JP4862789B2 - テープフィーダ交換用台車 - Google Patents

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Description

本発明は、テープフィーダの部品実装装置への設置及び取り外しを行うテープフィーダ交換用台車に関するものである。
テープフィーダは部品実装装置の所定位置に取り付けられ、部品供給用のテープを繰り出して移載ヘッドのピックアップ位置に部品を供給する。部品の供給を終えたいわゆる空テープは、テープフィーダの下方に設けられたテープ切断装置の2枚の切断刃の開閉作動によって切断され、テープ切断装置の下方に配置された箱状のテープ回収部内に回収される。
このようなテープフィーダは通常、部品実装装置に複数装着されるので、その装着及び取り外し作業は面倒なうえ重労働である。このため従来、複数のテープフィーダをまとめて部品実装装置に設置することができるテープフィーダ交換用台車も用いられている。このテープフィーダ交換用台車は、ハンドルの操作により移動自在な車体部に複数のテープフィーダが装着されるフィーダベースを備えたもので、車体部を部品実装装置に対して結合及び分離させることにより、フィーダベースに装着された複数のテープフィーダを一括して部品実装装置に設置したり取り外したりすることができる。テープフィーダ交換用台車を部品実装装置に結合すると、部品実装装置に設けられたテープ切断装置はテープフィーダ交換用台車のフィーダベースの下方空間内に入り込み、テープフィーダから排出されたテープはテープフィーダ側或いは部品実装装置側に設けられたテープ案内部材によりテープ切断装置内に案内される(特許文献1)。
特許第3861694号公報
しかしながら、上記のように、テープフィーダから排出されたテープが部品実装装置側の部材(テープ切断装置)を経由するようになっていると、各テープフィーダから引き出したテープをテープ切断装置に導入する作業はテープフィーダを部品実装装置に取り付けてから(すなわちテープフィーダ交換用台車を部品実装装置に結合させてから)しか行うことができず、また、テープフィーダを部品実装装置から取り外す(すなわちテープフィーダ交換用台車を部品実装装置から分離させる)作業は各テープフィーダから延びた空テープをテープ切断装置から引き抜いた後でなければ行うことができなかった。このためテープフィーダの設置及び取り外しの作業に時間がかかり、その分部品実装装置による部品実装のスループットが低下するという問題点があった。
そこで本発明は、テープフィーダの設置及び取り外しに要する作業時間を短縮することができ、部品実装装置による部品実装のスループットを向上させることができるテープフィーダ交換用台車を提供することを目的とする。
請求項1に記載のテープフィーダ交換用台車は、ハンドルの操作により移動自在な車体部を部品実装装置に対して結合及び分離させることにより、前記車体部に装着された複数のテープフィーダの部品実装装置への設置及び取り外しを行うテープフィーダ交換用台車であって、各テープフィーダが部品を保持したテープをピッチ送りして部品実装装置に部品を供給した後に排出する空テープを切断するテープ切断装置と、前記テープ切断装置の下方に備えられテープ切断装置により切断された空テープを回収するテープ回収部を備え、前記テープ切断装置及び前記テープ回収部は前記車体部に設けられ、各テープフィーダから排出された空テープが部品実装装置を経由することなく直接テープ切断装置に送られるようにした。
本発明のテープフィーダ交換用台車はその車体部にテープ切断装置が備えられており、各テープフィーダから排出された空テープは部品実装装置側を経由することなく直接テープ切断装置に送られて切断されるようになっているので、各テープフィーダから引き出したテープをテープ切断装置に導入する作業はテープフィーダを部品実装装置に設置する前、すなわちテープフィーダ交換用台車を部品実装装置に結合させる前に予め行っておくことができ、また、各テープフィーダから延びた空テープをテープ切断装置から引き抜かなくてもテープフィーダ交換用台車を部品実装装置から分離させて各テープフィーダを部品実装装置から取り外すことができる。このためテープフィーダの設置及び取り外しに要する作業時間を短縮することができ、その分部品実装装置による部品実装のスループットを向上させることができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における部品実装装置の平面図、図2は本発明の実施の形態1におけるテープフィーダ交換用台車及び部品実装装置の一部の側面図、図3は本発明の実施の形態1におけるテープフィーダ交換用台車の部分拡大断面図、図4は本発明の実施の形態1におけるテープフィーダ交換用台車が備える空圧回路の説明図である。
