JP5684219B2 - テープカット時のジャムリ防止機構 - Google Patents

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Description

本発明は、テープフィーダから送り出された使用済テープをカッターで切断して下方の回収スペースに回収するときに、使用済テープにジャムリが発生することを防止するテープカット時のジャムリ防止機構に関する。
従来から、プリント基板にチップ部品やIC等の電子部品を実装するための電子部品実装装置が用いられている。このような電子部品実装装置では、電子部品が取り出されたのちの使用済テープをカッターで切断したのちに回収することが行われている。この切断の際に、使用済テープの切断部分が振動すると、送り出される使用済テープが絡んで搬送路がつまってしまう、いわゆるジャムリが発生することがある。このため、使用済テープが振動することを防止する機構を備えた電子部品実装装置もある(例えば、特許文献1参照)。
この電子部品実装装置は、電子部品が収納されたトップテープを電子部品取り出し部に搬送するテープ搬送面と、そのテープ搬送面に対して下方に傾斜して前方に延びるテープ搬送面とを備えており、傾斜したテープ搬送面の前方にカッター装置が設置されている。また、電子部品実装装置における両テープ搬送面の近傍部分には、それぞれ、テープをテープ搬送面に押圧するテープガイドが設けられている。このため、電子部品が取り出された使用済テープがカッター装置によって切断されても傾斜したテープ搬送面上で振動することが防止される。
特開平10−242686号公報
しかしながら、前述した電子部品実装装置においては、使用済テープを傾斜したテープ搬送面に押圧するテープガイドが、電子部品実装装置のボディ部に固定されたピンを介してボディ部に組み付けられており、着脱を考慮した構成になっていない。このため、テープガイドをボディ部から取り外す操作が面倒になり、使用済テープがテープ搬送面に押圧する必要がないものである場合には、このテープガイドが使用済テープの搬送の支障になることがある。
本発明は、このような問題に対処するためになされたもので、その目的は、使用済テープが、ガイド面に対して押圧する必要があるものであるか否かの状況に応じて、容易に着脱することができる押圧部材を備えたテープカット時のジャムリ防止機構を提供することである。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
前述した目的を達成するため、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構の構成上の特徴は、電子部品(B)が取出位置で取出されテープフィーダ(16)から送り出された使用済テープ(15a)をカッター(29)で切断して下方の回収スペースに回収するときに、使用済テープにジャムリが発生することを防止するテープカット時のジャムリ防止機構であって、使用済テープをカッターにガイドするガイド面(26a,27a)を備えた使用済テープガイド(20)と、使用済テープをガイド面におけるカッターの近傍部分に押圧する押圧部材(30)とを備え、使用済テープガイドに、ガイド面と対向して配置されガイド面との間に使用済テープを通す補助面部(22)を設けるとともに、押圧部材に補助面部の端縁部(22a)に着脱自在に係合できる抜差部を設け、抜差部を補助面部の端縁部に係合させることにより押圧部材を使用済テープガイドに着脱自在に装着できるようにしたことにある。
本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構では、テープフィーダから送り出された使用済テープをカッターにガイドするガイド面を備えた使用済テープガイドと、ガイド面におけるカッターの近傍部分に使用済テープを押圧する押圧部材とが備わっている。このため、テープフィーダから送り出された使用済テープがカッターで切断されたときに、切断部近傍で振動が発生することを防止でき、これによって使用済テープにジャムリが発生することを防止することができる。ジャムリとは、使用済テープが絡んで搬送路に詰まりが生じることである。使用済テープがカッターによって、切断されたときには使用済テープの切断部分が丸く巻き上がったり、屈曲したりしやすくなり、これによってジャムリが生じることがある。本発明では、押圧部材で使用済テープをガイド面に押圧することにより、ジャムリを防止できる。
また、使用済テープの中には、ガイド面に押圧する必要がないものや、押圧が搬送の支障になるものもある。例えば、並列された複数のテープフィーダから複数の使用済テープを送り出し、ガイド面に各使用済テープに横ずれが生じることを防止するための仕切りを設けてある場合に、複数の使用済テープの中に、仕切り間の幅よりも幅の大きなものがあると、その部分に、押圧部材を設けると使用済テープは仕切りに押圧されることになり、搬送の支障となる。また、使用済テープの中には、剛性が大きく押圧する必要がないものもある。本発明に係る押圧部材は、使用済テープガイドに着脱自在に取り付けられているため、このような場合には、簡単に取り外すことができる。なお、本発明に係る押圧部材としては、バネによる弾性を利用したもの、自重を利用したもの、磁力による吸引力を利用したもの等種々のものを用いることができる。
また、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構では、使用済テープガイドに、ガイド面と対向して配置されガイド面との間に使用済テープを通す補助面部を設けるとともに、押圧部材に補助面部の端縁部に着脱自在に係合できる抜差部を設け、抜差部を補助面部の端縁部に係合させることにより押圧部材を使用済テープガイドに装着できるようにしている
本発明によると、ガイド面と対向して補助面部が設けられ、その端縁部に押圧部材の抜差部を係合させるため、押圧部材の使用済テープガイドへの着脱が極めて容易になる。この場合、抜差部は補助面部の端縁部を挟持できるもので構成することができる。これによると、補助面部の端縁部の両面を挟むようにして押圧部材を使用済テープガイドに取り付けることができ、押圧部材を補助面部の表裏面に沿って外部側にスライドさせることにより、押圧部材を使用済テープガイドから取り外すことができる。また、補助面部に穴部を設けて、抜差部をその穴部に挿入できる棒状部分を備えた部材で構成することもできる。
また、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構のさらに他の構成上の特徴は、補助面部の端縁部を屈曲させて屈曲した端縁部に押圧部材の抜差部を係合させるようにしたことにある。本発明によると、押圧部材の抜差部が補助面部の端縁部から脱落しにくくなる。本発明によると、押圧部材を補助面部に対して容易に着脱でき、これによって押圧部材が補助面部から不意に脱落するおそれも生じるが、補助面部の端縁部を屈曲させてその屈曲した部分に抜差部を係合させることによりこの脱落が発生し難くなるようにすることができる。
また、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構のさらに他の構成上の特徴は、押圧部材の本体を帯状の板バネ(33)で構成し、板バネの長手方向の一端に抜差部を形成し、板バネの他端側を板バネの弾性力によってガイド面に押圧するようにしたことにある。本発明によると、使用済テープをカッターで切断した直後の使用済テープの屈曲や変形による使用済テープの目詰まりであるジャムリを単純な構造で確実に防止できる。
また、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構のさらに他の構成上の特徴は、電子部品が取出位置で取出されテープフィーダから送り出された使用済テープをカッターで切断して下方の回収スペースに回収するときに、前記使用済テープにジャムリが発生することを防止するテープカット時のジャムリ防止機構であって、使用済テープをカッターにガイドするガイド面を備えた使用済テープガイドと、使用済テープをガイド面におけるカッターの近傍部分に押圧する押圧部材とを備え、押圧部材を使用済テープガイドに着脱自在に装着し、ガイド面を上方に向けた状態で鉛直方向に対して傾斜させて、押圧部材を使用済テープガイドの上部に揺動自在に装着し、押圧部材の下端部が自重によりガイド面を押圧するようにしたことにある。本発明によると、使用済テープをカッターで切断した直後の使用済テープの屈曲や変形による使用済テープの目詰まりであるジャムリを極めて単純な構造で確実に防止できる。
また、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構のさらに他の構成上の特徴は、テープフィーダから送り出された使用済テープを、押圧部材における使用済テープを押圧する部分にガイドするためのガイド部(31)を押圧部材に設けたことにある。本発明によると、使用済テープをテープフィーダから使用済テープガイドにガイドするためのガイド部を押圧部材に設けたため、押圧部材を使用済テープガイドに取り付けたときに、使用済テープを使用済テープガイドにガイドするためのガイド部も同時に取り付けられる。これによると、使用済テープのテープフィーダから使用済テープガイドへの搬送が確実なものとなる。また、押圧部に、使用済テープをガイドする部分と押圧する部分とが備わるようになるため、部品点数の削減と、装着操作の軽減とが可能になる。
本発明の一実施形態に係るテープカット時のジャムリ防止機構を備えた電子部品実装装置を示した平面図である。 テープを示した斜視図である。 テープフィーダとテープカット時のジャムリ防止機構とを示した断面図である。 図3に示したテープフィーダとテープカット時のジャムリ防止機構とを斜めから見た状態を示した斜視図である。 使用済テープガイドを示した斜視図である。 使用済テープガイドのガイド部を示した斜視図である。 押圧部材を示しており、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面図、(d)は底面図である。 使用済テープガイドに取り付けられた押圧部材で使用済テープを押圧した状態を示した断面図である。 使用済テープガイドと押圧部材とを斜めから見た状態を示した斜視図である。 テープカット時のジャムリ防止機構の要部を示した斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係るテープカット時のジャムリ防止機構を備えた電子部品実装装置10を示している。この電子部品実装装置10は、プリント基板A上に、ICチップ等の電子部品B(図2参照)を実装するための装置であり、基台11上に設置されたプリント基板Aの上方でX方向(左右方向)およびY方向(前後方向)に移動するヘッドユニット12を備えている。基台11の左右両側には、一対のYレールユニット13aが左右に一定間隔を保って前後方向に延びており、その一対のYレールユニット13aにXレールユニット13bが前後方向に移動可能な状態で掛け渡されている。
そして、このXレールユニット13bに、ヘッドユニット12が左右方向に移動可能な状態で取り付けられている。このため、ヘッドユニット12は、Xレールユニット13bの移動範囲で基台11の上方を移動できる。また、図示は省略するが、ヘッドユニット12には、吸着ノズルを備えた複数のヘッドが備わっており、この複数のヘッドは昇降手段の作動により個別に昇降し、回転装置の作動により個別に軸周り方向に回転する。そして、吸着ノズルは、吸引装置の作動により生じる吸引力で電子部品Bを吸着してピックアップする。
また、基台11の前部中央と後部中央とには、それぞれ複数のテープフィーダ16を並列させて設置するためのフィーダ設置部14が設けられている。テープフィーダ16は、前後二つのフィーダ設置部14上にそれぞれ複数個が同じ向きに並んで設置されており、各テープフィーダ16は、それぞれ電子部品Bの取り出し側をプリント基板A側に向けた状態になっている。このように配置されたテープフィーダ16は、図2に示したテープ15内に収容された電子部品Bを、それぞれプリント基板Aと離れた位置からプリント基板A側に搬送する。
テープ15は、キャリアテープ15aと、キャリアテープ15aよりも幅の小さなカバーテープ15bとで構成されており、キャリアテープ15aには、複数の収容部15cと、複数の係合穴15dとが長手方向に間隔を保ってそれぞれ形成されている。そして、各収容部15cに電子部品Bを収容し、カバーテープ15bで、キャリアテープ15aの上面を覆うことによりテープ15が形成されている。また、キャリアテープ15aからカバーテープ15bを剥離することにより、電子部品Bが取り出し可能になる。このテープ15は、リールに巻回された状態で、テープフィーダ16の後方に設置される。
テープフィーダ16は、図3および図4に示したように、前後(図3および図4の左側が後部で右側が前部)に長くなったケース部材16aで外郭部が構成され、その内部に後部側下部から前部側上部に傾斜して延びる搬送路(図示せず)が形成されている。また、ケース部材16aの前部側には、テープ15を電子部品Bの取出位置に搬送する送出部(図示せず)およびテープ15を電子部品Bの取出位置にガイドするテープガイド部17が設置されている。そして、ケース部材16aの後部側上部には、キャリアテープ15aから剥離されたカバーテープ15bを後方に引き取る引取部18が設置され、ケース部材16aの後部側内部における搬送路の上部側には、引取部18によってキャリアテープ15aから剥離されたカバーテープ15bを収容するためのカバーテープ回収部が形成されている。
テープガイド部17は、搬送路におけるケース部材16aの前端側部分の上部に位置する水平部分にテープガイド17aを取り付けて構成されている。このテープガイド17aには、上下に貫通し前後(図3および図4では左右)に長い挿通穴17bが形成されている。この挿通穴17bの後端側縁部は、テープ15のカバーテープ15bを下方から上方に挿通させることのできる幅を備えており、テープ15のキャリアテープ15aから剥離されたカバーテープ15bを、下方から上方に挿通させてテープフィーダ16の後方側に方向転換させるための折返し部を構成している。また、挿通穴17bの中央部分は、電子部品Bを取り出すための開口を構成する。
そして、テープガイド17aは、搬送中のテープ15またはキャリアテープ15aを上方向から押え、テープ15またはキャリアテープ15aが搬送路から浮いたり、傾いたりすることを規制する。また、搬送路における電子部品Bの取出位置よりも前方側には、電子部品Bが取り出されて空になったキャリアテープ15aを支持する使用済テープ支持面17cが形成されている。この使用済テープ支持面17cは、搬送路の前部の水平部分の前端部分と、その水平部分の前端からやや下方に向かって傾斜した下り傾斜面とで構成されている。カバーテープ15bが剥離され、さらに電子部品Bが取り出されて空テープとなったキャリアテープ15aは、使用済テープ支持面17cに沿って後述する使用済テープガイド20に向かって移動する。
送出部および引取部18は、それぞれ駆動ローラ、ピンチローラおよび駆動ローラを回転駆動させるモータ等で構成されており、送出部は、テープ15をリールから引っ張り出して電子部品Bの取出位置に送り出し、引取部18は、テープ15から剥離されたカバーテープ15bをカバーテープ回収部内に送る。また、ケース部材16aの下部中央部分には、制御基板等を収容する収容ボックス19が配置されており、収容ボックス19の前端部にはコネクタ19aが取り付けられている。このコネクタ19aは、テープフィーダ16をフィーダ設置部14の所定の場所に取り付けたときに、フィーダ設置部14に設けられたコネクタ14aと電気的に接続され、これにより、電子部品実装装置10から電力供給や各種の制御信号が入力される。また、収容ボックス19に収容された制御基板は、電子部品実装装置10が備える制御部と連係してテープフィーダ16を制御する。
また、基台11の上面におけるプリント基板Aの設置位置とフィーダ設置部14との間には、それぞれ使用済テープガイド20が設置されている。そして、基台11における使用済テープガイド20の前端部分の下方部分には本発明に係る回収スペースを備えた回収箱(図示せず)に向かう落下用穴28が設けられている。なお、以下、説明する使用済テープガイド20においても、空のキャリアテープ15aが搬送される進行方向を前方とし、空のキャリアテープ15aが搬送されてくるテープフィーダ16側を後方として説明する。
使用済テープガイド20は、図5に示したように、基面部21と、補助面部22と、側面部23a,23bと、基面部21および側面部23a,23bの上端に取り付けられた上面部24と、補助面部22の下端に設けられた被固定部25とで本体部分が構成されている。そして、基面部21の後面(図5の表面)にガイド面と仕切り用の凸部とを備えた複数のガイド部26,27(図8,9参照)が設けられている。基面部21は、四角形の板を後面が凹面になるようにして上下の略中央で屈曲して形成されており、屈曲部を境にして上側に位置する上部ガイド部取付部21aと下側に位置する下部ガイド部取付部21bとからなっている。上部ガイド部取付部21aは、略鉛直に配置され、下部ガイド部取付部21bは、上部ガイド部取付部21aに対して下端縁部を後方に位置させるように傾斜して配置される。
側面部23a,23bは、基面部21の両側縁部からそれぞれ後方に突出するようにして設けられており、基面部21の各側縁部の上端から下端までの部分に沿って形成されている。また、補助面部22は、幅が基面部21と同じで上下方向の長さが基面部21よりも短い四角形の板を後面が凹面になるようにして上部側2か所で屈曲して形成されており、2つの屈曲部a,bを境にして上側に位置する屈曲縁部22aと、上部補助面部22bと、下側に位置する下部補助面部22cとからなっている。さらに、屈曲縁部22aの上端側部分には、屈曲縁部22aの後面を凹面にするように角度の小さな屈曲部c(図10参照)が形成されている。屈曲縁部22aは、本発明に係る端縁部を構成する部分で、上下方向の長さが短く左右に細長く形成されている。
そして、屈曲縁部22aと上部補助面部22bとを上部ガイド部取付部21aの下部側部分に対向させ、下部補助面部22cを下部ガイド部取付部21bに対向させて、補助面部22は側面部23a,23bの後端縁部に連結されている。これによって、上部補助面部22bは、略鉛直に配置され、屈曲縁部22aは上部補助面部22bに対して上端縁部を後方に位置させるように傾斜して配置され、下部補助面部22cは上部補助面部22bに対して下端縁部を後方に位置させるように傾斜して配置される。すなわち、基面部21、補助面部22および側面部23a,23bで左右に細長く上下に屈曲して延びる略矩形の通路が形成されている。
上面部24は、基面部21の上端縁部から側面部23a,23bの上端を覆ってさらに後方に延びる板部材で構成されており、その後端部は、補助面部22の屈曲縁部22aよりも後方に延びている。また、上面部24と、屈曲縁部22aとの間には、テープフィーダ16から送られる空のキャリアテープ15aを使用済テープガイド20内に通すための窓部が形成されている。被固定部25は、補助面部22の後面下部に固定された固定片25aと、側面形状がコ字状になってその開放側を下方に向けた状態で固定片25aの下端部から後方に延びた係合片25bと、係合片25bの後部下端から後方に延びたのちに屈曲して僅かに下方に延びる側面形状がL形の補強片25cとで構成されている。
ガイド部26は、図6に示したように、縦長の板を平面視が略コ字状になるように折り曲げて形成されており、ガイド面部26aと、ガイド面部26aの左右両縁部に沿った凸部形成片26b,26cとで構成されている。凸部形成片26b,26cは、ガイド面部26aから離れるにしたがって互いの間隔を徐々に広げるようにして形成されている。このように構成された複数のガイド部26が長手方向を上下に向けて左右に並列した状態で上部ガイド部取付部21aに固着具(図示せず)を介して取り付けられている。
また、ガイド部27は、ガイド部26と同様の構成をしており、ガイド部26を延長するようにして、下部ガイド部取付部21bに固着具(図示せず)を介して取り付けられている。このガイド部26,27の数は、フィーダ設置部14におけるテープフィーダ16の取り付け可能な数と同じであり、ガイド部26,27の配置ピッチとテープフィーダ16の配置ピッチとは同じに設定されている。
このように構成された使用済テープガイド20は、係合片25bの内部に、基台11の上面側に設けられた支持部11aの後部側部分11bを入れ、係合片25bの上面および後面を複数のボルト25dで後部側部分11bに固定することにより取り付けられている。このとき、使用済テープガイド20の上部側部分およびこの上部側部分に取り付けられる複数のガイド部26の各ガイド面部26aは略鉛直になり、使用済テープガイド20の下部側部分およびこの下部側部分に取り付けられる複数のガイド部27の各ガイド面部27aは、下端部を後方に位置させることによって傾斜した状態になる。また、フィーダ設置部14に取り付けられたテープフィーダ16の先端部に、上面部24と補助面部22との間に形成された窓部が位置するようになる。
また、使用済テープガイド20には、複数の押圧部材30が着脱自在に取り付けられている。この押圧部材30は、図7(a)〜(d)に示したように構成されており、ガイド用把持部31と、抜差部32と、押圧部33とで構成されている。ガイド用把持部31は、空のキャリアテープ15aを使用済テープガイド20の内部にガイドするとともに、押圧部材30を手で持つときの把持部として機能する部分である。このガイド用把持部31は、対向して左右に配置された側面部31a,31bと、側面部31a,31bの後縁下部に掛け渡された連結部固定部31cと、側面部31a,31bの前縁上部に掛け渡された連結部31dとで構成されている。
また、図7(b)に示したように、側面部31aの形状(側面部31bも同じ)は、後縁下部が鉛直で、後縁上部が下部よりも前方に位置するように傾斜し、前縁下部が後縁上部と平行するように傾斜し、前縁上部が上部が下部よりも後方に位置するように傾斜している。そして、下縁部は後縁下端から前方に向かって延びたのちに滑らかに湾曲して前縁下端に連なり、上縁部は略直線状になって、後縁上端と前縁上端とに連なっている。この側面部31a,31bは、縦長の異形の略六角形に形成されている。そして、この側面部31a,31bの内面間の間隔は9mmに設定され、連結固定部31cと連結部31dとの幅は10mmに設定されている。また、キャリアテープ15aの幅は8mmに設定され、ガイド面部26a,27aの幅は10mmに設定されている。
抜差部32は、縦長の板を屈曲させて形成されており、被固定部32aと、弾性屈曲部32bと、挿入ガイド部32cとで構成されている。被固定部32aは、弾性屈曲部32bと挿入ガイド部32cとを上方後部に位置させた状態で、上部側部分が溶接によってガイド用把持部31の連結固定部31cに固定されている。弾性屈曲部32bは、被固定部32aの上端から後方に半円を描くように滑らかに湾曲したのちに、被固定部32aの中央近傍に向かって真っすぐに延びており、弾性を備えている。挿入ガイド部32cは、弾性屈曲部32bの下端から被固定部32aとの間隔を広げながら下方に延びる短い突片で構成されている。そして、弾性屈曲部32bと、挿入ガイド部32cとの境界部分dは、弾性屈曲部32bの弾性によって、被固定部32aに圧接している。
押圧部33は、抜差部32の被固定部32aの下端に連結された帯状の薄い板バネで構成されている。この押圧部33は、被固定部32aの下端から前方斜め下方に真っ直ぐに延びる搖動部33aと、搖動部33aの下端から前面を凸面にするように滑らかに湾曲して下方に延びる湾曲部33bとで構成されている。この押圧部33の弾性は小さく、付勢力を付与することにより、押圧部33は前後方向に容易に撓み、その付勢力を解除することにより、押圧部33は元の状態に復元する。また、押圧部33の幅は、9mmに設定されている。
このように構成された押圧部材30は、図8および図9のようにして、使用済テープガイド20に取り付けられ、これによって、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構が構成される。この押圧部材30の使用済テープガイド20への取り付けは、ガイド用把持部31を手で持って、押圧部33を、使用済テープガイド20の窓部から内部に入れて下方に垂らし、抜差部32の被固定部32aと挿入ガイド部32cとの間に、使用済テープガイド20の屈曲縁部22aを挿し込むようにして押圧部材30を下方に押し付けることにより行う。この場合、屈曲縁部22aの後方近傍には、フィーダ設置部14の支持部14bが位置しているが、抜差部32の弾性屈曲部32bと挿入ガイド部32cとが、被固定部32aに対して離間可能になっているため、抜差部32を上方から屈曲縁部22aに対して押し付けることにより係合させることができる。
そして、抜差部32が屈曲縁部22aに係合したのちには、弾性屈曲部32bと挿入ガイド部32cとは元の状態に復元しようとして、屈曲縁部22aを挟持する。このとき、弾性屈曲部32bと挿入ガイド部32cとの境界部分dが屈曲部aの近傍部分に係合する。また、抜差部32が、不意に屈曲縁部22aから外れる場合には、抜差部32は屈曲縁部22aに対して上方に移動しなければならないが、この場合、図10に示したように、屈曲縁部22aが、上端部が後方に位置するように傾斜しているため、弾性屈曲部32bと挿入ガイド部32cとの境界部分dが、屈曲縁部22aの後面に圧接されるようになり、抜差部32は屈曲縁部22aに対して上方に移動し難くなる。
そして、抜差部32が屈曲縁部22aに対して上方に移動した場合には、境界部分dが屈曲部cに係合するため抜差部32が屈曲縁部22aから外れることはない。また、振動等により、抜差部32が屈曲縁部22aの上方に移動しようとすると、その移動方向には、支持部14bが位置しているためこの場合も外れることはない。このため、手の操作により、挿入ガイド部32cと被固定部32aとの間を広げるようにして、抜差部32を上方に引っ張ったときにだけ、抜差部32は屈曲縁部22aから容易に外れる。
このようにして、抜差部32を屈曲縁部22aに係合させたときに、ガイド用把持部31は、使用済テープガイド20の窓部に位置する。このとき、ガイド用把持部31は、側面部31a,31b間の後部開口における上部側部分を、使用済テープ支持面17cの先端に対向させ、側面部31a,31b間の前部開口を、ガイド部26のガイド面部26aに対向させた状態になる。また、フィーダ設置部14に取り付けられたテープフィーダ16の使用済テープ支持面17cの先端側の下り傾斜面を、そのままの傾斜角度で前方に延ばしたとしたときに、使用済テープ支持面17cの延長部分は、ガイド用把持部31の後部開口の上部を通過するようになる。
また、押圧部33の搖動部33aは、被固定部32aの下端から前方斜め下方に延びてガイド面部26aの下部に当接して下方に付勢され、搖動部33aの下部側部分はガイド部27のガイド面部27aに沿った状態になる。また、湾曲部33bは、ガイド面部27aから浮き上がった状態になる。このため、図8に示したように、使用済テープ支持面17cから空のキャリアテープ15aが送られてくると、空のキャリアテープ15aは、ガイド用把持部31の後部の開口からガイド用把持部31の内部に入り、ガイド用把持部31の前部から下部にかけて形成された開口から使用済テープガイド20の内部下部側に移動していく。その際、空のキャリアテープ15aは、押圧部33によってガイド面部26a,27aに押圧される。
また、使用済テープ支持面17cから送られてくる空のキャリアテープ15aが下方に垂れることなく上方に跳ねるようにして勢いよく前方に移動した場合には、空のキャリアテープ15aは、ガイド用把持部31の連結部31dに当接して下方に付勢される。このため、空のキャリアテープ15aは、確実にガイド面部26a,27a側に送られる。また、湾曲部33bは、テープフィーダ16をフィーダ設置部14から取り外す際に、引っ張られたキャリアテープ15aが引っ掛かることを防止する。
なお、押圧部材30は、すべてのガイド部26,27に対応させて取り付けるのではなく、必要な部分にだけ取り付ける。例えば、キャリアテープ15aの幅が広く2つのガイド部26,27に架かる場合には、キャリアテープ15aをガイド部26,27に押圧すると、テープ送りに支障がでるため、その部分には押圧部材30は取り付けない。また、空のキャリアテープ15aの剛性が大きく、押圧する必要がない場合もその部分には、押圧部材30は取り付けなくてもよい。したがって、使用するテープ15に応じて、押圧部材30は着脱される。
使用済テープガイド20を支持する支持部11aには、使用済テープガイド20を落下用穴28を介して回収箱に連通させる連通穴28aが形成されており、この連通穴28aに使用済テープガイド20の下端開放口が連通している。また、支持部11aの下面は、回収箱に送られる空のキャリアテープ15aを所定の長さに切断するカッター29の一部を構成する。カッター29は、支持部11aの下面で構成される固定刃29aと、支持部11aの下方で固定刃29aに対して進退可能になった移動刃29bとで構成されており、移動刃29bは、駆動装置(図示せず)の作動により前後移動する移動支持部29cに支持されている。
また、固定刃29aの先端刃部は、移動刃29bの移動方向に直交する直線状に形成され、移動刃29bの先端刃部は、平面視で中央が窪んだV字状に形成されている。このため、固定刃29aから移動刃29bを離した状態で、使用済テープガイド20から落下用の連通穴28aに空のキャリアテープ15aを送り、その状態で移動刃29bを前方に移動させることにより、空のキャリアテープ15aを切断できる。この場合、空のキャリアテープ15aは100mm程度の長さに切断される。また、移動支持部29cの下方には、移動支持部29cの移動を停止させることによって生じる衝撃を緩衝するためのショックアブソーバ29dが設置されている。
このように構成された電子部品実装装置10を用いて、プリント基板A上に電子部品Bを実装する場合には、複数のテープフィーダ16をフィーダ設置部14に取り付けて、図1に示した状態にする。なお、図1では、各フィーダ設置部14に1個のテープフィーダ16しか取り付けていないが、各フィーダ設置部14には設置可能な数のテープフィーダ16が取り付けられる。その状態で、電子部品実装装置10を作動させてプリント基板Aの実装生産を開始する。これによって、テープ15は順次搬送路を通って、テープガイド部17に送られ、テープガイド17aで、カバーテープ15bが剥離される。そして、カバーテープ15bは、引取部18によってカバーテープ回収部に送られ、キャリアテープ15aは、電子部品Bが取り出されたのちに使用済テープ支持面17cに移動していく。
電子部品Bが取り出され空になったキャリアテープ15aは、使用済テープ支持面17cの先端から空中を使用済テープガイド20の窓内に位置するガイド用把持部31の後部開口に向かって斜め下方に進む。そして、キャリアテープ15aの先端部は、ガイド用把持部31内を通過して、ガイド面部26aに到達する。その後、キャリアテープ15aは、凸部形成片26b,26cによって、横ずれすることを防止されながらガイド面部26aに沿って下方に送られていく。そして、キャリアテープ15aの先端部がガイド部27のガイド面部27aに到達すると、ガイド面部27aの傾斜によって、キャリアテープ15aは後方に付勢されるが、この近傍では、キャリアテープ15aは押圧部材30の搖動部33aに接触している。
このため、キャリアテープ15aは、搖動部33aによって、ガイド面部27aに押圧されながら、搬送により下方に送られていく。キャリアテープ15aは、ガイド面部27aに沿って移動する間も、ガイド部27に備わっている凸部形成片によって横ずれすることを防止される。その状態で、キャリアテープ15aは、下方に向かって送られ、カッター29が設置された部分を所定長さのキャリアテープ15aが通過したときに、移動刃29bが移動してキャリアテープ15aは切断され、回収箱の内部に落下していく。このとき、キャリアテープ15aにおけるカッター29よりも上方の部分は、搖動部33aの押圧によって振動することが防止される。
このとき、押圧部材30がないと、切断されたときの振動によって、キャリアテープ15aが巻き上がるようになったり、上方に屈曲したりして使用済テープガイド20内でジャムリが生じることがあるが、押圧部材30によって、このようなジャムリの発生が防止される。このような操作が、複数個のテープフィーダ16およびカッター29によって順次行われ、複数のテープ15が処理される。このとき、使用済テープガイド20内を複数のキャリアテープ15aが同時に通過していくが、前述したようにして、各キャリアテープ15aは各ガイド部26,27にそれぞれガイドされて下方に送られる。このため、複数のキャリアテープ15aは隣接するものどうしで互いに絡まることなくカッター29まで進み、所定の長さに切断されて回収箱に収容される。
このように、本実施形態に係るテープカット時のジャムリ防止機構は、テープフィーダ16から送り出されたキャリアテープ15aをカッター29にガイドするガイド面部26a,27aを備えた使用済テープガイド20と、ガイド面部26a,27aにキャリアテープ15aを押圧する押圧部材30とが備わっている。このため、キャリアテープ15aがカッター29で切断されたときに、切断部近傍で振動が発生することを防止でき、これによってキャリアテープ15aが巻き上がったり、屈曲したりすることを防止できる。この結果、使用済テープガイド20にジャムリが生じることを防止できる。
また、押圧部材30は、使用済テープガイド20の屈曲縁部22aに着脱自在に取り付けられているため、キャリアテープ15aが、ガイド面部26a,27aに押圧する必要がないものである場合や、押圧部材30を取り付けることが搬送の支障になるものである場合には、簡単に取り外すことができる。さらに、使用済テープガイド20に、ガイド面部26aと対向する補助面部22を設けてその上端に傾斜した屈曲縁部22aを設けるとともに、押圧部材30に屈曲縁部22aに着脱自在に係合できる抜差部32を設けている。このため、押圧部材30の使用済テープガイド20への着脱が極めて容易になるとともに、押圧部材30が補助面部22の屈曲縁部22aから脱落しにくくなる。
また、押圧部材30の本体を帯状の板バネからなる押圧部33で構成したため、キャリアテープ15aをカッター29で切断した直後のキャリアテープ15aの屈曲や変形によるジャムリを単純な構造で確実に防止できる。さらに、押圧部材30に、キャリアテープ15aを使用済テープガイド20内にガイドするとともに、押圧部材30を手で持つときの把持部となるガイド用把持部31を設けたため、キャリアテープ15aを使用済テープガイド20内に確実に搬送できるとともに、押圧部材30の操作が容易になる。また、押圧部材30に、キャリアテープ15aをガイドする部分と把持に用いる部分とが備わるようになるため、部品点数の削減が可能になる。
また、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構の他の実施形態として、押圧部材を使用済テープガイド20の補助面部22の上部に揺動自在に装着し、押圧部材の下端部が自重によりガイド面部26a,27aを押圧するように構成することもできる。この場合、例えば、前述した押圧部33を抜差部32に対して搖動自在に連結するとともに、押圧部33を薄い板バネに代えて、所定の重量を備えた板部材で構成することができる。これによっても、前述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構のさらに他の実施形態として、磁力による吸引力を利用して、キャリアテープ15aをガイド面部26a,27aに押圧するように構成することもできる。この場合、例えば、前述した押圧部33を磁性を備えた金属薄板で構成し、基面部21の前面下部に、金属薄板をガイド面部26a,27a側に吸引する永久磁石や磁気発生ソレノイドを設けることができる。これによっても、前述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構は、前述した実施形態に限定するものでなく、適宜変更して実施することができる。例えば、前述した実施形態では、押圧部材30に、ガイド用把持部31が備わっているが、このガイド用把持部31は省略することができる。この場合、抜差部32を手で持って押圧部材30を操作する。また、前述したガイド用把持部31の側面部31a,31bの内面間の幅や、押圧部33の幅は、使用するキャリアテープ15aの幅に応じて適宜変更されるものである。また、本発明に係るテープカット時のジャムリ防止機構を構成するそれ以外の部分についても、本発明の技術的範囲で適宜変更することができる。
15a…キャリアテープ、16…テープフィーダ、20…使用済テープガイド、22…補助面部、22a…屈曲縁部、26a,27a…ガイド面部、29…カッター、30…押圧部材、31…ガイド用把持部、32…抜差部、33…押圧部、B…電子部品。

Claims (6)

  1. 電子部品が取出位置で取出されテープフィーダから送り出された使用済テープをカッターで切断して下方の回収スペースに回収するときに、前記使用済テープにジャムリが発生することを防止するテープカット時のジャムリ防止機構であって、
    前記使用済テープを前記カッターにガイドするガイド面を備えた使用済テープガイドと、
    前記使用済テープを前記ガイド面における前記カッターの近傍部分に押圧する押圧部材とを備え、
    前記使用済テープガイドに、前記ガイド面と対向して配置され前記ガイド面との間に前記使用済テープを通す補助面部を設けるとともに、前記押圧部材に前記補助面部の端縁部に着脱自在に係合できる抜差部を設け、前記抜差部を前記補助面部の端縁部に係合させることにより前記押圧部材を前記使用済テープガイドに着脱自在に装着できるようにしたことを特徴とするテープカット時のジャムリ防止機構。
  2. 前記補助面部の端縁部を屈曲させて前記屈曲した端縁部に前記押圧部材の抜差部を係合させるようにした請求項1に記載のテープカット時のジャムリ防止機構。
  3. 前記押圧部材の本体を帯状の板バネで構成し、前記板バネの長手方向の一端に前記抜差部を形成し、前記板バネの他端側を前記板バネの弾性力によって前記ガイド面に押圧するようにした請求項1または2に記載のテープカット時のジャムリ防止機構。
  4. 電子部品が取出位置で取出されテープフィーダから送り出された使用済テープをカッターで切断して下方の回収スペースに回収するときに、前記使用済テープにジャムリが発生することを防止するテープカット時のジャムリ防止機構であって、
    前記使用済テープを前記カッターにガイドするガイド面を備えた使用済テープガイドと、
    前記使用済テープを前記ガイド面における前記カッターの近傍部分に押圧する押圧部材とを備え、
    前記押圧部材を前記使用済テープガイドに着脱自在に装着し、
    前記ガイド面を上方に向けた状態で鉛直方向に対して傾斜させて、前記押圧部材を前記使用済テープガイドの上部に揺動自在に装着し、前記押圧部材の下端部が自重により前記ガイド面を押圧するようにしたことを特徴とするテープカット時のジャムリ防止機構。
  5. 前記テープフィーダから送り出された使用済テープを、前記押圧部材における前記使用済テープを押圧する部分にガイドするためのガイド部を前記押圧部材に設けた請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載のテープカット時のジャムリ防止機構。
  6. 電子部品が取出位置で取出されテープフィーダから送り出された使用済テープをカッターで切断して下方の回収スペースに回収するときに、前記使用済テープにジャムリが発生することを防止するテープカット時のジャムリ防止機構であって、
    前記使用済テープを前記カッターにガイドするガイド面を備えた使用済テープガイドと、
    前記使用済テープを前記ガイド面における前記カッターの近傍部分に押圧する押圧部材とを備え、
    前記押圧部材を前記使用済テープガイドに着脱自在に装着し、
    前記テープフィーダから送り出された使用済テープを、前記押圧部材における前記使用済テープを押圧する部分にガイドするためのガイド部を前記押圧部材に設けたことを特徴とするテープカット時のジャムリ防止機構
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