JP5561132B2 - パーツフィーダ交換用台車 - Google Patents

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本発明は、パーツフィーダから供給される電子部品をピックアップして基板に実装する電子部品実装装置に連結して用いられるパーツフィーダ交換用台車に関するものである。
電子部品をピックアップして基板に実装する電子部品実装装置において、電子部品をピックアップ位置に連続供給する装置として、テープフィーダ等のパーツフィーダが知られている。パーツフィーダは基板の種類の切り替え等に応じて頻繁に交換や配置換えがなされるため、押し引き操作によって自在に移動させることができる台車(パーツフィーダ交換用台車)に複数のパーツフィーダを装着し、交換時には台車を電子部品実装装置に連結させることにより、これらのパーツフィーダを一括して交換する方式が用いられている。このようなパーツフィーダ交換に用いられる台車には、電線やエア、真空管路等の配線・配管を接続するために、パーツフィーダの台車側と電子部品実装装置の装置本体部側のそれぞれに接続用のコネクタが設けられている(例えば特許文献1参照)。この特許文献例に示す先行技術においては、双方のコネクタを位置合わせするとともに、双方のコネクタの装着間隔を予め設定された規定間隔に規制し、さらにコネクタが当接する際の衝撃を干渉するようにしている。
特開2010−67679号公報
上述のコネクタ接続方式においては、台車を装置本体部へ接近させる際に接続が容易となるよう、台車側コネクタは装置本体部との連結方向に突出した形態で配置され、作業者が台車を押し引き操作して移動させて装置本体部に位置合わせすることにより台車側コネクタが自動的に装置側コネクタと容易に嵌合するように配設されている。
しかしながら、台車側コネクタを連結方向に突出させることによって、以下のようなコネクタ破損の問題が生じている。すなわち、パーツフィーダ交換台車は生産現場において多数台が準備され、これらを入れ替えるための押し引き操作による移動が頻繁に行われる。このとき、台車においてコネクタが設けられた連結方向側は、作業車が押し引き操作を行う操作側とは反対側であるため、輸送や保管時の操作中にコネクタを設備機器や建屋の壁面などの固定部に誤って衝突させてしまう事態が生じ易い。そしてコネクタは脆弱な構造であるため、衝突により容易に破損して使用不能となる場合がある。このように、従来技術におけるパーツフィーダ交換用台車には、輸送や保管のための移動操作中にコネクタを固定部に誤って衝突させて破損を招くという問題があった。
そこで本発明は、移動操作中にコネクタを固定部に誤って衝突させることによるコネクタの破損を防止することができるパーツフィーダ交換用台車を提供することを目的とする。
本発明のパーツフィーダ交換用台車は、パーツフィーダによって供給される電子部品をピックアップして基板に実装する電子部品実装装置に連結され、複数の前記パーツフィーダが装着されるパーツフィーダ交換用台車であって、基部に移動用の車輪を備え押し引き操作によって移動自在な車体部と、前記車体部に設けられ複数の前記パーツフィーダが交換自在に装着されるフィーダ装着部と、前記車体部において前記電子部品実装装置と連結される連結方向に突出して設けられ、前記電子部品実装装置に設けられた装置側コネクタと接離自在に嵌合する台車側コネクタと、前記車体部に前記連結方向と同方向に前記台車側コネクタの先端部よりも突出して設けられた保護バンパ部材とを備え、前記保護バンパ部材は、前記パーツフィーダ交換用台車が前記電子部品実装装置と連結された連結状態において、この電子部品実装装置と機械的干渉を生じない非干渉位置に配設され、前記非干渉位置は、連結方向側の前記車輪の近傍であって前記連結状態において前記電子部品実装装置の基台の下端部よりも下方に位置するように設定されている。
本発明によれば、電子部品実装装置に連結されて使用されるパーツフィーダ交換用台車において、装置側コネクタと接離自在に嵌合する台車側コネクタを保護するためにこの台車側コネクタの先端部よりも突出して設けられた保護バンパ部材を、パーツフィーダ交換用台車が電子部品実装装置と連結された状態において、この電子部品実装装置と機械的干渉を生じない非干渉位置に配設し、非干渉位置は、連結方向側の車輪の近傍であって連結状態において電子部品実装装置の基台の下端部よりも下方に位置するように設定することにより、移動操作中に台車側コネクタを固定部に誤って衝突させることによるコネクタの破損を防止することができる。
本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の断面図 本発明の一実施の形態のパーツフィーダ交換用台車の構成説明図 本発明の一実施の形態のパーツフィーダ交換用台車の端面図 本発明の一実施の形態のパーツフィーダ交換用台車と装置本体部とを接続するコネクタの構成説明図 本発明の一実施の形態のパーツフィーダ交換用台車に設けられた保護バンパ部材の機能説明図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1,図2を参照して、電子部品実装装置1の構造を説明する。図1において、基台1aの上面には基板搬送機構2がX方向(基板搬送方向)に配設されており、基板搬送機構2は実装対象の基板3を搬送して以下に説明する部品実装機構による実装作業位置に位置決めする。基板搬送機構2の両側方にはそれぞれ部品供給部4が配置されている。
部品供給部4には、図2に示すように、複数のパーツフィーダ(ここではテープフィーダ5)が並列に装着されたパーツフィーダ装着用台車6(以下、単に「台車6」と略記する。)が、装置本体部である基台1aに対して着脱自在に連結される。テープフィーダ5は実装対象の電子部品を部品実装機構の実装ヘッドによる取り出し位置に供給する機能を有している。すなわち台車6には、実装対象の電子部品を保持したキャリアテープ15を巻回収納した供給リール14がセットされており、供給リール14から引き出されたキャリアテープ15はテープフィーダ5に引き込まれる。そしてテープフィーダ5においてキャリアテープ15をピッチ送りすることにより、キャリアテープ15に保持された電子部品が供給される。なお、パーツフィーダとしては、台車6に装着可能なものであれば、トレイフィーダなどテープフィーダ以外の形式のものであってもよい。
基台1a内には空圧供給部17および電源・制御装置18が内蔵されており、台車6を基台1aに連結した状態では、台車6は装置本体部とコネクタ部16を介して接続される。これにより、台車6には空圧供給部17からコネクタ部16を介して空圧機器駆動用のエアが供給される。また台車6はコネクタ部16を介して電源・制御装置18と電気的に接続され,これにより台車6には電気機器駆動用の電力が供給されるとともに、台車6と装置本体部との間での制御信号の授受が行われる。
基台1aのX方向の一端部には、リニアモータ駆動のY軸移動テーブル7がY方向に配設されており、Y軸移動テーブル7には2基のX軸移動テーブル8がY方向に移動自在に結合されている。それぞれのX軸移動テーブル8には、実装ヘッド9がリニア駆動機構によってX方向に移動自在に装着されている。実装ヘッド9は複数の単位移載ヘッド10を備えた多連型ヘッドであり、それぞれの単位移載ヘッド10の下端部には吸着ノズル10a(図2参照)が交換自在に装着されている。
Y軸移動テーブル7およびX軸移動テーブル8を駆動することにより、実装ヘッド9はそれぞれの部品供給部4と基板搬送機構2に保持された基板3との間で水平移動し、吸着ノズル10aによって電子部品を吸着保持してピックアップして基板3に実装する。したがってY軸移動テーブル7およびX軸移動テーブル8は、実装ヘッド9を部品供給部4と基板3との間で水平移動させるヘッド移動機構を構成する。それぞれの実装ヘッド9には、X軸移動テーブル8の下面側に位置して実装ヘッド9と一体的に移動する基板認識カメラ11が設けられている。基板認識カメラ11は実装ヘッド9と一体的に基板3の上方に移動し、ここで基板認識カメラ11によって基板3を撮像することにより、基板3の位置認識が行われる。
それぞれの部品供給部4と基板搬送機構2との間には、部品認識カメラ12およびノズル収納部13が配設されている。電子部品を保持した実装ヘッド9が部品認識カメラ12の上方を移動することにより部品認識カメラ12はこれらの電子部品を撮像し、この撮像結果を認識処理することにより、実装ヘッド9に保持された状態における電子部品の識別や位置認識が行われる。ノズル収納部13には実装対象となる電子部品の種類に応じて複数の吸着ノズル10aが収納されている。実装ヘッド9がノズル収納部13に対してアクセスしてノズル交換動作を行うことにより、実装ヘッド9の各単位移載ヘッド10において吸着ノズル10aを電子部品の種類に応じて交換することができる。
次に図3,図4を参照して、台車6の詳細構成および機能を説明する。図4は台車6の前端面(連結方向面)を示している。図3,図4において、台車6は、Y方向に平行配列された一対の水平なフレーム部材21aを横連結部材21bによって連結した構造の基部21、横連結部材21bに立設された支柱部材22より成る車体部20を備えている。支柱部材22の上部には、複数のテープフィーダ5が交換自在に装着されるフィーダ装着部23が結合されている。基部21はフレーム部材21aの下面に配設された複数の移動用の車輪21cを備えており、作業者の押し引き操作によって作業床上で移動自在となっている。これにより、複数のテープフィーダ5が装着された台車6を装置本体部へ着脱する際の移動が行われる。
台車6には複数のリール保持部24が設けられており、それぞれのリール保持部24には、電子部品を保持したキャリアテープ15を卷回収納した供給リール14が着脱自在に装着される。なお台車6には、サイズ・種類の異なる電子部品を保持するキャリアテープ15Aを卷回収納した大型の供給リール14Aを装着するためのリール保持部24Aが設けられており、本実施の形態では作業対象となる電子部品に応じて、リール保持部24、24Aを選択的に使い分けるようにしている。
供給リール14または供給リール14Aから引き出されたキャリアテープ15、15Aは、テープフィーダ5内に引き込まれてテープフィーダ5内をピッチ送りされ、装置本体側の先端部に設定された取り出し位置5aにて、保持された電子部品は単位移載ヘッド10の吸着ノズル10aによって取り出される。そして電子部品が取り出された後の空テープ15aは、フィーダ装着部23の前面に配設されたテープガイド25によってテープフィーダ5の先端から下方に配置され、車体部20の支柱部材22に固定されたテープカット部26に導かれる。
テープカット部26は、可動刃26b、固定刃26cを有し固定刃26cに対して可動刃26bを水平方向に往復動(矢印a)させる構成の切断機構26dを備えている。取り出し位置5aにおいて単位移載ヘッド10の吸着ノズル10aによって電子部品が取り出された後にテープフィーダ5から排出された空テープは、切断機構26dによって小片のテープ屑15*に切断され、下方に落下する(矢印b)。テープカット部26の下面には、テープ屑15*を下方に排出するテープ排出ダクト27が連結されており、テープカット部26内を落下したテープ屑15*はテープ排出ダクト27内を下方へ移動して落下する。
基部21において両側のフレーム部材21aの間には、フレーム部材21aの底面を塞ぐ形で底板28が張り渡されており、底板28の上面には、上面が開放された箱形状のテープ排出箱29が載置されている。テープ排出箱29は、テープ排出ダクト27から排出されたテープ屑15*を収納する機能を有しており、テープ屑15*で満杯となったテープ排出箱29は、テープ屑15*の廃棄のために台車6から引き出される。底板28は、作業操作側に傾斜して設けられており、底板28上に載置されたテープ排出箱29は、作業操作側が装置本体側よりも低い傾斜姿勢で配置される。底板28の作業操作側の端部には、係止凸部28aが上方に突出して設けられており、テープ排出箱29が底板28上に載置された状態において、係止凸部28aは、傾斜した底板28上に載置されたテープ排出箱29を係止する。これにより、底板28上でテープ排出箱29が傾斜方向に滑動するのを防止する。
車体部20に固定されたテープカット部26の装置本体側の前面26aには、台車側コネクタ16aが電子部品実装装置1と連結される連結方向に突出して設けられている。台車側コネクタ16aは電子部品実装装置1に設けられた装置側コネクタ16b(図5,図6参照)と接離自在に嵌合して、図2に示すコネクタ部16を構成する。なお、本実施の形態では台車側コネクタ16aはテープカット部26に設けられているが、台車側コネクタ16aの配設位置は車体部20において電子部品実装装置1と連結可能な部位であれば、他の位置であってもよい。
車体部20を構成する一対の基部21のフレーム部材21aの前端部(装置本体側の端部)には、それぞれ結合部材30が下方に延出して固着されている。図4に示すように、2つの結合部材30の前面には、結合部材30をX方向に連結して、矩形断面形状を有する棒状の保護バンパ部材31が、装置本体部との連結方向と同方向に突出して設けられている。保護バンパ部材31は、以下に説明するように、台車6の移動時にテープカット部26の前面に設けられた台車側コネクタ16aを保護する機能を有するものである。
図3に示すように、保護バンパ部材31は、テープカット部26の前面26aに設けられた台車側コネクタ16aの先端部よりも寸法Dだけ突出して設けられている。さらに、保護バンパ部材31は車体部20において連結方向側の車輪21cの近傍であって、車輪21cが装着されるフレーム部材21aよりも下方で、且つ基台1aの下端部1c(図6(a)参照)よりもさらに下方に位置するように配置されている。保護バンパ部材31をこのような位置に配置することにより、台車6が電子部品実装装置1に連結された状態において、保護バンパ部材31は基台1aの下端部1c(図6(a)参照)の下方に位置し、基台1aとの機械的干渉を生じないようになっている。すなわち保護バンパ部材31は、台車6が電子部品実装装置1に連結された連結状態において、電子部品実装装置1との機械的干渉を生じない非干渉位置に配設されている。そして本実施の形態においては、この非干渉位置は、基部21において電子部品実装装置1との連結方向側の車輪21cの近傍であって、連結状態において基台1aの下端部1cよりも下方に位置するように設定されている。
次に図5を参照して、台車側コネクタ16a,装置側コネクタ16bを接続して成るコネクタ部16の構成を説明する。図5(a)において、台車側コネクタ16aは結合部材32を介してテープカット部26(車体部20)に結合されたコネクタベース部33を備えており、コネクタベース部33の前面33aには雄カプラ35および雄コネクタ36が設けられている。雄カプラ35は接続方向に突出した嵌入プラグ35aを備えており、雄コネクタ36は接続方向に突出したコネクタピン36aを複数備えている。
基台1aにおいて台車側コネクタ16aと対向する位置には、装置側コネクタ16bが配設されている。装置側コネクタ16bはコネクタベース部34を備えており、コネクタベース部34の対向面34aには雌カプラ37および雌コネクタ38が設けられている。雌カプラ37は嵌入プラグ35aが嵌合する嵌合部37aが設けられており、雌コネクタ38にはコネクタピン36aが嵌入する嵌入部38aが設けられている。
台車6を電子部品実装装置1に対して移動させて(矢印c)、台車6を連結した状態では、図5(b)に示すように、台車側コネクタ16a,装置側コネクタ16bが相互に接近することにより、嵌入プラグ35aが嵌合部37aに嵌合し、雄カプラ35が雌カプラ37に接続される。そしてコネクタピン36aが嵌入部38aに嵌入して雄コネクタ36が雌コネクタ38に接続される。これにより台車6と電子部品実装装置1とを接続するコネクタ部16が形成される。なおコネクタ部16には、台車側コネクタ16a,装置側コネクタ16bを相互に位置合わせするためのガイド機構(図示省略)が設けられており、作業者が台車6を電子部品実装装置1に対して移動させる連結動作において、雄カプラ35と雌カプラ37、雄コネクタ36と雌コネクタ38とが正しく位置合わせされる。
次に図6を参照して、保護バンパ部材31の機能について説明する。図6(a)は、台車6を電子部品実装装置1に連結した状態を示している。この状態では、台車側コネクタ16aと装置側コネクタ16bとが接続されてコネクタ部16を形成し、これにより台車6への圧空や電力の供給が行われるとともに、制御信号の授受が可能となる。そしてこの状態において、車体部20の前端部に設けられた保護バンパ部材31は、基台1aの下端部1cよりも下方に位置する。さらに基台1aを支持するアジャストボルト1bには当接しないような形状に設けられていることから、台車側コネクタ16aと装置側コネクタ16bとの正常な接続を、保護バンパ部材31が阻害することがない。
また図6(b)は、台車6を電子部品実装装置1から分離した状態において、保管や配置換えなどを目的とする台車6の移動操作において、作業者の過誤操作により台車6を壁面などの固定部40に対して過度に接近させた結果(矢印d)、保護バンパ部材31が固定部40の固定面40aに衝突した状態を示している。このとき、台車6において保護バンパ部材31が移動方向に最も突出して設けられていることから、保護バンパ部材31の当接面31aが固定部40の固定面40aに当接した状態において、台車側コネクタ16aの先端部から固定面40aまでの間には、常に図3に示す寸法Dに相当する大きさDの隙間が確保される。したがって、雄カプラ35や雄コネクタ36が突設されて破損しやすい構成の台車側コネクタ16aが固定面40aに直接衝突することはなく、台車側コネクタ16aの破損が確実に防止される。
上記説明したように、本実施の形態に示す台車6は、電子部品実装装置1に連結されて使用されるパーツフィーダ交換用の台車6において、装置側コネクタ16bと接離自在に嵌合する台車側コネクタ16aを保護するために、台車側コネクタ16aの先端部よりも突出して設けられた保護バンパ部材31を、台車6が電子部品実装装置1と連結された状態において、この電子部品実装装置1と機械的干渉を生じない非干渉位置に配設するようにしたものである。これにより、移動操作中に壁面などの固定部に台車側コネクタ16aを誤って衝突させることによる台車側コネクタ16aの破損を防止することができる。
なお上述の実施の形態においては、非干渉位置を基部21において電子部品実装装置1との連結方向側の車輪21cの近傍であって、連結状態において基台1aの下端部1cよりも下方に設定するようにしているが、非干渉位置としては、電子部品実装装置1の台車6との対向面において、台車側コネクタ16aの先端部よりもさらに電子部品実装装置1の内側に凹入した凹部が存在する場合には、台車6においてその凹部に対応する位置を非干渉位置として用いることができる。すなわちこの位置に台車側コネクタ16aの先端部よりも連結方向に突出してこの凹部の形状に応じた形態の保護バンパ部材を設けることにより、同様の機能を果たすことができる。
本発明の部品供給装置および電子部品実装装置は、移動操作中にコネクタを固定部に誤って衝突させることによるコネクタの破損を防止することができるという効果を有し、テープフィーダなどのパーツフィーダから電子部品を取り出して基板に実装する分野において有用である。
1 電子部品実装装置
2 基板搬送機構
3 基板
4 部品供給部
5 テープフィーダ
6 台車
9 実装ヘッド
10 単位移載ヘッド
10a 吸着ノズル
16 コネクタ部
16a 台車側コネクタ
16b 装置側コネクタ
17 空圧供給部
18 電源・制御装置
20 車体部
21 基部
21a フレーム部材
21c 車輪
23 フィーダ装着部
25 テープガイド
26 テープカット部
27 テープ排出ダクト
29 テープ排出箱
31 保護バンパ部材

Claims (1)

  1. パーツフィーダによって供給される電子部品をピックアップして基板に実装する電子部品実装装置に連結され、複数の前記パーツフィーダが装着されるパーツフィーダ交換用台車であって、
    基部に移動用の車輪を備え押し引き操作によって移動自在な車体部と、
    前記車体部に設けられ複数の前記パーツフィーダが交換自在に装着されるフィーダ装着部と、
    前記車体部において前記電子部品実装装置と連結される連結方向に突出して設けられ、前記電子部品実装装置に設けられた装置側コネクタと接離自在に嵌合する台車側コネクタと、
    前記車体部に前記連結方向と同方向に前記台車側コネクタの先端部よりも突出して設けられた保護バンパ部材とを備え、
    前記保護バンパ部材は、前記パーツフィーダ交換用台車が前記電子部品実装装置と連結された連結状態において、この電子部品実装装置と機械的干渉を生じない非干渉位置に配設され
    前記非干渉位置は、連結方向側の前記車輪の近傍であって前記連結状態において前記電子部品実装装置の基台の下端部よりも下方に位置するように設定されていることを特徴とするパーツフィーダ交換用台車。
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