JPH05162844A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH05162844A
JPH05162844A JP3353765A JP35376591A JPH05162844A JP H05162844 A JPH05162844 A JP H05162844A JP 3353765 A JP3353765 A JP 3353765A JP 35376591 A JP35376591 A JP 35376591A JP H05162844 A JPH05162844 A JP H05162844A
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JP
Japan
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stick body
stick
parts
chute
linear feeder
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JP3353765A
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Kiyoshi Agawa
清 阿川
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の部品が収容してあるスティック体を略
水平に積み上げておくことが可能であり、スティック体
を略水平に保持した状態で、スティック体内から部品を
順次容易に送り出し、送り出された部品の搬送方向を急
激に変化させることなく搬送することが可能で、しかも
送り出し速度を調節することが可能であり、機構が簡単
な部品供給装置を提供すること。 【構成】 微小振動を印可することにより部品の搬送を
行うリニアフィーダ16に対して、スティック体4がク
ランプ機構12により着脱自在に取り付けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子部品などの
部品をスライド移動自在に複数収容するスティック体内
から順次部品を取り出すための部品供給装置に係わり、
特に、スティック体を略水平に保持しつつ部品を取り出
すことができる部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品などの部品は、保管あるいは搬
送するために、透明で中空棒状のスティック体内に軸方
向にスライド移動自在に複数収容されることがある。そ
して、部品の組み立て工程に際しては、スティック体内
から順次部品を取り出す必要がある。スティック体内か
ら部品を順次取り出すための従来の方法として、スティ
ック体を垂直に設置し、スティック体内の部品を順次落
下させて取り出す方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
方法では、垂直なスティック体から供給される部品を、
ロボットハンドなどで順次ピックアップするために、垂
直に取り出される部品を水平方向に搬送するための機構
が必要となる。その機構には、垂直に落下してくる部品
を、全て同じ向きに順序よく揃えて水平方向に移動させ
るための機構が必要になることから、シュート形状が複
雑になり、実用的でないという問題点を有する。
【0004】また、スティック体内から部品を順次取り
出すための従来の方法として、スティック体を斜めに傾
斜させ、スティック体内の部品を自重により、落下させ
るようにする方法も考えられる。ところが、このような
方法では、先に述べた方法と同様に、スティック体内か
ら落下してくる部品を、水平方向に移動させるための機
構が必要であり、その機構が複雑であるという問題点を
有している。また、このような方法では、スティック体
を斜めに傾斜させるために、複数のスティック体を、斜
めに積み上げておくことになり、高さ方向に制限がある
場合に、多く積み上げておくことができないという問題
点も有している。
【0005】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、複数の部品が収容してあるスティック体を略水平に
積み上げておくことが可能であり、スティック体を略水
平に保持した状態で、スティック体内から部品を順次容
易に送り出し、送り出された部品の搬送方向を急激に変
化させることなく搬送することが可能であり、しかも送
り出し速度を調節することが可能であり、機構が簡単な
部品供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の部品供給装置は、微小振動を印可すること
により部品の搬送を行うリニアフィーダに対して、ステ
ィック体がクランプ手段により着脱自在に取り付けてあ
ることを基本的に特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の部品供給装置では、リニアフィーダに
よりスティック体を微小振動させる。その振動波は、ス
ティック体内に収容してある部品を一定方向に移動させ
るような振動波であることから、スティック体を略水平
方向に配置したとしても、スティック体の出口側開口端
部から、順次部品を送り出すことが可能になる。しか
も、スティック体を略水平に配置した状態で、部品を送
り出すことから、スティック体からの部品の送り出し方
向と、スティック体を出た後の部品の搬送方向とがほぼ
一致し、搬送のためのシュート形状が単純になる。ま
た、スティック体を略水平方向に配置したままで、ステ
ィック体内の部品の送り出しが可能であることから、ス
ティック体を水平方向に上に積み上げておくことが可能
になり、スティック体のストック量を増大させることが
できる。さらに、リニアフィーダにより発生する振動の
種類を変化させることにより、スティック体内から送り
出される部品の送り出し速度を変化させることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る部品供給装置
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本
発明の一実施例に係る部品供給装置の概略側面図、図2
は新規スティック体の供給状態を示す正面図および側面
図、図3はスティック体の分離状態を示す正面図および
側面図、図4はスティック体のクランプ状態を示す正面
図および側面図、図5は空のスティック体の排出を示す
正面図および側面図、図6は図2に示すY−Y線に沿う
保持手段の矢視図、図7は図2に示すZ−Z線に沿う保
持手段の係合突起と係合孔との係合関係を示す要部断面
矢視図、図8は保持手段の係合突起と係合孔との係合関
係を示す要部斜視図、図9,10は保持手段によるステ
ィック体の保持状態を示す説明図である。
【0009】図1に示すように、本発明の一実施例に係
る部品供給装置2では、略水平に配置されたスティック
体4を支持フレーム6,6間に上方に複数積層させるよ
うに支持している。スティック体4内には、その長手方
向に沿って、複数の部品14が一列にスライド移動自在
に収容してある。部品14としては、特に限定されない
が、例えば、ICチップ、スイッチ素子、コネクタ、ト
ランス、コイルなどの電子部品が例示される。このよう
な部品14が収容されるスティック体4は、透明なチュ
ーブで構成され、その断面形状は、収容される部品の形
状に合致した形状となっている。例えば、本実施例で
は、図2に示すように、スティック体4の形状は、断面
Cの字形状をしている。
【0010】各支持フレーム6,6には、保持手段とし
てのスティック体分離保持・供給機構8,8が装着して
ある。これらスティック体分離保持・供給機構8によ
り、最下層のスティック体4を、その下方に位置するス
ティック固定用ベース10に設けられたクランプ手段と
してのクランプ機構12に対して供給するようになって
いる。クランプ機構12により、部品を送り出そうとす
るスティック体4が着脱自在に保持される。他のスティ
ック体4は、支持フレーム6およびスティック分離保持
・供給機構8により、クランプ機構12で保持されたス
ティック体4とは分離して保持される。スティック体4
の配置角度は、完全に水平でも良いが、多少水平から傾
斜していても良い。ただし、スティック体4内の部品が
自重により落下しない角度範囲とする。
【0011】本実施例では、クランプ機構12が上部に
設置されたスティック固定用ベース10は、リニアフィ
ーダ16の上部に固定してある。リニアフィーダ16
は、微小振動を発生させて部品の搬送を行うために用い
られるが、従来では、スティック体4自体を微小振動さ
せてスティック体4内の部品14を送り出そうとする技
術は知られていなかった。
【0012】リニアフィーダ16の上部には、シュート
用ベース18が固定してある。シュート用ベース18の
上部には、シュート20が設置してある。シュート20
の左端は、クランプ機構12により保持されたスティッ
ク体4の出口側開口端部4aに連結してあり、この出口
側開口端部4aから送り出された部品14がシュート2
0へ案内されるようになっている。シュート20の右端
にはストッパ22が取り付けてあり、部品14が右端か
ら落下しないようになっている。
【0013】本実施例では、スティック固定用ベース1
0と、シュート用ベース18とが、同一のリニアフィー
ダ16に固定してあるので、リニアフィーダ16の微小
振動により、スティック固定用ベース10上に固定され
たスティック体4と、シュート用ベース18上に固定さ
れたシュート20とが同時に微小振動される。その結
果、スティック4内に収容してある部品14は、シュー
ト20方向に順次送り出され、出口側開口端部4aから
送り出された部品14は、シュート20上をストッパ2
2方向に順次送り出されて搬送される。本実施例では、
スティック体4内を部品14が移動する方向と、シュー
ト20上を部品14が移動する方向とが、ほぼ一致する
ことから、シュート20の形状は単純な形状でよい。
【0014】部品の送り出し速度、すなわち搬送速度
は、例えばリニアフィーダ16の微小振動数あるいは振
動波形などを調節することにより、自由に設定すること
ができる。リニアフィーダ16の振動数は、特に限定さ
れないが、例えば100Hzないしは120Hzであ
り、電源周波数の2倍である。
【0015】シュート14の右端に送り出された各部品
14は、順次ロボットハンドなどでピックアップされ、
部品の組み立て工程に移される。クランプ機構14によ
り保持されたスティック体4内の部品14の全てがシュ
ート20へ送り出されると、スティック体4内は空にな
る。空のスティック体4は、クランプ機構12から排除
される。そして、支持フレーム6,6に支持された複層
のスティック体4の内、最下層のスティック体4が新た
なスティック体として、スティック体分離保持・供給機
構8の作用で、クランプ機構12に供給される。
【0016】スティック体分離保持・供給機構8および
クランプ機構12としては、特に限定されないが、例え
ば図2〜10に示すような機構が用いられる。
【0017】図2(B),6に示すように、本実施例の
スティック体分離保持・供給機構8では、支持フレーム
6に対して、ブラケット30がボルトなどの締結手段で
取り付けてあり、このブラケット30の上部に、圧力シ
リンダ32が取り付けてある。圧力シリンダ32には、
駆動ロッド34が装着され、圧力シリンダの駆動によ
り、この駆動ロッド34が上下方向に往復移動するよう
になっている。駆動ロッド34の先端には、リンク用継
手36が取り付けてある。継手36には、回動リンク3
8の一端が回動自在に連結してある。
【0018】回動リンク38には、その長手方向に沿っ
て、長孔形状のリンク孔40が形成してあり、そこに、
上下往復リンク42および水平往復リンク44のリンク
ピン46,48が係合するようになっている。上下往復
リンク42は、スライド盤52に対して固定してある。
スライド盤52は、補助ブラケット54に対して上下方
向にスライド移動自在になっている。補助ブラケット5
4は、ブラケット30に固定してある。
【0019】上下往復リンク38には、水平往復リンク
44の水平往復移動を案内するガイド孔56が形成して
あり、このガイド孔56を貫通して水平往復リンク44
は、支持フレーム6に対して略垂直方向に往復移動可能
になっている。水平往復リンク44の先端には、係合突
起58が形成してあり、この係合突起58が、ブラケッ
ト30に形成してある係合孔60に係合するようになっ
ている。係合孔60に対する係合突起58の係合状態を
図7,8に示す。
【0020】図7,8に示すように、係合突起58の先
端には、幅広の第1係合部62が形成してあり、基端側
の第2係合部64の幅より大きく形成してある。一方、
ブラケット30に形成してある係合孔60は、逆T字形
状をしており、上部の窓部68の幅が、下部の窓部66
の幅より狭くなっている。そして、第1係合部62の幅
は、下部の窓部66の幅より狭く、上部の窓部68の幅
より大きく構成してある。また、第2係合部64の幅
は、上部の窓部68の幅よりも狭く構成してある。した
がって、第1係合部62が下部の窓部66に係合した状
態では、図8に示すように、係合突起58は、係合孔6
0に沿って上方向Bに移動することができず、係合突起
58が矢印A方向に突出移動した場合には、第2係合部
64が係合孔60に係合することから、係合突起58
は、係合孔60の上方窓部68に沿って上方向Bに移動
することができるようになっている。
【0021】次に、図2(A)に基づき、クランプ機構
12の詳細を説明する。本実施例では、スティック固定
用ベース10には、排出口70が形成してあり、そこか
ら空のスティック体4を排出するようになっている。ベ
ース10の上部には、両側に一対のブラケット72,7
4が取り付け固定してある。一方のブラケット72に
は、圧力シリンダ78により駆動される駆動ロッド76
の先端が連結してある。圧力シリンダ78の後端は、回
動軸80を介して下方支持リンク82に対して回動自在
に連結してある。下方支持リンク82には、長孔形状の
係合孔84が形成してある。この係合孔84には、ブラ
ケット72に固定されたリンクピン86が係合するよう
になっている。
【0022】したがって、図2(A)〜4(A)に示す
ように、駆動ロッド76が圧力シリンダ78内に後退し
ている状態では、下方支持リンク84がスティック体4
の下方を支持するようになっている。また、図5(A)
に示すように、圧力シリンダ78の作用により、駆動ロ
ッド76が最大限に前進した状態では、下方支持リンク
84は、リンクピン86とリンク孔84との係合移動に
より引き上げられ、それまで下方支持されていたスティ
ック体4は、支持を失い自重により排出孔70から排出
されるようになっている。
【0023】また、図2(A)に示すように、他方のブ
ラケット74にも、別の圧力シリンダ90により駆動さ
れる駆動ロッド88の先端が連結してあり、圧力シリン
ダ90の後端は、ピン92を介して上方押えリンク94
が連結してある。したがって、図2(A),3(A),
5(A)に示すように、駆動ロッド88が圧力シリンダ
90内に後退移動している状態では、上方押えリンク9
4は、支持フレーム6に支持されたスティック体4の落
下位置を解放する位置に回動し、図4(A)に示すよう
に、駆動ロッド88が最大限に突出した位置では、下方
支持リンク86上に載置されたスティック体4を上から
押さえつけるように回動するようになっている。
【0024】次に、上述したようなスティック体分離保
持・供給機構8を用い、スティック固定用ベース上のク
ランプ機構12に対して新たなスティック体4を供給
し、排出するまでの機構の動きを、図2〜5を主として
参照して詳細に説明する。まず、支持フレーム6上に支
持された複数のスティック体4の内、最下層のスティッ
ク体4を、クランプ機構12に対して供給するには、図
2(B)に示すように、圧力シリンダ36を駆動し、駆
動ロッド34を最大まで伸ばす。すると、回動リンク3
8、上下往復リンク42および水平往復リンク44の作
用により、水平往復リンク44の先端に形成してある係
合突起58は、最大後退位置にまで後退する。その状態
を図2(B),図7,図8に示す。その状態では、係合
突起58の先端は、スティック体4の開口端部に対して
係合しない。そのため、支持フレーム6に沿って積層し
てあるスティック体4は、支えを失い、図2(A)に示
すように、クランプ機構12の下方支持リンク82上に
落下する。その状態では、クランプ機構12の上方押え
リンク94は、落下位置を開いている方向に回動してい
る。また、下方支持リンク82は、落下してくるスティ
ック体4を受ける位置に回動している。
【0025】次に、図3(B)に示すように、圧力シリ
ンダ36を駆動して駆動ロッド34を圧力シリンダ36
内に後退させれば、最下層の一つ上以上に積み重ねられ
たスティック体4を最下層のスティック体4とは分離す
るように引き上げることができる。その動きの詳細を図
7〜10に基づき説明する。
【0026】図9に示すように、圧力シリンダ36によ
り駆動ロッド34を圧力シリンダ内に後退移動させる途
中では、リンク38,42,44の作用により、水平往
復リンク44が最大突出位置まで前進移動し、最下層の
一つ上のスティック体4の開口端部内に差し込まれる。
その状態では、水平往復リンク44の先端に形成してあ
る図8に示す係合突起58は、図示上矢印A方向に最大
限に突出し、第2係合部64が係合孔60内に入り込
む。そのため、水平往復リンク44は、ブラケット30
に対して上方に移動可能になる。したがって、図10に
示すように、圧力シリンダ36により駆動ロッド34を
さらに後退移動させると、圧力シリンダ36は、最大限
に上方に引き上げられ、それと共に、水平往復リンク4
4、上下往復リンク42およびスライド盤52が、ブラ
ケット30に対して相対的に上方に引き上げられる。引
き上げる際には、水平往復リンク44の先端に形成して
ある係合突起58の先端が、最下層より一つ上のスティ
ック体の開口端部に係合しているので、そのスティック
体4より上の全てのスティック体4を上方に引き上げる
ことになり、最下層のスティック体4との分離が行え
る。
【0027】分離した後には、図4(A)に示すよう
に、クランプ機構の一方の圧力シリンダ90が作動し、
駆動ロッド88を伸ばし、上方押えリンク94を回動
し、このリンク94により下方支持リンク86の上に置
かれたスティック体4を上から押え込み、このスティッ
ク体4をベース10に対して固定する。したがって、ベ
ース10の微小振動がスティック体4に良好に伝達す
る。また、クランプ機構12の上方に支持フレーム6に
支持されたスティック体4とは分離しているので、これ
らスティック体に微小振動が伝達することはない。
【0028】クランプ機構12により保持されたスティ
ック体4内の部品がすべて送り出され、スティック体4
内が空になった場合には、図5(A)に示すように、ク
ランプ機構12の圧力シリンダ78により駆動ロッド7
6が最大限に引き延ばされ、下方支持リンク84は、リ
ンクピン86とリンク孔84との係合移動により引き上
げられ、それまで下方支持されていたスティック体4
は、支持を失い自重により排出孔70から排出される。
【0029】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、上述した実施例では、ベース10
を介して、部品を送り出そうとしているスティック体4
とリニアフィーダ16とを固定するようにしたが、クラ
ンプ機構12をリニアフィーダ16に直接設け、スティ
ック体4を直接リニアフィーダ16に対して着脱自在に
固定するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、微小振動を印可することにより部品の搬送を行うリ
