JP2001184241A - データベースアクセスプログラム自動生成方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents

データベースアクセスプログラム自動生成方法及び装置並びに記録媒体

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JP2001184241A
JP2001184241A JP36748299A JP36748299A JP2001184241A JP 2001184241 A JP2001184241 A JP 2001184241A JP 36748299 A JP36748299 A JP 36748299A JP 36748299 A JP36748299 A JP 36748299A JP 2001184241 A JP2001184241 A JP 2001184241A
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database
sql
statement
correction
inconsistency
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JP36748299A
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Yukari Yoshida
ゆかり 吉田
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NEC Software Shikoku Ltd
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NEC Software Shikoku Ltd
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データベース操作に定義されている条件等の矛
盾を検出し、自動補正する装置及び方法の提供。 【解決手段】SQL文の各句の関連に矛盾がないかチェ
ックする関連チェック手段と、矛盾を検出した場合に
は、矛盾と補正内容の対応を記憶した補正規則テーブル
を検索して、該矛盾に対応した補正内容を取得してSQ
L文を自動補正するSQL文補正手段と、を備え、生成
手段では、矛盾の解消されたSQL文を発行するプログ
ラムソースを自動生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースアク
セスシステムに関し、特にデータベースアクセスプログ
ラムを自動生成する方法とシステム並びに記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、データベースアクセスを行う
アプリケーションプログラムの作成を自動で行うための
技術が各種提案されている。
【0003】このうち、例えば特開平11−53391
号公報には、データベースファイルと条件を入力するた
めの画面を用いてデータベースアクセスの部分のロジッ
クを自動生成して、開発効率を向上し、設定した情報を
外部ファイルに保存し、再利用可能とした方法が提案さ
れており、データベースファイルから必要な情報を得
て、データベース情報リストを生成し、条件設定ウイン
ドウ上で、操作の指定、関数名の指定、条件の指定を行
い、コメント入力手段で任意のコメント入力を行い、関
数名、操作の選択、関数の設定内容、コメントを関数情
報リストに追加し、最後に、関数情報リストに格納され
ている全ての関数についてソースファイルが生成され、
これにより、データベース操作の新規、更新、削除、読
み取りのいずれかの関数を選択し、それぞれに条件を付
与設定できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た方法においては、各定義した条件に矛盾がないかチェ
ックを行っているものの、1つのデータベース操作に定
義されている複数の条件間に矛盾がないかについてのチ
ェックは行われていない。
【0005】また、矛盾した条件の自動補正も行われて
いない。
【0006】このため、リレーショナルデータベースに
対するデータ定義、整合性制約の定義、データ操作、ト
ランザクション管理の機能を提供する言語であるSQL
(Structured Query Language;構造化問い合わせ言
語)文中に、矛盾があっても、そのプログラムを実行
し、データベース管理システム(DBMS)からの応答
を得るまで、利用者は、矛盾に気づかず、開発作業に後
戻りが発生する、という問題点を有している。
【0007】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、データベース操作
に定義されている条件等の矛盾を検出し、自動補正する
方法及び装置並びに記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る方法は、データベースのデータ定義及び操作を
規定する命令文(問い合わせ文)の各句の条件や関連に
矛盾がないかチェックするステップと、矛盾を検出した
場合には、矛盾と補正内容の対応を予め記憶した記憶手
段を検索して、該矛盾に対応した補正内容を取得し前記
補正内容に基づき前記命令文を自動補正するステップ
と、矛盾の解消された問い合わせ文を発行するプログラ
ムソースを自動生成するステップと、を含む。
【0009】本発明に係る方法は、データベースのデー
タ定義及び操作を規定する命令文の各句の条件や関連に
矛盾がないかチェックするステップと、矛盾を検出した
場合には、矛盾と補正内容の対応を予め記憶した記憶手
段を検索して、該矛盾に対応した補正内容を取得し前記
補正内容に基づき前記命令文を自動補正するステップ
と、前記命令文をデータベース管理システムに発行する
ことで、前記データベース管理システム固有の規則に対
する正当性チェックを行い、前記データベース管理シス
テムからエラー情報が返却された場合、該エラー情報か
らエラー種別を決定するステップと、前記エラーの種別
と補正内容との対応を予め記憶した記憶手段から補正内
容を取得して前記命令文を自動変更するステップと、矛
盾及びエラーが解消された命令文を発行するプログラム
ソースを自動生成するステップと、を含む。
【0010】本発明に係る装置は、データベースのデー
タ定義及び操作を規定する命令文の各句の条件や関連に
矛盾がないかチェックする手段と、矛盾を検出した場合
には、矛盾と補正内容の対応を予め記憶した記憶手段を
検索して、該矛盾に対応した補正内容を取得し前記補正
内容に基づき前記命令文を自動補正する手段と、矛盾の
