JPH05161749A - パチンコ球払出し装置 - Google Patents

パチンコ球払出し装置

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JPH05161749A
JPH05161749A JP35165391A JP35165391A JPH05161749A JP H05161749 A JPH05161749 A JP H05161749A JP 35165391 A JP35165391 A JP 35165391A JP 35165391 A JP35165391 A JP 35165391A JP H05161749 A JPH05161749 A JP H05161749A
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pachinko ball
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 パチンコ球払出し装置4は、略水平状態にし
て軸承され外周にパチンコ球移送用の球送り溝16を有
するスクリューシャフト11と、該スクリューシャフト
11を回転させるモーター10と、前記スクリューシャ
フト11の球送り溝16にパチンコ球を供給する供給通
路12と、スクリューシャフト11の回転によって送ら
れるパチンコ球を流出させる払出し通路と、供給通路1
2にあるパチンコ球を排出する球抜き通路14と、前記
払出し通路と球抜き通路14を択一的に切り替える流路
切替弁15とを一体化してなることを特徴とする。 【効果】 パチンコ球払出し装置4自体が球抜き装置の
役目を果たすため、球タンク内の球を残らず完全に抜き
取ることができる。また、球抜き機構がパチンコ球払出
し装置4内に内蔵されているため、機構板に別途球抜き
手段を設ける必要がなく、従って、機構板の組立作業が
簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、景品球や貸球等を遊技
客に払い出すパチンコ球払出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の機構板には、景品球を球受
皿に払い出すためのパチンコ球払出し装置が装着されて
いる。そして、現在は、そのパチンコ球払出し装置を利
用して貸球の払出しをも行うようにするため、1個単位
でパチンコ球の払い出し個数が制御できるようにしたも
のがある(特開昭63−164977号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
パチンコ球払出し装置には、払出し樋(図7符号5)に
通じる球通路しか設けられていなかったため、球タンク
(同2)のパチンコ球を機外に排出する球抜き手段を導
出樋(同3)に別途設ける必要があった。ところが、導
出樋に球抜き手段を設けるようにすると、球抜きをして
もパチンコ球払出し装置内と導出樋の一部にパチンコ球
が残ってしまうため完全な球抜きができないこと、及
び、機構板の構造が複雑になってその組立作業に時間が
掛かること、等の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解消する
ため本発明は、ほぼ水平状態にして軸承され、外周にパ
チンコ球移送用の球送り溝を有するスクリューシャフト
と、該スクリューシャフトを回転させる駆動用のモータ
ーと、前記スクリューシャフトの球送り溝にパチンコ球
を供給する供給通路と、スクリューシャフトの回転によ
って送られるパチンコ球を流出させる払出し通路と、供
給通路にあるパチンコ球を排出する球抜き通路と、前記
払出し通路と球抜き通路を択一的に切り替える流路切替
弁と、を一体化してなるパチンコ球払出し装置を提供す
るものである。
【0005】
【作用】通常流路切替弁は、供給通路と払出し通路とを
連通させる方向になっていて、スクリューシャフトの回
転で送られるパチンコ球が、払出し樋を通って球受皿に
放出される。一方、流路切替弁を球抜き通路側に切り替
えると、前記パチンコ球が球抜き通路に流れ、球抜き樋
を通って機外に排出される。従って、パチンコ球払出し
装置内にパチンコ球が残らない。
【0006】
【実施例A】以下に本発明の実施例Aを図1〜図7を参
照しつつ説明する。なお、図1はパチンコ球払出し装置
の縦断正面図、図2は球抜き状態を示すパチンコ球払出
し装置の縦断正面図、図3はパチンコ球払出し装置の横
断平面図、図4は球抜き状態を示すパチンコ球払出し装
置の横断平面図、図5は図1のR−R線断面図、図6は
図2のS−S線断面図、図7はパチンコ機の裏面図であ
る。
【0007】パチンコ機Pの裏面には、図7に示したよ
うに機構板1が装着されている。該機構板1には、上か
ら順に、パチンコ球を貯める球タンク2と、球タンク2
のパチンコ球を流す導出樋3と、該導出樋3の流下端に
接続するパチンコ球払出し装置4と、該パチンコ球払出
し装置4に連通していてパチンコ球を景品球や貸球とし
て球受皿(図示せず)に導く払出し樋5と、同じくパチ
ンコ球払出し装置4に連通していて前記球タンク2のパ
チンコ球をパチンコ機設置島側に排出する球抜き樋6が
設けられている。また、機構板1にはさらに、入賞した
パチンコ球(入賞球)を集める入賞球集合樋7と、該入
賞球集合樋7の入賞球を1個づつ処理して入賞信号を発
する入賞球処理装置8が設けられている。
【0008】前記パチンコ球払出し装置4は、直方体形
状のボックス9の外側にモーター10(ステッピングモ
ーター)をビス止めし、該ボックス9に、スクリューシ
ャフト11、供給通路12、払出し通路13、球抜き通
路14、及び、流路切替弁15を組み付けたものであ
る。前記スクリューシャフト11は、合成樹脂の丸軸の
外周にスクリュー状の球送り溝16(U溝)を刻設した
ものである。そして、該スクリューシャフト11は、一
端に回転軸17を突設してそれをボックス9の軸受けに
挿通すると共に、他端に前記モーター10の出力軸を直
結し、以て、モーター10の回転力によって図5矢示方
向に回転するようになっている。なお、スクリューシャ
フト11のモーター10側の端部には1枚の突片18を
突設したモーター制御板19が固着されており、このモ
ーター制御板19の突片18を挟むようにして赤外光を
利用した透過型光検出器20がボックス9側に固着され
ている。
【0009】パチンコ球払出し装置4内の供給通路12
は、スクリューシャフト11の中央真上に位置してお
り、球検出スイッチ21を介して前記機構板1側の導出
樋3に連通している。また、供給通路12の上壁の高さ
は、球送り溝16にパチンコ球が嵌まった状態でそのパ
チンコ球の上端がぶつからず、且つ、スクリューシャフ
ト11の胴部16a(球送り溝16以外の部分)に載っ
たパチンコ球が上壁にぶつかって移動できない寸法に設
定されている。
【0010】パチンコ球払出し装置4の払出し通路13
は、ボックス9の前面外部に突設されており、前記流路
切替弁15を介して供給通路12と連通する。該払出し
通路13の球出口は、パチンコ球の通過を検出する通過
スイッチ22を介して前記機構板1側の払出し樋5に連
通している。一方、パチンコ球払出し装置4の球抜き通
路14は、ボックス9の底壁に穿設した透孔であり、前
記流路切替弁15を介して供給通路12と連通し、且
つ、前記機構板1側の球抜き樋6と連通している。
【0011】流路切替弁15は、前記払出し通路13と
球抜き通路14を択一的に切り替えるものであって、供
給通路12と払出し通路13とを連通させる払出し部2
3と、供給通路12と球抜き通路14とを連通させる球
抜き部24とを並設し、ボックス9の底面に固着したソ
レノイド25の駆動によってスクリューシャフト11沿
いに摺動する。該流路切替弁15は、ソレノイド25が
消磁している通常の状態では、図5のように払出し部2
3の底板23aが球抜き通路14を塞ぐ。また、ソレノ
イド25が励磁すると、図6のように球抜き部24の側
板24aが払出し通路13を塞ぐ。なお、機構板1の縁
