JPH0516527U - 車両用アウタミラー - Google Patents

車両用アウタミラー

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JPH0516527U
JPH0516527U JP7389291U JP7389291U JPH0516527U JP H0516527 U JPH0516527 U JP H0516527U JP 7389291 U JP7389291 U JP 7389291U JP 7389291 U JP7389291 U JP 7389291U JP H0516527 U JPH0516527 U JP H0516527U
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signal
vehicle speed
heater
vehicle
water droplets
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JP7389291U
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English (en)
Inventor
守彦 小笠原
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面倒な操作を行うことなくミラー本体の表面
に付着した水滴を除去できるようにする。 【構成】 信号発生回路13は車速センサ10からの車
速信号K1 に基づいて車両速度が20km/hに達したとき
はパルス信号K3 を出力する。第1の制御回路14は、
パルス信号K3 の入力タイミングでワイパスイッチ11
からのワイパ信号K2 を入力したときは第2の制御回路
15に水滴除去を指示する制御信号を出力する。第2の
制御回路15は、制御信号に基づいて超音波振動子4及
びヒータ5に通電するための駆動信号を駆動回路6に出
力する。駆動回路6による超音波振動子4及びヒータ5
の通電状態でミラー本体に付着した水滴が除去される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ミラー本体の表面に付着した水滴の除去用の超音波振動子及びヒー タを備えた車両用アウタミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用アウタミラーとしては、水滴除去用の超音波振動子及びヒー タを備えたものが供されている。これらの超音波振動子及びヒータは車両内に設 けられたスイッチ操作に応じて通電されるようになっており、その通電により超 音波振動子の振動がミラー本体に伝達されると共にヒータからの熱がミラー本体 に伝導されるようになっている。この場合、超音波振動子の振動により霧化した 水滴がミラー本体に再付着した場合は、超音波振動子による振動では微細な水滴 を完全に除去することができないので、ヒータの熱によりミラー本体に付着した 微細な水滴を除去するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成の場合、ミラー本体に水滴が付着したときに、運 転者がスイッチを一々操作する構成であるので、そのスイッチ操作が煩わしいと いう欠点がある。特に、車両の速度が所定速度に達するまでの間は、ミラー本体 の後方の空気が大きく乱れるので、雨天時においては車両の走行開始時、或は車 両の速度が所定速度から低下する都度にミラー本体に水滴が付着してスイッチ操 作を行う必要がある。
【0004】 また、冬季のように外気温が低いときは、ミラー本体の表面に付着した水滴が 凍結することがあり、このような場合は、超音波振動ではミラー本体に付着した 水滴を霧化することができないので、バッテリの電力が無駄に消費されてしまう 虞がある。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、面倒な操作を行うこ となくミラー本体に付着した水滴を除去することができると共に、外気温が低い 場合には省電力化も図ることができる車両用アウタミラーを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、超音波振動子からの振動及びヒータからの熱によりミラー本体の表 面に付着した水滴を除去する車両用アウタミラーにおいて、フロントワイパの駆 動を指示するワイパスイッチを設け、車速信号を出力する車速センサを設け、前 記ワイパスイッチのオン状態で前記車速信号に基づく車両速度が所定速度となっ たときに所定のタイミングで前記超音波振動子及び前記ヒータに通電する制御装 置を設けたものである。
【0007】 また、リアデフォッガへの通電を指示するデフォッガスイッチを設け、制御装 置を、ワイパスイッチ及び前記デフォッガスイッチのオン状態で車速信号に基づ く車両速度が所定速度となったときに所定のタイミングでヒータに通電するよう に構成してもよい。
【0008】
【作用】
請求項1の場合、車両の走行に応じて、車速センサから車両の速度を示す車速 信号が出力される。このとき、ワイパスイッチのオン状態で車両の速度が所定速 度に達すると、制御装置は、所定タイミングで超音波振動子及びヒータに通電す るので、ミラー本体の表面に付着した水滴を自動的に除去することができる。
