳を取得すると共に、これらを階層的に配置させた検索条件入力画面を生成し、PC34に送信する(S12)。
ここで、分析担当ユーザがグループ名称表示欄42に列挙された特定のグループ名称をクリックすると、当該グループに属する複数の項目グループ名称が項目グループ名称表示欄44にリスト表示され、その中の一つの項目グループ名称をクリックすると、当該項目グループに属するフィールド名称がフィールド名称表示欄46にリスト表示される。
また、項目内訳を有するフィールド名称を分析担当ユーザがクリックすると、項目内訳表示欄48が展開し、具体的な項目内訳がリスト表示される。
さらに、分析担当ユーザが特定の項目内訳にマウスポインタを合わせると、抽出条件指定欄50が展開する。
このように、検索条件入力画面40においては、グループ名称、項目グループ名称、フィールド名称、項目内訳が、上位概念から下位概念に向けて体系的に配置され、順に展開される形で表示されるため、分析担当ユーザは各名称の意味内容から目的のデータ項目や項目内訳に容易に辿り着くことが可能となる。
すなわち、分析担当ユーザがキーワード入力欄51に任意の文字列を入力して検索ボタン52をクリックすると、基幹情報分析部18は基幹DB管理部16を介して当該文字列を含むグループ名称、項目グループ名称、フィールド名称、項目内訳を基幹データ格納情報テーブル20から抽出し、検索結果リストを検索条件入力画面40に表示させる。
分析担当ユーザは、この抽出条件指定欄50において「以外(<>)」を指定することにより、「元本の安全性重視」を除いた他の4つの項目内訳を抽出条件として指定することもできる。
また、データ項目や項目内訳の内容によっては、「超(>)」、「以上(>=)」、「未満(<)」、「以下(<=)」の抽出条件を設定することもできる。
さらに、分析担当ユーザは、「AND」や「OR」を指定することにより、複数の検索条件を指定することもできる。
これを受けた基幹情報分析部18は(S14)、基幹DB管理部16を介して分析担当ユーザが指定したデータ項目に係るフィールド名(AA200100.TOSHI_HOSN_KBN3)、物理テーブル名(AA200100)及び項目内訳ID(1)を取得すると共に、ユーザの指定した抽出条件に対応したSQLのセレクト文を自動生成し、基幹DB管理部16に対して発行する(S16)。
この抽出データを受けた基幹情報分析部18は(S18)、これを所定のテンプレートに充填して検索結果表示画面(HTMLファイル)を生成し、分析担当ユーザのPC34に送信する(S20)。
この結果、PC34のWebブラウザ上には、現在の投資方針として「安全性重視」を申告している顧客の総数や、それぞれの属性情報(部店番号、口座番号、氏名、性別、年齢等)が記載された検索結果リストが表示される(図示省略)。
例えば、分析担当ユーザが検索条件入力画面40を介して、「投資方針(現在)=5(積極的に投資したい)」、及び「過去1年間の取引額」を検索条件として指定すると、基幹情報分析部18は基幹DB管理部16を介して基幹データ格納情報テーブル20から必要な定義情報を取得すると共に、これに基づいて対応のSQL文を自動生成し、基幹DB管理部16に発行する。
これに対し基幹情報分析部18は、これらのデータを所定のテンプレートに充填して検索結果表示画面(HTMLファイル)を生成し、分析担当ユーザのPC34に送信する。
この結果、PC34のWebブラウザ上には、現在の投資方針として「積極的に投資したい」を申告している顧客の総数や、それぞれの属性情報(部店番号、口座番号、氏名、性別、年齢等)の他に、過去1年間における取引額が記載された検索結果リストが表示される(図示省略)。
そして、この分析結果を検討した結果、これはマーケティング情報として他の一般ユーザにとっても有益であると分析担当ユーザが判断すると、画面上の「検索結果を公開する」ボタンをクリックし、ユーザ利用テーブルの生成をリクエストする。
この際、分析担当ユーザは、公開するユーザ利用テーブルのタイトル(例えば「積極投資希望者の取引実績」)を画面上に設けられたタイトル入力欄に打鍵入力する。
これを受けたユーザ利用DB管理部24は、対応のユーザ利用テーブル26を生成し(S26)、所定のディレクトリに格納する。この際、ユーザ利用DB管理部24は所定のルールに従い、当該テーブルに物理テーブル名を割り振る。
これを受けたユーザ利用DB管理部24は、上記ユーザ利用テーブル26のインデックス28を生成し(S30)、所定のディレクトリに格納する。
