JPH0516415A - サーマルプリンタの熱制御装置 - Google Patents

サーマルプリンタの熱制御装置

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Publication number
JPH0516415A
JPH0516415A JP16994691A JP16994691A JPH0516415A JP H0516415 A JPH0516415 A JP H0516415A JP 16994691 A JP16994691 A JP 16994691A JP 16994691 A JP16994691 A JP 16994691A JP H0516415 A JPH0516415 A JP H0516415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
printing
thermal head
dots
print data
Prior art date
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Pending
Application number
JP16994691A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Inoue
勝史 井上
Mikio Naruse
幹夫 成瀬
聡 ▲よし▼原
Satoshi Yoshihara
Manabu Eguchi
学 江口
Naoki Hatada
尚起 畑田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16994691A priority Critical patent/JPH0516415A/ja
Publication of JPH0516415A publication Critical patent/JPH0516415A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインのサーマルヘッドを有するサーマルプ
リンタにおいて、横方向の印字の状態によるラインのサ
ーマルヘッドの各ドットの温度に不均衡が生じるのを防
止し、印字速度に影響を与えずに、ドットごとの濃淡の
ない良質の印字を行い、過剰加熱による寿命的劣化の生
じない熱制御装置を実現する。 【構成】 印字データを記憶装置2から出力し、演算回
路3によって横方向の印字データと比較演算し、クロッ
ク信号5に同期して、例えば横方向に3ドット印字デー
タが続く場合には、最初に両端の2ドットの予熱を行
い、次に3ドット全部を加熱し印字を行うようにして、
ラインのサーマルヘッド4の全ドットの温度バランスを
保つようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインのサーマルヘッ
ドを用いた感熱型および熱転写型のサーマルプリンタの
熱制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルプリンタは、ラインのサ
ーマルヘッドを一定時間加熱することにより印字を行う
ものや、過去の印字データの有無やパターンにより、ラ
インのサーマルヘッドの加熱を加熱電圧や加熱時間で制
御する加熱制御手段を設けているものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の感
熱型および熱転写型のサーマルプリンタでは、ラインの
サーマルヘッドを一定時間加熱することにより印字を行
うものは、隣のドットの影響を受けて、ラインのサーマ
ルヘッドの温度にばらつきが生じ、印字の濃度が一定に
ならず印字品質に問題があった。具体的には、1行の中
で連続して印字を行う場合、両端のドットがその他の印
字部分より温度が低くなるため印字濃度に差が生じる。
これを解決するために印字のパターンによって加熱時間
や電圧を変化させることは、印字データの演算、加熱時
間や電圧の演算に時間がかかるため高速印字には向いて
いないという問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決しようとするもの
で、印字速度を損うことなく、印字の濃淡のない高品質
の印字と、加熱過剰により寿命が短くなることがないサ
ーマルプリンタの熱制御装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、加熱制御手段とラインのサーマルヘッド
を具備したサーマルプリンタにおいて、印字データを記
憶する記憶装置とラインのサーマルヘッドの隣接する印
字データを用いて連続した印字ドットの両端を認識する
演算回路とを持ち、印字データを記憶装置から演算回路
に入力し、演算回路から出力された連続した印字ドット
の両端を予熱するための制御データと印字データをそれ
ぞれ1行の印字期間内に時分割してラインのサーマルヘ
ッドのクロック信号に同期させてラインのサーマルヘッ
ドに入力し、演算回路から出力される連続した印字ドッ
トの両端を予熱するための制御データによるラインのサ
ーマルヘッドの予熱と印字データによる加熱を、1行の
印字期間内に時分割して行うようにしたものである。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、制御データに基づいて
1行の印字期間内において、ラインのサーマルヘッドの
各ドットの加熱回数を変えて予熱を行った上で印字を行
うので、ラインのサーマルヘッドの各ドットの印字時に
おける温度が一定となり、印字速度を損うことなく、印
字の濃淡がなくなり印字品質が高くなると同時に、ライ
ンのサーマルヘッドが加熱過剰にならないように容易に
制御できるのでラインのサーマルヘッドの寿命を長くす
ることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0008】図1は本発明による感熱型および熱転写型
サーマルプリンタの熱制御装置の要部を示すブロック図
である。図において、1は16bitのCPUで、ダイ
ナミックランダムメモリー(DRAM)を用いた記憶装
置2に記憶されている印字データを読み出す。読み出さ
れた印字データは、演算回路3に入力され演算を行った
後、ラインのサーマルヘッド4に送るべき印字データを
CPU1によって選択する。選択された印字データは、
クロック信号5に同期させてラインのサーマルヘッド4
に入力し、加熱または予熱が行われる。
【0009】以下、図2(a)および(b)を用いて、
予熱を行うための制御データについて説明する。図2
(a)および(b)において、1つのこまは印字の1ド
ットに相当し、図2(a)は印字を行うための各ドット