には、パチンコ機Pの前枠26に設けられている球抜き
用の透孔(図示せず)に対応してマイクロスイッチ27
が装着されており、該マイクロスイッチ27のON信号
を受けて前記ソレノイド25が作動する。
【0012】次にパチンコ球払出し装置4の作動につい
て説明する。先ず、モーター10が停止している静止状
態では、図1,2実線のように、供給通路12内のパチ
ンコ球がスクリューシャフト11の球送り溝16に嵌っ
ている。このパチンコ球は、上から球圧が加わっている
ため球送り溝16から飛び出すことはなく停止状態で安
定している。而して、パチンコ遊技中に入賞球が発生す
ると、前記入賞球処理装置8が入賞信号を発し、その入
賞信号を受け前記球検出スイッチ21のパチンコ球有り
信号を確認してモーター10が作動し、スクリューシャ
フト11が回転する。そうすると、球送り溝16内のパ
チンコ球が払出し通路13側に向かって移動し、スクリ
ューシャフト11が半回転する前に図5のように球送り
溝16から外れ、払出し通路13に流れ出る。
【0013】一方、次のパチンコ球は、先のパチンコ球
の移動に伴ってスクリューシャフト11上に落下する
が、球送り溝16が回って来るまで胴部16aに載って
いる。前記のように胴部16aと供給通路12の上壁の
間隔はパチンコ球が通過できない広さであるため、次の
パチンコ球は払出し通路13に流れることなく停止して
いる。そして、スクリューシャフト11が1回転すると
待機中のパチンコ球が球送り溝16に嵌まり、次の回転
に備える。このようにモーター10の1回転でパチンコ
球が1個払い出されるから、前記入賞信号に対してスク
リューシャフト11が15回転し、15個のパチンコ球
を払出し通路13に払い出す。なお、モーター10の制
御は前記透過型光検出器20のパルスを利用して行う。
すなわち、スクリューシャフト11の回転と一緒にモー
ター制御板19が回転するため、1回転毎にその突片1
8で透過型光検出器20の光が透過・遮断される。従っ
て、透過型光検出器20がスクリューシャフト11の1
回転毎にパルスを送出するから、そのパルスと、前記通
過スイッチ22のパチンコ球有りの信号によってパチン
コ球が1個放出されたものと判断するのである。以上入
賞信号によってパチンコ球を15個放出する場合につい
て説明したが、7個出し用の入賞信号を受けた場合や、
25個の貸球命令を受けた場合も同様に作動する。
【0014】次に、球タンク2のパチンコ球を機外に排
出する必要がある場合は、先ず、前記前枠26の球抜き
用の透孔にピンを差し込んでマイクロスイッチ27をO
Nさせる。これによってパチンコ球払出し装置4のソレ
ノイド25が励磁され、図2,図4のように流路切替弁
15が摺動し、払出し部23に代わって球抜き部24が
供給通路12に連通する。一方、前記マイクロスイッチ
27のON信号による流路切替弁15の作動に遅れてモ
ーター10も作動し、供給通路12のパチンコ球が流路
切替弁15を介して次々と球抜き通路14から球抜き樋
6に排出される。そして、パチンコ球が全て無くなる
と、前記球検出スイッチ21の球有り信号が球無し信号
に変わる。この球無し信号を受けてから2〜3秒後にモ
ーター10が停止し、同時にソレノイド25も消磁す
る。これによって流路切替弁15が図1,3の初期位置
に復動して供給通路12と払出し通路13が連通する。
【0015】
【実施例B】図8〜図13は実施例Bを示すもので、図
8はパチンコ球払出し装置の縦断正面図、図9は球抜き
状態を示すパチンコ球払出し装置の縦断正面図、図10
は図8のT−T線断面図、図11は図9のU−U線断面
図、図12は図8のV−V線断面図、図13は図9のW
−W線断面図である。この実施例Bは、前記実施例Aの
流路切替弁15を回転式にしたものであり、ドラム型の
流路切替弁15をスクリューシャフト11の胴部16a
に回転可能に嵌めると共に、スクリューシャフト11の
回転軸17を流路切替弁15に軸支させ、さらに流路切
替弁15を、ボックス9の外側に固着したロータリーソ
レノイド25の駆動軸28に直結した構造である。該流
路切替弁15は、実施例Aと同様、払出し部23と球抜
き部24を横に並設したものであり、供給通路12と接
する側面に払出し部23と球抜き部24に夫々連通する
払出しゲート29及び球抜きゲート30を開口させたも
のである。一方、ボックス9の外側には、流路切替弁1
5の払出し部23と球抜き部24の夫々に対応させて払
出し通路13と球抜き通路14が突設されている。
【0016】而して、ロータリーソレノイド25が消磁
している通常の状態では、図10のように払出しゲート
29が供給通路12に連通しているからモーター10の
回転で送られるパチンコ球が全て払出し通路13に流れ
る。そして、前記のように球抜き用のマイクロスイッチ
27からON信号が発せられると、ロータリーソレノイ
ド25が励磁されて流路切替弁15が90度回転する。
この状態では、図11のように払出しゲート29が供給
通路12から外れ、図13のように球抜きゲート30が
供給通路12に合致する。一方、マイクロスイッチ27
のON信号による流路切替弁15の作動に遅れてモータ
ー10も作動し、パチンコ球が全て球抜き通路14に流
れ出る。なお、球抜きが完了したことを球検出スイッチ
21の球無し信号で確認すると、それから2〜3秒の間
隔をおいてモーター10が停止すると共にロータリーソ
レノイド25が消磁し、流路切替弁15が図10,12
の初期状態に戻る。
【0017】
【実施例C】図14〜図17は実施例Cを示すもので、
図14はパチンコ球払出し装置の縦断正面図、図15は
流路切替部分を示す分解斜視図、図16は図14のX−
X線断面図、図17は図16から流路を切り替えた状態
を示す断面図である。この実施例Cは、前記実施例Bと
同じく回転式の流路切替弁15を使用するが、実施例B
に較べて球抜き時のパチンコ球の移動量が短い特徴があ
る。図14,15に示したように、流路切替弁15と供
給通路12との間を仕切るように固定仕切板31がボッ
クス9内に固着されている。該固定仕切板31には1個
の球ゲート32が設けられていて、その球ゲート32か
ら案内通路33が延設されている。一方、流路切替弁1
5には、パチンコ球の排出口34と、流路切替弁15の
胴部からスクリューシャフト11に向けて案内板35が
設けられている。払出し通路13と球抜き通路14は、
図16,17に示したように流路切替弁15の周面に沿
って並設されている。なお、流路切替弁15は、前記案
内板35と胴部内面に突設した止片37を、固定仕切板
31に突設したストッパー38に当接させるようにして
回動範囲を規制する。
【0018】而して、ロータリーソレノイド25が消磁
している通常の状態では、流路切替弁15は図16に示
した状態になっており、排出口34が払出し通路13に
連通している。従って、スクリューシャフト11の回転
で案内通路33沿いに送られるパチンコ球は、流路切替
弁15の内部で球送り溝16から外れ、全て払出し通路
13に流れる。そして、前記のように球抜き用のマイク
ロスイッチ27からON信号が発せられると、ロータリ
ーソレノイド25が励磁されて流路切替弁15が図17
のように回転する。この状態では、流路切替弁15の胴
部で払出し通路13が塞がれると共に、排出口34が球
抜き通路14に対応する。従って、スクリューシャフト
11で送られるパチンコ球が全て球抜き通路14から球
抜き樋6に流出する。なお、球抜きが完了したことを球
検出スイッチ21の球無し信号で確認すると、それから
2〜3秒後の間隔をおいてモーター10の停止と共にロ
ータリーソレノイド25が消磁し、流路切替弁15が図
16の初期状態に戻る。
【0019】
【実施例D】図18〜図21は実施例Dを示すもので、
図18はパチンコ球払出し装置の縦断正面図、図19は
図18から流路を切り替えた状態を示す断面図、図20
は図18のY−Y線断面図、図21は図18のZ−Z線
断面図である。この実施例Dは、上記実施例A〜Cがス
クリューシャフト11の回転で強制的に球抜きを実行し
