JPS623475A

JPS623475A - 磁気デイスク

Info

Publication number: JPS623475A
Application number: JP14217885A
Authority: JP
Inventors: Seigo Uchida; 内田　聖吾; Yukihiko Kanbe; 幸彦神戸
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1985-06-28
Filing date: 1985-06-28
Publication date: 1987-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は磁気記録装置に組込まれる磁気ディスクに係わ
り、特に記録面に形成された各記録トラックに対して磁
気ヘッドが各記録トラックの中心位置に位置しているこ
とを検出するためのサーボデータが書込まれた磁気ディ
スクに関する。

［従来の技術］一般に磁気記録媒体として磁気ディスクを用いた磁気記
録装置においては、スピンドルモータにて回転駆動され
ている磁気ディスクの半径方向にステッピングモータで
移動制御されるキャリアに搭載された磁気ヘッドでもっ
て磁気ディスクの記録面に形成された記録トラックに対
して情報の書込み読出しを実行するようにしている。

このように構成された磁気記録装置であれば、情報の書
込み読出し実行時に、磁気ヘッドにおける磁気ディスク
の半径方向の中心位置を各記録トラックの中心位置へ正
確に合致させる必要がある。

通常、この磁気ヘッドが各記録トラックの中心位置に位
置していることを検出する手段として、各記録トラック
に予め位置検出用のサーボデータを書込んでおき、磁気
ヘッドでこのサーボデータを検出するようにしている。

すなわち従来の磁気ディスクにおいては、第３図に示す
ように磁気ディスク１の記録面２に形成された各記録ト
ラック３のインデックス孔に同期する周上１箇所位置に
それぞれサーボデータ４が書込まれている。そして第４
図に示すように一２番目から＋３０５番目までの３０８
本の各記録トラック３にそれぞれサーボデータ４が書込
まれている。

各サーボデータ４は第５図に示すように同一形状をした
２個の単位サーボデータ４ａ、４ｂで構成されており、
各単位サーボデータ４ａ、４ｂは一定振幅幅Ｃを有した
交流信号波形であり、図示するように各記録トラック３
の中心線に対して一定の傾斜角θを有して書込まれてい
る。したがって検出幅Ｗを有する磁気ヘッドで上記各単
位サーボデータ４ａ、４ｂを検出すると、磁気ヘッドの
中心位置が記録トラック３の中心線と一致した場合は、
検出された各単位サーボデータ４ａ、４ｂの検出信号の
データ値は一致する。

これ等各サーボデータ４は専用のサーボデータ書込装置
によって予め書込まれている。

［発明が解決しようとする問題点］しかしながら、上記のように各サーボデータ４を構成す
る２個の単位サーボデータ４ａ、４ｂが各記録トラック
３の中心線に対して一定の傾斜角θを有して各記録トラ
ック３に書込まれた磁気ディスクにおいては次のような
問題があった。すなわち、このような磁気ディスクであ
れば、たとえ表裏両面に記録トラックが形成される磁気
ディスクであっても、いずれが一方の記録面の各記録ト
ラックに対してのみ各サーボデータ４が書込まれている
。したがって、ハーフサイズ型の磁気ディスクのように
隣接する記録トラック間の間隔が従来の磁気ディスクよ
りも狭く形成されている場合は、サーボデータ４を磁気
ヘッドで検出する場合に、隣接する記録トラック３に書
込まれたサーボデータどうしで干渉が生じる虞れがある
。したがって、磁気ヘッドによって記録トラックの中心
位置が正確に検出されない可能性がある。ちなみにハル
ツサイズ型の磁気ディスクにおいては１インチ（２５，
４ｍ５）当りの記録トラック数が６００〜７００に設定
されている場合が多い。

また、上記したようにサーボデータ４を構成す、る各単
位サーボデータ４ａ、４ｂは一定傾斜角θを付けて書込
まれているので、これ等各す−ボテータを書込むサーボ
データ書込装置においては、書込用の磁気ヘッドを、半
径方向と共に、静止している磁気ディスク１に対して半
径方向以外の矢印で示す斜方向からも移動させる必要が
ある。したがって、サーボデータ書込装置の磁気ヘッド
駆動機構が複雑化するとともに、装置全体が大型化し、
さらに製造費も上昇する。