図1及び図2において、部品実装装置1の基台2には水平面内の一の方向(X軸方向)に延びた基板搬送路3が設けられており、基板搬送路3の上方には基板搬送路3と直交する水平面内の方向(Y軸方向)に延びた平行な2本のY軸テーブル4が設けられている。これら2本のY軸テーブル4の上方には平行な2本のX軸テーブル5が設けられており、各X軸テーブル5は両端部が2本のY軸テーブル4に支持されてY軸方向に移動自在となっている。各X軸テーブル5にはX軸テーブル5に沿って移動自在な移動ステージ6が設けられており、各移動ステージ6にはヘッド部7が設けられている。各ヘッド部7には上下方向(Z軸方向)及びZ軸まわりに移動自在なノズル8が下方に延びて設けられている。
基台2の両側部には複数のテープフィーダ9がY軸方向の外方に張り出した状態に設置されている。各テープフィーダ9はリール10(このリール10は後述するテープフィーダ交換用台車20に設けられている。図2参照)から引き出されたテープ11を間欠送りし、テープ11に一定間隔おきに内包された部品(電子部品)Pをテープフィーダ9上の所定のピックアップ位置に供給する。
各ヘッド部7は、X軸テーブル5のY軸方向への移動、移動ステージ6のX軸方向への移動によって水平面内を移動し、テープフィーダ9によってピックアップ位置に供給された部品Pをノズル8により真空吸着してピックアップする。そして、ピックアップした部品Pを基台2上に設けられた部品カメラ12に認識させた後、所定の位置補正動作を行って基板搬送路3上に位置決めされた基板13に搭載する。
ここで、部品実装装置1に部品Pを供給する複数のテープフィーダ9は部品実装装置1に対して移動自在なテープフィーダ交換用台車20に装着されており、テープフィーダ交換用台車20を部品実装装置1に対して結合及び分離させることによってこれら複数のテ
ープフィーダ9を部品実装装置1に対して一括して設置及び取り外しできるようになっている。以下、図2、図3及び図4を用いてテープフィーダ交換用台車20の構成を説明する。
図2において、テープフィーダ交換用台車20は左右(図2の紙面に垂直な方向を左右方向とする)のハンドル21の押し引き操作により移動が自在な車体部22、車体部22に設けられたテープ切断装置23及びテープ回収部24を備えている。
車体部22は複数の車輪25を有した基部26、基部26から上方に延びた支柱27及び支柱27の上端に水平に設けられたフィーダベース28を備えており、基部26には上記左右のハンドル21が取り付けられている。
フィーダベース28は複数のテープフィーダ9が左右方向に並列して装着される平板状の部材であり、支柱27から上方に延びた複数の柱状の昇降ガイド29にガイドされて昇降調節自在に取り付けられている。
図3及び図4において、テープ切断装置23は、各テープフィーダ9が排出するテープ11(いわゆる空テープであり、図2において符号11aで示す)を2枚の切断刃(後述する固定刃41及び可動刃44)の開閉作動により切断するものであり、車体部22の支柱27の前方(部品実装装置1に向かう側)に固定された箱状のベース部40、ベース部40の上部開口40aに臨んで設けられた固定刃41、水平に延びたガイド部材42によりガイドされ、固定刃41に対して水平方向に相対移動自在に設けられたスライダ43、スライダ43に取り付けられた可動刃44のほか、スライダ43にピストンロッド45aを連結させた空圧アクチュエータ45、空圧アクチュエータ45の作動制御を行う空圧回路47及び空圧回路47の制御装置48を備えている。テープ回収部24は上方に開口した箱状の部材であり、テープ切断装置23の下方に設けられている。
各テープフィーダ9を部品実装装置1に設置するには、フィーダベース28に複数のテープフィーダ9が装着されたテープフィーダ交換用台車20をハンドル21の操作によって移動させ、部品実装装置1の基台2に対して位置決めして結合させるが、テープフィーダ交換用台車20を基台2に結合させると、ベース部40の前面に設けられた台車側コネクタ30(第1コネクタ)が基台2に設けられた実装装置側コネクタ15(第2コネクタ)と水平方向に嵌合して連結される。
台車側コネクタ30は実装装置側コネクタ15との嵌合方向に垂直な面内で移動自在なフローティングコネクタであり、実装装置側コネクタ15には台車側コネクタ30を受容して嵌合を助ける嵌合ガイド15aが設けられている(図3)。このため、テープフィーダ交換用台車20を基台2に対して位置決めした時点で両コネクタ30,15が若干位置ずれを起こしていたとしても、テープフィーダ交換用台車20を基台2に結合させるときには台車側コネクタ30が嵌合ガイド15aによって実装装置側コネクタ15側に誘い込まれるので、両コネクタ30,15を支障なく嵌合させることができる。
部品実装装置1には空圧発生ユニット16や電源ユニット17が内蔵されており、これら空圧発生ユニット16や電源ユニット17は部品実装装置1内に配設された配管18及び配線19を介して上記実装装置側コネクタ15に繋がっている。このため、台車側コネクタ30と実装装置側コネクタ15が嵌合することによって、部品実装装置1側の空圧発生ユニット16や電源ユニット17をテープフィーダ交換用台車20側で利用することができるようになる。具体的には、空圧発生ユニット16を空圧源として空圧アクチュエータ45を使用することができるようになり、電源ユニット17を電源として制御装置48を使用することができるようになる。
図4において、空圧アクチュエータ45はキャップ側シリンダ室45bとヘッド側シリンダ室45cを備えており、キャップ側シリンダ室45bに圧空が供給されたときにはピストンロッド45aを前進させて可動刃44を固定刃41に相対的に近づけ(2枚の切断刃の閉作動。図4中の矢印A)、ヘッド側シリンダ室45cに圧空が供給されたときにはピストンロッド45aを後退させて可動刃44を固定刃41から相対的に遠ざける(2枚の切断刃の開作動。図4中の矢印B)。
図4において、空圧回路47は制御バルブ49及び逆止弁50のほか、第1管路51、第2管路52及び第3管路53を備えて成る。制御バルブ49は2位置2方向電磁パイロットバルブであり、制御装置48からスプール駆動信号が出力されていないときにはスプール(図示せず)がリターンスプリング49sの働きによりノーマル位置(図4に示す位置)に位置する。一方、制御装置48からスプール駆動信号が出力されているときには、そのスプール駆動信号を受けて発生したパイロット圧によりリターンスプリング49sの付勢力に抗してスプールが移動し、切り換え位置に位置する。
第1管路51は、台車側コネクタ30と「制御バルブ49のプレッシャポート49p」の間を繋ぐ管路であり、第2管路52は、「制御バルブ49の第1シリンダポート49a」と「空圧アクチュエータ45のキャップ側シリンダ室45bに繋がる第1ポート46a」の間を繋ぐ管路である。また、第3管路53は、「制御バルブ49の第2シリンダポート49b」と「空圧アクチュエータ45のヘッド側シリンダ室45cに繋がる第2ポート46b」の間を繋ぐ管路である。
逆止弁50は第1管路51中に介装されており、台車側コネクタ30側の圧が空圧アクチュエータ45側の圧よりも高いときには第1管路51を開き、台車側コネクタ30側の圧が空圧アクチュエータ45側の圧よりも低くなったときには第1管路51を閉止するように動作する。
制御バルブ49のスプールがノーマル位置に位置している状態では、プレッシャポート49pと第1シリンダポート49aが連通し、第2シリンダポート49bと第1タンクポート49cが連通する。このとき台車側コネクタ30を介して供給される空圧発生ユニット16からの圧空は、第1管路51→制御バルブ49(プレッシャポート49p→第1シリンダポート49a)→第2管路52→空圧アクチュエータ45のキャップ側シリンダ室45bと供給されてピストンロッド45aが前進し、2枚の切断刃は閉じられる。一方、制御バルブ49のスプールが切り換え位置に位置した状態では、プレッシャポート49pと第2シリンダポート49bが連通し、第1シリンダポート49aと第2タンクポート49dが連通する。このとき台車側コネクタ30を介して供給される空圧発生ユニット16からの圧空は、第1管路51→制御バルブ49(プレッシャポート49p→第2シリンダポート49b)→第3管路53→空圧アクチュエータ45のヘッド側シリンダ室45cと供給されてピストンロッド45aが後退し、2枚の切断刃は開かれる。
テープフィーダ9は部品実装装置1による部品実装工程の実行中はテープ11を繰り出して部品Pをピックアップ位置に供給しつつ、部品供給後の空テープ11aをフィーダベース28の下方に排出する。テープフィーダ9から排出された部品供給後の空テープ11aは、部品実装装置1側の部材を経由することなく、直接テープ切断装置23のベース部40の上面に立設されて上方に開口したテープ案内部材54に案内されて上部開口40aからベース部40内に入り、固定刃41と可動刃44の間に送られる(図4も参照)。
ここで、制御装置48はテープフィーダ9からテープ11が繰り出されて部品実装装置1に部品Pが供給されている間、空圧回路47の制御バルブ49の制御を行って2枚の切
断刃の閉作動と開作動が繰り返し実行されるようにしており、またテープフィーダ9はテープ11を間欠動作でテープフィーダ9の外部(フィーダベース28の下方)に送り出しているので、テープフィーダ9から排出され、テープ案内部材54に案内されて上部開口40aからベース部40内に入った空テープ11aは一定長さ進むごとにテープ切断装置23で切断され、その切断された一定長さの空テープ11aはベース部40の下部に設けられた下部開口40bからベース部40の外部に排出されてテープ回収部24に回収される。
一方、このようにテープフィーダ交換用台車20を部品実装装置1に対して結合した状態から、テープフィーダ交換用台車20を部品実装装置1から分離させることにより、各テープフィーダ9を部品実装装置1から取り外すことができる。このとき台車側コネクタ30は実装装置側コネクタ15から分離するので、以後テープフィーダ交換用台車20は部品実装装置1側に設けられた空圧発生ユニット16や電源ユニット17を利用することができなくなるが、台車側コネクタ30が実装装置側コネクタ15から分離することによって、それまで空圧発生ユニット16と制御バルブ49の間を繋いでいた管路(第1管路51)は大気開放され、また制御装置48に電気が供給されなくなって制御バルブ49の制御は行われなくなるので、制御バルブ49のスプールはリターンスプリング49sの働きによってノーマル位置に位置することとなる。
このように、空圧源である空圧発生ユニット16と制御バルブ49の間の管路(第1管路51)が大気開放されて空圧アクチュエータ45への圧空供給が停止され、制御バルブ49のスプールがノーマル位置に位置すると、第1管路51中に介装された逆止弁50は第1管路51を閉止するので、空圧アクチュエータ45と逆止弁50の間に圧が発生し、制御バルブ49はノーマル位置に位置して第1管路51を空圧アクチュエータ45の第1ポート46aに連通させるとともに空圧アクチュエータ45の第2ポート46bを第1タンクポート49cに連通させて大気開放させるので、空圧アクチュエータ45と逆止弁50との間に発生した圧は空圧アクチュエータ45の第1ポート46aからキャップ側シリンダ室45bに作用する。これにより空圧アクチュエータ45はピストンロッド45aを前進させるように作動するので、可動刃44は固定刃41側に移動して2枚の切断刃(固定刃41及び可動刃44)は閉じられることになる。
このように、本実施の形態におけるテープフィーダ交換用台車20が備えるテープ切断装置23は、空圧発生ユニット16から空圧アクチュエータ45への圧空供給が停止されたときに2枚の切断刃を閉じさせる閉刃手段を備えているので、テープ切断装置23の不使用時に2枚の切断刃(固定刃41と可動刃44)の間から異物が入り込むことが防止され、テープ切断装置23が不具合を起こすおそれがない。
ここで上記閉刃手段とは、空圧アクチュエータ45、制御バルブ49及び空圧発生ユニット16と制御バルブ49の間の管路である第1管路51に介装された逆止弁50を有して成り、第1管路51が大気開放されて空圧発生ユニット16から空圧アクチュエータ45への圧空供給が停止されたとき、逆止弁50が第1管路51を閉止して空圧アクチュエータ45と逆止弁50との間に圧を発生させ、制御バルブ49がこの空圧アクチュエータ45と逆止弁50との間に発生した圧により空圧アクチュエータ45を作動させて2枚の切断刃(固定刃41及び可動刃44)を閉じさせる機構のことを指している。
また、本実施の形態におけるテープフィーダ交換用台車20はその車体部22にテープ切断装置23が備えられており、各テープフィーダ9から排出された空テープ11aは部品実装装置1を経由することなく直接テープ切断装置23に送られて切断されるようになっているので、各テープフィーダ9から引き出したテープ11をテープ切断装置23に導入する作業はテープフィーダ9を部品実装装置1に設置する前、すなわちテープフィーダ
交換用台車20を部品実装装置1に結合させる前に予め行っておくことができ、また各テープフィーダ9から延びた空テープ11aをテープ切断装置23から引き抜かなくてもテープフィーダ交換用台車20を部品実装装置1から分離させて各テープフィーダ9を部品実装装置1から取り外すことができる。このためテープフィーダ9の設置及び取り外しに要する作業時間を短縮することができ、その分部品実装装置1による部品実装のスループットを向上させることができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における部品実装装置が備えるテープフィーダ交換用台車の空圧回路の説明図である。この実施の形態2の空圧回路47aが実施の形態1の空圧回路47と異なるところは、実施の形態1の空圧回路47のように第1管路51中に逆止弁50が設けられておらず、2枚の切断刃の一方を他方へ近づける(ここでは可動刃44を固定刃41に近づける)ように付勢する付勢ばね55が設けられている点である。