解消された問い合わせ文を発行するプログラムソースを
自動生成する手段と、を含む。
【0011】本発明に係る装置は、データベースのデー
タ定義及び操作を規定する命令文の各句の条件や関連に
矛盾がないかチェックする手段と、矛盾を検出した場合
には、矛盾と補正内容の対応を予め記憶した記憶手段を
検索して、該矛盾に対応した補正内容を取得し前記補正
内容に基づき前記命令文を自動補正する手段と、前記命
令文をデータベース管理システムに発行することで、前
記データベース管理システム固有の規則に対する正当性
チェックを行い、前記データベース管理システムからエ
ラー情報が返却された場合、該エラー情報からエラー種
別を決定する手段と、前記エラーの種別と補正内容との
対応を予め記憶した記憶手段から補正内容を取得して前
記命令文を自動変更する手段と、矛盾及びエラーが解消
された命令文を発行するプログラムソースを自動生成す
る手段と、を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、その好ましい一実施の形態において、
図1を参照すると、データベース(リレーショナルデー
タベース)の構成情報を保持するデータベース情報保持
部(3)と、リレーショナルデータベースに対して、デ
ータの定義、整合性制約の定義、データ操作、及びトラ
ンザクション管理のための機能を提供するSQL(Stru
ctured Query Language;構造化問い合わせ言語)文
を記憶保持するSQL文保持部(5)と、SQL文の各
句に関連した矛盾とその補正内容が予めテーブル形式で
格納されている補正規則テーブル(7)と、プログラム
保持部(ソースファイル)(10)と、データベースフ
ァイルを読み込みデータベースの構成を解析して、前記
データベースの構成情報を前記データベース情報保持部
に格納するデータベース情報読込み解析手段(2)と、
データベース情報保持部(3)に格納されているデータ
ベースの構成情報を出力し、利用者が定義したSQL文
を前記SQL文保持部に格納するSQL文定義手段
(4)と、SQL文定義手段(4)で定義されたSQL
文の各句の関連をチェックし、矛盾が発生する定義内容
となっているか否かチェックする関連チェック手段
(5)と、関連チェック手段(5)で矛盾が検出された
SQL文を入力し、補正規則テーブル(7)を参照して
矛盾を解消するようにSQL文の自動補正を行うSQL
文補正手段(6)と、を備え、関連チェック手段(5)
及び前記SQL文補正手段(6)により、矛盾が解消さ
れたSQL文がSQL文保持部(8)に格納され、SQ
L文保持部(8)に格納されているSQL文を使ってデ
ータベースにアクセスするプログラムを自動生成し、前
記生成したプログラムを前記プログラム保持部(10)
に格納する生成手段(9)と、を備えている。
【0013】本発明の一実施の形態に動作について説明
する。SQL文定義手段(4)で定義したSQL文を、
関連チェック手段(5)が各句の関連に矛盾がないかチ
ェックする。関連チェック手段5が矛盾を検出した場合
には、SQL文補正手段(6)に補正依頼を行う。
【0014】SQL文補正手段(6)は、補正規則テー
ブル(7)に予め登録されている補正方法を用いてSQ
L文を自動補正する。これによりデータベースにアクセ
スするプログラムを効率良く開発することができる。
【0015】本発明は、その好ましい一実施の形態にお
いて、(a)データベースファイルを読み込みデータベ
ースの構成を解析して、前記データベースの構成情報を
データベース情報保持部(3)に格納するデータベース
情報読込み解析処理と、(b)データベース情報保持部
(3)に格納されているデータベースの構成情報を出力
し、利用者が定義したSQL文をSQL文保持部(8)
に格納するSQL文定義処理と、(c)前記SQL文定
義処理で定義されたSQL文の各句の関連をチェック
し、矛盾が発生する定義内容となっているか否かチェッ
クし、矛盾を検出した際にSQL文補正処理を起動する
関連チェック処理と、(d)前記関連チェック処理で矛
盾の検出されSQL文を入力し、矛盾を解消するよう
に、補正規則テーブル(7)を参照して、SQL文の自
動補正を行うSQL文補正処理と、(e)前記SQL文
保持部(8)に格納されている、前記関連チェック処理
とSQL文補正処理で矛盾が解消されたSQL文を使っ
てデータベースにアクセスするプログラムを自動生成
し、前記生成したプログラムを前記プログラム保持部に
格納する生成処理と、の各処理(a)乃至(e)はコン
ピュータ上でプログラムを実行することで実現される。
本発明は、該プログラムを記録した記録媒体を含む、該
記録媒体からプログラムをコンピュータに読み出し手段
で読み出し、コンピュータで実行することで、本発明を
実施することができる。
【0016】本発明の、別の実施の形態において、図7
を参照すると、関連チェック手段(55)からうけとっ
たSQL文をデータベース管理システムに対して発行
し、SQL文の実行結果がエラーであった場合、データ
ベース管理システムから返却された処理結果を解析して
補正規則テーブル(58)を検索するためのエラーコー
ドを決定し、関連チェック手段(55)に返却するSQ
L文自動実行手段(56)を備え、関連チェック手段
(55)が、SQL文とエラーコードを前記SQL文補
正手段(57)に渡して補正を依頼し、SQL文補正手
段(57)は、渡されたエラーコードから前記補正規則
テーブル(58)から補正内容を取得して、SQL文の
補正を行う。
【0017】この実施の形態において、(a)データベ
ースファイルを読み込みデータベースの構成を解析し
て、前記データベースの構成情報をデータベース情報保
持部(53)に格納するデータベース情報読込み解析処
理と、(b)データベース情報保持部(53)に格納さ
れているデータベースの構成情報を出力し、利用者が定
義したSQL文をSQL文保持部(59)に格納するS
QL文定義処理と、(c)前記SQL文定義処理で定義
されたSQL文の各句の関連をチェックし、矛盾が発生
する定義内容となっているか否かチェックし、矛盾を検
出した際にSQL文補正処理を起動し、矛盾を検出しな
い場合には、SQL文をSQL文自動実行処理に受け渡
す関連チェック処理と、(d)前記関連チェック処理か
らうけとったSQL文をデータベース管理システムに対
して発行し、SQL文の実行結果がエラーであった場
合、前記データベース管理システムから返却された処理
結果を解析して補正規則テーブル(58)を検索するた
めのエラーコードを決定し、関連チェック処理に返却す
るSQL文自動処理と、(e)前記関連チェック処理で
矛盾の検出されたSQL文を入力し、矛盾を解消するよ
うに、前記補正規則テーブル(58)を参照して、SQ
L文の自動補正を行うとともに、前記SQL文自動実行
処理から渡されたエラーコードから前記補正規則テーブ
ルから補正内容を取得して、SQL文の補正を行うSQ
L文補正処理と、(f)SQL文保持部(59)に格納
されている、前記関連チェック処理とSQL文補正処理
で矛盾が解消されたSQL文を使ってデータベースにア
クセスするプログラムを自動生成し、前記生成したプロ
グラムを前記プログラム保持部に格納する生成処理と、
の各処理(a)乃至(f)はコンピュータ上でプログラ
ムを実行することで実現される。本発明は、該プログラ
ムを記録した記録媒体を含む、該記録媒体からプログラ
ムをコンピュータに読み出し手段で読み出し、コンピュ
ータで実行することで、本発明を実施することができ
る。
【0018】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示
す図である。図1を参照すると、本発明の一実施例は、
データベースファイル(リレーショナルデータベース)
1と、データベース情報読込み/解析手段2と、データ
ベース情報保持部3と、SQL文定義手段4と、関連チ
ェック手段5と、SQL文補正手段6と、補正規則テー
ブル7と、SQL文保持部8と、生成手段9と、ソース
ファイル10と、を備えて構成されている。
【0019】データベースファイル1は、自動生成した
データベースアクセスプログラムでアクセスされる、デ
ータベースファイルである。
【0020】データベース情報読込み/解析手段2は、
データベースファイル1を読み込み、データベースの構
成を解析して、データベースの構成情報(表名、表に含
まれる列名、列の属性など)をデータベース情報保持部
3に格納する。
【0021】データベース情報保持部3は、データベー
ス情報読込み/解析手段2で抽出されたデータベースの
構成情報を保持する。
【0022】SQL文定義手段4は、データベース情報
保持部3に格納されているデータベースの構成情報を表
示装置に表示し、利用者が表や列を指定することでSQ
L文を定義可能としており、利用者が定義したSQL文
をSQL文保持部8に格納する。SQL文保持部8は、
SQL文定義手段4で定義されたSQL文を記憶保持す
る。
【0023】関連チェック手段5は、SQL文定義手段
4で定義されたSQL文の各句の関連をチェックし、矛
盾が発生する定義内容となっている場合には、SQL文
補正手段6に、SQL文を渡す。
【0024】SQL文補正手段6は、関連チェック手段
5から渡されたSQL文を、矛盾を解消するように、補
正規則テーブル7を参照して、SQL文の自動補正を行
う。ただし、自動補正の結果(候補)が、複数存在する
場合、表示装置に表示して利用者に補正結果を選択させ
る。
【0025】補正規則テーブル7には、自動補正する場
合の規則が予めテーブル形式で格納されている記憶部で
ある。例えばDBMS(データベース管理システム)毎
に補正方法が異なる場合には、DBMS毎の補正規則を
格納する。
【0026】生成手段9は、SQL文保持部8に保持さ
れているSQL文を使ってデータベースにアクセスする
プログラムを自動生成する。
【0027】自動生成したプログラムはソースファイル
10として記憶部に格納される。
【0028】図2は、本発明の一実施例の処理手順を示
す流れ図である。図1および図2を参照して、本発明の
一実施例の動作について詳細に説明する。
【0029】まず、データベースファイル1をデータベ
ース情報読込み/解析手段2で読み込み、データベース
の構成を解析する。解析した結果、取得できるデータベ
ース情報には、データベースで定義されている表名、表
に含まれる列の名称、属性がある。取得したデータベー
ス情報をデータベース情報保持部3に格納する(図2の
ステップS1)。
【0030】次に、利用者は、SQL文定義手段4でS
QL文を定義する(ステップS2)。SQL文定義手段
4は、1つのSQL文の各句に条件や抽出項目の定義を
追加する都度、定義されたSQL文を関連チェック手段
5に渡し、チェックを依頼する。
【0031】関連チェック手段5は、受け取ったSQL
文の定義内容をチェックする(ステップS3)。
【0032】関連チェック手段5でのチェック結果でエ
ラーが検出された場合には、SQL文をSQL文補正手
段6に渡し、補正を依頼する。
【0033】SQL文補正手段6は、エラー内容にした
がって、補正の方法を、補正規則テーブル7から取得
し、SQL文の補正を行う(ステップS4)。
【0034】補正方法にいくつかの方法がある場合に
は、すべての補正候補を表示して、利用者に補正候補の
中から一つを選択させる(ステップS5)。
【0035】SQL文補正手段6は、利用者が選択した
方法でSQL文を補正し、関連チェック手段5に補正し
たSQL文を戻す。
【0036】関連チェック手段5でのチェック結果でエ
ラーが検出されない場合には、SQL文の定義が完了し
ているか、利用者に問い合わせる(ステップS6)。
【0037】SQL文の定義が完了していない場合に
は、ステップS2〜S6を繰り返す。
【0038】SQL文の定義が完了すると、SQL文定
義手段4は、SQL文保持部8にSQL文を格納し、生
成手段9にプログラムソースの生成を依頼する。
【0039】生成手段9は、SQL文保持部8に格納し
ているSQL文を発行するプログラムソースを自動生成
する(ステップS7)。
【0040】自動生成したプログラムソースをソースフ
ァイル10に出力する(ステップS8)。
【0041】図3は、本発明の一実施例における関連チ
ェック手段5のチェックの一例として、SELECT文(表か
らデータを取り出す操作命令文)のチェック手順を示す
流れ図である。
【0042】まず、SELECT文中に、WHERE句の定義があ
る場合には、WHERE句で定義されている条件(探索条
件)が常に真、または常に偽になるような条件の組み合
わせになっていないか、チェックを行う(ステップS1
1)。
【0043】チェック結果に問題がない場合には、HAVI
NG句(グループ化した表に対して選択条件を与える)の
定義をチェックする。
【0044】HAVING句の定義がある場合には、HAVING句
で定義されている条件が、常に真、または常に偽になる
ような条件の組み合わせになっていないか、チェックを
行う(ステップS12)。
【0045】チェック結果に問題がない場合には、WHER
E句とHAVING句の定義の関連をチェックする。
【0046】WHERE句とHAVING句の双方の定義がある場
合には、2つの句で定義されている条件が常に真、また
は常に偽になるような条件の組み合わせになっていない
か、チェックを行う(ステップS13)。
【0047】チェック結果に問題がない場合には、GROU
P BY句(FROM句あるいはWHERE句が指定されている場
合、それにより導出される表をグループ化する)とSELE
CT句の関連チェックを行う。
【0048】GROUP BY句の定義がある場合には、GROUPB
Y句に定義していない列で、集計関数を使用していない
列をSELECT句に定義していないかチェックを行う(ステ
ップS14)。
【0049】チェック結果に問題がない場合には、GROU
P BY句とORDER BY句(特定の順序を指定する)の関連チ
ェックを行う。
【0050】GROUP BY句の定義がある場合には、GROUP
BY句に定義していない列で、集計関数を使用していない
列をORDER BY句として定義していないかチェックを行う
(ステップS15)。
【0051】図4は、図2のステップS4のSQL文の
補正の手順を示す流れ図である。
【0052】まず、関連チェック手段5で検出されたエ
ラーがWHERE句のチェックで検出したものであるかを確
認する(ステップS21)。
【0053】WHERE句のエラーの場合には、WHERE句の条
件補正を行う(ステップS22)。
【0054】WHERE句のエラーでなかった場合には、HAV
ING句で検出したものか確認する(ステップS23)。
【0055】HAVING句のエラーの場合には、HAVING句の
条件補正を行う(ステップS24)。
【0056】HAVING句のエラーでなかった場合には、WH
ERE句とHAVING句の関連で検出したものか確認する(ス
テップS25)。
【0057】WHERE句とHAVING句の関連でエラーの場合
には、矛盾が起きないようにWHERE句の条件補正を行う
(ステップS26)。
【0058】WHERE句とHAVING句の関連のエラーでなか
った場合には、GROUP BY句とSELECT句の関連で検出した
ものか確認する(ステップS27)。
【0059】GROUP BY句とSELECT句の関連でエラーの場
合には、GROUP BY句の内容に合わせて、SELECT句を補正
する(ステップS28)。
【0060】上記以外のエラーの場合には、GROUP BY句
とORDER BY句の関連でエラーを検出した場合のため、GR
OUP BY句の内容に合わせて、ORDER BY句を補正する(ス
テップS29)。
【0061】次に、具体例に即して説明する。図5、及
び図6は、本発明の一実施例を具体的に説明するための
図である。
【0062】データベース情報読込み/解析手段2は、
データベースファイル1の情報を読み込み、データベー
スの構成を解析し、データベース情報保持部3に格納す
る。
【0063】格納する情報には、次の内容が含まれる。
データベースに含まれる表として、「部員テーブル」が
あり、「部員テーブル」には列として、「社員番号」、
「部員名」、「年齢」、「プロジェクト名」、「ラン
ク」がある(図5(a)の部員テーブルの内容11)。
それぞれの列の型やサイズやNULLの許可の有無などの情
報も格納する。
【0064】次に、利用者がSQL文定義手段4でSQ
L文を定義する。SQL文定義手段4では、利用者が、
データベース情報保持部3に格納されている情報から、
列名などを選択し、SQL文を定義していく。
【0065】この例では、利用者が「部員テーブル」か
らの選択を行う「SELECT文」を作成する指示を行い、ま
ず、「SELECT * FROM 部員テーブル」を定義する。
【0066】次に、抽出条件の対象として、列の「年
齢」を選択し、該選択((年齢>30) AND (年
齢<20))に基づき、図5(b)の初期定義12の定
義が作成される。
【0067】SQL文定義手段4は作成したSQL文を
関連チェック手段5に渡し、チェックを依頼する。
【0068】関連チェック手段5は、SQL文中にWHER
E句が存在しているため、WHERE句内の条件に矛盾がない
かチェックする。
【0069】その結果、「年齢が30より大きい」とい
う条件と、「年齢が20より小さい」という条件をAND
で結んでいるため、常に、偽となる条件であることが判
明する。
【0070】この判定の結果に基づき、関連チェック手
段5は、SQL文補正手段6に補正を依頼する。
【0071】SQL文補正手段6は、エラーの内容か
ら、図6に示す探索条件補正テーブル21で条件文のパ
ターンを検索し、補正方法を2種類取得する。
【0072】この例の場合、補正結果の候補は、図5
(c)、図5(d)の補正例13、補正例14のように
なる。
【0073】補正例13は、ANDをORに変更することに
より、「年齢が30より大きい、もしくは、20より小
さい」という条件に補正する。
【0074】補正例14は、各条件を反転させることに
より、「年齢が20から30の間」という条件に補正す
る。
【0075】SQL文補正手段6は、2つの補正結果を
表示装置に表示して利用者に提示し、利用者に対して、
補正結果の確認と、選択を促す。
【0076】この例の場合、補正結果として、利用者が
補正例13を選択したものとすると、SQL文補正手段
6は、補正例13の内容に、SQL文を補正して、補正
したSQL文を、関連チェック手段5に返却する。
【0077】関連チェック手段5は、SQL文に他の矛
盾がないかチェックし、SQL文定義手段4にSQL文
を返却する。
【0078】次に、利用者がグループ化の対象として列
の「プロジェクト名」を選択し、図5(e)に示すよう
な定義の追加15の定義を行う。
【0079】ここで、SQL文定義手段4は、定義した
SQL文を関連チェック手段5に渡し、チェックを依頼
する。
【0080】関連チェック手段5は、SQL文中にWHER
E句があるので、WHERE句内の条件に矛盾がないかチェッ
クする。この場合、矛盾は検出されないため、他の句を
チェックする。
【0081】HAVING句が存在しないので、GROUP BY句と
SELECT句の関連チェックを行う。
【0082】SQL文の文法では、GROUP BY句で指定し
ていない列名を、集計関数を使用せずにSELECT句に指定
することはできない。
【0083】チェックの結果、GROUP BY句で、「プロジ
ェクト名」のみ指定しているのに、SELECT句で「*」を
指定している矛盾を検出する。
【0084】「*」は、データベースの表に含まれるす
べての列を意味するため、GROUP BY句で指定されていな
い列をSELECT句で指定していることになる。
【0085】そこで、関連チェック手段5は、SQL文
補正手段6に補正を依頼する。
【0086】SQL文補正手段6は、エラーの内容から
GROUP BY関連補正テーブル22で句の名称がSELECTであ
る場合の修正方法を検索し、「SELECT句からGROUP BY句
で指定していない列を削除する」という補正方法を取得
する。
【0087】この例では、図5(f)に示すように、SE
LECT句を「*」から「プロジェクト名」に変更する。
【0088】SQL文補正手段6は、補正したSQL文
を関連チェック手段5に返却する。
【0089】関連チェック手段5は、SQL文に他の矛
盾がないかチェックし、SQL文定義手段4にSQL文
を返却する。
【0090】次に、利用者がHAVING句の対象として列の
「プロジェクト名」を選択し、図5(g)に示すような
最終的な定義内容17の定義を行う。
【0091】ここで、SQL文定義手段4は、定義され
たSQL文を関連チェック手段5に渡し、チェックを依
頼する。
【0092】関連チェック手段5は、SQL文中WHERE
句、HAVING句、各句の関連をチェックし、矛盾を検出で
きないため、そのまま、SQL文定義手段4にSQL文
を返却する。
【0093】SQL文の定義が完了したので、SQL文
定義手段4は、SQL文保持部8にSQL文を格納し、
生成手段9にプログラムソースの生成を依頼する。
【0094】生成手段9は、SQL文保持部8に格納さ
れているSQL文を発行するプログラムソースを自動生
成し、ソースファイル10に出力する。
【0095】本発明の一実施例において、データベース
情報読込み/解析手段2と、SQL文定義手段4と、関
連チェック手段5と、SQL文補正手段6と、生成手段
9は、コンピュータで実行されるプログラムによりその
機能・処理が実現される。この場合、該プログラムを記
録した記録媒体から、読み出し装置を介してコンピュー
タに該プログラムを読み出し、該プログラムを主記憶に
ロードして実行することで本発明を実施することがでで
きる。
【0096】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図7は、本発明の第2の実施例の構成を示す図で
ある。本発明の第2の実施例は、図1に示した前記実施
例の構成に加えて、SQL文自動実行手段56をさらに
備えている。
【0097】図7を参照すると、データベースファイル
51と、データベース情報読込み/解析手段52と、デ
ータベース情報保持部53と、SQL文定義手段54
と、関連チェック手段55と、SQL文自動実行手段5
6と、SQL文補正手段57と、補正規則テーブル58
と、SQL文保持部59と、生成手段60と、ソースフ
ァイル61を備えて構成されている。
【0098】データベースファイル51は、自動生成し
たデータベースアクセスプログラムでアクセスされる、
データベースファイルである。
【0099】データベース情報読込み/解析手段52
は、データベースファイル51を読み込み、データベー
スの構成を解析して、データベースの構成情報(表名、
表に含まれる列名、列の属性など)をデータベース情報
保持部53に格納する。
【0100】データベース情報保持部53は、データベ
ースの構成情報を保持する。
【0101】SQL文定義手段54は、データベース情
報保持部53に格納されているデータベースの構成情報
を表示して、利用者に表や列を指定させることによっ
て、SQL文を定義する手段を提供する。利用者が定義
したSQL文をSQL文保持部59に格納する。
【0102】関連チェック手段55は、SQL文定義手
段54で定義したSQL文の各句の関連をチェックし、
矛盾が発生する定義内容となっている場合には、SQL
文補正手段57にSQL文を渡す。
【0103】SQL文自動実行手段56は、関連チェッ
ク手段55からSQL文を受け取り、実際にDBMSに
対するSQL文を発行する。
【0104】SQL文補正手段57は、関連チェック手
段55から渡されたSQL文を、矛盾が発生しないよう
に補正規則テーブル58を使用して自動補正を行う。た
だし、自動補正の結果が複数ありえる場合、利用者に補
正結果を選択させる。
【0105】補正規則テーブル58は、自動補正する場
合の規則をおさめたテーブルである。使用するDBMS
毎に補正方法が異なる場合には、DBMS毎の補正規則
を格納する。
【0106】SQL文保持部59は、SQL文定義手段
54で定義したSQL文を保持する。
【0107】生成手段60は、SQL文保持部59に保
持されているSQL文を使ってデータベースにアクセス
するプログラムを自動生成する。自動生成したプログラ
ムは、ソースファイル61に格納する。
【0108】ソースファイル61は、生成手段60によ
って生成されたプログラムを保持する。
【0109】図8は、本発明の第2の実施例の処理手順
を示す流れ図である。
【0110】まず、データベースファイル51をデータ
ベース情報読込み/解析手段52で読み込み、データベ
ースの構成を解析する。解析した結果、取得できるデー
タベース情報には、データベースで定義されている表
名、表に含まれる列の名称、属性がある。取得したデー
タベース情報をデータベース情報保持部53に格納する
(図8のステップS31)。
【0111】次に、利用者はSQL文定義手段54でS
QL文を定義する(ステップS32)。
【0112】SQL文定義手段54は、1つのSQL文
の各句に条件や抽出項目の定義を追加する都度、定義さ
れたSQL文を関連チェック手段55に渡し、チェック
を依頼する。
【0113】関連チェック手段55は、受け取ったSQ
L文の定義内容をチェックする(ステップS33)。関
連チェック手段55におけるチェック結果、矛盾(エラ
ー)が検出された場合には、SQL文をSQL文補正手
段57に渡し、補正を依頼する。
【0114】SQL文補正手段57は、エラー内容にし
たがって、補正の方法を補正規則テーブル58から取得
し、SQL文の補正を行う(ステップS34)。
【0115】補正方法にいくつかの方法がある場合に
は、すべての補正結果を表示して、利用者に補正結果を
選択させる(ステップS35)。
【0116】SQL文補正手段57は、利用者が選択し
た方法でSQL文を補正し、関連チェック手段55に補
正したSQL文を戻す。
【0117】関連チェック手段55でのチェック結果で
エラーが検出されなかった場合には、関連チェック手段
55はSQL文をSQL文自動実行手段56に渡し、正
常に実行できるか確認を依頼する。SQL文自動実行手
段56は、受け取ったSQL文をDBMSに対し発行し、正
常に結果が返却されるかどうかを確認する(ステップS
36)。
【0118】これにより、DBMS固有の規則に対する
正当性チェックを厳密に行うことができる。SQL文の
実行結果がエラーであった場合、DBMSから返却され
た処理結果を解析して補正規則テーブル58を検索する
ためのエラーコードを決定し、関連チェック手段55に
返却する。
【0119】関連チェック手段55は、SQL文とエラ
