JP2692787B2 - 情報記録媒体 - Google Patents
情報記録媒体Info
- Publication number
- JP2692787B2 JP2692787B2 JP60122186A JP12218685A JP2692787B2 JP 2692787 B2 JP2692787 B2 JP 2692787B2 JP 60122186 A JP60122186 A JP 60122186A JP 12218685 A JP12218685 A JP 12218685A JP 2692787 B2 JP2692787 B2 JP 2692787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- recording
- track
- recording medium
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、複数個の記録すべき情報トラツクを有する
情報記録媒体に関する。 〔従来技術〕 従来より、複数個の記録すべき情報トラツクを有する
記録媒体に、磁気，光ビーム等を用いて情報を記録する
ことは周知である。これ等の記録媒体の形態としては、
デイスク状，カード状，テープ状等のものが知られてい
る。 ところで、上記の媒体の情報トラックに、光ヘツド又
は磁気ヘツドにより、光ビーム又は磁束を絞って記録す
る時、目的とするトラツク上に情報を記録するには、記
録動作以前にトラツクが所望のトラツクであるか否かを
確認する必要がる。そこで通常、トラツクの情報を記録
すべき領域（以後、本願では必須記録領域と呼ぶ）に、
何等かの変調方式（例えばFM変調方式）によりトラツク
番号を記録し、このトラツク番号を読むことにより、ト
ラツクを確認することが行われている。 特に、このトラツク番号は記録媒体上のゴミ，傷等の
為に再生が出来ないことを考慮して、同じ情報、即ちト
ラツク番号を幾度かくり返して記録する構成を本件出願
人は提案している。 そこで、上述の手段により目的とするトラツクが確認
できた後に、トラツクの記録を開始する位置、即ち必須
記録領域の最初の位置を確認することが必要となる。と
ころが、上述した如く、一つのトラツクに対して複数個
の同一のトラツク番号を連続的に付した場合、確認を取
ることが出来たトラツク番号の付された位置に依存し
て、そのトラツクを確認した位置から必須記録領域の最
初の位置までの距離が定まる。換言すれば、トラツク番
号を確認出来る位置が常に一定の位置とは限らないの
で、トラツクを確認した位置から書込みの位置までの距
離は常に一定とはならないのである。 〔発明の概要〕 本発明の目的は、情報トラツクを識別する為の符号、
例えばトラツク番号の様なものを複数個連続して情報ト
ラツクの必須記録領域外に設けた様な情報記録媒体にお
いて、情報の記録開始の位置決めを誤差なく、正確に検
出できる様な情報記録媒体を提供することにある。 そして、上記目的は、情報を記録するための複数の記
録トラックを備える情報記録媒体において、前記記録ト
ラックの夫々は、情報が記録される記録領域と前記記録
領域の領域外に連続して設けられた複数の情報ブロック
を備え、各情報ブロックには、前記記録トラックを識別
するための符号と前記記録領域における前記情報の記録
開始位置を示す符号と前記両符号のための誤り検出符号
とが予め記録されていることによって達成される。 以下、本発明について詳述する。 〔実施例〕 第１図は本発明に係る情報記録媒体の一実施例を示す
部分概略図で、カード状の情報記録媒体の部分概略を示
す図である。図中、１はカード状記録媒体、2a,2b,2c,2
d,……は情報トラツク、３は情報トラツクの必須記録領
域、４は必須記録領域外の領域で、情報トラツクを識別
する為のトラツク番号が付される領域である。第１図で
示す領域４には、４つの情報ブロツクを有しており、各
情報ブロツクには少なくともトラツク番号を示す情報
と、その情報ブロツクから必須記号領域までの情報が含
まれる。 第２図（Ａ）はこの一つの情報ブロツクに含まれる情
報の一実施例を示す図で、Ｓはシンクマーク、Ｂ＃はこ
の情報ブロツクが何番目の情報ブロツクであるのかを示
す符号（トラック番号）、Ｔ＃は情報トラツクを他のト
ラツクと識別する為の符号（ブロック番号）、Ｅは誤り
検出符号である。第２図（Ｂ）に示す如く、各情報ブロ
ツク毎に、これ等の情報S,B＃,T＃,Eが含まれており、
シンクマークＳ及びトラツク番号Ｔ＃は各情報ブロツク
で同じものであるが、ブロツク番号Ｂ＃はそれぞれの情
報ブロツクの位置に対応して各情報ブロツクで異なる情
報が記録されている。これに伴い、誤り検出符号も異な
っている。そして、前記ブロツク番号が各情報ブロツク
から記録開始位置までの情報を示している。 第３図に記録開始の位置決めの為のフローチヤートを
示した。このフローチヤートに従って、第２図に示す情
報記録媒体の記録プロセスを説明する。まず、記録に際
して、記録ヘツドが情報記録媒体の或るトラツクにアク
セスし、まずこのトラツクの情報ブロツクが含まれる部
分の再生を行う。まず、第１番目の情報ブロツクのシン
クマークが検出され、それに続く情報が誤りがあるか否
か、例えばキズ，ゴミ等により読み出し不可能な状態で
ないかどうかを調べる。その情報ブロツクに誤りがあっ
た場合は、それに続く情報ブロツクの再生を行う。もし
情報ブロツクの情報が正確に読み出されたら、その情報
ブロツクのトラツク識別番号より、その情報ブロツクが
目的とするトラツクのものであるか否かを確認する。も
し再生中のトラツクが所望のトラツクであると確認され
れば、所望のトラツクであると判断した情報ブロツクの
ブロツク番号を認識し、その情報ブロツクが何番目の情
報ブロツクであったかを知る。その時点で、記録を行う
記録ヘツドの記録媒体に対する位置が正確に確認でき
る。その後は、例えば記録媒体が光学的に記録再生が可
能な所謂光カードの様な場合には、本件出願人が特願昭
59−276942号で示した如く、光カードにはクロツクを再
生する為のクロツクトラツクが設けられているので、こ
のクロツクトラツクにより再生したクロツクに例えばPL
L手段によって発生させたクロツク数を数えることによ
つて記録開始位置が正確に分る。 又、１トラツクを何個かに分割して記録する場合にお
いても最初の記録位置が正確に分るので、クロツク数を
数えることにより、いくつにでも分割して記録すること
が出来る。 更に、上記のブロツク数を増やすことにより、ゴミ，
傷等による検出ミスをなくすことが出来、誤り検出用の
ビツトを増せば誤った確認の可能性を低減させることが
出来る。 以上述べた実施例の外にも、情報ブロツクの位置を確
認して記録開始の位置決めを行う手段は、種々の手段が
可能である。更に、本願では記録媒体は光学的，磁気的
のいずれの記録手段においても適用可能であり、又記録
トラツクの形状もカード状の媒体における直線状のも
の、又は円盤状の媒体における円環状のものであっても
良い。 以上説明した様に、本発明によって情報の記録位置が
誤差なく正確に検出できる様になり、記録の信頼性が向
上できるものである。
情報記録媒体に関する。 〔従来技術〕 従来より、複数個の記録すべき情報トラツクを有する
記録媒体に、磁気，光ビーム等を用いて情報を記録する
ことは周知である。これ等の記録媒体の形態としては、
デイスク状，カード状，テープ状等のものが知られてい
る。 ところで、上記の媒体の情報トラックに、光ヘツド又
は磁気ヘツドにより、光ビーム又は磁束を絞って記録す
る時、目的とするトラツク上に情報を記録するには、記
録動作以前にトラツクが所望のトラツクであるか否かを
確認する必要がる。そこで通常、トラツクの情報を記録
すべき領域（以後、本願では必須記録領域と呼ぶ）に、
何等かの変調方式（例えばFM変調方式）によりトラツク
番号を記録し、このトラツク番号を読むことにより、ト
ラツクを確認することが行われている。 特に、このトラツク番号は記録媒体上のゴミ，傷等の
為に再生が出来ないことを考慮して、同じ情報、即ちト
ラツク番号を幾度かくり返して記録する構成を本件出願
人は提案している。 そこで、上述の手段により目的とするトラツクが確認
できた後に、トラツクの記録を開始する位置、即ち必須
記録領域の最初の位置を確認することが必要となる。と
ころが、上述した如く、一つのトラツクに対して複数個
の同一のトラツク番号を連続的に付した場合、確認を取
ることが出来たトラツク番号の付された位置に依存し
て、そのトラツクを確認した位置から必須記録領域の最
初の位置までの距離が定まる。換言すれば、トラツク番
号を確認出来る位置が常に一定の位置とは限らないの
で、トラツクを確認した位置から書込みの位置までの距
離は常に一定とはならないのである。 〔発明の概要〕 本発明の目的は、情報トラツクを識別する為の符号、
例えばトラツク番号の様なものを複数個連続して情報ト
ラツクの必須記録領域外に設けた様な情報記録媒体にお
いて、情報の記録開始の位置決めを誤差なく、正確に検
出できる様な情報記録媒体を提供することにある。 そして、上記目的は、情報を記録するための複数の記
録トラックを備える情報記録媒体において、前記記録ト
ラックの夫々は、情報が記録される記録領域と前記記録
領域の領域外に連続して設けられた複数の情報ブロック
を備え、各情報ブロックには、前記記録トラックを識別
するための符号と前記記録領域における前記情報の記録
開始位置を示す符号と前記両符号のための誤り検出符号
とが予め記録されていることによって達成される。 以下、本発明について詳述する。 〔実施例〕 第１図は本発明に係る情報記録媒体の一実施例を示す
部分概略図で、カード状の情報記録媒体の部分概略を示
す図である。図中、１はカード状記録媒体、2a,2b,2c,2
d,……は情報トラツク、３は情報トラツクの必須記録領
域、４は必須記録領域外の領域で、情報トラツクを識別
する為のトラツク番号が付される領域である。第１図で
示す領域４には、４つの情報ブロツクを有しており、各
情報ブロツクには少なくともトラツク番号を示す情報
と、その情報ブロツクから必須記号領域までの情報が含
まれる。 第２図（Ａ）はこの一つの情報ブロツクに含まれる情
報の一実施例を示す図で、Ｓはシンクマーク、Ｂ＃はこ
の情報ブロツクが何番目の情報ブロツクであるのかを示
す符号（トラック番号）、Ｔ＃は情報トラツクを他のト
ラツクと識別する為の符号（ブロック番号）、Ｅは誤り
検出符号である。第２図（Ｂ）に示す如く、各情報ブロ
ツク毎に、これ等の情報S,B＃,T＃,Eが含まれており、
シンクマークＳ及びトラツク番号Ｔ＃は各情報ブロツク
で同じものであるが、ブロツク番号Ｂ＃はそれぞれの情
報ブロツクの位置に対応して各情報ブロツクで異なる情
報が記録されている。これに伴い、誤り検出符号も異な
っている。そして、前記ブロツク番号が各情報ブロツク
から記録開始位置までの情報を示している。 第３図に記録開始の位置決めの為のフローチヤートを
示した。このフローチヤートに従って、第２図に示す情
報記録媒体の記録プロセスを説明する。まず、記録に際
して、記録ヘツドが情報記録媒体の或るトラツクにアク
セスし、まずこのトラツクの情報ブロツクが含まれる部
分の再生を行う。まず、第１番目の情報ブロツクのシン
クマークが検出され、それに続く情報が誤りがあるか否
か、例えばキズ，ゴミ等により読み出し不可能な状態で
ないかどうかを調べる。その情報ブロツクに誤りがあっ
た場合は、それに続く情報ブロツクの再生を行う。もし
情報ブロツクの情報が正確に読み出されたら、その情報
ブロツクのトラツク識別番号より、その情報ブロツクが
目的とするトラツクのものであるか否かを確認する。も
し再生中のトラツクが所望のトラツクであると確認され
れば、所望のトラツクであると判断した情報ブロツクの
ブロツク番号を認識し、その情報ブロツクが何番目の情
報ブロツクであったかを知る。その時点で、記録を行う
記録ヘツドの記録媒体に対する位置が正確に確認でき
る。その後は、例えば記録媒体が光学的に記録再生が可
能な所謂光カードの様な場合には、本件出願人が特願昭
59−276942号で示した如く、光カードにはクロツクを再
生する為のクロツクトラツクが設けられているので、こ
のクロツクトラツクにより再生したクロツクに例えばPL
L手段によって発生させたクロツク数を数えることによ
つて記録開始位置が正確に分る。 又、１トラツクを何個かに分割して記録する場合にお
いても最初の記録位置が正確に分るので、クロツク数を
数えることにより、いくつにでも分割して記録すること
が出来る。 更に、上記のブロツク数を増やすことにより、ゴミ，
傷等による検出ミスをなくすことが出来、誤り検出用の
ビツトを増せば誤った確認の可能性を低減させることが
出来る。 以上述べた実施例の外にも、情報ブロツクの位置を確
認して記録開始の位置決めを行う手段は、種々の手段が
可能である。更に、本願では記録媒体は光学的，磁気的
のいずれの記録手段においても適用可能であり、又記録
トラツクの形状もカード状の媒体における直線状のも
の、又は円盤状の媒体における円環状のものであっても
良い。 以上説明した様に、本発明によって情報の記録位置が
誤差なく正確に検出できる様になり、記録の信頼性が向
上できるものである。
【図面の簡単な説明】
第１図及び第２図（Ａ），（Ｂ）は、本発明に係る情報
記録媒体の一実施例を示す図、第３図は本発明に係る情
報記録媒体に、記録を行う場合のプロセスの一実施例を
示すフローチヤート図。 １……カード記録媒体、2a,2b,2c,2d……情報トラツ
ク、３……必須記録領域。
記録媒体の一実施例を示す図、第３図は本発明に係る情
報記録媒体に、記録を行う場合のプロセスの一実施例を
示すフローチヤート図。 １……カード記録媒体、2a,2b,2c,2d……情報トラツ
ク、３……必須記録領域。
フロントページの続き
(72)発明者 松岡 宏
東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ
ヤノン株式会社内
(72)発明者 箕浦 一雄
東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ
ヤノン株式会社内
(72)発明者 松下 眞知子
川崎市中原区今井上町53番地 キヤノン
株式会社小杉事業所内
(56)参考文献 特開 昭58−177537（ＪＰ，Ａ)
特開 昭60−50667（ＪＰ，Ａ)
特公 昭58−16545（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．情報を記録するための複数の記録トラックを備える
情報記録媒体において、 前記記録トラックの夫々は、情報が記録される記録領域
と前記記録領域の領域外に連続して設けられた複数の情
報ブロックを備え、各情報ブロックには、前記記録トラ
ックを識別するための符号と前記記録領域における前記
情報の記録開始位置を示す符号と前記両符号のための誤
り検出符号とが予め記録されていることを特徴とする情
報記録媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60122186A JP2692787B2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 情報記録媒体 |
| US06/870,528 US4888753A (en) | 1985-06-05 | 1986-06-04 | Information recording medium capable of accurately detecting the recording and reproduction starting positions and an information recording-reproducing method and apparatus therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60122186A JP2692787B2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 情報記録媒体 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28537196A Division JP2862514B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 情報記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61280077A JPS61280077A (ja) | 1986-12-10 |
| JP2692787B2 true JP2692787B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=14829703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60122186A Expired - Lifetime JP2692787B2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2692787B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2655641B2 (ja) * | 1987-02-12 | 1997-09-24 | 大日本印刷株式会社 | 光カード用プリレコード情報の記録方法 |
| JP2737839B2 (ja) * | 1987-02-13 | 1998-04-08 | オリンパス光学工業株式会社 | 光カードおよび光カード装置 |
| JP2541239B2 (ja) * | 1987-10-07 | 1996-10-09 | オムロン株式会社 | 光カ―ド記録再生システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5816545A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-01-31 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JPS58177537A (ja) * | 1982-04-08 | 1983-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学デイスク |
| JPH0634303B2 (ja) * | 1983-08-27 | 1994-05-02 | ソニー株式会社 | 光デイスク記録装置 |
-
1985
- 1985-06-05 JP JP60122186A patent/JP2692787B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61280077A (ja) | 1986-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |