JPH05156012A - ポリアニリン誘導体及びその製造方法 - Google Patents

ポリアニリン誘導体及びその製造方法

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JPH05156012A
JPH05156012A JP34981191A JP34981191A JPH05156012A JP H05156012 A JPH05156012 A JP H05156012A JP 34981191 A JP34981191 A JP 34981191A JP 34981191 A JP34981191 A JP 34981191A JP H05156012 A JPH05156012 A JP H05156012A
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polyaniline
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soluble
derivative
sulfonic acid
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Osamu Oka
修 岡
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Tomoegawa Co Ltd
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Tomoegawa Paper Co Ltd
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己ドープ性を有し、有機溶剤または水に可
溶で、キャスト、塗工等の成形加工が可能なポリアニリ
ン誘導体を提供する。 【構成】 還元型ポリアニリン中の窒素原子の数の0.
01〜50%[k/(n+2m+k)=0.001〜
0.5]の窒素原子にスルホン酸基とカルボキシル基を
有する置換基を導入したポリアニリン誘導体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己ドープ性を有し、
有機溶剤または水に可溶で、キャスト、塗工、含浸等の
成形加工が可能なポリアニリン誘導体及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリアニリンは新しい電子材料、
導電材料として、電池の電極材料、帯電防止材料、電磁
波遮蔽材料、光電子変換素子、光メモリー、各種センサ
ー等の機能素子、表示素子、各種ハイブリッド材料、透
明導電体、各種端末機器などの広い分野への応用が検討
されている。
【0003】しかしながら、一般にポリアニリンは、π
共役系が高度に発達しているため、高分子主鎖が剛直で
分子鎖間の相互作用が強く、また分子鎖間に強固な水素
結合が数多く存在するため、ほとんどの有機溶剤に不溶
であり、また加熱によっても溶融しないので成形性に乏
しく、キャストや塗工が出来ないという大きな欠点を有
している。そのために例えば、高分子材料の繊維、多孔
質体などの所望の形状の基材にアニリンからなるモノマ
ーを含浸させ、このモノマーを適当な重合触媒と接触さ
せることにより、或いは、電解酸化により重合させて導
電性複合材料としたり、或いはまた熱可塑性重合体粉末
の存在下で、モノマーを重合させ同様の複合材料を得て
いた。
【0004】これに対し、重合触媒と反応温度の工夫に
よりN−メチル−2−ピロリドンのみに可溶なポリアニ
リンが合成されている(M. Abe et al.; J. Chem. So
c., Chem. Commun., 1989, 1736 )。しかし、このポリ
アニリンもその他の汎用有機溶剤にはほとんど溶けず、
適応範囲が限られている。更に、ポリアニリンのような
導電性高分子に導電性を付与するためには、プロトン酸
やアクセプター性の分子と導電性高分子を接触させドー
ピングする必要があり、ドーピング前の導電率は10
-10S/cm程度の非常に低いものであった。従来のポ
リアニリンではこのドーパントが低分子の場合、簡単に
脱ドープが起こり、一方高分子酸を用いるとドーピング
がしにくくなるといった問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、上記問題
点を解消し、ポリアニリン本来の特性を損なうこと無
く、自己ドープ性を有し、汎用溶媒や水に可溶なキャス
ト、塗工、含浸等の成形加工が可能なポリアニリンを提
供することを目的としている。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明者は、上記問題を
解決すべく鋭意検討した結果、ポリアニリンをスルホン
酸基を有するカルボン酸無水物と反応させて、N位にス
ルホン酸基とカルボキシル基とを有する置換基を導入す
ることにより、上記の問題点を解決できることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち本発明は下記式(I)
【化5】 (m,nは0以上の整数であって、同時に0になること
はない。)で示される構造単位と、下記式(II)
【化6】 (式中、Mは水素原子、アルカリ金属またはアンモニウ
ムを示す。)で示される構造単位とからなる高分子化合
物であって、n+m+k=7〜2000であり、k/
(n+2m+k)=0.001〜0.5であることを特
徴とするポリアニリン誘導体である。
【0008】本発明のポリアニリン誘導体の製造方法
は、ポリアニリンをアンモニアで処理して、可溶型ポリ
アニリンに変換し、次いで過剰のヒドラジンで処理して
還元型ポリアニリンに変換し、さらにこれをアミド系溶
剤に溶解した後、得られた溶液に下記式(III)
【化7】 (式中、Mは水素原子、アルカリ金属またはアンモニウ
ムを示す。)で示されるスルホン酸基を有する環状のカ
ルボン酸無水物を加えて反応させることを特徴とする。
これにより還元型ポリアニリンのN位をアミド化し、N
位にスルホン酸基とカルボキシル基とを有する置換基が
導入される。また、上記反応生成物をアルカリ処理する
ことで、Mを変換することも可能である。
【0009】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明のポリアニリン誘導体を製造するには、過硫酸アン
モニウム等を酸化剤として用いて、アニリンを低温、例
えば−20〜50℃の範囲の温度で酸化重合することに
よって得た数平均分子量2000〜500000[GP
C(N−メチル−2−ピロリドン溶媒)で測定、ポリス
チレン換算の数平均分子量]のポリアニリンを使用す
る。まず、このポリアニリンをアンモニアで処理して可
溶型ポリアニリンに変換し、この可溶型ポリアニリン
を、過剰のヒドラジンで処理して還元型のポリアニリン
を製造する。なお、還元型のポリアニリンは、酸化重合
により得られた上記ポリアニリンの還元体であって、ポ
リアニリン中の窒素原子が第二級のアミノ基の構造にな
っていることを意味する。ヒドラジン処理は、可溶型の
ポリアニリンを水に分散し、ポリアニリン中の窒素原子
に対して当量以上、好ましくは3倍以上のヒドラジンを
窒素雰囲気下で加え、24時間、0〜30℃で攪拌する
ことにより行う。
【0010】得られる還元型ポリアニリンは、N−メチ
ル−2−ピロリドンあるいはN,N−ジメチルアセトア
ミドに可溶であるが、他の汎用有機溶剤、たとえばクロ
ロホルムやテトラヒドロフランにはほとんど不溶であ
る。
【0011】次いで、この還元型ポリアニリンを一般式
(III)で表されるスルホン酸基を有する環状のカルボ
ン酸無水物とを反応させて、N位にスルホン酸基とカル
ボキシル基とを有する前記式(II)で示される置換基を
導入する。上記の反応は、還元型ポリアニリンをアミド
系溶剤に溶解し、得られた溶液に、前記一般式(III)
で示されるスルホン酸基を有する環状のカルボン酸無水
物を加え、窒素雰囲気下−10〜100℃の温度範囲
で、好ましくは40〜80℃の温度範囲で攪拌すること
によって行うことができる。
【0012】アミド系溶剤としては、N−メチル−2−
ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−
ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホリックトリ
アミド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が
使用できる。
【0013】本発明において使用するスルホン酸基を有
する環状のカルボン酸無水物は、前記式(III)で表さ
れる、3−スルホフタル酸無水物および4−スルホフタ
ル酸無水物、或はそれらのアルカリ金属塩やアンモニウ
ム塩をあげることができる。
【0014】スルホン酸基とカルボキシル基の水素は、
反応後の処理方法によって容易にアルカリ金属やアンモ
ニウムに変換することができる。即ち、酸無水物との反
応終了後、反応混合物をアルコールやエーテルに投入し
沈澱してくる生成物を回収、乾燥すれば前記式(III)
のMが水素のものが得られる。また、これにアンモニア
水、水酸化ナトリウム等アルカリ金属水酸化物の水溶液
またはアルコール溶液を作用させれば、前記式(III)
のMがアンモニウム或はアルカリ金属のものが得られ
る。
【0015】本発明のN位にスルホン酸基とカルボキシ
ル基を有する置換基を導入したポリアニリン誘導体は、
前記式(I)と式(II)とでn+m+k=7〜2000
であり、n+m+k>2000の場合は、有機溶媒に溶
解しなくなり、n+m+k<7の場合には、導電性を示
さなくなるという問題が生じて好ましくない。本発明に
おいて、アミド化によるN位へのスルホン酸基とカルボ
キシル基とを有する置換基を導入する反応は、本発明の
ポリアニリン誘導体のN位の0.1〜50%[k/(n
+2m+K)=0.001〜0.5]がアミド化される
ように行うことが必要である。アミド化が0.1%未満
[k/(n+2m+k)<0.001]の場合には、有
機溶剤に対する充分な溶解度が得られず、また脱ドープ
時の導電率も非常に低い。また、50%以上[k/(n
+2m+k)>0.5]になると、ドーピングによって
導電性を発現させることが困難になる。
【0016】本発明のN位にスルホン酸基とカルボキシ
ル基とを有する置換基を導入したポリアニリン誘導体
は、N−メチル−2−ピロリドンおよびN,N−ジメチ
ルアセトアミドに可溶であるばかりでなく、クロロホル
ム、ジクロロエタン、ジクロロメタン等のハロゲン化炭
化水素溶媒やテトラヒドロフランのようなエーテル系溶
媒に可溶である。更に、導入された置換基が塩になって
いれば、水に対しても溶解性を示す。
【0017】本発明のポリアニリン誘導体は、これらの
溶剤に溶解した溶液からキャストにより、良好な自立性
のフィルムを得ることができる。また、こうして形成さ
れたフィルムはドーピングを行わなくても10-7〜10
-8S/cm程度の導電性を有し、一方、塩酸、硫酸、ホ
ウフッ化水素酸、過塩素酸等のプロトン酸でドープする
ことにより10-8〜10S/cmの高い導電率を示すも
のとなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。 実施例1 アニリン4.1g、濃塩酸21.9gを水に溶かして1
00mlとし、−5℃に冷却する。濃塩酸21.9g、
過硫酸アンモニウム6.28gを水に溶かし100ml
とし、この溶液もまた−5℃に冷却し、前記のアニリン
溶液にゆっくりと滴下し、−5℃で4時間攪拌を続け
た。こうして得られた数平均分子量12000[GPC
(N−メチル−2−ピロリドン溶媒中)で測定、ポリス
チレン換算の数平均分子量]のポリアニリンを得た。こ
れを水で充分に洗浄した後、さらにアンモニア水で脱ド
ープ処理を行った。
【0019】こうして得られた可溶型ポリアニリンを2
00mlの水に分散し、窒素雰囲気下で50mlのヒド
ラジンを加え、24時間室温で攪拌を続け、濾別、乾燥
して灰白色の還元型ポリアニリンを得た。このようにし
て得られた還元型ポリアニリン(数平均分子量1200
0)1gを、N−メチル−2−ピロリドン30mlに完
全に溶解し、充分に窒素置換した後、4−スルホフタル
酸無水物1.25g(還元型ポリアニリンのN位にたい
して50mol%)を加え、60℃で6時間攪拌を続け
反応させた。この溶液を1lのメタノールに攪拌しなが
ら投入し、沈澱物を濾別し、乾燥して本発明のポリアニ
リン誘導体を得た。このポリアニリン誘導体のn+m+
kの値は200であった。収量は2.00gであり、反
応収率からN位の置換率は40%であった。またN位の
置換は、アミドに由来する1660cm-1のIR吸収、
アニリニウムに由来する3100〜2000cm-1のI
R吸収、カルボン酸イオン基に由来する1595cm-1
のIR吸収、スルホン酸イオンに由来する1190及び
1063cm-1のIR吸収で確認した。
【0020】このポリアニリン誘導体は、N−メチル−
2−ピロリドンに可溶なだけでなく、クロロホルム、ジ
クロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等
の有機溶剤に対して良好な溶解性を示した。また、0.
1規定の水酸化ナトリウム水溶液にも溶解した。さらに
このポリアニリン誘導体のクロロホルム溶液からキャス
トによって自立性のフィルムを得る事ができた。導電率
はドーピング前で10-4S/cm、硫酸ドープ時で0.
07S/cmであった。また、ドーピング前のフィルム
は、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルア
セトアミド、クロロホルム、ジクロロエタン、ジクロロ
メタン、テトラヒドロフラン等の有機溶剤を用いても同
様の加工が可能であった。
【0021】実施例2 実施例1において4−スルホフタル酸無水物を0.25
g(還元型ポリアニリンのN位にたいして10mol
%)を用い同様の手順でN位にスルホン酸基とカルボキ
シル基とを有する前記式(II)で示される置換基を導入
した本発明のポリアニリン誘導体を1.225g得た。
このポリアニリン誘導体のn+m+kの値は190であ
った。反応収率からN位の置換率は9%であった。また
N位の置換は、アミドに由来する1660cm-1のIR
吸収、アニリニウムに由来する3100〜2000cm
-1のIR吸収、カルボン酸イオン基に由来する1595
cm -1のIR吸収、スルホン酸イオンに由来する119
0及び1063cm-1のIR吸収で確認した。
【0022】このポリアニリン誘導体は、N−メチル−
2−ピロリドンに可溶なだけでなく、クロロホルム、ジ
クロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等
の有機溶剤に対して良好な溶解性を示した。また、0.
1規定の水酸化ナトリウム水溶液にも溶解した。さらに
このポリアニリン誘導体のクロロホルム溶液からキャス
トによって自立性のフィルムを得る事ができ、その導電
率はドーピング前で10-5S/cm、硫酸ドープ時で
0.1S/cmであった。また、ドーピング前のフィル
ムは、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチル
アセトアミド、クロロホルム、ジクロロエタン、ジクロ
ロメタン、テトラヒドロフラン等の有機溶剤に溶解でき
た。
【0023】実施例3 実施例1において4−スルホフタル酸無水物1.25g
を0.025g(還元型ポリアニリンのN位にたいして
1mol%)に代えた以外は同様の手順でN位にスルホ
ン酸基とカルボキシル基とを有する前記式(II)で示さ
れる置換基を導入した本発明のポリアニリン誘導体を
1.025g得た。このポリアニリン誘導体のn+m+
kの値は190であり反応収率からN位の置換率は1%
であった。またN位の置換は、アミドに由来する166
0cm-1のIR吸収、アニリニウムに由来する3100
〜2000cm-1のIR吸収、カルボン酸イオン基に由
来する1595cm-1のIR吸収、スルホン酸イオンに
由来する1190及び1063cm-1のIR吸収で確認
した。
【0024】このポリアニリン誘導体は、N−メチル−
2−ピロリドンに可溶なだけでなく、クロロホルム、ジ
クロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等
の有機溶剤に対して良好な溶解性を示した。また、0.
1規定の水酸化ナトリウム水溶液にも溶解した。さらに
このポリアニリン誘導体のクロロホルム溶液からキャス
トによって自立性のフィルムを得る事ができ、その導電
率はドーピング前で10-7S/cm、硫酸ドープ時で
0.5S/cmであった。また、ドーピング前のフィル
ムは、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチル
アセトアミド、クロロホルム、ジクロロエタン、ジクロ
ロメタン、テトラヒドロフラン等の有機溶剤に溶解でき
た。
【0025】
【発明の効果】本発明は、ポリアニリンのN位にスルホ
ン酸基とカルボキシル基とを有する置換基を導入してあ
るので、ポリアニリン本来の特性を損なうことなく、自
己ドープ性を有し、有機溶剤や水に可溶で、かつフィル
ム化や塗工等の加工性に優れたポリアニリン誘導体を得
ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (m,nは0以上の整数であって、同時に0になること
    はない。)で示される構造単位と、下記式(II) 【化2】 (式中、Mは水素原子、アルカリ金属またはアンモニウ
    ムを示す。)で示される構造単位とからなる高分子化合
    物であって、n+m+k=7〜2000であり、k/
    (n+2m+k)=0.001〜0.5であることを特
    徴とするポリアニリン誘導体。
  2. 【請求項2】 ポリアニリンをアンモニアで処理して、
    可溶型ポリアニリンに変換し、次いで過剰のヒドラジン
    で処理して還元型ポリアニリンに変換し、さらにこれを
    アミド系溶剤に溶解した後、得られた溶液に、下記式
    (III) 【化3】 (式中、Mは水素原子、アルカリ金属またはアンモニウ
    ムを示す。)で示されるスルホン酸基を有する環状のカ
    ルボン酸無水物と反応させて得られる請求項1に記載の
    ポリアニリン誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】 ポリアニリンをアンモニアで処理して、
    可溶型ポリアニリンに変換し、次いて過剰のヒドラジン
    で処理して還元型ポリアニリンに変換し、さらにこれを
    アミド系溶剤に溶解した後、得られた溶液に、下記式
    (III) 【化4】 (式中、Mは水素原子、アルカリ金属またはアンモニウ
    ムを示す。)で示されるスルホン酸基を有する環状のカ
    ルボン酸無水物と反応させた後、アルカリ処理して得ら
    れる請求項2に記載のポリアニリン誘導体の製造方法。
JP34981191A 1991-03-25 1991-12-10 ポリアニリン誘導体及びその製造方法 Withdrawn JPH05156012A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08143771A (ja) * 1994-11-25 1996-06-04 Nec Corp 耐熱性ポリアニリンあるいはその誘導体及び固体電解コ ンデンサ並びにそれらの製造方法

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JPH08143771A (ja) * 1994-11-25 1996-06-04 Nec Corp 耐熱性ポリアニリンあるいはその誘導体及び固体電解コ ンデンサ並びにそれらの製造方法

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Effective date: 19990311