ーコードをSQL文補正手段57に渡し、補正を依頼す
る。
【0120】SQL文補正手段57は渡されたエラーコ
ードを使って、補正の方法を補正規則テーブル58から
取得し、SQL文の補正を行う(ステップS37)。
【0121】補正方法にいくつかの方法がある場合に
は、すべての補正結果を表示して、利用者に補正結果を
選択させる。(ステップS38)。
【0122】SQL文補正手段57は、利用者が選択し
た方法でSQL文を補正し、関連チェック手段55に補
正したSQL文を戻す。
【0123】関連チェック手段55は、補正されたSQ
L文をSQL文自動実行手段56に渡し、正常に実行で
きるか確認を再度依頼する。SQL文自動実行手段56
でSQL文をDBMSに対し発行し、正常に結果が返却され
た場合には、SQL文の定義が完了しているか、利用者
に問い合わせる(ステップS39)。
【0124】SQL文の定義が完了していない場合に
は、ステップS32〜S39を繰り返す。SQL文の定
義が完了すると、SQL文定義手段54は、SQL文保
持部59にSQL文を格納し、生成手段60にプログラ
ムソースの生成を依頼する。
【0125】生成手段60は、SQL文保持部59に格
納しているSQL文を発行するプログラムソースを自動
生成する(ステップS40)。
【0126】自動生成したプログラムソースをソースフ
ァイル61に出力する(ステップS41)。
【0127】次に、本発明の第2の実施例を具体例に即
して説明する。図9は、本発明の第2の実施例を説明す
るための図である。
【0128】データベースに含まれる表として、「部員
テーブル」があり、「部員テーブル」には列として、
「社員番号」、「部員名」、「年齢」、「プロジェクト
名」、「ランク」がある(図9(a)の部員テーブルの
内容71)。
【0129】一方、二種類のDBMS(DBMS1とD
BMS2)があり、たとえばDBMS1では、文字列の
連結に「+」を使用するが、DBMS2では、「 || 」
を使用するという相違がある。
【0130】以下では、DBMS2を使用するものとす
る。
【0131】利用者が「部員テーブル」で「SELECT文」
を作成する指示を行い、まず「SELECT * FROM 部員
テーブル」を定義する。
【0132】次に、「プロジェクト名」と、「部員名」
を連結した文字列を抽出するために「*」を「プロジェ
クト名 + ‘:’ + 部員名」のように定義を変更
し、図7の初期定義72の定義を行う。
【0133】ここで、SQL文定義手段4は、定義した
SQL文を関連チェック手段55に渡し、チェックを依
頼する。
【0134】この例では、DBMSは、DBMS2であ
るため、「プロジェクト名 + ‘:’ + 部員名」
のように文字列を「+」で連結しているとエラーである
が、関連チェック手段55では、DBMS毎のエラーを
検出することはできない。
【0135】関連チェック手段55は、SQL文自動実
行手段56にSQL文を渡し、SQLの実行を依頼す
る。
【0136】SQL文自動実行手段56は、受け取った
SQL文をDBMS2に対して発行する。
【0137】DBMS2では、文字列の連結に、「+」
ではなく、「 || 」を使用するため、エラー情報を返却
する。
【0138】SQL文自動実行手段56は、受け取った
エラー情報を解析してエラーコードERR002を決定し、関
連チェック手段55に返却する。
【0139】関連チェック手段55は、エラーコードと
SQL文をSQL文補正手段57に渡し、補正を依頼す
る。
【0140】SQL文補正手段57は、図10に示すD
BMS2用のエラー補正テーブル81からエラーコード
ERR002を検索し、補正方法「文字列の連結に「 || 」を
使用する」を取得する。
【0141】本発明の第2の実施例では、図9(c)の
補正後73のように「+」の部分を「 || 」に変更す
る。
【0142】SQL文補正手段57は補正したSQL文
を関連チェック手段55に返却する。
【0143】関連チェック手段55は、SQL文に他の
矛盾がないか確認するために、再度SQL文自動実行手
段56にSQL文を渡し、SQLの実行を依頼する。
【0144】SQL文自動実行手段56は、受け取った
SQL文をDBMS2に対し発行し、正常に結果を取得
できることを確認する。
【0145】本発明の第2の実施例において、データベ
ース情報読込み/解析手段52と、SQL文定義手段5
4と、関連チェック手段55と、SQL文自動実行手段
56と、SQL文補正手段57と、生成手段60は、コ
ンピュータで実行されるプログラムによりその機能・処
理が実現される。この場合、該プログラムを記録した記
録媒体から、読み出し装置を介してコンピュータに該プ
ログラムを読み出し、該プログラムを主記憶にロードし
て実行することで本発明を実施することができる。
【0146】本発明の第2の実施例においては、定義さ
れたSQL文を実際に実行して結果を確認することで、
関連チェック手段55でのチェックが困難な定義の誤り
を検出することができる。
【0147】またDBMS毎の補正規則テーブル58を
持ち、SQL文を自動実行した結果を解析しているた
め、DBMS毎で定義可能なSQL文の形式が異なる場
合に、DBMS毎のチェックを行うことができる。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0149】本発明の第1の効果は、データベースにS
QL文を使用してアクセスするプログラムを効率良く開
発することができる、ということである。
【0150】その理由は、本発明においては、利用者に
よるSQL文の定義にあたり、他の句との関係をチェッ
クするなどして、矛盾した定義の場合には、定義内容を
自動補正する、構成としている、ためである。SQL文
を使用してデータベースにアクセスするプログラムの場
合、SQL文に矛盾があっても、そのプログラムを実行
してみるまで矛盾に気づかないことがあり、開発作業
に、後戻りが発生する。本発明によれば、SQL文を定
義した段階で矛盾を自動補正することにより、SQL文
の矛盾による、後戻りをなくすことができる。
【0151】また本発明の第2の効果は、DBMS(デ
ータベース管理システム)毎で定義可能なSQL文の形
式が異なる場合に、DBMS毎のチェックを行うことが
できる、ということである。その理由は、DBMS毎の
補正規則テーブルを備え、SQL文を自動実行した結果
を解析しているため、である。
【0152】さらに、本発明の第3の効果は、定義され
たSQL文を実際に実行して結果を確認することで、関
連チェック手段でのチェックが困難な定義の誤りを検出
