JPH05159326A - フォーカス制御装置 - Google Patents
フォーカス制御装置Info
- Publication number
- JPH05159326A JPH05159326A JP32443091A JP32443091A JPH05159326A JP H05159326 A JPH05159326 A JP H05159326A JP 32443091 A JP32443091 A JP 32443091A JP 32443091 A JP32443091 A JP 32443091A JP H05159326 A JPH05159326 A JP H05159326A
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- Japan
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- signal
- gain
- recording medium
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録可能領域(RW領域)と再生専用領域
(ROM領域)をもつディスクの記録再生を行う光学式
記録再生装置において、フォ−カス制御系のゲイン、あ
るいはオフセットを各領域で設定し、常に安定した制御
性能を確保し、種々のディスクに対応できる機能の高い
装置を提供することを目的とする。 【構成】 マイクロコンピュ−タ24はパ−シャルRO
Mディスク上のRW領域でトラッキング制御系のオフセ
ット及びゲインを調整し、その設定値を内蔵のRAMに
記憶する。次にROM領域で同様に調整し、その設定値
を内蔵のRAMに記憶する。この後記録あるいは再生を
行うためにRW領域、ROM領域を検索したときに、そ
れぞれの領域に対応したRAM上のオフセット値、ゲイ
ン値を再設定する。またRW領域、ROM領域を検索し
た後、記録、再生を行う前にフォ−カス制御系のオフセ
ット、ゲインを再調整する。
(ROM領域)をもつディスクの記録再生を行う光学式
記録再生装置において、フォ−カス制御系のゲイン、あ
るいはオフセットを各領域で設定し、常に安定した制御
性能を確保し、種々のディスクに対応できる機能の高い
装置を提供することを目的とする。 【構成】 マイクロコンピュ−タ24はパ−シャルRO
Mディスク上のRW領域でトラッキング制御系のオフセ
ット及びゲインを調整し、その設定値を内蔵のRAMに
記憶する。次にROM領域で同様に調整し、その設定値
を内蔵のRAMに記憶する。この後記録あるいは再生を
行うためにRW領域、ROM領域を検索したときに、そ
れぞれの領域に対応したRAM上のオフセット値、ゲイ
ン値を再設定する。またRW領域、ROM領域を検索し
た後、記録、再生を行う前にフォ−カス制御系のオフセ
ット、ゲインを再調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レ−ザ等の光源を用い
て光学的に記録媒体上に信号を記録する、あるいは記録
媒体上の信号を再生する光学式記録再生装置において利
用され、特に同一の記録媒体上に書換え領域(RW領
域)と読み出し専用領域(ROM領域)が混在するパ−
シャルROMディスク対応の光学式記録再生装置のフォ
−カス制御装置に関するものである。
て光学的に記録媒体上に信号を記録する、あるいは記録
媒体上の信号を再生する光学式記録再生装置において利
用され、特に同一の記録媒体上に書換え領域(RW領
域)と読み出し専用領域(ROM領域)が混在するパ−
シャルROMディスク対応の光学式記録再生装置のフォ
−カス制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光学式記録再生装置における制御
系は、マイクロコンピュ−タの導入により、その自動調
整機能、学習機能が開発され搭載されている。従来のフ
ォ−カス制御装置では、例えば特開平1−89034号
公報に記載されてるように、制御系のル−プゲインの調
整を装置の起動時に自動的に最適値に調整するものがあ
る。
系は、マイクロコンピュ−タの導入により、その自動調
整機能、学習機能が開発され搭載されている。従来のフ
ォ−カス制御装置では、例えば特開平1−89034号
公報に記載されてるように、制御系のル−プゲインの調
整を装置の起動時に自動的に最適値に調整するものがあ
る。
【0003】以下に従来のフォ−カス制御装置いついて
説明する。図8は従来のフォ−カス制御装置の構成を示
すブロック図である。半導体レ−ザ等の光源1より発生
した光ビ−ム8はカップリングレンズ2で平行光にされ
た後、偏光ビ−ムスプリッタ3で反射され、λ/4板4
(λは光ビ−ムの波長)を通過し、収束レンズ5によっ
て収束され、モ−タ6によって回転しているディスク7
に照射される。ディスク7からの光ビ−ムの反射光は、
収束レンズ5、λ/4板4をおよび偏光ビ−ムスプリッ
タ3を通過し、集光レンズ9を介し分割ミラ−10で2
方向に分割される。分割された光ビ−ム11は2分割構
造の光検出器12に入力される。光検出器12の出力
A、Bは各々プリアンプ13A、13Bで増幅された
後、差動増幅器14に入力される。ここで 集光レンズ
9と分割ミラ−10とでナイフエッジ検出法を構成して
おり、差動増幅器14の出力より、フォ−カスずれ信号
を得ることができる。
説明する。図8は従来のフォ−カス制御装置の構成を示
すブロック図である。半導体レ−ザ等の光源1より発生
した光ビ−ム8はカップリングレンズ2で平行光にされ
た後、偏光ビ−ムスプリッタ3で反射され、λ/4板4
(λは光ビ−ムの波長)を通過し、収束レンズ5によっ
て収束され、モ−タ6によって回転しているディスク7