ニアフィーダに対して、直接あるいは間接的に、スティ
ック体がクランプ手段により着脱自在に取り付けてある
ので、複数の部品が収容してあるスティック体を略水平
にした状態で、スティック体内の部品を、開口端部から
順次シュートへ送り込むことが可能になる。したがっ
て、ストックされるスティック体を略水平に積み上げて
おくことが可能になり、限られたスペースを有効に利用
し、スティック体のストック量を増大させることができ
る。
【0031】また、スティック体を略水平に保持した状
態で、スティック体内から部品を順次容易に送り出すこ
とが可能なため、スティック体の開口端部から送り出さ
れた部品の搬送方向を急激に変化させることなくシュー
トへ搬送することが可能になり、シュートの機構が簡単
になる。
【0032】さらに、本発明では、リニアフィーダによ
り発生する振動の種類を変化させることなどにより、ス
ティック体内から送り出される部品の送り出し速度を変
化させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る部品供給装置の概略側
面図である。
【図2】新規スティック体の供給状態を示す正面図およ
び側面図である。
【図3】スティック体の分離状態を示す正面図および側
面図である。
【図4】スティック体のクランプ状態を示す正面図およ
び側面図である。
【図5】空のスティック体の排出を示す正面図および側
面図である。
【図6】図2に示すY−Y線に沿う保持手段の矢視図で
ある。
【図7】図2に示すZ−Z線に沿う保持手段の係合突起
と係合孔との係合関係を示す要部断面矢視図である。
【図8】保持手段の係合突起と係合孔との係合関係を示
す要部斜視図である。
【図9】保持手段によるスティック体の保持状態を示す
説明図である。
【図10】保持手段によるスティック体の保持状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
2…部品供給手段 4…スティック体 6…支持フレーム 8…スティック体分離保持・供給機構 10…スティック固定用ベース 12…クランプ機構 14…部品 16…リニアフィーダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給すべき複数の部品が長手方向にスラ
    イド移動自在に収容されたスティック体の出口側開口端
    部から順次部品を搬送するための部品供給装置であっ
    て、 上記スティック体が、微小振動を印可することにより部
    品の搬送を行うリニアフィーダに対して、クランプ手段
    により着脱自在に取り付けてあることを特徴とする部品
    供給装置。
  2. 【請求項2】 上記スティック体の出口側開口端部に
    は、部品を順次スライド移動させるためのシュートが連
    結してあり、このシュートには、上記スティック体に微
    小振動を印可するためのリニアフィーダが取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の部品供給装
    置。
  3. 【請求項3】 上記リニアフィーダに対してクランプ手
    段により着脱自在に取り付けてあるスティック体の上方
    に、このスティック体に対して分離するように、部品が
    収容された別のスティック体を保持する保持手段を有
    し、 この保持手段には、空のスティック体を上記クランプ手
    段により排出した後に、このクランプ手段に対して新た
    なスティック体を供給するスティック供給手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載の部
    品供給装置。
JP3353765A 1991-12-18 1991-12-18 部品供給装置 Pending JPH05162844A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086752A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 矢崎総業株式会社 部品収納スティック入替装置及び部品収納スティック入替方法

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WO2012086752A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 矢崎総業株式会社 部品収納スティック入替装置及び部品収納スティック入替方法
JP2012136304A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Yazaki Corp 部品収納スティック入替装置及び部品収納スティック入替方法
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