この結果、ユーザ利用DB管理部24によって抽出データが上記のユーザ利用テーブル26に挿入される(S34)。
これを受けたユーザ利用DB管理部24は、対応の定義情報をユーザ利用データ格納情報テーブル30に登録する(S38)。この際、ユーザ利用DB管理部24によって割り振られた物理テーブル名も、ユーザ利用データ格納情報テーブル30に登録される。また、分析担当ユーザが入力したタイトル(積極投資希望者の取引実績)も、項目グループ名称としてユーザ利用データ格納情報テーブル30に登録される。
すなわち、分析担当ユーザから「積極投資希望者の取引実績」のユーザ利用テーブル26を新設した旨の告知を受けた一般ユーザが、PC36を通じてサーバ12にアクセスし、該当のユーザ利用テーブル26の閲覧をリクエストすると、これを受けたユーザ利用情報分析部32は(S40)、ユーザ利用DB管理部24を介してユーザ利用データ格納情報テーブル30から必要な情報を取得した後、検索条件入力画面を生成し、PC36に送信する(S42)。
これに対し一般ユーザが、特定のデータ項目または項目内訳に関して抽出条件を設定し、検索実行ボタンをクリックすると、この抽出条件がPC36からサーバ12に送信される。ここで設定する抽出条件としては、例えば、部店コードのデータ項目に関して特定の部店コード「011」を入力することが該当する。
これを受けたユーザ利用情報分析部32は(S44)、ユーザ利用DB管理部24を介してユーザ利用データ格納情報テーブル30から一般ユーザが指定したデータ項目に係るフィールド名及び物理テーブル名を取得すると共に、ユーザ指定の抽出条件に対応したSQLのセレクト文を自動生成し、ユーザ利用DB管理部24に対して発行する(S46)。
この結果、PC36のWebブラウザ上には、「011」部店が管理する顧客の中で、現在の投資方針として「積極的に投資したい」を申告している顧客の総数や、それぞれの属性情報(口座番号、氏名、性別、年齢等)及び過去1年間の取引額が記載された検索結果リストが表示される(図示省略)。
具体的には、図4の検索条件入力画面40において抽出条件を設定した後、登録名入力欄54に実行予約の登録名を打鍵入力し、実行指示登録ボタン56をクリックする。
この結果、基幹情報分析部18より実行予約フォームが送信され、PC34のWebブラウザ上に表示される。
この実行予約データを受信した基幹情報分析部18は、この実行予約データと抽出条件との組合せを所定の記憶部に格納しておき、実行周期が到来する都度、設定された抽出条件に従って基幹テーブル14に対する検索処理を基幹DB管理部16に実行させる。
また、ユーザ利用DB生成部22は、ユーザ利用DB管理部24を介して新たなユーザ利用テーブル26を生成する。
この結果、一般ユーザは定期的にアップデートされたユーザ利用テーブル26を参照することが可能となる。
例えば、分析担当ユーザが独自に収集・加工した高額所得者のデータをシステム10にアップロードしておき、一般ユーザがこの高額所得者のデータと自店の顧客の属性データとを突き合わせることにより、自店の顧客の中で高額所得者に該当する者をリストアップすることが可能となる。
これを受けた基幹情報分析部18は、ファイル指定欄を備えたアップロード用フォームをPC34に送信する。
これに対し分析担当ユーザは、このフォームを通じてPC34の所定のディレクトリに格納された目的のデータファイル(CSV等の表形式データファイル)を指定する。
同時に分析担当ユーザは、当該独自データのデータ項目に関する定義情報を収めたファイルをも指定する。この定義情報は、図2に示した基幹データ格納情報テーブル20と同様のデータ項目を備えている。
つぎに分析担当ユーザは、上記フォーム中の送信ボタンをクリックし、指定ファイルのアップロードを要求する。
この結果、PC34からサーバ12に対して指定ファイルが送信される。
同時に基幹情報分析部18は、ユーザ利用DB生成部22及びユーザ利用DB管理部24を介して分析担当ユーザが作成した定義情報をユーザ利用データ格納情報テーブル30に格納する。
さらに基幹情報分析部18は、ユーザ利用DB生成部22及びユーザ利用DB管理部24を介して、上記定義情報中の一般ジョインキーに基づいて上記テーブルのインデックス28を生成し、所定のディレクトリに格納する。
以後、一般ユーザは、この独自データに基づいて生成されたユーザ利用テーブル26に対しても、基幹テーブル14に基づいて生成されたユーザ利用テーブル26と同様に、自由な検索処理を実行することが可能となる。