に照射される。ディスク7からの光ビ−ムの反射光は、
収束レンズ5、λ/4板4をおよび偏光ビ−ムスプリッ
タ3を通過し、集光レンズ9を介し分割ミラ−10で2
方向に分割される。分割された光ビ−ム11は2分割構
造の光検出器12に入力される。光検出器12の出力
A、Bは各々プリアンプ13A、13Bで増幅された
後、差動増幅器14に入力される。ここで 集光レンズ
9と分割ミラ−10とでナイフエッジ検出法を構成して
おり、差動増幅器14の出力より、フォ−カスずれ信号
を得ることができる。
【0004】また分割ミラ−で分割されたもう一方の光
ビ−ム15は、2分割構造の光検出器16に入力されて
おり、この光検出器16の出力C、Dの差出力をとるよ
うに構成すれば、ディスク7上の光ビ−ムがトラック上
を正しく走査するように制御するためトラックずれ信号
を得ることができるが、本発明とは直接関係しないので
説明を省略する。
ビ−ム15は、2分割構造の光検出器16に入力されて
おり、この光検出器16の出力C、Dの差出力をとるよ
うに構成すれば、ディスク7上の光ビ−ムがトラック上
を正しく走査するように制御するためトラックずれ信号
を得ることができるが、本発明とは直接関係しないので
説明を省略する。
【0005】フォ−カスずれ信号はフォ−カス制御系の
位相を補償するための位相補償回路17、制御系のゲイ
ンを調整するための合成回路18、ゲイン調整回路1
9、電力増幅するための駆動回路20を介し、フォ−カ
ス制御素子21に入力されている。よってフォ−カス制
御素子21は、ディスク7上の光ビ−ムが常に所定の収
束状態となるように駆動される。
位相を補償するための位相補償回路17、制御系のゲイ
ンを調整するための合成回路18、ゲイン調整回路1
9、電力増幅するための駆動回路20を介し、フォ−カ
ス制御素子21に入力されている。よってフォ−カス制
御素子21は、ディスク7上の光ビ−ムが常に所定の収
束状態となるように駆動される。
【0006】次にこの従来のフォ−カス制御装置におけ
るゲインの調整方法について説明する。
るゲインの調整方法について説明する。
【0007】装置の電源が投入されたり、あるいはディ
スク7が交換されると、ディスク7が回転し、光源1が
光り、フォ−カス制御及びトラッキング制御がかかる。
外乱発生回路25は一定周波数の信号を合成回路18に
入力し、制御系に外乱を加える。その外乱信号及び応答
信号をAD変換器22、23でマイクロコンピュ−タ2
4に取り込む。マイクロコンピュ−タ24はその二つの
信号を演算処理し、ル−プゲインあるいは入力した外乱
信号とその応答信号の位相差を測定する。その測定した
ゲインあるいは位相差に応じて、ゲイン調整回路19を
動作させ、フォ−カス制御系が所定のル−プゲインとな
るように調整を行っていた。
スク7が交換されると、ディスク7が回転し、光源1が
光り、フォ−カス制御及びトラッキング制御がかかる。
外乱発生回路25は一定周波数の信号を合成回路18に
入力し、制御系に外乱を加える。その外乱信号及び応答
信号をAD変換器22、23でマイクロコンピュ−タ2
4に取り込む。マイクロコンピュ−タ24はその二つの
信号を演算処理し、ル−プゲインあるいは入力した外乱
信号とその応答信号の位相差を測定する。その測定した
ゲインあるいは位相差に応じて、ゲイン調整回路19を
動作させ、フォ−カス制御系が所定のル−プゲインとな
るように調整を行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の技術において、同一の記録媒体上にテルル(Te)
等の金属酸化膜あるいは磁性膜で形成された書換え領域
(RW領域)と凹凸のピット構造の読み出し専用領域
(ROM領域)が混在するパ−シャルROMディスクを
用いて再生あるいは記録をする場合に、そのROM領域
では凹凸によって光ビ−ムがけられ、S/N等の信号品
質が変わるので、RW領域とはル−プゲインに差が生じ
る場合がある。
来の技術において、同一の記録媒体上にテルル(Te)
等の金属酸化膜あるいは磁性膜で形成された書換え領域
(RW領域)と凹凸のピット構造の読み出し専用領域
(ROM領域)が混在するパ−シャルROMディスクを
用いて再生あるいは記録をする場合に、そのROM領域
では凹凸によって光ビ−ムがけられ、S/N等の信号品
質が変わるので、RW領域とはル−プゲインに差が生じ
る場合がある。
【0009】したがって例えばRW領域でル−プゲイン
を調整し、ROM領域にそのまま移動する、またはRO
M領域でル−プゲインを調整し、RW領域にそのまま移
動すると、ル−プゲインが変化して、制御性能が劣化す
るという課題を有していた。
を調整し、ROM領域にそのまま移動する、またはRO
M領域でル−プゲインを調整し、RW領域にそのまま移
動すると、ル−プゲインが変化して、制御性能が劣化す
るという課題を有していた。
【0010】また同様にROM領域とRW領域とでは光
ビ−ムの最適な収束状態に対応するフォ−カス制御の目
標位置にも差異が生じる場合もあり、RW領域で目標位
置すなわち制御系のオフセットを調整し、ROM領域に
そのまま移動する、またはROM領域で制御系のオフセ
ットを調整し、RW領域にそのまま移動すると、片方の
領域でフォ−カスずれが生じて、装置の性能を劣化する
という課題を有していた。
ビ−ムの最適な収束状態に対応するフォ−カス制御の目
標位置にも差異が生じる場合もあり、RW領域で目標位
置すなわち制御系のオフセットを調整し、ROM領域に
そのまま移動する、またはROM領域で制御系のオフセ
ットを調整し、RW領域にそのまま移動すると、片方の
領域でフォ−カスずれが生じて、装置の性能を劣化する
という課題を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、制御
