JPH05154597A - チャック装置 - Google Patents

チャック装置

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JPH05154597A
JPH05154597A JP32726691A JP32726691A JPH05154597A JP H05154597 A JPH05154597 A JP H05154597A JP 32726691 A JP32726691 A JP 32726691A JP 32726691 A JP32726691 A JP 32726691A JP H05154597 A JPH05154597 A JP H05154597A
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JP
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plunger
rivet
suction
hole
chuck
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JP32726691A
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Shusuke Okuhara
秀典 奥原
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Exedy Corp
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Daikin Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 締結部材の供給時間を短縮することにある。 【構成】 チャック装置10は、シリンダブロック17
と、シリンダブロック17に昇降自在に支持されるとと
もにリベット35を真空吸着によりチャックするための
プランジャ14と、プランジャ14の昇降装置と、プラ
ンジャ14の上昇位置においてプランジャ14のリベッ
ト吸着用孔25を真空ポンプと連通させ、プランジャ1
4の下降位置においてリベット吸着用孔25を真空ポン
プから遮断するためのバルブ装置とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チャック装置、特に、
締結部材をチャックして供給するための供給装置におけ
るチャック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばクラッチディスクやクラッチカ
バーの自動組立ラインにおいては、一般に、リベットを
供給するためのロボットが設けられ、このロボット先端
にリベットを保持するためのチャック装置が設けられて
いる。このチャック装置には、リベットを機械的にクラ
ンプする方式のものもあるが、この機械式クランプ方式
では装置全体が大型化するという問題がある。そこで、
リベットを真空吸着する真空吸着方式のチャック装置が
用いられている。この真空吸着方式のチャック装置は、
真空ポンプに接続され先端にリベット吸着用の開孔を有
する吸着部を有している。
【0003】リベットの供給の際には、真空ポンプを駆
動してチャック装置の吸着部によりリベットを吸着保持
する。そして、ロボットの移動によりチャック装置を移
動させ、リベットを供給すべき所望位置に吸着部を配置
させる。この状態から、電磁弁を介して真空圧を遮断し
て、リベットの供給を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のチャック装
置では、真空ポンプからの真空圧を電磁弁を介してON
/OFFすることにより着脱動作を行うため、電磁弁と
吸着部までの距離が長く、リベットの着脱のレスポンス
(反応速度)が悪い。この結果、リベットの供給時間が
長くかかるという問題が生じる。
【0005】本発明の目的は、リベット等の締結部材の
供給時間を短縮することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るチャック装
置は、締結部材をチャックして供給するための供給装置
におけるチャック装置である。この装置は、装置本体
と、吸着部と、昇降装置と、バルブ装置とを備えてい
る。前記吸着部は、装置本体に昇降自在に支持されると
ともに真空排気系に接続され、締結部材を真空吸着によ
りチャックするためのものである。前記昇降装置は、吸
着部を昇降させるものである。前記バルブ装置は、吸着
部の上昇位置において吸着部を真空排気系と接続させ、
吸着部の下降位置において吸着部を真空排気系から遮断
するためのものである。
【0007】
【作用】本発明では、締結部材のチャックの際には、昇
降装置により吸着部を上昇させる。この吸着部の上昇位
置においては、バルブ装置により吸着部が真空排気系と
接続されている。これにより、締結部材が真空吸着によ
り吸着部にチャックされる。次に、締結部材の供給の際
には、昇降装置により吸着部を下降させる。この吸着部
の下降位置においては、バルブ装置により吸着部が真空
排気系から遮断されている。これにより、締結部材が吸
着部から離れて、締結部材の供給が行われる。
【0008】この場合には、締結部材の供給の際に、バ
ルブ装置により吸着部が真空排気系から遮断されるた
め、締結部材の供給動作を迅速に行うことができ、供給
時間を短縮できる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例が採用されたリベ
ット供給装置を示している。このリベット供給装置は、
ベース1を有している。ベース1上には、図示しないロ
ボットを取り付けるためのブラケット2が取り付けられ
る。また、ベース1下方には、門型のフレーム3が配置
されている。このフレーム3は、側方に配置されたクラ
ンプ機構4によりベース1に着脱自在に取り付けられ
る。
【0010】門型フレーム3内には、複数個(図では9
個)のチャック装置10が配置されている。このチャッ
ク装置10は、左右方向に延びるベースブロック11を
有している。ベースブロック11上にはベース板12が
固定されている。これらベースブロック11及びベース
板12には、複数個(9個)の孔が一定間隔を隔てて形
成されている。図2に示すように、各孔13内にそれぞ
れプランジャ14が昇降自在に挿通している。プランジ
ャ14上部には、下方に開口する筒状部材15が固定さ
れている。また、ベース板12上方においてプランジャ
部材14周囲には、コイルばね16が縮設されている。
コイルばね16の下端はベース板12上に圧接し、上端
は筒状部材15内壁に圧接している。このコイルばね1
6のばね力により、プランジャ14は常時上方に付勢さ
れている。また、ベースブロック11下部にはシリンダ
ブロック17が固定されている。このシリンダブロック
17には、それぞれ上下方向に延びる複数個(9個)の
孔18が一定間隔を隔てて形成されている。各孔18の
形成位置は、ベースブロック11及びベース板12に形
成された各孔13の形成位置に対応している。プランジ
ャ14中央部は孔18の内径よりも小径となっており、
これにより、孔18内においてプランジャ14及びシリ
ンダブロック17の間に隔室19が形成されている。
【0011】一方、シリンダブロック17上部には、エ
アの導入出路20が形成されている。この導入出路20
先端は隔室19内に開口している。また、ベース1上に
は、電磁弁21が配置されている。電磁弁21は、図示
しないエア供給源に接続されており、このエア供給源か
らのエアは、ライン22を介して導入出路20に接続さ
れている。
【0012】プランジャ14下端には、リベット35先
端が挿入される穴14aが形成されている。また、この
穴14a上方においてプランジャ14外周には円周上に
溝部23が形成されている。溝部23下方には、溝部2
3と連通する凹部24が形成されている。また、プラン
ジャ14下部には、上下方向に延びる孔25が形成され
ている。孔25上部は凹部24内に、下部はプランジャ
14下端に開口している。また、シリンダブロック17
には左右方向に延びるフランジ部26が形成されてい
る。このフランジ部26にはエアの導出路27が形成さ
れている。導出路27先端は孔18内に開口している。
また、導出路27は、ライン28を介して真空ポンプに
接続されている。プランジャ14の上昇位置において
は、導出路27先端の開口部27aはプランジャ24の
溝部23に連通しており(図2)、またプランジャ14
の下降位置においては開口部27aはプランジャ14に
より閉塞されている(図3)。
【0013】フランジ部26の左右両端部は、図1に示
すように、それぞれ門型フレーム3の各側部下方に配置
されている。門型フレーム3の各側部及びフランジ部2
6の各端部を上下に挿通してロッド30が設けられてい
る。ロッド30下端はフランジ部26に固定されてい
る。フランジ部26及び門型フレーム3間においてロッ
ド30周囲にはコイルばね31が縮設されている。この
コイルばね31のばね力により、ロッド30は常時下方
に付勢されている。また、ロッド30上端には、抜け止
め用のプレート32が固定されている。
【0014】次に、動作について説明する。まず、リベ
ットのチャック動作について説明する。この場合には、
コイルばね16のばね力によりプランジャ14が上方に
移動しており、図2に示すように、フランジ部26に形
成された導出路27先端の開口部27aがプランジャ1
4周囲に形成された溝部23内に開口している。これに
より、導出路27、溝部23、凹部24及び孔25が連
通している。この状態から真空ポンプを駆動すると、ラ
イン28、導出路27、溝部23、凹部24及び孔25
を介してプランジャ14下端部分のエアが吸入される。
これにより、リベット35の頭部35aが孔25の孔2
5の開口部25aから吸引され、軸部35bがプランジ
ャ14下端の穴14a内に挿入される。このようにし
て、リベット35がチャックされる。
【0015】次に、リベット35をチャックした状態か
ら、ロボット(図示せず)の駆動により、ブラケット2
を介して、リベット供給ステーションにチャック装置全
体を移動させる。次に、電磁弁21を制御して、図示し
ないエア供給源からのエアを供給する。供給されたエア
は、ライン22を介して導入出路20から隔室19内に
導入される。これにより、プランジャ14がコイルばね
16のばね力に抗して下方に移動する。そして、図3に
示すように、プランジャ14周囲の溝部23がフランジ
26の導出路開口部27aの下方に移動すると、開口部
27aがプランジャ14により遮断される。これによ
り、孔25の開口部25aからのエアの吸入が停止す
る。一方、溝部23上部が導出路開口部27a下方に移
動したとき、溝部23下方の凹部24下部がシリンダブ
ロック17の下方に移動する。これにより、凹部24及
び孔25が大気に開放される。この結果、穴14a内の
リベット35が自重により落下して、下方の金型40上
に着地する。このようにして、リベットの供給が行われ
る。なお、この金型40上へリベット35が着地すると
きのプランジャ14及び金型40間の隙間eは0.5m
m程度が好ましい。
【0016】この場合には、プランジャ14の昇降によ
ってリベット35の着脱が迅速に行われるので、リベッ
トの供給時間が短縮される。しかも、チャック装置10
及び門型フレーム3全体がベース1に対して着脱自在と
なっている。したがって、供給すべきリベットの径に応
じて複数種のチャック装置10を用意することにより、
種々のリベットに容易に対応できる。 〔他の実施例〕前記実施例では、供給すべきリベットと
して、孔35cを有する中空のリベット35を例にとっ
たため、リベット吸着用の孔25をリベット挿入用の穴
14a側方に形成したが、本発明の適用はこれに限定さ
れない。中実のリベットの場合には、この孔25下部の
開口部25aを穴14a上部に開口させればよい。この
場合においても、同様にリベットの供給時間を短縮でき
る。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るチャック装置では、吸着部
を昇降させる昇降装置と、吸着部の下降位置において吸
着部を真空排気系から遮断するバルブ装置とが設けられ
るので、締結部材の着脱を迅速に行うことができ、締結
部材の供給時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用されたリベット供給装
置の正面概略図。
【図2】図1のII−II断面略図。
【図3】図2の拡大部分図。
【符号の説明】
10 チャック装置 14 プランジャ 17 シリンダブロック 20 導出路 23 溝部 24 凹部 25 孔 27 導出路 35 リベット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】締結部材をチャックして供給するための供
    給装置におけるチャック装置であって、 装置本体と、 前記装置本体に昇降自在に支持されるとともに真空排気
    系に接続され、前記締結部材を真空吸着によりチャック
    するための吸着部と、 前記吸着部を昇降させる昇降装置と、 前記吸着部の上昇位置において吸着部を前記真空排気系
    と接続させ、前記吸着部の下降位置において吸着部を前
    記真空排気系から遮断するためのバルブ装置と、を備え
    たチャック装置。
JP3327266A 1991-12-11 1991-12-11 チャック装置 Expired - Lifetime JP2634115B2 (ja)

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