JP7411904B2 - 部品供給装置および部品実装装置ならびに部品供給方法 - Google Patents

部品供給装置および部品実装装置ならびに部品供給方法 Download PDF

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Description

本開示は、部品供給装置および部品実装装置ならびに部品供給方法に関する。
従来、部品供給装置として、スティックと呼ばれる箱状の部品収納ケースから部品を送り出して、装着ヘッドの部品ピックアップ位置に部品を連続的に供給する部品供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2-271699号公報
部品供給装置によって供給される部品において、部品から延びるリード間のピッチが基板に設けられる挿入孔のピッチよりも広くなっている場合がある。このような場合、リードの向きを矯正してリード間のピッチを狭くすることで、リードが挿入孔に挿入され得る。リードの矯正方法としては、例えば、リードを矯正するための駆動装置を別途設けることや、部品を基板に装着するチャックが部品を把持するときにリードを矯正すること等が考えられる。
しかしながら、これらのリードの矯正方法では、リードを矯正するための駆動装置および部品に応じたチャックを用いるため、部品実装のコストが増大し得る。
従って、本開示の目的は、上記従来の課題を解決することにあって、部品実装のコストを低減することができる部品供給装置および部品実装装置ならびに部品供給方法を提供することにある。
本開示の部品供給装置は、本体と本体から下方に延びる複数のリードとを有する部品を部品供給位置まで、両側方にリードが位置した状態で支持する支持部材と、部品を支持部材で支持した状態で、部品を部品供給位置に搬送する搬送部材と、部品供給位置よりも部品の搬送方向上流側において、搬送される部品のリードが通る空間を形成し、リードの延びる方向を矯正する矯正部材と、を備え、矯正部材は、支持部材の両側方に位置するリードを部品の搬送方向下流側に向かうにつれて互いに近付く方向に矯正するリード矯正部を有するものである。
本開示の部品実装装置は、上記部品供給装置を備えるものである。
本開示の部品供給方法は、本体と本体から下方に延びる複数のリードとを有する部品を支持部材で支持しながら、支持部材の両側方にリードが位置した状態で部品を部品供給位置に搬送する搬送工程と、搬送工程によって部品が部品供給位置に搬送されるまでに、部品の搬送に伴って、支持部材の両側方に位置するリードが互いに近付く方向にリードの延びる方向を矯正するリード矯正工程とを含むものである。
本開示によれば、部品実装のコストを低減可能な部品供給装置および部品実装装置ならびに部品供給方法を提供することができる。
本開示の一実施の形態1における部品実装装置の斜視図 本開示の一実施の形態1における部品実装装置が備えるスティックフィーダの斜視図 本開示の一実施の形態1における部品実装装置が備えるスティックフィーダの側面図 本開示の一実施の形態1におけるスティックフィーダが備える部品通路の概略斜視図 本開示の一実施の形態1におけるスティックフィーダが備える部品通路の概略平面図 本開示の一実施の形態1におけるスティックフィーダが備える部品通路の概略背面図 本開示の一実施の形態1におけるスティックフィーダが備える部品通路の変形例を示す概略斜視図 本開示の一実施の形態2におけるスティックフィーダが備える部品通路の概略斜視図 本開示の一実施の形態2におけるスティックフィーダが備える部品通路の概略平面図
本開示の第1態様によれば、本体と本体から下方に延びる複数のリードとを有する部品を部品供給位置まで、両側方にリードが位置した状態で支持する支持部材と、部品を支持部材で支持した状態で、部品を部品供給位置に搬送する搬送部材と、部品供給位置よりも部品の搬送方向上流側において、搬送される部品のリードが通る空間を形成し、リードの延びる方向を矯正する矯正部材と、を備え、矯正部材は、支持部材の両側方に位置するリードを部品の搬送方向下流側に向かうにつれて互いに近付く方向に矯正するリード矯正部を有する部品供給装置を提供する。
このような構成によれば、搬送部材によって部品が搬送されるとき、リード矯正部によって、リードの延びる方向を内側に矯正することができる。このため、基板の挿入孔のピッチよりも広くなっている部品のリードを挿入孔のピッチ幅に矯正して挿入孔に挿入することができる。また、リードを矯正するための駆動源を別途設けることなく、搬送部材が部品を搬送する力を用いてリードを矯正することができる。このため、部品供給装置を小型化することができる。また、部品供給装置のコストを低減することができる。
本開示の第2態様によれば、搬送部材は、部品を部品供給位置に向けて押し出すプッシャを備える、第1態様に記載の部品供給装置を提供する。
このような構成によれば、部品を支持部材で支持しながら、プッシャで部品を部品供給位置に向けて押し出すことができる。このため、リードの延びる方向を内側により容易に矯正することができる。
本開示の第3態様によれば、矯正部材は、支持部材の両側方に設けられて支持部材との間に空間を形成してリードの移動とともに回転可能なローラを備え、リード矯正部は、ローラの外周面に形成される、第1態様又は第2態様に記載の部品供給装置を提供する。
このような構成によれば、回転軸周りにローラが回転することで、部品の移動が妨げられることを抑制しつつリードの延びる方向を矯正することができる。
本開示の第4態様によれば、支持部材の両側方のローラは、幅方向に沿って設けられる、第3態様に記載の部品供給装置を提供する。
このような構成によれば、一対の矯正部材のそれぞれのローラを幅方向に沿って設けることで、幅方向の両側からリードを押さえることができる。このため、リードの延びる方向をより確実に矯正することができる。
本開示の第5態様によれば、矯正部材は、部品の搬送方向に延びて支持部材の両側方で支持部材との間に空間を形成するリード通路を備え、リード矯正部は、リード通路の側面に形成される、第1態様から第4態様のいずれか1つに記載の部品供給装置を提供する。
このような構成によれば、リード通路によってリードを矯正することで、幅方向の両側からリードを押さえることができるため、リードの延びる方向をより確実に矯正することができる。
本開示の第6態様によれば、リード通路は、支持部材における部品の受取位置の通路幅が受取位置よりも下流側の通路幅よりも大きくなるように形成される、第5態様に記載の部品供給装置を提供する。
このような構成によれば、例えばスティック内の部品を支持部材に容易に受け渡すことができる。
本開示の第7態様によれば、支持部材は、複数個に分割して形成され、幅方向一端側および幅方向他端側の支持部材、並びに矯正部材は、幅方向に移動可能に形成される、第1態様から第6態様のいずれか1つに記載の部品供給装置を提供する。
このような構成によれば、リード間の幅が異なる部品であっても、支持部材および矯正部材を幅方向に調整することで、リードの延びる方向を矯正することができる。
本開示の第8態様によれば、第1態様から第7態様のいずれか1つに記載の部品供給装置を備える部品実装装置を提供する。
このような構成によれば、汎用のチャックを用いて部品を実装することができる。このため、部品実装装置のコストを低減することができる。
本開示の第9態様によれば、本体と本体から下方に延びる複数のリードとを有する部品を支持部材で支持しながら、支持部材の両側方にリードが位置した状態で部品を部品供給位置に搬送する搬送工程と、搬送工程によって部品が部品供給位置に搬送されるまでに、部品の搬送に伴って、支持部材の両側方に位置するリードが互いに近付く方向にリードの延びる方向を矯正するリード矯正工程とを含む、部品供給方法を提供する。
このような方法によれば、搬送工程によって部品が部品供給位置に搬送されるまでに、リードの延びる方向を内側に矯正することができる。このため、基板の挿入孔のピッチよりも広くなっている部品のリードを挿入孔のピッチ幅に矯正して挿入孔に挿入することができる。また、リードを矯正するための駆動源を別途設けることなく、搬送工程における部品を搬送する力を用いてリードを矯正することができる。このため、部品供給装置を小型化することができる。また、部品供給装置のコストを低減することができる。
本開示の第10態様によれば、搬送工程において、プッシャで部品を部品供給位置に向けて押し出すことによって、部品を搬送する、第9態様に記載の部品供給方法を提供する。
このような方法によれば、部品を支持部材で支持しながら、プッシャで部品を部品供給位置に向けて押し出すことができる。このため、リードの延びる方向を内側により容易に矯正することができる。
本開示の第11態様によれば、リード矯正工程において、回転可能なローラによって支持部材の両側方でリードの延びる方向を矯正する、第9態様又は第10態様に記載の部品供給方法を提供する。
このような方法によれば、ローラが回転することで、部品の移動が妨げられることを抑制しつつリードの延びる方向を矯正することができる。
本開示の第12態様によれば、リード矯正工程において、支持部材の両側方に形成されるリード通路によって支持部材の両側方でリードの延びる方向を矯正する、第9態様から第11態様のいずれか1つに記載の部品供給方法を提供する。
このような方法によれば、リード通路によってリードを矯正することで、幅方向の両側からリードを押さえることができるため、リードの延びる方向をより確実に矯正することができる。
本開示の第13態様によれば、支持部材の両側方の矯正部材の間隔を、支持部材の両側方に位置するリードの間隔に応じて調整する調整工程をさらに含む、第9態様から第12態様のいずれか1つに記載の部品供給方法を提供する。
このような方法によれば、リード間の幅が異なる部品であっても、矯正部材を幅方向に調整することで、リードの延びる方向を矯正することができる。
以下、本開示に係る部品実装装置および部品供給装置の例示的な実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施の形態の具体的な構成に限定されるものではなく、同様の技術的思想に基づく構成が本開示に含まれる。
(実施の形態1)
実施の形態1における部品実装装置1について図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1における部品実装装置1を示す。部品実装装置1は、基板2にチップ部品やリード付部品等の部品を装着する装置である。図1に示すように、部品実装装置1は、基台11に、基板搬送コンベア12と、部品供給装置10と、装着ヘッド15と、ヘッド移動機構16とを備える。
基板搬送コンベア12は、外部から投入された基板2を受け取って基台11の中央部に搬送し、作業位置に位置決めするコンベアである。
部品供給装置10は、部品を装着ヘッド15に供給する装置である。装着ヘッド15は、基板2に部品を装着するヘッドである。本実施の形態1では、装着ヘッド15は、前後方向に2つ設けられる。装着ヘッド15は、下方に延びた吸着ノズル15aを備える。吸着ノズル15aは、部品供給装置10によって供給される部品をピックアップするノズルである。
ヘッド移動機構16は、装着ヘッド15を移動させる機構である。ヘッド移動機構16は、2つの装着ヘッド15をそれぞれ独立して水平面(XY平面)内で移動させる。本実施の形態1では、説明の便宜上、基板搬送コンベア12による基板2の搬送方向をX軸方向(作業者OPから見た左右方向)とし、X軸方向と水平面内で直交する方向をY軸方向(作業者OPから見た前後方向)とする。また、上下方向をZ軸方向とする。さらに、Y軸方向のうち、作業者OPから見た手前側を前方とし、作業者OPから見た奥側を後方とする。
本実施の形態1の部品供給装置10は、テープフィーダ13と、スティックフィーダ14とを有する。
テープフィーダ13は、部品が収納されたテープ部材13Tをピッチ送りすることによって、部品を連続的に供給するフィーダである。テープフィーダ13は、基板搬送コンベア12側に位置した部品供給位置(テープフィーダ部品供給位置)13aに部品を供給する。テープフィーダ13は、基台11の前方側のフィーダベース11Fに取り付けられている。テープフィーダ13は、下面から下方に突出して延びた挿入部(テープフィーダ挿入部13s)をフィーダベース11Fの図示しないスロットに水平方向に挿入することで着脱自在に取り付けることができる。各テープフィーダ13の部品供給位置13aは、装着ヘッド15に設定された複数の部品ピックアップ位置(吸着ノズル15aによって部品をピックアップする位置)のいずれかと一致している。従って、各テープフィーダ13は、部品を装着ヘッド15の部品ピックアップ位置に供給する。
図2は、スティックフィーダ14の斜視図である。図3は、スティックフィーダ14の側面図である。図2および図3に示すように、スティックフィーダ14は、スティックSTに収納されるリード付部品(以下、リード付部品を単に部品Pと称する)を部品供給位置(スティックフィーダ部品供給位置)14aに供給するフィーダである。スティックSTは、例えば、部品Pを複数個収納した箱状の部品収納ケースである。
部品Pは、図2中の拡大図に示すように、本体HBと、本体HBから下方に突出して延びる複数のリードLDとを備える部品である。本実施の形態1のリードLDは、本体HBの側面から側方に延びる側方延在部L1と、側方延在部L1の幅方向端部から下方に延びる下方延在部L2とを有する。下方延在部L2は、上下方向(Z方向)に対して傾斜して下方(斜め下方)に延びる。部品Pは、例えば、DIP部品である。
リードLDは、スティックST内では斜め下方に延びており、部品供給位置14aに供給されるまでの間に矯正される。矯正後、リードLDは、例えばZ方向に延びる。リードLDを矯正するための構成については、後で詳述する。
スティックフィーダ14は、基台11の後方側のフィーダベース11Fに取り付けられている(図1)。スティックフィーダ14は、下面から下方に突出して延びた挿入部(スティックフィーダ挿入部14s)をフィーダベース11Fのスロットに水平方向に挿入することで着脱自在に取り付けられることができる。スティックフィーダ14は、テープフィーダ13に代えて、基台11の前方側のフィーダベース11Fに装着することが可能である。
各スティックフィーダ14は、フィーダベース11Fに取り付けられた状態で軸方向(Y方向)に延びたトンネル状の部品通路21を有している。スティックフィーダ14は、スティックSTと部品通路21とが一直線上に並んだ状態で、スティックST内の部品Pを部品通路21へ押し出す。さらに、スティックフィーダ14は、部品通路21内で部品Pを進行させることによって、基板搬送コンベア12側に位置した部品供給位置14aに部品Pを供給する。各スティックフィーダ14の部品供給位置14aは、装着ヘッド15に設定された複数の部品ピックアップ位置のいずれかと一致している。従って、各スティックフィーダ14は、部品Pを装着ヘッド15の部品ピックアップ位置に供給する。
部品実装装置1は、テープフィーダ13およびスティックフィーダ14によって、部品供給位置13a,14aに部品を供給する。部品実装装置1は、供給された部品を、装着ヘッド15の吸着ノズル15aによって吸着してピックアップし、基板搬送コンベア12によって位置決めした基板2上の予め定められた位置に装着する。基板2に装着すべき部品を全て装着したら、基板搬送コンベア12により基板2を外部に搬出する。これにより、部品が実装された基板2が製造される。
次に、図2および図3を用いてスティックフィーダ14についてより詳細に説明する。図2および図3に示すように、スティックフィーダ14は、装着部22と、マガジン部23と、駆動機構部24とを備える。
装着部22は、フィーダベース11Fに装着される部分である。装着部22は、垂直に延びた側壁22aと、側壁22aの下端から水平に延びた底壁22bとを有している。部品通路21は、側壁22aに取り付けられている。底壁22bの下面には、スティックフィーダ挿入部14sが取り付けられている。スティックフィーダ挿入部14sがフィーダベース11F(図1)のスロットに挿入されて、装着部22がフィーダベース11Fに装着されると、部品通路21は、基台11に対して相対的に固定され、Y軸方向に延びた姿勢となる。
マガジン部23は、スティックSTを収納する部分である。マガジン部23は、フィーダベース11Fに装着された装着部22から見て、フィーダベース11Fから離れる方向(ここでは後方)に連接して設けられる。マガジン部23は、スティック通路31と、スティック回収部33とを備えている。スティック通路31は、X軸方向に配置された一対の側板31aと、前後に配置された一対の前後板31bとを備える。スティック回収部33は、スティック通路31から下方に延びた複数の支持部材32によって前後方向に延びた水平姿勢に支持される。スティック通路31の上方は開口しており、この開口から未使用のスティックSTが投入される。スティック回収部33はスティック通路31の直下に位置している。
駆動機構部24は、スティックフィーダ14を駆動する機構を有する部分である。駆動機構部24は、フィーダベース11Fから離れる方向(後方)に、マガジン部23に連接して設けられる。駆動機構部24は、マガジン部23の後方に設けられたケース41内に、スティック送り機構42および部品押圧機構43を備えている。
スティック送り機構42は、スティックSTを下方(-Z方向)に送る機構である。スティック送り機構42は、スティック通路31の上方からマガジン部23内に投入されたスティックSTを所定の位置(部品押出位置と称する)に位置させてそのスティックSTを部品通路21に連結させる。さらに、スティック送り機構42は、部品押出位置に位置したスティックSTよりも上方に位置する他のスティックSTを待機状態に保持する。なお、スティックSTが部品押出位置に位置した状態では、そのスティックST内の部品Pの列は部品通路21に対して一直線上に並んだ状態となる。スティック送り機構42は、部品押出位置に位置しているスティックSTが空になった後、スティックSTの保持を解除してスティック回収部33にスティックSTを送る。
部品押圧機構43は、部品供給位置14aに向けて、スティックST内の部品Pを押圧するための機構である。部品押圧機構43は、ワイヤ51と、一対のローラ部材(駆動ローラ52および従動ローラ53)と、ローラ駆動手段54とを備えている。
ワイヤ51は、外部(後方)からケース41内に挿入されて水平姿勢に保持される。ワイヤ51は、部品押出位置に位置したスティックSTの前後方向の中心軸に沿って延びている。ワイヤ51の前端にはプッシャ(押圧部材)51aが取り付けられている。プッシャ51aは、部品供給位置14aに向けて部品Pを押し出す部材である。ワイヤ51のうちケース41の外部で延びる部分は、チューブ状のワイヤ収納部55に収納されて保護されている。
一対のローラ部材は、ワイヤ51を前後方向に駆動するための部材である。駆動ローラ52および従動ローラ53は、ワイヤ51を上下から挟む位置に設けられる。
ローラ駆動手段54は、駆動ローラ52をピッチ駆動することによってワイヤ51を前後方向に移動させる手段である。ローラ駆動手段54は、例えばサーボモータである。ローラ駆動手段54は、駆動ローラ52のピッチ駆動および連続駆動を行う。
ローラ駆動手段54が駆動ローラ52を正方向にピッチ駆動すると、駆動ローラ52と従動ローラ53によって挟まれたワイヤ51が一定量ずつ前方に送られ、ワイヤ51の先端部のプッシャ51aが前方に進行する。前方に進行したプッシャ51aは、部品押出位置に位置したスティックSTの後端開口部(図示せず)からスティックST内に入り込み、スティックST内の部品P(部品Pの列の全体)を前方に押圧する。これにより、スティックST内の複数の部品Pは、一体となってスティックST内を前方に移動し、スティックSTの前端開口部(図示せず)から部品通路21側に出て、部品通路21内を前方に進行する。
駆動ローラ52の1回のピッチ駆動でプッシャ51aが進行する進行量は、部品Pの前後方向寸法L(図3)に応じて可変に設定されている。駆動ローラ52のピッチ駆動が1回行われる度に、部品Pは、部品Pの1つ分の寸法Lずつ部品通路21内を前方に移動する。装着ヘッド15が部品供給位置14aに到達した部品Pをピックアップする毎に、ローラ駆動手段54は、駆動ローラ52のピッチ駆動を行う。これにより、部品供給位置14aには部品Pが連続的に供給される。
スティックST内の部品Pが全て部品通路21側に押し出されてそのスティックSTが空になった場合には、ローラ駆動手段54は、駆動ローラ52のピッチ駆動をやめて駆動ローラ52の逆方向への連続回転を行う。これにより、ワイヤ51を後方に引き戻して、空になったスティックSTからプッシャ51aを抜去する。そして、プッシャ51aが空のスティックSTから抜去された後、スティック送り機構42は、部品押出位置に位置していたスティックSTの保持を解除する。これにより、空のスティックSTは自重で落下し、スティック回収部33に受け止められて回収される。なお、部品押出位置に位置したスティックSTが空になったことは、プッシャ51aの位置に基づいて把握される。プッシャ51aの位置は、例えば、駆動ローラ52の回転制御を通じたワイヤ51の送り量の総計から算出される。
部品Pが部品通路21を通じて部品供給位置14aに供給されるまでの間において、部品PのリードLDの向きが矯正される。具体的には、スティックSTの前端開口部から部品通路21における部品供給位置14aまでの間で、リードLDの向きが矯正される。
以下、リードLDを矯正するための構成について、図4~図6を用いて詳細に説明する。図4は、部品通路21の概略斜視図である。図5は、部品通路21の概略平面図である。図6は、部品通路21の概略背面図である。なお、図4~図6において、説明の便宜上、部品通路21の一部の部材を省略して図示している。
スティックフィーダ14は、部品通路21において、搬送部材60と、支持部材61と、矯正部材71とを備えている。
搬送部材60は、部品Pを部品供給位置14aに搬送する部材である。本実施の形態1の搬送部材60は、プッシャ51aを備える。搬送部材60は、部品Pを支持部材61で支持しながら、プッシャ51aによって部品供給位置14aまで供給する。
支持部材61は、部品供給位置14a(図3)まで部品Pを支持する部材である。支持部材61は、リードLDが支持部材61の幅方向(X方向)両側方に位置した状態で部品Pを支持する。本実施の形態1の支持部材61は、部品Pの本体HBの底面を支持する。支持部材61は、プッシャ51aによって押し出される部品Pの移動方向(Y方向)に延びる。支持部材61の上面は、例えば平坦に形成される。
本実施の形態1の支持部材61は、上流側支持部材61aと、上流側支持部材61aよりも幅(X方向の長さ)が小さい下流側支持部材61bと、上流側支持部材61aおよび下流側支持部材61bを接続する接続部62とを有する。接続部62は、部品Pの移動方向下流側に向かうにつれて幅が小さくなるように形成される。
矯正部材71は、部品PのリードLDの延びる方向を矯正する部材である。本実施の形態1では、矯正部材71は、プッシャ51aによって部品Pを押し出す力を用いてリードLDの延びる方向を矯正する。これにより、リードLDを矯正するための駆動源を別途設けることなく、リードLDを矯正することができる。
本実施の形態1の矯正部材71は、ローラ73を備える。ローラ73は、部品Pの移動方向に回転可能に設けられる。すなわち、ローラ73は、回転軸74を中心に水平面(XY平面)内で回転する。回転軸74は、部品Pが移動する移動面S1に対して交差して設けられる。本実施の形態1の回転軸74は、上下方向(Z方向)に延びる。ここで、移動面S1とは、部品Pの本体HBの底面が支持部材61上で移動する面を示す。本実施の形態1の移動面S1は、水平面(XY平面)である。
ローラ73は、部品供給位置14aよりも部品Pの移動方向上流側において、幅方向に沿って、支持部材61の幅方向両側方に設けられる。具体的には、ローラ73は、接続部62の幅方向両側方に設けられる。ローラ73は、外周面と支持部材61との間にリードLDが通る空間72を形成する。
本実施の形態1では、一方側(図5の右側)および他方側(図5の左側)のローラ73は、同じ径で形成される。一方側および他方側のローラ73は、一方側のローラ73の外周面と他方側のローラ73の外周面との間の最小幅W1が矯正後のリード幅となるように設けられる。ここで、リード幅とは、部品Pにおける一方側のリードLD(先端部)と他方側のリードLD(先端部)との間の幅である。基板2(図1)に設けられる一方の挿入孔3と他方の挿入孔3との間の幅にリード幅を調整することで、基板2に部品Pを装着することができる。
ローラ73は、リードLDを矯正する部分であるリード矯正部75を有する。リード矯正部75は、支持部材61の両側方に位置するリードLDを部品Pの搬送方向下流側に向かうにつれて互いに近付く方向に矯正する。すなわち、リード矯正部75は、リードLDの延びる方向を支持部材61側に矯正する。リード矯正部75は、例えば、ローラ73よりも上流側から送られてくる部品PのリードLDの先端部がローラ73の外周面に接触してから、ローラ73の外周面の幅方向内側端部までの部分である。例えば、リードLDは、リードLDの下方延在部L2と本体HBとの間の幅が側方延在部L1の幅になるように、リード矯正部75によって矯正される。
図5に示すように、リード矯正部75は、平面視で、一方側のローラ73の外周面と他方側のローラ73の外周面との間の幅が部品Pの移動方向下流側(-Y方向)に向かうにつれて小さくなるように、部品Pの移動方向に対して傾斜して形成される。リード矯正部75は、接続部62の両側方に設けられる。
本実施の形態1のローラ73は、ローラ73を回転させるための駆動源を有しない。ローラ73は、プッシャ51aによる部品Pの押し出しに伴って回転する。プッシャ51aによって部品Pを下流側に押し出すことで、ローラ73の外周面に部品PのリードLDが接触する。さらに、部品Pを下流側に押し出すことで、ローラ73は、リードLDの移動と共に回転する。
図6に示すように、リードLDの向きは、部品Pが移動するにつれて、ローラ73の回転とともに内側(本体HB側)に向けて矯正される。具体的には、リードLDの向きは、リードLD(下方延在部L2)の鉛直軸(Z軸)に対する傾斜角θ1が小さくなるように
矯正される。矯正後のリードLD(下方延在部L2)の傾斜角θ1は、例えば、0度以上15度以下となる範囲で設定される。本実施の形態1の図6では、矯正後のリードLDの傾斜角θ1が0度となる一例を示す。すなわち、矯正後のリードLD(下方延在部L2)は、上下方向に延びる。
次に、スティックフィーダ14による部品供給方法について説明する。
スティックフィーダ14による部品供給方法は、部品Pを搬送する搬送工程ST10と、リードLDの向き(リードLDが延びる方向)を矯正するリード矯正工程ST20とを含む。
搬送工程ST10において、スティックSTから部品通路21に供給される部品Pは、支持部材61で支持されながら、支持部材61の両側方にリードLDが位置した状態で部品供給位置14aに搬送される。
搬送工程ST10によって部品Pが部品供給位置14aに搬送されるまでに、リード矯正工程ST20が行われる。リード矯正工程ST20において、支持部材61の両側方に位置するリードLDが互いに近付く方向に、リードLDの向きが矯正される。本実施の形態1のリード矯正工程ST20においては、ローラ73によってリードLDの向きが矯正される。
リード矯正工程ST20によって部品PのリードLDの向きが矯正されることで、リードLDを矯正した後の部品Pが部品供給位置14aに供給される。これにより、リードLDのリード幅が挿入孔3のピッチ幅に合った状態で、部品Pが吸着ノズル15aへ供給される。
本実施の形態1の部品供給装置10によれば、矯正部材71は、部品供給位置14aよりも移動方向の上流側において支持部材61の両側方に設けられて支持部材61との間にリードLDが通る空間72を形成する。矯正部材71は、空間72を通るリードLDの延びる方向を矯正する。矯正部材71は、支持部材61の両側方に位置するリードLDを部品Pの搬送方向下流側に向かうにつれて互いに近付く方向に矯正するリード矯正部75を有する。リード矯正部75は、平面視で、移動方向の下流側に向かうにつれて支持部材61側に近付くように、移動方向に対して傾斜して形成される。
これにより、プッシャ51aが部品Pを押し出したとき、リード矯正部75によって、リードLDの延びる方向を支持部材61側に矯正することができる。このため、基板2の挿入孔3のピッチよりも広くなっている部品PのリードLDを挿入孔3のピッチ幅に矯正して挿入孔3に挿入することができる。また、リードLDを矯正するための駆動源を別途設けることなく、プッシャ51aが部品Pを押し出す力を用いてリードLDを矯正することができる。このため、部品供給装置10を小型化することができる。また、部品供給装置10のコストを低減することができる。
また、支持部材61は、リード矯正部75の側方において、移動方向の下流側に向かうにつれて支持部材61の幅が小さくなるように形成される。
これにより、リード矯正部75と支持部材61との間の空間72の間隔を一定に保つことができるため、空間72に沿ってリードLDを移動させて矯正することができる。
また、矯正部材71は、部品Pが移動する移動面S1に対して交差して設けられる回転軸74を有するローラ73を備える。リード矯正部75は、ローラ73の外周面に形成される。
これにより、回転軸74周りにローラ73が回転することで、部品Pの移動が妨げられることを抑制しつつリードLDの延びる方向を矯正することができる。
また、支持部材61の両側方における矯正部材71のローラ73は、支持部材61の幅方向に沿って設けられる。
これにより、一対の矯正部材71のそれぞれのローラ73を幅方向に沿って設けることで、幅方向の両側からリードLDを押さえることができるため、リードLDの延びる方向をより確実に矯正することができる。
以上、上述の実施の形態1を挙げて本開示を説明したが、本開示は上述の実施の形態1に限定されない。例えば、支持部材61は、図7に示すような構成であってもよい。図7は、部品通路21の変形例を示す概略斜視図である。図7に示すように、支持部材65は、幅方向に複数個に分割して形成される。幅方向一端側(図7の右側)の支持部材65aおよび幅方向他端側(図7の左側)の支持部材65b、並びにローラ73(矯正部材71)は、幅方向に移動可能に形成される。これにより、部品Pにおいてリード幅が異なる場合でも、支持部材65a,65bおよび矯正部材71を調整することで、部品PのリードLDを矯正することができる。
また、スティックフィーダ14による部品供給方法は、支持部材61の両側方のローラ73(矯正部材71)の間隔を調整する調整工程ST30をさらに含んでもよい。調整工程ST30において、支持部材61の両側方に位置するリードLDの間隔、すなわちリード幅に応じて、矯正部材71の間隔を調整する。調整工程ST30は、例えば図7に示すような構成によって行われてもよい。
また、スティックフィーダ14による部品供給装置10および部品実装装置1ならびに部品供給方法について説明したが、本開示は、スティックフィーダ14に限定されない。すなわち、部品を保持して基板に実装する実装部に、部品から延びるリードの向きを矯正した部品を供給することができれば、他の構成および方法であってもよい。例えば、供給される部品がスティックST以外の部材によって供給されてもよい。
また、吸着ノズル15aによって、部品供給装置10から供給される部品をピックアップする例について説明したが、部品を保持して基板に実装することができれば、他の構成であってもよい。例えば、部品を把持してピックアップするピックアップ爪であってもよい。
また、搬送部材60がプッシャ51aを備える構成について説明したが、部品を部品供給位置14aに搬送することができれば他の構成であってもよい。例えば、搬送部材60は、ベルトコンベア等によって部品を部品供給位置14aに搬送してもよい。また、例えば、搬送部材60が支持部材61を備えずに、保持部材によって部品を保持して部品供給位置14aまで搬送してもよい。
また、矯正部材71は、ローラ73を備えるとしたが、リードLDの延びる方向を矯正することができれば、他の構成であってもよい。矯正部材71は、支持部材61の両側方に位置するリードLDを部品Pの搬送方向下流側に向かうにつれて互いに近付く方向に矯正するリード矯正部を有していれば、ローラ73以外の構成であってもよい。
また、支持部材61は、上流側支持部材61aと、下流側支持部材61bと、接続部62とを有するとしたが、部品Pを支持することができればこれに限定されない。支持部材61は、例えば、Y方向に沿って一定の幅で形成されていてもよい。
また、ローラ73を回転させるための駆動源を有しないとしたが、これに限定されない。すなわち、ローラ73を回転させるための駆動源を有していてもよい。
また、回転軸74は、上下方向(Z方向)に延びるとしたが、回転軸74は、上下方向に傾斜して延びていてもよい。
また、部品Pは、スティックSTに含まれるDIP部品であるとしたが、本体HBから下方に延びる複数のリードを有する部品であればこれに限定されない。
(実施の形態2)
実施の形態2では、主に実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態2においては、実施の形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施の形態2では、実施の形態1と重複する記載は、適宜省略する。
実施の形態2では、実施の形態1の部品通路21の矯正部材71において構成が異なっている。すなわち、実施の形態2の部品通路21Aは、図8および図9に示すような矯正部材81を有する。図8は、部品通路21Aの概略斜視図である。図9は、部品通路21Aの概略平面図である。
図8および図9に示すように、実施の形態2の矯正部材81は、部品Pの移動方向に延びる。矯正部材81は、支持部材83の両側方で支持部材83との間にリードLDが通るリード通路85を形成する。矯正部材81と支持部材83とは、一体的に形成される。リード通路85は、移動方向の上流側から下流側に延びる溝である。リード通路85は、支持部材83との間にリードLDが通る空間87を形成する。
リード通路85は、リードLDを矯正するリード矯正部86を有する。リード矯正部86は、リード通路85の側面に形成される。リード矯正部86は、平面視で、部品Pの移動方向下流側に向かうにつれて支持部材83側に近付くように、部品Pの移動方向に対して傾斜して形成される。これにより、プッシャ51aが部品Pを押し出すことによって、部品Pと共にリードLDが下流側に進むにつれて、リードLDは、リード矯正部86と接触しながら徐々に矯正されていく。
本実施の形態2のリード通路85は、支持部材83における部品Pの受取位置の通路幅W1が受取位置よりも下流側の通路幅W2よりも大きくなるように形成される。ここで、部品Pの受取位置とは、部品通路21において、スティックSTの前端開口部から部品Pを受け取る位置である。下流側の通路幅W2は、例えば、リードLDの径に設定される。
本実施の形態2におけるスティックフィーダ14による部品供給方法は、リード通路85によってリードLDの向きが矯正される点で、実施の形態1における部品供給方法と異なっている。実施の形態2における部品供給方法においては、部品PのリードLDがリード通路85のリード矯正部86によって矯正されて部品供給位置14aに供給される。
本実施の形態2の部品供給装置10Aによれば、矯正部材81は、移動方向に延びて支持部材83の両側方で支持部材83との間にリードLDが通るリード通路85を形成する。空間87は、リード通路85によって形成される。リード矯正部86は、リード通路85の側面に形成される。
これにより、リード通路85によってリードLDを矯正することで、幅方向の両側からリードLDを押さえることができるため、リードLDの延びる方向をより確実に矯正することができる。
また、リード通路85は、支持部材83における部品Pの受取位置の通路幅W1が受取位置よりも下流側の通路幅W2よりも大きくなるように形成される。
これにより、スティックST内の部品Pを支持部材83に容易に受け渡すことができる。
以上、上述の実施の形態2を挙げて本開示を説明したが、本開示は上述の実施の形態2に限定されない。例えば、リード通路85は、移動方向の上流側から下流側に延びる溝であるとしたが、これに限定されない。リード通路85は、リードLDが通る空間であれば他の構成であってもよい。
また、矯正部材81と支持部材83とは、一体的に形成されるとしたが、分離して形成されていてもよい。
なお、上記様々な実施の形態のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、実施形態における要素の組み合わせや順序の変化は、本発明の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本開示の部品供給装置および部品実装装置ならびに部品供給方法は、部品から延びるリード間のピッチが基板に設けられる挿入孔のピッチよりも広くなっている部品を基板に実装する場合に有用である。
1 部品実装装置
2 基板
3 挿入孔
10,10A 部品供給装置
11 基台
11F フィーダベース
12 基板搬送コンベア
13 テープフィーダ
13a テープフィーダ部品供給位置
13s テープフィーダ挿入部
13T テープ部材
14 スティックフィーダ
14a スティックフィーダ部品供給位置
14s スティックフィーダ挿入部
15 装着ヘッド
15a 吸着ノズル
16 ヘッド移動機構
21,21A 部品通路
22 装着部
22a 側壁
22b 底壁
23 マガジン部
24 駆動機構部
31 スティック通路
31a 側板
31b 前後板
32 支持部材
33 スティック回収部
41 ケース
42 スティック送り機構
43 部品押圧機構
51 ワイヤ
51a プッシャ
52 駆動ローラ
53 従動ローラ
54 ローラ駆動手段
55 ワイヤ収納部
60 搬送部材
61 支持部材
61a 上流側支持部材
61b 下流側支持部材
62 接続部
65,65a,65b 支持部材
71 矯正部材
72 空間
73 ローラ
74 回転軸
75 リード矯正部
81 矯正部材
83 支持部材
85 リード通路
86 リード矯正部
87 空間
HB 本体
LD リード
L1 側方延在部
L2 下方延在部
OP 作業者
P 部品
S1 移動面
ST スティック
ST10 搬送工程
ST20 リード矯正工程
ST30 調整工程

Claims (13)

  1. 本体と前記本体から下方に延びる複数のリードとを有する部品を、装着ヘッドによる部品のピックアップ位置である部品供給位置まで、両側方に前記リードが位置した状態で支持する支持部材と、
    前記部品を前記支持部材で支持した状態で、前記部品を前記部品供給位置に搬送する搬送部材と、
    前記部品供給位置よりも前記部品の搬送方向上流側において、搬送される前記部品の前記リードが通る空間を形成し、前記搬送部材により前記部品が搬送される力によって前記リードの延びる方向を矯正する矯正部材と、
    を備え、
    前記矯正部材は、前記支持部材の両側方に位置する前記リードを前記部品の搬送方向下流側に向かうにつれて互いに近付く方向に矯正するリード矯正部を有する、部品供給装置。
  2. 前記搬送部材は、前記部品を前記部品供給位置に向けて押し出すプッシャを備える、請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記矯正部材は、前記支持部材の両側方に設けられて前記支持部材との間に前記空間を形成して前記リードの移動とともに回転可能なローラを備え、
    前記リード矯正部は、前記ローラの外周面に形成される、請求項1又は2に記載の部品供給装置。
  4. 前記支持部材の両側方の前記ローラは、幅方向に沿って設けられる、請求項3に記載の部品供給装置。
  5. 前記矯正部材は、前記部品の搬送方向に延びて前記支持部材の両側方で前記支持部材との間に前記空間を形成するリード通路を備え、
    前記リード矯正部は、前記リード通路の側面に形成される、請求項1または2に記載の部品供給装置。
  6. 前記リード通路は、前記支持部材における前記部品の受取位置の通路幅が前記受取位置よりも下流側の通路幅よりも大きくなるように形成される、請求項5に記載の部品供給装置。
  7. 前記支持部材は、複数個に分割して形成され、
    幅方向一端側および幅方向他端側の前記支持部材、並びに前記矯正部材は、幅方向に移動可能に形成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の部品供給装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の部品供給装置を備える部品実装装置。
  9. 本体と前記本体から下方に延びる複数のリードとを有する部品を支持部材で支持しながら、前記支持部材の両側方に前記リードが位置した状態で前記部品を、装着ヘッドによる部品のピックアップ位置である部品供給位置に搬送部材によって搬送する搬送工程と、
    前記搬送工程において前記搬送部材によって前記部品が前記部品供給位置に搬送されるまでに、前記搬送部材により前記部品が搬送される力によって、前記支持部材の両側方に位置する前記リードが互いに近付く方向に前記リードの延びる方向を矯正するリード矯正工程と、
    を含む、部品供給方法。
  10. 前記搬送工程において、前記搬送部材としてプッシャで前記部品を部品供給位置に向けて押し出すことによって、前記部品を搬送する、請求項9に記載の部品供給方法。
  11. 前記リード矯正工程において、回転可能なローラによって前記支持部材の両側方で前記リードの延びる方向を矯正する、請求項9又は10に記載の部品供給方法。
  12. 前記リード矯正工程において、前記支持部材の両側方に形成されるリード通路によって前記支持部材の両側方で前記リードの延びる方向を矯正する、請求項9または10に記載の部品供給方法。
  13. 前記リード矯正工程において、前記支持部材の両側方に位置する矯正部材によって前記リードの延びる方向を矯正し、
    前記支持部材の両側方の前記矯正部材の間隔を、前記支持部材の両側方に位置する前記リードの間隔に応じて調整する調整工程をさらに含む、請求項9または10に記載の部品供給方法。
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