することができる、ということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の処理手順を示す流れ図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の関連チェック手段における
SELECT文チェック例を示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施例のSQL文補正手段における
SELECT文補正手順を示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施例におけるSQL文の補正の様
子を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例の補正規則テーブルの内容を
示す図である。
【図7】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例の処理手順を示す流れ図で
ある。
【図9】本発明の一実施例におけるSQL文の補正の様
子を説明するための図である。
【図10】本発明の一実施例の補正規則テーブルの内容
を示す図である。
【符号の説明】
1、51 データベースファイル 2、52 データベース情報読込み/解析手段 3、53 データベース情報保持部 4、54 SQL文定義手段 5、55 関連チェック手段 6、57 SQL文補正手段 7、58 補正規則テーブル 8、59 SQL文保持部 9、60 生成手段 10、61 ソースファイル 11 部員テーブル 12 初期定義 13 補正例1 14 補正例2 15 定義の追加例 16 補正後の内容 17 最終的な定義内容 21 探索条件補正テーブル 22 GROUP BY関連補正テーブル 56 SQL文自動実行手段 81 DBMS2エラー補正テーブル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースのデータ定義及び操作を規定
    した命令文の各句の条件や関連に矛盾がないかチェック
    するステップと、 矛盾を検出した場合には、矛盾と補正内容の対応を予め
    記憶した記憶手段を検索して、該矛盾に対応した補正内
    容を取得し前記補正内容に基づき前記命令文を自動補正
    するステップと、 矛盾の解消された命令文を発行するプログラムソースを
    自動生成するステップと、を含む、ことを特徴とするデ
    ータベースアクセスプログラム自動生成方法。
  2. 【請求項2】データベースのデータ定義及び操作を規定
    した命令文の各句の条件や関連に矛盾がないかチェック
    するステップと、 矛盾を検出した場合には、矛盾と補正内容の対応を予め
    記憶した記憶手段を検索して、該矛盾に対応した補正内
    容を取得し前記補正内容に基づき前記命令文を自動補正
    するステップと、 前記命令文をデータベース管理システムに発行すること
    で、前記データベース管理システム固有の規則に対する
    正当性チェックを行い、前記データベース管理システム
    からエラー情報が返却された場合、該エラー情報からエ
    ラー種別を決定するステップと、 前記エラーの種別と補正内容との対応を予め記憶した記
    憶手段から補正内容を取得して前記命令文を自動変更す
    るステップと、 矛盾及びエラーが解消された命令文を発行するプログラ
    ムソースを自動生成するステップと、 を含む、ことを特徴とするデータベースアクセスプログ
    ラム自動生成方法。
  3. 【請求項3】前記命令文がSQL(Structured Query
    Language;構造化問い合わせ言語)文よりなることを
    特徴とする請求項1又は2記載のデータベースアクセス
    プログラム自動生成方法。
  4. 【請求項4】データベースのデータ定義及び操作を規定
    した命令文の各句の条件や関連に矛盾がないかチェック
    する手段と、 矛盾を検出した場合には、矛盾と補正内容の対応を予め
    記憶した記憶手段を検索して、該矛盾に対応した補正内
    容を取得し前記補正内容に基づき前記命令文を自動補正
    する手段と、 矛盾の解消された命令文を発行するプログラムソースを
    自動生成する手段と、を含む、ことを特徴とするデータ
    ベースアクセスプログラム自動生成装置。
  5. 【請求項5】データベースのデータ定義及び操作を規定
    した命令文の各句の条件や関連に矛盾がないかチェック
    する手段と、 矛盾を検出した場合には、矛盾と補正内容の対応を予め
    記憶した記憶手段を検索して、該矛盾に対応した補正内
    容を取得し前記補正内容に基づき前記命令文を自動補正
    する手段と、 前記命令文をデータベース管理システムに発行すること
    で、前記データベース管理システム固有の規則に対する
    正当性チェックを行い、前記データベース管理システム
    からエラー情報が返却された場合、該エラー情報からエ
    ラー種別を決定する手段と、 前記エラーの種別と補正内容との対応を予め記憶した記
    憶手段から補正内容を取得して前記命令文を自動変更す
    る手段と、 矛盾及びエラーが解消された命令文を発行するプログラ
    ムソースを自動生成する手段と、 を含む、ことを特徴とするデータベースアクセスプログ
    ラム自動生成装置。
  6. 【請求項6】前記命令文が、SQL(Structured Quer
    y Language;構造化問い合わせ言語)文よりなること
    を特徴とする請求項4又は5記載のデータベースアクセ
    スプログラム自動生成装置。
  7. 【請求項7】データベースにアクセスするプログラムを
    自動生成するデータベースアクセスプログラム自動生成
    装置において、 前記データベースの構成情報を保持するデータベース情
    報保持部と、 SQL(Structured Query Language;構造化問い合
    わせ言語)文を記憶保持するSQL文保持部と、 SQL文の各句に関連した矛盾とその補正内容が予めテ
    ーブル形式で格納されている補正規則テーブルと、 プログラム保持部と、 を備え、 データベースファイルを読み込みデータベースの構成を
    解析して、前記データベースの構成情報を前記データベ
    ース情報保持部に格納するデータベース情報読込み解析
    手段と、 前記データベース情報保持部に格納されているデータベ
    ースの構成情報を出力し、利用者が定義したSQL文を
    前記SQL文保持部に格納するSQL文定義手段と、 前記SQL文定義手段で定義されたSQL文の各句の関
    連をチェックし、矛盾が発生する定義内容となっている
