JP2015012180A - 電子部品実装装置及び電子部品実装方法 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、部品供給テープ(空テープ)をカッターの間にうまく誘導するためのものとして、例えば特許文献2に記載の技術がある。この技術は、カッターユニットとガイドユニットとの間の隙間を塞ぐべくガイドユニットから垂下された弾性片と、テープが弾性片から脱出しようとするのを阻止する係止部材とを設けたものであり、弾性片と係止部材とで、空テープをカッターの間にうまく誘導するようにしている。
また、上記特許文献2に記載の技術にあっては、空テープをカッターの間に取り込む機構が設けられているものの、その構造が複雑であり、組み立てにおける製造コストがかかる。
そこで、本発明は、空テープをテープカッター部に確実に取り込み、適切に空テープを切断することができる電子部品実装装置及び電子部品実装方法を提供することを課題としている。
また、上記において、前記可動刃は、エアシリンダーによって水平方向に移動可能に構成されており、前記エアシリンダーの排気を取込むために、前記エアシリンダーの排気側と前記エア吹付部を接続する接続部を備えることが好ましい。
このように、可動刃を移動するために用いるエアシリンダーの排気を、空気吹付部に取り込み空テープに吹き付けるので、エアシリンダーの排気を有効利用することができる。そのため、空テープに空気を吹き付けるための駆動部やエア供給源を必要最小限に止めることができ、その分のコストの削減を図ることができる。
これにより、空テープの詰まりや絡まりを解消し、適切に空テープを切断することができる。したがって、テープフィーダのテープ送りの妨げとなる状況を回避し、適切に電子部品の実装動作を行うことができる。
図1は、本実施形態の電子部品実装装置に装着された状態の一括交換台車を、実装装置の本体の一部を省略して示す斜視図である。
一括交換台車10は、水平方向に前進させることで装置本体の所定位置に装着され、水平方向に後退させることで装着を解除することができるようになっている。この一括交換台車10のフィーダバンク11には、複数のテープフィーダ12(図1では一台のみ)が搭載可能となっている。
テープフィーダ12は、このキャリアテープTをリール14から順次繰り出しながら所定位置まで搬送し、ベーステープBからカバーテープCを引き剥がす。このようにして、電子部品Mが供給される。
このガイド部16は、電子部品実装装置の本体に取付けられている。ガイド16の下部には、ガイド部16から案内されてくる空テープを切断するテープカッター部22が固定されている。
テープカッター部22と廃棄用ガイド21は電子部品実装装置の本体に取付けられている。一方、回収箱23は一括交換台車10に取付けられている。
テープカッター部22の内部には、図3に示すように、固定刃31と、エアシリンダー32により駆動される可動刃33とが配設されている。そして、可動刃33をエアシリンダー32によって前後(図3の上下方向)に水平移動することにより、カッター開口部34に取り込まれた空テープを適宜切断することが可能となっている。また、エアシリンダー32は電磁弁35によって駆動されるようになっている。
不図示の電子部品実装装置の中央演算処理部としてのCPUが、この所定のタイミングを検知すると、例えば電磁弁35を1秒間ONさせる。この駆動により、可動刃33が前進して固定刃31に接触しつつ空テープを切断し、その後電磁弁35はOFFされ、可動刃33は図4に示す初期位置に復帰する。
エア吹付部36は、ガイド部16の下端部に取付けられる。傾斜しているガイド部16の外側の壁16aとエア吹付部36とにより、空気貯留部40が形成される。エア吹付部36の上部には、複数の継手37が配置されている。これらの継手37には、図6に示すように、個別にチューブ42が接続される。チューブ42の他端側はエアシリンダー32の排気を貯める簡易タンク41に接続されている。
エア吹付部36の吹付口38は、カッター開口部34の左右方向(X方向)に沿った細長い形状を有する。また、空気貯留部40は、上下方向(Z方向)に沿って、吹付口38に向けて狭くなるように形成されている。このため、エア吹付部36内に取り込んだ空気をカッター開口部34の全長にわたって均一に吹付けられるように構成されている。
電磁弁35がOFF状態であるとき、当該電磁弁は図6(a)に示す状態となっている。この場合、エア源38からエアシリンダー32内のロッド側に空気が供給され、エアシリンダー32は引き込み側に駆動する。これにより、エアシリンダー32のロッドに接続された可動刃33は固定刃31から離れる方向に移動し、カッター開口部34を開口する。これが図4に示す可動刃33が初期位置の状態である。また、このとき、エアシリンダー32内のロッドとは反対側から排出された空気は、エア取り込み部43を介して空気貯留部40に取り込まれる。つまり、カッター開口部34が開口すると同時に、エア吹付部36の吹付口38から空気が噴出される。
電磁弁35は、一定間隔でON/OFFを繰り返すように構成されており、テープカッター部22は上記動作を一定間隔で繰り返す。
テープフィーダ12をフィーダバンク11に装着し、電子部品実装装置において電子部品Mの供給作動がなされると、テープフィーダ12はフィーダモータを駆動制御してキャリアテープTを搬送方向に送り出す。このとき、部品吸着位置の手前でベーステープBからカバーテープCが引き剥がされる。そして、部品吸着位置で、実装装置本体に設けられた搭載ヘッドの吸着ノズルによって、ベーステープTから電子部品Mが吸着される。吸着された電子部品Mは、実装装置本体に固定された回路基板上の所定位置に装着される。
このとき、図7に示すように、エアシリンダー32が引き込み側に駆動されたとき、エアシリンダー32の排気がエア取り込み部37を介してエア吹付部36に供給され、その空気がエア吹付部36の下方から噴出される。エア吹付部36から噴出された空気は、カッター開口部34に導かれた空テープBの下端部に対して上方から下方へ吹き付けられる。これにより、空テープBの下端部を、図中破線に示す状態から実線に示すようにテープの巻きぐせを取った状態とすることができる。すなわち、空テープBの下端部が固定刃31と可動刃33とによるテープ切断位置よりも下方に位置するようにすることができる。
ところで、キャリアテープTには、リール14に巻き付けられていたことによる巻きぐせが付いている。そのため、本実施形態のエア吹付部36を設けていない一般的な排出テープの案内構造では、図9に示すように、空テープBの下端部が上記巻きぐせによりガイド部16の内壁に引っかかり、テープカッター部22まで案内できずに空テープBが詰まったり絡まったりするおそれがあった。このように、詰まりや絡まりを起こした空テープBは、テープフィーダ12によるキャリアテープTの搬送の妨げとなり、結果として電子部品の供給の妨げとなってしまう。
このとき、エア吹付部36を、ガイド部16の内壁(前面/背面)のうち、空テープの先端が巻きぐせによって引っかかる側(本実施形態では前面側)に設置するので、空気の吹き付けによって効果的に空テープの巻きぐせを取ることができる。
以上のように、電子部品供給装置(テープフィーダ12)から排出される空テープをテープカッター部22まで確実に案内し、テープ先端をテープカッター部22のカッター開口部24に取り込むことができる。したがって、電子部品供給装置(テープフィーダ12)のテープ送りの妨げとなる詰まりや絡まりを防止し、適切に電子部品を供給することができる。その結果、適切に部品実装動作を行うことができる。
Claims (4)
- テープフィーダから供給される電子部品を吸着ノズルにより吸着し、当該電子部品を基板上の所定位置に装着する電子部品実装装置であって、
前記テープフィーダのテープ送り方向下流端部から送り出される空テープを、下方に案内して排出するガイド部と、
前記ガイド部の下部で、固定刃と水平方向に移動可能な可動刃とによって前記空テープを切断するテープカッター部と、
前記テープカッター部による前記空テープの切断位置近傍に配置され、所定のタイミングで、前記空テープの下端部に対して上方から下方に空気を吹き付けるエア吹付部と、を備えることを特徴とする電子部品実装装置。 - 前記可動刃は、エアシリンダーによって水平方向に移動可能に構成され、
前記エアシリンダーの排気を取込むために、前記エアシリンダーの排気側と前記エア吹付部を接続する接続部を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装装置。 - 前記エア吹付部は下面側に吹付口を形成するとともに、前記エア吹付部は前記可動刃側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電子部品実装装置。
- テープフィーダから供給される電子部品を吸着ノズルにより吸着し、当該電子部品を基板上の所定位置に装着する電子部品実装方法であって、
前記テープフィーダのテープ送り方向下流端部から送り出される空テープを下方に案内し、案内された先で、前記空テープの下端部に対して上方から下方に空気を吹き付けてから、固定刃と水平方向に移動可能な可動刃とによって前記空テープを切断することを特徴とする電子部品実装方法。
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