JPH05165708A - メモリリード処理装置 - Google Patents
メモリリード処理装置Info
- Publication number
- JPH05165708A JPH05165708A JP35087091A JP35087091A JPH05165708A JP H05165708 A JPH05165708 A JP H05165708A JP 35087091 A JP35087091 A JP 35087091A JP 35087091 A JP35087091 A JP 35087091A JP H05165708 A JPH05165708 A JP H05165708A
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- Japan
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- data
- address
- branch
- memory
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリリード回路において、メモリの応答速
度が遅い場合でも、CPUにウェイトをかけることなく
行うことで、CPUの処理速度をメモリの能力に制限さ
れずに向上できる。 【構成】 前読込み回路3は、メモリ5からデータを前
もって読込んでおく。分岐コードチェック回路4は、前
読込みされたデータが分岐命令か否かをチェックする。
データラッチャー6は、CPUから実際に出力されるア
ドレスの次のアドレスのデータを格納する。データラッ
チャー7は、分岐命令の分岐先アドレスのデータを格納
する。アドレスコンパレータ2は、CPUからメモリへ
のアクセスアドレスに対応するデータがデータラチャー
6または7に格納されているか否かをチェックする。
度が遅い場合でも、CPUにウェイトをかけることなく
行うことで、CPUの処理速度をメモリの能力に制限さ
れずに向上できる。 【構成】 前読込み回路3は、メモリ5からデータを前
もって読込んでおく。分岐コードチェック回路4は、前
読込みされたデータが分岐命令か否かをチェックする。
データラッチャー6は、CPUから実際に出力されるア
ドレスの次のアドレスのデータを格納する。データラッ
チャー7は、分岐命令の分岐先アドレスのデータを格納
する。アドレスコンパレータ2は、CPUからメモリへ
のアクセスアドレスに対応するデータがデータラチャー
6または7に格納されているか否かをチェックする。
Description
【0001】
【技術分野】本発明はコンピュータ等において用いられ
るメモリリード処理装置に関する。
るメモリリード処理装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来のメモリリード処理装置は、メモリの
応答時間が遅いためWAITの挿入が行なわれていた。
この挿入での中央処理装置(以下CPU)の処理速度を
著しく落とすことになる。
応答時間が遅いためWAITの挿入が行なわれていた。
この挿入での中央処理装置(以下CPU)の処理速度を
著しく落とすことになる。
【0003】また、メモリの応答時間が遅いため、1回
の読込みで、次のアドレスのデータを前読込みしておく
という方法がとられていた。
の読込みで、次のアドレスのデータを前読込みしておく
という方法がとられていた。
【0004】この方法では、分岐命令があると前読込み
しておいたデータが無意味となり、結局、メモリにアク
セス時CPUにWAITがかかるという問題点があっ
た。
しておいたデータが無意味となり、結局、メモリにアク
セス時CPUにWAITがかかるという問題点があっ
た。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、上述の問題点をなくし
CPUの処理速度をメモリの能力に制限されず向上でき
るようにしたメモリリード処理装置を提供することにあ
る。
CPUの処理速度をメモリの能力に制限されず向上でき
るようにしたメモリリード処理装置を提供することにあ
る。
【0006】
【発明の構成】本発明の処理装置は、記憶手段からのデ
ータを前もって読込む前読込み手段と、この前読込み手
段で読込まれたデータが分岐命令コードか否かを判別す
る分岐コード判定手段と、この分岐コード判定手段で分
岐命令コードと判定されたときは分岐先アドレスを格納
する分岐先アドレス前読込みデータ格納手段と、前記分
岐コード判定手段で分岐命令コードと判定されないとき
は次アドレスとして前記分岐コード判定手段で判定され
たコードを格納する次アドレス前読込みデータ格納手段
と、前記記憶手段からのデータ読出し用アドレスが前記
分岐先アドレス前読込みデータ格納手段からの分岐先ア
ドレスと、前記次アドレス前読込みデータ格納手段から
の次アドレスとのどちらかと一致するかを前記前読込み
手段の前読込み動作中に判断するアドレス比較手段とを
含むことを特徴とする。
