JP4724768B2 - テープフィーダと空テープガイドの配置構造、電子部品実装装置、台車 - Google Patents

テープフィーダと空テープガイドの配置構造、電子部品実装装置、台車 Download PDF

Info

Publication number
JP4724768B2
JP4724768B2 JP2009220210A JP2009220210A JP4724768B2 JP 4724768 B2 JP4724768 B2 JP 4724768B2 JP 2009220210 A JP2009220210 A JP 2009220210A JP 2009220210 A JP2009220210 A JP 2009220210A JP 4724768 B2 JP4724768 B2 JP 4724768B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
empty
guide
feeder
electronic component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009220210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011071257A5 (ja
JP2011071257A (ja
Inventor
寿幸 楠木
和宏 塚越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2009220210A priority Critical patent/JP4724768B2/ja
Publication of JP2011071257A publication Critical patent/JP2011071257A/ja
Publication of JP2011071257A5 publication Critical patent/JP2011071257A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4724768B2 publication Critical patent/JP4724768B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は、電子部品を収容するテープを搬送するテープフィーダと、電子部品が取り出されたのちの空テープを回収スペースにガイドする空テープガイドとを備えたテープフィーダと空テープガイドの配置構造およびそれを備えた電子部品実装装置、台車に関する。
従来から、プリント基板にチップ部品やIC等の電子部品を実装するための電子部品実装装置が用いられている。このような電子部品実装装置には、電子部品を吸着するヘッド部の部品取出位置まで電子部品をテープによって搬送するテープフィーダや、電子部品が取り出されたのちの空テープを回収する回収箱等からなる回収スペースが備わっている。また、テープフィーダから回収スペースに送られる空テープをガイドする空テープガイドが備わった電子部品実装装置もある(例えば、特許文献1参照)。
この電子部品実装装置では、テープフィーダから送り出される空テープを排出するテープシュータ(空テープガイド)が、テープフィーダの先方部から斜め下方に向けて傾斜して配設されて回収箱の上方に延びる薄型のダクトで構成されている。そして、テープシュータは、テープフィーダの前方面となる垂直面と、この垂直面から屈曲した上部側の急傾斜部と、この急傾斜部の下端から屈曲した下部側の緩傾斜部とに分けられ、緩傾斜部における空テープとの接触面に、排出方向に連続する複数の凹部と凸部が設けられている。
これによって、テープシュータの下端部において真直方向に進む空テープは凹部内を進行し、巻きぐせの強い空テープは凸部の上面を湾曲した状態のまま滑りながら進行するようになり、テープシュータの出口において双方の空テープが干渉して絡み合うことが防止される。これにより回収スペースに落下収納される空テープの、回収スペースにおける体積当りの重量を大きくでき、回収スペースの収納効率が向上するので、例えば回収箱の空箱への交換頻度を低下させることができる。
特許第3669158号公報
しかしながら、前述した電子部品実装装置においては、テープフィーダの前方面となるテープシュータの垂直面に空テープの横ずれを防止する凹部や凸部がないので、空テープがテープフィーダの先端から垂直面に到着し、垂直面によって下方に屈曲されるが、この時、空テープが斜め下方に屈曲する場合があり、隣接する空テープどうしが絡まってしまうことがある。テープフィーダから送られる空テープが最初に屈曲する部分で空テープどうしの絡まりが発生すると、テープの送りが円滑にできなくなり、部品取出位置への電子部品の搬送に支障が出、ヘッド部の吸着ノズルによる部品吸着が正しくできないと言う不具合が発生する場合があった。
本発明は、このような問題に対処するためになされたもので、その目的は、複数のテープフィーダから送り出される空テープどうしが絡み合うことなく空テープガイドにより下方に屈曲され、さらに下方に導かれるようにできるテープフィーダと空テープガイドの配置構造およびそれを備えた電子部品実装装置、台車を提供することである。
前述した目的を達成するため、本発明に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造の構成上の特徴は、複数の収容部に電子部品がそれぞれ保持された複数のテープを並列させて搬送する複数のテープフィーダと、複数のテープフィーダで搬送され電子部品が取出位置で取り出されたのちの複数の空テープを複数のテープフィーダにそれぞれ設けられた空テープ支持面から下方に配置された回収スペースにガイドする空テープガイドとを備えたテープフィーダと空テープガイドの配置構造であって、空テープガイドが、複数のテープフィーダの前方に配置され、複数の空テープ支持面から送られる複数の空テープを回収スペースに導くガイド面と、ガイド面における複数の空テープ支持面の延びる前方方向に位置する部分よりも上方位置から下方位置にかけての部分に、複数の空テープ支持面の延びる前方方向に位置する部分を避けた所に位置するように間隔を保って横並びに配置された上下方向に延びる複数の凸部とを備え、複数の凸部とテープフィーダとの間に複数の凸部と間隔をおいて補助面部を設け、さらに、補助面部の上方に複数の空テープをガイド面と補助面部との間の空間に通すための窓部を形成したことにある。
本発明に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造では、空テープガイドが、並列された複数のテープフィーダの前方に配置されている。そして、この空テープガイドは、各テープフィーダから送り出される空テープを下方に配置された回収スペースに導くガイド面と、ガイド面に、間隔を保って横並びに配置された上下方向に延びる複数の凸部とを備えている。この複数の凸部は、各空テープ支持面の延びる前方方向に位置する部分を避けた所に位置するようにしてガイド面おける各空テープ支持面の延びる前方方向に位置する部分の近傍に配置されている。