【0009】 請求項2の場合、リアガラスに霜が付着していた場合は、デフォッガスイッチ を操作する。そして、車両の速度が所定速度に達すると、制御装置は、ワイパス イッチ及びデフォッガスイッチのオン状態で車速信号に基づく車両速度が所定速 度となったときに所定のタイミングでヒータに通電する。これにより、ミラー本 体に付着している水滴が凍結していた場合は、ヒータの熱によりミラー本体に付 着して凍結した水滴を除去することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1乃至図4を参照して説明する。ドアミラーを 斜めから示す図2において、ステー1に回動可能に支持されたミラーハウジング 2にミラー本体3が角度調節可能に支持されている。ミラー本体3の裏側には超 音波振動子4が配設されており、その超音波振動子4の振動がミラー本体3に伝 達するように構成されている。
【0011】 また、ミラー本体3の裏側にはヒータ5(図1参照)が配設されている。そし て、ミラーハウジング2内には超音波振動子4及びヒータ5を駆動する駆動回路 6が配設されている。また、この駆動回路6は車両内に延設されたリード線7と 接続されており、そのリード線7がコネクタ8を介して制御装置9と接続されて いる。
【0012】 全体の回路構成を概略的に示す図1において、車速センサ10は車両の速度に 応じた周期でパルス状の車速信号K1 を出力する。また、ワイパスイッチ11は 操作状態でハイレベルのワイパ信号K2 を制御装置9に出力する。強制ワイパス イッチ12は操作状態でオン信号を制御装置9に出力する。
【0013】 制御装置9は信号発生回路13,第1の制御回路14及び第2の制御回路15 から成る。ここで、信号発生回路13は車速センサ10からの車速信号K1 の周 期に基づいて車両の速度を判断し、車両速度が20km/hまで上昇したときはパ ルス信号K3 を出力すると共に、車両速度が20km/hまで降下したときはそのタ イミングから設定時間だけ遅れたタイミングでパルス信号K3 を出力するように なっている。
【0014】 第1の制御回路14は、信号発生回路13からのパルス信号K3 及びワイパス イッチ11からのワイパ信号K2 に基づいて第2の制御回路15に制御信号を出 力する。ここで、第1の制御回路14にはマニュアルスイッチ16が設けられて おり、第1の制御回路14は、そのマニュアルスイッチ16の操作状態に応じて 実行モードを選択するようになっている。この場合、第1の制御回路14は、マ ニュアルスイッチ16のオン状態でマニュアルモードを実行し、マニュアルスイ ッチ16のオフ状態でオートモードを実行する。
【0015】 さて、第2の制御回路15は従来から設けられている制御回路であり、これは 、第1の制御回路14からの制御信号に基づいて駆動回路6に超音波振動子4若 しくはヒータ5に通電するタイミングに応じた駆動信号を適宜タイミングで出力 する。
【0016】 そして、駆動回路6は、第2の制御回路15から駆動信号に応じて超音波振動 子4に通電すると共にヒータ5に適宜通電する。
【0017】 次に上記構成の作用を、第1の制御回路14の動作を示す図3のフローチャー ト及び各信号の出力タイミングを示す図4を参照して説明する。尚、第1の制御 回路14に設けられているマニュアルスイッチ16はオフされている。
【0018】 車速センサ10からは車両の速度に応じて車速信号K1 (図4(b)参照)が 制御装置9の信号発生回路13に出力される。そして、車両の速度が20km/hに 達すると、信号発生回路13からパルス信号K3 (図4(d)参照)が出力され るので、第1の制御回路14は、ステップS1 からステップS2 に進行してワイ パ信号K2 が入力しているか否かを判断する。このとき、降雨中の走行であった ときは、ワイパスイッチ11は操作されてワイパ信号K2 が入力しているので、 第1の制御回路14は、ステップS2 からステップS3 に進行してタイマをスタ ートしてから超音波振動子4及びヒータ5に通電する(ステップS4 )。これに より、超音波振動子4が振動するので、ミラー本体3の表面に付着している水滴 は超音波振動により霧化される。
【0019】 続いて、第1の制御回路14は、タイマによる計時時間が5秒経過したところ でステップS5 からステップS6 に進行して超音波振動子4に対する駆動を停止 するための制御信号を出力する(図4(e)参照)。これにより、第2の制御回 路15は超音波振動子4への通電タイミングを指示する駆動信号の出力を停止す るので、駆動回路6による超音波振動子4への通電は終了してこの超音波振動子 4が停止する。
【0020】 また、第1の制御回路14は、タイマが2分経過したところでステップS7 か らステップS8 に進行してヒータ5に対する通電を停止するための制御信号を出 力する(図4(f)参照)。この結果、超音波振動により霧化された水滴がミラ ー本体3に付着した場合であっても、ミラー本体3の表面に付着した水滴を完全 に除去することができる。この場合、信号発生回路13は、パルス信号K3 を出 力した後に2分間以内にパルス信号K3 を出力する条件となった場合であっても そのパルス信号を出力することはない(図4(d)参照)。
【0021】 一方、信号発生回路13は、車速センサ10からの車速信号K1 が20Km/hを 示していたときに車両の速度が降下していたときは、設定時間だけ待機した後に 上述と同様に超音波振動子4及びヒータ5に通電する。つまり、車両の速度が2 0km/hまで降下したタイミングでミラー本体3に付着した水滴を除去する場合は 、それ以降もミラー本体に水滴が付着する可能性が高いので、超音波振動子4及 びヒータ5に通電するタイミングを遅らせることにより、適切なタイミングでミ ラー本体3の表面から水滴を除去するようにしたのである。
【0022】 尚、上述のオートモード中に強制ワイパスイッチ12を操作したときは、第1 の制御回路14は、第2の制御回路15に超音波振動子4及びヒータ5を駆動す るための制御信号を出力するようになっている。従って、長時間の停車、或は高 速走行中にミラー本体3に水滴が付着した場合は、強制ワイパスイッチ12を操 作することによりミラー本体3に付着した水滴を除去することができる。
