JPH05160638A - 圧電発振器 - Google Patents

圧電発振器

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JPH05160638A
JPH05160638A JP3320660A JP32066091A JPH05160638A JP H05160638 A JPH05160638 A JP H05160638A JP 3320660 A JP3320660 A JP 3320660A JP 32066091 A JP32066091 A JP 32066091A JP H05160638 A JPH05160638 A JP H05160638A
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chip island
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Masayuki Kikushima
正幸 菊島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】樹脂モールドされた圧電発振器において、内蔵
した圧電振動子の外側ケースとインナーリード端子とが
接触しない構造を有する圧電発振器を提供する。 【構成】チップアイランドの周辺部又はチップアイラン
ド支持用吊りバーに突起状のバーを設け、圧電振動子を
固定した構成による圧電発振器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂モールドされた圧電
発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】ICチップを実装したチップアイランド
の下側に圧電振動子を内蔵し樹脂モールドした従来の圧
電発振器を図4に示す。このように従来の技術は、圧電
振動子のシリンダー形ケースの大きさに比較してチップ
アイランドの大きさが充分大きくシリンダー形ケースの
全長をカバーしていた。つまりチツプアイランドのみで
圧電振動子のシリンダ形ケースを規制していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チップ
アイランドの大きさに比べ、圧電振動子のシリンダー形
ケースが大きい場合は、実装時の圧電振動子のシリンダ
ー形ケースの端面の傾きや、インナーリードの端面のバ
タツキにより、シリンダー形ケース端面とインナーリー
ド端面とが接し電気的にショートするという課題を有す
る。
【0004】そこで本発明は、このような課題を解決す
るもので、その目的とするところはチップアイランドの
周辺部及び吊りバーに突起状バーを形成することによ
り、チップアイランドより外側の圧電振動子のシリンダ
ー形ケースの傾きを押え固定した圧電発振器を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の圧電発振器は、
少なくとも1つ以上のICチップと、1つ以上の圧電振
動子をリードフレーム上に実装した後樹脂モールドする
圧電発振器において、チツプアイランドの周辺部に少な
くとも1つ以上の突起状バーをチップアイランドから飛
び出させて形成したことを特徴とする。また、チツプア
イランドを支持している吊りバーの周辺部に少なくとも
1つ以上の突起状バーを吊りバーから飛び出させて形成
したことを特徴とする。またチップアイランド及び吊り
バーを圧電振動子のシリンダー形ケース長より長くディ
プレスしたことを特徴とする。更にチップアイランド及
び吊りバーより飛び出させた突起状バーを、チップアイ
ランド及び吊りバー平面よりさらにディプレスしたこと
を特徴とする。
【0006】
【実施例】本発明の圧電発振器の1実施例を、水晶振動
子を用いたPLCC(QFJ)パッケージタイプの水晶
発振器を例として図1(a)、図1(b)及び図2によ
り説明する。
【0007】図1(a)及び図1(b)に示すように、
チップアイランド1にICチップ2がマウントされてお
り、ICチップ2の各パッドとチップアイランド1の周
囲4方を取り囲むインナーリード端子3とが、ボンディ
ング線4により電気的に接続されている。矩形状AT水
晶発振片等を内包する水晶振動子5は、チップアイラン
ド1のICチップ2のマウント面の対面にそのリード端
子6を、ICチップ2の水晶振動子を発振させるための
パッド(CMOS型IC等の際はゲート及びドレイン端
子)に接続されたリード端子3の途中に、溶接、半田付
け、導電性接着剤等の方法で固定されている。以上の水
晶振動子5とICチップ2の取り付けられたリードフレ
ーム7をモールド型にセットし、リード端子3の外方向
を残してトランスファーモールド等により樹脂モールド
する。その後リード端子3のダムバーを切断、リード曲
げ加工してPLCCパッケージタイプの水晶発振器が得
られる。
【0008】ここで本実施例のポイントは、水晶振動子
5のシリンダー形ケース8に比較して、チップアイラン
ド1の面積が小さく、水晶振動子5のシリンダー形ケー
ス8の端面側9、10は、チップアイランド1の外側に
はみ出ており、水晶振動子5の溶接時等の応力やリード
端子6の曲がり等により、端面側9、10が上側に傾
き、端面側9、10の付近のリード端子11、12、1
3、14等と接しやすい。またリード端子11、12、
13、14のバタツキも考慮しなければならず、このた
めにも水晶振動子5のシリンダー形ケース8の端面側
9、10の上側への傾きはおさえなければならない。こ
こで、チップアイランド1の周辺部に突起状バー15、
16を設けることにより、チップアイランド1では押さ
えられない端面側9、10を、この突起状バー15、1
6で押さえることができる。これにより水晶振動子5の
シリンダー形ケース8とリード端子11、12、13、
14とが接し、電気的ショートを引き起こすような事故
を防ぐことができる。ここで、突起状バー16は、チッ
プアイランド1を支持する吊りバー17から延びてい
る。また、本実施例で用いている水晶振動子5はシリン
ダー形であるが、ケース外形は楕円形でも平型でも良
い。
【0009】更に図2に示すように、チップアイランド
1はディプレス加工が施されている。ディプレス加工範
囲は、水晶振動子5のシリンダー形ケース8の長手方向
寸法より長くなされており、必ず水晶振動子5は、チッ
プアイランド1、吊りバー17及び突起状バー15、1
6により上側に傾かないよう規制されている。本実施例
では、チップアイランド1、吊りバー17及び突起状バ
ー15、16は同一平面にディプレス加工されており、
チップアイランド1の周囲4方を取り囲むインナーリー
ド端子3と接しないようディプレス量を管理されてい
る。
【0010】図3は、突起状バー15、16を更に2段
ディプレス(チップアイランド及び吊りバー平面より、
さらにディプレス加工している)した実施例であり、こ
の様にディプレス量を増やすことにより水晶振動子5の
シリンダー形ケース8とチップアイランド1の周囲4方
を取り囲むインナーリード端子3とを確実に放すことが
できる。
【0011】以上、本発明の圧電発振器についてPLC
C(QFP:QuadFlat J-Leaded Package)形状の水晶
発振器の実施例を説明したが、本発明はそれに限るもの
でなくQFP(Quad Flat Package )、QFI(Quad F
Lat I-Leaded Package)、QFN(Quad Flat Non-Lead
ed Package)等のパッケージにたいして適用できる。
【0012】
【発明の効果】以上に示す本発明の圧電発振器によれ
ば、チップアイランドの周辺部やチップアイランドの吊
りバーに、突起状バーを設けることにより、圧電振動子
とインナーリード端子とが接触して、ショート不良とな
る危険性を防ぐことができ、高信頼性の圧電発振器が得
られる。
【0013】又、圧電振動子の全長より長くチップアイ
ランド及びチップアイランドの吊りバーをディプレス加
工することにより、圧電振動子の実装時のズレを吸収す
ることができ、圧電振動子とインナーリード端子との間
隔が確実に確保できる。
【0014】又、圧電振動子の接続されたリード間に突
起状バーを設けることにより、圧電振動子のリード端子
相互間におけるノイズ等の影響を受けなくなり、安定し
た発振が得られる。
【0015】又、突起状バーを多数設けることにより、
ICチップから発生する熱の放熱効果も上がり、高信頼
性の圧電発振器が得られる。特に高周波タイプの圧電発
振器や多出力発振器(PLL)等は、ICチップの発振
回りが発熱度合が高く、この周辺に突起状バーを設ける
ことにより、更に放熱効果が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電発振器の1実施例として、PLC
C(QFJ)形状の水晶発振器を示す図。(a)は平面
図、(b)は側面図。
【図2】チップアイランド及び吊りバーをディプレス加
工した図。
【図3】突起状バーを2段ディプレス加工した図。
【図4】従来の圧電発振器の1実施例として、PLCC
(QFJ)形状の水晶発振器を示す図。(a)は平面
図。(b)は側面図。
【符号の説明】
1 チップアイランド 2 ICチップ 3 インナーリード端子 4 ボンディング線 5 水晶振動子 6 リード端子 7 リードフレーム 8 シリンダー形ケース 9、10 端面側 11、12、13、14 リード端子 15、16 突起状バー 17 吊りバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つ以上のICチップと、1つ
    以上の圧電振動子をリードフレーム上に実装した後、樹
    脂モールドする圧電発振器において、前記チツプアイラ
    ンドの周辺部に少なくとも1つ以上の突起状バーをチッ
    プアイランドから飛び出させて形成したことを特徴とす
    る圧電発振器。
  2. 【請求項2】少なくとも1つ以上のICチップと、1つ
    以上の圧電振動子をリードフレーム上に実装した後、樹
    脂モールドする圧電発振器において、前記チツプアイラ
    ンドを支持している吊りバーの周辺部に少なくとも1つ
    以上の突起状バーを吊りバーから飛び出させて形成した
    ことを特徴とする圧電発振器。
  3. 【請求項3】少なくとも1つ以上のICチップと、1つ
    以上の圧電振動子をリードフレーム上に実装した後、樹
    脂モールドする圧電発振器において、前記チップアイラ
    ンド及び吊りバーを圧電振動子のシリンダー形ケース長
    より長くディプレスしたことを特徴とする圧電発振器。
  4. 【請求項4】少なくとも1つ以上のICチップと、1つ
    以上の圧電振動子をリードフレーム上に実装した後、樹
    脂モールドする圧電発振器において、前記チツプアイラ
    ンド及び吊りバーより飛び出させた突起状バーを、チッ
    プアイランド及び吊りバー平面よりさらにディプレスし
    たことを特徴とする圧電発振器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209022A (ja) * 2007-03-19 2007-08-16 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd Pll制御発振器
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JP2013232544A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Lapis Semiconductor Co Ltd 樹脂封止方法および半導体装置の製造方法

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