JPH01267858A - カード状記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、カード状記録媒体に関し、特に記録面に平行
な面内で回転させられることによって、情報の記録又は
再生が行なわれるカード状記録媒体に関する。

［従来技術］ 近年、携帯に便利な記録媒体としてカード状記録媒体が
、盛んに研究・開発されている。これらの内、光ビーム
の照射によって情報が記録又は再生されるカード状光学
的記録媒体（以下、光カードと称す）は、安価な構成で
大量の情報を蓄積出来るので、特に注目されている。こ
のようなカード状記録媒体は、記録再生装置に挿入され
ることによって記録・再生が行なわれる。この際、誤操
作を防止する為、カードが正しい姿勢で挿入されたか否
かを識別する必要がある。そこで、特開昭８２−２５６
２８３号においては、光カードの一部に透光部を設け、
この透光部をフォトインタラプタで検知することによフ
て、カードの挿入状態を識別している。

一方、光カードにおいて、カードの駆動機構を簡略化し
、より高い密度での記録を可能とする為に、実開昭６２
−２２７２１号等で記録面に平行な面内で回転させられ
ることによって情報が記録・再生される回転型の光カー
ドが提案されている。

［発明の概要］ 本発明の目的は、上記媒一体を回転させる場合に適応し
て、不都合なく識別を行なうことの出来るカード状記録
媒体を提供することにある。

本発明の上記目的は、記録面に平行な面内で回転させら
れることによって、情報の記録又は再生が行なわれるカ
ード状記録媒体において、媒体の回転軸又は媒体の中心
を通り回転軸と平行な軸に対して対称な位置に、それぞ
れ媒体を識別する為のマークを設けることによって達成
される。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。

尚、各図において同一の部分には同一の符号を付し、重
複する説明は省略した。

第１図は、本発明に基づく光カードの一実施例を示す概
略平面図である。図において、光カード１は、ウオレッ
トサイズの長方形の基板に回転中心穴２及び情報記録領
域３が設けられて成る。中心穴２は記録再生装置内のタ
ーンテーブルに、この光カード１をクランピングさせ、
回転させる為のものである。そして、回転する光カード
１の情報記録領域３に光ビームを照射することにより、
同心円状或いは渦巻状に情報が記録・再生される。

また、この光カード１の前記回転軸に対して対称な位置
には、それぞれ媒体を識別する為の識別マーク４ａ及び
４ｂが設けられている。各々の識別マークは一列に並ん
だ４個の穴から成る。回転型光カードにおいては、情報
が同心円状或いは渦巻状に記録される為、カードの短辺
１ａ、１．ｂのいずれの側から装置に挿入しても、記録
又は再生が可能である。本発明は、どちら側から挿入さ
れた場合にも、媒体の識別が出来るように、回転軸に対
称に複数の識別マークを設けたものである。

上記の識別マークは、例えば以下のようにして検知され
る。第２図は、記録再生装置に光カードが挿入される状
態を示す概略図である。光カード１はカード挿入口５よ
り、導入ローラ６によって装置内に導かれる。この際、
装置内の識別マークに対応する位置に設けられたフォト
インタラプタアレイ７により、識別マーク４ａを検知す
る。その結果、識別マークが検知されたら、光カード１
を装置内に引き込み、情報の記録又は再生を行なう。ま
た、光カード１が短辺１ｂ側から挿入された場合にも、
フォトインタラプタアレイ７は、識別マーク４ｂを検知
し、同様に記録再生が行なわれる。一方、光カード１が
裏表逆に挿入された場合には、識別マーク４ａ、４ｂは
いずれもフォトインタラプタアレイ７によって検知され
ない。この場合には、ローラ６を逆回転させることによ
って、光カード１が装置外に排出される。また、識別マ
ークが設けられていないカードが挿入された場合にも、
フォトインタラプタアレイ７の検知によって、このカー
ドは排出される。このように、識別マークによフて、装
置の故障の原因となる記録・再生が不可能なカードの取
り込みやカードの裏差しを防止することが出来る。

また、本発明では上記媒体の挿入状態の識別の他に、記
録又は再生される媒体のｆｆｆｉ類を識別することも可
能である。例えば、識別マークの４個の穴の有無を２値
のコード信号として用いれば、フォトインタラプタのオ
ン・オフの組み合わせにより２’＝１６種類の媒体を識
別することが可能である。媒体の種類としては、 １）同心円状に記録されるものとスパイラル状に記録さ
れるもの、 ２）媒体の組成による反射率、記録感度の違い、 ３）セクタマーク、同期信号、セクタナンバー、トラッ
クナンバー等のプリフォーマットの有無、 ４）２−７ＲＬＬ方式、ＭＦＭ方式、８−１０変換方式
等の信号変調方式の違い、 ５）コンテイニアスサーボ、サンプルサーボ等のサーボ
方式の違い、 笠が考えられる。本発明によれば、このような媒体の種
類を識別マークを用いて検知し、記録再生装置の光ビー
ム強度、変復調回路、制御回路等を切り換えることによ
フて、その媒体に適応した記録又は再生を行なうことが
出来る。

前述の実施例では、光カード中心に回転軸がある場合を
示したが、回転中心が一方の短辺に偏つて設けられる場
合もあり得る。この場合には、第３図に示すように、識
別マーク４ａ、４ｂを媒体の中心を通り回転軸に平行な
軸に対して対称な位置に設ければ良い。また、この場合
にも、第４図のように回転軸に対称に識別マーク４ａ、
４ｂを設けても良い。また、識別マークを構成する穴の
配置も、第５図に示す千鳥状や第６図に示す基板目状等
、デザインや余白スペースの都合に合せて任意に設定す
ることが可能である。この場合、識別マークを検出する
素子が、穴の配置に合せて配されることは言うまでもな
い。

本発明は、以上説明した実施例の他にも、種々の変形が
可能である。例えば、識別マークを穴の代わりに５複数
の反射体の配列で構成しても良い。この場合、識別マー
クの検出素子としては、フォトリフレクタ−が用いられ
る。このような穴、反射体の形状は、正方形や長方形と
しても良いし、その数は４個に限定されるものではない
。

また、カードの形状も、実施例ではクレジットカード等
に合せた長方形としたが、正方形であっても構わない。

また、前述の実施例では、識別マークの穴の有無を２値
のコード信号に対応させて媒体の種類を示したが、光を
半分透過するような部分を加えることによって、更に多
くの種類の媒体を識別することが可能である。本発明は
光カードに限らず、磁気カード等、他のカード状記録媒
体にも適用が可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明は回転型のカード状記録媒
体において、媒体の回転軸又は媒体の中心を通り回転軸
と平行な軸に対して対称な位置に、それぞれ媒体を識別
する為のマークを設けたので、媒体がいずれの側から装
置に挿入された場合でも識別が可能となったものである
。また、この識別マークを媒体の種類を示すものどじ、
その種類に応じて記録再生装置の機能を変化させること
によって、一つの装置で種々の媒体に記録又は再生する
ことが出来る。更に、識別マークを従来の媒体の予測さ
れる技術的進歩に対応したものとすれば、カードメモリ
ーの長期的なシステム展開が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカード状記録媒体の一実施例を示す概
略平面図、第２図は記録再生装置に第１図示の媒体が挿
入される状態を示す概略図、第３図乃至第６図は夫々本
発明の他の実施例を示す概略平面図である。 ！−−−光カード、Ｉａ、１ｂ−−一光カードの短辺、
２−ｍ−回転中心穴、３−ｍ−情報記録領域、４ａ、４
ｂ−−一識別マーク。 γつ図 畠４−（２）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録面に平行な面内で回転させられることによっ
   て、情報の記録又は再生が行なわれるカード状記録媒体
   において、 前記媒体の回転軸又は媒体の中心を通り前記回転軸と平
   行な軸に対して対称な位置に、それぞれ媒体を識別する
   為のマークを設けたことを特徴とするカード状記録媒体
   。