に対応した印字データを示しており、1つのラインのサ
ーマルヘッド上の第(n−1)ワードの後半から第(n
+1)ワードの途中までの印字データで、斜線を施して
あるこまが実際に印字を行うドットに相当する印字デー
タを示している。また、図2(b)は予熱を行うための
各ドットに対応した予熱のための制御データを表してお
り、斜線を施したドットで予熱が行われ、白地のドット
では予熱は行われない。
【0010】なお、図2(a)の各ドットの番号と図2
(b)の各ドットの番号とは対応しており、同じ番号が
付されているドットは同一ドットであることを示してい
る。
【0011】ここで、図1に示す記憶装置2から読み出
され、演算回路3に入力された印字データが図2(a)
に示すものであった場合、演算回路3で演算が行われ、
ラインのサーマルヘッド4に入力される予熱のための制
御データは図2(b)の通りとなる。
【0012】すなわち、印字データが3個以上の連続し
たドットに印字を指令した場合、演算回路3は連続した
複数個のドットの両端のドットに予熱を指示する。具体
的には、図2(a)の(n−1)11番から(n−1)
13番のドットが連続して印字の指令を受けているの
で、演算回路3はその両端の(n−1)11番と(n−
1)13番のドットに予熱を指令する。同様に、n00
番からn02番までの連続したドットへの印字指令に対
してはn00番とn02番のドットに対して予熱指令
を、n05番からn12番までの連続したドットに対す
る印字指令に対してはn05番とn12番のドットに対
して予熱の指令を行う。
【0013】この原則は連続した3個以上のドットが異
る2つのワードに跨る場合にも適用され、例えばn15
番から(n+1)03番までのドットに対する印字指令
に対しては5番と(n+1)03番のドットに対して予
熱が指示される。
【0014】以上のようにして、各印字行ごとに印字デ
ータに対する予熱のための制御データが決定されると、
予熱のための制御データと印字データは1行の印字期間
内に時分割してラインのサーマルヘッド4にクロック信
号5に同期して入力され、制御データによるラインのサ
ーマルヘッド4の予熱と印字データによる加熱印字が1
行の印字期間内に時分割して行われる。
【0015】言い替えれば、横に3ドット以上の印字デ
ータが続けば印字の両端のドットは1度予熱されたのち
加熱され、他の連続したドットは1回だけの加熱とな
る。これにより両端のドットでは、加熱不足による輪郭
のぼけを防ぐと同時に、連続したドットでは、1度しか
加熱が行われないため加熱過剰とならずラインのサーマ
ルヘッドの寿命を長くする。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、熱制御のために特別に追加記憶装置を用いるこ
となく、印字状態に応じて1行の印字期間内において、
ラインのサーマルヘッドの各ドットの加熱回数を変えて
印字を行うので、印字速度を損なうことなくラインのサ
ーマルヘッドの各ドットの印字時における温度が一定と
なり、印字の濃淡がなくなり印字品質が向上し、さらに
ヘッドが過剰加熱されることがないのでラインのサーマ
ルプリンタの長寿命化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルプリンタの熱制御装置の一実
施例の構成を示すブロック図
【図2】(a)は印字データの構成図 (b)は制御データの構成図
【符号の説明】
2 記憶装置 3 演算回路 4 ラインのサーマルヘッド 5 クロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江口 学 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 畑田 尚起 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 加熱制御手段とラインのサーマルヘッド
    を具備したサーマルプリンタにおいて、印字データを記
    憶する記憶装置と、ラインのサーマルヘッドの隣接する
    印字データを用いて連続した印字ドットの両端を認識す
    る演算回路とを持ち、印字データを記憶装置から演算回
    路に入力し、演算回路から出力された連続した印字ドッ
    トの両端を予熱するための制御データと印字データをそ
    れぞれ1行の印字期間内に時分割してラインのサーマル
    ヘッドのクロック信号に同期させてラインのサーマルヘ
    ッドに入力し、演算回路から出力される連続した印字ド
    ットの両端を予熱するための制御データによるラインの
    サーマルヘッドの予熱と印字データによる加熱を、1行
    の印字期間内に時分割して行うサーマルプリンタの熱制
    御装置。
JP16994691A 1991-07-10 1991-07-10 サーマルプリンタの熱制御装置 Pending JPH0516415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16994691A JPH0516415A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 サーマルプリンタの熱制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16994691A JPH0516415A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 サーマルプリンタの熱制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516415A true JPH0516415A (ja) 1993-01-26

Family

ID=15895813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16994691A Pending JPH0516415A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 サーマルプリンタの熱制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0516415A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9132662B1 (en) 2014-03-31 2015-09-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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