JPH0516576A - カード状記録媒体 - Google Patents
カード状記録媒体Info
- Publication number
- JPH0516576A JPH0516576A JP3198411A JP19841191A JPH0516576A JP H0516576 A JPH0516576 A JP H0516576A JP 3198411 A JP3198411 A JP 3198411A JP 19841191 A JP19841191 A JP 19841191A JP H0516576 A JPH0516576 A JP H0516576A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- recording
- optical recording
- magnetic
- optical
- Prior art date
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気的に情報を記録再生可能な磁気ストライ
プ(第1の領域)と、光学的に情報を記録再生可能な光
記録再生部(第2の領域)とを有する磁気併用光カード
において、磁気ストライプを走査して情報を記録再生す
る磁気ヘッドにより光記録再生部が傷つけられることが
ないようにすること。 【構成】 光記録再生部3はカード1の挿入方向におけ
る中心線の近傍に形成され、磁気ストライプ2はカード
一の端部近傍に形成されている。そして磁気ストライプ
2はカード1の表裏を反転あるいは挿入方向を反転した
場合にも、元の光記録再生部3が存在していた位置と重
なりあうことがない位置に形成されている。従って、カ
ード1の表裏あるいは挿入方向を誤った場合であって
も、磁気ストライプ2を走査するための磁気ヘッドが光
記録再生部3と接触することがなくなり、光記録再生部
3に傷がつく恐れがなくなる。
プ(第1の領域)と、光学的に情報を記録再生可能な光
記録再生部(第2の領域)とを有する磁気併用光カード
において、磁気ストライプを走査して情報を記録再生す
る磁気ヘッドにより光記録再生部が傷つけられることが
ないようにすること。 【構成】 光記録再生部3はカード1の挿入方向におけ
る中心線の近傍に形成され、磁気ストライプ2はカード
一の端部近傍に形成されている。そして磁気ストライプ
2はカード1の表裏を反転あるいは挿入方向を反転した
場合にも、元の光記録再生部3が存在していた位置と重
なりあうことがない位置に形成されている。従って、カ
ード1の表裏あるいは挿入方向を誤った場合であって
も、磁気ストライプ2を走査するための磁気ヘッドが光
記録再生部3と接触することがなくなり、光記録再生部
3に傷がつく恐れがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気的に情報を記録可
能な第1の領域と、光学的に情報を記録再生可能な第2
の領域とを有するカード状記録媒体に関する。
能な第1の領域と、光学的に情報を記録再生可能な第2
の領域とを有するカード状記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カード状記録媒体に磁気ストライ
プを形成して、この磁気ストライプ部分を磁気カードリ
ーダライタにて読取り、又は記録する磁気カードが知ら
れている。
プを形成して、この磁気ストライプ部分を磁気カードリ
ーダライタにて読取り、又は記録する磁気カードが知ら
れている。
【0003】また近年、磁気ストライプの他に光学的に
記録可能な記録層を形成した磁気併用光カードも開発さ
れている。
記録可能な記録層を形成した磁気併用光カードも開発さ
れている。
【0004】図3は、従来の磁気併用光カードの一例を
示す正面図であり、同図(A)はプラスチック等からな
るカード1の一方の面(A面)に光学的に情報を記録再
生可能な光記録再生部3が形成されており、他方の面
(B面)には磁気的に情報を記録再生可能な磁気ストラ
イプ2が形成されている。また同図(B)では、光記録
再生部3と磁気ストライプ2がともにA面に形成されて
いる。
示す正面図であり、同図(A)はプラスチック等からな
るカード1の一方の面(A面)に光学的に情報を記録再
生可能な光記録再生部3が形成されており、他方の面
(B面)には磁気的に情報を記録再生可能な磁気ストラ
イプ2が形成されている。また同図(B)では、光記録
再生部3と磁気ストライプ2がともにA面に形成されて
いる。
【0005】かかる磁気併用光カードに情報を記録した
り、あるいは情報を読取るための記録再生装置には、磁
気ストライプ2を磁気的に走査して記録再生を行なう磁
気ヘッドと、光記録再生部3を光学的に走査して記録再
生を行なう光ヘッドが設けられている。そしてカード1
を記録再生装置に挿入して磁気ヘッド、または光ヘッド
により記録再生を行なうのである。
り、あるいは情報を読取るための記録再生装置には、磁
気ストライプ2を磁気的に走査して記録再生を行なう磁
気ヘッドと、光記録再生部3を光学的に走査して記録再
生を行なう光ヘッドが設けられている。そしてカード1
を記録再生装置に挿入して磁気ヘッド、または光ヘッド
により記録再生を行なうのである。
【0006】図4は、かかる記録再生装置にカード1を
挿入して記録再生を行なう場合の動作の一例を示す斜視
図であり図においてはA面に磁気ストライプ2が、B面
に光記録再生部3が形成されたカード1を用いた例を示
している。記録再生装置にはカード1の磁気ストライプ
2と対向するように磁気ヘッド4が形成され、他方の面
において光記録再生部3と対向するように光ヘッド5が
形成されている。カード1は図の矢印方向に挿入され
る。
挿入して記録再生を行なう場合の動作の一例を示す斜視
図であり図においてはA面に磁気ストライプ2が、B面
に光記録再生部3が形成されたカード1を用いた例を示
している。記録再生装置にはカード1の磁気ストライプ
2と対向するように磁気ヘッド4が形成され、他方の面
において光記録再生部3と対向するように光ヘッド5が
形成されている。カード1は図の矢印方向に挿入され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カード
1の記録再生装置に対する挿入方向を誤ると、各ヘッド
が正しく記録領域に対向しなくなるばかりでなく、磁気
ヘッド4が光記録再生部3と接触して、光記録再生部3
を傷つける恐れがある。すなわちカード1の挿入方法と
しては図5に示すように、裏表の誤り、及び挿入方向の
誤りが考えられるので、4通り(A1 乃至B2 )の挿入
方法が考えられる。そして例えば表裏を誤って挿入する
と、図6に示すように光記録再生部3が磁気ヘッド4と
接触してしまい、光記録再生部3上に傷6をつけてしま
うということになる。光記録再生部3上に傷がつくと、
その後の光学的な記録再生動作に支障をきたすおそれが
あった。
1の記録再生装置に対する挿入方向を誤ると、各ヘッド
が正しく記録領域に対向しなくなるばかりでなく、磁気
ヘッド4が光記録再生部3と接触して、光記録再生部3
を傷つける恐れがある。すなわちカード1の挿入方法と
しては図5に示すように、裏表の誤り、及び挿入方向の
誤りが考えられるので、4通り(A1 乃至B2 )の挿入
方法が考えられる。そして例えば表裏を誤って挿入する
と、図6に示すように光記録再生部3が磁気ヘッド4と
接触してしまい、光記録再生部3上に傷6をつけてしま
うということになる。光記録再生部3上に傷がつくと、
その後の光学的な記録再生動作に支障をきたすおそれが
あった。
【0008】そこで、予めカード1の挿入方向が正しい
か否かを判別する判別回路を設け、誤った方向でカード
1が挿入されたことを検出した場合には磁気ヘッド4が
カード1に接触しないようにする制御装置を設けること
が考えられるが、予め挿入方向の正誤を確実に検出する
ことは難しく、また装置が高価になる欠点を有してい
た。
か否かを判別する判別回路を設け、誤った方向でカード
1が挿入されたことを検出した場合には磁気ヘッド4が
カード1に接触しないようにする制御装置を設けること
が考えられるが、予め挿入方向の正誤を確実に検出する
ことは難しく、また装置が高価になる欠点を有してい
た。
【0009】本発明はかかる従来の技術の欠点を克服す
るため、カード1の挿入方向によらず光記録再生部に傷
が付くことのないカード状記録媒体を提供することを目
的とする。
るため、カード1の挿入方向によらず光記録再生部に傷
が付くことのないカード状記録媒体を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のカード状記録媒
体は、磁気的に情報を記録再生可能な第1の領域と、光
学的に情報を記録再生可能な第2の領域とを有するカー
ド状記録媒体であって、第1の領域を走査して情報を記
録再生する磁気ヘッドが走査することのない領域に第2
の領域を形成したことを特徴とする。
体は、磁気的に情報を記録再生可能な第1の領域と、光
学的に情報を記録再生可能な第2の領域とを有するカー
ド状記録媒体であって、第1の領域を走査して情報を記
録再生する磁気ヘッドが走査することのない領域に第2
の領域を形成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成のカード状記録媒体によれば、第1の
領域を走査する磁気ヘッドが走査することのない領域に
第2の領域が形成され、カードの挿入方向を誤っても、
第2の領域が磁気ヘッドにより傷つけられる恐れがなく
なる。
領域を走査する磁気ヘッドが走査することのない領域に
第2の領域が形成され、カードの挿入方向を誤っても、
第2の領域が磁気ヘッドにより傷つけられる恐れがなく
なる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明のカード状記録媒体の一実施
例の構成を示す平面図であり、従来の説明と同様の部分
には同一の符号を付与し、その説明は適宜省略する。
例の構成を示す平面図であり、従来の説明と同様の部分
には同一の符号を付与し、その説明は適宜省略する。
【0013】同図(A)は、カード1のA面に第2の領
域としての光記録再生部3を形成し、B面に第1の領域
としての磁気ストライプ2を形成した一実施例であり、
同図(B)は、B面に磁気ストライプ2を複数(2本)
形成した一実施例、同図(C)はカード1のA面のみに
磁気ストライプ2と光記録再生部3を形成した一実施
例、同図(D)はさらに磁気ストライプ2を複数(2
本)形成した一実施例である。
域としての光記録再生部3を形成し、B面に第1の領域
としての磁気ストライプ2を形成した一実施例であり、
同図(B)は、B面に磁気ストライプ2を複数(2本)
形成した一実施例、同図(C)はカード1のA面のみに
磁気ストライプ2と光記録再生部3を形成した一実施
例、同図(D)はさらに磁気ストライプ2を複数(2
本)形成した一実施例である。
【0014】いずれの実施例においても、光記録再生部
3は挿入方向におけるカード1の中心線の近傍に形成さ
れ、端部近傍に磁気ストライプ2が形成されている。そ
して、カード1の表裏を反転、あるいは挿入方向を反転
させた場合にも、磁気ストライプ2は光記録再生部3が
存在していた位置と重ならない位置に形成されている。
要するに、磁気ストライプ2を走査する磁気ヘッド4が
走査可能な位置に光記録再生部3が存在しないようにな
されている。
3は挿入方向におけるカード1の中心線の近傍に形成さ
れ、端部近傍に磁気ストライプ2が形成されている。そ
して、カード1の表裏を反転、あるいは挿入方向を反転
させた場合にも、磁気ストライプ2は光記録再生部3が
存在していた位置と重ならない位置に形成されている。
要するに、磁気ストライプ2を走査する磁気ヘッド4が
走査可能な位置に光記録再生部3が存在しないようにな
されている。
【0015】図1のいずれかのカード1を記録再生する
記録再生装置は、カード1が正しく挿入されたときの磁
気ストライプ2と対向する位置に磁気ヘッド4が、また
光記録再生部3と対向する位置に光学ヘッド5が設けら
れている点は従来の場合と同様である。
記録再生装置は、カード1が正しく挿入されたときの磁
気ストライプ2と対向する位置に磁気ヘッド4が、また
光記録再生部3と対向する位置に光学ヘッド5が設けら
れている点は従来の場合と同様である。
【0016】しかしながら、例えば図2に示すようにカ
ード1の表裏を反転させた場合であっても、磁気ヘッド
4が走査する位置には光記録再生部3は形成されていな
いので、磁気ヘッド4により光記録再生部3が傷つけら
れることはない。ただし、勿論正しい記録再生は不可能
だが、この場合は各ヘッドからの読取信号によってカー
ドが誤挿入されたことを検出できるので、特別な挿入方
向判別手段を設ける必要がなくなるのである。
ード1の表裏を反転させた場合であっても、磁気ヘッド
4が走査する位置には光記録再生部3は形成されていな
いので、磁気ヘッド4により光記録再生部3が傷つけら
れることはない。ただし、勿論正しい記録再生は不可能
だが、この場合は各ヘッドからの読取信号によってカー
ドが誤挿入されたことを検出できるので、特別な挿入方
向判別手段を設ける必要がなくなるのである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明のカード状記録媒体
よれば、磁気ストライプを走査する磁気ヘッドが走査す
ることのない領域に光記録再生部を形成したので、挿入
方向を誤ってカードを記録再生装置に挿入した場合で
も、磁気ヘッドにより光記録再生部を傷つける恐れがな
くなるという効果を奏する。
よれば、磁気ストライプを走査する磁気ヘッドが走査す
ることのない領域に光記録再生部を形成したので、挿入
方向を誤ってカードを記録再生装置に挿入した場合で
も、磁気ヘッドにより光記録再生部を傷つける恐れがな
くなるという効果を奏する。
【図1】本発明のカード状記録媒体の一実施例の構成を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】図1のカードを誤って記録再生装置に挿入した
場合の動作の一実施例を示す斜視図である。
場合の動作の一実施例を示す斜視図である。
【図3】従来のカード状記録媒体の一例の構成を示す平
面図である。
面図である。
【図4】カード状記録媒体を正しく記録再生装置に挿入
した場合の動作の一例を示す斜視図である。
した場合の動作の一例を示す斜視図である。
【図5】カード状記録媒体の可能性ある挿入方向を説明
するための斜視図である。
するための斜視図である。
【図6】従来のカード状記録媒体を誤って記録再生装置
に挿入した場合の動作の一例を示す斜視図である。
に挿入した場合の動作の一例を示す斜視図である。
1 カード 2 磁気ストライプ(第1の領域) 3 光記録再生部(第2の領域) 4 磁気ヘッド 5 光ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/80 7215−5D 13/04 9075−5D
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 磁気的に情報を記録再生可能な第1の領
域と、光学的に情報を記録再生可能な第2の領域とを有
するカード状記録媒体であって、前記第1の領域を走査
して情報を記録再生する磁気ヘッドが走査することのな
い領域に前記第2の領域を形成したことを特徴とするカ
ード状記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3198411A JPH0516576A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | カード状記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3198411A JPH0516576A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | カード状記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516576A true JPH0516576A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16390678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3198411A Withdrawn JPH0516576A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | カード状記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516576A (ja) |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP3198411A patent/JPH0516576A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |