JPH06202982A - バス制御方法及びその装置並びに情報処理装置 - Google Patents

バス制御方法及びその装置並びに情報処理装置

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JPH06202982A
JPH06202982A JP5265937A JP26593793A JPH06202982A JP H06202982 A JPH06202982 A JP H06202982A JP 5265937 A JP5265937 A JP 5265937A JP 26593793 A JP26593793 A JP 26593793A JP H06202982 A JPH06202982 A JP H06202982A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部メモリデバイスであるDRAMの高速ア
クセスモードを有効に利用することによって、外部アク
セスのサイクル数を減らし、トータルとしてプロセッサ
の命令実行サイクル数を削減する。 【構成】 中央処理装置2と命令キャッシュ3とデータ
キャッシュ4とを備えたプロセッサ1の内部に、内部命
令バス40及び内部データバス41と外部バス42との
間の信号の授受を制御するためのバス制御装置5を設け
る。バス制御装置5は、命令キャッシュ3とデータキャ
ッシュ4とが同時にミスした際に、外部命令アクセスが
前回の外部DRAMアクセスと同一ページのアクセスと
なる場合には該外部命令アクセスを優先的に実行し、他
の場合には外部データアクセスを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部メモリデバイスの
高速アクセスモードを有効に利用できる高性能な情報処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置(プロセッサ)の外部メモ
リデバイスとしてダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ(DRAM)が頻繁に利用される。DRAMの中
には、高速アクセスモードと通常アクセスモードとを有
するものがある。前者の高速アクセスモードの1つとし
てページモードが知られている。ページモードによれ
ば、ロウアドレス・ストローブ信号(/RAS)を低レ
ベルに保持したままコラムアドレス・ストローブ信号
(/CAS)のパルスを次々と与えることにより、/R
AS及び/CASの双方を毎回活性化する通常アクセス
モードに比べて、高速の読み出し/書き込み動作を実現
できる。つまり、前回のアクセスと同じロウアドレスで
再度DRAMをアクセスする場合すなわちページヒット
の場合には、ページミスの場合に比べて高速アクセスが
可能となる。
【0003】一般に、外部メモリデバイス内において、
命令のアドレス空間とデータのアドレス空間とは互いに
分離される。高速アクセスモードと通常アクセスモード
とを有するDRAMにおいて、命令アクセスに続くデー
タアクセスや、データアクセスに続く命令アクセスは、
ページミスして通常の速度で実行される。一方、命令ア
クセスに続く他の命令アクセスや、データアクセスに続
く他のデータアクセスは、ページヒットして高速に実行
されることが多い。
【0004】また、従来のプロセッサの中には、中央処
理装置(CPU)と、命令キャッシュと、データキャッ
シュとを備えたものがある。このようなアーキテクチャ
を備えたパイプライン動作のプロセッサでは、命令キャ
ッシュとデータキャッシュとが同じCPUサイクルでミ
スし、前者から外部命令アクセス要求が、後者から外部
データアクセス要求が各々発行される場合がある。従来
は、このようにして外部命令アクセス要求と外部データ
アクセス要求とが同時に発行された場合には、必ず外部
データアクセス要求を先に処理していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のとおり従来のプ
ロセッサは外部命令アクセス要求と外部データアクセス
要求とが同時に発行された場合に必ず外部データアクセ
ス要求を先に処理していたので、外部メモリデバイスの
高速アクセスモードを有効に利用できない問題があっ
た。その具体例を、図5を用いて説明する。
【0006】図5は、CPUと、命令キャッシュと、デ
ータキャッシュとを備えた従来のプロセッサのパイプラ
イン動作の一例を示すタイムチャート図である。本例の
プロセッサはRISCプロセッサであって、基本的には
1命令を1CPUサイクルで実行するものとする。ま
た、命令フェッチステージ、ロードステージ、実行ステ
ージ、ストアステージの4段のパイプライン動作である
ものとする。このパイプライン動作によれば、先行する
命令が先のステージに進んだ場合、後続の命令のうちキ
ャッシュミス等でパイプラインを進むことができない命
令以外は、先のステージへ進む。また、通常モードのD
RAMアクセス(ページミス)の場合にはキャッシュミ
スの時点からCPUに命令又はデータが供給されるまで
3サイクル、高速モードのDRAMアクセス(ページヒ
ット)では1サイクルかかるものとする。
【0007】以下、図5に従って、従来のプロセッサに
おけるパイプライン動作と外部メモリアクセス動作に関
して説明を行なう。
【0008】命令A、命令B、命令C、命令D、命令E
という順番に各命令がパイプライン動作で実行されてい
く。命令A及び命令BはCPUにデータを読み込む命令
とする。サイクル1、サイクル2では、それぞれ命令
A、命令Bに対する命令フェッチが、命令キャッシュヒ
ットで行なわれる。更に、サイクル3では、命令Aに対
するデータキャッシュのアクセスと、命令Cに対する命
令キャッシュのアクセスとが同じサイクルで行なわれ
る。
【0009】そして、命令キャッシュ、データキャッシ
ュが共にミスした場合、命令キャッシュから外部命令ア
クセス要求が、データキャッシュから外部データアクセ
ス要求が各々サイクル3で同時に発行される。この場
合、先行する命令のアクセス要求、つまり命令Aの外部
データアクセス要求が先に処理され、その後命令Cの外
部命令アクセス要求が処理される。
【0010】したがって、命令Aが要求する外部データ
アクセスがサイクル4から開始される。ここで、前回の
外部アクセスが命令アクセスであったとすると、外部ア
クセスはページミスして通常モードで行なわれ、サイク
ル4、5、6の3サイクルで完了する。そして、サイク
ル7でCPUにデータが供給され、命令Aはストアステ
ージへと、後続の命令Bは実行ステージへと進む。ただ
し、命令Cは命令のフェッチが終了していないので、命
令フェッチステージに留まる。
【0011】命令Cに対する外部命令アクセスは、命令
Aに対する外部データアクセスが終了次第、つまりサイ
クル7から開始される。この場合も、前回の外部アクセ
スが命令Aに対するデータアクセスであったため、ペー
ジミスして通常モードで行なわれる。よって、命令Cの
外部命令アクセスはサイクル7、8、9で行なわれ、命
令CがCPUに供給されるのはサイクル10となり、命
令Cはサイクル10でロードステージへ、後続の命令D
は命令フェッチステージへ進む。
【0012】更に、先行する命令Bがサイクル7でデー
タキャッシュのアクセスを行ないミスした場合、命令C
の外部メモリからのフェッチが終了次第、命令Bに対す
る外部データアクセスがサイクル10から開始される。
前回の外部アクセスが命令のフェッチであったため、ペ
ージミスして通常モードで外部メモリアクセスがサイク
ル10、11、12で行なわれる。そして、データがC
PUに供給されるのはサイクル13となり、命令Bはサ
イクル13でストアステージへ、後続の命令Cは実行ス
テージへ進む。ただし、命令Dはサイクル10で命令キ
ャッシュミスを起こしており、命令のフェッチが終了し
ていないので、命令フェッチステージに留まる。
【0013】そして、命令Bに対するデータフェッチが
終了次第、命令Dの外部命令アクセスがサイクル13か
ら開始される。この場合も、先の外部アクセスがデータ
のフェッチであったために通常モードで外部メモリアク
セスがサイクル13、14、15で行なわれ、命令Dが
CPUに供給されるのはサイクル16となり、命令Dは
サイクル16でロードステージへ、後続の命令Eは命令
フェッチステージへ進む。
【0014】以上のとおり、本例によれば、命令キャッ
シュ及びデータキャッシュの双方が常にヒットしたなら
ば命令Dがロードステージへ進むのはサイクル5である
のに対し、実際にはそれがサイクル16まで遅れること
となる。
【0015】本発明は、上記問題点に鑑み、外部メモリ
デバイスの高速アクセスモードを有効に利用することに
より、外部アクセスのサイクル数を低減した高性能プロ
セッサを提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、同時に発行された複数の外部アクセス要
求のうち外部メモリデバイスを高速アクセスモードでア
クセスできる外部アクセス要求を優先的に処理すること
としたものである。高速アクセスモードでのアクセス可
能性は、前回の外部アクセスアドレスを参照して決定さ
れる。具体的には、命令キャッシュとデータキャッシュ
とが同時にミスした場合に、外部命令アクセスが前回の
DRAMアクセスと同一ページのアクセスとなるときに
は該外部命令アクセスの要求を優先的に処理する。
【0017】また、いずれの外部アクセス要求も発行さ
れない間に、前回の外部アクセスアドレスを所定値だけ
更新したアドレスで外部メモリデバイスから命令又はデ
ータをプリフェッチしておくこととした。プリフェッチ
した命令又はデータを利用できる外部アクセス要求があ
る場合には、これを最優先に処理する。
【0018】
【作用】本発明によれば、外部メモリデバイスの高速ア
クセスモードの有効利用によって、プロセッサによる外
部アクセスのサイクル数が低減される。また、いずれの
外部アクセス要求も発行されていない期間の有効利用に
よって、プロセッサによる外部アクセスのサイクル数が
更に低減される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る情報処理装置
(プロセッサ)について、図面を参照しながら説明す
る。
【0020】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例に係るプロセッサの内部構成とその外部接続とを示す
ブロック図である。図1において、プロセッサ1は、中
央処理装置(CPU)2、命令キャッシュ3、データキ
ャッシュ4及びバス制御装置5を備えたRISCプロセ
ッサであって、基本的には1命令を1CPUサイクルで
実行する。また、命令フェッチステージ、ロードステー
ジ、実行ステージ、ストアステージの4段のパイプライ
ン動作であるものとする。
【0021】プロセッサ1の外部メモリデバイスとして
採用されたDRAM14は、アドレスバス32及び命令
/データバス42を介してプロセッサ1に接続されてい
る。アドレスバス32とDRAM14との間には、メモ
リコントローラ13が介在している。このメモリコント
ローラ13は、マルチプレクスアドレス33とアクセス
制御信号34とをDRAM14へ供給するものである。
マルチプレクスアドレス33は、アドレスバス32上の
アドレスADをDRAM14のアクセス用にロウアドレ
ス(ADの上位部)とコラムアドレス(ADの下位部)
とにマルチプレクスしたものである。アクセス制御信号
34は、ロウアドレス・ストローブ信号(/RAS)、
コラムアドレス・ストローブ信号(/CAS)等を含ん
でいる。メモリコントローラ13は、通常アクセスモー
ド、高速アクセスモード、リフレッシュモードなどの各
種DRAMアクセスモードに対応するように、アクセス
制御信号34を発生する。高速アクセスモードとして
は、ページモード、スタティックコラムモード等がある
が、いずれもロウアドレスが前回のアクセスと同じ場合
には高速のDRAMアクセスが可能になる。
【0022】プロセッサ1は、内部命令バス40と内部
データバス41とを更に備えている。CPU2は、命令
アクセス要求22を命令アドレス20とともに、データ
アクセス要求23をデータアドレス21とともに各々出
力する。命令キャッシュ3は、CPU2で実行されるべ
き命令を格納するための手段であって、命令アクセス要
求22に対してミスが生じた場合には外部命令アクセス
要求27を発行する。データキャッシュ4は、CPU2
で使用されるべきデータを格納するための手段であっ
て、データアクセス要求23に対してミスが生じた場合
には外部データアクセス要求28を発行する。
【0023】バス制御装置5は、内部命令バス40及び
内部データバス41のうちのいずれか一方と命令/デー
タバス42との間の信号の授受を制御するための手段で
あって、第1及び第2の比較器6,7、制御回路8、セ
レクタ9、出力トライステートバッファ10、アドレス
ラッチ11、DRAMビット幅格納レジスタ12及びバ
スインターフェイス15を備えている。
【0024】セレクタ9は、制御回路8から出力された
アドレス選択信号29に従って命令アドレス20とデー
タアドレス21とのうち一方を選択する。30は、セレ
クタ9で選択された外部アクセスアドレスである。出力
トライステートバッファ10は、選択された外部アクセ
スアドレス30をバッファリングしてアドレスバス32
に出力する。アドレスラッチ11は、前回の外部アクセ
スアドレスを記憶するものである。31は、アドレスラ
ッチ11から出力された前回の外部アクセスアドレスで
ある。
【0025】第1の比較器6は、命令アドレス20とア
ドレスラッチ11から出力された前回の外部アクセスア
ドレス31との比較を行なう。第2の比較器7は、デー
タアドレス21とアドレスラッチ11から出力された前
回の外部アクセスアドレス31との比較を行なう。ただ
し、両比較器6,7における比較範囲は、DRAM14
のロウアドレスが命令アドレス20及びデータアドレス
21のどの部分に対応するかを示すビット幅データ24
により制限される。このビット幅データ24は、DRA
Mビット幅格納レジスタ12から出力される。CPU2
は、書き込み命令を実行することにより、書き込みバス
35を介してDRAMビット幅格納レジスタ12にビッ
ト幅データを設定できるようになっている。25は第1
の比較器6での比較結果、26は第2の比較器7での比
較結果である。
【0026】制御回路8は、第1及び第2の比較器6,
7での比較結果25,26と、外部命令アクセス要求2
7と、外部データアクセス要求28とから、外部命令ア
クセスを実行するか外部データアクセスを実行するかを
決定して、アドレス選択信号29をセレクタ9及びバス
インターフェイス15へ供給する。バスインターフェイ
ス15は、アドレス選択信号29に従って、内部命令バ
ス40及び内部データバス41のうちのいずれか一方と
命令/データバス42との間の命令及びデータの授受を
司る。
【0027】まず、以上のように構成されたプロセッサ
1のパイプライン動作について説明する。
【0028】第1のステージである命令フェッチステー
ジでは、CPU2から命令アドレス20及び命令アクセ
ス要求22が出力され、命令キャッシュ3のアクセスが
行なわれる。命令キャッシュ3がヒットした場合には、
命令キャッシュ3から内部命令バス40に命令が読み出
され、CPU2に供給される。そして、パイプラインは
ロードステージへと進む。
【0029】しかし、命令キャッシュ3がミスした場合
には、命令キャッシュ3から外部命令アクセス要求27
がバス制御装置5に送られる。バス制御装置5内の制御
回路8は、外部命令アクセス要求27に従って、DRA
M14に対する外部命令アクセスを実行するようにセレ
クタ9を制御する。具体的には、制御回路8から出力さ
れたアドレス選択信号29に従ってセレクタ9で命令ア
ドレス20が選択され、出力トライステートバッファ1
0を介してアドレスバス32に外部アクセスアドレス3
0が出力されることにより、外部アクセスが開始する。
なお、前回の外部アクセスが終了していない場合、ある
いはプロセッサ1以外のデバイスが外部バス(アドレス
バス32及び命令/データバス42)を使用している場
合等、外部アクセスが可能でない場合には、外部バスが
使用可能になり次第、プロセッサ1による外部アクセス
が開始される。
【0030】外部アクセスが開始されると、メモリコン
トローラ13によりマルチプレクスアドレス33及びア
クセス制御信号34が生成され、DRAM14のアクセ
スが行なわれる。そして、DRAM14から命令/デー
タバス42に読み出された命令は、バスインターフェイ
ス15によって内部命令バス40に出力され、CPU2
に渡される。このようにしてDRAM14からフェッチ
してきた命令は、CPU2に渡されると同時に命令キャ
ッシュ3にも書き込まれ、以下の命令アクセスが高速に
行なえるようになっている。
【0031】命令フェッチが完了すると、CPU2は第
2のステージであるロードステージへ進む。ロードステ
ージでは命令の解読を行なう。
【0032】そして、第3のステージである実行ステー
ジで命令の実行を行なう。例えば、データを読み込む命
令であれば、CPU2からデータアドレス21及びデー
タアクセス要求23が出力され、データキャッシュ4の
アクセスが行なわれる。データキャッシュ4がヒットし
た場合には、データキャッシュ4から内部データバス4
1にデータが読み出され、CPU2に供給される。そし
て、パイプラインはストアステージへと進む。
【0033】しかし、データキャッシュ4がミスした場
合には、データキャッシュ4から外部データアクセス要
求28がバス制御装置5に送られる。バス制御装置5内
の制御回路8は、外部データアクセス要求28に従っ
て、DRAM14に対する外部データアクセスを実行す
るようにセレクタ9を制御する。具体的には、制御回路
8から出力されたアドレス選択信号29に従ってセレク
タ9でデータアドレス21が選択されることにより、上
記命令キャッシュミスの場合と同様に外部アクセスが開
始し、メモリコントローラ13を介してDRAM14か
ら命令/データバス42にデータが読み出される。命令
/データバス42に読み出されたデータは、バスインタ
ーフェイス15によって内部データバス41に出力さ
れ、CPU2に渡される。このようにしてDRAM14
からフェッチしてきたデータは、CPU2に渡されると
同時にデータキャッシュ4にも書き込まれ、以下のデー
タアクセスが高速に行なえるようになっている。
【0034】データフェッチが完了すると、CPU2は
第4のステージであるストアステージへと進む。ストア
ステージではデータキャッシュ4又はDRAM14から
読み出したデータをCPU2内のレジスタにストアし、
1命令の実行が完了する。
【0035】以上のとおり、CPU2で命令フェッチを
行なうサイクルでは命令アクセス要求22をアサート
し、データアクセスを行なうサイクルではデータアクセ
ス要求23をアサートする。そして、命令キャッシュ3
では命令アドレス20に応じた命令の読み出しが行なわ
れ、データキャッシュ4ではデータアドレス21に応じ
たデータの読み出しが行なわれる。この際、命令キャッ
シュ3がヒットすると該命令キャッシュ3から内部命令
バス40を介して命令がCPU2に供給され、データキ
ャッシュ4がヒットすると該データキャッシュ4から内
部データバス41を介してデータがCPU2に供給され
る。命令キャッシュ3がミスした場合には外部命令アク
セス要求27が、データキャッシュ4がミスした場合に
は外部データアクセス要求28が各々バス制御装置5に
送られ、DRAM14のアクセスが実行される。
【0036】さて、プロセッサ1はパイプライン動作し
ているため、外部命令アクセス要求27と外部データア
クセス要求28とが同じCPUサイクルで発行される場
合がある。その場合の動作説明を以下に行なう。
【0037】外部命令アクセス要求27と外部データア
クセス要求28とが同時に発行された場合、バス制御装
置5において、第1の比較器6は前回の外部アクセスア
ドレス31と命令アドレス20との比較を、第2の比較
器7は前回の外部アクセスアドレス31とデータアドレ
ス21との比較を各々行なう。これらの比較は、DRA
M14を高速モードでアクセスできるかどうかを判定す
るように、各々ビット幅データ24に従った所定範囲の
ビットのみについて実行される。そして、制御回路8に
おいて、第1及び第2の比較器6,7での比較結果2
5,26に基づき、高速モードでアクセス可能な外部ア
クセスを優先的に処理するようになっている。その優先
順位を表1に示す。なお、比較結果25,26は、各々
一致の場合に“1”になるものとする。
【0038】
【表1】
【0039】表1に示すように、第1及び第2の比較器
6,7のうち第1の比較器6のみで一致が得られた場合
には外部命令アクセスを外部データアクセスよりも先に
実行し、他の場合には命令の順番通りに先行する命令の
外部データアクセスを先に実行するのである。これによ
りDRAM14の高速アクセスモードを有効に利用でき
ることを、図2を用いて説明する。
【0040】図2は、図1のプロセッサ1のパイプライ
ン動作の一例を示すタイムチャート図である。前記従来
例の場合と同様に、先行する命令が先のステージに進ん
だ場合、後続の命令のうちキャッシュミス等でパイプラ
インを進むことができない命令以外は、先のステージへ
進むものとする。また、通常モードのDRAMアクセス
(ページミス)の場合にはキャッシュミスの時点からC
PU2に命令又はデータが供給されるまで3サイクル、
高速モードのDRAMアクセス(ページヒット)では1
サイクルかかるものとする。
【0041】以下、図2に従って、図1に示したプロセ
ッサ1におけるパイプライン動作と外部メモリアクセス
動作に関して説明を行なう。
【0042】命令A、命令B、命令C、命令D、命令E
という順番に各命令がパイプライン動作で実行されてい
く。命令A及び命令BはCPU2にデータを読み込む命
令とする。サイクル1、サイクル2では、それぞれ命令
A、命令Bに対する命令フェッチが、命令キャッシュヒ
ットで行なわれる。更に、サイクル3では、命令Aに対
するデータキャッシュ4のアクセスと、命令Cに対する
命令キャッシュ3のアクセスとが同じサイクルで行なわ
れる。
【0043】そして、命令キャッシュ3、データキャッ
シュ4が共にミスした場合、バス制御装置5に対して外
部命令アクセス要求27及び外部データアクセス要求2
8がサイクル3で発行される。ここで、前回の外部アク
セスが命令アクセスであった場合、命令アドレス20及
びデータアドレス21のうち前者のみが前回の外部アク
セスアドレス31とロウアドレス部分で一致(ページヒ
ット)するため、命令Cの外部命令アクセスが先行する
命令Aのデータアクセスよりも先に実行される(表1に
示すケース3)。この際、DRAM14を高速モードで
アクセスできるため、サイクル4の1サイクルで外部メ
モリアクセスが完了し、フェッチすべき命令Cが得られ
る。そして、サイクル5で命令CがCPU2に供給され
ると共に命令キャッシュ3に書き込まれるが、先行する
命令Aのデータアクセスが終了していないので、パイプ
ラインが次に進むことはできない。
【0044】そして、引続き命令Aに対する外部データ
アクセスが実行されるが、前回のアクセスが外部命令ア
クセスでありロウアドレス部分が一致しないため、該命
令Aに対する外部データアクセスは通常モードでサイク
ル5、6、7の3サイクルで完了する。そして、サイク
ル8でデータがCPU2に供給されると共にデータキャ
ッシュ4に書き込まれ、命令Cのフェッチも既に終了し
ているので、全ての命令が次のステージへ進む。
【0045】サイクル8では命令Bに対するデータキャ
ッシュ4のアクセス及び命令Dに対する命令キャッシュ
3のアクセスが行なわれ、再び両キャッシュ3,4とも
ミスしたものとする。今回は、前回のアクセスが命令A
に対する外部データアクセスであったため、命令アドレ
ス20及びデータアドレス21のうち後者のみが前回の
外部アクセスアドレス31とロウアドレス部分で一致
(ページヒット)するため、命令Bに対する外部データ
アクセスが優先して実行される(表1に示すケース
2)。この際、DRAM14を高速モードでアクセスで
きるため、サイクル9の1サイクルで外部メモリアクセ
スが完了し、フェッチすべきデータが得られる。そし
て、サイクル10でデータがCPU2に供給されると共
にデータキャッシュ4に書き込まれ、命令B及び命令C
は先のステージへ進む。ただし、命令Dは命令フェッチ
が完了しておらず、命令フェッチステージに留まる。
【0046】そして、引続き命令Dに対する外部命令ア
クセスが実行されるが、前回のアクセスが外部データア
クセスでありロウアドレス部分が一致しないため、該命
令Dに対する外部命令アクセスは通常モードでサイクル
10、11、12の3サイクルで完了する。そして、サ
イクル13で命令DがCPU2に供給されると共に命令
キャッシュ3に書き込まれ、命令Dはロードステージ
へ、後続の命令Eは命令フェッチステージへ進む。
【0047】以上のとおり、従来は命令Dがロードステ
ージへ進むのはサイクル16であったのに対し、本実施
例によれば、それがサイクル13まで3サイクル短縮さ
れる。つまり、図5の場合と同じ命令群の実行が高速化
され、プロセッサ1の性能が向上する。
【0048】(実施例2)図3は、本発明の第2の実施
例に係るプロセッサの内部構成とその外部接続とを示す
ブロック図である。図3において、第1の実施例の図1
と同一機能の構成要素には同一の符号を付けて、その詳
細な説明を省略する。
【0049】図3において、バス制御装置5は、プリフ
ェッチアドレス生成回路100、第3及び第4の比較器
102,103、制御回路106、セレクタ109及び
バッファメモリ111を備えている。
【0050】プリフェッチアドレス生成回路100は、
アドレスラッチ11から出力された前回の外部アクセス
アドレス31を所定値だけインクリメントしたアドレス
をプリフェッチアドレスとして生成するものである。1
01は、プリフェッチアドレス生成回路100で生成さ
れたプリフェッチアドレスである。例えば、取り扱われ
る命令/データ幅が4バイトの場合には、プリフェッチ
アドレス生成回路100は前回の外部アクセスアドレス
31に4を加えることによりプリフェッチアドレス10
1を生成する。
【0051】本実施例のセレクタ109は、図1の場合
とは違って3入力のセレクタであって、制御回路106
から出力されたアドレス選択信号107に従って命令ア
ドレス20、データアドレス21及びプリフェッチアド
レス101のうち1つを選択する。110は、セレクタ
109で選択された外部アクセスアドレスである。バッ
ファメモリ111は、外部命令アクセス要求27及び外
部データアクセス要求28のいずれもが発行されない間
にプリフェッチアドレス101を用いてDRAM14か
らプリフェッチしてきた命令又はデータを格納しておく
ための手段である。プリフェッチ外部アクセスはほとん
どの場合、前回の外部アクセスと同じロウアドレスを持
つため、DRAM14のアクセスが高速モードで実行さ
れる。112はバッファメモリ111に格納されている
命令又はデータである。
【0052】第3及び第4の比較器102,103は、
バッファメモリ111に格納されている命令又はデータ
を利用できるかどうかを判定するための手段である。第
3の比較器102は、命令アドレス20とプリフェッチ
アドレス101との比較を行なう。第4の比較器103
は、データアドレス21とプリフェッチアドレス101
との比較を行なう。104は第3の比較器102での比
較結果、105は第4の比較器103での比較結果であ
る。
【0053】本実施例の制御回路106は、外部命令ア
クセス要求27及び外部データアクセス要求28のいず
れもが発行されない間にバッファメモリ111に命令又
はデータが格納されるようにセレクタ109にアドレス
選択信号107を供給する機能を備えている。また、こ
の制御回路106は、第3の比較器102で一致が得ら
れた場合にはバッファメモリ111に格納されている命
令を第1及び第2の比較器6,7の比較結果25,26
にかかわりなく内部命令バス40へ転送するように、ま
た第4の比較器103で一致が得られた場合にはバッフ
ァメモリ111に格納されているデータを第1及び第2
の比較器6,7の比較結果25,26にかかわりなく内
部データバス41へ転送するように、バスインターフェ
イス15に命令/データ選択信号108を供給する機能
を備えている。更に、この制御回路106は、第1の実
施例の場合と同様に、第1及び第2の比較器6,7での
比較結果25,26と、外部命令アクセス要求27と、
外部データアクセス要求28とから、外部命令アクセス
を実行するか外部データアクセスを実行するかを決定し
て、アドレス選択信号107をセレクタ109へ、命令
/データ選択信号108をバスインターフェイス15へ
各々供給する機能をも備えている。
【0054】以上のように構成された本実施例のバス制
御装置5によれば、命令アドレス20と前回の外部アク
セスアドレス31との比較が第1の比較器6で、データ
アドレス21と前回の外部アクセスアドレス31との比
較が第2の比較器7で、命令アドレス20とプリフェッ
チアドレス101との比較が第3の比較器102で、デ
ータアドレス21とプリフェッチアドレス101との比
較が第4の比較器103で各々行なわれる。
【0055】外部命令アクセス要求27及び外部データ
アクセス要求28のうち前者のみが発行された際に第3
の比較器102で一致が得られた場合には、CPU2か
ら要求があった命令は既にプリフェッチされてバッファ
メモリ111に格納されているため、バッファメモリ1
11に格納されている命令112が内部命令バス40に
出力され、CPU2に供給される。同じく外部命令アク
セス要求27及び外部データアクセス要求28のうち前
者のみが発行された際に第3の比較器102で一致が得
られない場合には、命令アドレス20を用いたDRAM
14の外部アクセスが実行される。
【0056】外部命令アクセス要求27及び外部データ
アクセス要求28のうち後者のみが発行された際に第4
の比較器103で一致が得られた場合には、CPU2か
ら要求があったデータは既にプリフェッチされてバッフ
ァメモリ111に格納されているため、バッファメモリ
111に格納されているデータ112が内部データバス
41に出力され、CPU2に供給される。同じく外部命
令アクセス要求27及び外部データアクセス要求28の
うち後者のみが発行された際に第4の比較器103で一
致が得られない場合には、データアドレス21を用いた
DRAM14の外部アクセスが実行される。
【0057】外部命令アクセス要求27及び外部データ
アクセス要求28が同時に発行された際に第3の比較器
102で一致が得られた場合には、バッファメモリ11
1に格納されている命令112が内部命令バス40を介
してCPU2に供給され、かつ第1及び第2の比較器
6,7での比較結果25,26には関係なく外部データ
アクセスが実行される。同じく外部命令アクセス要求2
7及び外部データアクセス要求28が同時に発行された
際に第4の比較器103で一致が得られた場合には、バ
ッファメモリ111に格納されているデータ112が内
部データバス41を介してCPU2に供給され、かつ第
1及び第2の比較器6,7での比較結果25,26には
関係なく外部命令アクセスが実行される。同じく外部命
令アクセス要求27及び外部データアクセス要求28が
同時に発行された際に第3及び第4の比較器102,1
03のいずれでも一致が得られない場合には、第1の実
施例の場合と同様に、表1に従って、第1及び第2の比
較器6,7での比較結果25,26に基づく優先順位で
外部アクセスが実行される。
【0058】本実施例におけるプリフェッチの導入によ
りDRAM14の高速アクセスモードを更に有効に利用
できることを、図4を用いて説明する。
【0059】図4は、図3のプロセッサ1のパイプライ
ン動作の一例を示すタイムチャート図である。前記従来
例及び第1の実施例の場合と同様に、先行する命令が先
のステージに進んだ場合、後続の命令のうちキャッシュ
ミス等でパイプラインを進むことができない命令以外
は、先のステージへ進むものとする。また、通常モード
のDRAMアクセス(ページミス)の場合にはキャッシ
ュミスの時点からCPU2に命令又はデータが供給され
るまで3サイクル、高速モードのDRAMアクセス(ペ
ージヒット)では1サイクルかかるものとする。
【0060】以下、図4に従って、図3に示したプロセ
ッサ1におけるパイプライン動作と外部メモリアクセス
動作に関して説明を行なう。
【0061】命令A、命令B、命令C、命令D、命令E
という順番に各命令がパイプライン動作で実行されてい
く。命令A及び命令BはデータをCPU2に読み込む命
令とする。サイクル1、サイクル2では、それぞれ命令
A、命令Bに対する命令フェッチが、命令キャッシュヒ
ットで行なわれる。更に、サイクル3では、命令Aに対
するデータキャッシュ4のアクセスと、命令Cに対する
命令キャッシュ3のアクセスとが同じサイクルで行なわ
れる。
【0062】そして、命令キャッシュ3、データキャッ
シュ4が共にミスした場合、バス制御装置5に対して外
部命令アクセス要求27及び外部データアクセス要求2
8がサイクル3で発行される。ここで、命令アドレス2
0及びデータアドレス21が共にプリフェッチアドレス
101と一致しなかった場合、前回の外部アクセスが命
令アクセスであったとすると、命令アドレス20及びデ
ータアドレス21のうち前者のみが前回の外部アクセス
アドレス31とロウアドレス部分で一致(ページヒッ
ト)するため、命令Cの外部命令アクセスが先行する命
令Aのデータアクセスよりも先に実行される(表1に示
すケース3)。この際、DRAM14を高速モードでア
クセスできるため、サイクル4の1サイクルで外部メモ
リアクセスが完了し、フェッチすべき命令Cが得られ
る。そして、サイクル5で命令CがCPU2に供給され
ると共に命令キャッシュ3に書き込まれるが、先行する
命令Aのデータアクセスが終了していないので、パイプ
ラインが次に進むことはできない。
【0063】そして、引続き命令Aに対する外部データ
アクセスが実行されるが、前回のアクセスが外部命令ア
クセスでありロウアドレス部分が一致しないため、通常
モードでサイクル5、6、7の3サイクルで完了する。
そして、サイクル8でデータがCPU2に供給されると
共にデータキャッシュ4に書き込まれる。
【0064】そして、サイクル8で各命令は次のステー
ジに進むが、サイクル8ではいずれの外部アクセス要求
もないため、データAのアドレスに連続する次のアドレ
ス(プリフェッチアドレス生成回路100により生成さ
れたアドレス)でデータのプリフェッチが行なわれる。
この外部アクセスは、前回の外部アクセスがデータアク
セスであるので1サイクルで完了して、サイクル9でバ
ッファメモリ111にプリフェッチデータが格納され
る。
【0065】また、サイクル8で命令Bに対するデータ
キャッシュ4のアクセス及び命令Dに対する命令キャッ
シュ3のアクセスが行なわれ、両キャッシュ3,4とも
ミスして、外部命令アクセス要求27及び外部データア
クセス要求28が同時に発行される。ここで、第4の比
較器103でデータアドレス21とプリフェッチアドレ
ス101との一致が検出され、バッファメモリ111に
格納されているデータ112がサイクル9でCPU2に
供給される。そして、命令B及び命令Cは次のステージ
へ進む。
【0066】更に、命令Dに対する命令フェッチの要求
が残っているため、サイクル9で命令Dに対する外部命
令アクセスが開始する。このアクセスは、前回のアクセ
スが外部データアクセスでありロウアドレス部分が一致
しないため、通常モードでサイクル9、10、11の3
サイクルで完了する。そして、サイクル12で命令Dが
CPU2に供給されると共に命令キャッシュ3に書き込
まれ、命令Dはロードステージへ、後続の命令Eは命令
フェッチステージへ進む。
【0067】以上のとおり、第1の実施例では命令Dが
ロードステージへ進むのはサイクル13であったのに対
し、第2の実施例によれば、それがサイクル12まで短
縮される。つまり、図2の場合と同じ命令群の実行が高
速化され、プロセッサ1の性能が向上する。
【0068】なお、上記第1及び第2の実施例では外部
メモリデバイスとしてDRAM14を採用した例を説明
したが、バーストモード対応SRAM等の高速アクセス
モードを有するその他のメモリデバイスを採用する場合
でも図1及び図3と同様の構成が可能である。また、プ
ロセッサ1に命令キャッシュ3及びデータキャッシュ4
を内蔵した例を説明したが、これらのキャッシュをプロ
セッサ1の外部に設けることも可能である。更に、DR
AMビット幅格納レジスタ12へビット幅データをプロ
セッサ1の外部ピンから直接設定してもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、外部メモリデバイスの高速アクセスモードの有効利
用によって外部アクセスのサイクル数が低減され、プロ
セッサの性能が向上する。また、いずれの外部アクセス
要求も発行されていない期間の有効利用によって外部ア
クセスのサイクル数が更に低減され、プロセッサの性能
が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るプロセッサの内部
構成とその外部接続とを示すブロック図である。
【図2】図1のプロセッサのパイプライン動作の一例を
示すタイムチャート図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るプロセッサの内部
構成とその外部接続とを示すブロック図である。
【図4】図3のプロセッサのパイプライン動作の一例を
示すタイムチャート図である。
【図5】従来のプロセッサのパイプライン動作の一例を
示すタイムチャート図である。
【符号の説明】 1 プロセッサ(情報処理装置) 2 中央処理装置(CPU) 3 命令キャッシュ 4 データキャッシュ 5 バス制御装置 6 第1の比較器(第1の比較手段) 7 第2の比較器(第2の比較手段) 8 制御回路(第1のアクセス制御手段) 9 セレクタ(選択手段) 10 出力トライステートバッファ 11 アドレスラッチ(第1の記憶手段) 12 DRAMビット幅格納レジスタ(第2の記憶手
段) 13 メモリコントローラ 14 外部メモリデバイス(DRAM) 15 バスインターフェイス(第1及び第2のバスイン
ターフェイス手段) 20 命令アドレス 21 データアドレス 22 命令アクセス要求 23 データアクセス要求 24 ビット幅データ 27 外部命令アクセス要求 28 外部データアクセス要求 30 外部アクセスアドレス 31 前回の外部アクセスアドレス 40 内部命令バス 41 内部データバス 42 命令/データバス(外部バス) 100 プリフェッチアドレス生成回路(プリフェッチ
アドレス生成手段) 101 プリフェッチアドレス 102 第3の比較器(第3の比較手段) 103 第4の比較器(第4の比較手段) 106 制御回路(第1及び第2のアクセス制御手段、
プリフェッチ手段) 109 セレクタ(選択手段、プリフェッチ手段) 110 外部アクセスアドレス 111 バッファメモリ(第3の記憶手段)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置の複数の内部バスのうちの
    1つと、高速アクセスモード及び通常アクセスモードを
    有する外部メモリデバイスに接続された単一の外部バス
    との間の信号の授受を制御するためのバス制御方法であ
    って、 前記複数の内部バスに対応して発行された複数の外部ア
    クセス要求の各々に対して、前記外部メモリデバイスを
    高速アクセスモードでアクセスできるかどうかを前回の
    外部アクセスアドレスに基づいて判定するステップと、 前記判定の各結果に基づき、前記複数の外部アクセス要
    求のうち前記外部メモリデバイスを高速アクセスモード
    でアクセスできる外部アクセス要求を優先的に処理する
    ステップとを備えたことを特徴とするバス制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバス制御方法において、 前記複数の外部アクセス要求は少なくとも外部命令アク
    セス要求と外部データアクセス要求とを含むことを特徴
    とするバス制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のバス制御方法において、 外部アクセス要求のいずれもが発行されない間に、前回
    の外部アクセスアドレスを所定値だけ更新したアドレス
    で前記外部メモリデバイスから命令又はデータをプリフ
    ェッチするステップと、 前記複数の外部アクセス要求の各々に対して、前記プリ
    フェッチされた命令又はデータを利用できるかどうかを
    判断するステップと、 前記判断の各結果に基づき、前記複数の外部アクセス要
    求のうち前記プリフェッチされた命令又はデータを利用
    できる外部アクセス要求を最優先に処理するステップと
    を更に備えたことを特徴とするバス制御方法。
  4. 【請求項4】 情報処理装置の複数の内部バスのうちの
    1つと、高速アクセスモード及び通常アクセスモードを
    有する外部メモリデバイスに接続された単一の外部バス
    との間の信号の授受を制御するためのバス制御装置であ
    って、 前回の外部アクセスアドレスを記憶するための第1の記
    憶手段と、 前記複数の内部バスに対応して発行された複数の外部ア
    クセス要求の各々に対して、前記外部メモリデバイスを
    高速アクセスモードでアクセスできるかどうかを、前記
    第1の記憶手段に記憶されている前回の外部アクセスア
    ドレスに基づいて判定するための第1の判定手段と、 前記第1の判定手段による判定の各結果に基づき、前記
    複数の外部アクセス要求のうち前記外部メモリデバイス
    を高速アクセスモードでアクセスできる外部アクセス要
    求を優先的に処理するように、前記複数の内部バスのう
    ちの1つと前記外部バスとの間の信号の授受を制御する
    ための第1の制御手段とを備えたことを特徴とするバス
    制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のバス制御装置において、 前記複数の内部バスは少なくとも内部命令バスと内部デ
    ータバスとを含み、 前記複数の外部アクセス要求は前記内部命令バスに対応
    した外部命令アクセス要求と前記内部データバスに対応
    した外部データアクセス要求とを含むことを特徴とする
    バス制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のバス制御装置において、 前記第1の判定手段は、 前記外部命令アクセス要求に対して前記外部メモリデバ
    イスを高速アクセスモードでアクセスできるかどうかを
    判定するように、前記外部命令アクセス要求に係る命令
    アドレスと前記第1の記憶手段に記憶されている前回の
    外部アクセスアドレスとを比較するための第1の比較手
    段と、 前記外部データアクセス要求に対して前記外部メモリデ
    バイスを高速アクセスモードでアクセスできるかどうか
    を判定するように、前記外部データアクセス要求に係る
    データアドレスと前記第1の記憶手段に記憶されている
    前回の外部アクセスアドレスとを比較するための第2の
    比較手段とを備えたことを特徴とするバス制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のバス制御装置において、 前記第1の判定手段は、前記第1及び第2の比較手段の
    各々における比較範囲を制限するように、前記外部メモ
    リデバイスとして採用されるDRAMのロウアドレスが
    前記命令アドレス及びデータアドレスのどの部分に対応
    するかを示すビット幅データを記憶するための第2の記
    憶手段を更に備えたことを特徴とするバス制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のバス制御装置において、 前記第2の記憶手段は、プログラマブルな記憶装置であ
    ることを特徴とするバス制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のバス制御装置において、 前記第1の制御手段は、 前記外部命令アクセス要求に係る命令アドレスと前記外
    部データアクセス要求に係るデータアドレスとのうちの
    いずれか一方を外部アクセスアドレスとして選択するた
    めの選択手段と、 前記内部命令バス及び内部データバスのうちのいずれか
    一方と前記外部バスとの間の命令及びデータの授受を司
    るための第1のバスインターフェイス手段と、 前記外部命令アクセス要求と前記外部データアクセス要
    求とが同時に発行された際に、前記第1及び第2の比較
    手段のうち第1の比較手段のみで一致が得られた場合に
    は前記外部命令アクセス要求を前記外部データアクセス
    要求に優先して処理するように、他の場合には前記外部
    データアクセス要求を前記外部命令アクセス要求に優先
    して処理するように各々前記選択手段及び第1のバスイ
    ンターフェイス手段を制御するための第1のアクセス制
    御手段とを備えたことを特徴とするバス制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項4記載のバス制御装置におい
    て、 前記第1の記憶手段に記憶されている前回の外部アクセ
    スアドレスを所定値だけ更新したアドレスをプリフェッ
    チアドレスとして生成するためのプリフェッチアドレス
    生成手段と、 外部アクセス要求のいずれもが発行されない間に、前記
    プリフェッチアドレス生成手段により生成されたプリフ
    ェッチアドレスで前記外部メモリデバイスから命令又は
    データをプリフェッチするためのプリフェッチ手段と、 前記プリフェッチ手段によりプリフェッチされた命令又
    はデータを格納するための第3の記憶手段と、 前記複数の外部アクセス要求の各々に対して、前記第3
    の記憶手段に格納された命令又はデータを利用できるか
    どうかを判定するための第2の判定手段と、 前記第2の判定手段による判定の各結果に基づき、前記
    複数の外部アクセス要求のうち前記第3の記憶手段に格
    納されている命令又はデータを利用できる外部アクセス
    要求を最優先に処理するように、前記複数の内部バスの
    うちの1つと前記第3の記憶手段との間の信号の授受を
    制御するための第2の制御手段とを更に備えたことを特
    徴とするバス制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のバス制御装置におい
    て、 前記複数の内部バスは少なくとも内部命令バスと内部デ
    ータバスとを含み、 前記複数の外部アクセス要求は前記内部命令バスに対応
    した外部命令アクセス要求と前記内部データバスに対応
    した外部データアクセス要求とを含むことを特徴とする
    バス制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のバス制御装置におい
    て、 前記第2の判定手段は、 前記外部命令アクセス要求に対して前記第3の記憶手段
    に格納されている命令又はデータを利用できるかどうか
    を判定するように、前記外部命令アクセス要求に係る命
    令アドレスと前記プリフェッチアドレス生成手段により
    生成されたプリフェッチアドレスとを比較するための第
    3の比較手段と、 前記外部データアクセス要求に対して前記第3の記憶手
    段に格納されている命令又はデータを利用できるかどう
    かを判定するように、前記外部データアクセス要求に係
    るデータアドレスと前記プリフェッチアドレス生成手段
    により生成されたプリフェッチアドレスとを比較するた
    めの第4の比較手段とを備えたことを特徴とするバス制
    御装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のバス制御装置におい
    て、 前記第2の制御手段は、 前記内部命令バス及び内部データバスのうちのいずれか
    一方と前記第3の記憶手段との間の命令及びデータの授
    受を司るための第2のバスインターフェイス手段と、 前記第3の比較手段で一致が得られた場合には前記第3
    の記憶手段に格納されている命令を前記第1の判定手段
    による判定の各結果にかかわりなく前記内部命令バスへ
    転送するように、前記第4の比較手段で一致が得られた
    場合には前記第3の記憶手段に格納されているデータを
    前記第1の判定手段による判定の各結果にかかわりなく
    前記内部データバスへ転送するように各々前記第2のバ
    スインターフェイス手段を制御するための第2のアクセ
    ス制御手段とを備えたことを特徴とするバス制御装置。
  14. 【請求項14】 キャッシュミスの場合に、高速アクセ
    スモード及び通常アクセスモードを有する外部メモリデ
    バイスを単一の外部バスを介してアクセスする機能を備
    えた情報処理装置であって、 命令アクセス要求を命令アドレスとともに、データアク
    セス要求をデータアドレスとともに各々出力するための
    中央処理装置と、 命令を転送するための内部命令バスと、 データを転送するための内部データバスと、 前記中央処理装置で実行されるべき命令を格納し、かつ
    該中央処理装置から出力された命令アクセス要求に対し
    てミスが生じた場合には外部命令アクセス要求を発行す
    る機能を備えた命令キャッシュと、 前記中央処理装置で使用されるべきデータを格納し、か
    つ該中央処理装置から出力されたデータアクセス要求に
    対してミスが生じた場合には外部データアクセス要求を
    発行する機能を備えたデータキャッシュと、 前記内部命令バス及び内部データバスのうちのいずれか
    一方と前記外部バスとの間の信号の授受を制御するため
    のバス制御装置とを備え、 前記バス制御装置は、 前回の外部アクセスアドレスを記憶するための第1の記
    憶手段と、 前記命令キャッシュから発行された外部命令アクセス要
    求に対して前記外部メモリデバイスを高速アクセスモー
    ドでアクセスできるかどうかを判定するように、前記外
    部命令アクセス要求に係る命令アドレスと前記第1の記
    憶手段に記憶されている前回の外部アクセスアドレスと
    を比較するための第1の比較手段と、 前記データキャッシュから発行された外部データアクセ
    ス要求に対して前記外部メモリデバイスを高速アクセス
    モードでアクセスできるかどうかを判定するように、前
    記外部データアクセス要求に係るデータアドレスと前記
    第1の記憶手段に記憶されている前回の外部アクセスア
    ドレスとを比較するための第2の比較手段と、 前記外部命令アクセス要求に係る命令アドレスと前記外
    部データアクセス要求に係るデータアドレスとのうちの
    いずれか一方を外部アクセスアドレスとして選択するた
    めの選択手段と、 前記内部命令バス及び内部データバスのうちのいずれか
    一方と前記外部バスとの間の命令及びデータの授受を司
    るための第1のバスインターフェイス手段と、 前記外部命令アクセス要求と前記外部データアクセス要
    求とが同時に発行された際に、前記第1及び第2の比較
    手段のうち第1の比較手段のみで一致が得られた場合に
    は前記外部命令アクセス要求を前記外部データアクセス
    要求に優先して処理するように、他の場合には前記外部
    データアクセス要求を前記外部命令アクセス要求に優先
    して処理するように各々前記選択手段及び第1のバスイ
    ンターフェイス手段を制御するための第1のアクセス制
    御手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の情報処理装置におい
    て、 前記バス制御装置は、前記第1及び第2の比較手段の各
    々における比較範囲を制限するように、前記外部メモリ
    デバイスとして採用されるDRAMのロウアドレスが前
    記命令アドレス及びデータアドレスのどの部分に対応す
    るかを示すビット幅データを記憶するための第2の記憶
    手段を更に備えたことを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の情報処理装置におい
    て、 前記第2の記憶手段は、プログラマブルな記憶装置であ
    ることを特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の情報処理装置におい
    て、 前記バス制御装置は、 前記第1の記憶手段に記憶されている前回の外部アクセ
    スアドレスを所定値だけ更新したアドレスをプリフェッ
    チアドレスとして生成するためのプリフェッチアドレス
    生成手段と、 前記外部命令アクセス要求及び外部データアクセス要求
    のいずれもが発行されない間に、前記プリフェッチアド
    レス生成手段により生成されたプリフェッチアドレスで
    前記外部メモリデバイスから命令又はデータをプリフェ
    ッチするためのプリフェッチ手段と、 前記プリフェッチ手段によりプリフェッチされた命令又
    はデータを格納するための第3の記憶手段と、 前記命令キャッシュから発行された外部命令アクセス要
    求に対して前記第3の記憶手段に格納されている命令又
    はデータを利用できるかどうかを判定するように、前記
    外部命令アクセス要求に係る命令アドレスと前記プリフ
    ェッチアドレス生成手段により生成されたプリフェッチ
    アドレスとを比較するための第3の比較手段と、 前記データキャッシュから発行された外部データアクセ
    ス要求に対して前記第3の記憶手段に格納されている命
    令又はデータを利用できるかどうかを判定するように、
    前記外部データアクセス要求に係るデータアドレスと前
    記プリフェッチアドレス生成手段により生成されたプリ
    フェッチアドレスとを比較するための第4の比較手段
    と、 前記内部命令バス及び内部データバスのうちのいずれか
    一方と前記第3の記憶手段との間の命令及びデータの授
    受を司るための第2のバスインターフェイス手段と、 前記第3の比較手段で一致が得られた場合には前記第3
    の記憶手段に格納されている命令を前記第1及び第2の
    比較手段の比較結果にかかわりなく前記内部命令バスへ
    転送するように、前記第4の比較手段で一致が得られた
    場合には前記第3の記憶手段に格納されているデータを
    前記第1及び第2の比較手段の比較結果にかかわりなく
    前記内部データバスへ転送するように各々前記第2のバ
    スインターフェイス手段を制御するための第2のアクセ
    ス制御手段とを更に備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
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