JP2000339726A - 光記録媒体再生装置及び方法 - Google Patents

光記録媒体再生装置及び方法

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JP2000339726A JP11151303A JP15130399A JP2000339726A JP 2000339726 A JP2000339726 A JP 2000339726A JP 11151303 A JP11151303 A JP 11151303A JP 15130399 A JP15130399 A JP 15130399A JP 2000339726 A JP2000339726 A JP 2000339726A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピックアップと光ディスク等の光記録媒体と
の間にチルトが生じている場合でも適切なフォーカスバ
イアス調整結果を得ることができる光記録媒体再生装置
及び方法を提供する。 【解決手段】 フォーカスバイアス調整後に、光ピック
アップの光学系のチルト調整動作を行った場合には、フ
ォーカスバイアス調整を再度行う。また、フォーカスバ
イアス調整後に、光ピックアップの光学系のチルト調整
動作を行った場合には、フォーカスバイアス調整の開始
条件を満たすか否かを判別し、フォーカスバイアス調整
の開始条件を満たすと判別したときにはフォーカスバイ
アス調整を再度行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光記録媒体の記録
面の光ビームの照射位置における法線と光ビームの光軸
方向とのなすチルト角を補償するチルトサーボ制御装
置、光ビームを光記録媒体の記録面に合焦させるフォー
カスサーボ制御装置及びフォーカスバイアス量を制御す
るバイアス制御装置を備えた光記録媒体再生装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD、DVD等の光ディスクから記録情
報を正確に読み取るためには、光ディスクの記録面に対
して垂直に読取ビームを照射する必要がある。しかしな
がら、光ディスク自体に反りが生じていたり、機構系の
誤差が大きいと、光ディスクの記録面に対して垂直に読
取ビームを照射することができなくなり、情報読取精度
が低下してしまう。
【0003】そこで、光ディスクから記録情報の再生を
行う記録情報再生装置においては、情報読取手段として
のピックアップと光ディスクとの間に生じている傾き
(チルト)を検出し、検出した傾きに応じた分だけピッ
クアップ全体を傾けたり、或いはピックアップによって
読み取られた読取信号に対してこの傾きに応じたチルト
補正処理を施すことにより、情報読取精度の低下を抑え
るチルトサーボ制御装置が備えられている。
【0004】また、チルトサーボ制御装置としては、チ
ルト補正を施すために光軸上に挿入された液晶パネルを
用いる装置が公知ある(例えば、特開平11−3531
号公報)。この装置の場合には、液晶パネルを複数の領
域に分割し、ピックアップによる読取信号のレベルが最
大になるように液晶パネルの各領域を通過する光線に位
相差を与えることが行われる。
【0005】一方、光ディスクから記録情報を正確に読
み取るためには照射光ビームが光ディスクの記録面に合
焦している必要があるので、ピックアップの複数分割の
光検出器の各光検出レベルに基づいてフォーカスエラー
信号を生成し、そのフォーカスエラー信号レベルが減少
するように対物レンズの光軸方向の位置を制御するフォ
ーカスサーボ装置が光ディスクプレーヤには備えられて
いる。このフォーカスサーボ制御装置においては、光学
系の誤差のために、合焦時にフォーカスエラー信号が基
準レベル(例えば、0)とならず、フォーカスエラー信
号中のオフセット成分である直流成分を含んでいること
が普通である。よって、合焦時にフォーカスエラー信号
が基準レベルとなるようにフォーカスエラー信号中のオ
フセット成分を強制的に0とするフォーカスバイアス調
整が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】フォーカスバイアス調
整は一般に光ディスクがディスクプレーヤにセットされ
た直後の初期動作として行われる。ところが、チルトサ
ーボ制御装置によるチルトサーボ制御動作はディスク再
生中にも行われるので、チルトサーボ制御動作によって
チルト補正が行われた場合には、初期動作として行われ
たフォーカスバイアス調整はチルト補正が行われる前の
ピックアップの各光検出器の光検出レベルに基づいてい
る故、結果として真の調整値からずれた適切なものでは