たのに対し、パチンコ球の自然落下で球抜きを行わせる
ようにしたものである。図21に示したように供給通路
12は、スクリューシャフト11の前後に2個設けられ
ており、パチンコ球が球送り溝16の横から嵌まり込む
ようになっている。2個の供給通路12は、スクリュー
シャフト11の軸線に直交する線上に設けられており、
表側の供給通路12の前を球送り溝16が通過するタイ
ミングと、裏側の供給通路12の前を球送り溝16が通
過するタイミングが丁度180度ずれるようになってい
る。なお、以下流路切替弁15、払出し通路13、球抜
き通路14は、両供給通路12の中心線の中央を中心と
して点対称であるため、特に必要がある場合を除いて表
側のものについてのみ説明する。
【0020】球抜き通路14は供給通路12のほぼ真下
に設けられており、払出し通路13はその横に並設され
ている。流路切替弁15は、図18に示したように傾動
自在になるようボックス9内面に軸着されている。この
流路切替弁15には側面クランク形状の球待機部39
と、縦板状のガイド板40が設けられており、該球待機
部39とガイド板40の間からパチンコ球が流出する。
球待機部39とスクリューシャフト11の隙間は、図2
1に示したように球送り溝16にパチンコ球が入った状
態でのみ落下可能な広さであり、従って、球送り溝16
が球待機部39に合致するまでパチンコ球がスクリュー
シャフト11の胴部16aに遮られて停止する。流路切
替弁15の傾動姿勢は、ボックス9の外側に固着したソ
レノイド25によって制御される。すなわち、球待機部
39の底面に突設した係合杆41と、ソレノイド25と
一体の作動杆42が係合状態にあり、図19のようにソ
レノイド25の作動によって流路切替弁15が傾動する
のである。なお、表側の流路切替弁15と裏側の流路切
替弁15は、ボックス9の底壁に軸着したリンク43に
よって連結されており、表側の流路切替弁15が傾動す
るのと一緒に裏側の流路切替弁15も傾動する。また、
前記リンク43には巻きバネ44が装着されており、常
に流路切替弁15が図18の姿勢になるよう付勢してい
る。
【0021】次に、実施例Dのパチンコ球払出し装置4
の作動について説明する。ソレノイド25が消磁してい
る通常時は、流路切替弁15が図18のようになってお
り、供給通路12と払出し通路13が連通する状態にあ
る。そして、図21のように、表側の供給通路12にあ
るパチンコ球は球送り溝16に嵌って球待機部39の上
にあり、裏側の供給通路12にあるパチンコ球はスクリ
ューシャフト11の胴部16aに当たって球待機部39
に落ちることなく停止している。この状態でスクリュー
シャフト11が半回転すると、表側のパチンコ球が横向
きに送られ球待機部39から外れて払出し通路13に落
下する。一方、裏側のパチンコ球は、スクリューシャフ
ト11の半回転により球送り溝16が球待機部39に合
致するため、パチンコ球がその球送り溝16に沿って球
待機部39に落下し、次のスクリューシャフト11の回
転に備える。このようにしてスクリューシャフト11の
半回転に1個づつパチンコ球が払い出されるため、必要
な球数分だけスクリューシャフト11を回転させる。な
お、スクリューシャフト11の端部に設けたモーター制
御板19は、突片18を2枚にしてスクリューシャフト
11の半回転毎にパルスを発生するようになっている。
【0022】次に球抜き操作をする場合は、上記実施例
A〜Cと同様にしてソレノイド25を励磁させる。そう
すると流路切替弁15が図19のように傾動して球抜き
通路14が開放され、逆に払出し通路13がガイド板4
0によって塞がれる。一方、球待機部39が流路切替弁
15の傾動によってスクリューシャフト11の正面から
退くためスクリューシャフト11と流路切替弁15の隙
間が広がる。従って、供給通路12内にあったパチンコ
球が次々と球抜き通路14に流れ出す。そして、球検出
スイッチ21が球無し信号を発してから2〜3秒後にソ
レノイド25を消磁させれば、図18の初期状態に戻
る。以上本発明の実施例について説明したが、もちろん
本発明は上記実施例A〜Dに限定されるものではない。
例えば、上記各実施例はいずれもソレノイド25を使用
して流路切替弁15を切り替えるようにしたが、流路切
替弁15を手動で切り替えるようにしてもよい。また、
実施例A〜Cは、スクリューシャフト11の1回転で1
個のパチンコ球を払い出す構成としたが、スクリューシ
ャフト11の球送り溝16を2条ねじのように2本形成
し、スクリューシャフト11の半回転で1個のパチンコ
球を払い出すようにしてもよい。また、実施例ではスク
リューシャフト11の球送り溝16を一定の深さに形成
したが、パチンコ球のリリースポイントに向けて該球送
り溝16の深さを次第に浅くする構成としてもよい。そ
うすることによりパチンコ球の払い出し動作が円滑に行
える。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明のパチンコ球払出し
装置は、パチンコ球払出し装置自体が球抜き装置の役目
を果たすため球タンク内のパチンコ球を残らず完全に抜
き取ることができる。また、球抜き機構がパチンコ球払
出し装置内に内蔵されているため、機構板に別途球抜き
手段を設ける必要がなく、従って、機構板の構成が簡単
になり、機構板の組立作業の時間が短縮できる。しか
も、本発明のパチンコ球払出し装置は、スクリューシャ
フトを利用することによって構造が極めて簡単になり、
従って、球抜き機構を内蔵しても従来のパチンコ球払出
し装置に比し組み立てが面倒になることもない、等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ球払出し装置の縦断正面図である。
【図2】球抜き状態を示すパチンコ球払出し装置の縦断
正面図である。
【図3】パチンコ球払出し装置の横断平面図である。
【図4】球抜き状態を示すパチンコ球払出し装置の横断
平面図である。
【図5】図1のR−R線断面図である。
【図6】図2のS−S線断面図である。
【図7】パチンコ機の裏面図である。
【図8】実施例Bを示すパチンコ球払出し装置の縦断正
面図である。
【図9】実施例Bの球抜き状態を示すパチンコ球払出し
装置の縦断正面図である。
【図10】図8のT−T線断面図である。
【図11】図9のU−U線断面図である。
【図12】図8のV−V線断面図である。
【図13】図9のW−W線断面図である。
【図14】実施例Cを示すパチンコ球払出し装置の縦断
正面図である。
【図15】実施例Cの流路切替部分を示す分解斜視図で
ある。
【図16】図14のX−X線断面図である。
【図17】図16から流路を切り替えた状態を示す断面
図である。
【図18】実施例Dを示すパチンコ球払出し装置の縦断
正面図である。
【図19】図18から流路を切り替えた状態を示す断面
図である。
【図20】図18のY−Y線断面図である。
【図21】図18のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
4 … パチンコ球払出し装置 13 …
払出し通路 10 … モーター 14 …
球抜き通路 11 … スクリューシャフト 15 …
流路切替弁 12 … 供給通路 16 …
球送り溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ水平状態にして軸承され、外周にパ
    チンコ球移送用の球送り溝を有するスクリューシャフト
    と、 該スクリューシャフトを回転させる駆動用のモーター
    と、 前記スクリューシャフトの球送り溝にパチンコ球を供給
    する供給通路と、 スクリューシャフトの回転によって送られるパチンコ球
    を流出させる払出し通路と、 供給通路にあるパチンコ球を排出する球抜き通路と、 前記払出し通路と球抜き通路を択一的に切り替える流路
    切替弁と、 を一体化してなることを特徴とするパチンコ球払出し装
    置。
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