すなわち、分析担当ユーザが分析結果表示画面上で特定のデータ項目についてアクセスコントロールの設定をリクエストすると、サーバ12の基幹情報分析部18からアクセスコントロールの設定フォームが送信され、PC34のWebブラウザ上に表示される(図示省略)。
この設定フォーム上には、「課長以上」、「役員」、「営業部員」、「企画部員」のように、一般ユーザを役職や所属部署等の属性に基づいて限定するための選択肢が列記されている。
これに対し分析ユーザは、必要な選択肢(例えば「課長以上」)にチェックを入れて返信する。
このコードは、ユーザ利用テーブル26を生成する際に、ユーザ利用データ格納情報テーブル30に反映される。
つぎにユーザ利用情報分析部32は、ユーザ利用DB管理部24を介してユーザ利用データ格納情報テーブル30を参照し、各テーブルを構成するデータ項目中にアクセスコントロール情報が設定されているか否かをチェックする。
ここで、特定のデータ項目に公開対象ユーザを「課長以上」に限定するコードが設定されていた場合、ユーザ利用情報分析部32は当該ユーザは部長であるためアクセス可能と判定し、検索条件入力画面に当該データ項目のフィールド名称を表示させる。
これに対し、ユーザが係長である場合、ユーザ利用情報分析部32は当該ユーザはアクセス不可と判定し、検索条件入力画面から当該データ項目のフィールド名称を除去し、非表示化させる。
すなわち、基幹テーブル14が詳細すぎるデータ項目を備えており、一般ユーザが日常的に利用するには使い勝手が悪い場合に、予め定型的な抽出条件をシステム10に設定しておくことで、基幹テーブル14を単に簡素化させたユーザ利用テーブル26を自動生成する目的にも応用できる。
後は、設定された周期が到来する度に、基幹情報分析部18、基幹DB管理部16、ユーザ利用DB生成部22及びユーザ利用DB管理部24の協働によって最新のユーザ利用テーブル26が生成され、一般ユーザの利用に供されることとなる。
12 サーバ
14 基幹テーブル
16 基幹DB管理部
18 基幹情報分析部
20 基幹データ格納情報テーブル
22 ユーザ利用DB生成部
24 ユーザ利用DB管理部
26 ユーザ利用テーブル
28 ユーザ利用インデックス
30 ユーザ利用データ格納情報テーブル
32 ユーザ利用情報分析部
40 検索条件入力画面
42 グループ名称表示欄
44 項目グループ名称表示欄
46 フィールド名称表示欄
48 項目内訳表示欄
50 抽出条件指定欄
51 キーワード入力欄
52 検索ボタン
54 登録名入力欄
56 実行指示登録ボタン
60 実行予約フォーム
62 登録ボタン
Claims (4)
- 基幹情報分析部と、
基幹DB管理部と、
複数の基幹テーブルが格納された基幹テーブル記憶手段と、
基幹データ格納情報テーブルと、
ユーザ利用DB生成部と、
ユーザ利用DB管理部と、
ユーザ利用情報分析部と、
ユーザ利用テーブル記憶手段と、
ユーザ利用データ格納情報テーブルとを備えたデータベース利用システムであって、
上記基幹データ格納情報テーブルには、各基幹テーブルを構成しているデータ項目毎に、またデータ項目に項目内訳が存在する場合には項目内訳毎に、当該データ項目または項目内訳が属する基幹テーブルの物理テーブル名、当該基幹テーブルの特性を表す項目グループ名称、当該データ項目のフィールド名、当該データ項目の意味内容を表示するフィールド名称、項目内訳I D、項目内訳、データ型、データ長等の定義情報が格納されており、
分析担当ユーザの操作する端末から基幹テーブルに対する検索リクエストが送信された場合に、上記基幹情報分析部は、上記基幹DB管理部を介して上記基幹データ格納情報テーブルに登録された少なくとも複数の項目グループ名称、各項目グループに属するフィールド名称、各フィールド名称に属する項目内訳を取得した後、これら複数の項目グループ名称、各項目グループに属するフィールド名称、各フィールド名称に属する項目内訳が記述されると共に、各フィールド名称または項目内訳毎に抽出条件を設定するための選択欄を備えた検索条件入力画面を生成し、上記端末に送信する処理を実行し、
当該端末から特定のフィールド名称または項目内訳に係る抽出条件が送信された場合に、上記基幹情報分析部は、上記基幹DB管理部を介して上記基幹データ格納情報テーブルに登録された当該フィールド名称または項目内訳の属する物理テーブル名、フィールド名、項目内訳に対する抽出条件の場合には項目内訳I Dを取得した後、この物理テーブル名、フィールド名、項目内訳に対する抽出条件の場合には項目内訳項目内訳I Dを含み、上記抽出条件に対応するS Q Lのセレクト文を生成し、上記基幹DB管理部に発行する処理を実行し、