なかったことになるという問題点があった。このこと
は、チルトサーボ制御装置としてピックアップによる読
取信号のレベルが最大になるようにピックアップの光学
系に液晶パネル以外の光学素子を挿入した装置において
も同様である。
【0007】そこで、本発明の目的は、ピックアップと
光ディスク等の光記録媒体との間にチルトが生じている
場合でも適切なフォーカスバイアス調整結果を得ること
ができる光記録媒体再生装置及び方法を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光記録媒体再生
装置は、光記録媒体に光ビームを照射し、その光記録媒
体からの反射光を分割型の光検出器にて検出する光学系
を有する光ピックアップと、光検出器の各出力信号に基
づいてフォーカスエラー信号を生成し、そのフォーカス
エラー信号に応じてピックアップ内の対物レンズを光ビ
ームの光軸方向に移動させるフォーカスサーボ制御手段
と、フォーカスエラー信号中のオフセット成分を除去す
るためにフォーカスバイアス調整を行うフォーカスバイ
アス調整手段と、光記録媒体の記録面の光ビームの照射
位置における法線と光ビームの光軸方向とのなすチルト
角を補償するために光検出器の各出力信号の和信号であ
る読取信号が最大となるように光学系を調整するチルト
サーボ制御手段と、を備えた光記録媒体再生装置であっ
て、フォーカスバイアス調整手段によるフォーカスバイ
アス調整後に、チルトサーボ制御手段が光学系の調整動
作を行った場合には、フォーカスバイアス調整手段はフ
ォーカスバイアス調整を再度行うことを特徴としてい
る。
【0009】また、本発明の光記録媒体再生装置は、光
記録媒体に光ビームを照射し、その光記録媒体からの反
射光を分割型の光検出器にて検出する光学系を有する光
ピックアップと、光検出器の各出力信号に基づいてフォ
ーカスエラー信号を生成し、そのフォーカスエラー信号
に応じてピックアップ内の対物レンズを光ビームの光軸
方向に移動させるフォーカスサーボ制御手段と、フォー
カスエラー信号中のオフセット成分を除去するためにフ
ォーカスバイアス調整を行うフォーカスバイアス調整手
段と、光記録媒体の記録面の光ビームの照射位置におけ
る法線と光ビームの光軸方向とのなすチルト角を補償す
るために光検出器の各出力信号の和信号である読取信号
が最大となるように光学系を調整するチルトサーボ制御
手段と、を備えた光記録媒体再生装置であって、フォー
カスバイアス調整手段によるフォーカスバイアス調整後
に、チルトサーボ制御手段が光学系の調整動作を行った
場合に、フォーカスバイアス調整の開始条件を満たすか
否かを判別する判別手段を有し、フォーカスバイアス調
整手段は判別手段がフォーカスバイアス調整の開始条件
を満たすと判別したときにはフォーカスバイアス調整を
再度行うことを特徴としている。
【0010】本発明の光記録媒体再生方法は、光ピック
アップ内の分割型の光検出器の各出力信号に基づいたフ
ォーカスエラー信号中のオフセット成分を除去するため
にフォーカスバイアス調整を行い、その後、光記録媒体
の記録面の光ピックアップからの光ビームの照射位置に
おける法線と光ビームの光軸方向とのなすチルト角を補
償するために光検出器の各出力信号の和信号である読取
信号が最大となるように光学系をチルト調整する光記録
媒体再生方法であって、フォーカスバイアス調整後に、
光ピックアップの光学系のチルト調整動作を行った場合
には、フォーカスバイアス調整を再度行うことを特徴と
している。
【0011】また、本発明の光記録媒体再生方法は、光
ピックアップ内の分割型の光検出器の各出力信号に基づ
いたフォーカスエラー信号中のオフセット成分を除去す
るためにフォーカスバイアス調整を行い、その後、光記
録媒体の記録面の光ピックアップからの光ビームの照射
位置における法線と光ビームの光軸方向とのなすチルト
角を補償するために光検出器の各出力信号の和信号であ
る読取信号が最大となるように光学系をチルト調整する
光記録媒体再生方法であって、フォーカスバイアス調整
後に、光ピックアップの光学系のチルト調整動作を行っ
た場合には、フォーカスバイアス調整の開始条件を満た
すか否かを判別し、フォーカスバイアス調整の開始条件
を満たすと判別したときにはフォーカスバイアス調整を
再度行うことを特徴としている。
【0012】かかる本発明によれば、チルトサーボ制御
が実行された後に再度のフォーカスバイアス調整を実行
するので、ピックアップと光記録媒体との間にチルトが
生じている場合であっても光記録媒体再生時には適切な
フォーカスバイアス調整結果を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図1は本発明による光記録媒
体再生装置及び方法が適用された光ディスクプレーヤを
示している。この光ディスクプレーヤにおいて、ピック
アップ10はレーザ光を光ディスク12に照射し、光デ
ィスク12からのその反射光を受光して受光量に応じた
信号を発生する。光ディスク12はモータ14によって
回転駆動されるる。
【0014】ピックアップ10においては、光ビームの
光軸にディスク半径方向の収差補正用の液晶パネル13
が配置され、光学系の波面収差が補正可能にされてい
る。液晶パネル13は例えば、図2に示すように半径方
向において内周側、中間、外周側の3つの領域13a〜
13cに分割されている。これら3つの領域13a〜1
3cは後述のチルトサーボ部27から出力される個別の
駆動電圧により各領域13a〜13c毎に可変制御され
る。これにより各領域13a〜13cを通過する光の位
相差を個別に変えることができるので、ディスク半径方
向に発生するチルトにより生ずるコマ収差等の波面収差
の補正が可能となる。
【0015】ピックアップ10は図3に示すように、光
検出素子11a〜11dからなる4分割の光検出器11
を備えている。その光検出器11の各光検出素子11a
〜11dの出力信号をa,b,c,dとする。光検出素
子11a〜11dの受光面の2つの分割線の交差点を中
心として対称位置にある2つの光検出素子の出力信号の
和信号a+c,b+dが加算器23,24において算出
される。その加算器23,24各々の出力には加算器2
5が接続されており、光検出素子11a〜11dの出力
信号の総和a+b+c+dが加算器25においてRF信
号(読取信号)として得られる。
【0016】加算器25の出力には再生処理部26、チ
ルトサーボ部27及びフォーカスバイアス調整部33が
接続されている。再生処理部26ではRF信号に応じて
光ディスク12に記録された情報が再生される。チルト
サーボ部27ではRF信号レベルが最大となるように液
晶パネル13の領域13a〜13c各々に対応する駆動
電圧が駆動回路28に出力される。駆動回路28はその
各駆動電圧に応じて領域13a〜13cを個別に駆動す
る。
【0017】チルトサーボ部27は、図4に示すよう
に、RF振幅レベル検出器51、Lレジスタ52、Hレ
ジスタ53、コンパレータ54、アップダウンカウンタ
55、加算器56、チルト補正ROM57、レジスタ5
8a〜58c及びPWM(パルス幅変調)部59a〜5
9cからなる。なお、チルトサーボ部27の構成及び動
作については特開平11−3531号公報に既に開示さ
れている。
【0018】フォーカスバイアス調整部33は図3に示
すように、バイアス発生回路48と、ジェネレータ50
と、フォーカス誤差検出回路51とを備えている。この
バイアス発生回路48、ジェネレータ50及びフォーカ
ス誤差検出回路51については後述する。加算器23,
24各々の出力には光ディスク12の記録面に対し照射
レーザ光を合焦させるためにピックアップ10内の対物
レンズ(図示せず)を光軸方向に変位駆動させるフォー
カスサーボ部29が接続されている。
【0019】フォーカスサーボ部29は図3に示すよう
に、増幅器41〜43、減算器44、加算器45,4
9、スイッチ46及びイコライザ47から構成されてい
る。増幅器41は加算器23の出力に接続され、加算器
23の出力信号を増幅して減算器44の正側の入力に供
給する。増幅器42は加算器24の出力に接続され、加
算器24の出力信号を増幅して減算器44の負側の入力
に供給する。減算器44は増幅器41の出力信号レベル
から増幅器42の出力信号レベルを差し引いてフォーカ
スエラー信号FEを出力する。減算器44の出力には加
算器45及びフォーカスバイアス調整部33のフォーカ
ス誤差検出回路51が接続されている。加算器45には
上記したバイアス発生回路48の出力も接続されてお
り、加算器45によって減算器44の出力信号にバイア
ス発生回路48の出力信号が加算される。
【0020】バイアス発生回路48は減算器44の出力
信号FE中に含まれるDC(直流)オフセット成分Vof
fsetを除去するためにバイアス電圧Vbiasを加算器45
に供給する。このバイアス電圧Vbiasの発生はマイクロ
コンピュータ30によって指示される。加算器45の出
力信号は増幅器43を介して第1フォーカスエラー信号
FE1として加算器49に供給される。加算器49には
上記のジェネレータ50が接続されている。
【0021】ジェネレータ50は第1フォーカスエラー
信号FE1に重畳すべき外乱信号(例えば、周波数1k
Hzのサイン波信号)をマイクロコンピュータ30の指
令に応じて発生して加算器49に出力する。加算器49
はジェネレータ50から外乱信号が供給されている時に
は増幅器43の出力信号に外乱信号を加算して出力し、
外乱信号が供給されていない時には増幅器43の出力信
号をそのまま出力する。加算器49の出力信号は第2フ
ォーカスエラー信号FE2としてスイッチ46を介して
イコライザ47に供給される。スイッチ46はフォーカ
スバイアス調整を含むフォーカスサーボ制御中にはマイ
クロコンピュータ30によってオンとされるオンオフス
イッチである。イコライザ47は供給された第2フォー
カスエラー信号FE2に位相補償の処理を施し、その位
相補償後の第2フォーカスエラー信号FE2を駆動回路
31に供給する。駆動回路31はイコライザ47の出力
信号に応じてピックアップ10内のフォーカスアクチュ
エータ(図示せず)を駆動することにより上記の対物レ
ンズを光軸方向に変位駆動させる。
【0022】フォーカス誤差検出回路51は加算器25
から出力されるRF信号及び減算器44から出力される
フォーカスエラー信号FEに基づいて光ビームの焦点位
置の情報記録面からの誤差量を検出し、その誤差量に対
応する誤差信号SVを出力する。光検出素子11a〜1
1dの出力信号はトラッキングサーボ部34に接続され
ている。トラッキングサーボ部34はビーム光が光ディ
スク12の記録面のトラック中心を照射するように対物
レンズをディスク半径方向に変位駆動する制御を行う。
よって、トラッキングサーボ部34は光検出素子11a
〜11dの出力信号に応じてトラッキングエラー信号を
生成し、そのトラッキングエラー信号を減少させるよう
にトラッキング駆動信号を駆動回路32に出力する。駆
動回路32はトラッキング駆動信号に応じてピックアッ
プ10内のトラッキングアクチュエータ(図示せず)を
駆動することにより上記の対物レンズをディスク半径方
向に変位駆動させる。
【0023】上記したフォーカスバイアス調整部33内
のバイアス発生回路48及びジェネレータ50の各動作
の制御の他、再生処理部26、チルトサーボ部27、フ
ォーカスサーボ部29及びトラッキングサーボ部34の
各動作はマイクロコンピュータ30によって制御され
る。次に、マイクロコンピュータ30の動作を説明す
る。
【0024】マイクロコンピュータ30は、図5に示す
ように、光ディスク12がプレーヤにセットされたとき
にセットアップルーチン(ステップS1)の処理を一回
だけ行い、その後、メインルーチン(ステップS2)を
繰り返し処理する。セットアップルーチンの中におい
て、マイクロコンピュータ30は図6に示すように、フ
ォーカスサーボ部29によるフォーカスサーボ制御を開
始させ(ステップS11)、その後、トラッキングサー
ボ部34によるトラッキングサーボ制御を開始させる
(ステップS12)。フォーカスサーボ制御開始ではフ
ォーカスサーボ部29内のスイッチ46がオン状態にさ
れる。
【0025】マイクロコンピュータ30はフォーカスサ
ーボ制御及びトラッキングサーボ制御が開始された後
に、フォーカスバイアス調整を行う(ステップS1
3)。このフォーカスバイアス調整では、先ず、ジェネ
レータ50が作動されて外乱信号がジェネレータ50か
ら加算器49に供給される。その後、マイクロコンピュ
ータ30はフォーカス誤差検出回路51から出力される
誤差信号SVの安定を待ってから、その誤差信号SVを
測定する。このとき、誤差信号SVは、光ディスク12
上のサンプル位置における光ビームの焦点位置と光ディ
スク12の情報記録面との誤差量に対応する誤差電圧を
示す。この誤差電圧を所定回数だけ繰り返しサンプル
し、その最大値VMAX及び最小値VMINを得る。そして、
最大値VMAX及び最小値VMINから平均値=(VMAX+V
MIN)/2を算出してその平均値を最終的な誤差電圧Vと
し、その誤差電圧Vを用いてバイアス電圧Vbiasの調整
量△=(V/a)×gを算出する。aは光ビームの焦点位
置の情報記録面の位置からの誤差量と誤差電圧Vとの関
係を示す係数である。gは合焦ポイントにおけるフォー
カスエラー信号FEの感度を示す値である。調整量△を
得るとその調整量△をそれまでのバイアス電圧Vbiasに
加算して新たなレベルのバイアス電圧Vbiasを算出す
る。フォーカスバイアス調整をステップS13で行う場
合にはそれまでのバイアス電圧Vbiasは初期値である。
このように算出されたバイアス電圧Vbiasの発生がバイ
アス発生回路48に指示される。その指示に応答してバ
イアス発生回路48はその算出レベルのバイアス電圧V
biasを加算器45に供給する。加算器45は減算器44
の出力信号にバイアス電圧Vbiasを加算して増幅器43
に供給する。これにより減算器44の出力信号FEに含
まれるオフセット成分Voffsetが打ち消されるのであ
る。このようにフォーカスバイアス調整が行われると、
ジェネレータ50に対して外乱信号の発生を停止させ
る。なお、フォーカスバイアス調整の詳細については特
開平9−237424号公報に開示されている。また、
ステップS13ではフォーカスバイアス調整が複数回行
われる。
【0026】メインルーチン中においては、図7に示す
ように、液晶チルトサーボ制御が実行される(ステップ
S21)。液晶チルトサーボ制御ではRF信号レベルが
最大となるように液晶パネル13の領域13a〜13c
各々に対応する新たな駆動信号が駆動回路28に出力さ
れる。図4のチルトサーボ部27の構成に従ってその制
御動作を説明すると、マイクロコンピュータ30は先
ず、そのときのアップダウンカウンタ55の現在値を加
算器56を介してチルト補正ROM57に供給させ、そ
の値で指定されるチルト補正ROM57のアドレスから
領域13a〜13c各々の液晶駆動量を読み出させて対
応するレジスタ58a〜58cに保持させる。なお、チ
ルト補正ROM57にはチルト角度の所定角度(例え
ば、1度)毎の液晶パネル13の領域13a〜13c各
々の液晶駆動量が予め書き込まれている。セットアップ
ルーチン処理後の最初のメインルーチンではアップダウ
ンカウンタ55の値は初期値であるので、チルト角度の
初期角度(例えば、0度)に対応する領域13a〜13
c各々の液晶駆動量が読み出される。レジスタ58a〜
58cに新たな液晶駆動量が各々保持されると、その液
晶駆動量に応じたパルス幅の駆動信号がPWM部59a
〜59cにて各々生成され、駆動回路28はその各駆動
信号レベルに応じて領域13a〜13cに電圧を個別に
印加させる。電圧印加の結果、領域13a〜13cの液
晶分子の複屈折効果により光路差Δn・d(Δnは屈折
率の変化分、dは液晶のセル厚)が与えられる。すなわ
ち、液晶を通過する光線の波長をλとすると、その光線
に位相差Δn・d(2π/λ)を与えることができる。
【0027】更に、マイクロコンピュータ30はこのよ
うな位相差を与えることにより得られたRF信号の振幅
検出値をLレジスタ52に保持させ、アップダウンカウ
ンタ55の現在値に対して1を加算器56にて加算さ
せ、その加算器56の出力値で指定されるチルト補正R
OM57のアドレスから領域13a〜13c各々の液晶
駆動量を読み出させて対応するレジスタ58a〜58c
に保持させる。この新たに保持された液晶駆動量に応じ
たパルス幅の駆動信号がPWM部59a〜59cにて各
々生成され、駆動回路28はその各駆動信号レベルに応
じて領域13a〜13cに電圧を個別に印加させる。よ
って、光線に更に位相差を与えることにより得られたR
F信号の振幅検出値をマイクロコンピュータ30はHレ
ジスタ53に保持させる。コンパレータ54ではLレジ
スタ52及びHレジスタ53に保持された2つの振幅値
の大小比較結果が得られるので、Lレジスタ52の保持
振幅値がHレジスタ53の保持振幅値より大であれば、
アップダウンカウンタ55の値を1だけ減少させ、Hレ
ジスタ53の保持振幅値がLレジスタ52の保持振幅値
より大であれば、アップダウンカウンタ55の値を1だ
け増加させる。Lレジスタ52の保持振幅値がHレジス
タ53の保持振幅値と同一ならば、そのアップダウンカ
ウンタ55の現在値が維持される。
【0028】このようにアップダウンカウンタ55の値
が設定されると、ステップS21の液晶チルトサーボ制
御動作は一旦終了する。上記のようにメインルーチンは
繰り返し処理されるので、次にメインルーチンが処理さ
れるときに上記の制御動作が再び行われる。マイクロコ
ンピュータ30はステップS21の実行後、RF信号レ
ベル、すなわち振幅値が所定レベル以上であるか否かを
判別する(ステップS22)。このステップS22はス
テップS21の液晶チルトサーボ制御によってRF信号
レベルが補正されたことにより、オフセット成分Voffs
etの大きさが変化して再度のフォーカスバイアス調整が
必要になったか否かの判別である。RF信号レベルが所
定レベルより小さいならば、液晶チルトサーボ制御によ
ってオフセット成分Voffsetの大きさが変化してはいな
いとみなしてステップS23の他の処理に進む。一方、
RF信号レベルが所定レベル以上であるならば、液晶チ
ルトサーボ制御によってオフセット成分Voffsetの大き
さが変化した可能性があるので、フォーカスバイアス調
整を実行する(ステップS24)。このフォーカスバイ
アス調整ではステップS13のフォーカスバイアス調整
と同一の動作が行われ、液晶チルトサーボ制御よるオフ
セット成分Voffsetの大きさの変化に対する補償が行わ
れる。ステップS24の実行後、ステップS23が実行
される。
【0029】ステップS23の他の処理では例えば、再
生処理部26のコントロールが行われる。ピックアップ
10と光ディスク12との間にチルトが生じている状態
でのディスク再生の場合には、チルト角に対する読取エ
ラーレート特性は図8の実線Aで示すようになるが、セ
ットアップルーチンのステップS11においてオフセッ
ト成分Voffsetを打ち消すようにバイアス発生回路48
がバイアス電圧Vbiasのレベルを発生するフォーカスバ
イアス調整をした後、メインルーチンのステップS21
で液晶チルトサーボ制御によってチルト補正を行い、更
に、ステップS24で再度のフォーカスバイアス調整を
行うと、チルト角に対する読取エラーレート特性は図8
の実線Bで示すように改善され、比較的大なるチルト角
に対しても低い読取エラーレートに抑えることができ
る。一方、再度のフォーカスバイアス調整を行わない場
合にはチルト角に対する読取エラーレート特性は図8の
破線Cで示すようになる。よって、これらの特性から、
再度のフォーカスバイアス調整を行うことにより、チル
トマージンが大きくなり、再生中に更にチルトが生じた
ときに読取エラーレートの悪化を防止することができる
ことが分かる。
【0030】なお、ステップS22のRF信号レベルが
所定レベル以上であるか否かの判別に代えて、セットア
ップルーチン処理後の最初のメインルーチンの開始時の
RF信号レベルを初期値として、その初期値から現在の
RF信号レベルの変化幅が第1所定幅以上になったか否
かを判別しても良い。初期値から現在のRF信号レベル
の変化幅が第1所定幅以上になった場合に液晶チルトサ
ーボ制御によってオフセット成分Voffsetの大きさが変
化した可能性があるとしてステップS24に進んでフォ
ーカスバイアス調整が実行される。また、ステップS2
2としては、今回から複数回前までのRF信号レベルの
変化幅が第3変化幅以内であるか否かを判別することが
できる。この判別の場合には、液晶チルトサーボ制御に
よってRF信号レベルが最大になるようにチルト補正さ
れたためにRF信号自体のレベルに変化がなくなったと
みなしてステップS24に進んでフォーカスバイアス調
整が実行される。更に、ステップS22としては、セッ
トアップルーチン処理後の最初のメインルーチンで液晶
チルトサーボ制御が実行されてから所定時間が経過した
か否かを判別しても良い。この判別の場合には、液晶チ
ルトサーボ制御によってRF信号レベルが最大になるよ
うにチルト補正されるためには長くても所定時間の時間
経過が必要であるので、その所定時間の時間経過後には
RF信号自体のレベルに変化がなくなったとみなしてス
テップS24に進んでフォーカスバイアス調整が実行さ
れる。また、ステップS22ではこれらの各判別を組み
合わせても良い。例えば、今回から複数回前までのRF
信号レベルの変化幅が第3所定幅以内であることと、セ
ットアップルーチン処理後の最初のメインルーチンで液
晶チルトサーボ制御が実行されてから所定時間が経過し
たこととのいずれか1が判別されたときステップS24
に進むのである。
【0031】また、ステップS22のRF信号レベルが
所定レベル以上であるか否かの判別に代えて、液晶チル
トサーボ制御によるチルト調整値、例えば、アップダウ
ンカウンタ55の値が第2所定レベル以上である否かを
判別しても良い。更に、液晶チルトサーボ制御によるチ
ルト調整値の変化量、例えば、アップダウンカウンタ5
5の値の変化量が第2所定幅以上である否かを判別して
も良い。
【0032】上記した実施例においては、ディスク再生
中においてフォーカスバイアス調整が必要であるとステ
ップS22で判別されると、常に、再度のフォーカスバ
イアス調整が実行されるが、再度のフォーカスバイアス
調整は所定回数(例えば、2回)以上は行わないように
しても良い。また、ディスク再生中にはディスクの情報
読取位置が内側位置、中間位置及び外側位置の各々にあ
る場合毎に、再度のフォーカスバイアス調整が必要であ
るか否かの判別をステップS22で行い、必要ならばス
テップS24にて再度のフォーカスバイアス調整を実行
するようにしても良い。
【0033】また、上記した実施例においては、ステッ
プS21にて液晶チルトサーボ制御が実行された後、ス
テップS22で再度のフォーカスバイアス調整が必要で
あると判別された場合にのみステップS24に進んで再
度のフォーカスバイアス調整が実行されるが、図9に示
すように液晶チルトサーボ制御が実行された後、直ちに
ステップS24に進んで再度のフォーカスバイアス調整
を実行するようにしても良い。
【0034】更に、ステップS13及びS24ではバイ
アス発生回路48の出力バイアス電圧Vbiasのレベルを
設定することによりフォーカスバイアス調整が行われる
が、これに代えて増幅器41,42の各利得を調整する
ことにより増幅器43の出力に生じるオフセット成分を
除去するフォーカスバランス調整を行っても良い。この
フォーカスバランス調整ではバイアス電圧Vbiasを減算
器44の出力信号のフォーカスエラー信号FEに加える
必要はなく、また減算器44の出力信号をそのまま増幅
器43に供給することができる。
【0035】また、上記した実施例においては、光記録
媒体として光ディスクを用いた場合を示したが、光記録
媒体としては光ディスクに限らず、光カード等の他の光
記録媒体でも良い。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、チルトサ
ーボ制御が実行された後に再度のフォーカスバイアス調
整を実行するので、ピックアップと光記録媒体との間に
チルトが生じている場合であっても光記録媒体再生時に
は適切なフォーカスバイアス調整結果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光記録媒体再生装置及び方法が適
用された光ディスクプレーヤを示すブロック図である。
【図2】液晶パネルの各領域を示す図である。
【図3】フォーカスサーボ部を示すブロック図である。
【図4】チルトサーボ部を示すブロック図である。
【図5】マイクロコンピュータの動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】セットアップルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図7】メインルーチンを示すフローチャートである。
【図8】チルト角とエラーレートの関係を示す図であ
る。
【図9】他の実施例としてメインルーチンを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】 10 ピックアップ 11 光検出器 12 光ディスク 13 液晶パネル 14 モータ 26 再生処理部 27 チルトサーボ部 29 フォーカスサーボ部 30 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 仁志 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 アレックス ブラッドショー 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 野崎 司雄 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 Fターム(参考) 5D118 AA13 BA01 BB02 BF02 BF03 CA01 CA05 CD02 CD04 CD08 CD11 DA40 DC03 DC16 DC20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体に光ビームを照射し、その光
    記録媒体からの反射光を分割型の光検出器にて検出する
    光学系を有する光ピックアップと、 前記光検出器の各出力信号に基づいてフォーカスエラー
    信号を生成し、そのフォーカスエラー信号に応じて前記
    ピックアップ内の対物レンズを前記光ビームの光軸方向
    に移動させるフォーカスサーボ制御手段と、 前記フォーカスエラー信号中のオフセット成分を除去す
    るためにフォーカスバイアス調整を行うフォーカスバイ
    アス調整手段と、 前記光記録媒体の記録面の前記光ビームの照射位置にお
    ける法線と前記光ビームの光軸方向とのなすチルト角を
    補償するために前記光検出器の各出力信号の和信号であ
    る読取信号が最大となるように前記光学系を調整するチ
    ルトサーボ制御手段と、を備えた光記録媒体再生装置で
    あって、 前記フォーカスバイアス調整手段による前記フォーカス
    バイアス調整後に、前記チルトサーボ制御手段が前記光
    学系の調整動作を行った場合には、前記フォーカスバイ
    アス調整手段は前記フォーカスバイアス調整を再度行う
    ことを特徴とする光記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 前記チルトサーボ制御手段は、前記光学
    系に挿入された分割型の液晶パネルを有し、前記光検出
    器の各出力信号の和信号である読取信号が最大となるよ
    うに前記液晶パネルの各分割領域を個別に駆動すること
    を特徴とする請求項1記載の光記録媒体再生装置。
  3. 【請求項3】 光記録媒体に光ビームを照射し、その光
    記録媒体からの反射光を分割型の光検出器にて検出する
    光学系を有する光ピックアップと、 前記光検出器の各出力信号に基づいてフォーカスエラー
    信号を生成し、そのフォーカスエラー信号に応じて前記
    ピックアップ内の対物レンズを前記光ビームの光軸方向
    に移動させるフォーカスサーボ制御手段と、 前記フォーカスエラー信号中のオフセット成分を除去す
    るためにフォーカスバイアス調整を行うフォーカスバイ
    アス調整手段と、 前記光記録媒体の記録面の前記光ビームの照射位置にお
    ける法線と前記光ビームの光軸方向とのなすチルト角を
    補償するために前記光検出器の各出力信号の和信号であ
    る読取信号が最大となるように前記光学系を調整するチ
    ルトサーボ制御手段と、を備えた光記録媒体再生装置で
    あって、 前記フォーカスバイアス調整手段による前記フォーカス
    バイアス調整後に、前記チルトサーボ制御手段が前記光
    学系の調整動作を行った場合に、前記フォーカスバイア
    ス調整の開始条件を満たすか否かを判別する判別手段を
    有し、 前記フォーカスバイアス調整手段は前記判別手段が前記
    フォーカスバイアス調整の開始条件を満たすと判別した
    ときには前記フォーカスバイアス調整を再度行うことを
    特徴とする光記録媒体再生装置。
  4. 【請求項4】 前記フォーカスバイアス調整の開始条件
    は、前記読取信号レベルが第1所定レベルより大である
    ことを特徴とする請求項3記載の光記録媒体再生装置。
  5. 【請求項5】 前記フォーカスバイアス調整の開始条件
    は、前記チルトサーボ制御手段による前記光学系の調整
    動作によって前記読取信号のレベル変動幅が第1所定幅
    より大となった場合であることを特徴とする請求項3記
    載の光記録媒体再生装置。
  6. 【請求項6】 前記フォーカスバイアス調整の開始条件
    は、前記チルトサーボ制御手段による前記光学系の調整
    レベルが第2所定レベルより大であることを特徴とする
    請求項3記載の光記録媒体再生装置。
  7. 【請求項7】 前記フォーカスバイアス調整の開始条件
    は、前記チルトサーボ制御手段による前記光学系の調整
    レベル変動幅が第2所定幅より大となった場合であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の光記録媒体再生装置。
  8. 【請求項8】 前記フォーカスバイアス調整の開始条件
    は、前記チルトサーボ制御手段による前記光学系の調整
    動作の前記読取信号のレベル変動幅が第3所定幅より小
    となった状態が所定回数連続している場合であることを
    特徴とする請求項3記載の光記録媒体再生装置。
  9. 【請求項9】 前記フォーカスバイアス調整の開始条件
    は、前記チルトサーボ制御手段による前記光学系の調整
    動作開始後、所定時間が経過したことであることを特徴
    とする請求項3記載の光記録媒体再生装置。
  10. 【請求項10】 光ピックアップ内の分割型の光検出器
    の各出力信号に基づいたフォーカスエラー信号中のオフ
    セット成分を除去するためにフォーカスバイアス調整を
    行い、その後、光記録媒体の記録面の前記光ピックアッ
    プからの光ビームの照射位置における法線と前記光ビー
    ムの光軸方向とのなすチルト角を補償するために前記光
    検出器の各出力信号の和信号である読取信号が最大とな
    るように前記光学系をチルト調整する光記録媒体再生方
    法であって、 前記フォーカスバイアス調整後に、前記光ピックアップ
    の光学系のチルト調整動作を行った場合には、前記フォ
    ーカスバイアス調整を再度行うことを特徴とする光記録
    媒体再生方法。
  11. 【請求項11】 光ピックアップ内の分割型の光検出器
    の各出力信号に基づいたフォーカスエラー信号中のオフ
    セット成分を除去するためにフォーカスバイアス調整を
    行い、その後、光記録媒体の記録面の前記光ピックアッ
    プからの光ビームの照射位置における法線と前記光ビー
    ムの光軸方向とのなすチルト角を補償するために前記光
    検出器の各出力信号の和信号である読取信号が最大とな
    るように前記光学系をチルト調整する光記録媒体再生方
    法であって、 前記フォーカスバイアス調整後に、前記光ピックアップ
    の光学系のチルト調整動作を行った場合には、前記フォ
    ーカスバイアス調整の開始条件を満たすか否かを判別
    し、 前記フォーカスバイアス調整の開始条件を満たすと判別
    したときには前記フォーカスバイアス調整を再度行うこ
    とを特徴とする光記録媒体再生方法。
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