系のゲイン、オフセットを自動的に調整、学習する場合
に、RW領域、ROM領域いずれの領域でも正確にゲイ
ン、あるいはオフセットを設定し、常に安定した制御性
能を確保し、種々のディスクに対応できる機能の高い装
置を提供することを目的とする。
系のゲイン、オフセットを自動的に調整、学習する場合
に、RW領域、ROM領域いずれの領域でも正確にゲイ
ン、あるいはオフセットを設定し、常に安定した制御性
能を確保し、種々のディスクに対応できる機能の高い装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のフォ−カス制御装置は、記録可能領域と再
生専用領域とを備える記録媒体に光ビ−ムを収束照射す
る収束手段と、前記収束手段により収束された光ビ−ム
の収束点を記録媒体面と略垂直な方向に移動する移動手
段と、記録媒体上の光ビ−ムの収束状態に対応した信号
を発生する収束状態検出手段と、前記収束状態検出手段
の信号に応じて前記移動手段を駆動し、記録媒体上に照
射している光ビ−ムの収束状態が略一定になるように制
御するフォ−カス制御手段と、前記フォ−カス制御手段
に外乱信号を加える外乱印加手段と、前記外乱信号およ
びこの外乱信号が印加された時の前記収束状態検出手段
の信号をもとにフォ−カス制御手段の伝達関数を演算す
る演算手段と、前記演算手段の演算結果に応じて、前記
フォ−カス制御手段の伝達関数を調整するゲイン調整手
段とを有し、前記記録媒体の記録可能領域および再生専
用領域で伝達関数を調整するという第1の構成を有して
いる。
に、本発明のフォ−カス制御装置は、記録可能領域と再
生専用領域とを備える記録媒体に光ビ−ムを収束照射す
る収束手段と、前記収束手段により収束された光ビ−ム
の収束点を記録媒体面と略垂直な方向に移動する移動手
段と、記録媒体上の光ビ−ムの収束状態に対応した信号
を発生する収束状態検出手段と、前記収束状態検出手段
の信号に応じて前記移動手段を駆動し、記録媒体上に照
射している光ビ−ムの収束状態が略一定になるように制
御するフォ−カス制御手段と、前記フォ−カス制御手段
に外乱信号を加える外乱印加手段と、前記外乱信号およ
びこの外乱信号が印加された時の前記収束状態検出手段
の信号をもとにフォ−カス制御手段の伝達関数を演算す
る演算手段と、前記演算手段の演算結果に応じて、前記
フォ−カス制御手段の伝達関数を調整するゲイン調整手
段とを有し、前記記録媒体の記録可能領域および再生専
用領域で伝達関数を調整するという第1の構成を有して
いる。
【0013】また本発明のフォ−カス制御装置は、記録
可能領域と再生専用領域とを備えた記録媒体に光ビ−ム
を収束照射する収束手段と、前記収束手段により収束さ
れた光ビ−ムの収束点を記録媒体面と略垂直な方向に移
動する移動手段と、記録媒体上の光ビ−ムの収束状態に
対応した信号を発生する収束状態検出手段と、前記収束
状態検出手段の信号に応じて前記移動手段を駆動し、記
録媒体上に照射している光ビ−ムの収束状態が略一定に
なるように制御するフォ−カス制御手段と、前記光ビー
ムの光量に応じた信号を検出する信号検出手段と、前記
フォ−カス制御手段の目標位置を変える目標位置可変手
段を有し 前記記録媒体の記録可能領域と再生専用領域
で前記信号検出手段の信号に基づいて、前記目標位置可
変手段を動作し、光ビ−ムの収束状態が最適になるよに
調整するという第2の構成を有している。
可能領域と再生専用領域とを備えた記録媒体に光ビ−ム
を収束照射する収束手段と、前記収束手段により収束さ
れた光ビ−ムの収束点を記録媒体面と略垂直な方向に移
動する移動手段と、記録媒体上の光ビ−ムの収束状態に
対応した信号を発生する収束状態検出手段と、前記収束
状態検出手段の信号に応じて前記移動手段を駆動し、記
録媒体上に照射している光ビ−ムの収束状態が略一定に
なるように制御するフォ−カス制御手段と、前記光ビー
ムの光量に応じた信号を検出する信号検出手段と、前記
フォ−カス制御手段の目標位置を変える目標位置可変手
段を有し 前記記録媒体の記録可能領域と再生専用領域
で前記信号検出手段の信号に基づいて、前記目標位置可
変手段を動作し、光ビ−ムの収束状態が最適になるよに
調整するという第2の構成を有している。
【0014】
【作用】本発明は上記第1の構成および第2の構成によ
り、装置の起動時にROM領域、RW領域の各領域でフ
ォ−カス制御のゲイン、オフセットを調整し、その値を
記憶する。その後記録再生のために各領域のトラックを
検索し、領域の境界を横断したときにその記憶した調整
値を学習する。あるいは記録再生のために各領域を検索
した直後に、ゲイン、オフセットを再調整するので、デ
ィスクの特性によりROM領域とRW領域で制御系の状
態が著しく変わる場合でも、その影響を除去することが
可能となる。よって常に精度の高い、安定した制御性能
を確保することができる。
り、装置の起動時にROM領域、RW領域の各領域でフ
ォ−カス制御のゲイン、オフセットを調整し、その値を
記憶する。その後記録再生のために各領域のトラックを
検索し、領域の境界を横断したときにその記憶した調整
値を学習する。あるいは記録再生のために各領域を検索
した直後に、ゲイン、オフセットを再調整するので、デ
ィスクの特性によりROM領域とRW領域で制御系の状
態が著しく変わる場合でも、その影響を除去することが
可能となる。よって常に精度の高い、安定した制御性能
を確保することができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例であるフォ−カス制御装
置について図面を参照しながら説明する。
置について図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例であるフォ−カス
制御装置の構成を示すブロック図である。従来のフォ−
カス制御装置と同様の部分には同じ番号を付し、その説
明を省略する。
制御装置の構成を示すブロック図である。従来のフォ−
カス制御装置と同様の部分には同じ番号を付し、その説
明を省略する。
【0017】ディスク7からの光ビ−ム8の反射光は、
収束レンズ5、λ/4板4をおよび偏光ビ−ムスプリッ
タ3を通過し、集光レンズ9を介し分割ミラ−10で2
方向に分割される。分割された光ビ−ム11は2分割構
造の光検出器12に入力される。光検出器12の出力
A、Bは各々プリアンプ13A、13Bで増幅された
後、差動増幅器14に入力されるとともに、プリアンプ
32A、32Bを介して加算増幅器31にも入力されて
いる。また光検出器16の出力C、Dはプリアンプ33
A、33Bを介して加算増幅器26に入力されている。
加算増幅器26および加算増幅器31の信号は再生回路
30に入力されている。再生回路30は入力された2信
号を合成、処理してディスク7のトラック上に記録され
ている信号を再生する。読みだされた再生信号は検波回
路29に入力され、その振幅の包絡線検波をおこない、
AD変換器28を介してマイクロコンピュ−タ24に入
力されている。マイクロコンピュ−タ24はこのAD変
換器28からの信号より、光ビ−ムのディスク7上での
収束状態を検出することができる。
収束レンズ5、λ/4板4をおよび偏光ビ−ムスプリッ
タ3を通過し、集光レンズ9を介し分割ミラ−10で2
方向に分割される。分割された光ビ−ム11は2分割構
造の光検出器12に入力される。光検出器12の出力
A、Bは各々プリアンプ13A、13Bで増幅された
後、差動増幅器14に入力されるとともに、プリアンプ
32A、32Bを介して加算増幅器31にも入力されて
いる。また光検出器16の出力C、Dはプリアンプ33
A、33Bを介して加算増幅器26に入力されている。
加算増幅器26および加算増幅器31の信号は再生回路
30に入力されている。再生回路30は入力された2信
号を合成、処理してディスク7のトラック上に記録され
ている信号を再生する。読みだされた再生信号は検波回
路29に入力され、その振幅の包絡線検波をおこない、
AD変換器28を介してマイクロコンピュ−タ24に入
力されている。マイクロコンピュ−タ24はこのAD変
換器28からの信号より、光ビ−ムのディスク7上での
収束状態を検出することができる。
【0018】差動増幅器14の出力信号は合成回路17
においてマイクロコンピュ−タ24から内蔵のDA変換
器(図示せず)を介して出力された信号と合成され、制
御系の位相を補償する位相補償回路17、さらにゲイン
調整のための合成回路18、ゲイン調整回路19を通過
して、フォ−カス制御素子21を駆動する駆動回路20
へ入力されている。
においてマイクロコンピュ−タ24から内蔵のDA変換
器(図示せず)を介して出力された信号と合成され、制
御系の位相を補償する位相補償回路17、さらにゲイン
調整のための合成回路18、ゲイン調整回路19を通過
して、フォ−カス制御素子21を駆動する駆動回路20
へ入力されている。
【0019】マイクロコンピュ−タ24は再生回路から
の再生信号の振幅を検出し、それに応じて内蔵のDA変
換器(図示せず)により適当なオフセット電圧を出力
し、合成回路27によって制御系に加えて、ディスク7
上の光ビ−ムが最適な収束状態になるように、フォ−カ
ス制御系の目標位置を調整する。
の再生信号の振幅を検出し、それに応じて内蔵のDA変
換器(図示せず)により適当なオフセット電圧を出力
し、合成回路27によって制御系に加えて、ディスク7
上の光ビ−ムが最適な収束状態になるように、フォ−カ
ス制御系の目標位置を調整する。
【0020】またマイクロコンピュ−タ24は、内蔵の
DA変換器を介して外乱信号を出力し、合成回路18に
より制御系に外乱を印加する。印加された外乱の応答信
号は、AD変換器22を介してマイクロコンピュ−タ2
4に入力されている。この外乱信号および応答信号よ
り、制御系のル−プゲインあるいは位相を演算によって
算出し、その値に対応した信号をゲイン調整回路19に
出力して、ゲイン調整回路19内の抵抗値を切り換えて
最適なゲインを設定する。
DA変換器を介して外乱信号を出力し、合成回路18に
より制御系に外乱を印加する。印加された外乱の応答信
号は、AD変換器22を介してマイクロコンピュ−タ2
4に入力されている。この外乱信号および応答信号よ
り、制御系のル−プゲインあるいは位相を演算によって
算出し、その値に対応した信号をゲイン調整回路19に
出力して、ゲイン調整回路19内の抵抗値を切り換えて
最適なゲインを設定する。
【0021】パ−シャルROMの場合の調整動作、学習
動作についてさらに詳しく説明する。図2はパ−シャル
ROMの一般的な構造を示した斜視図である。40はチ
ャッキングのためのセンタ−ホ−ル、領域41は記録、
再生可能なRW領域、領域42は凹凸のピットで形成さ
れた再生専用のROM領域で、これらの領域はディスク
の周方向に分割されている。また43はRW領域の調整
トラック、44はROM領域の調整トラックであり、そ
れぞれ単一周波数の信号が予め記録されている。コント
ロ−ルトラック45、46はこのディスクに関する種々
の情報が記録されており、このコントロ−ルトラックを
再生することでRW領域とROM領域の境界等のアドレ
ス情報を得ることができる。
動作についてさらに詳しく説明する。図2はパ−シャル
ROMの一般的な構造を示した斜視図である。40はチ
ャッキングのためのセンタ−ホ−ル、領域41は記録、
再生可能なRW領域、領域42は凹凸のピットで形成さ
れた再生専用のROM領域で、これらの領域はディスク
の周方向に分割されている。また43はRW領域の調整
トラック、44はROM領域の調整トラックであり、そ
れぞれ単一周波数の信号が予め記録されている。コント
ロ−ルトラック45、46はこのディスクに関する種々
の情報が記録されており、このコントロ−ルトラックを
再生することでRW領域とROM領域の境界等のアドレ
ス情報を得ることができる。
【0022】装置の電源投入時、ディスクの交換時等の
装置の起動時にフォ−カス制御、トラッキング制御が動
作し、あるトラックをリトレ−スする状態(以下スチル
状態と称す)になった後、RW領域の調整トラックを検
索し、オフセットの調整動作に入る。
装置の起動時にフォ−カス制御、トラッキング制御が動
作し、あるトラックをリトレ−スする状態(以下スチル
状態と称す)になった後、RW領域の調整トラックを検
索し、オフセットの調整動作に入る。
【0023】オフセットを調整する方法には種々の方法
がある。図3は印加されたオフセット電圧すなわちフォ
−カス制御系の目標位置と再生信号の振幅の関係を示し
た特性図である。図中Pは最適な目標位置を示し、電圧
Vpはそのときのオフセット電圧を示している。図3に
示す最適な目標位置Pに調整するためには、マイクロコ
ンピュ−タ24より印加するオフセット電圧を適当に変
化させ、そのときのAD変換器28から入力される信号
が最大となる位置を求め、その値を保持するようにすれ
ば調整することができる。
がある。図3は印加されたオフセット電圧すなわちフォ
−カス制御系の目標位置と再生信号の振幅の関係を示し
た特性図である。図中Pは最適な目標位置を示し、電圧
Vpはそのときのオフセット電圧を示している。図3に
示す最適な目標位置Pに調整するためには、マイクロコ
ンピュ−タ24より印加するオフセット電圧を適当に変
化させ、そのときのAD変換器28から入力される信号
が最大となる位置を求め、その値を保持するようにすれ
ば調整することができる。
【0024】また図3に示すようにオフセットと振幅の
関係は放物線状の特性となっているので、振幅の等しく
なるオフセット値の中間値を求め、その値を保持するよ
うにしても調整することができる。さらに2次あるいは
3次関数等でオフセットと振幅の関係を近似して最適点
を求めても良い。本発明は何れのオフセット調整の方法
も適応することができ、その方法によって何ら限定され
ることはない。
関係は放物線状の特性となっているので、振幅の等しく
なるオフセット値の中間値を求め、その値を保持するよ
うにしても調整することができる。さらに2次あるいは
3次関数等でオフセットと振幅の関係を近似して最適点
を求めても良い。本発明は何れのオフセット調整の方法
も適応することができ、その方法によって何ら限定され
ることはない。
【0025】上記したいずれかの方法でオフセットを調
整した後、ゲインの調整動作に入る。ゲインを調整する
方法も種々の方法があるが、本発明はその方法によって
限定されない。本実施例では、外乱信号及びフォ−カス
制御系の応答信号より直接ル−プゲインあるいは外乱信
号とその応答信号の位相差を求める方法について説明す
る。ル−プゲインあるいは外乱信号と応答信号の位相差
を求める場合に、ノイズの影響を小さくし調整精度をあ
げるために、高速フ−リエ変換(以下FFTと呼ぶ)を
適用することができ、その演算式は(数1)、(数2)
に示す通りである。
整した後、ゲインの調整動作に入る。ゲインを調整する
方法も種々の方法があるが、本発明はその方法によって
限定されない。本実施例では、外乱信号及びフォ−カス
制御系の応答信号より直接ル−プゲインあるいは外乱信
号とその応答信号の位相差を求める方法について説明す
る。ル−プゲインあるいは外乱信号と応答信号の位相差
を求める場合に、ノイズの影響を小さくし調整精度をあ
げるために、高速フ−リエ変換(以下FFTと呼ぶ)を
適用することができ、その演算式は(数1)、(数2)
に示す通りである。
【0026】
【数1】
【0027】
【数2】
【0028】この結果より、ル−プゲイン値Pは(数
3)によって算出できる。
3)によって算出できる。
【0029】
【数3】
【0030】また外乱信号とその応答信号の位相差Qは
(数4)によって算出できる。
(数4)によって算出できる。
【0031】
【数4】
【0032】算出したル−プゲイン値Pあるいは位相差
Qによって、調整すべき最適なゲインとの差を求め、そ
れに対応した値をゲイン調整回路19に出力して、ゲイ
ンを設定する。
Qによって、調整すべき最適なゲインとの差を求め、そ
れに対応した値をゲイン調整回路19に出力して、ゲイ
ンを設定する。
【0033】以上のオフセット値、ゲイン値はマイクロ
コンピュ−タ24内のRAMに記憶する。
コンピュ−タ24内のRAMに記憶する。
【0034】RW領域での調整が完了すると、次にRO
M領域の調整トラック44を検索する。ROM領域でも
上述したRW領域の場合と同様にオフセットおよびゲイ
ンを調整、設定するとともに、その値をマイクロコンピ
ュ−タ24内のRAMに記憶する。
M領域の調整トラック44を検索する。ROM領域でも
上述したRW領域の場合と同様にオフセットおよびゲイ
ンを調整、設定するとともに、その値をマイクロコンピ
ュ−タ24内のRAMに記憶する。
【0035】RW領域、ROM領域の各領域でオフセッ
ト、ゲインの調整を行った後の学習の方法についてさら
に説明する。
ト、ゲインの調整を行った後の学習の方法についてさら
に説明する。
【0036】RW領域に信号を記録する、あるいは記録
された信号を再生するためにRW領域のトラックを検索
する際、ROM領域でスチル状態にある場合は検索中に
そのオフセット、ゲインを切り換える。
された信号を再生するためにRW領域のトラックを検索
する際、ROM領域でスチル状態にある場合は検索中に
そのオフセット、ゲインを切り換える。
【0037】スチル状態にあるトラックアドレスをa、
検索する目的アドレスをb、ROM領域とRW領域との
境界アドレスをcとすると、マイクロコンピュ−タ24
はトラックカウンタがc−a本になったときに、起動時
にRAMに記憶したRW領域のオフセット値、ゲイン値
をロ−ドし、再設定する。またRW領域とROM領域の
オフセット値あるいはゲイン値の差が所定量より大きい
場合は、マイクロコンピュ−タ24内でそれを検出し
て、ROM領域のオフセット値、ゲイン値からRWのオ
フセット値、ゲイン値の切り換えを段階的に行い、ゆる
やかに設定することで制御系へのステップ応答の影響を
低減することができる。
検索する目的アドレスをb、ROM領域とRW領域との
境界アドレスをcとすると、マイクロコンピュ−タ24
はトラックカウンタがc−a本になったときに、起動時
にRAMに記憶したRW領域のオフセット値、ゲイン値
をロ−ドし、再設定する。またRW領域とROM領域の
オフセット値あるいはゲイン値の差が所定量より大きい
場合は、マイクロコンピュ−タ24内でそれを検出し
て、ROM領域のオフセット値、ゲイン値からRWのオ
フセット値、ゲイン値の切り換えを段階的に行い、ゆる
やかに設定することで制御系へのステップ応答の影響を
低減することができる。
【0038】同様にROM領域の信号を再生するために
ROM領域のトラックを検索する際、RW領域でスチル
状態にある場合は検索中にそのオフセット、ゲインを切
り換える。
ROM領域のトラックを検索する際、RW領域でスチル
状態にある場合は検索中にそのオフセット、ゲインを切
り換える。
【0039】スチル状態にあるトラックアドレスをb、
検索する目的アドレスをa、ROM領域とRW領域との
境界アドレスをcとすると、マイクロコンピュ−タ24
はトラックカウンタがc−b本になったとき、RAMに
記憶したROM領域のオフセット値、ゲイン値をロ−ド
し、再設定する。またROM領域とRW領域のオフセッ
ト値あるいはゲイン値の差が所定量より大きい場合は、
マイクロコンピュ−タ24内でそれを検出して、RW領
域のオフセット値、ゲイン値からROMのオフセット
値、ゲイン値の切り換えを段階的に行い、ゆるやかに設
定することで制御系へのステップ応答の影響を低減する
ことができる。
検索する目的アドレスをa、ROM領域とRW領域との
境界アドレスをcとすると、マイクロコンピュ−タ24
はトラックカウンタがc−b本になったとき、RAMに
記憶したROM領域のオフセット値、ゲイン値をロ−ド
し、再設定する。またROM領域とRW領域のオフセッ
ト値あるいはゲイン値の差が所定量より大きい場合は、
マイクロコンピュ−タ24内でそれを検出して、RW領
域のオフセット値、ゲイン値からROMのオフセット
値、ゲイン値の切り換えを段階的に行い、ゆるやかに設
定することで制御系へのステップ応答の影響を低減する
ことができる。
【0040】以上の動作によりフォ−カス制御系のオフ
セット、ゲインの学習を実現することができ、常に最適
なフォ−カス制御の状態を確保できる。この一連のマイ
クロコンピュ−タ24および装置全体をコントロ−ルす
るマイクロコンピュ−タ(図示せず)の処理の流れを図
4に示す。
セット、ゲインの学習を実現することができ、常に最適
なフォ−カス制御の状態を確保できる。この一連のマイ
クロコンピュ−タ24および装置全体をコントロ−ルす
るマイクロコンピュ−タ(図示せず)の処理の流れを図
4に示す。
【0041】以下本発明の第2の実施例について、第1
の実施例と同様、図1を用いて説明する。第2の実施例
は装置の起動時にRW領域、ROM領域の各領域で調整
し、その値を記憶しなくても、オフセット、ゲインの学
習を実現することができる。
の実施例と同様、図1を用いて説明する。第2の実施例
は装置の起動時にRW領域、ROM領域の各領域で調整
し、その値を記憶しなくても、オフセット、ゲインの学
習を実現することができる。
【0042】装置の電源投入時、ディスクの交換時等の
装置の起動時にフォ−カス制御、トラッキング制御が動
作し、スチル状態になった後、記録再生をするトラック
を検索した後、必ずそのトラックでオフセット、ゲイン
を再調整し、その後記録、再生を実行するように構成す
る。オフセット、ゲインの調整方法は、第1の実施例で
説明した方法で実現することができるが、第2の実施例
においてもこれらの調整方法によって限定は受けない。
以上のように第2の実施例によれば、記録あるいは再生
時にはさらに最適なフォ−カス制御の状態を確保するこ
とができ、温特等に伴う状態変化も吸収することができ
る。この構成は図1中のマイクロコンピュ−タ24およ
び装置全体をコントロ−ルするマイクロコンピュ−タ
(図示せず)のプログラムを変更することで簡単に実現
することができ、特に高速のオフセット自動調整、ゲイ
ン自動調整手段を具備した場合に向いている。この一連
の処理の流れを図5に示す。
装置の起動時にフォ−カス制御、トラッキング制御が動
作し、スチル状態になった後、記録再生をするトラック
を検索した後、必ずそのトラックでオフセット、ゲイン
を再調整し、その後記録、再生を実行するように構成す
る。オフセット、ゲインの調整方法は、第1の実施例で
説明した方法で実現することができるが、第2の実施例
においてもこれらの調整方法によって限定は受けない。
以上のように第2の実施例によれば、記録あるいは再生
時にはさらに最適なフォ−カス制御の状態を確保するこ
とができ、温特等に伴う状態変化も吸収することができ
る。この構成は図1中のマイクロコンピュ−タ24およ
び装置全体をコントロ−ルするマイクロコンピュ−タ
(図示せず)のプログラムを変更することで簡単に実現
することができ、特に高速のオフセット自動調整、ゲイ
ン自動調整手段を具備した場合に向いている。この一連
の処理の流れを図5に示す。
【0043】また本発明は図2に示すようなパ−シャル
ROMディスクだけでなく、種々の構成のディスクにも
適応することができる。
ROMディスクだけでなく、種々の構成のディスクにも
適応することができる。
【0044】例えば図6に示すような不特定な大きさの
RW領域41、RW領域42が交互に複数にあった場合
でも、最初にコントロ−ルトラック45を再生し、その
境界のアドレス情報を獲得し、RW領域41、ROM領
域42を検索で通過するごとにオフセット、ゲインを切
り換えていき、最終的に到達する領域のオフセット、ゲ
インを設定すればよい。
RW領域41、RW領域42が交互に複数にあった場合
でも、最初にコントロ−ルトラック45を再生し、その
境界のアドレス情報を獲得し、RW領域41、ROM領
域42を検索で通過するごとにオフセット、ゲインを切
り換えていき、最終的に到達する領域のオフセット、ゲ
インを設定すればよい。
【0045】また図7に示すようにディスクの径方向に
RW領域41とROM領域42が混在する場合において
は、マイクロコンピュ−タ24で境界を示す境界信号部
47、48を検出し、その信号に同期して各領域でオフ
セット、ゲインを調整し、記憶する。その後その境界信
号部47、48を検出するごとにオフセット、ゲインを
に切り換えるように構成すればよい。
RW領域41とROM領域42が混在する場合において
は、マイクロコンピュ−タ24で境界を示す境界信号部
47、48を検出し、その信号に同期して各領域でオフ
セット、ゲインを調整し、記憶する。その後その境界信
号部47、48を検出するごとにオフセット、ゲインを
に切り換えるように構成すればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ォ−カス制御のオフセット及びゲインをRW領域とRO
M領域でそれぞれ調整し、検索中にその値を学習する。
あるいは記録再生のために各領域を検索した直後に、ゲ
イン、オフセットを再調整する。 したがってディスク
の特性によりROM領域とRW領域で制御系の状態が著
しく変わる場合でも、その影響を除去することが可能と
なる。よって常に精度の高い、安定した制御性能を確保
し、装置の信頼性を向上させるとともに、マルチメディ
ア等の種々のディスクに対応可能な高機能の装置を提供
することができる。
ォ−カス制御のオフセット及びゲインをRW領域とRO
M領域でそれぞれ調整し、検索中にその値を学習する。
あるいは記録再生のために各領域を検索した直後に、ゲ
イン、オフセットを再調整する。 したがってディスク
の特性によりROM領域とRW領域で制御系の状態が著
しく変わる場合でも、その影響を除去することが可能と
なる。よって常に精度の高い、安定した制御性能を確保
し、装置の信頼性を向上させるとともに、マルチメディ
ア等の種々のディスクに対応可能な高機能の装置を提供
することができる。
【図1】本発明の一実施例であるフォ−カス制御装置の
ブロック図
ブロック図
【図2】同実施例において使用するパ−シャルROMデ
ィスクの斜視図
ィスクの斜視図
【図3】同実施例におけるフォ−カス制御のオフセット
と再生振幅の関係を示す特性図
と再生振幅の関係を示す特性図
【図4】同実施例におけるオフセット及びゲイン調整の
学習の手順を示す流れ図
学習の手順を示す流れ図
【図5】同実施例に置けるオフセット及びゲイン調整の
他の手順を示す流れ図
他の手順を示す流れ図
【図6】同実施例で使用する第2のパ−シャルROMデ
ィスクの斜視図
ィスクの斜視図
【図7】同実施例で使用する第3のパ−シャルROMデ
ィスクの斜視図
ィスクの斜視図
【図8】従来のフォ−カス制御装置の構成を示すブロッ
ク図
ク図
1 光源 2 カップリングレンズ 3 偏向ビ−ムスプリッタ 4 λ/4板 5 集光レンズ 6 モ−タ 7 ディスク 8 光ビ−ム 9 集光レンズ 10 分割ミラ− 11 光ビ−ム 12 光検出器 13a プリアンプ 13b プリアンプ 14 差動増幅器 15 光ビ−ム 16 光検出器 17 位相補償回路 18 合成回路 19 ゲイン調整回路 20 駆動回路 21 フォ−カス制御素子 22 AD変換器 23 AD変換器 24 マイクロコンピュ−タ 25 外乱発生回路 26 加算増幅器 27 合成回路 28 AD変換器 29 検波回路 30 再生回路 31 加算増幅器 32a プリアンプ 32b プリアンプ 33a プリアンプ 33b プリアンプ 40 センタ−ホ−ル 41 記録可能領域(RW領域) 42 再生専用領域(ROM領域) 43 RW領域調整トラック 44 ROM領域調整トラック 45 コントロ−ルトラック 46 コントロ−ルトラック 47 境界信号部 48 境界信号部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守屋 充郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】記録可能領域と再生専用領域とを備える記
録媒体に光ビ−ムを収束照射する収束手段と、前記収束
手段により収束された光ビ−ムの収束点を記録媒体面と
略垂直な方向に移動する移動手段と、記録媒体上の光ビ
−ムの収束状態に対応した信号を発生する収束状態検出
手段と、前記収束状態検出手段の信号に応じて前記移動
手段を駆動し、記録媒体上に照射している光ビ−ムの収
束状態が略一定になるように制御するフォ−カス制御手
段と、前記フォ−カス制御手段に外乱信号を加える外乱
印加手段と、前記外乱信号およびこの外乱信号が印加さ
れた時の前記収束状態検出手段の信号をもとにフォ−カ
ス制御手段の伝達関数を演算する演算手段と、前記演算
手段の演算結果に応じて、前記フォ−カス制御手段の伝
達関数を調整するゲイン調整手段とを有し、前記記録媒
体の記録可能領域および再生専用領域で伝達関数を調整
することを特徴とするフォ−カス制御装置。 - 【請求項2】装置の起動時、又は記録媒体の交換時に記
録媒体の記録可能領域で伝達関数を調整したときにゲイ
ン調整手段に設定される信号を記憶する第1のゲイン記
憶手段と、記録媒体の再生専用領域で伝達関数を調整し
たときにゲイン調整手段に設定される信号を記憶する第
2のゲイン記憶手段とを有し、記録可能領域で記録再生
動作を行うときは第1のゲイン記憶手段の信号をゲイン
調整手段に設定し、再生専用領域で再生動作を行うとき
は第2のゲイン記憶手段の信号をゲイン調整手段に設定
することを特徴とするフォ−カス制御装置。 - 【請求項3】記録可能領域と再生専用領域とを備えた記
録媒体に光ビ−ムを収束照射する収束手段と、前記収束
手段により収束された光ビ−ムの収束点を記録媒体面と
略垂直な方向に移動する移動手段と、記録媒体上の光ビ
−ムの収束状態に対応した信号を発生する収束状態検出
手段と、前記収束状態検出手段の信号に応じて前記移動
手段を駆動し、記録媒体上に照射している光ビ−ムの収
束状態が略一定になるように制御するフォ−カス制御手
段と、前記光ビームの光量に応じた信号を検出する信号
検出手段と、前記フォ−カス制御手段の目標位置を変え
る目標位置可変手段を有し 前記記録媒体の記録可能領
域と再生専用領域で前記信号検出手段の信号に基づい
て、前記目標位置可変手段を動作し、光ビ−ムの収束状
態が最適になるよに調整することを特徴とするフォ−カ
ス制御装置。 - 【請求項4】装置の起動時、又は媒体の交換時に記録媒
体の記録可能領域で光ビ−ムの収束状態を調整したとき
に目標位置可変手段に設定される信号を記憶する第1の
位置記憶手段と、記録媒体の再生専用領域で光ビ−ムの
収束状態を調整したときに目標位置可変手段に設定され
る信号を記憶する第2の位置記憶手段とを有し、記録可
能領域で記録再生動作を行うときは第1の位置記憶手段
の信号を目標位置可変手段に設定し、再生専用領域で再
生動作を行うときは第2の位置記憶手段の信号を目標位
置可変整手段に設定することを特徴とするフォ−カス制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32443091A JPH05159326A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | フォーカス制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32443091A JPH05159326A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | フォーカス制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05159326A true JPH05159326A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18165716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32443091A Pending JPH05159326A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | フォーカス制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05159326A (ja) |
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62270032A (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスク駆動装置 |
JPS63204518A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-24 | Pioneer Electronic Corp | フオ−カスサ−ボ装置 |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP32443091A patent/JPH05159326A/ja active Pending
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JPS62270032A (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスク駆動装置 |
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US6771587B2 (en) | 1995-04-07 | 2004-08-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording medium, with plural information layers |
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WO2009041687A1 (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Nec Corporation | 光学式情報再生装置 |
JP5218414B2 (ja) * | 2007-09-27 | 2013-06-26 | 日本電気株式会社 | 光学式情報再生装置 |
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