【0023】 また、第1の制御回路14に接続されたマニュアルスイッチ16をオンした場 合は、第1の制御回路14は、信号発生回路13からのパルス信号K1 の入力を 無効化して、ワイパスイッチ11からのワイパ信号K2 に基づいて超音波振動子 4及びヒータ5に通電するための制御信号を出力するようになっている。
【0024】 図5は本考案の第2実施例を示しており、第1実施例と同一部分には同一符号 を付して説明を省略する。この第2実施例の場合、制御装置9の第1の制御回路 14にはデフォッガスイッチ16が接続されている。
【0025】 そして、第1の制御回路14は、ワイパスイッチ11及びデフォッガスイッチ 16のオン状態で車速が20km/hに達したときは、超音波振動子4に通電するこ となくヒータ5のみに通電するようになっている。つまり、リアデフォッガに通 電するということは、冬季のように外気温が極めて低い場合であるので、ミラー 本体3の表面に付着している水滴が凍結していることが往々にあり、このような 場合、超音波振動子4により振動したところでミラー本体3に付着している水滴 を除去することができないので、ヒータ5のみに通電してミラー本体3に付着し ている水滴を蒸発させるようにしている。従って、超音波振動子4に無駄に通電 してしまう事態を回避して省電力化を図ることができる。
【0026】 尚、上記実施例では、車両速度が20km/hに達したところで信号発生回路13 から第1の制御回路14にパルス信号K3 を出力するようにしたが、これに代え て、車両に設けられているドアロック信号を利用するようにしてもよい。この場 合、従来から車両に設けられているドアロック信号を利用する構成であるので、 全体の構成を簡単化することができる。
【0027】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の車両用アウタミラーによれば 、超音波振動子からの振動及びヒータからの熱によりミラー本体の表面に付着し た水滴を除去する車両用アウタミラーにおいて、フロントワイパの駆動を指示す るワイパスイッチを設け、車速信号を出力する車速センサを設け、前記ワイパス イッチのオン状態で前記車速信号に基づく車両速度が所定速度となったときに所 定のタイミングで前記超音波振動子及び前記ヒータに通電する制御回路を設けた ので、面倒な操作を行うことなくミラー本体に付着した水滴を除去することがで きるという優れた効果を奏する。
【0028】 請求項2記載の車両用アウタミラーによれば、リアデフォッガへの通電を指示 するデフォッガスイッチを設け、制御回路を、ワイパスイッチ及び前記デフォッ ガスイッチのオン状態で車速信号に基づく車両速度が所定速度となったときに所 定のタイミングでヒータに通電するように構成したので、外気温が低い場合には 、省電力化を図りながら面倒を操作を行うことなくミラー本体に付着した水滴を 除去することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す全体の概略構成図
【図2】全体の斜視図
【図3】第1の制御回路の動作を示すフローチャート
【図4】各信号の出力状態を示すタイミング図
【図5】本考案の第2実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
4は超音波振動子、5はヒータ、9は制御装置、10は
車速センサ、11はワイパスイッチ、16はデフォッガ
スイッチである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子からの振動及びヒータから
    の熱によりミラー本体の表面に付着した水滴を除去する
    車両用アウタミラーにおいて、フロントワイパの駆動を
    指示するワイパスイッチと、車速信号を出力する車速セ
    ンサと、前記ワイパスイッチのオン状態で前記車速信号
    に基づく車両速度が所定速度となったときに所定のタイ
    ミングで前記超音波振動子及び前記ヒータに通電する制
    御装置とを備えたことを特徴とする車両用アウタミラ
    ー。
  2. 【請求項2】 リアデフォッガへの通電を指示するデフ
    ォッガスイッチを備え、制御装置は、ワイパスイッチ及
    び前記デフォッガスイッチのオン状態で車速信号に基づ
    く車両速度が所定速度となったときに所定のタイミング
    でヒータに通電するように構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の車両用アウタミラー。
JP7389291U 1991-08-20 1991-08-20 車両用アウタミラー Pending JPH0516527U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09233381A (ja) * 1996-02-26 1997-09-05 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラハウジング装置
JP2011240915A (ja) * 2009-09-29 2011-12-01 Denso Corp 車両用操作装置
KR20170015588A (ko) * 2015-07-29 2017-02-09 원광대학교산학협력단 절단 석재의 습기 제거 및 건조 장치

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KR20170015588A (ko) * 2015-07-29 2017-02-09 원광대학교산학협력단 절단 석재의 습기 제거 및 건조 장치

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