JP2003024594A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2003024594A
JP2003024594A JP2001214777A JP2001214777A JP2003024594A JP 2003024594 A JP2003024594 A JP 2003024594A JP 2001214777 A JP2001214777 A JP 2001214777A JP 2001214777 A JP2001214777 A JP 2001214777A JP 2003024594 A JP2003024594 A JP 2003024594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door member
ball
game
gaming machine
upper tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001214777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3753961B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Kamitaka
康博 上高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruhon Industry Co Ltd filed Critical Maruhon Industry Co Ltd
Priority to JP2001214777A priority Critical patent/JP3753961B2/ja
Publication of JP2003024594A publication Critical patent/JP2003024594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3753961B2 publication Critical patent/JP3753961B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上受け皿に多数の遊技球が貯留され、遊技球
発射装置への球詰りによる空打ち状態や遊技球の機外へ
のオーバーフローを回避する遊技機を提供すること。 【解決手段】 上受け皿31の正面壁32に回転式またはス
ライド式の扉部材34、34'を形成する。この扉部材を、
ソレノイド60およびプランジャー61を含む扉部材駆動手
段により、遊技機10が大当り状態のときまたは遊技球発
射装置の空打ち状態のとき扉部材駆動手段に通電して扉
部材34、34'を開放して球抜き口36を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、特に
遊技球を使用して遊技するパチンコ機などの遊技球を貯
留して遊技球発射装置へ供給する上受け皿の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機などの遊技機では、球貸しボ
タンを操作して貸し受けた遊技球を遊技盤に打ち込んで
入賞口などに入賞させると、賞球払出装置から所定個数
の賞球が遊技者に払い出される。また、第1種パチンコ
機にあっては、遊技盤に普通図柄表示装置および特別図
柄表示装置が設けられている。遊技球が遊技盤のゲート
または始動領域を通過し、作動契機が成立すると、それ
ぞれ普通および特別図柄表示装置用の乱数が抽出され
る。そして、作動契機の成立により普通図柄表示装置お
よび特別図柄表示装置の図柄変動が開始され、乱数値に
応じて「当り」または「大当り」が演出表示される。
「当り」または「大当り」の場合には、遊技者に利益が
与えられ、「外れ」の場合には、遊技者の利益はない。
【0003】図10は、従来の遊技機の一例を示す主要
部の外観図である。この遊技機110は、遊技場の島設備
に取付けられる縦長の外枠111、この外枠111にヒンジ固
定される前枠112、上方に位置する略正方形の遊技盤12
0、この遊技盤120の前面にヒンジ固定されるガラス枠11
3、遊技盤120の下方に位置する上皿部材130およびこの
上皿部材130の下方に位置する下皿部材140を含んでい
る。
【0004】当業者には周知のように、遊技盤120には
略円形の遊技領域が形成され、その周囲に設けられたガ
イドレールに沿って遊技球が打ち込まれる。遊技領域内
には、複数の入賞口、ゲート、始動領域、普通図柄表示
装置、特別図柄表示装置、大入賞装置およびアウト口な
どが配置されている。
【0005】上皿部材130は、正面壁132を有し遊技球を
貯留して遊技球発射装置へ供給する上受け皿131、この
上受け皿131へ遊技球を供給(または排出)する球出口1
33および球抜きボタン135を備える。上受け皿131の底面
は、球出口133が形成された左側を上流とし、右側を下
流とする傾斜面である。そして、球出口133から供給さ
れる遊技球を整列して右端の球供給口(図示せず)へ案
内し、そこに設けられた整流器を通って遊技球発射装置
へ供給する。球抜きボタン135は、例えば遊技の終了時
に上受け皿131内の全ての遊技球を、整流器を通って排
出する際に操作する。また、上皿部材130の前面には、
カード操作部150が設けられ、遊技者がプリペイドカー
