JP6770487B2 - テープ回収装置および同装置を備えた部品実装装置 - Google Patents

テープ回収装置および同装置を備えた部品実装装置 Download PDF

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Description

本発明は、テープフィーダから送出される空テープ(使用済みテープ)を回収するテープ回収装置および同装置を備えた部品実装装置に関するものである。
テープフィーダを備えた部品実装装置には、その下方部にダストボックスが備えられており、部品供給後、テープフィーダから送出される空テープが下方に案内されてダストボックスに収納される。ダストボックスの上方にはテープカッターが備えられており、空テープは、このテープカッターによって細断されながら排出用のダクトを通じてダストボックスに落下、収納される。
なお、ダストボックスに収納される空テープはダクトの下方位置に偏って堆積し易く、ダストボックスの容積を活用して空テープを効率良く回収することが難しい。そこで、近年では、特許文献1に開示されるように、装置手前側が低くなるようにダストボックスを傾けた状態で配置することが行われている。これは、ダストボックスに回収される空テープをその自重で装置手前側に移動させ、ダストボックス内において空テープが偏って堆積することを解消しようとするものである。
特開2012−99690号公報
しかし、ダストボックスが傾いている場合には、収納される空テープの重みで、先に収納されている空テープがダストボックスから押し出されるおそれがある。また、ダストボックスの載置面が傾斜しているため、ダストボックスの出し入れも行い難くい。例えば、空テープを廃棄する際には、ダストボックスの手前側を持ち上げてダストボックスを載置面に沿って引き出すことになるが、この際、ダストボックスの手前側を水平方向に引き出すだけでは、ダストボックスが徐々に後下がりになるため、収容された空テープがダストボックスの後方にこぼれ落ちるおそれがある。そのため、ダストボックスの引き出し作業に注意が必要となり、また、こぼれ落ちた場合にはその後始末が必要となり煩雑である。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ダストボックスの容積を活用しつつ空テープを効率良く回収でき、しかも、ダストボックスの出し入れ操作性の良いテープ回収装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のテープ回収装置は、テープ排出用のダクトを備え、テープフィーダから送出されて切断された使用済みテープを、前記ダクトを通じて回収するテープ回収装置であって、前記ダクトの下方に配置されて上向きに開口するテープ回収箱と、前記テープ回収箱を支持する水平な支持面を有し、当該支持面に沿って前記テープ回収箱の出し入れを行うことが可能なテープ回収部とを備え、前記テープ回収箱は第1収納部及び第2収納部を有し、第1収納部及び第2収納部は、前記テープ回収部に対する出し入れ方向に内部が相互に連続するように配置され、前記テープ回収箱が第1収納部の側から前記テープ回収部に挿入されたときに、第1収納部が前記ダクトに対応する位置に配置されるように、前記第2収納部との境界の位置で変位可能とされ、前記支持面には、前記テープ回収部への前記テープ回収箱の挿入に伴い前記第1収納部を押し上げて、当該第1収納部を傾いた状態に支持する第1ガイド部が設けられているものである。
このテープ回収装置の構成によると、使用済みテープは、テープ回収箱のうち、ガイド部により押し上げられた第1収納部に落下する。第1収納部は、第1ガイド部に押し上げられて傾いているので、第1収納部に落下した使用済みテープは、その自重で第1収納部の内底面に沿って第2収納部の側に移動する。そのため、使用済みテープがテープ落下地点に偏って堆積することが防止される。また、テープ回収箱を水平な支持面に沿ってテープ回収部に挿入すれば、第1ガイド部により第1収納部が押し上げ位置に自ずと押し上げられ、逆に、テープ回収箱を水平な支持面に沿ってテープ回収部から取り外せば、押し上げ位置から支持面上に第1収納部が自ずと第1ガイド部に沿って変位する。つまり、テープ回収部の支持面に沿って水平方向にテープ回収箱を出し入れすることができる。そのため、このテープ回収装置によると、テープ回収箱の容積を活用しつつ使用済みテープを効率良く回収でき、しかも、テープ回収箱の出し入れ操作性も良好なものとなる。
このテープ回収装置において、前記ダクトは、上下方向に延びて、下端部に下向きに開口する使用済みテープの出口を備え、前記第1ガイド部により支持された前記第1収納部の内側に、前記ダクトの下端部の少なくとも一部が入り込んでいるのが好適である。
この構成によれば、使用済みテープがテープ回収箱からこぼれ落ちることが抑制される。そのため、より確実に使用済みテープを回収することが可能となる。
上記のテープ回収装置において、前記テープ回収部のうち、前記出し入れ方向における前記第1ガイド部よりも取り出し方向側であってかつ前記支持面に対向する位置に、前記テープ回収箱の出し入れの際に前記テープ回収箱の上方への変位を規制する第2ガイド部が設けられているのが好適である。
この構成によれば、テープ回収箱が上下両側から拘束されるので、テープ回収箱を確実に水平方向に移動させつつテープ回収部に対して出し入れすることが可能となる。そのため、出し入れ途中でテープ回収箱が持ち上がって何かに引っ掛かるといった不都合がない。
上記のテープ回収装置において、前記第1収納部を支持する前記第1ガイド部は回転部材を備え、この回転部材を介して前記第1収納部を傾いた状態に支持するものであってもよい。
この構成では、使用済みテープの回収が進んで第1収納部の重量が増すと、その重みで、テープ回収箱が取り出し方向に移動する。このとき、回転部材が回転することで、スムーズに回収箱が移動する。そのため、このテープ回収箱の移動を契機として回収されたテープの廃棄時期を知ることができる。すなわち、使用済みテープは主に第2収納部の側から収納されるため、第1収納部に使用済みテープが収納される段階では、テープ回収箱は満タン若しくはそれに近い状態となっている。そのため、テープ回収箱の上記のような移動によりテープの廃棄時期を知ることができる。
この場合、前記テープ回収箱の底面又は前記テープ回収部の前記支持面の少なくとも一方には、前記底面と前記支持面との摩擦抵抗を低減するための表面処理又は表面加工が施されているのが好適である。
この構成によれば、テープ回収箱をその自重でより円滑に取り出し方向に移動させることが可能となる。
上記構成の場合、前記テープ回収部から取り出し方向側の所定位置に前記テープ回収箱が移動したことを検知する検知部を備えているのが好適である。
この構成によれば、テープ回収箱の上記移動を確実に検知してオペレータに報知することができる。そのため、テープ回収箱の上記移動を見逃してテープの廃棄時期が遅れることを防止することが可能となる。
本発明の他の一局面に係るテープ回収装置は、実装用の部品を供給するテープフィーダと、前記テープフィーダから部品を取り出して基板上に搭載するヘッドと、前記テープフィーダから送出され、排出用のダクトを通じて落下してくる使用済みテープを回収する、上記何れかのテープ回収装置とを備えているものである。
この部品実装装置によれば、テープ回収箱の容積を活用しつつ空テープを効率良く回収でき、しかも、テープ回収箱の出し入れ操作性も良好なものとなる。
この場合、上記部品実装装置は、前記ヘッドを備える装置本体部と、前記テープフィーダを備え、前記装置本体部が設置された設置面に沿って当該装置本体部から切り離して移動させることが可能な部品供給ユニットとを備え、前記テープ回収装置のうち、少なくとも前記テープ回収部及び前記テープ回収箱は、前記部品供給ユニットに設けられているものであってもよい。
この構成によれば、装置本体部から部品供給ユニットを切り離した状態でテープフィーダの段取を行うことができるタイプの部品実装装置において、上述の作用効果を享受することができる。
本発明によれば、テープ回収装置において、テープ回収箱(ダストボックス)の容積を活用しつつ空テープを効率良く回収でき、しかも、テープ回収箱の出し入れ操作性も良好なものとなる。
本発明の第1実施形態に係る部品実装装置(本発明のテープ回収装置を備えた部品実装装置)の断面図である。 (A)、(B)は、ダストボックスを上側から見た斜視図である。 ダストボックスを下側から見た斜視図である。 (A)〜(C)は、テープ回収部へのダストボックスの挿入過程を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る部品実装装置(本発明のテープ回収装置を備えた部品実装装置)の要部断面図である。 第1実施形態の変形例を示す部品実装装置の要部断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
[部品実装装置の構成(第1実施形態)]
図1は、本発明の第1実施形態に係る部品実装装置の断面図である。以下の説明では、図1の左右方向を前後方向、紙面に直交する方向を左右方向とする。なお、図1中の上下方向は、鉛直方向に相当する。
部品実装装置1は、概略的には、装置本体部2と、この装置本体部2に対して着脱可能な部品供給ユニット4とを含む。
装置本体部2は、基台10と、プリント配線板等の基板Pを搬送する図外の基板搬送機構と、基板P上に部品Cを移載するためのヘッドユニット12とを備えている。
基台10は、テーブル11を備えている。テーブル11の中央部は、主に基板Pに対して部品Cの実装作業が行われる作業エリアWAであり、この作業エリアWAの外側(図1では左側)は、実装用の部品Cの供給が行われる部品供給エリアPAである。作業エリアWAには、前記基板搬送機構が配置され、部品供給エリアPAには、上記部品供給ユニット4が配置されている。
装置本体部2は、さらに、部品供給ユニット4の後記テープフィーダ22から送出(排出)される使用済みテープを、後記ダストボックス24に案内するテープ排出用のダクト16、17、18、およびその案内途中で使用済みテープを切断するテープカッター14などを備えている。これらは、後記ダストボックス24等と共にテープ回収装置CDを構成するものであり、この点については後に詳述する。
ヘッドユニット12は、作業エリアWAと部品供給エリアPAとに亘って基台10の上方を前後左右に移動可能に設けられている。ヘッドユニット12には、左右方向に一列に並ぶ、部品吸着用の複数のヘッド12aが備えられている。つまり、ヘッドユニット12は、部品供給ユニット4が供給する部品Cをヘッド12aにより吸着し、基板搬送機構によって所定の作業位置に位置決めされた基板P上に搭載する。
部品供給ユニット4は、台車20と、この台車20に支持されるテープフィーダ22と、テープフィーダ22から送出(排出)された使用済みテープを回収するダストボックス24とを含む。
台車20は、左右一対の側板201と、これらの下端部同士を繋ぐ底板202と、左右の側板201の間に介設されて上下方向に延びる補強部材203と、左右の側板201の間に介設されて補強部材203の上端部から前方に延びるフィーダ支持台204とを備える。底板202の下面には、キャスター205が固定されている。これにより、台車20を部品実装装置1の設置面ISに沿って移動させること、すなわち、部品供給ユニット4を装置本体部2から切り離して移動させることが可能となっている。
テープフィーダ22は、テープTaを担体(キャリア)として、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状の電子部品(単に部品Cと称す)を供給するものである。詳細図を省略するが、テープTaは、部品Cが一定間隔で収容されたキャリアテープと、収納部品Cを塞ぐようにキャリアテープに貼着されたカバーテープとで構成されている。
テープフィーダ22は、モータを駆動源とするテープ送り機構およびカバーテープの剥ぎ取り機構を有する偏平なフィーダ本体部22aと、その後方に配置され、テープTaが巻回されたリール22bとを備える。つまり、テープフィーダ22は、リール22bからテープTaを引き出しながらフィーダ本体部22aの前方(作業エリアWA側)に送り出すことで、当該テープTaに収納された部品Cを、フィーダ本体部22aの前端近傍に設けられた部品取出部23に順次配置する。なお、カバーテープの剥ぎ取り機構は、カバーテープを部品取出部23の直前で剥ぎ取ることによりヘッド12aによる部品Cの吸着を可能とする。
部品供給ユニット4には、複数のテープフィーダ22が左右方向に並設されている。各テープフィーダ22のフィーダ本体部22aは、台車20の前記フィーダ支持台204上に固定されている。一方、リール22bは、対応するフィーダ本体部22aの後方かつ下方の位置に配設されている。詳しくは、台車20の補強部材203の後方は、リール保持部26とされている。リール保持部26には、複数のリールホルダ26aが左右方向に並設されており、これらリールホルダ26aにリール22bが回転自在に保持されている。
台車20の底部、すなわち、補強部材203およびリール保持部26の下方は、テープ回収部28とされている。このテープ回収部28には、部品Cが取り出された使用済みのテープTa(以下、空テープTbという)を回収するためのダストボックス24が配置されている。このダストボックス24は、上記ダクト16、17、18と共にテープ回収装置CDを構成するものである。以下、このテープ回収装置CDについて説明する。
[テープ回収装置CDの構成]
テープ回収装置CDは、テープフィーダ22から送出される空テープTbを案内する第1〜第3のダクト16、17、18と、その案内途中で空テープTbを細断するテープカッター14と、空テープTbを回収する上記ダストボックス24と、当該ダストボックス24を支持する台車20(底板202)とで構成される。
第1〜第3のダクト16、17、18は、それぞれ、上下方向に延びる断面長方形の筒状の部材であり、作業エリアWAよりも手前側の位置で空テープTbを下方に案内する。
第1ダクト16は、テーブル11に組付けられた支持フレーム11bに固定されている。第1ダクト16の上端部16aは、フィーダ支持台204に固定されたテープフィーダ22の前方に位置し、下端部16bはフィーダ支持台204よりも下方に位置している。第1ダクト16の上端部16aには、後ろ向きに開口するテープ入口161が設けられ、下端部16bには下向きに開口するテープ出口162が設けられている。
テーブル11のうち、第1ダクト16のテープ出口162の下方には、開口部11aが形成されている。第2ダクト17は、上向きに開口するテープ入口171を有する上端部17a及び下向きに開口するテープ出口172を有する下端部17bを備えおり、上端部17aが開口部11aに挿入された状態でテーブル11の下面に固定されている。
第3ダクト18は、上向きに開口するテープ入口181を有する上端部18a及び下向きに開口するテープ出口182を有する下端部18bを備えており、基台10に固定されている。第3ダクト18の上端部18aは、第2ダクト17のテープ出口172の下方に位置しており、下端部18bは、ダストボックス24の上方に位置している。
この構成により、テープフィーダ22から送出される空テープTbは、第1〜第3のダクト16、17、18を通じてダストボックス24に案内、回収される。
各ダクト16、17、18およびテーブル11の前記開口部11aの左右方向の幅寸法は、フィーダ支持台204の左右方向の幅寸法、すなわちテープフィーダ22が配設される領域の幅寸法と同等又はそれより若干大きく設定されている。これにより、各ダクト16、17、18は、フィーダ支持台204に支持された全てのテープフィーダ22から送出される空テープTbを一括して案内可能となっている。なお、各ダクト16、17、18は、テープフィーダ22の前端部から送出される空テープTbを、当該前端部よりも後方であって補強部材203の直ぐ前方の位置に案内する。
テープカッター14は、テーブル11上に配置されている。テープカッター14は、前後方向に対向して設けられた固定刃14a及び可動刃14bと、可動刃14bを前後方向に駆動するエアシリンダ15とを備えている。つまり、テープカッター14は、第1ダクト16のテープ出口162から導出される空テープTbを、固定刃14aと可動刃14bとで挟み込んで切断する。なお、各刃14a、14bは左右方向に延在しており、それらの寸法はテープフィーダ22が配設される領域の幅寸法と同等又はそれよりも若干大きく設定されている。これにより、テープカッター14は、フィーダ支持台204に支持された全てのテープフィーダ22から送出される空テープTbを一括して切断可能となっている。
ダストボックス24は、上方が開口した平面視長方形のボックスである。ダストボックス24は、図2(A)、(B)及び図3に示すように、外箱31と、この外箱31の内側に設けられた内箱32とで構成されている。
外箱31は、平坦な内底面311aを有する底板311と、左右の側板312、313と、前後の側板314、315とを備えている。各側板312〜315の上下方向の寸法は同等である。前後の側板312、313の左右中央部には、取っ手314a、315aが設けられている。また、外箱31の上端の各コーナ部には、ダストボックス24を積み重ねる際の位置決め用のホルダー316が固定されている。
内箱32は、平坦な内底面321aを有する底板321と、左右の側板322、323と、前側板324とを備えている。各側板322〜324の上端は、外箱の各側板312〜315と略同じ高さとなっている。なお、内箱32は、後側板を有しておらず、後側が解放されているため、厳密には箱ではないが、当例では、便宜上内箱32と称する。
内箱32の前後方向長さは、外箱31の前後方向長さの半分よりも若干短く、内箱32の左右方向長さは、外箱31の左右の側板312、313の間に若干の隙間ができる程度に設定されている。内箱32は、外箱31に対して前詰めで配置されている。これにより、ダストボックス24には、内部が相互に連続した、前側に位置する第1収納部35Aとその後側に位置する第2収納部35Bとが形成されている。内箱32は、その前側からテープ回収部28に挿入され、当該テープ回収部28に対して前後方向に出し入れされる。従って、ダストボックス24は、テープ回収部28に対する出し入れ方向に並び、当該出し入れ方向に内部が相互に連続する第1収納部35A及び第2収納部35Bを備えていると言える。
内箱32の底板321の後端部と外箱31の底板311とは、例えば図外のテープ蝶番で貼り合されている。これにより、内箱32(つまり、第1収納部35A)は、その内底面321aと外箱31の内底面311aとがほぼ平行となる位置(図2(A)の位置)と、底板321の後端縁321bを境界線として、それより後側の部分に対して傾斜した位置(図2(B)の位置)とに亘って変位(揺動)可能となっている。換言すれば、ダストボックス24は、第1収納部35Aと第2収納部35Bとの境界線(内箱32の底板321の後端縁321b)の位置で、当該境界線に沿って屈曲自在となっている。
なお、図3に示すように、外箱31の底板311のうち、内箱32に対応する領域には、平面視正方形又は長方形の開口部311bが形成されている。また、外箱31の前側板314の左右方向中央部には、前記開口部311bに繋がる切欠部314bが形成されている。開口部311bの左右方向長さは内箱32の左右方向長さよりも短い。そのため、内箱32が当該開口部311bに嵌り込むことはない。
ダストボックス24は、上記の通り、台車20の底板202上に載置される。図1に示すように、底板202の上面202a、すなわち、ダストボックス24の支持面(以下、支持面202aという)は平坦かつ水平な面である。ダストボックス24は、この支持面202aに沿ってテープ回収部28に対し出し入れされる。よって、この支持面202aは、テープ回収部28におけるダストボックス24の支持面と言える。
支持面202aの前端部には、ガイド部40(本発明の「第1ガイド部」に相当する)が設けられている。ガイド部40は、側面視台形のブロック状部材であり、後側から前側に向かって先上がりに傾斜するガイド面42を有している。ガイド部40は、支持面202aに支持されるダストボックス24の前記切欠部314bに対応する位置に設けられており、テープ回収部28へのダストボックス24の挿入に伴い内箱32を押し上げる。この点について、図4を用いて説明する。
ダストボックス24をテープ回収部28にセットするには、ダストボックス24の前端部を台車20の後方から底板202(支持面202a)の後端部に載せ、ダストボックス24を支持面202aに沿って前方に押し込む(図4(A))。この際、ダストボックス24は、台車20の左右の側板201によりガイドされる。ダストボックス24を押し込むと、図4(B)に示すように、前記切欠部314bを介してガイド部40が外箱31の内側に入り込み、これにより、内箱32の前端部がガイド面42に沿って押し上げられる。内箱32の底板321の後端部と外箱31の底板311とはテープ蝶番により連結されているので、この押し上げにより内箱32は徐々に前上がりに傾斜する。そして、ダストボックス24が挿入完了位置に到達すると、つまり、ダストボックス24が後記ストッパ44に当接する位置まで挿入されてテープ回収部28へのセットが完了すると、図4(C)に示すように、内箱32の内底面321aが前側から後側に向かって先下がりに傾斜し、かつ、前記第3ダクト18の下端部18bの一部が内箱32の内側に入り込んだ状態に内箱32が支持される。すなわち、第1収納部35Aがガイド部40により傾いた状態に支持される。
支持面202aにおけるガイド部40の左右両側には、ダストボックス24の前側板314に当接するストッパ44がそれぞれ設けられている。ストッパ44には図外の磁石が設けられている。一方、ダストボックス24の前側板314のうち、ストッパ44に対向する位置には金属プレート38が固定されている。つまり、ダストボックス24がテープ回収部28にセットされると、金属プレート38がストッパ44に当接し、ダストボックス24がストッパ44に磁力で保持される。このようにダストボックス24がストッパ44に保持されることで、内箱32(第1収納部35A)が傾いた状態が維持される。
なお、ストッパ44の磁力は、オペレータが取っ手315aを把持してダストボックス24を後方に引っ張ることで、上記保持状態が解除される程度の磁力である。
[作用効果等]
以上説明した本実施形態に係る部品実装装置1(テープ回収装置CD)によれば、次のような作用効果を奏する。
本実施形態のテープ回収装置CDは、上記の通り、ヘッドユニット12から送出される空テープTbを、第1〜第3のダクト16〜18によりテープ回収部28に案内しながら、その途中で細断してダストボックス24に回収する。ダストボックス24は、上記の通り、内部が相互に連続する第1、第2の収納部35A、35Bを備えており、テープ回収部28にダストボックス24がセットされた状態では、図1に示すように、第1収納部35Aが第3ダクト18の下方に位置し、さらに、台車20の支持面202aに設けられたガイド部40により第1収納部35A(内箱32)が押し上げられて傾斜した姿勢となっている。そのため、第3ダクト18から落下してくる空テープTbは、第1収納部35A(内箱32)の傾斜した内底面321aに沿って自重で第2収納部35Bの側に移動することとなり、これにより、空テープTbがテープ落下地点に偏って堆積することが防止される。
しかも、ダストボックス24をテープ回収部28にセットする際には、ダストボックス24を支持面202aに沿って水平に挿入すれば、自ずと第1収納部35A(内箱32)がガイド部40により押し上げられる。逆に、テープ回収部28からダストボックス24を取り出す際には、ダストボックス24を支持面202aに沿って水平に引き出せば、自ずと第1収納部35A(内箱32)がガイド部40に沿って降下し、内箱32が外箱31の内側に収まった状態にリセットされる。つまり、テープ回収部28に対してダストボックス24を水平方向に出し入れすることができる。そのため、このテープ回収装置CDによれば、ダストボックス24の容積を活用しつつ空テープTbを効率良く回収できる一方で、ダストボックス24の出し入れ操作性も良好なものとなる。
また、本実施形態のテープ回収装置CDでは、ダストボックス24がテープ回収部28にセットされた状態では、上記の通り、第3ダクト18の下端部18bの一部が第1収納部35A(内箱32)の内側に入り込んでいる。そのため、空テープTbがダストボックス24からこぼれ落ちることが抑制され、より確実に、ダストボックス24に空テープTbが回収されることとなる。
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態に係る部品実装装置の要部断面図である。より具体的には、テープ回収装置CDの一部を模式的に示した断面図である。
第2実施形態のテープ回収装置CDは、次の点で第1実施形態のテープ回収装置CDと構成が異なる。まず、ストッパ44には磁石が設けられていない。よって、ストッパ44は、ダストボックス24の前方への移動を規制するだけで、当該ダストボックス24を保持することはしない。また、ガイド部40の上端部にはガイドローラ43(本発明の「回転部材」に相当する)が設けられており、ガイド部40によって押し上げられた第1収納部35A(内箱32)は、このガイドローラ43により支持されている。さらに、台車20の支持面202aの後端部には、テープ回収部28への挿入完了位置(図5に示す位置)から取り出し方向側(後側)の所定位置にダストボックス24が移動したことを検知して検知信号を出力するセンサ50(本発明の「検知部」に相当する)を備えている。
このテープ回収装置CDでは、ストッパ44によりダストボックス24が保持されていないため、空テープTbの回収が進んで第1収納部35A(内箱32)の重量が増すと、その重みで、ダストボックス24が後方に移動して、当該移動がセンサ50により検知される。第3ダクト18から落下してくる空テープTbは、主に第2収納部の側から収納されるため、上記のようにダストボックス24が移動する段階では、ダストボックス24は満タン若しくはそれに近い状態となっている。そのため、このダストボックス24の移動を前記センサ50で検知することで、ダストボックス24に回収された空テープTbの廃棄時期を知ることができる。
特に、図5の構成では、ガイド部40に設けられたガイドローラ43により第1収納部35A(内箱32)が支持されている。この構成によれば、第1収納部35Aの重量が増すと、ガイドローラ43の回転を伴いながらダストボックス24が円滑に後方に移動する。そのため、円滑にダストボックス24を移動させることができる。
上記説明では言及していないが、この第2実施形態では、センサ50からの前記検知信号を部品実装装置1の制御部に出力させ、当該制御部による制御により、空テープTbの廃棄要求メッセージを表示装置によって表示させるが好適である。
なお、第2実施形態では、ガイド部40にガイドローラ43が備えられているが、空テープTbの回収が進んだときにダストボックス24を円滑に移動させることができれば当該ガイドローラ43を省略してもよい。
また、ガイドローラ43の有無に拘わらず、ダストボックス24の底面(底板311の底面311c、底板321の底面321c)又は台車20の支持面202a(ガイド部40のガイド面42含む)の少なくとも一方に、摩擦抵抗を低減するための表面処理又は表面加工、例えばフッ素樹脂コーティングやフッ素樹脂加工が施されていてもよい。この構成によれば、ダストボックス24をより円滑に移動させることが可能となる。
また、第2実施形態では、ダストボックス24が所定位置に移動したことをセンサ50で検知しているが、例えば所定位置にダストボックス24が移動すると、傾倒姿勢から起立姿勢に変位する等してそのことを報知する機械式の検知部を設けるようにしてもよい。
[変形例等]
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、次のような変形例に係る実施形態を取り得る。
(1)第1、2実施形態においては、テープ回収部28のうち、ガイド部40よりも後方であってかつ支持面202aに対向する位置、例えば図6に示すようにリール保持部26の下方に、ダストボックス24の上方への変位を規制するガイド部52(本発明の「第2ガイド部」に相当する)を設けてもよい。この構成によれば、ダストボックス24の出し入れに時には、ダストボックス24が上下両側からガイドされるため、ダストボックス24が持ち上がって斜めになることが防止される。そのため、より円滑にダストボックス24を出し入れすることが可能となる。
(2)第1、第2実施形態では、テープフィーダ22は、カバーテープを剥ぎ取ることにより部品Cの取り出しを可能にするタイプものであり、よって、ダストボックス24には、空テープTbとして、カバーテープが剥ぎ取られた後のキャリアテープが回収される。しかし、テープフィーダ22は、カバーテープを切開することにより部品Cの取り出しを可能にするタイプのものであってもよい。この場合には、空テープTbとして、キャリアテープにカバーテープが貼着されたものが回収されることとなる。
1 部品実装装置
2 装置本体部
4 部品供給ユニット
16 第1ダクト
17 第2ダクト
18 第3ダクト
18a 上端部
18b 下端部
182 テープ出口
20 台車
202 底板
202a 支持面
22 テープフィーダ
24 ダストボックス(テープ回収箱)
28 テープ回収部
31 外箱
311c 底面
32 内箱
321c 底面
35A 第1収納部
35B 第2収納部
40 ガイド部(第1ガイド部)
43 ガイドローラ(回転部材)
50 センサ(検知部)
52 ガイド部(第2ガイド部)
CD テープ回収装置
C 部品
P 基板
Ta テープ
Tb 空テープ(使用済みテープ)
IS 設置面

Claims (8)

  1. テープ排出用のダクトを備え、テープフィーダから送出されて切断された使用済みテープを、前記ダクトを通じて回収するテープ回収装置であって、
    前記ダクトの下方に配置されて上向きに開口するテープ回収箱と、
    前記テープ回収箱を支持する水平な支持面を有し、当該支持面に沿って前記テープ回収箱の出し入れを行うことが可能なテープ回収部とを備え、
    前記テープ回収箱は第1収納部及び第2収納部を有し、第1収納部及び第2収納部は、前記テープ回収部に対する出し入れ方向に内部が相互に連続するように配置され、前記テープ回収箱が第1収納部の側から前記テープ回収部に挿入されたときに、第1収納部が前記ダクトに対応する位置に配置されるように、前記第2収納部との境界の位置で変位可能とされ、
    前記支持面には、前記テープ回収部への前記テープ回収箱の挿入に伴い前記第1収納部を押し上げて、当該第1収納部を傾いた状態に支持する第1ガイド部が設けられている、ことを特徴とするテープ回収装置。
  2. 請求項1に記載のテープ回収装置において、
    前記ダクトは、上下方向に延びて、下端部に下向きに開口する使用済みテープの出口を備え、
    前記第1ガイド部により支持された前記第1収納部の内側に、前記ダクトの下端部の少なくとも一部が入り込んでいる、ことを特徴とするテープ回収装置。
  3. 請求項1又は2に記載のテープ回収装置において、
    前記テープ回収部のうち、前記出し入れ方向における前記第1ガイド部よりも取り出し方向側であってかつ前記支持面に対向する位置に、前記テープ回収箱の出し入れの際に当該テープ回収箱の上方への変位を規制する第2ガイド部が設けられている、ことを特徴とするテープ回収装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載のテープ回収装置において、
    前記第1収納部を支持する前記第1ガイド部は回転部材を備え、この回転部材を介して前記第1収納部を傾いた状態に支持する、ことを特徴とするテープ回収装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のテープ回収装置において、
    前記テープ回収箱の底面又は前記テープ回収部の前記支持面の少なくとも一方には、前記底面と前記支持面との摩擦抵抗を低減するための表面処理又は表面加工が施されている、ことを特徴とするテープ回収装置。
  6. 請求項4又は5に記載のテープ回収装置において、
    前記テープ回収部から取り出し方向側の所定位置に前記テープ回収箱が移動したことを検知する検知部を備えている、ことを特徴とするテープ回収装置。
  7. 実装用の部品を供給するテープフィーダと、
    前記テープフィーダから部品を取り出して基板上に搭載するヘッドと、
    前記テープフィーダから送出され、排出用のダクトを通じて落下してくる使用済みテープを回収する、請求項1乃至6の何れか一項に記載のテープ回収装置とを備えたことを特徴とする部品実装装置。
  8. 請求項7に記載の部品実装装置において、
    前記ヘッドを備える装置本体部と、
    前記テープフィーダを備え、前記装置本体部が設置された設置面に沿って当該装置本体部から切り離して移動させることが可能な部品供給ユニットとを備え、
    前記テープ回収装置のうち、少なくとも前記テープ回収部及び前記テープ回収箱は、前記部品供給ユニットに設けられている、ことを特徴とする部品実装装置。
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