JP3041553B2 - パチンコ球払出し装置 - Google Patents

パチンコ球払出し装置

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JP3041553B2 JP3351653A JP35165391A JP3041553B2 JP 3041553 B2 JP3041553 B2 JP 3041553B2 JP 3351653 A JP3351653 A JP 3351653A JP 35165391 A JP35165391 A JP 35165391A JP 3041553 B2 JP3041553 B2 JP 3041553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、景品球や貸球等を遊技
客に払い出すパチンコ球払出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の機構板には、景品球を球受
皿に払い出すためのパチンコ球払出し装置が装着されて
いる。そして、現在は、そのパチンコ球払出し装置を利
用して貸球の払出しをも行うようにするため、1個単位
でパチンコ球の払い出し個数が制御できるようにしたも
のがある(特開昭63−164977号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなパチンコ
球払出し装置は、景品球と貸球を払出すから作動頻度が
高く、払い出し動作の円滑性が重要な課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みなさ
れたもので、周にパチンコ球移送用の球送り溝を有す
るスクリューシャフトと、該スクリューシャフトを回転
させる駆動用のモーターと、前記スクリューシャフトの
球送り溝にパチンコ球を供給する供給通路と、スクリュ
ーシャフトの回転によって送られるパチンコ球を流出さ
せる払出し通路と、を有し、前記球送り溝の深さをパチ
ンコ球のリリースポイントに向けて次第に浅くなるよう
にしたパチンコ球払出し装置を提供するものである。
【0005】
【作用】本発明のパチンコ球払出し装置は、球送り溝の
深さをパチンコ球のリリースポイントに向けて次第に浅
くするようにしたため、球離れが良くなってパチンコ球
の払い出し動作が円滑になる。
【0006】
【実施例A】以下に本発明の実施例Aを図1〜図7を参
照しつつ説明する。なお、図1はパチンコ球払出し装置
の縦断正面図、図2は球抜き状態を示すパチンコ球払出
し装置の縦断正面図、図3はパチンコ球払出し装置の横
断平面図、図4は球抜き状態を示すパチンコ球払出し装
置の横断平面図、図5は図1のR−R線断面図、図6は
図2のS−S線断面図、図7はパチンコ機の裏面図であ
る。
【0007】パチンコ機Pの裏面には、図7に示したよ
うに機構板1が装着されている。該機構板1には、上か
ら順に、パチンコ球を貯める球タンク2と、球タンク2
のパチンコ球を流す導出樋3と、該導出樋3の流下端に
接続するパチンコ球払出し装置4と、該パチンコ球払出
し装置4に連通していてパチンコ球を景品球や貸球とし
て球受皿(図示せず)に導く払出し樋5と、同じくパチ
ンコ球払出し装置4に連通していて前記球タンク2のパ
チンコ球をパチンコ機設置島側に排出する球抜き樋6が
設けられている。
【0008】また、機構板1にはさらに、入賞したパチ
ンコ球(入賞球)を集める入賞球集合樋7と、該入賞球
集合樋7の入賞球を1個づつ処理して入賞信号を発する
入賞球処理装置8が設けられている。
【0009】前記パチンコ球払出し装置4は、直方体形
状のボックス9の外側にモーター10(ステッピングモ
ーター)をビス止めし、該ボックス9に、スクリューシ
ャフト11、供給通路12、払出し通路13、球抜き通
路14、及び、流路切替弁15を組み付けたものであ
る。
【0010】前記スクリューシャフト11は、合成樹脂
の丸軸の外周にスクリュー状の球送り溝16(U溝)を
刻設したものである。そして、該スクリューシャフト1
1は、一端に回転軸17を突設してそれをボックス9の
軸受けに挿通すると共に、他端に前記モーター10の出
力軸を直結し、以て、モーター10の回転力によって図
5矢示方向に回転するようになっている。なお、スクリ
ューシャフト11のモーター10側の端部には1枚の突
片18を突設したモーター制御板19が固着されてお
