JPH0516090A - チヤツク装置 - Google Patents

チヤツク装置

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Publication number
JPH0516090A
JPH0516090A JP19352691A JP19352691A JPH0516090A JP H0516090 A JPH0516090 A JP H0516090A JP 19352691 A JP19352691 A JP 19352691A JP 19352691 A JP19352691 A JP 19352691A JP H0516090 A JPH0516090 A JP H0516090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
arms
operating member
chuck device
longitudinal direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP19352691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nakamura
忠 中村
Hiroshi Nishikawa
弘史 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP19352691A priority Critical patent/JPH0516090A/ja
Publication of JPH0516090A publication Critical patent/JPH0516090A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チヤック装置の構成を簡単にし、切削加工、
組立作業等を容易にすること、アームの回動操作が確実
にできるようにすることである。 【構成】 作動部材6を支持部材2に軸心長手方向に移
動自在に装着すると共に、少なくとも3本のアーム3を
支持部材2に該作動部材6を囲むよう放射状に装着し、
作動部材6を軸心長手方向に移動することにより各アー
ム3を同時に回動させるように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空円筒状物の内周面を
押圧して把持するチヤック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、中空円筒状物の内周面を押圧し
て把持する場合は、図4に示すような構成のチヤック装
置が使用されている。図中、31はロボット等の可動腕
30の端部に取付けた第1支持部材であり、流体シリン
ダー33と第2支持部材32が一体的に取付けてある。
34は第2支持部材32に軸心長手方向に移動自在に取
付けた作動部材であり、流体シリンダー33のピストン
ロッド33aに連結具35によって一体的に取付けてあ
る。そして、先端部が半球状に形成してある。37は作
動部材34を囲むよう放射状に第2支持部材32に軸体
36によって回動自在に取付けたアームであり、肩部3
7aに作動部材34の半球状部34aが接触している。
38は第1支持部材31に軸受39によって移動自在に
取付けた杆体であり、端部が連結具40とピン41によ
ってアーム37に連結してある。42は該杆体38に挿
着したバネであり、常時杆体38を突出させてアーム3
7の先端把持部(図示せず)を(ロ)方向に回動する。
そして、流体シリンダー33のピストンロッド33aと
共に、作動部材34が突出するとアーム37の先端把持
部(図示せず)が(イ)方向に向って回動して中空円筒
状物50を内周面より押圧して把持し、作動部材34が
引っ込むとアーム37の先端把持部(図示せず)がバネ
42の押圧力によって(ロ)方向に向って回動して中空
円筒状物50の把持を解除する。
【0003】上述の流体シリンダー33には圧力調節
弁、電磁切替弁等を有する圧空供給用管(図示せず)が
連結してあり、制御装置からの動作指令信号、あるい
は、作業者の操作により圧空供給路が切り替えられる。
【0004】上述のようなチヤック装置においては、各
アームを(ロ)方向に回動させ中空円筒状物の把持を解
除するために、各アーム37に対応して杆体38とバネ
42が設置してあり、チヤック装置の構成が複雑である
ばかりでなく、各アーム毎に、アームの復帰装置を設置
しなければならず部品点数が非常に多くなる。また、各
アーム37をバネ42の押圧力によって杆体38を移動
させてアーム37を回動させるようになっているため、
杆体38の摺動部、アーム37の回動部等の潤滑不良、
あるいは、埃等の付着によって移動抵抗、回動抵抗が大
きくなってアーム37の回動不良を発生するという問題
があり、さらに、作動部材34が突出時にバネ42が抗
力として作用するため、流体シリンダー33の効率が低
下するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の課題は、チヤッ
ク装置の構成が複雑であり、部品点数が多いため、切削
加工、組立作業等に多くの時間を必要とするという点で
ある。
【0006】第2の課題は、アームの回動操作が確実に
できないという点である。
【0007】第3の課題は、流体シリンダーの効率が悪
いという点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1から第3の課題を解
決するために、作動部材を支持部材に軸心長手方向に移
動自在に装着すると共に、少なくとも3本のアームを支
持部材に前記作動部材を囲むよう放射状に装着し、作動
部材が軸心長手方向に移動することにより各アームを同
時に回動せしめる構成にしてある。
【0009】
【実施例】図1は本発明のチヤック装置の1実施例を示
す正面図、図2は図1におけるZ−Z矢視図であって、
図中、2はロボット等の可動腕1の端部に取付けた支持
部材であり、放射状に6箇所L字形のアーム3が軸体4
によって回動自在に取付けてある。該アーム3の先端把
持部3bには、緩衝用の合成ゴム、合成樹脂等のキヤッ
プ12が接着材、あるいは、硫化、融着等により一体的
に取付けるのが好ましい。5はアーム3の肩部3aに近
接した位置においてアームの片側、あるいは両側に突設
したピンである。該ピン5を使用せずアーム3自体に突
起を形成することもできる。6は支持部材2の軸心部に
軸心長手方向に移動自在に取付けた作動部材であり、先
端部6aが半球状に形成してある。7は支持部材2に取
付けた流体シリンダーであり、ピストンロッド7aが連
結具8によって作動部材6に一体的に取付けてある。9
は作動部材6の先端部6aに螺着した捩子体であり、円
盤10が軸心長手方向に移動できるように取付けてあ
る。該円盤10にはアーム3の位置する箇所に該アーム
3が当接しないように凹状の溝10aが形成してある。
11は捩子体9の頭部9aと円盤10の間に取付けたバ
ネであり、常時円盤10を作動部材6の先端部6a側に
押圧する。
【0010】上述の流体シリンダー7には圧力調節弁、
電磁切替弁等を有する圧空供給用管(図示せず)が連結
してあり、制御装置からの動作指令信号、あるいは、作
業者の操作により供給路を切り替えて流体シリンダー7
に圧空を供給する。
【0011】そして、圧空を流体シリンダー7に供給し
てピストンロッド7aと共に作動部材6を突出すると、
図3に示すように作動部材6の先端部6aの半球状部に
よって各アーム3の肩部3aが押し下げられ、各アーム
3が軸体4を支点にして先端把持部3bが(イ)方向に
回動して中空円筒状物20の内壁をキヤップ12によっ
て押圧して把持する。次いで、流体シリンダー7に対す
る圧空の供給位置を変えてピストンロッド7aと共に作
動部材6を引っ込めると、作動部材6の先端部に取り付
けた円盤10の平面10bによってピン5が持ち上げら
れ、各アーム3が軸体4を支点にして先端把持部3bが
(ロ)方向に回動して筒状物20の把持を解除する。
【0012】また、作動部材6が引っ込んだ時に、各ア
ーム3の先端把持部3bが平行な状態になるよう円盤1
0の位置を捩子体9とバネ11によって調節し、部品の
加工、組立誤差等によるピン5位置のバラツキはバネ1
1によって吸収させる。
【0013】上述のチヤック装置は、作動部材6を支持
部材2に軸心長手方向に移動自在に装着すると共に、少
なくとも3本のアーム3を支持部材2に該作動部材6を
囲むよう放射状に装着し、作動部材6を軸心長手方向に
移動することにより各アーム3を同時に回動させるよう
にしてあるため、チヤックの構成が簡単になり、各部品
の切削加工、組立作業が容易であると共に、中空円筒状
物20の把持、把持解除操作を確実に行なうことができ
た。
【0014】また、作動部材6を突出することによりア
ーム3を押圧して回動させて物品を把持し、該作動部材
6を引込めることによりアーム3を反対方向に回動させ
て物品の把持を解除させるようにし、作動部材6に、ア
ーム3の肩部3aに当接する押圧部6aを形成すると共
に、アーム3に突設したピン5に係合する円盤10を取
り付けてあるため、アーム3の回動操作を確実に行なう
ことができ、中空円筒状物20の把持、把持解除操作が
確実にできた。
【0015】
【発明の効果】本発明のチヤック装置は、作動部材を支
持部材に軸心長手方向に移動自在に装着すると共に、少
なくとも3本のアームを支持部材に前記作動部材を囲む
よう放射状に装着し、作動部材が軸心長手方向に移動す
ることにより各アームを同時に回動せしめるようにして
あるため、チヤックの構成が簡単になり、各部品の切削
加工、組立作業が容易であると共に、中空円筒状物の把
持、把持解除操作を確実に行なうことができる。
【0016】また、作動部材を突出することによりアー
ムを押圧して回動させて物品を把持し、該作動部材を引
込めることによりアームを反対方向に回動させて物品の
把持を解除せしめるようにし、作動部材に、アームの肩
部に当接する押圧部と、アームの突起部に係合する引掛
け部を形成してあるため、各アームの回動操作を確実に
行なうことができ、中空円筒状物の把持、把持解除操作
が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチヤック装置の1実施例を示す概略正
面図である。
【図2】図1におけるZ−Z矢視図である。
【図3】本発明のチヤック装置の把持状態を示す概略図
である。
【図4】従来のチヤック装置の1実施例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 可動腕 2 支持部材 3 アーム 4 軸体 5 ピン 6 作動部材 7 流体シリンダー 9 捩子体 10 円盤 11 バネ 12キヤップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動部材を支持部材に軸心長手方向に移
    動自在に装着すると共に、少なくとも3本のアームを支
    持部材に前記作動部材を囲むよう放射状に装着し、作動
    部材が軸心長手方向に移動することにより各アームを同
    時に回動せしめるようにしたことを特徴とするチヤック
    装置。
  2. 【請求項2】 作動部材を突出することによりアームを
    押圧して回動させて物品を把持し、該作動部材を引込め
    ることによりアームを反対方向に回動させて物品の把持
    を解除せしめるようにしたことを特徴とする請求項1の
    チヤック装置。
  3. 【請求項3】 作動部材に、アームの肩部に当接する押
    圧部と、アームの突起部に係合する引掛け部を形成せし
    めたことを特徴とする請求項2のチヤック装置。
JP19352691A 1991-07-08 1991-07-08 チヤツク装置 Pending JPH0516090A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2753698A1 (fr) * 1996-09-18 1998-03-27 Moderne Mecanique Mandrin de retenue pour le serrage d'un tube de verre
JP2006267506A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 円筒状基材支持用治具

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