ータを前もって読込む前読込み手段と、この前読込み手
段で読込まれたデータが分岐命令コードか否かを判別す
る分岐コード判定手段と、この分岐コード判定手段で分
岐命令コードと判定されたときは分岐先アドレスを格納
する分岐先アドレス前読込みデータ格納手段と、前記分
岐コード判定手段で分岐命令コードと判定されないとき
は次アドレスとして前記分岐コード判定手段で判定され
たコードを格納する次アドレス前読込みデータ格納手段
と、前記記憶手段からのデータ読出し用アドレスが前記
分岐先アドレス前読込みデータ格納手段からの分岐先ア
ドレスと、前記次アドレス前読込みデータ格納手段から
の次アドレスとのどちらかと一致するかを前記前読込み
手段の前読込み動作中に判断するアドレス比較手段とを
含むことを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0008】図を参照すると、本発明の一実施例は、W
AIT端子を有しメモリリードを行うCPU1、および
このCPU1のWAIT端子に接続され、CPU1から
の1回目のリード時のみWAITがかかるWAIT発生
器8を備えている。
AIT端子を有しメモリリードを行うCPU1、および
このCPU1のWAIT端子に接続され、CPU1から
の1回目のリード時のみWAITがかかるWAIT発生
器8を備えている。
【0009】データラッチャー6は、CPU1が実際に
発行するアドレスの次のアドレスのデータを格納する。
また、データラッチャー7は、CPU1がとりこんだデ
ータが分岐命令の時その分岐先アドレスのデータを格納
する。
発行するアドレスの次のアドレスのデータを格納する。
また、データラッチャー7は、CPU1がとりこんだデ
ータが分岐命令の時その分岐先アドレスのデータを格納
する。
【0010】アドレスコンパレータ2は、CPU1から
のメモリアクセス時、データラッチャー6または7のい
ずれかからデータを引取るか否かを判断する。
のメモリアクセス時、データラッチャー6または7のい
ずれかからデータを引取るか否かを判断する。
【0011】前読込み回路3は、CPU1がデータラッ
チャー6または7からのデータを引取った時、次のアド
レスのデータを読込む。また、前読込み回路3は、分岐
コードチェック回路4のチェック処理次第で、分岐先ア
ドレスデータを再び読込む処理をする。
チャー6または7からのデータを引取った時、次のアド
レスのデータを読込む。また、前読込み回路3は、分岐
コードチェック回路4のチェック処理次第で、分岐先ア
ドレスデータを再び読込む処理をする。
【0012】分岐コードチェック回路4は、始めに前読
込みしたデータが分岐コード命令か否かチェックし、分
岐コード命令と判定した場合、前読込み回路3を分岐先
アドレス指定で再度起動する。
込みしたデータが分岐コード命令か否かチェックし、分
岐コード命令と判定した場合、前読込み回路3を分岐先
アドレス指定で再度起動する。
【0013】次に本発明の一実施例の動作について図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図を参照すると、CPU1は最初前読込み
のデータがないため、メモリ5へ直接リードを行う。そ
の直接のリード動作によりデータラッチャー6および7
へ前読込みデータが保存されるため、次のリード処理か
らは、NO WAITで動作が行われる。
のデータがないため、メモリ5へ直接リードを行う。そ
の直接のリード動作によりデータラッチャー6および7
へ前読込みデータが保存されるため、次のリード処理か
らは、NO WAITで動作が行われる。
【0015】すなわち、CPU1から出力されたリード
信号9およびアドレス信号10は、アドレスコンパレー
タ2により以前読込まれ、データラッチャー6および7
に格納したデータのアドレスと一致しているか否かがチ
ェックされる。もしデータラッチャー6および7からの
データのうちどちらか一方のデータと一致していると、
アドレスコンパレータ2が判定したら、一致と判定され
たデータラッチャー6または7のいずれかに対しリード
が行われる。この時、前読込み回路2は同時に起動さ
れ、メモリ5から次のデータが読出される。
信号9およびアドレス信号10は、アドレスコンパレー
タ2により以前読込まれ、データラッチャー6および7
に格納したデータのアドレスと一致しているか否かがチ
ェックされる。もしデータラッチャー6および7からの
データのうちどちらか一方のデータと一致していると、
アドレスコンパレータ2が判定したら、一致と判定され
たデータラッチャー6または7のいずれかに対しリード
が行われる。この時、前読込み回路2は同時に起動さ
れ、メモリ5から次のデータが読出される。
【0016】その後、分岐コードチェック回路4は、そ
のデータが分岐命令か否か判定する。分岐命令と判定さ
れた場合、その分岐アドレスのデータがメモリ5から読
出され分岐先アドレス前読込みデータラッチャー7に格
納される。分岐命令と判定されない場合は、データラッ
チャー6に格納される。