これを受けた基幹DB管理部は、当該セレクト文に従って特定の基幹テーブルから抽出条件に合致したデータを抽出し、基幹情報分析部に送信する処理を実行し、
これを受けた上記基幹情報分析部は、この抽出データを所定のテンプレートに充填して検索結果表示画面を生成し、上記端末に送信する処理を実行し、
当該端末から、上記基幹テーブルからの抽出データに基づいてユーザ利用テーブルを生成することを求めるリクエストが送信された場合に、上記ユーザ利用DB生成部は、上記基幹データ格納情報テーブルを参照して、上記抽出データを構成する各データ項目のフィールド名、項目内訳の場合には項目内訳I D、データ型、データ長を取得した後、これらのデータに基づいてS Q Lのテーブルクリエイト文を生成し、上記ユーザ利用DB管理部に発行する処理を実行し、
これを受けたユーザ利用DB管理部は、このテーブルクリエイト文に従ってユーザ利用テーブルを生成すると共に、所定のルールに従って当該テーブルに物理テーブル名を割り振り、上記ユーザ利用テーブル記憶手段に格納する処理を実行し、
つぎにユーザ利用DB生成部は、上記抽出データを上記のユーザ利用テーブルに挿入するためのS Q Lのインサート文を生成して、ユーザ利用DB管理部に発行する処理を実行し、
これを受けたユーザ利用DB管理部は、このインサート文に従って上記抽出データを上記のユーザ利用テーブルに挿入する処理を実行し、
つぎにユーザ利用DB生成部は、上記基幹データ格納情報テーブルに格納された定義情報の中で、上記ユーザ利用テーブルを構成するデータ項目または項目内訳に係るものを上記ユーザ利用データ格納情報テーブルに挿入するためのS Q Lのインサート文を生成して、ユーザ利用DB管理部に発行する処理を実行し、
これを受けたユーザ利用DB管理部は、当該定義情報と上記物理テーブル名を上記ユーザ利用データ格納情報テーブルに挿入する処理を実行し、
一般ユーザの操作する端末からユーザ利用テーブルに対する検索リクエストが送信された場合に、上記ユーザ利用情報分析部は、上記ユーザ利用DB管理部を介して上記ユーザ利用データ格納情報テーブルに登録された少なくとも複数のフィールド名称、各フィールド名称に属する項目内訳を取得した後、これら複数のフィールド名称、各フィールド名称に属する項目内訳が記述されると共に、各フィールド名称または項目内訳毎に抽出条件を設定するための選択欄を備えた検索条件入力画面を生成し、上記端末に送信する処理を実行し、
当該端末から特定のフィールド名称または項目内訳に係る抽出条件が送信された場合に、上記ユーザ利用情報分析部は、上記ユーザ利用DB管理部を介して上記ユーザ利用データ格納情報テーブルに登録された当該フィールド名称または項目内訳の属する物理テーブル名、フィールド名、項目内訳に対する抽出条件の場合には項目内訳I Dを取得した後、この物理テーブル名、フィールド名、項目内訳に対する抽出条件の場合には項目内訳I Dを含み、上記抽出条件に対応するS Q Lのセレクト文を生成し、上記ユーザ利用DB管理部に発行する処理を実行し、
これを受けたユーザ利用DB管理部は、上記セレクト文に従って特定のユーザ利用テーブルから抽出条件に合致したデータを抽出し、ユーザ利用情報分析部に送信する処理を実行し、
これを受けたユーザ利用情報分析部は、この抽出データを所定のテンプレートに充填して検索結果表示画面を生成し、上記端末に送信する処理を実行することを特徴とするデータベース利用システム。 - 上記基幹データ格納情報テーブルには、各データ項目または項目内訳が属する基幹テーブルのジョインキーを特定する情報が格納されており、
上記ユーザ利用DB生成部は、上記基幹データ格納情報テーブルを参照して必要なジョインキーを取得すると共に、当該ジョインキーに基づいてS Q Lのインデックスクリエイト文を生成し、上記ユーザ利用DB管理部に発行する処理を実行し、
これを受けたユーザ利用DB管理部は、このインデックスクリエイト文に従って上記ユーザ利用テーブルのインデックスを生成し、所定の記憶手段に格納する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のデータベース利用システム。 - 分析担当ユーザの操作する端末から、上記検索条件入力画面を通じて設定した抽出条件に基づいて定期的に検索処理を実行し、その抽出データに基づいてユーザ利用テーブルを更新することを求めるリクエストが送信された場合に、上記基幹情報分析部は、少なくとも実行周期指定欄を備えた実行予約フォームを上記端末に送信する処理を実行し、
当該端末から実行周期を特定するデータが送信された場合に、上記基幹情報分析部は、先にユーザが設定した抽出条件と実行周期の組合せを所定の記憶手段に格納する処理を実行し、
その後、実行周期が到来する度に基幹情報分析部は、ユーザが抽出条件を設定したフィールド名称または項目内訳の属する物理テーブル名、フィールド名、項目内訳に対する抽出条件の場合には項目内訳I Dを、上記基幹DB管理部を介して基幹データ格納情報データベースから取得し、この物理テーブル名、フィールド名、項目内訳に対する抽出条件の場合には項目内訳項目内訳I Dを含み、ユーザが設定した抽出条件に対応するS Q Lのセレクト文を生成し、上記基幹DB管理部に発行する処理を実行し、
これを受けた基幹DB管理部は、当該セレクト文に従って特定の基幹テーブルから抽出条件に合致したデータを抽出する処理を実行し、
つぎに上記ユーザ利用DB生成部は、上記基幹データ格納情報テーブルを参照し、抽出データを構成する各データ項目のフィールド名、項目内訳の場合には項目内訳I D、データ型、データ長を取得した後、これらのデータに基づいてS Q Lのテーブルクリエイト文を生成し、上記ユーザ利用DB管理部に発行する処理を実行し、
これを受けたユーザ利用DB管理部は、このテーブルクリエイト文に従ってユーザ利用テーブルを生成し、上記ユーザ利用テーブル記憶手段に格納する処理を実行し、
つぎにユーザ利用DB生成部は、上記抽出データを上記のユーザ利用テーブルに挿入するためのS Q Lのインサート文を生成して、ユーザ利用DB管理部に発行する処理を実行し、
これを受けたユーザ利用DB管理部は、このインサート文に従い、上記抽出データを上記のユーザ利用テーブルに挿入する処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載のデータベース利用システム。 - 上記基幹データ格納情報テーブルには、各データ項目または項目内訳毎にアクセスコントロール情報を登録するための項目が設定されており、
分析担当ユーザの操作する端末から、特定のデータ項目または項目内訳についてアクセス可能なユーザを限定することを求めるリクエストが送信された場合に、上記基幹情報分析部は、アクセス可能なユーザの属性を特定するための選択項目が設定されたフォームを上記端末に送信する処理を実行し、
この端末から上記フォームを通じてアクセス可能なユーザの属性を特定するアクセスコントロール情報が送信された場合に、上記基幹情報分析部は、この情報を上記基幹DB管理部を介して上記基幹データ格納情報テーブルにおける目的のデータ項目または項目内訳のアクセスコントロール情報を登録するための項目に設定する処理を実行し、
上記ユーザ利用テーブルを生成するに際し、この基幹データ格納情報テーブルに設定されたアクセスコントロール情報は上記ユーザ利用データ格納情報テーブルに反映され、
一般ユーザの操作する端末からユーザ利用テーブルに対する検索リクエストが送信された場合に、上記ユーザ利用情報分析部は、上記ユーザ利用DB管理部を介してユーザ利用データ格納情報テーブルから当該ユーザ利用テーブルに含まれる各データ項目または項目内訳のアクセスコントロール情報を取得すると共に、ユーザの認証情報と属性情報との対応関係を定義しておくユーザ属性データベースを参照し、当該ユーザがログイン時に入力した認証情報に基づいてその属性情報を取得した後、上記アクセスコントロール情報と属性情報を比較して当該ユーザがアクセス可能なユーザか否かを判定し、アクセス可能なユーザでない場合には、該当のデータ項目または項目内訳については上記の検索条件入力画面において非表示化させる処理を実行することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のデータベース利用システム。
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- 2005-09-27 JP JP2005280560A patent/JP4700462B2/ja not_active Expired - Fee Related
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