本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり
、その目的とするところは、サーボデータを構成する各
単位サーボデータを各記録トラックの半径方向中心位置
に対して互いに反対方向ヘシフトして書込むことによっ
て、サーボデータ書込装置を簡素化できるとともに、各
サーボデータを１記録トラックおきに書込むことによっ
て、サーボデータどうしの干渉現象を抑制でき、各記録
トラックの位置検出精度を向上でき、情報書込み読出し
の信頼性を向上できる磁気ディスクを提供することにあ
る。

［問題点を解決するための手段］本発明の磁気ディスクは、磁気ディスクの半径方向に一
定振暢幅を有するとともに周方向に一定信号長を有した
第１の単位サーボデータが、その幅方向の中心位置を記
録トラックの中心位置から所定距離だけ一方向ヘシフト
されて書込まれ、この第１の単位サーボデータと同一形
状の第２の単位サーボデータが、この第１の単位サーボ
データの周方向隣接位置にその幅方向の中心位置を記録
トラックの中心位置に対して前記第１の単位サーボデー
タとは反対方向へ同一所定距離だけシフトされて書込ま
れている。さらに０、それぞれ第１および第２の単位サ
ーボデータで構成される各サーボデータが表記録面と表
記録面とで互いに記録トラックをずらせて、それぞれ１
記録トラックおきに書込まれている。

［作用］このように構成された磁気ディスクであれば、各サーボ
データを構成する第１および第２の単位サーボデータは
記録トラックの半径方向の中心位置から互いに反対方向
へ所定距離だけシフトした位置に書込まれており、さら
に、このサーボデータは磁気ディスクの表記録面と表記
録面とで互いに記録トラックがずれて、１記録トラック
おきに書込まれている。例えば表記録面において０，２
゜４・・・の記録トラックに書込まれていると、表記録
面においては１．３．５・・・の記録トラックに書込ま
れている。したがって磁気ヘッドで検出された１１およ
び第２のサーボデータの検出データ値が等しくなった時
にこの磁気ヘッドは記録トラックの中心位置に位置して
いることになる。

［実施例］以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は実施例の磁気ディスクを示゛す切欠平面図であ
り、第２図は切欠断面図である。磁気ディスク１１の表
記録面１２および表記録面１３には磁気ディスク１１の
外周から内周方向へ一２トラックから＋３０５トラック
までの合計３０８本の記録トラック１４がそれぞれ形成
されており、この各記録トラック１４に第１の準位サー
ボデータとしてのサーボデータＡ１５ａと第２の単位サ
ーボデータとしてのサーボデータＢ１５ｂとからなるサ
ーボデータ１５がインデックス孔の穿設位置に同期して
書込まれている。なお、図中１６はこの磁気ディスク１
１の周方向位置に対応して描かれたインデックス（ＩＮ
Ｄ）信号であり、このインデックス信号（ＩＮＤ）１６
がＬレベルの区間Ｌｏ内に同一振幅Ｅおよび同一信号長
Ｌ１を有した交流のサーボデータＡおよびサーボデータ
Ｂがその幅方向の中心位置が記録トラック１４の半径方
向の中心位置より互いに反対方向に同一距離ｄだけずら
して書込まれている。

このずれＩｄは大き過ぎると磁気ヘッドでこのサーボデ
ータＡ、８を検出したときに検出データ値ＤＡ、ＤＢの
値が小さくなりすぎ、ずれ量ｄが小さ過ぎると検出デー
タ値ＤＡ、ＤＢの差が小さ過ぎて磁気ヘッドによる記録
トラック１４の中心位置の検出精度が低下する。したが
って実施例においてはこのずれＪｉｄの値は１記録トラ
ック幅の１／３程度に設定されている。

また、第２図に示すように表記録面１２においては０．
２．４・・・の偶数のトラック番号の各記録トラック１
４に各サーボデータ１５が書込まれており、裏面記録面
１３においては１．３．５・・・の奇数のトラック番号
の各記録トラック１４に書込まれている。なお、図中１
７はこの磁気ディスク１をスピンドルモータの回転軸に
固定するためのスピンドルであり、このスピンドル１７
の周上１箇所に図示しない前述のインデックス孔が穿設
されている。

このように構成された磁気ディスクであれば、磁気ヘッ
ドの検出幅が図示するようにＷであれば、この磁気ヘッ
ドの中心位置が記録トラック１４の中心に正確に合致し
ていた場合、この磁気ベッドに当接するサーボデータＢ
の面積とサーボデータＡの面積とは等しくなる。したが
ってこの磁気ヘッドで検出されたサーボデータＢによる
検出データ値Ｄｏと、サーボデータＡによる検出データ
値ＤＡとは等しくなる。その結果、磁気ヘッドの中心位
置は記録トラックの中心位置と一致していることが確認
できる。

一方、磁気ヘッドの中心位置が記録トラック１４の中心
位置に一致せず、外側又は内側へずれていた場合、磁気
ヘッドに当接するサーボデータＡの面積とサーボデータ
Ｂの面積とは一致しない。

その結果この磁気ヘッドで検出されたサーボデータＢに
よる検出データＤＢとサーボデータＡによる検出データ
値ＤＡとが一致しない。したがって、この場合磁気ベッ
ドが正規に記録トラック上に位置していないことが検出
される。通常このように検出データＤＡ、ＤＢが一致し
なければ、一致するように磁気ヘッドの半径方向位置を
微調整する。

したがって、磁気ヘッドは最終的に記録トラック上の正
規位置に位置することになる。

また、磁気ヘッドが偶数番目の記録トラック１４上にあ
る場合は表記録面１２に書込まれた各サーボデータ１５
を用い、奇数番目の記録トラック１４上にある場合実記
録面１３に書込まれたサーボデータ１５を用いる。

このように構成された磁気ディスクであれば、サーボデ
ータ１５は表記録画１２又は実記録面１３の片側記録面
の全記録トラック１４に書込まれるのではなくて、各記
録面の１つおきの記録トラック１４に書込まれれている
。このように各サーボデータ１５は隣接する記録トラッ
ク１４には書込まれないので、たとえ記録トラック相互
間の間隔が狭かったとしても、サーボデータ１５を磁気
ヘッドで検出するときにサーボデータどうしで干渉が生
ずることはない。したがって、磁気ヘッドによる各記録
トラック１４の中心位置の検出精度を向上でき、磁気記
録装置およびこの磁気記録装置で書込み読出しされた情
報の信頼性を向上できる。

また、この磁気ディスク１１に各サーボデータ１５を書
込むサーボデータ書込装置においては、書込用の磁気ヘ
ッドの移動方向は磁気ディスク１１の半径方向の１方向
のみでよい。したがって、半径方向と斜め方向との２方
向に移動制御する必要のある従来装置に比較して、磁気
ヘッドを移動制御するキャリアやステッピングモータ等
の駆動機構を簡素化できる。その結果、８込装置全体を
小型化できるとともに製造費を低減できる。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、サーボデータを構
成する各単位サーボデータを各記録トラックの半径方向
中心位置に対して互いに反対方向ヘシフトして書込んで
いる。したがって、サーボデータ書込装置を簡素化でき
る。また、各サーボデータを１記録トラックおきに書込
んでいるので、サーボデータどうしの干渉現象を抑制で
き、各記録トラックの位置検出精度を向上でき、情報書
込み読出しの信頼性を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる磁気ディスクを示す
切欠平面図、第２図は同磁気ディスクを示す切欠断面図
、第３図は従来の磁気ディスクを示す平面図、第４図は
同磁気ディスクの切欠断面図、第５図は同磁気ディスク
に書込まれたサーボデータを示す図である。１１・・・磁気ディスク、１２・・・表記録面、１３・
・・実記録面、１４・・・記録トラック、１５・・・サ
ーボデータ、１５ａ・・・サーボデータＡ（第１の単位
サーボデータ）、１５ｂ・・・サーボデータＢ（第２の
単位サーボデータ）、１６・・・インデックス信号、１
７・・・スピンドル。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第２図第３図第５図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

情報の書込み読出しを行なう磁気ヘッドが記録トラック
の中心位置に位置していることを検出するためのサーボ
データが表裏両記録面に形成された複数の記録トラック
に書込まれた磁気ディスクにおいて、前記各サーボデー
タは、半径方向に一定振幅幅を有し、周方向に一定信号
長を有するとともにその幅方向の中心位置が前記記録ト
ラックの中心位置から所定距離だけ一方向へシフトされ
て書込まれた第１の単位サーボデータと、この第１の単
位サーボデータと同一形状を有し、この第１の単位サー
ボデータの周方向隣接位置に幅方向の中心位置が前記記
録トラックの中心位置に対して前記第１の単位サーボデ
ータとは反対方向へ同一所定距離だけシフトされて書込
まれた第２のサーボデータとで構成され、さらに前記第
１および第２の単位サーボデータで構成された前記各サ
ーボデータは表記録面と裏記録面とで互いに記録トラッ
クをずらせて、それぞれ１記録トラックおきに書込まれ
ていることを特徴とする磁気ディスク。