この場合の空テープ支持面の延びる前方方向に位置する部分とは、仮に、空テープ支持面をそのままの幅および角度で空テープを送る方向に真っ直ぐに延長したとするとその延長部分がガイド面に交差する部分である。すなわち、本発明に係る複数の凸部は、隣に位置する凸部との間隔が空テープ支持面の幅よりも広くなるようにして配置されている。このため、テープフィーダから送り出される空テープは、テープフィーダの空テープ支持面の先端側で隣り合った一対の凸部間に入ったのちにガイド面に当たる。そして、送り出される空テープは、一対の凸部によって横ずれを防止された状態でガイド面によって下方に屈曲する。この結果、テープフィーダから送られる空テープが最初に屈曲する部分で空テープどうしの絡まりが発生することがないのでテープの送りが円滑にでき、部品取出位置への電子部品の搬送が正しく実施できて、ヘッド部の吸着ノズルによる部品吸着が正しくできるようになる。
隣り合った空テープが紙テープとエンボステープである等種類が異なる場合でも、双方の空テープが絡まることを防止できる。また、上下方向に延びる凸部は、連続して延びるものであっても複数の小さな凸部を断続的に並べたものであってもよい。さらに、テープフィーダの空テープ支持面の先端部からガイド面までの距離は、空テープの剛性の大小によって適宜設定することが好ましく、例えば、空テープの幅が8mmである場合には、30〜40mm程度に設定することが好ましいが、空テープの剛性によっては、それ以下であっても以上であってもよい。
また、本発明に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造では、凸部をガイド面おける空テープ支持面の延びる前方方向に位置する部分よりも上方位置から下方位置にかけて設けている。これによると、テープフィーダから送り出される空テープがガイド面に到達する前に、確実に隣り合った凸部間に位置するようになるため、テープフィーダが、硬い紙テープ使用のテープフィーダおよび柔らかいエンボステープ使用のテープフィーダのいずれであっても送り出される空テープは横ずれすることなく適正位置に位置するように規制されて下方に屈曲され、さらに下方に導かれるようになる。
また、本発明に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造のさらに他の構成上の特徴は、並列された複数のテープフィーダの配置ピッチと、複数の凸部の配置ピッチとを一致させたことにある。これによると、複数の凸部のうちの隣り合った各一対の凸部間の中心と、空テープ支持面の幅方向の中心とを合わせることができるようになるため、複数のテープフィーダからそれぞれ送り出される空テープの幅方向の中心もこれらに合わせやすくなる。このため、送り出される空テープを適正位置に保持しながら下方に屈曲させ、さらに下方に導くことができる。
また、本発明に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造のさらに他の構成上の特徴は、ガイド面を、複数のテープフィーダの前方に位置し上下に延びる上部ガイド面と、上部ガイド面の下端から複数のテープフィーダ側に傾斜して下方に延びる下部ガイド面とで構成し、上部ガイド面と下部ガイド面とのうちの少なくとも上部ガイド面に複数の凸部を設けたことにある。これによると、空テープはテープフィーダから送り出されたのちすぐに隣り合った一対の凸部と上部ガイド面とによって幅方向の適正位置に保持されながら下方に屈曲され下方にガイドされるため、下部ガイド面は、単に、空テープを下方に導くだけですむ。このため、複数の凸部を必要最小限の部分にだけ設けることができる。
また、本発明に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造のさらに他の構成上の特徴は、複数の凸部のうちの隣り合った各一対の凸部の対向面間の距離がガイド面からテープフィーダ側に行くほど大きくなるようにしたことにある。これによると、空テープは一対の凸部間の幅の広い先端側から徐々に凸部間の中央側に位置を移動させながらガイド面側に進んでいくようになる。このため、空テープがガイド面に対して横ずれした状態で凸部間に到達しても一対の凸部によってその横ずれを矯正することができる。また、この場合、ガイド面と一対の凸部との断面の表面形状がU形になるようにすることもできる。これによると、テープフィーダから送り出される空テープの幅が小さい場合でも、その送り出される空テープを一対の凸部間の中央に位置決めしながら下方に屈曲させて下方にガイドすることができる。
また、本発明に係る電子部品実装装置の構成上の特徴は、前述したテープフィーダと空テープガイドの配置構造が取り付けられたことにある。これによると、テープフィーダから送り出される空テープどうしを絡ませることなく回収スペースに向けて下方に屈曲させて下方にガイドすることのできるテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた電子部品実装装置を得ることができる。
また、本発明に係る電子部品実装装置の他の構成上の特徴は、実装装置本体と、実装装置本体に対して着脱可能な台車とを備えており、前述したテープフィーダと空テープガイドの配置構造における空テープガイドを実装装置本体に設け、テープフィーダを台車に設けたことにある。これによると、台車を実装装置本体に取り付けることにより、前述したテープフィーダと空テープガイドの配置構造が構成される。このように、台車を用いることにより、使用中でない台車にテープフィーダやテープ等を予め設置しておくことができるため作業効率が向上する。
また、本発明に係る台車の構成上の特徴は、前述したテープフィーダと空テープガイドの配置構造が取り付けられ電子部品装着装置の本体に対して着脱可能になっていることにある。これによると、テープフィーダから送り出される空テープどうしを絡ませることなく屈曲させて下方の回収スペースにガイドすることのできるテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた台車を得ることができる。この台車は、使用の際には電子部品装着装置の本体に取り付けられる。これによっても作業効率が向上する。
本発明の第1実施形態に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた電子部品実装装置を示した平面図である。 テープを示した斜視図である。 テープフィーダと空テープガイドの配置構造を示した一部切り欠き断面図である。 テープフィーダの内部を示した断面図である。 空テープガイドを示した斜視図である。 空テープガイドのガイド部を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた電子部品実装装置を示した平面図である。 実装装置本体から台車を取り外した状態を示した斜視図である。 実装装置本体から台車を取り外した状態を示した側面図である。 本発明の第3実施形態に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた台車を実装装置本体から取り外した状態を示した側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた電子部品実装装置10を示しており、この電子部品実装装置10は、プリント基板A上に、ICチップ等の電子部品B(図2参照)を実装するための装置である。電子部品実装装置10は、基台11と、基台11上に設置されプリント基板Aを所定の設置位置に設置するための一対のコンベア12と、プリント基板Aの設置位置の上方に設置され後述する駆動装置の作動によりX方向(図1の左右方向)およびY方向(前後方向で図1では上下方向)に移動するヘッドユニット13とを備えている。
一対のコンベア12は、基台11上で、プリント基板Aの前後方向の長さに合わせて前後方向に一定間隔を保って左右方向に延びており、複数のプリント基板AをX方向の上流側から下流側に移動させて順次設置位置に搬送し、基板保持装置(図示せず)によりプリント基板Aを保持固定する。そして、設置位置においてプリント基板Aに実装すべき全ての電子部品Bの実装が終了すると保持固定が解除され、そのプリント基板AをX方向のさらに下流側に搬送する。基台11の左右両側における一対のコンベア12の上方には、一対のYレールユニット14が左右に一定間隔を保って前後方向に延びており、その一対のYレールユニット14にXレールユニット15が前後方向に移動可能な状態で掛け渡されている。そして、このXレールユニット15に、ヘッドユニット13が左右方向に移動可能な状態で取り付けられている。
Xレールユニット15は、Yレールユニット14の一方に設けられた駆動装置の駆動により前後方向に移動し、ヘッドユニット13はXレールユニット15に設けられた駆動装置の駆動により左右方向に移動する。このため、ヘッドユニット13は、一対のYレールユニット14とXレールユニット15との設置範囲(移動範囲)で基台11上を移動できる。また、図示は省略するが、ヘッドユニット13には、吸着ノズルを備えた複数のヘッドが備わっており、この複数のヘッドは昇降手段の作動により個別に昇降し、回転装置の作動により個別に軸周り方向に回転する。さらに、ヘッドユニット13の吸着ノズルには、吸引装置(図示せず)が接続されており、吸着ノズルは、この吸引装置の作動により生じる吸引力で電子部品Bを吸着してピックアップする。
また、基台11の前部中央と後部中央とには、それぞれ複数のテープフィーダ20を並列させて設置するためのフィーダ設置部16が設けられている。このフィーダ設置部16には、各テープフィーダ20を支持する支持部16aや各テープフィーダ20が電気的に接続されるコネクタ16b等が設けられている。テープフィーダ20は、前後二つのフィーダ設置部16上にそれぞれ複数個が同じ向きに並んで設置されており、各テープフィーダ20は、それぞれ電子部品Bの取り出し側をコンベア12側に向けた状態になっている。このように配置されたテープフィーダ20は、図2に示したテープ18内に収容された電子部品Bを、それぞれコンベア12と離れた位置からコンベア12側に搬送する。
テープ18は、キャリアテープ18aと、キャリアテープ18aよりも幅の小さなカバーテープ18bとで構成されており、屈曲可撓性を備えリール45a(図8〜図10参照)への巻き付け巻き戻しが可能である。キャリアテープ18aには、長手方向に一定間隔を保って凹部からなる複数の収容部18cが形成されているとともに、複数の収容部18cの一方の側部に一定間隔を保って複数の係合穴18dが形成されている。そして、カバーテープ18bは、キャリアテープ18aの上面における複数の係合穴18dが形成された部分を除く部分に、複数の収容部18cを覆うようにして貼着されている。各収容部18cの内部には電子部品Bが収容されており、キャリアテープ18aからカバーテープ18bを剥離することにより、電子部品Bが取り出し可能になる。
このテープ18は、リール45aに巻回された状態で、テープフィーダ20の後方に設置される。なお、基台11の前部側のフィーダ設置部16に取り付けられるテープフィーダ20と、基台11の後部側のフィーダ設置部16に取り付けられるテープフィーダ20とでは前後方向が逆になるが、説明の便宜上、どちらのフィーダ設置部16に取り付けられるテープフィーダ20もリール45aが設置される方を後方とし、テープ18が送られる方向を前方として説明する。
テープフィーダ20は、図3および図4に示したように、後部側(図3および図4の左側)に配置された収容ケース21の前端部に本体ケース22を連結して外郭部が構成されている。そして、収容ケース21内の下部には、テープ18を通過させる搬送路23aが形成され、本体ケース22内には、搬送路23aに連通して後方下部から前方上部に傾斜して延びる搬送路23bが形成されている。
また、本体ケース22の前部側には、テープ18を電子部品Bの取出位置aにガイドするテープガイド部24およびテープ18を搬送する送出部25が設置され、本体ケース22の後部側には、キャリアテープ18aから剥離されたカバーテープ18bを後方に引き取る引取部26が設置されている。そして、収容ケース21の内部における搬送路23aの上部側には、引取部26によってキャリアテープ18aから剥離されたカバーテープ18bを収容するためのカバーテープ回収部21aが形成されている。
テープガイド部24は、本体ケース22における搬送路23bの前端側に位置する両側部の上端にテープガイド24aを取り付けて構成されている。搬送路23bの前端側部分は、本体ケース22の略水平になった上端縁部で構成されている。テープガイド24aには、上下に貫通する前後に長い挿通穴24bが形成されている。この挿通穴24bの後端側部分は、テープ18のカバーテープ18bを下方から上方に挿通させることのできる幅を備えており、テープ18のキャリアテープ18aから剥離したカバーテープ18bを、下方から上方に挿通させてテープフィーダ20の後方側に方向転換させるための折返し部を構成する。
搬送路23bの前端側部分の水平な上面とテープガイド24aとの間が、テープ18またはキャリアテープ18aが通過する搬送路になる。そして、テープガイド24aは、搬送中のテープ18またはキャリアテープ18aを上方向から押え、テープ18またはキャリアテープ18aが搬送路23bから浮いたり、傾いたりすることを規制する。また、搬送路23bにおける電子部品Bの取出位置aよりも前方側には、取出位置aにおいて挿通穴24bを通過しテープガイド24aの上方に電子部品Bが取り出されて空になったキャリアテープ18aを支持する空テープ支持面23cが形成されている。
この空テープ支持面23cは、搬送路23bの前端側部分の水平な上面の内の取出位置aより前方の前方水平面と、その前方水平面の先端からやや下方に向かって傾斜した下り傾斜面とで構成されている。カバーテープ18bが剥離され電子部品Bが取り出されて空テープとなったキャリアテープ18aは空テープ支持面23cに沿って後述する空テープガイド30に向かうことになる。
送出部25は、リール45aに巻回されたテープ18をリール45aから引っ張り出し、電子部品Bが取り出されて空テープとなったキャリアテープ18aを前方に送るための搬送機構であり、テープフィーダ20の後部側から前部側へテープ18を搬送する。この送出部25は、送出用モータ25aと、送出用モータ25aの駆動力が複数の伝達ギア25bを介して伝達される主ギア25cと、主ギア25cと一体に形成された円板状のスプロケット25dとで構成されている。スプロケット25dは、伝達ギア25bおよび主ギア25cを介して伝達される送出用モータ25aの駆動力によって間欠的に回転する。この際、スプロケット25dの外周面に設けられた複数の爪部にテープ18の係合穴18dが係合し、スプロケット25dの回転によりテープ18が搬送される。
引取部26は、送出部25によって搬送されるテープ18から、送出部25による搬送と同期してカバーテープ18bを後方に引っ張って剥離させるとともに、剥離されたカバーテープ18bを収容ケース21のカバーテープ回収部21a内に送る引取機構であり、本体ケース22の後部に配置されている。この引取部26は、引取用モータ26aと、引取用モータ26aの駆動力が複数の伝達ギア26bを介して伝達される主ギアを備えた駆動側ローラ26cと、駆動側ローラ26cに圧接し駆動側ローラ26cの回転に従動して回転するピンチローラ26dとで構成されている。駆動側ローラ26cとピンチローラ26dとでカバーテープ18bを挟んだ状態で引取用モータ26aを駆動させると、駆動側ローラ26cの回転力と、ピンチローラ26dの押圧力により、カバーテープ18bは両面を圧接された状態で引き取られる。
また、本体ケース22の下部後方側から収容ケース21の下部前端側にかけての部分には、制御基板等を収容する収容ボックス28が配置されている。そして、収容ボックス28の前端部にはコネクタ29が取り付けられている。このコネクタ29は、テープフィーダ20をフィーダ設置部16の所定の場所に取り付けたときに、フィーダ設置部16に設けられたコネクタ16bと電気的に接続され、これにより、電子部品実装装置10から電力供給や各種の制御信号が入力される。また、収容ボックス28に収容された制御基板は、電子部品実装装置10が備える制御部と連係してテープフィーダ20を制御する。
また、基台11の上面における各コンベア12とフィーダ設置部16との間には、それぞれ空テープガイド30が設置され、空テープガイド30の下方には本発明に係る回収スペースを備えた回収箱(図示せず)に向かう落下用穴37が設けられている。なお、以下、説明する空テープガイド30においても、空のキャリアテープ18aが搬送される進行方向を前方とし、空のキャリアテープ18aが搬送されてくるテープフィーダ20側を後方として説明する。空テープガイド30は、図5に示したように、基面部31と、補助面部32と、側面部33a,33bと、基面部31および側面部33a,33bの上端に取り付けられた上面部34と、補助面部32の下端に設けられた被固定部35とで本体部分が構成されている。
そして、基面部31の後面(図5の表面)に本発明に係るガイド面と凸部とを備えた複数のガイド部36が設けられている。基面部31は、四角形の板を略中央で屈曲して形成されており、屈曲部を境にして上側に位置するガイド部取付部31aと下側に位置する下部ガイド面部31bとからなっている。側面部33a,33bは、基面部31の両側縁部からそれぞれ後方に突出するようにして設けられており、基面部31の各側縁部の上端から下端までの部分に沿って形成されている。
補助面部32は、幅が基面部31と同じで上下方向の長さが基面部31よりも短い四角形の板を上部側で屈曲して形成されており、屈曲部を境にして上側に位置する上部補助面部32aと下側に位置する下部補助面部32bとからなっている。そして、上部補助面部32aをガイド部取付部31aの下部側部分に対向させ、下部補助面部32bを下部ガイド面部31bに対向させて、補助面部32は側面部33a,33bの後端縁部に連結されている。すなわち、基面部31、補助面部32および側面部33a,33bで薄い矩形のダクトが形成される。
上面部34は、基面部31の上端側部分から側面部33a,33bの上端側を覆って基面部31の上端縁部から後方に延びるようにして取り付けられた板部材で構成されており、その後端部は、補助面部32の上部補助面部32aよりも後方に延びている。上部補助面部32aは高さが低く上面部34には届かず、上面部34と、補助面部32との間には、テープフィーダ20から送られる空のキャリアテープ18aを空テープガイド30内に通すための窓部が形成されている。被固定部35は、補助面部32の下端縁部から後方に延びる断面形状がL形の片で構成されている。
ガイド部36は、図6に示したように、縦長の板を平面視が略コ字状になるように折り曲げて形成されており、ガイド面部36aと、ガイド面部36aの左右両縁部に沿った凸部形成片36b,36cとで構成されている。凸部形成片36b,36cは、ガイド面部36aから離れるにしたがって互いの間隔を徐々に広げるようにして形成されている。例えば、キャリアテープ18aの幅を8mmとすると、ガイド面部36aの幅は10mm程度に設定し、凸部形成片36b,36cの先端間(後端間)の幅は12mm程度に設定する。また、ガイド面部36aの上部と下部には、それぞれ取付用の穴部36dが設けられている。
このように構成された複数のガイド部36が長手方向を上下に向けて左右に並列した状態でガイド部取付部31aに固着具(図示せず)を介して取り付けられている。この場合、両端のガイド部36以外の各ガイド部36は、凸部形成片36bの先端縁部を一方の隣りのガイド部36の凸部形成片36cの先端縁部に接触させ、凸部形成片36cの先端縁部を他方の隣りのガイド部36の凸部形成片36bの先端縁部に接触させた状態で配置される。そして、各凸部形成片36b,36cで凸部36BCが構成される。
このように構成された空テープガイド30は、基台11の上面側に設けられた支持部11aに、被固定部35をボルト35aで固定することにより取り付けられている。このとき、空テープガイド30の上部側部分およびこの上部側部分に取り付けられる複数のガイド部36の各ガイド面部36aは略垂直になり、空テープガイド30の下部側部分は、下端部を後方に位置させることによって傾斜した状態になる。また、フィーダ設置部16に取り付けられたテープフィーダ20の先端部に、上面部34と補助面部32との間に形成された窓部が位置するようになる。このときの、テープフィーダ20の先端部とガイド面部36aとの距離は、30〜40mmに設定される。
また、フィーダ設置部16に取り付けられたテープフィーダ20の空テープ支持面23cの先端側の下り傾斜面を、そのままの傾斜角度で前方に延ばしたとしたときに、空テープ支持面23cの延長部分と空テープガイド30とが交差する部分は、ガイド面部36aの表面におけるガイド面部36aおよび凸部36BCの上端部よりも下方部分となる。ガイド面部36aおよび凸部36BCの上端部の高さは、フィーダ設置部16に取り付けられたテープフィーダ20の空テープ支持面23cの前方水平面の高さと同程度,あるいはそれ以上の高さになるのが望ましい。
ここでは、ガイド面部36aおよび凸部36BCの上端部の高さは、空テープ支持面23cの先端側の下り傾斜面を、そのままの傾斜角度で前方に延ばして空テープガイド30と交差する部分の高さと、空テープ支持面23cの前方水平面の高さとの中間の高さとしている。また、ガイド部36の数は、フィーダ設置部16におけるテープフィーダ20の取り付け可能な数と同じであり、ガイド部36の配置ピッチとテープフィーダ20の配置ピッチとは同じに設定されている。この空テープガイド30と前述した複数のテープフィーダ20とでテープフィーダと空テープガイドの配置構造が構成される。
空テープガイド30を支持する支持部11aには、空テープガイド30を落下用穴37を介して回収箱に連通させる連通穴37aが形成されており、この連通穴37aに空テープガイド30のダクトの下端開放口が接続されている。また、支持部11aの下面は、回収箱に送られる空のキャリアテープ18aを所定の長さに切断するカッタ38の一部を構成する。カッタ38は、支持部11aの下面で構成される固定刃38aと、支持部11aの下方で固定刃38aに対して進退可能になった移動刃38bとで構成されており、移動刃38bは、駆動装置(図示せず)の作動により前後移動する移動支持部38cに支持されている。
また、固定刃38aの先端刃部は、移動刃38bの移動方向に直交する直線状に形成され、移動刃38bの先端刃部は、平面視で中央が窪んだV字状に形成されている。このため、固定刃38aから移動刃38bを離した状態で、空テープガイド30から落下用の連通穴37aに空のキャリアテープ18aを送り、その状態で移動刃38bを前方に移動させることにより、空のキャリアテープ18aを切断できる。この場合、空のキャリアテープ18aは100mm程度の長さに切断される。また、移動支持部38cの下方には、移動支持部38cの移動を停止させることによって生じる衝撃を緩衝するためのショックアブソーバ39が設置されている。
なお、ガイド部36の上側の取付用の穴部36dの位置は、例えば固定具として頭部が突出する平小ねじ、なべ小ねじ、丸小ねじや六角ボルト等を使用する場合、屈曲箇所に配置される場合には、頭部が空のキャリアテープ18aの最初の下方への屈曲の邪魔になるので、フィーダ設置部16に取り付けられたテープフィーダ20に対し、空テープ支持面23cの先端側の下り傾斜面を、そのままの傾斜角度で前方に延ばしてガイド面部36aと交差する部分の高さより、上側の固定具の位置を上方となるようにする。下側の固定具の位置(下側の取付用の穴部36dの位置)は、上部補助面部32aの上端より下方となるようにし、固定具の頭部に空のキャリアテープ18aの先端が到達し、前方に屈曲しても上部補助面部32aの内側面でさらに下方に導かれるようにする。
このように構成された電子部品実装装置10を用いて、プリント基板A上に電子部品Bを実装する場合には、複数のテープフィーダ20をフィーダ設置部16に取り付けて、図1に示した状態にする。なお、図1では、各フィーダ設置部16に1個のテープフィーダ20しか取り付けていないが、各フィーダ設置部16には設置可能な数のテープフィーダ20が取り付けられる。なお、各テープフィーダ20は、各フィーダ設置部16への取り付け前にテープ18が装着され、各フィーダ設置部16への設置前準備がなされる。
すなわち、テープ18は、リール45aから収容ケース21の搬送路23aを通って本体ケース22の搬送路23b側に延ばされ、その先端部が、搬送路23bの下流側に到達するようにされる。テープ18の先端部においてカバーテープ18bと同等のダミーのテープがカバーテープ18bに接着されるとともに、テープ18の先端部からカバーテープ18bが僅かに剥離されてテープガイド24aの挿通穴24bの部分で後方に折り曲げられ、カバーテープ18bに接着により接続されたダミーのテープの先端部が、駆動側ローラ26cとピンチローラ26dとによって挟持される。
さらに、搬送路23bの下流側に到達させたテープ18の先端部において、カバーテープ18bが僅かに剥離されて露出したキャリアテープ18aの係合穴18dに、スプロケット25dの上端側のいくつかの爪部を係合させる。以上によりテープフィーダ20のフィーダ設置部16への設置前準備が完了する。テープフィーダ20がフィーダ設置部16へ設置された状態で、電子部品実装装置10がプリント基板Aの実装生産を開始する。収容ボックス28に収納された制御基板が送出用モータ25aと引取用モータ26aとを同期させて作動させると、キャリアテープ18aは爪部より前方部が前方に送り出され、爪部より後方部が前方に引っ張られるとともに、ダミーのテープを介してカバーテープ18bが、挿通穴24bの上側で後方に挿通穴24bの下側で前方に引っ張られるので、リール45aからテープ18が順次繰り出される。
カバーテープ18bは、テープガイド24aの挿通穴24bの部分でキャリアテープ18aから順次剥離される。キャリアテープ18aは、搬送路23b上を取出位置aに向けて送られ、カバーテープ18bは引取部26によってカバーテープ回収部21a内に向けて送られる。そして、キャリアテープ18aの収容部18cが取出位置aに到達したときに、キャリアテープ18aは一端停止し、電子部品実装装置10の制御部により、ヘッドユニット13の吸着ノズルが露出された電子部品Bを吸着によりピックアップする。ピックアップされた電子部品Bはプリント基板A上に実装される。
吸着ノズルにより電子部品Bが取り出され空になったキャリアテープ18aは、送出用モータ25aと引取用モータ26aとの同期させた作動により、空テープ支持面23c上を前方に向かって搬送される。電子部品Bが取り出される度に、キャリアテープ18aは前方に向かって搬送され、空テープ支持面23cの前方水平面からその先端側の下り傾斜面へと進み、下り傾斜面の先端から空中を空テープガイド30のガイド部36に向かって斜め下方に進む。このキャリアテープ18aは、屈曲剛性に応じて下方への撓み量が異なるようになり、屈曲剛性が大きい場合は小さい場合に比較して下方への撓み量が小さくなる。
両モータ25a,26aによる搬送によりキャリアテープ18aの先端が空テープガイド30の窓部を通過してガイド部36に到達したときに、キャリアテープ18aの幅方向の中心がガイド部36の幅方向の中心に対して僅かにずれていると、キャリアテープ18aは対向するガイド面部36aの両側の凸部36BCの内どちらかに当たる。そして、一方の凸部36BCに当たったキャリアテープ18aの先端部は、凸部36BCの接触した部分に沿って下方に搬送により移動しながらその幅方向の位置をガイド部36の幅方向の中心側に移していき、ガイド面部36aに到達する。
その後、キャリアテープ18aは、一対の凸部36BCによって、横ずれすることを防止されながら搬送によりガイド面部36aで真っ直ぐ下方に屈曲され、さらにガイド面部36aに沿って下方に送られていく。そして、キャリアテープ18aの先端部が下部ガイド面部31bに到達すると、下部ガイド面部31bの傾斜によって、キャリアテープ18aは後方に付勢されるが、後方には下部補助面部32bが位置している。このため、キャリアテープ18aは、下部ガイド面部31bと下部補助面部32bとによって、前後方向の位置を規制されながら搬送により下方に送られていく。なお、キャリアテープ18aの先端がテープの方向に対して直角ではなく斜めに切れている場合は、ガイド面部36aで下方に屈曲される場面で横にずれ易いが、一対の凸部36BCによって、確実に横ずれすることが防止される。
キャリアテープ18aは、空テープガイド30の上部側部分を通過する際に、凸部36BCによって横ずれがなくなるとともに、ガイド面部36aによって略垂直な姿勢になるように規制されるため、空テープガイド30の上部側部分を通過するときには、凸部36BCがなくとも幅方向には殆どずれることない状態になっている。その状態で、キャリアテープ18aは、空テープガイド30の下部側を下方に向かって送られていく。そして、カッタ38が設置された部分を所定長さのキャリアテープ18aが通過したときに、移動刃38bが移動してキャリアテープ18aは切断され、回収箱の内部に落下していく。
このような操作が、フィーダ設置部16に取り付けられた複数個のテープフィーダ20およびカッタ38によって順次行われ、複数のテープ18が処理される。このとき、空テープガイド30内を複数のキャリアテープ18aが同時に通過していくが、前述したようにして、各キャリアテープ18aは各ガイド部36にそれぞれガイドされて下方に送られる。このため、複数のキャリアテープ18aは隣接するものどうしで互いに絡まることなくカッタ38まで進み、所定の長さに切断されて回収箱に収容される。
このように、本実施形態に係る電子部品実装装置10では、空テープガイド30が、テープフィーダ20の前方に配置されており、この空テープガイド30は、キャリアテープ18aを下方に屈曲させてさらに下方に導くガイド面部36aと、キャリアテープ18aの幅方向の位置が適正位置になるように規制する複数の凸部36BCとを備えている。このため、テープフィーダ20から送り出される空のキャリアテープ18aは、テープフィーダ20の空テープ支持面23cの先端側で一対の凸部36BC間に入ったのちに幅方向のずれをなくしてガイド面部36aに当たる。
そして、キャリアテープ18aは、凸部形成片36b,36cによって横ずれを防止された状態でガイド面部36aによって下方に屈曲され、さらに下方にガイドされて回収箱に導かれる。この結果、各キャリアテープ18aは空テープガイド30の上部で他のキャリアテープ18aと絡まることがなくなり、テープ18の送りが円滑にできるので、部品の取出位置aへの電子部品の順次の搬送に支障が出ることがなく、ヘッド部の吸着ノズルによる部品吸着が正しくできることになる。
すなわち、作業者がキャリアテープ18aに手を掛けて下方に真っ直ぐ屈曲させなくても、電子部品Bが取り出される度に、送出用モータ25aと引取用モータ26aとが同期して作動し、空テープ支持面23c上をキャリアテープ18aを前方に向かって搬送させ、凸部形成片36b,36cによって横ずれを防止された状態でガイド面部36aによって下方に屈曲させ、さらに下方にガイドして回収箱に導くことができる。またガイド面部36aおよび凸部36BCの上端部の高さは、空テープ支持面23cの先端側の下り傾斜面を、そのままの傾斜角度で前方に延ばして空テープガイド30と交差する部分の高さと、空テープ支持面23cの前方水平面の高さとの中間の高さとしている。このため、テープフィーダ20から送り出されるキャリアテープ18aが、確実に一対の凸部36BC間に入ったのちにガイド面部36aに到達するようになる。
さらに、フィーダ設置部16に取り付けられた複数個のテープフィーダ20の配置ピッチに対して、空テープガイド30に設けられた凸部36BCの配置ピッチを一致させたため、各一対の凸部36BC間の中心と、複数のテープフィーダ20からそれぞれ送り出されるキャリアテープ18aの幅方向の中心とを合わせることができるようになる。このため、キャリアテープ18aを適正位置に保持しながら真っ直ぐ下方に屈曲させることができ、さらに下方に導くことができる。
また、凸部36BCを、空テープガイド30の上部側だけの必要最小限の部分に設けたため、空テープガイド30の構造が単純になり低コスト化も図れる。さらに、一対の凸部36BCの対向面間の距離がガイド面部36a側からテープフィーダ20側に行くほど大きくなるようにしたため、キャリアテープ18aは一対の凸部36BC間の幅の広い先端側から徐々に一対の凸部36BC間の中央側に位置を移動しながらガイド面部36a側に進んでいくようになる。
(第2実施形態)
図7ないし図9は、本発明の第2実施形態に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた電子部品実装装置40を示している。この電子部品実装装置40では、基台41にフィーダ設置部が設けられてなく、フィーダ設置部に代えて、4個の台車42が実装装置本体40aに対して着脱可能になっている。この台車42は、複数の車輪43によって移動可能になっており、下部に設けられた平面状の台部42aと、台部42aの両側部中央から上方に延びたのちに後方に屈曲しさらに屈曲して上方に延びる一対の支柱部42bと、一対の支柱部42bの上部からそれぞれ前方に延びる一対の支持腕42cとを備えている。
そして、台部42a上に回収箱44が配置され、一対の支柱部42b間にリール取付部45が取り付けられている。このリール取付部45には、それぞれテープ18が巻かれた複数のリール45aが取り付けられている。また、一対の支持腕42cにはフィーダ設置部46が取り付けられており、このフィーダ設置部46には、複数のテープフィーダ20が取り付けられる。そして、各テープフィーダ20には、各リール45aのテープ18が装着されている。
実装装置本体40aにおける各台車42が取り付けられる部分には、それぞれ一対のガイド片47が設けられており、台車42を一対のガイド片47に沿わせて実装装置本体40aに押圧することにより、実装装置本体40aに取り付けることができる。そして、台車42を実装装置本体40aに取り付けたときに、各テープフィーダ20の前方に位置する実装装置本体40aの部分に、空テープガイド30が設置固定されている。このときの各テープフィーダ20と空テープガイド30との位置関係は、前述した第1実施形態と同じになる。また、回収箱44は、基台41の下面側に入り込んで、空テープガイド30の下方に位置する。この電子部品実装装置40のそれ以外の部分の構成については、前述した電子部品実装装置10と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記して説明は省略する。
この電子部品実装装置40によると、台車42を1個以上余分に準備して、電子部品実装装置40の作動中に、他の台車42に、テープフィーダ20やリール45aに巻かれたテープ18を取り付けて次の操作の準備をすることができる。このため、作業効率が大幅に向上する。この電子部品実装装置40のそれ以外の作用効果については、前述した電子部品実装装置10と同様である。
(第3実施形態)
図7は本発明の第3実施形態に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた電子部品実装装置50も示している。図7中の各空テープガイド30は実装装置本体50aに設置固定されるのではなく、それぞれ各台車52に設置固定されている。この電子部品実装装置50のそれ以外の部分の構成については、前述した電子部品実装装置10と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記して説明は省略する。
図10は、本発明の第3実施形態に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた台車52を示している。この台車52は電子部品実装装置50の本体50aに取り付けられて使用されるもので、実装装置本体50aは、図8および図9に示した実装装置本体40aから空テープガイド30、カッタ38およびその周辺部分を取り除いた構成をしている。そして、台車52は、前述した第2実施形態の台車42に空テープガイド30、カッタ38およびその周辺部分が設けられた構成をしている。空テープガイド30およびカッタ38等が設けられた部分は、左右一対の側壁51(一方しか図示せず)によって台車52に連結されており、一対の側壁51の上部側部分は、切断されたキャリアテープ18aを回収箱44内に落下させるためのダクトで構成されている。
この台車52のそれ以外の部分の構成については、前述した電子部品実装装置40が備える台車42の各対応する部分と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記している。これによると、テープフィーダ20から送り出される空のキャリアテープ18aどうしを絡ませることのないテープフィーダと空テープガイドの配置構造を備えた台車52を得ることができる。また、この台車52と実装装置本体50aとで構成される電子部品実装装置50の作用効果については、前述した電子部品実装装置40と同様である。
また、本発明に係るテープフィーダと空テープガイドの配置構造、電子部品実装装置および台車は、前述した実施形態に限定するものでなく、適宜変更して実施することができる。例えば、前述した各実施形態では、凸部36BCが連続して上下に延びているが、凸部36BCは、それぞれ断続的に上下に配置された複数の凸部で構成してもよい。また、テープフィーダ20の空テープ支持面23cの先端部からガイド面部36aまでの距離は、キャリアテープ18aの剛性の大小によって適宜設定することができる。
さらに、前述した各実施形態では、凸部形成片36b,36cの対向面間の距離がガイド面部36aからテープフィーダ20側に行くほど大きくなるようにしているが、この場合のガイド面部36aと凸部形成片36b,36cとの断面の表面形状がU形になるようにしてもよい。これによると、キャリアテープ18aの幅が小さい場合でも、そのキャリアテープ18aを一対の凸部36BC間の中央に位置決めしながら下方に屈曲させることができ、さらに下方にガイドすることができる。また、凸部36BCを下部ガイド面部31bの下端部まで延ばしてもよい。さらに、前述した実施形態では、ガイド面部36aと凸部形成片36b,36cとからなるガイド部36を用いているが、ガイド部36を用いず、ガイド部取付部31aに直接凸部を設けてもよい。この場合、ガイド部取付部31aの表面が本発明に係るガイド面になる。
なお、キャリアテープ18aの屈曲剛性が極めて高く、空テープ支持面23cの前方水平面からその先端側の下り傾斜面へと進むに際し、下り傾斜面から遊離する場合でも、キャリアテープ18aは自重で僅かに垂れ下がるので、ガイド面部36aおよび凸部36BCの上端部の高さを、フィーダ設置部16に取り付けられたテープフィーダ20の空テープ支持面23cの前方水平面の高さと略同じかあるいはそれ以上の高さにすれば、テープフィーダ20から送り出されるキャリアテープ18aが、確実に一対の凸部36BC間に入ったのちにガイド面部36aに到達するようになる。
なおさらに、基面部31をガラス繊維を充填した樹脂で成形したもととしたものとしても良い。この場合は、ガイド面部36a、凸部形成片36b,36cも全て基面部31の一部として一体成形したものとする。そして、隣接するキャリアテープ18aが絡まるのを防止する凸部は、ガイド部取付部31aから下部ガイド面部31bにかけてのガイド面部の全長に渡って成形するようにすると、キャリアテープ18aの下方への屈曲に際して隣接するキャリアテープ18aが絡まるのを防止するのみでなく、空テープガイド30の下端開放口近傍でキャリアテープ18aが絡まるのを防止するので、カッタ38が無くても円滑に回収箱へキャリアテープ18aをガイドすることができる。
また、空テープガイド30の上部側部分およびこの上部側部分に取り付けられる複数のガイド部36の各ガイド面部36aは略垂直としているが、垂直より前方側に角度を取ることにより、屈曲を緩やかにすることができ、屈曲剛性の高いキャリアテープ18aでも確実に下方に屈曲させることができる。また、屈曲剛性の低いキャリアテープ18aに対しては、空テープガイド30の上部側部分およびこの上部側部分に取り付けられる複数のガイド部36の各ガイド面部36aを、垂直より後方側に角度を取ったものとすることにより、空テープガイド30の前方の空きスペースを大きでき、このスペースの有効活用が可能となる。
さらにまた、ガイド部36のガイド部取付部31aへの固定具として、例えば皿小ねじを使用し、頭部がガイド面部36aの表面より突出しないようにすれば、上下の固定具の位置、すなわち取付用の穴部36dの位置は、特に規制されることはない。ガイド部36のガイド部取付部31aへの固定方法としてスポット溶接を採用する場合も同様、溶接箇所は特に規制されることはない。
上記各実施の形態においては、テープフィーダ20は電動モータによりテープ送りをするタイプのものであるが、ヘッドユニットの吸着ノズルの昇降に連動して昇降する押圧ロッドの下降時に当接し、テープ送り機構とこのテープ送り機構に連結されるロッド受け部材を搭載するタイプのものでも良い。この場合は、押圧ロッドの下降毎にテープ送りがなされる。あるいはさらに、テープ送り機構とこのテープ送り機構を駆動させるエアシリンダを搭載し、実装機本体側の空気バルブ機構で制御された圧力空気の供給を受けてテープ送りをするタイプのものであっても良い。
これらのテープフィーダは、取出位置aの後方位置においてカバーテープが後方に剥がされるようにされ、取出位置aの前方となる空テープ支持面が、取出位置aより前方の前方水平面と、その前方水平面の先端からやや下方に向かって傾斜した下り傾斜面とで構成されている。これらのテープフィーダに対する実装機本体、あるいは台車のフィーダ設置部への取り付け方や、これらのテープフィーダに対する空テープガイドの構成は、上記各実施の形態におけるものと同様のものである。また、それ以外の部分の構成についても、本発明の技術的範囲内で適宜変更することができる。
10,40…電子部品実装装置、16…フィーダ設置部、18…テープ、18a…キャリアテープ、20…テープフィーダ、23c…空テープ支持面、30…空テープガイド、36a…ガイド面部、36BC…凸部、40a…実装装置本体、42,52…台車、44…回収箱、a…取出位置、B…電子部品。

Claims (8)

  1. 複数の収容部に電子部品がそれぞれ保持された複数のテープを並列させて搬送する複数のテープフィーダと、前記複数のテープフィーダで搬送され前記電子部品が取出位置で取り出されたのちの複数の空テープを前記複数のテープフィーダにそれぞれ設けられた空テープ支持面から下方に配置された回収スペースにガイドする空テープガイドとを備えたテープフィーダと空テープガイドの配置構造であって、
    前記空テープガイドが、前記複数のテープフィーダの前方に配置され、前記複数の空テープ支持面から送られる複数の空テープを前記回収スペースに導くガイド面と、
    前記ガイド面における前記複数の空テープ支持面の延びる前方方向に位置する部分よりも上方位置から下方位置にかけての部分に、前記複数の空テープ支持面の延びる前方方向に位置する部分を避けた所に位置するように間隔を保って横並びに配置された上下方向に延びる複数の凸部とを備え、
    前記複数の凸部と前記テープフィーダとの間に前記複数の凸部と間隔をおいて補助面部を設け、さらに、前記補助面部の上方に前記複数の空テープを前記ガイド面と前記補助面部との間の空間に通すための窓部を形成したことを特徴とするテープフィーダと空テープガイドの配置構造。
  2. 前記ガイド面に、縦長の板を平面視がコ字状になるように折り曲げて形成したガイド部を配置することによって前記凸部を形成した請求項1に記載のテープフィーダと空テープガイドの配置構造。
  3. 並列された前記複数のテープフィーダの配置ピッチと、前記複数の凸部の配置ピッチとを一致させた請求項1または2に記載のテープフィーダと空テープガイドの配置構造。
  4. 前記ガイド面を、前記複数のテープフィーダの前方に位置し上下に延びる上部ガイド面と、前記上部ガイド面の下端から前記複数のテープフィーダ側に傾斜して下方に延びる下部ガイド面とで構成し、前記上部ガイド面と前記下部ガイド面とのうちの少なくとも前記上部ガイド面に前記複数の凸部を設けた請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載のテープフィーダと空テープガイドの配置構造。
  5. 前記複数の凸部のうちの隣り合った各一対の凸部の対向面間の距離が前記ガイド面から前記テープフィーダ側に行くほど大きくなるようにした請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載のテープフィーダと空テープガイドの配置構造。
  6. 請求項1ないし5のうちのいずれか一つに記載のテープフィーダと空テープガイドの配置構造が取り付けられた電子部品実装装置。
  7. 実装装置本体と、前記実装装置本体に対して着脱可能な台車とを備えており、請求項1ないし5のうちのいずれか一つに記載のテープフィーダと空テープガイドの配置構造における前記空テープガイドを前記実装装置本体に設け、前記テープフィーダを前記台車に設けた電子部品実装装置。
  8. 請求項1ないし5のうちのいずれか一つに記載のテープフィーダと空テープガイドの配置構造が取り付けられ電子部品装着装置の本体に対して着脱可能になった台車。
JP2009220210A 2009-09-25 2009-09-25 テープフィーダと空テープガイドの配置構造、電子部品実装装置、台車 Active JP4724768B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009220210A JP4724768B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 テープフィーダと空テープガイドの配置構造、電子部品実装装置、台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009220210A JP4724768B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 テープフィーダと空テープガイドの配置構造、電子部品実装装置、台車

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011071257A JP2011071257A (ja) 2011-04-07
JP2011071257A5 JP2011071257A5 (ja) 2011-05-19
JP4724768B2 true JP4724768B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=44016254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009220210A Active JP4724768B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 テープフィーダと空テープガイドの配置構造、電子部品実装装置、台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4724768B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5684219B2 (ja) * 2012-12-05 2015-03-11 ヤマハ発動機株式会社 テープカット時のジャムリ防止機構
JP6014689B2 (ja) * 2013-02-08 2016-10-25 富士機械製造株式会社 電子部品実装装置
JP6636293B2 (ja) * 2015-09-30 2020-01-29 ヤマハ発動機株式会社 部品実装機、テープ回収方法
JP6681409B2 (ja) 2015-11-25 2020-04-15 株式会社Fuji テープ湾曲アタッチメント及びフィーダ
JP6831705B2 (ja) * 2017-01-10 2021-02-17 ヤマハ発動機株式会社 テープ切断ユニットの組付構造
JP6850357B2 (ja) 2017-10-31 2021-03-31 ヤマハ発動機株式会社 部品供給装置及びテープフィーダー
CN111903204B (zh) * 2018-04-18 2022-01-18 松下知识产权经营株式会社 部件装配系统以及带切屑回收装置
JP6827191B2 (ja) * 2018-06-29 2021-02-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 作業システム及びフィーダ台車の搬送方法
JP7303095B2 (ja) * 2019-11-21 2023-07-04 株式会社Fuji フィーダの取付構造
JP7472319B2 (ja) * 2020-12-15 2024-04-22 ヤマハ発動機株式会社 部品供給装置および部品実装装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62164262A (ja) * 1986-01-14 1987-07-20 Shintomu Kk デイスクプレ−ヤ−における插入口部の開閉機構
JPH09148798A (ja) * 1995-11-17 1997-06-06 Sony Corp 電子部品装着装置
JP3687336B2 (ja) * 1998-04-02 2005-08-24 松下電器産業株式会社 電子部品供給装置における空テープの回収装置
JP3669158B2 (ja) * 1998-06-17 2005-07-06 松下電器産業株式会社 電子部品の実装装置および実装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011071257A (ja) 2011-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4724768B2 (ja) テープフィーダと空テープガイドの配置構造、電子部品実装装置、台車
JP5302846B2 (ja) 部品供給装置及び電子部品装着装置
JP4852383B2 (ja) 部品供給装置、表面実装機、及び部品供給装置におけるリールの保持方法
JP5684219B2 (ja) テープカット時のジャムリ防止機構
EP2066165B1 (en) Component supplying apparatus and surface mounting machine
JP5980594B2 (ja) リールストッカ及び電子部品供給台車
JP6094835B2 (ja) 部品供給装置および部品供給方法
JP2014086502A (ja) 部品供給装置および部品供給方法
JP2010147223A (ja) 電子部品装着装置及び部品供給装置
JP4852386B2 (ja) 部品供給装置、及び表面実装機
JP5487022B2 (ja) 部品装着装置、及び部品供給装置
JP6589134B2 (ja) スティックフィーダ及び部品実装装置
JP2022168137A (ja) 部品実装装置
JP5085390B2 (ja) 部品供給装置およびこれを備えた表面実装機
JP5375875B2 (ja) テープフィーダ
US20240033869A1 (en) Substrate production system
KR101690581B1 (ko) 부품 공급 유닛
EP3713383B1 (en) Electronic component mounting device
JP5171511B2 (ja) 電子部品供給カセット、電子部品供給カート及び電子部品装着装置
JP6994631B2 (ja) テープフィーダ
JP4938623B2 (ja) 表面実装機
CN112106458B (zh) 元件供给装置
JP2024115010A (ja) 部品供給装置
JP5684054B2 (ja) 部品供給装置及び電子部品装着装置
JP2017139366A (ja) テープフィーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110302

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110302

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20110302

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20110404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110411

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4724768

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250