図5において、台車側コネクタ30が実装装置側コネクタ15から分離すると、第1管路51は大気開放され、制御バルブ49のスプールはリターンスプリング49sの働きによりノーマル位置に位置する。このとき制御バルブ49は空圧アクチュエータ45の第1ポート46aを制御バルブ49及び第1管路51を介して大気開放し、空圧アクチュエータ45の第2ポート46bを制御バルブ49の第1タンクポート49cから大気開放するので、空圧アクチュエータ45のピストンロッド45aは外力により自由に動き得る状態となる。すなわち2枚の切断刃は外力により自由に開閉し得る状態となる。このため可動刃44は付勢ばね55に付勢されて固定刃41側に移動し、固定刃41と可動刃44から成る2枚の切断刃は閉じられる。
このような実施の形態2の構成においても、上述の実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。なお、この実施の形態2の場合、閉刃手段とは、空圧アクチュエータ45、制御バルブ49及び2枚の切断刃の一方を他方へ近づける(ここでは可動刃44を固定刃41に近づける)ように付勢する付勢ばね55を有して成り、第1管路51が大気開放されて空圧発生ユニット16から空圧アクチュエータ45への圧空供給が停止されたとき、制御バルブ49が空圧アクチュエータ45の各ポート(第1ポート46a及び第2ポート46b)を大気開放して2枚の切断刃が自由に開閉し得る状態とし、付勢ばね55が一方の切断刃(可動刃44)を他方の切断刃(固定刃41)に近づけるように付勢して2枚の切断刃を閉じさせる機構のことを指している。
(実施の形態3)
実施の形態3は、実施の形態1の構成に、実施の形態2で設けた付勢ばね55を付加するものである。このような構成では、実施の形態1の場合のように、空圧発生ユニット16と制御バルブ49の間の管路(第1管路51)内が大気開放されて空圧発生ユニット16から空圧アクチュエータ45への圧空供給が停止されたときに2枚の切断刃(固定刃41と可動刃44)が閉じられるだけでなく、その後、仮に空圧アクチュエータ45のキャップ側シリンダ室45b内の圧力が大気圧レベルにまで低下してしまって逆止弁50が第1管路51内の閉止機能を果たさなくなった場合あっても、付勢ばね55の働きによって2枚の切断刃を確実に閉じた状態に保持することができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、空圧アクチュエータ45は空圧シリンダであるとしていたが、これは空圧シリンダに限られず、テープフィーダ9が排出する空テープ11aを制御バルブ49により制御された空圧源(上述の例では空圧発生ユニット16)からの圧空供給を受けて作動し、これにより2枚の切断刃(上述の例では固定刃41及び可動刃44)を開閉作動させて切断するものであれば、他の空圧ア
クチュエータ(例えば空圧モータ)であっても構わない。更には、空圧に限られず、電動モータを用いたものなど、他の一般的なアクチュエータであっても構わない。
また、上述の実施の形態では、テープ切断装置23が備える2つの切断刃は一方がベース部40に固定された固定刃41、他方が固定刃41に対して移動自在に設けられた可動刃44から成るものであったが、2つの切断刃はこのような一方が固定刃で他方が可動刃であるものに限られず、双方が互いに移動して開閉作動を行うもの(双方が可動刃)であってもよい。
テープフィーダの設置及び取り外しに要する作業時間を短縮することができ、部品実装装置による部品実装のスループットを向上させることができる。
本発明の実施の形態1における部品実装装置の平面図 本発明の実施の形態1におけるテープフィーダ交換用台車及び部品実装装置の一部の側面図 本発明の実施の形態1におけるテープフィーダ交換用台車の部分拡大断面図 本発明の実施の形態1におけるテープフィーダ交換用台車が備える空圧回路の説明図 本発明の実施の形態2における部品実装装置が備えるテープフィーダ交換用台車の空圧回路の説明図
符号の説明
1 部品実装装置
9 テープフィーダ
11 テープ
11a 空テープ
20 テープフィーダ交換用台車
21 ハンドル
22 車体部
23 テープ切断装置
24 テープ回収部
P 部品

Claims (1)

  1. ハンドルの操作により移動自在な車体部を部品実装装置に対して結合及び分離させることにより、前記車体部に装着された複数のテープフィーダの部品実装装置への設置及び取り外しを行うテープフィーダ交換用台車であって、各テープフィーダが部品を保持したテープをピッチ送りして部品実装装置に部品を供給した後に排出する空テープを切断するテープ切断装置と、前記テープ切断装置の下方に備えられテープ切断装置により切断された空テープを回収するテープ回収部を備え、前記テープ切断装置及び前記テープ回収部は前記車体部に設けられ、各テープフィーダから排出された空テープが部品実装装置を経由することなく直接テープ切断装置に送られるようにしたことを特徴とするテープフィーダ交換用台車。
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