    か否かをチェックする関連チェック手段と、 前記関連チェック手段で矛盾が検出されたSQL文を入
    力し、前記補正規則テーブルを参照して矛盾を解消する
    ようにSQL文の自動補正を行うSQL文補正手段と、 を備え、 前記関連チェック手段及び前記SQL文補正手段によ
    り、矛盾が解消されたSQL文が前記SQL文保持部に
    格納され、 前記SQL文保持部に格納されているSQL文を使って
    データベースにアクセスするプログラムを自動生成し、
    前記生成したプログラムを前記プログラム保持部に格納
    する生成手段を、備えたことを特徴とするデータベース
    アクセスプログラム自動生成装置。
  8. 【請求項8】前記関連チェック手段から受け取ったSQ
    L文をデータベース管理システムに対して発行し、SQ
    L文の実行結果がエラーであった場合、前記データベー
    ス管理システムから返却された処理結果を解析して前記
    補正規則テーブルを検索するためのエラーコードを決定
    し、前記関連チェック手段に返却するSQL文自動実行
    手段を備え、 前記関連チェック手段が、SQL文とエラーコードを前
    記SQL文補正手段に渡して補正を依頼し、 前記SQL文補正手段は渡されたエラーコードに基づき
    前記補正規則テーブルから補正内容を取得して、前記S
    QL文の補正を行う、ことを特徴とする請求項7記載の
    データベースアクセスプログラム自動生成装置。
  9. 【請求項9】前記補正規則テーブルには、SQL文内の
    各句の条件の矛盾に対する補正内容と、複数の句間に関
    連する矛盾に対する補正内容を規則として格納されてい
    る、ことを特徴とする請求項7又は8記載のデータベー
    スアクセスプログラム自動生成装置。
  10. 【請求項10】前記補正規則テーブルをデータベース管
    理システム毎に備えた、ことを特徴とする請求項7又は
    8記載のデータベースアクセスプログラム自動生成装
    置。
  11. 【請求項11】データベースにアクセスするプログラム
    を自動生成するデータベースアクセスプログラム自動生
    成装置において、 前記データベースの構成情報を保持するデータベース情
    報保持部と、 SQL文を記憶保持するSQL文保持部と、 SQL文の各句に関連した矛盾とその補正内容が予めテ
    ーブル形式で格納されている補正規則テーブルと、 プログラム保持部と、 を備え (a)データベースファイルを読み込みデータベースの
    構成を解析して、前記データベースの構成情報を前記デ
    ータベース情報保持部に格納するデータベース情報読込
    み解析処理と、 (b)前記データベース情報保持部に格納されているデ
    ータベースの構成情報を出力し、利用者が定義したSQ
    L文を前記SQL文保持部に格納するSQL文定義処理
    と、 (c)前記SQL文定義処理で定義されたSQL文の各
    句の関連をチェックし、矛盾が発生する定義内容となっ
    ているか否かをチェックし、矛盾を検出した際にSQL
    文補正処理を起動する関連チェック処理と、 (d)前記関連チェック処理で矛盾の検出されSQL文
    を入力し、矛盾を解消するように、前記補正規則テーブ
    ルを参照して、SQL文の自動補正を行うSQL文補正
    処理と、 (e)前記SQL文保持部に格納されている、前記関連
    チェック処理とSQL文補正処理で矛盾が解消されたS
    QL文を使ってデータベースにアクセスするプログラム
    を自動生成し、前記生成したプログラムを前記プログラ
    ム保持部に格納する生成処理と、 の前記(a)乃至(e)の処理をデータベースアクセス
    プログラム自動生成装置を構成するコンピュータで実行
    させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】データベースにアクセスするプログラム
    を自動生成するデータベースアクセスプログラム自動生
    成装置において、 前記データベースの構成情報を保持するデータベース情
    報保持部と、 SQL文を記憶保持するSQL文保持部と、 SQL文の各句に関連した矛盾とその補正内容が予めテ
    ーブル形式で格納されている補正規則テーブルと、 プログラム保持部と、 を備え、 (a)データベースファイルを読み込みデータベースの
    構成を解析して、前記データベースの構成情報を前記デ
    ータベース情報保持部に格納するデータベース情報読込
    み解析処理と、 (b)前記データベース情報保持部に格納されているデ
    ータベースの構成情報を出力し、利用者が定義したSQ
    L文を前記SQL文保持部に格納するSQL文定義処理
    と、 (c)前記SQL文定義処理で定義されたSQL文の各
    句の関連をチェックし、矛盾が発生する定義内容となっ
    ているか否かをチェックし、矛盾を検出した際にSQL
    文補正処理を起動し、矛盾を検出しない場合には、SQ
    L文をSQL文自動実行処理に受け渡す関連チェック処
    理と、 (d)前記関連チェック処理から受け取ったSQL文を
    データベース管理システムに対して発行し、SQL文の
    実行結果がエラーであった場合、前記データベース管理
    システムから返却された処理結果を解析して前記補正規
    則テーブルを検索するためのエラーコードを決定し、前
    記関連チェック処理に返却するSQL文自動実行処理
    と、 (e)前記関連チェック処理で矛盾の検出されたSQL
    文を入力し、矛盾を解消するように、前記補正規則テー
    ブルを参照して、SQL文の自動補正を行うとともに、
    前記SQL文自動実行処理から渡されたエラーコードに
    基づき前記補正規則テーブルから補正内容を取得して、
    SQL文の補正を行うSQL文補正処理と、 (f)前記SQL文保持部に格納されている、前記関連
    チェック処理とSQL文補正処理で矛盾が解消されたS
    QL文を使ってデータベースにアクセスするプログラム
    を自動生成し、前記生成したプログラムを前記プログラ
    ム保持部に格納する生成処理と、 の前記(a)乃至(f)の処理をデータベースアクセス
    プログラム自動生成装置を構成するコンピュータで実行
    させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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