ドを使用して球貸し装置から球を借り受ける際に操作す
る球貸ボタン151およびプリペイドカードの返却を受け
る際に操作する返却ボタン152を有する。
【0006】また、下皿部材140は、下受け皿(遊技球
貯留部)141、発射ハンドル142、球抜き装置143および
灰皿144などを有する。下受け皿141は、上受け皿131か
らオーバーフローした遊技球、または球抜きボタン135
を操作して上受け皿131から抜き取られた遊技球を貯留
する。発射ハンドル142は、遊技者のタッチ(握り)を
タッチセンサが検知し、上述した遊技球発射装置を作動
させると共に回転させることにより、その回転角度に対
応して遊技球発射装置から発射される遊技球の発射強度
を調節する。球抜き装置143は、下受け皿141が満杯時ま
たは遊技終了時に(景品交換のため)下受け皿141内の
遊技球を機外の球受け箱に抜き取る際に操作する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上受
け皿131には、球出口133の裏側に設けられた筒状の連絡
樋部材を通して賞球払出装置などから遊技球が流下す
る。上受け皿131が遊技球で満杯になると、球出口133の
奥の連絡樋部材から溢れて下受け皿141に直接排出され
る。しかし、遊技機が大当り状態などで多数の賞球(遊
技球)が短時間に払い出される場合には、上受け皿131
が遊技球で満杯となり遊技球の圧力で遊技球が遊技球発
射装置へ円滑に供給されなくなり、「球詰まり」を生じ
または遊技球が上受け皿131の前縁を超えて溢れて機外
へ散乱するなどのトラブルを生じる虞があった。
【0008】遊技球が円滑に遊技球発射装置に供給され
ない「球詰り」が生じると、大当り時に大入賞装置の特
定領域を通過する遊技球がなくなるので、遊技者が折角
獲得した大当りの利益を十分に享受できなくなる。ま
た、遊技球が機外に散乱すると、その回収に手間がかか
る。遊技者自身が回収すると、その間に遊技機の稼動が
休止するので、遊技場には不利益を生じる。一方、この
ような場合に、遊技者が球抜きボタン135を操作して上
受け皿131内の遊技球を抜き取ると、遊技球発射装置へ
供給される遊技球がなくなり、上述した事態を生じるこ
ととなる。
【0009】本発明は、従来技術の上述した課題に鑑み
なされたものであり、上受け皿に貯留される遊技球がオ
ーバーフローを生じるほど増加する可能性があるとき、
または遊技球発射装置が球詰りを生じるとき、上受け皿
の余分な遊技球を下受け皿へ直接排出可能にする遊技機
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機は、球貸
し装置から貸し出された遊技球または賞球払出装置から
払い出された遊技球を貯留して遊技球発射装置へ供給す
る上受け皿と、この上受け皿に貯留された遊技球が打ち
込まれて遊技する遊技盤とを有するものであって、上受
け皿の正面壁に設けられた扉部材と、この扉部材を遊技
状態に応じて開放制御して上受け皿に貯留された遊技球
の一部を上受け皿から下受け皿に排出可能にする扉駆動
手段とを備える。
【0011】前記のように、上受け皿の正面壁に扉部材
が設けられ、この扉部材が開放制御されることにより正
面壁に球抜き口が形成されることになるので、遊技状態
に応じて扉部材が開放制御されると、貯留された遊技球
の一部が扉部材を通って球抜き口から下皿の遊技球貯留
部へ流下される。
【0012】このように、遊技状態に応じて扉部材を制
御することにより、多くの遊技球が払出される状態にな
る前に、球抜き口を開放させることが可能となり、上受
け皿内の遊技球の密集状態や球詰りが未然に防止され、
遊技者が遊技球の密集状態を何ら気にすることなく、遊
技球発射装置への遊技球の流れを円滑にすることができ
る。そして、球出口から上受け皿に排出される遊技球
が、上受け皿から機外へオーバーフローして散乱するの
を避けることも可能である。
【0013】さらに、球抜きボタンを操作した場合と異
なり、遊技者の操作に関わらず、扉部材を開放しても上
受け皿には一定数の遊技球を残すことが可能である。こ
こで、球抜き口を、球出口寄りに形成すると残る遊技球
数が多くなり、球供給口寄りに形成すると残る遊技球が
少なくなり、球抜き口を形成する場所に応じて、上受け
皿に残る遊技球の数は、調整可能である。また、扉部材
を設けているので、偶発的または遊技者が意図的に球抜
き口に異物を挿入するのを避けることが可能であると共
に、上受け皿内に貯留される遊技球が比較的少量のとき
に、上受け皿を流下する遊技球が球抜き口へ直接流れ込
むことを防止することが可能となる。
【0014】前記球抜き口は、例えば上皿部材の腰板に
貫通させて形成することにより実現することができる。
これにより、腰板の前面側に貯留される遊技球が球抜き
口を通して腰板の前面側から背面側に移動して、球抜き
口の後方に設ける球抜き流路を通って下皿部材へ移送さ
れることになる。よって、上受け皿内の遊技球の密集状
態を解消して、遊技球の流れを円滑にして球詰まりの原
因を無くすことが可能となる。
【0015】前記扉部材駆動手段は、例えば遊技機が大
当り状態となって賞球が払出されるときに前記扉部材を
開放制御すると良い。ここで、遊技機において、払い出
される遊技球の個数が特に多くなるときは大当り発生に
伴う賞球の払出のときであって、このとき上受け皿に特
に多くの遊技球が貯留されることになるので、遊技球が
密集状態となり易い。よって、このような球詰まりの発
生し易い状態のときに、球抜き口を開放させるよう扉部
材を開放駆動させることにより、オーバーフローや球詰
まりに起因するトラブルを効果的に解消できる。また、
大当りが発生して賞球が払い出される前に、予め球抜き
口を開放させるよう扉部材を開放駆動させておくことに
より、前記トラブルを未然に回避することができると共
に、大当りを予告することにもなるので、興趣の向上に
寄与することができる。
【0016】また、遊技機において、上受け皿に貯留さ
れる遊技球が密集状態となって球詰まりが発生すると、
上皿部材の背面に設けた整流器へ遊技球が流下されなく
なり、発射レールへ発射用の遊技球が供給されなくな
る。このため、遊技者が発射操作を行っても発射が不能
となって、所謂空打ち状態となる。よって、扉部材駆動
手段は、遊技球発射装置が空打ち状態であること、つま
り球詰りの発生を検出したときに、扉部材を開放状態に
するよう駆動制御すると良い。これにより、上受け皿の
遊技球の密集状態に起因する球詰まりを解消することが
できる。
【0017】前記扉部材は、一端に設けた支持軸を中心
に回転して球抜き口を形成する回転式扉部材で構成する
ことができる。この場合、通常状態では球抜き口を閉
じ、異物などが遊技球貯留部へ移送されるのを阻止す
る。そして、遊技状態に応じて、前記扉部材を開放制御
することにより、オーバーフローする遊技球を遊技球貯
留部へ移送させることが可能になる。また、通常は扉部
材で球抜き口が閉じられているので、上受け皿に貯留さ
れる遊技球が比較的少量のときに、上受け皿を流下する
遊技球が球抜き口へ直接流れ込むことを防止することが
可能となる。
【0018】前記扉部材は、前記正面壁に沿って摺動さ
れ、開閉制御により正面壁に球抜き口が形成されるスラ
イド式扉で構成することもできる。この場合、通常状態
では球抜き口が閉じるように位置させておき、遊技状態
に応じて扉部材をスライドさせることにより球抜き口が
開放される。このため、通常状態では、異物などが遊技
球貯留部へ移送されるのを阻止すると共に、上受け皿に
貯留される遊技球が比較的少量のときに、上受け皿を流
下する遊技球が球抜き口へ直接流れ込むことを防止する
ことが可能となる。
【0019】前記扉部材駆動手段としては、扉部材を押
圧するプランジャーを有するソレノイドにより構成する
こともできる。この場合、例えば、通常時はコイルバネ
などの復帰用弾性部材を巻装するなどして設け、常に扉
部材を押圧するようプランジャーを押出す方向に付勢し
て球抜き口を閉塞しておき、遊技状態に応じて発信され
る信号に応じて、プランジャーを退避させるようソレノ
イドを制御することにより実現される。これにより、通
常時は、復帰用弾性部材によって球抜き口を閉塞するよ
う扉部材が維持されており、遊技者が操作部を操作する
ことにより、ソレノイドによりプランジャーが退避さ
れ、これに連動して扉部材が球抜き口を開放するよう駆
動されることになる。
【0020】また、遊技機においては、上受け皿に貯留
される遊技球が満杯になると、払出される遊技球は球出
口の上流側に形成される溢れ球流下路を通して下受け皿
へ排出されることになる。よって、このような上受け皿
から前記下受け皿へ流下する溢れ遊技球を検出する検出
装置を設け、これにより溢れ遊技球が検出されると、前
記扉部材駆動手段は前記扉部材を開放制御すると良い。
つまり、溢れ遊技球の検出を通じて、上受け皿の満杯を
間接的に検出して球抜き口を開放させることにより、遊
技者が遊技球の密集状態発生に気付かなくても、球詰ま
りやオーバーフローに起因するトラブルを解消すること
ができる。
【0021】また、扉部材の開放制御など前記扉部材駆
動手段の駆動状態を終了させる操作部を設けることもで
きる。この場合、例えば前記操作部を遊技者が押圧操作
すると、操作部から発信される検出信号が遊技制御手段
へ送出され、遊技制御手段を介して扉部材が閉塞制御さ
せることにより実現できる。これにより、遊技者の任意
のタイミングで、扉部材を「閉」状態に復帰させること
が可能となる。このため、必要時以外に扉部材が開放す
ることによって発生する、内部への異物の侵入や遊技者
が異物を挿入するいたずらを原因とする遊技機のトラブ
ルを防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による遊技機の好適
な実施形態の構成および動作を、添付図面を参照して詳
細に説明する。
【0023】図1は、本発明による遊技機の第1実施形
態の主要部外観を示す斜視図である。この遊技機10A
は、上受け皿の正面壁に扉部材を設け、この扉部材を遊
技機の遊技状態に応じて自動的に開閉動作させることを
特徴とする。すなわち、この遊技機10Aは、外枠11、前
枠12、ガラス枠13、遊技盤20、上皿部材30および下皿部
材40を備える。これらの構成要素11〜40は、図10を参
照して上述した構成要素111〜140に対応するので、以
下、相違点を中心に説明する。
【0024】本発明による遊技機10Aの最大の特徴は、
上皿部材30の上受け皿31の正面壁32に、遊技球流路に沿
って扉部材34を設け、この扉部材34を遊技機の遊技状態
に応じて開閉動作させることである。この扉部材34を、
図2に拡大斜視図で示す。図2(A)は扉部材34の
「閉」状態であり、図2(B)は「開」状態を示す。こ
の扉部材34は、上受け皿31の遊技球収容部に面する正面
壁32の一部に形成される。この扉部材34は、略長方形の
平板状部34aおよびその一端側に延出する駆動部34cを
有し、支持軸34bを中心に回転可能に構成されている。
【0025】図2(A)に示す扉部材34の「閉」状態で
は、平板状部34aは正面壁32と略同一平面であり、上受
け皿31内を流下する遊技球と干渉することがない。換言
すると、上受け皿31内の遊技球は、正面壁32および平板
状部34aに沿って左(上流)側から右(下流)側へ円滑
に流下する。一方、図2(B)に示す扉部材34の「開」
状態では、平板状部34aが裏側、すなわち正面壁32の面
に対して略直角方向へ回転する。そこで、正面壁32に球
抜き口36が形成される。従って、球出口33から流下する
遊技球の一部が、この球抜き口36を通ってバイパスさ
れ、後述するように下受け皿41へ排出または流下され
る。
【0026】図3は、上皿部材30の裏面を示し、図3
(A)は上皿部材30の全体の裏面図であり、図3(B)
は上皿部材30の扉部材34の裏側部分を示す斜視図であ
る。上述したように、連絡樋部材37から球出口33を経て
上受け皿31へ遊技球が排出される。通常状態では、球出
口33から供給された遊技球は、整流器39へ向けて流下
し、遊技球発射装置へ供給され、例えば1分当り約10
0個の割合で連続して発射される。しかし、扉部材34が
「開」状態にされると、遊技球の一部は、球抜き流路38
を経て下受け皿41へバイパスして移送される。
【0027】次に、図4(A)〜(E)は、扉部材34を
開閉する扉部材駆動手段の動作ステップを示す。扉部材
駆動手段は、図4(A)に示すように、下側のソレノイ
ド60およびプランジャー61と、上側のコイルばね62とに
より構成される。図4(B)および(C)は、それぞれ
扉部材34の「閉」状態における図4(A)の線A−Aお
よび線B−Bに沿う断面図である。また、図4(D)お
よび(E)は、それぞれ扉部材34の「開」状態における
コイルばね62およびプランジャー61の状態を示す。
【0028】通常状態において、扉部材34は、駆動部34
cがコイルばね62により付勢され、また非通電状態にあ
るソレノイド60のプランジャー61で押圧されて、扉部材
34を「閉」状態に付勢する。従って、球抜き口36は、閉
鎖される。一方、遊技機10Aが例えば大当り状態となる
と、遊技制御基板からの制御信号により、ソレノイド60
を通電状態とする。これに伴って、ソレノイド60のプラ
ンジャー61は、扉部材34の駆動部34cを引戻す(左)方
向へ移動する。扉部材34を「閉」状態に付勢する力が消
滅するので、図4(D)(E)に示すように、コイルば
ね62の弾性により扉部材34を、支持軸34bを中心に回転
させて「開」状態とする。従って、球抜き口36が開放さ
れて余剰遊技球を、この球抜き口36を通して球抜き流路
38から下受け皿41へ流下させる。
【0029】本実施形態では、遊技機が大当り状態とな
って多量の遊技球が払出される場合でも、上受け皿内の
遊技球が密集状態になって上受け皿内の遊技球に過大な
押圧力が加えられることがなく、球詰りを生じることな
く遊技球の流れが円滑になる。さらに、このような球抜
き口へ流入する遊技球の円滑な動きは、遊技者とは何ら
関連がなく行われるので、球詰まりの回避または解消す
る操作を遊技者が行う必要がなく、上受け皿の遊技球の
貯留状態に注意をはらわなくても良い。
【0030】また、球抜き口を球供給口の近傍に配置す
ると、この位置では遊技球の圧力が大きいので、オーバ
ーフロー球は確実に遊技球貯留部へ移送可能である。一
方、球抜き口を球出口の近傍に配置すると、球出口から
供給された遊技球が、この球出口の口縁部まで貯留され
たとき遊技球貯留部に移送されるので、下流側に過多の
遊技球が貯留されるのを回避可能である。さらに、球出
口側に球抜き口を形成した場合には、特定の図柄の組合
せにより大当りとなって多くの遊技球が払出されると
き、遊技者の操作に関わらず、上受け皿内に一定数の遊
技球を球抜き口より下流側に残して、これ以外の遊技球
を排出することが可能となる。このとき、球抜き口を、
球出口寄りに形成すると残る遊技球数が多くなり、球供
給口寄りに形成すると残る遊技球が少なくなり、球抜き
口を形成する場所に応じて、上受け皿に残る遊技球の数
は、調整可能である。
【0031】また、本実施形態においては、複数の球抜
き口を横方向に並べて形成することも可能である。この
場合、何らかの原因で一方の球抜き口からオーバーフロ
ーしなかった場合でも他の球抜き口からオーバーフロー
するので一層確実にオーバーフローさせることが可能で
ある。さらに、本実施形態においては、球抜き口の縁部
が正面壁と面一となるよう形成しているが、これに限ら
ず、前記球抜き口の上流側縁部を前方に膨出させて形成
することも可能である。この場合、球出口から流下する
遊技球は球抜き口を迂回し、下流側から上流側へ向けて
貯留される遊技球を確実にオーバーフローさせることが
可能であると共に、球抜き口の上流側縁部が下流側縁部
より前方に突出することになるので、上受け皿に貯留さ
れる遊技球が比較的少量のときに、上受け皿を流下する
遊技球が球抜き口へ直接流れ込むことを防止することが
可能となる。
【0032】次に、図5および図6を参照して、本発明
による遊技機の第2実施形態の主要部構成を説明する。
この第2実施形態は、扉部材として、上述した第1実施
形態の回転式ではなく、スライド式としたことを特徴と
する。図5(A)はこの扉部材34'と正面壁32の断面図
を示し、図5(B)は斜視図を示す。この遊技機の扉部
材34'は、略平板状であり、上受け皿31の正面壁32の面
に平行にスライド(摺動)する。この扉部材34'が左位
置のとき球抜き口36が開放して、この球抜き口36から余
剰遊技球を球抜き流路38へ通過(バイパス)させること
が可能になる。一方、扉部材34'を右方向へスライドさ
せると、球抜き口36は閉鎖され、遊技球は単に正面壁32
に沿って遊技球発射装置へ通過するのみである。
【0033】この扉部材34'には、遊技者が手動操作す
る操作部34dを設けてもよいが、図6(A)〜(D)に
示すように、ソレノイド60、プランジャー61、ラック63
および回転歯車64により構成される扉部材34'の駆動手
段により電動駆動されるのが好ましい。この回転歯車64
は、スライド式扉部材34'の裏面に形成された歯65と係
合する。図6(A)は、正面壁32、扉部材34'およびそ
の駆動手段の位置関係を示す正面図である。図6(B)
は、ソレノイド60によりプランジャー61が延出した扉部
材34'の「閉」状態を示す上面図である。一方、図6
(C)は、ソレノイド60によりプランジャー61が引戻さ
れた扉部材34'の「開」状態を示す上面図である。図6
(D)は、扉部材34'とその駆動手段との動作説明用の
斜視図である。
【0034】本発明による遊技機の第2実施形態におけ
る扉部材34'の動作を説明する。ソレノイド60が非通電
状態である通常状態では、プランジャー61は延出してお
り、扉部材34'は図6(B)に示すように「閉」状態で
ある。しかし、例えば遊技機が大当り状態となり、多数
の賞球が払い出され上受け皿31がオーバーフローする可
能性が生じると、遊技機の遊技制御基板に搭載された主
制御回路から制御信号が送出され、ソレノイド60を通電
状態にする。その結果、プランジャー61は、引き戻さ
れ、その先端に設けられたラック63が歯車64の内側に形
成された小径歯車と係合して、これを回転する。歯車64
の外側に形成された大径歯車と係合する扉部材34'の歯6
5により、扉部材34'を左側にスライドさせる。そこで、
球抜き口36は球抜き流路38と連通し、余剰遊技球を下受
け皿41に効果的にバイパスさせるので、上受け皿31から
遊技球がオーバーフローするのを予防することが可能で
ある。なお、同心円状の2個の歯車を有する歯車64のギ
ア比は、プランジャー61の移動距離と扉部材34'の移動
量とに応じて適宜選定される。
【0035】上述した第1および第2実施形態におい
て、ソレノイド60の通電時間は、遊技機が大当り状態と
なり大当り動作に要する時間を予測して、例えば5分間
としてもよい。しかし、大当り動作に要する時間は変化
し、しかも上受け皿31から遊技球がオーバーフローする
期間も変化する。そこで、図7に示すように、上受け皿
31から球抜き口36および球抜き流路38を経由して下受け
皿41へ流下する遊技球の溢れ球流下路に検出装置(セン
サ)70を設け、この検出装置70の検出信号によりソレノ
イド60の通電時間を制御してもよい。
【0036】次に、図8を参照して、本発明による遊技
機の第3実施形態を説明する。この遊技機10Cは、上受
け皿31から遊技球発射装置への遊技球発射通路の球詰り
状態に起因する「空打ち状態」を検出する空打ち検出装
置71を備えることを特徴とする。扉部材は、上述した第
1実施形態の回転式扉部材34または第2実施形態のスラ
イド式扉部材34'の何れであってもよい。
【0037】この空打ち検出装置71は、遊技球の発射レ
ール71の近傍に発射球を検出可能に配置される。遊技者
が発射ハンドル42を操作中(例えばある角度以上に回
転)であるにもかかわらず遊技球が発射されないのは、
上受け皿31が遊技球で満杯になり、遊技球の圧力で遊技
球が円滑に遊技球発射装置へ移動しないのが普通であ
る。そこで、この空打ち検出装置71により「空打ち状
態」を検出すると、遊技機10C内の遊技制御基板の主制
御回路によりソレノイド60を通電させる制御信号を送出
する。その結果、扉部材34または34'が開放し、球抜き
口36が形成されるので、余剰遊技球を球抜き流路38を通
って下受け皿41へ流下させ、球詰り状態の解消を図る。
【0038】次に、図9を参照して、本発明による遊技
機の第4実施形態を説明する。この遊技機10Dは、
「開」状態の扉部材を強制的に「閉」状態にする機能を
備えている。扉部材は、上述した回転式扉部材34または
スライド式扉部材34'の何れにも適用可能である。この
遊技機10Dでは、上皿部材30の正面に設けられたカード
操作部80の球貸ボタン81および返却ボタン82間に操作部
83を配置する。この操作部83を遊技者が押圧操作する
と、検出信号が上述した制御回路へ送出され、扉部材34
または34'を開閉制御するソレノイド60の通電状態を遮
断する。これにより、扉部材34、34'は「閉」状態に復
帰する。必要時以外に扉部材34、34'が開放している
と、異物が内部に侵入したり、遊技者が異物を挿入する
いたずらをして、遊技機のトラブルの原因となるので、
これを防止する。
【0039】以上、本発明による遊技機の各種実施形態
の構成および動作を説明した。しかし、これらの実施形
態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定
するものではない。本発明の要旨を逸脱することなく、
特定用途に応じて種々の変形変更が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明による遊技機によると、次のような実用上の顕著な効
果を奏することができる。上受け皿の正面壁に扉部材が
設けられ、この扉部材が開放制御されることにより正面
壁に球抜き口が形成されることになるので、遊技状態に
応じて扉部材が開放制御されると、貯留された遊技球の
一部が扉部材を通って球抜き口から下皿の遊技球貯留部
へ流下される。
【0041】このように、遊技状態に応じて扉部材を制
御することにより、多くの遊技球が払出される状態にな
る前に、球抜き口を開放させることが可能となり、上受
け皿内の遊技球の密集状態や球詰りが未然に防止され、
遊技者が遊技球の密集状態を何ら気にすることなく、遊
技球発射装置への遊技球の流れを円滑にすることができ
る。そして、球出口から上受け皿に排出される遊技球
が、上受け皿から機外へオーバーフローして散乱するの
を避けることも可能である。
【0042】さらに、球抜きボタンを操作した場合と異
なり、遊技者の操作に関わらず、扉部材を開放しても上
受け皿には一定数の遊技球を残すことが可能である。こ
こで、球抜き口を、球出口寄りに形成すると残る遊技球
数が多くなり、球供給口寄りに形成すると残る遊技球が
少なくなり、球抜き口を形成する場所に応じて、上受け
皿に残る遊技球の数は、調整可能である。また、扉部材
を設けているので、偶発的または遊技者が意図的に球抜
き口に異物を挿入するのを避けることが可能であると共
に、上受け皿内に貯留される遊技球が比較的少量のとき
に、上受け皿を流下する遊技球が球抜き口へ直接流れ込
むことを防止することが可能となる。
【0043】前記球抜き口は、例えば上皿部材の腰板に
貫通させて形成することにより実現することができる。
これにより、腰板の前面側に貯留される遊技球が球抜き
口を通して腰板の前面側から背面側に移動して、球抜き
口の後方に設ける球抜き流路を通って下皿部材へ移送さ
れることになる。よって、上受け皿内の遊技球の密集状
態を解消して、遊技球の流れを円滑にして球詰まりの原
因を無くすことが可能となる。
【0044】前記扉部材駆動手段は、例えば遊技機が大
当り状態となって賞球が払出されるときに前記扉部材を
開放制御すると良い。ここで、遊技機において、払い出
される遊技球の個数が特に多くなるときは大当り発生に
伴う賞球の払出のときであって、このとき上受け皿に特
に多くの遊技球が貯留されることになるので、遊技球が
密集状態となり易い。よって、このような球詰まりの発
生し易い状態のときに、球抜き口を開放させるよう扉部
材を開放駆動させることにより、オーバーフローや球詰
まりに起因するトラブルを効果的に解消できる。また、
大当りが発生して賞球が払い出される前に、予め球抜き
口を開放させるよう扉部材を開放駆動させておくことに
より、前記トラブルを未然に回避することができると共
に、大当りを予告することにもなるので興趣の向上に寄
与することができる。
【0045】また、遊技機において、上受け皿に貯留さ
れる遊技球が密集状態となって球詰まりが発生すると、
上皿部材の背面に設けた整流器へ遊技球が流下されなく
なり、発射レールへ発射用の遊技球が供給されなくな
る。このため、遊技者が発射操作を行っても発射が不能
となって、所謂空打ち状態となる。よって、扉部材駆動
手段は、遊技球発射装置が空打ち状態であること、つま
り球詰りの発生を検出したときに、扉部材を開放状態に
するよう駆動制御すると良い。これにより、上受け皿の
遊技球の密集状態に起因する球詰まりを解消することが
できる。
【0046】前記扉部材は、一端に設けた支持軸を中心
に回転して球抜き口を形成する回転式扉部材で構成する
ことができる。この場合、通常状態では球抜き口を閉
じ、異物などが遊技球貯留部へ移送されるのを阻止す
る。そして、遊技状態に応じて、前記扉部材を開放制御
することにより、オーバーフローする遊技球を遊技球貯
留部へ移送させることが可能になる。また、通常は扉部
材で球抜き口が閉じられているので、上受け皿に貯留さ
れる遊技球が比較的少量のときに、上受け皿を流下する
遊技球が球抜き口へ直接流れ込むことを防止することが
可能となる。
【0047】前記扉部材は、前記正面壁に沿って摺動さ
れ、開閉制御により正面壁に球抜き口が形成されるスラ
イド式扉で構成することもできる。この場合、通常状態
では球抜き口が閉じるように位置させておき、遊技状態
に応じて扉部材をスライドさせることにより球抜き口が
開放される。このため、通常状態では、異物などが遊技
球貯留部へ移送されるのを阻止すると共に、上受け皿に
貯留される遊技球が比較的少量のときに、上受け皿を流
下する遊技球が球抜き口へ直接流れ込むことを防止する
ことが可能となる。
【0048】前記扉部材駆動手段としては、扉部材を押
圧するプランジャーを有するソレノイドにより構成する
こともできる。この場合、例えば、通常時はコイルバネ
などの復帰用弾性部材を巻装するなどして設け、常に扉
部材を押圧するようプランジャーを押出す方向に付勢し
て球抜き口を閉塞しておき、遊技状態に応じて発信され
る信号に応じて、プランジャーを退避させるようソレノ
イドを制御することにより実現される。これにより、通
常時は、復帰用弾性部材によって球抜き口を閉塞するよ
う扉部材が維持されており、遊技者が操作部を操作する
ことにより、ソレノイドによりプランジャーが退避さ
れ、これに連動して扉部材が球抜き口を開放するよう駆
動されることになる。
【0049】また、遊技機においては、上受け皿に貯留
される遊技球が満杯になると、払出される遊技球は球出
口の上流側に形成される溢れ球流下路を通して下受け皿
へ排出されることになる。よって、このような上受け皿
から前記下受け皿へ流下する溢れ遊技球を検出する検出
装置を設け、これにより溢れ遊技球が検出されると、前
記扉部材駆動手段は前記扉部材を開放制御すると良い。
つまり、溢れ遊技球の検出を通じて、上受け皿の満杯を
間接的に検出して球抜き口を開放させることにより、遊
技者が遊技球の密集状態発生に気付かなくても、球詰ま
りやオーバーフローに起因するトラブルを解消すること
ができる。
【0050】また、扉部材の開放制御など前記扉部材駆
動手段の駆動状態を終了させる操作部を設けることもで
きる。この場合、例えば前記操作部を遊技者が押圧操作
すると、操作部から発信される検出信号が遊技制御手段
へ送出され、遊技制御手段を介して扉部材が閉塞制御さ
せることにより実現できる。これにより、遊技者の任意
のタイミングで、扉部材を「閉」状態に復帰させること
が可能となる。このため、必要時以外に扉部材が開放す
ることによって発生する、内部への異物の侵入や遊技者
が異物を挿入するいたずらを原因とする遊技機のトラブ
ルを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊技機の第1実施形態の主要部斜
視図である。
【図2】図1に示す遊技機の上受け皿の正面壁および扉
部材を示す斜視図であり、(A)は扉部材の「閉」状
態、(B)は「開」状態を示す。
【図3】図1に示す遊技機の上皿部材の裏面を示し、
(A)は上皿部材全体の背面図であり、(B)は球抜き
流路の斜視図である。
【図4】図2に示す扉部材およびその周辺の動作説明図
であり、(A)は正面図、(B)および(C)はそれぞ
れ扉部材の「閉」状態を示す(A)中の線A-Aおよび
線B−Bに沿う断面図、(D)および(E)は扉部材が
「開」状態の(B)、(C)に対応する図である。
【図5】本発明による遊技機の第2実施形態の扉部材を
示し、(A)は断面図、(B)は斜視図である。
【図6】図5に示す扉部材の動作説明図であり、(A)
は正面図、(B)および(C)はそれぞれ扉部材の
「閉」状態および「開」状態、(D)は扉部材とその駆
動手段の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明による遊技機の第1または第2実施形態
に使用可能な検出装置を示す図である。
【図8】本発明による遊技機の第3実施形態の斜視図で
ある。
【図9】本発明による遊技機の第4実施形態の主要部斜
視図である。
【図10】従来の遊技機の一例を示す部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 遊技機 20 遊技盤 30 上皿部材 31 上受け皿 32 正面壁 33 球出口 34、34' 扉部材 36 偶抜き口 38 球抜き流路 40 下皿部材 41 下受け皿 60 ソレノイド 61 プランジャー 62 コイルばね 63 ラック 64 歯車 70、71 検出装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球貸し機構から貸し出された遊技球また
    は賞球払出装置から払い出された遊技球を貯留して遊技
    球発射装置へ供給する上受け皿と、該上受け皿に貯留さ
    れた遊技球が打ち込まれて遊技する遊技盤とを有する遊
    技機において、 前記上受け皿の正面壁に設けられた扉部材と、該扉部材
    を遊技状態に応じて開放制御して前記上受け皿に貯留さ
    れた遊技球の一部を前記上受け皿から下受け皿に排出可
    能にする扉部材駆動手段とを備えることを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】 前記球抜き口は、前記上皿部材の腰板に
    形成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記扉部材駆動手段は、前記遊技機が大
    当り状態のとき前記扉部材を開放状態にすることを特徴
    とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記扉部材駆動手段は、前記遊技球発射
    装置が空打ち状態であることを検出したとき、前記扉部
    材を開放状態にすることを特徴とする請求項1または2
    に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記扉部材は、一端に設けた支持軸を中
    心に回転して球抜き口を形成する回転式扉部材であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記扉部材は、前記正面壁に沿って摺動
    され、該正面壁に形成された球抜き口を開閉するスライ
    ド式扉部材であることを特徴とする請求項1ないし4の
    何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記扉部材駆動手段は、ソレノイドおよ
    びプランジャーを含むことを特徴とする請求項1から6
    の何れかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記上受け皿から前記下受け皿へ流下す
    る溢れ遊技球を検出する検出装置を設け、前記扉部材駆
    動手段は、前記検出装置により溢れ遊技球が検出される
    とき、前記扉部材を開放制御することを特徴とする請求
    項1ないし7の何れかに記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記扉部材駆動手段の駆動状態を終了さ
    せる操作部を備えることを特徴とする請求項1ないし8
    の何れかに記載の遊技機。
JP2001214777A 2001-07-16 2001-07-16 遊技機 Expired - Fee Related JP3753961B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001214777A JP3753961B2 (ja) 2001-07-16 2001-07-16 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001214777A JP3753961B2 (ja) 2001-07-16 2001-07-16 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003024594A true JP2003024594A (ja) 2003-01-28
JP3753961B2 JP3753961B2 (ja) 2006-03-08

Family

ID=19049538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001214777A Expired - Fee Related JP3753961B2 (ja) 2001-07-16 2001-07-16 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3753961B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187359A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2009219512A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Daikoku Denki Co Ltd パチンコ遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187359A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2009219512A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Daikoku Denki Co Ltd パチンコ遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3753961B2 (ja) 2006-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4247318B2 (ja) 遊技機
JP2005034480A (ja) 遊技機
JP2003024594A (ja) 遊技機
JP2009131390A (ja) 遊技機
JP2004089521A (ja) パチンコ玉集計装置
JP3716963B2 (ja) パチンコ遊技機
JP3922598B2 (ja) 遊技球の玉箱への直接払出が可能なパチンコ遊技機
JP4344410B2 (ja) カード式パチンコ遊技機の球払出装置
JP2000000357A (ja) カード式パチンコ遊技機の球払出装置
JPH01155881A (ja) 弾球遊技機
JP3784669B2 (ja) 遊技機
JP3403356B2 (ja) 遊技機
JP2004337532A (ja) 遊技機
JP2689067B2 (ja) ゲーム装置
JPH0631045A (ja) ゲーム機
JP4216757B2 (ja) スロットマシン及び遊技機
JP4628478B2 (ja) カード式パチンコ遊技機
JP2003024597A (ja) 遊技機
JP2000176124A (ja) 遊技機
JP3938400B2 (ja) 遊技球の玉箱への直接払出が可能なパチンコ遊技機
JPH1147385A (ja) パチンコ遊技機
JP3938398B2 (ja) 遊技球の玉箱への直接払出が可能なパチンコ遊技機
JPS6324972A (ja) 弾球遊技機
JP3938399B2 (ja) 遊技球の玉箱への直接払出が可能なパチンコ遊技機
JP2002153647A (ja) カード式パチンコ遊技機の球払出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050404

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151222

Year of fee payment: 10

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees