JPH05157812A - Icテスタ - Google Patents
IcテスタInfo
- Publication number
- JPH05157812A JPH05157812A JP3321925A JP32192591A JPH05157812A JP H05157812 A JPH05157812 A JP H05157812A JP 3321925 A JP3321925 A JP 3321925A JP 32192591 A JP32192591 A JP 32192591A JP H05157812 A JPH05157812 A JP H05157812A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing
- comparator
- pin
- driver
- pin electronics
- Prior art date
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- Pending
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高価なケーブルとリレーを排除した、安価で
精度の高いピン間スキュー校正装置を持ったICテスタ
を提供することである。 【構成】 互いに逆方向に駆動され、任意の点までの伝
送時間の和が一定の一組の環状線路20a,20bをド
ライバDR1、DR2で駆動し、各ピンエレクトロニク
ス内のコンパレータ9a〜9nで受け、そのタイミング
の和を2で割ってストローブタイミングを求める。この
タイミングは、環状線路の半分の長さの信号の伝播時間
に相当し、各ピンの線路長の差が排除される。
精度の高いピン間スキュー校正装置を持ったICテスタ
を提供することである。 【構成】 互いに逆方向に駆動され、任意の点までの伝
送時間の和が一定の一組の環状線路20a,20bをド
ライバDR1、DR2で駆動し、各ピンエレクトロニク
ス内のコンパレータ9a〜9nで受け、そのタイミング
の和を2で割ってストローブタイミングを求める。この
タイミングは、環状線路の半分の長さの信号の伝播時間
に相当し、各ピンの線路長の差が排除される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICテスタに関し、特
に、ピン間スキュー校正機構を持つLSIテスタに関す
る。
に、ピン間スキュー校正機構を持つLSIテスタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のLSIテスタにおけるピン間スキ
ューの校正は、図4に示すように、基準デバイス40
(基準となるコンパレータ41とドライバ42、ならび
にタイミングジェネレータ43を有する)を、電気長の
等しいケーブル46、47、ならびにリレー等のマルチ
プレクサ45を介して、各ピンエレクトロニクス50
(DUTの各ピンを駆動するドライバ47と、DUTか
らの信号をストローブタイミングで所定電圧と比較する
コンパレータ48と、ドライブならびにストローブタイ
ミングを与えるタイミングジェネレータ49とを有す
る)に接続し、信号の授受を行いながら各ピンエレクト
ロニクスのタイミングジェネレータを調整することによ
り、行われる。
ューの校正は、図4に示すように、基準デバイス40
(基準となるコンパレータ41とドライバ42、ならび
にタイミングジェネレータ43を有する)を、電気長の
等しいケーブル46、47、ならびにリレー等のマルチ
プレクサ45を介して、各ピンエレクトロニクス50
(DUTの各ピンを駆動するドライバ47と、DUTか
らの信号をストローブタイミングで所定電圧と比較する
コンパレータ48と、ドライブならびにストローブタイ
ミングを与えるタイミングジェネレータ49とを有す
る)に接続し、信号の授受を行いながら各ピンエレクト
ロニクスのタイミングジェネレータを調整することによ
り、行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のピン間
スキューの校正において、電気長の等しいケーブルを用
意することは実際には困難であって、コスト高となり、
また、リレーによるマルチプレクサは、バンド幅をかせ
ぐことはできても切替えの耐用回数が小さく、高価であ
り、切替えに時間がかかる。
スキューの校正において、電気長の等しいケーブルを用
意することは実際には困難であって、コスト高となり、
また、リレーによるマルチプレクサは、バンド幅をかせ
ぐことはできても切替えの耐用回数が小さく、高価であ
り、切替えに時間がかかる。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、高価なケーブルとリレーを
排した、安価で精度の高いピン間スキューの校正装置を
備えたICテスタを提供することにある。
たものであり、その目的は、高価なケーブルとリレーを
排した、安価で精度の高いピン間スキューの校正装置を
備えたICテスタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、ピン間スキ
ューの校正手段として、互いに逆方向に第1および第2
のドライバにより駆動され、その各ドライバから任意の
1点までの距離(すなわち、伝送時間)の和が一定の、
一組の環状線路を用い、この環状線路の左周りと右周り
の伝送線路長を平均化するアルゴリズムを用いることに
よって、ピン間スキューを排除するようにしている。
ューの校正手段として、互いに逆方向に第1および第2
のドライバにより駆動され、その各ドライバから任意の
1点までの距離(すなわち、伝送時間)の和が一定の、
一組の環状線路を用い、この環状線路の左周りと右周り
の伝送線路長を平均化するアルゴリズムを用いることに
よって、ピン間スキューを排除するようにしている。
【0006】
【作用】第1の環状線路を第1のドライバの立ち上がり
(あるいは、立ち下がり)で駆動し、駆動信号を環状線
路を左周りに伝播させて一つの(あるいは全部の)ピン
エレクトロニクスのコンパレータに入力させ、レベル変
化するタイミング(エッジタイミング)を検出して、そ
のタイミングA(すなわち、ドライバの駆動開始点から
コンパレータまでの伝播時間)を保持しておく。
(あるいは、立ち下がり)で駆動し、駆動信号を環状線
路を左周りに伝播させて一つの(あるいは全部の)ピン
エレクトロニクスのコンパレータに入力させ、レベル変
化するタイミング(エッジタイミング)を検出して、そ
のタイミングA(すなわち、ドライバの駆動開始点から
コンパレータまでの伝播時間)を保持しておく。
【0007】次に、第2の環状線路を第2のドライバの
立ち上がり(あるいは、立ち下がり)で駆動し、駆動信
号を環状線路を右周りに伝播させて、前記一つの(ある
いは全部の)ピンエレクトロニクスのコンパレータに入
力させ、レベル変化するタイミングを検出し、そのタイ
ミングB(すなわち、ドライバの駆動開始点からコンパ
レータまでの伝播時間)を保持させる。
立ち上がり(あるいは、立ち下がり)で駆動し、駆動信
号を環状線路を右周りに伝播させて、前記一つの(ある
いは全部の)ピンエレクトロニクスのコンパレータに入
力させ、レベル変化するタイミングを検出し、そのタイ
ミングB(すなわち、ドライバの駆動開始点からコンパ
レータまでの伝播時間)を保持させる。
【0008】次に、(A+B)/2で与えられるタイミ
ングCを算出し、このタイミングをコンパレータのスト
ローブタイミング(比較タイミング)とするべく、ピン
エレクトロニクス内のタイミングジェネレータを調整す
る。
ングCを算出し、このタイミングをコンパレータのスト
ローブタイミング(比較タイミング)とするべく、ピン
エレクトロニクス内のタイミングジェネレータを調整す
る。
【0009】各ピンエレクトロニクスと環状線路の接続
線路長が極短く、この経路の伝播を無視して考えると、
タイミングCは、円環線路の周囲長の半分を伝播した信
号を受信するタイミングであり、各ピンエレクトロニク
スのコンパレータのストローブタイミングは、全部、こ
の同じタイミングに揃えられ、線路長の差がキャンセル
されて校正がなされる。次に、このコンパレータのスト
ローブタイミングを基準として、同じピンエレクトロニ
クス内のドライバの駆動タイミングを、タイミングジェ
ネレータを動かして調整し、ピン間スキュー校正が完了
する。
線路長が極短く、この経路の伝播を無視して考えると、
タイミングCは、円環線路の周囲長の半分を伝播した信
号を受信するタイミングであり、各ピンエレクトロニク
スのコンパレータのストローブタイミングは、全部、こ
の同じタイミングに揃えられ、線路長の差がキャンセル
されて校正がなされる。次に、このコンパレータのスト
ローブタイミングを基準として、同じピンエレクトロニ
クス内のドライバの駆動タイミングを、タイミングジェ
ネレータを動かして調整し、ピン間スキュー校正が完了
する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のICテスタの一実施例の要
部回路構成を示す図、図2はICテスタの機構(機械的
な配置)を示す図である。
て説明する。図1は本発明のICテスタの一実施例の要
部回路構成を示す図、図2はICテスタの機構(機械的
な配置)を示す図である。
【0011】まず、図2によりICテスタの全体の配置
の概要を説明する。最上部はパフォーマンスボード30
であり、DUT(被試験対象であるLSI)はソケット
(不図示)に挿入されて固定され、各ピンは、スルーホ
ールTHを介して裏面に延在する配線に電気的に接続し
ている。その配線には、プローバ31a〜31nが接触
し、これにより、各ピンエレクトロニクスPE1〜PE
nとDUTが電気的に接続されるようになっている。
の概要を説明する。最上部はパフォーマンスボード30
であり、DUT(被試験対象であるLSI)はソケット
(不図示)に挿入されて固定され、各ピンは、スルーホ
ールTHを介して裏面に延在する配線に電気的に接続し
ている。その配線には、プローバ31a〜31nが接触
し、これにより、各ピンエレクトロニクスPE1〜PE
nとDUTが電気的に接続されるようになっている。
【0012】ピンエレクトロニクス(ピンカード)PE
1〜PEnは、ピン間スキュー校正用の環状線路20
a,20b、ドライバDR1,DR2が埋設されている
中央の筒部のまわりに、所定間隔をおいて配置されてい
る。
1〜PEnは、ピン間スキュー校正用の環状線路20
a,20b、ドライバDR1,DR2が埋設されている
中央の筒部のまわりに、所定間隔をおいて配置されてい
る。
【0013】各ピンエレクトロニクスPE1〜PEn
は、ドライバ8a〜8nと、コンパレータ9a〜9n
と、GaAsMESFETからなる高速かつ低寄生容量
で反射の少ないスイッチ11a〜11nを有し、このス
イッチのオン/オフにより、DUTとの接続点(ドライ
バ8の出力端とコンパレータ9の入力端との共通接続
点)と環状線路20a,20bとの電気的な接続が制御
される。
は、ドライバ8a〜8nと、コンパレータ9a〜9n
と、GaAsMESFETからなる高速かつ低寄生容量
で反射の少ないスイッチ11a〜11nを有し、このス
イッチのオン/オフにより、DUTとの接続点(ドライ
バ8の出力端とコンパレータ9の入力端との共通接続
点)と環状線路20a,20bとの電気的な接続が制御
される。
【0014】次に、図1を用いて各部の具体的構成を説
明する。環状線路20a,20bは専用のドライバDR
1,DR2で駆動され、線路はプリント基板上に形成さ
れたマイクロストリップラインであり、相対値が予め調
整されており、それぞれ、抵抗Rで終端している。ドラ
イバDR1,DR2は、レート発生器2(CPU1によ
り制御される)からのレート信号をもらって、D X のデ
ィレイ後に、各環状線路を同時に、逆方向に駆動する。
明する。環状線路20a,20bは専用のドライバDR
1,DR2で駆動され、線路はプリント基板上に形成さ
れたマイクロストリップラインであり、相対値が予め調
整されており、それぞれ、抵抗Rで終端している。ドラ
イバDR1,DR2は、レート発生器2(CPU1によ
り制御される)からのレート信号をもらって、D X のデ
ィレイ後に、各環状線路を同時に、逆方向に駆動する。
【0015】各ピンエレクトロニクスPE1〜PEnで
は、コンパレータ9a〜9nの後にD型フリップフロッ
プ10a〜10nが設けられ、ストローブタイミングで
コンパレータ出力をラッチするようになっている。ドラ
イバ8a〜8nの駆動タイミングおよび、コンパレータ
のストローブタイミングはそれぞれ、タイミングジェネ
レータTG1,TG2(レート発生器2からのレート信
号をドライバ3を介して、Dn の遅延を与えた信号で駆
動される)により決定される。TG1は、基準ディレイ
5aと微調整用のディレイ4aからなり、TG2は、基
準ディレイ7aと微調整用のディレイ6aからなり、C
PU1が微調整用のディレイを調節してスキューを校正
するようになっている。なお、各ピンエレクトロニクス
と環状線路20a,20bを結ぶ線路の長さは極めて短
く、伝播遅延は無視できる。
は、コンパレータ9a〜9nの後にD型フリップフロッ
プ10a〜10nが設けられ、ストローブタイミングで
コンパレータ出力をラッチするようになっている。ドラ
イバ8a〜8nの駆動タイミングおよび、コンパレータ
のストローブタイミングはそれぞれ、タイミングジェネ
レータTG1,TG2(レート発生器2からのレート信
号をドライバ3を介して、Dn の遅延を与えた信号で駆
動される)により決定される。TG1は、基準ディレイ
5aと微調整用のディレイ4aからなり、TG2は、基
準ディレイ7aと微調整用のディレイ6aからなり、C
PU1が微調整用のディレイを調節してスキューを校正
するようになっている。なお、各ピンエレクトロニクス
と環状線路20a,20bを結ぶ線路の長さは極めて短
く、伝播遅延は無視できる。
【0016】次に、図1ならびに図3を参照して、環状
線路20a,20bを用いたスキュー校正の手順を説明
する。なお、このときは、DUTはパフォーマンスボー
ド上にはセットされない。
線路20a,20bを用いたスキュー校正の手順を説明
する。なお、このときは、DUTはパフォーマンスボー
ド上にはセットされない。
【0017】まず、予め、ピンエレクトロニクス内のド
ライバとコンパレータのDCオフセットが除かれる。次
に、CPU1の指示によりレート発生器2が起動され
る。次に、CPU1は、スイッチ制御信号CNTa(2
本の制御線のうちの一つ)をアクティブとし、ピンエレ
クトロニクスPE1のGaAsスイッチ11aのみをオ
ンさせる。
ライバとコンパレータのDCオフセットが除かれる。次
に、CPU1の指示によりレート発生器2が起動され
る。次に、CPU1は、スイッチ制御信号CNTa(2
本の制御線のうちの一つ)をアクティブとし、ピンエレ
クトロニクスPE1のGaAsスイッチ11aのみをオ
ンさせる。
【0018】次に、レート発生器2の基準信号によりド
ライバDR1,DR2を駆動する。コンパレータ9a
は、環状線路20a(距離L1)を伝播されてきたドラ
イバDR1の出力エッジ(立ち上がりエッジあるいは立
ち下がりエッジ)を、その振幅の中点電圧との比較によ
り検出する。そのストローブタイミングAはCPU1に
保持される。
ライバDR1,DR2を駆動する。コンパレータ9a
は、環状線路20a(距離L1)を伝播されてきたドラ
イバDR1の出力エッジ(立ち上がりエッジあるいは立
ち下がりエッジ)を、その振幅の中点電圧との比較によ
り検出する。そのストローブタイミングAはCPU1に
保持される。
【0019】次に、GaAsスイッチ11aをオフし、
12aをオンさせ、同様に、ドライバDR2の出力エッ
ジ(環状線路20の距離L2を伝播されてくる)を、コ
ンパレータ9aが検出し、そのストローブタイミングB
はCPU1に保持される。
12aをオンさせ、同様に、ドライバDR2の出力エッ
ジ(環状線路20の距離L2を伝播されてくる)を、コ
ンパレータ9aが検出し、そのストローブタイミングB
はCPU1に保持される。
【0020】CPU1は(A+B)/2の演算によっ
て、図3に示される平均のタイミングCを算出し、微調
整用ディレイ6aを調整して、ストローブタイミングを
その算出されたタイミングCに合致させる。タイミング
Cは、環状線路の半分、すなわち、(L1+L2)/2
に相当するドライバ出力信号の伝播時間後のタイミング
である。
て、図3に示される平均のタイミングCを算出し、微調
整用ディレイ6aを調整して、ストローブタイミングを
その算出されたタイミングCに合致させる。タイミング
Cは、環状線路の半分、すなわち、(L1+L2)/2
に相当するドライバ出力信号の伝播時間後のタイミング
である。
【0021】以下、上述の調整を各ピンについて同様の
調整を行い、コンパレータ9b〜9nのストローブタイ
ミングをCに合わせる。これで、コンパレータのストロ
ーブタイミングは、相対的に揃えられたことになる。
調整を行い、コンパレータ9b〜9nのストローブタイ
ミングをCに合わせる。これで、コンパレータのストロ
ーブタイミングは、相対的に揃えられたことになる。
【0022】次に、各ピンエレクトロニクスPEa〜P
Enにおいて、ドライバ8a〜8nを同時に駆動し、そ
の出力をコンパレータ9a〜9nで受け、今度は、上述
のキャリブレーションにより調整されたストローブタイ
ミングを基準として、ドライバ8a〜8nのドライブタ
イミング(零点)を合わせる。これにより、ピン間スキ
ューの校正が完了する。
Enにおいて、ドライバ8a〜8nを同時に駆動し、そ
の出力をコンパレータ9a〜9nで受け、今度は、上述
のキャリブレーションにより調整されたストローブタイ
ミングを基準として、ドライバ8a〜8nのドライブタ
イミング(零点)を合わせる。これにより、ピン間スキ
ューの校正が完了する。
【0023】本実施例では、環状線路をドライバDR
1,DR2で駆動し、各ピンエレクトロニクスのコンパ
レータで受信しているが、逆に、環状線路に専用のコン
パレータを接続しておき、各ピンエレクトロニクスのド
ライブ信号を、その専用のコンパレータで受信する方式
を採用することもできる。また、CPUを各ピン毎に設
ければ、スキュー調整を、全ピン同時に実行でき、さら
なる時間の短縮が可能となる。
1,DR2で駆動し、各ピンエレクトロニクスのコンパ
レータで受信しているが、逆に、環状線路に専用のコン
パレータを接続しておき、各ピンエレクトロニクスのド
ライブ信号を、その専用のコンパレータで受信する方式
を採用することもできる。また、CPUを各ピン毎に設
ければ、スキュー調整を、全ピン同時に実行でき、さら
なる時間の短縮が可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、互いに逆
方向に駆動され、任意の点までの伝送時間の和が一定の
一組の環状線路を使用し、線路長の平均の伝播時間にス
トローブタイミングを合わせることにより、高価なケー
ブルやリレーを用いずにピン間スキューを短時間で校正
できる効果がある。
方向に駆動され、任意の点までの伝送時間の和が一定の
一組の環状線路を使用し、線路長の平均の伝播時間にス
トローブタイミングを合わせることにより、高価なケー
ブルやリレーを用いずにピン間スキューを短時間で校正
できる効果がある。
【0025】これにより、ICテスタの高機能化をコス
トを抑制しつつ達成できる。
トを抑制しつつ達成できる。
【図1】本発明のICテスタの一実施例の要部回路構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1のICテスタの機構(機械的な配置)を示
す図である。
す図である。
【図3】ストローブタイミングの校正方法を説明するた
めのタイミングチャートである。
めのタイミングチャートである。
【図4】従来例の問題点を説明するための図である。
1 CPU 2 レート発生器 3 分配器 4〜7 ディレイライン 8 ドライバ 9 コンパレータ 11,12 GaAsFET 20a,20b 環状線路 PEa〜PEn ピンエレクトロニクス
Claims (1)
- 【請求項1】タイミング発生器(TG)によって、DU
Tへの波形送出タイミングとDUTからの信号のストロ
ーブタイミングが決定される、ドライバ(8)およびコ
ンパレータ(9)を持つ複数のピンエレクトロニクス
(PE)が設けられており、 また、これらのピンエレクトロニクス間のピン間スキュ
ーを校正するための校正手段が設けられており、この校
正手段は、第1および第2のドライバ(DR1,DR
2)によって互いに逆方向に駆動される第1および第2
の環状線路(20a,20b)を有し、これらの環状線
路は互いに対をなして同心的に構成され、環状線路中の
任意の一点から前記第1のドライバ(DR1)までの距
離と、同じくその一点から前記第2のドライバ(DR
2)までの距離との和は一定となっており、 前記第1および第2の環状線路(20a,20b)と各
ピンエレクトロニクスの前記コンパレータ(9)とは、
それぞれ第1および第2のスイッチ手段(11,12)
を介して接続されており、 さらに、前記タイミング発生器(TG)の調整を行うタ
イミング調整手段(1)が設けられており、このタイミ
ング調整手段(1)は、 前記校正手段の第1および第2のドライバ(DR1,D
R2)の駆動信号をそれぞれ、前記第1および第2のス
イッチ手段(11,12)を介して各ピンエレクトロニ
クスの前記コンパレータ(9)が受信したタイミングの
差の中点に、前記コンパレータ(9)のストローブタイ
ミングを合わせるべく、前記タイミング発生器(TG)
を調整することを特徴とするICテスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321925A JPH05157812A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | Icテスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321925A JPH05157812A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | Icテスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05157812A true JPH05157812A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18137949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3321925A Pending JPH05157812A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | Icテスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05157812A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004029640A1 (en) * | 2002-09-24 | 2004-04-08 | Advantest Corporation | High speed semiconductor test system |
JP2008534958A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-08-28 | テラダイン・インコーポレーテッド | 自動試験装置の較正 |
JP2011247782A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Advantest Corp | 試験装置及びタイミング調整方法 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP3321925A patent/JPH05157812A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004029640A1 (en) * | 2002-09-24 | 2004-04-08 | Advantest Corporation | High speed semiconductor test system |
JP2008534958A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-08-28 | テラダイン・インコーポレーテッド | 自動試験装置の較正 |
JP4672057B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-04-20 | テラダイン・インコーポレーテッド | 自動試験装置の較正 |
JP2011247782A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Advantest Corp | 試験装置及びタイミング調整方法 |
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