のデータが分岐命令か否か判定する。分岐命令と判定さ
れた場合、その分岐アドレスのデータがメモリ5から読
出され分岐先アドレス前読込みデータラッチャー7に格
納される。分岐命令と判定されない場合は、データラッ
チャー6に格納される。
【0017】これらの動作により、次にCPU1からメ
モリリード動作があった場合、次のアドレスでも分岐先
アドレスでもデータラッチャー6または7から前読込み
データを出力することが可能となる。
モリリード動作があった場合、次のアドレスでも分岐先
アドレスでもデータラッチャー6または7から前読込み
データを出力することが可能となる。
【0018】本発明の一実施例では、例えば、プログラ
ム上で条件分岐があった場合でも、次のアドレスを実行
するにしても分岐先アドレスを実行する場合でも、どち
らのプログラムデータも前読込みを行っているため対応
が可能となっている。
ム上で条件分岐があった場合でも、次のアドレスを実行
するにしても分岐先アドレスを実行する場合でも、どち
らのプログラムデータも前読込みを行っているため対応
が可能となっている。
【0019】
【発明の効果】本発明は、メモリリードにおいてメモリ
前読込み処理をCPUのアクセスした次のアドレスおよ
び分岐先アドレスに対し行うことにより、実質上NO
WAITで動作可能という効果を有する。
前読込み処理をCPUのアクセスした次のアドレスおよ
び分岐先アドレスに対し行うことにより、実質上NO
WAITで動作可能という効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
1 CPU 2 アドレスコンパレータ 3 前読込み回路 4 分岐コードチェック回路 5 メモリ 6 次アドレス前読込みデータラッチャー 7 分岐先アドレス前読込みデータラッチャー 8 WAIT発生器
Claims (1)
- 【請求項1】 記憶手段からのデータを前もって読込む
前読込み手段と、この前読込み手段で読込まれたデータ
が分岐命令コードか否かを判別する分岐コード判定手段
と、この分岐コード判定手段で分岐命令コードと判定さ
れたときは分岐先アドレスを格納する分岐先アドレス前
読込みデータ格納手段と、前記分岐コード判定手段で分
岐命令コードと判定されないときは次アドレスとして前
記分岐コード判定手段で判定されたコードを格納する次
アドレス前読込みデータ格納手段と、前記記憶手段から
のデータ読出し用アドレスが前記分岐先アドレス前読込
みデータ格納手段からの分岐先アドレスと、前記次アド
レス前読込みデータ格納手段からの次アドレスとのどち
らかと一致するかを前記前読込み手段の前読込み動作中
に判断するアドレス比較手段とを含むことを特徴とする
メモリリード処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35087091A JPH05165708A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | メモリリード処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35087091A JPH05165708A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | メモリリード処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05165708A true JPH05165708A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18413451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35087091A Pending JPH05165708A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | メモリリード処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05165708A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03147134A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 命令シーケンス制御装置 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP35087091A patent/JPH05165708A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03147134A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 命令シーケンス制御装置 |
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