り、このモーター制御板19の突片18を挟むようにし
て赤外光を利用した透過型光検出器20がボックス9側
に固着されている。
【0011】パチンコ球払出し装置4内の供給通路12
は、スクリューシャフト11の中央真上に位置してお
り、球検出スイッチ21を介して前記機構板1側の導出
樋3に連通している。また、供給通路12の上壁の高さ
は、球送り溝16にパチンコ球が嵌まった状態でそのパ
チンコ球の上端がぶつからず、且つ、スクリューシャフ
ト11の胴部16a(球送り溝16以外の部分)に載っ
たパチンコ球が上壁にぶつかって移動できない寸法に設
定されている。
【0012】パチンコ球払出し装置4の払出し通路13
は、ボックス9の前面外部に突設されており、前記流路
切替弁15を介して供給通路12と連通する。該払出し
通路13の球出口は、パチンコ球の通過を検出する通過
スイッチ22を介して前記機構板1側の払出し樋5に連
通している。
【0013】一方、パチンコ球払出し装置4の球抜き通
路14は、ボックス9の底壁に穿設した透孔であり、前
記流路切替弁15を介して供給通路12と連通し、且
つ、前記機構板1側の球抜き樋6と連通している。
【0014】流路切替弁15は、前記払出し通路13と
球抜き通路14を択一的に切り替えるものであって、供
給通路12と払出し通路13とを連通させる払出し部2
3と、供給通路12と球抜き通路14とを連通させる球
抜き部24とを並設し、ボックス9の底面に固着したソ
レノイド25の駆動によってスクリューシャフト11沿
いに摺動する。該流路切替弁15は、ソレノイド25が
消磁している通常の状態では、図5のように払出し部2
3の底板23aが球抜き通路14を塞ぐ。また、ソレノ
イド25が励磁すると、図6のように球抜き部24の側
板24aが払出し通路13を塞ぐ。
【0015】なお、機構板1の縁には、パチンコ機Pの
前枠26に設けられている球抜き用の透孔(図示せず)
に対応してマイクロスイッチ27が装着されており、該
マイクロスイッチ27のON信号を受けて前記ソレノイ
ド25が作動する。
【0016】次にパチンコ球払出し装置4の作動につい
て説明する。先ず、モーター10が停止している静止状
態では、図1,2実線のように、供給通路12内のパチ
ンコ球がスクリューシャフト11の球送り溝16に嵌っ
ている。このパチンコ球は、上から球圧が加わっている
ため球送り溝16から飛び出すことはなく停止状態で安
定している。
【0017】而して、パチンコ遊技中に入賞球が発生す
ると、前記入賞球処理装置8が入賞信号を発し、その入
賞信号を受け前記球検出スイッチ21のパチンコ球有り
信号を確認してモーター10が作動し、スクリューシャ
フト11が回転する。そうすると、球送り溝16内のパ
チンコ球が払出し通路13側に向かって移動し、スクリ
ューシャフト11が半回転する前に図5のように球送り
溝16から外れ、払出し通路13に流れ出る。
【0018】一方、次のパチンコ球は、先のパチンコ球
の移動に伴ってスクリューシャフト11上に落下する
が、球送り溝16が回って来るまで胴部16aに載って
いる。前記のように胴部16aと供給通路12の上壁の
間隔はパチンコ球が通過できない広さであるため、次の
パチンコ球は払出し通路13に流れることなく停止して
いる。そして、スクリューシャフト11が1回転すると
待機中のパチンコ球が球送り溝16に嵌まり、次の回転
に備える。
【0019】このようにモーター10の1回転でパチン
コ球が1個払い出されるから、前記入賞信号に対してス
クリューシャフト11が15回転し、15個のパチンコ
球を払出し通路13に払い出す。なお、モーター10の
制御は前記透過型光検出器20のパルスを利用して行
う。すなわち、スクリューシャフト11の回転と一緒に
モーター制御板19が回転するため、1回転毎にその突
片18で透過型光検出器20の光が透過・遮断される。
従って、透過型光検出器20がスクリューシャフト11
の1回転毎にパルスを送出するから、そのパルスと、前
記通過スイッチ22のパチンコ球有りの信号によってパ
チンコ球が1個放出されたものと判断するのである。
【0020】以上入賞信号によってパチンコ球を15個
放出する場合について説明したが、7個出し用の入賞信
号を受けた場合や、25個の貸球命令を受けた場合も同
様に作動する。
【0021】次に、球タンク2のパチンコ球を機外に排
出する必要がある場合は、先ず、前記前枠26の球抜き
用の透孔にピンを差し込んでマイクロスイッチ27をO
Nさせる。これによってパチンコ球払出し装置4のソレ
ノイド25が励磁され、図2,図4のように流路切替弁
15が摺動し、払出し部23に代わって球抜き部24が
供給通路12に連通する。
【0022】一方、前記マイクロスイッチ27のON信
号による流路切替弁15の作動に遅れてモーター10も
作動し、供給通路12のパチンコ球が流路切替弁15を
介して次々と球抜き通路14から球抜き樋6に排出され
る。
【0023】そして、パチンコ球が全て無くなると、前
記球検出スイッチ21の球有り信号が球無し信号に変わ
る。この球無し信号を受けてから2〜3秒後にモーター
10が停止し、同時にソレノイド25も消磁する。これ
によって流路切替弁15が図1,3の初期位置に復動し
て供給通路12と払出し通路13が連通する。
【0024】
【実施例B】図8〜図13は実施例Bを示すもので、図
8はパチンコ球払出し装置の縦断正面図、図9は球抜き
状態を示すパチンコ球払出し装置の縦断正面図、図10
は図8のT−T線断面図、図11は図9のU−U線断面
図、図12は図8のV−V線断面図、図13は図9のW
−W線断面図である。
【0025】この実施例Bは、前記実施例Aの流路切替
弁15を回転式にしたものであり、ドラム型の流路切替
弁15をスクリューシャフト11の胴部16aに回転可
能に嵌めると共に、スクリューシャフト11の回転軸1
7を流路切替弁15に軸支させ、さらに流路切替弁15
を、ボックス9の外側に固着したロータリーソレノイド
25の駆動軸28に直結した構造である。
【0026】該流路切替弁15は、実施例Aと同様、払
出し部23と球抜き部24を横に並設したものであり、
供給通路12と接する側面に払出し部23と球抜き部2
4に夫々連通する払出しゲート29及び球抜きゲート3
0を開口させたものである。一方、ボックス9の外側に
は、流路切替弁15の払出し部23と球抜き部24の夫
々に対応させて払出し通路13と球抜き通路14が突設
されている。
【0027】而して、ロータリーソレノイド25が消磁
している通常の状態では、図10のように払出しゲート
29が供給通路12に連通しているからモーター10の
回転で送られるパチンコ球が全て払出し通路13に流れ
る。
【0028】そして、前記のように球抜き用のマイクロ
スイッチ27からON信号が発せられると、ロータリー
ソレノイド25が励磁されて流路切替弁15が90度回
転する。この状態では、図11のように払出しゲート2
9が供給通路12から外れ、図13のように球抜きゲー
ト30が供給通路12に合致する。一方、マイクロスイ
ッチ27のON信号による流路切替弁15の作動に遅れ
てモーター10も作動し、パチンコ球が全て球抜き通路
14に流れ出る。
【0029】なお、球抜きが完了したことを球検出スイ
ッチ21の球無し信号で確認すると、それから2〜3秒
の間隔をおいてモーター10が停止すると共にロータリ
ーソレノイド25が消磁し、流路切替弁15が図10,
12の初期状態に戻る。
【0030】
【実施例C】図14〜図17は実施例Cを示すもので、
図14はパチンコ球払出し装置の縦断正面図、図15は
流路切替部分を示す分解斜視図、図16は図14のX−
X線断面図、図17は図16から流路を切り替えた状態
を示す断面図である。
【0031】この実施例Cは、前記実施例Bと同じく回
転式の流路切替弁15を使用するが、実施例Bに較べて
球抜き時のパチンコ球の移動量が短い特徴がある。図1
4,15に示したように、流路切替弁15と供給通路1
2との間を仕切るように固定仕切板31がボックス9内
に固着されている。該固定仕切板31には1個の球ゲー
ト32が設けられていて、その球ゲート32から案内通
路33が延設されている。一方、流路切替弁15には、
パチンコ球の排出口34と、流路切替弁15の胴部から
スクリューシャフト11に向けて案内板35が設けられ
ている。
【0032】払出し通路13と球抜き通路14は、図1
6,17に示したように流路切替弁15の周面に沿って
並設されている。なお、流路切替弁15は、前記案内板
35と胴部内面に突設した止片37を、固定仕切板31
に突設したストッパー38に当接させるようにして回動
範囲を規制する。
【0033】而して、ロータリーソレノイド25が消磁
している通常の状態では、流路切替弁15は図16に示
した状態になっており、排出口34が払出し通路13に
連通している。従って、スクリューシャフト11の回転
で案内通路33沿いに送られるパチンコ球は、流路切替
弁15の内部で球送り溝16から外れ、全て払出し通路
13に流れる。
【0034】そして、前記のように球抜き用のマイクロ
スイッチ27からON信号が発せられると、ロータリー
ソレノイド25が励磁されて流路切替弁15が図17の
ように回転する。この状態では、流路切替弁15の胴部
で払出し通路13が塞がれると共に、排出口34が球抜
き通路14に対応する。従って、スクリューシャフト1
1で送られるパチンコ球が全て球抜き通路14から球抜
き樋6に流出する。
【0035】なお、球抜きが完了したことを球検出スイ
ッチ21の球無し信号で確認すると、それから2〜3秒
後の間隔をおいてモーター10の停止と共にロータリー
ソレノイド25が消磁し、流路切替弁15が図16の初
期状態に戻る。
【0036】
【実施例D】図18〜図21は実施例Dを示すもので、
図18はパチンコ球払出し装置の縦断正面図、図19は
図18から流路を切り替えた状態を示す断面図、図20
は図18のY−Y線断面図、図21は図18のZ−Z線
断面図である。
【0037】この実施例Dは、上記実施例A〜Cがスク
リューシャフト11の回転で強制的に球抜きを実行した
のに対し、パチンコ球の自然落下で球抜きを行わせるよ
うにしたものである。
【0038】図21に示したように供給通路12は、ス
クリューシャフト11の前後に2個設けられており、パ
チンコ球が球送り溝16の横から嵌まり込むようになっ
ている。2個の供給通路12は、スクリューシャフト1
1の軸線に直交する線上に設けられており、表側の供給
通路12の前を球送り溝16が通過するタイミングと、
裏側の供給通路12の前を球送り溝16が通過するタイ
ミングが丁度180度ずれるようになっている。
【0039】なお、以下流路切替弁15、払出し通路1
3、球抜き通路14は、両供給通路12の中心線の中央
を中心として点対称であるため、特に必要がある場合を
除いて表側のものについてのみ説明する。
【0040】球抜き通路14は供給通路12のほぼ真下
に設けられており、払出し通路13はその横に並設され
ている。流路切替弁15は、図18に示したように傾動
自在になるようボックス9内面に軸着されている。この
流路切替弁15には側面クランク形状の球待機部39
と、縦板状のガイド板40が設けられており、該球待機
部39とガイド板40の間からパチンコ球が流出する。
球待機部39とスクリューシャフト11の隙間は、図2
1に示したように球送り溝16にパチンコ球が入った状
態でのみ落下可能な広さであり、従って、球送り溝16
が球待機部39に合致するまでパチンコ球がスクリュー
シャフト11の胴部16aに遮られて停止する。流路切
替弁15の傾動姿勢は、ボックス9の外側に固着したソ
レノイド25によって制御される。すなわち、球待機部
39の底面に突設した係合杆41と、ソレノイド25と
一体の作動杆42が係合状態にあり、図19のようにソ
レノイド25の作動によって流路切替弁15が傾動する
のである。
【0041】なお、表側の流路切替弁15と裏側の流路
切替弁15は、ボックス9の底壁に軸着したリンク43
によって連結されており、表側の流路切替弁15が傾動
するのと一緒に裏側の流路切替弁15も傾動する。ま
た、前記リンク43には巻きバネ44が装着されてお
り、常に流路切替弁15が図18の姿勢になるよう付勢
している。
【0042】次に、実施例Dのパチンコ球払出し装置4
の作動について説明する。ソレノイド25が消磁してい
る通常時は、流路切替弁15が図18のようになってお
り、供給通路12と払出し通路13が連通する状態にあ
る。そして、図21のように、表側の供給通路12にあ
るパチンコ球は球送り溝16に嵌って球待機部39の上
にあり、裏側の供給通路12にあるパチンコ球はスクリ
ューシャフト11の胴部16aに当たって球待機部39
に落ちることなく停止している。
【0043】この状態でスクリューシャフト11が半回
転すると、表側のパチンコ球が横向きに送られ球待機部
39から外れて払出し通路13に落下する。一方、裏側
のパチンコ球は、スクリューシャフト11の半回転によ
り球送り溝16が球待機部39に合致するため、パチン
コ球がその球送り溝16に沿って球待機部39に落下
し、次のスクリューシャフト11の回転に備える。
【0044】このようにしてスクリューシャフト11の
半回転に1個づつパチンコ球が払出されるため、必要な
球数分だけスクリューシャフト11を回転させる。な
お、スクリューシャフト11の端部に設けたモーター制
御板19は、突片18を2枚にしてスクリューシャフト
11の半回転毎にパルスを発生するようになっている。
【0045】次に球抜き操作をする場合は、上記実施例
A〜Cと同様にしてソレノイド25を励磁させる。そう
すると流路切替弁15が図19のように傾動して球抜き
通路14が開放され、逆に払出し通路13がガイド板4
0によって塞がれる。一方、球待機部39が流路切替弁
15の傾動によってスクリューシャフト11の正面から
退くためスクリューシャフト11と流路切替弁15の隙
間が広がる。従って、供給通路12内にあったパチンコ
球が次々と球抜き通路14に流れ出す。そして、球検出
スイッチ21が球無し信号を発してから2〜3秒後にソ
レノイド25を消磁させれば、図18の初期状態に戻
る。
【0046】而して、本発明は、上記実施例A〜Dにお
いて、球送り溝16の深さを、図示しないが、パチンコ
球のリリースポイントに向けて次第に浅くする構成とし
たものである。そうすることによりパチンコ球の払い出
し動作が円滑に行える。
【0047】以上本発明を実施例について説明したが、
もちろん本発明は上記実施例A〜Dに限定されるもので
はない。例えば、上記各実施例はいずれもソレノイド2
5を使用して流路切替弁15を切り替えるようにした
が、流路切替弁15を手動で切り替えるようにしてもよ
い。また、実施例A〜Cは、スクリューシャフト11の
1回転で1個のパチンコ球を払い出す構成としたが、ス
クリューシャフト11の球送り溝16を2条ねじのよう
に2本形成し、スクリューシャフト11の半回転で1個
のパチンコ球を払い出すようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明のパチンコ球払出し
装置は、球送り溝の深さをパチンコ球のリリースポイン
トに向けて次第に浅くするようにしたため、球離れが良
くなってパチンコ球の払い出し動作が円滑になる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ球払出し装置の縦断正面図である。
【図2】 球抜き状態を示すパチンコ球払出し装置の縦
断正面図である。
【図3】 パチンコ球払出し装置の横断平面図である。
【図4】 球抜き状態を示すパチンコ球払出し装置の横
断平面図である。
【図5】 図1のR−R線断面図である。
【図6】 図2のS−S線断面図である。
【図7】 パチンコ機の裏面図である。
【図8】 実施例Bを示すパチンコ球払出し装置の縦断
正面図である。
【図9】 実施例Bの球抜き状態を示すパチンコ球払出
し装置の縦断正面図である。
【図10】 図8のT−T線断面図である。
【図11】 図9のU−U線断面図である。
【図12】 図8のV−V線断面図である。
【図13】 図9のW−W線断面図である。
【図14】 実施例Cを示すパチンコ球払出し装置の縦
断正面図である。
【図15】 実施例Cの流路切替部分を示す分解斜視図
である。
【図16】 図14のX−X線断面図である。
【図17】 図16から流路を切り替えた状態を示す断
面図である。
【図18】 実施例Dを示すパチンコ球払出し装置の縦
断正面図である。
【図19】 図18から流路を切り替えた状態を示す断
面図である。
【図20】 図18のY−Y線断面図である。
【図21】 図18のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
4 … パチンコ球払出し装置 10 … モーター 11 … スクリューシャフト 12 … 供給通路 13 … 払出し通路 14 … 球抜き通路 15 … 流路切替弁 16 … 球送り溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周にパチンコ球移送用の球送り溝を有
    するスクリューシャフトと、 該スクリューシャフトを回転させる駆動用のモーター
    と、 前記スクリューシャフトの球送り溝にパチンコ球を供給
    する供給通路と、 スクリューシャフトの回転によって送られるパチンコ球
    を流出させる払出し通路と、を有し、 前記球送り溝の深さをパチンコ球のリリースポイントに
    向けて次第に浅くなるようにした ことを特徴とするパチ
    ンコ球払出し装置。
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