JPH09162597A - ツールヘッド - Google Patents

ツールヘッド

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JPH09162597A
JPH09162597A JP7344723A JP34472395A JPH09162597A JP H09162597 A JPH09162597 A JP H09162597A JP 7344723 A JP7344723 A JP 7344723A JP 34472395 A JP34472395 A JP 34472395A JP H09162597 A JPH09162597 A JP H09162597A
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pressure air
air supply
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suction nozzle
base shaft
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Akira Kimura
明 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツールに供給されるエアーの供給等に支障を
来すことなくツールヘッドを回転させる。 【解決手段】 基軸3が支持部材4に回転自在に支持さ
れ、基軸に設けられたフランジ状の取付支持部6にその
周方向に複数並んで支持されると共にエアー供給装置か
ら供給されるエアーにより電子部品等の吸着及び離脱を
行うツール52、52、・・・を備えたツールヘッドで
あって、上記エアー供給装置と連結されると共に内部に
エアーが供給される連通路50が形成された供給装置連
結部材43が設けられ、上記基軸は略筒状に形成される
と共にその上端部が上記供給装置連結部材に回転可能に
支持され、基軸内部が上記連通路と連通されてエアー供
給路3cとされた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はツールヘッドに関す
る。詳しくは、ツールに供給されるエアーの供給等に支
障を来すことなくツールヘッドが回転されるようにした
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品のプリント回路基板への装着は
自動機、例えば、所謂表面実装型の電子部品を対象とし
た部品装着装置により行われ、このような部品装着装置
にあっては、電子部品供給装置により所定の吸着位置に
供給された電子部品を吸着して保持しプリント回路基板
に装着するツールたる吸着ノズルを備えているものがあ
る。そして、通常、吸着ノズルは上下方向に長い略円筒
状に形成され、その中間部がツールヘッドの上下方向に
長く形成された基軸にフランジ状に設けられた取付支持
部に支持され、該取付支持部にその周方向に複数並んで
支持されている。
【0003】吸着ノズルにはその内部に電子部品を吸着
するための負圧エアーが供給されるエアー供給室が形成
され、該エアー供給室は下方に位置しその先端で電子部
品を吸着するノズル部と連通されている。各吸着ノズル
のエアー供給室と負圧エアーを供給するエアー供給装置
とは各吸着ノズル毎に各別のエアー供給パイプにより連
結され、該エアー供給パイプは各吸着ノズルのうち上記
取付支持部の上方側に位置する部分に一端部が取り付け
られ、基軸に這うようにして設けられている。
【0004】吸着ノズルによる電子部品の吸着は、ツー
ルヘッドが電子部品供給装置の上方に移動され、ツール
ヘッドが回転して一の吸着ノズルが電子部品供給装置の
所定の吸着位置上方に位置され、前記一の吸着ノズルが
下降され内部に負圧エアーが供給されることにより行わ
れる。
【0005】また、電子部品のプリント回路基板への装
着は、ツールヘッドがプリント回路基板の上方に移動さ
れ、ツールヘッドが回転して一の吸着ノズルがプリント
回路基板の部品取付位置上方に位置され、前記一の吸着
ノズルが下降され内部に供給されていた負圧エアーの供
給が遮断され、それから吸着ノズルが上方に移動される
ことにより行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、吸着ノ
ズルによる電子部品の吸着及び装着の際には、ツールヘ
ッドが回転して一の吸着ノズルが電子部品供給装置の所
定の吸着位置上方またはプリント回路基板の所定の装着
位置上方に位置される。
【0007】ところが、ツールヘッドには各吸着ノズル
のエアー供給室とエアー供給装置とを連結するエアー供
給パイプが基軸に這うようにしてツールヘッドに設けら
れた吸着ノズルの数だけ設けられているため、ツールヘ
ッドの回転によりエアー供給パイプ同士が接触したり、
或は、エアー供給パイプが基軸に巻き付いたり、ねじれ
てしまったりする。
【0008】そこで、従来の部品装着装置のツールヘッ
ドにおいては、両方向に半回転ずつ回転させて上記接触
や巻き付き、ねじれを減じるようにしている。
【0009】しかし、両方向に半回転ずつ回転する場合
であっても、依然としてこれらの問題を完全に解消する
ことは出来ない。さらに、近年の部品装着装置の高速化
の要求等から、一のツールヘッドに吸着ノズルが多数設
けられる傾向にあり、吸着ノズルの数が多くなれば、そ
の分、エアー供給パイプの数も増え、エアー供給パイプ
同士が接触する可能性が高くなる。また、エアー供給パ
イプの基軸への巻き付きやねじれによりエアー供給パイ
プが吸着ノズルからはずれてしまうという虞もある。
【0010】また、上記のようにツールヘッドを半回転
づつ回転させて電子部品の吸着等を行う場合には、吸着
ノズルによる吸着等がツールヘッドの半回転分終了した
後には逆に半回転戻してから吸着等を行う必要があり、
半回転戻す分のタイムロスが生じ、近年要求されている
部品装着装置の高速化への対応に支障を生じている。
【0011】そこで、本発明ツールヘッドは、上記した
問題点を克服し、ツールに供給されるエアーの供給等に
支障を来すことなくツールヘッドを回転させることを課
題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明ツールヘッドは、
上記した課題を解決するために、エアー供給装置と連結
されると共に内部にエアーが供給される連通路が形成さ
れた供給装置連結部材が設けられ、基軸は略筒状に形成
されると共にその上端部が上記供給装置連結部材に回転
可能に支持され、基軸内部が上記連通路と連通されてエ
アー供給路とされたものである。
【0013】従って、本発明ツールヘッドによれば、ツ
ールヘッドの基軸に這うようにしてエアー供給パイプを
設ける必要がない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ツールヘッドの実
施の形態を添付図面に示す実施例に従って説明する。
【0015】尚、図示した実施例は、本発明を電子部品
等を吸着して保持しプリント回路基板等に装着する吸着
ノズルを備える所謂表面実装型の部品装着装置に適用し
たものである。
【0016】部品装着装置にはツールヘッド1が設けら
れ、該ツールヘッド1は上下方向に長い略円筒状の外嵌
部材2と該外嵌部材2にその一部が内嵌されると共に上
下方向に長く略円筒状を為す基軸3とを有し、基軸3が
鉛直方向に対し約25°傾けられた状態で外嵌部材2を
介して支持部材4に支持されている。
【0017】外嵌部材2にはその下端寄りの位置に外方
に張り出し上下方向に短い略円筒状の当接部2aが形成
され、該当接部2aの側面は上方に行くに従って基軸3
の軸中心へ向かう外周面2bとされている。そして、外
嵌部材2は上記支持部材4に対し軸回りに回転し、ま
た、基軸3は外嵌部材2に対し軸回りに回転し得るよう
にされている。
【0018】基軸3は上端側略4分の1と下端部を除く
部分が上記外嵌部材2に内嵌され、下端部には外方へ張
り出したフランジ3aが設けられている。
【0019】基軸3の下側にはヘッド部5が設けられて
おり、該ヘッド部5は取付支持部6とエアー回路接続部
7とから成る。
【0020】取付支持部6は略円板状を為す被支持部8
と該被支持部8の周縁から稍斜め上方へ向けて突出する
ようにされたノズル支持部9とが一体に形成されて成
る。
【0021】被支持部8にはその上面と下面との間を貫
通する中心孔8aが形成されており、該中心孔8aの内
径は上記基軸3の中心孔3bのそれと同じにされてい
る。
【0022】ノズル支持部9はその外側に位置する部分
がその余の部分より下方に厚く形成された厚肉部10と
され、該厚肉部10のうち稍内方側へ寄った位置には上
面に開口する浅い凹部10a、10a、・・・が周方向
に等間隔に並んで形成されている。
【0023】厚肉部10には凹部10a、10a、・・
・の底面の中心部に開口し後述する吸着ノズルを支持す
るためのノズル支持孔11、11、・・・が形成され、
該ノズル支持孔11、11、・・・は厚肉部10を貫通
し、上方に行くに従って基軸3の中心軸に近づく向きに
形成されている。そして、ノズル支持孔11、11、・
・・はその上下両端部がそれぞれ小径部11a、11
b、その余の部分が大径部11cとされ、小径部11a
と小径部11bの内径は同じにされ、また、大径部11
cの内径は小径部11a、11bのそれより稍大きくさ
れている。
【0024】上記ノズル支持部9の厚肉部10にはその
上下方向における略中央とその真下の位置にその外面と
内面との間を貫通する上側挿通孔12、12、・・・と
下側挿通孔13、13、・・・が周方向に等間隔に並ん
で形成されている(図1、図3及び図4参照)。
【0025】各上側挿通孔12は厚肉部10の外面側か
ら順に、後述するバルブロッドが挿通される第1のロッ
ド移動室14、小径部15、後述する連結部材が取り付
けられる取付孔16とされている。
【0026】第1のロッド移動室14と取付孔16の内
径は略同じにされ、小径部15の内径は第1のロッド移
動室14のそれよりも稍小さくされている。そして、第
1のロッド移動室14は上側挿通孔12の略3分の2の
長さを占め、第1のロッド移動室14の小径部15寄り
に位置する部分には上記ノズル支持孔11と連通する上
側連通口17が形成されている。また、第1のロッド移
動室14と小径部15との連結面は後述する負圧エアー
の供給口となる負圧エアー供給口18とされる。
【0027】各下側挿通孔13は厚肉部10の外面側か
ら順に、後述するピストンが挿通されるシリンダ19、
後述するバルブロッドが挿通される第2のロッド移動室
20、小径部21、連結部材が取り付けられる取付孔2
2とされている。
【0028】第2のロッド移動室20の内径は上記第1
のロッド移動室14のそれと同じにされ、シリンダ19
のそれよりも小さい。また、第2のロッド移動室20と
取付孔22の内径は略同じにされ、小径部21の内径は
第2のロッド移動室20のそれよりも稍小さくされてい
る。そして、シリンダ19は下側挿通孔13の略半分の
長さを占め、その分、第2のロッド移動室20は第1の
ロッド移動室14より短くされている。
【0029】上記第2のロッド移動室20の小径部21
寄りに位置する部分で上側連通口17の真下の位置には
第2のロッド移動室20とノズル支持孔11を連通する
下側連通口23が形成されている。下側連通口23の直
ぐ横にはノズル支持孔11とシリンダ19を連通する連
通口24が形成されている。また、第2のロッド移動室
20と小径部21との連結面は後述する正圧エアーの供
給口となる正圧エアー供給口25とされる。
【0030】バルブロッド26は上記第1のロッド移動
室14の形状及び大きさに対応して略円柱状を為し、そ
の長さは第1のロッド移動室14のそれよりも稍長くさ
れ、一方の端部は小径部15の内径に対応してその外径
がその余の部分より稍小さくされた小径部26aとされ
ている。そして、バルブロッド26は小径部26aの反
対側の端部(以下、「外端部」と言う。)を除いて第1
のロッド移動室14内に摺動自在に挿入されている。
【0031】バルブロッド27はバルブロッド26と同
じ形状及び大きさに形成され、その中間部に軸方向に短
いピストン28が外嵌状に固定されている。バルブロッ
ド27の一方の端部は小径部21の内径に対応してその
外径がその余の部分より稍小さくされた小径部27aと
されている。そして、バルブロッド27は小径部27a
寄りの部分が第2のロッド移動室20内に摺動自在に挿
入され、中間部がピストン28と共にシリンダ19内に
位置されている。
【0032】バルブロッド26とバルブロッド27は挿
通孔12、13外に位置した端部間、即ち、外端部間が
リンク部材29により連結されている。そして、リンク
部材29の中央部が厚肉部10の外面から外方に向かっ
て突出した図示しない支持部に回動自在に支持されるこ
とにより、ここに回動支点29aが形成され、両端部は
バルブロッド26とバルブロッド27に対し回動自在に
されている。
【0033】シリンダ19の内端面、即ち、奥面19a
とピストン28との間にはコイルばね30が自然長か或
は自然長から僅かに縮んだ状態でバルブロッド27に外
嵌状に設けられている。
【0034】上記エアー回路接続部7は上記取付支持部
6の被支持部8の下側に位置し、その外径が上記基軸3
のそれよりも一回り大きく、上下方向に短い略円柱状に
形成されている。そして、エアー回路接続部7は略上側
半分の部分を占める上側部31とその下側の部分を占め
る下側部32とが一体的に結合されて成る。
【0035】上側部31にはその中心部に上下方向に延
びる貫通孔33が形成され、該貫通孔33は上側が大径
部33a、下側が小径部33bとされている。そして、
大径部33aの内径は上記被支持部8の中心孔8aのそ
れよりも稍大きくされ、小径部33bの内径は中心孔8
aのそれよりも稍小さくされている。また、上側部31
にはその側面に開口する取付凹部34、34、・・・が
周方向に等間隔に並んで形成され、該取付凹部34、3
4、・・・にはその奥面の中央部に開口し上記貫通孔3
3の大径部33aと連通する連通孔35、35、・・・
が形成されている。
【0036】下側部32にはその上面の中心部に開口し
上記貫通孔33の大径部33aの内径と略同じ大きさの
内径を有する凹部36が形成されている。そして、下側
部32には上側部31に形成された取付凹部34、3
4、・・・の真下の位置の側面に開口する取付凹部3
7、37、・・・が形成され、該取付凹部37、37、
・・・には上記取付凹部34、34、・・・と同様に凹
部36と連通する連通孔38、38、・・・が形成され
ている。
【0037】上側部31に形成された取付凹部34、3
4、・・・と上記取付支持部6の厚肉部10に形成され
た取付孔16、16、・・・にはそれぞれ連結部材39
a、39a、・・・と39b、39b、・・・が取り付
けられている。そして、それぞれ対応する位置にある連
結部材39a、39b間が連結チューブ40、40、・
・・により連結されている。
【0038】また、下側部32に形成された取付凹部3
7、37、・・・と厚肉部10に形成された取付孔2
2、22、・・・にはそれぞれ連結部材39c、39
c、・・・と39d、39d、・・・が取り付けられ、
それぞれ対応する位置にある連結部材39c、39d間
が連結チューブ41、41、・・・により連結されてい
る。
【0039】上記基軸3の中心孔3bから取付支持部6
の被支持部8の中心孔8aを経てエアー回路接続部7の
貫通孔33までに該貫通孔33の小径部33bの内径と
略同じ外径を有する円筒状の筒状部材42が挿通され、
該筒状部材42の下端部は貫通孔33の小径部33bに
挿入され、オイルシールによりシールされている。そし
て、筒状部材42に対しエアー回路接続部7は上記取付
支持部6及び基軸3と共に回転可能とされている。
【0040】しかして、上記筒状部材42により基軸3
の中心孔3bと取付支持部6の被支持部8の中心孔8a
とエアー回路接続部7の貫通孔33の大径部33aとに
は、筒状部材42の内側と外側とにそれぞれ別々の空室
が形成され、外側に形成された空室は上側から順に後述
する負圧エアーが供給される負圧エアー供給路3c、6
a、7aとされる。また、隔壁部材42の内側は後述す
る正圧エアーが供給される正圧エアー供給路42aとさ
れる。
【0041】筒状部材42の上端部は上記基軸3の上端
から突出され、基軸3の上端部と筒状部材42の上端部
にはこれらの部分を上側から覆うと共に後述するエアー
供給装置と連結された供給装置連結部材43が設けられ
ている。
【0042】供給装置連結部材43はその上側に位置す
る蓋体44と下側に位置する円筒体45とが一体的に結
合されて成る。
【0043】蓋体44は略円板状をした支持部44aと
その上面の中央部から上方へ突出した突出部44bとか
ら成り、支持部44aの外径は上記基軸3のそれの略3
倍の大きさにされ、突出部44bの外径は基軸3のそれ
と略同じ大きさにされている。そして、蓋体44には支
持部44aの下面に開口し突出部44bの上端近くまで
延びる支持穴44cが形成され、該支持穴44cの内径
は上記筒状部材42の外径と同じか僅かに小さくされて
いる。また、突出部44bにはその一の側面に開口し支
持穴44cの上端部側面に連通する正圧エアー連通孔4
4dが形成されている。
【0044】円筒体45は蓋体44より上下方向に稍長
く形成され、上側略3分の1はその余の部分より稍大径
に形成された大径部45aとされ、該大径部45aの外
径は蓋体44の支持部44aのそれと同じにされてい
る。円筒体45の中心孔45bは上下方向における略中
央部がその余の部分より小径に形成された小径部45c
とされ、該小径部45cの内径は上記基軸3の外径と略
同じにされている。そして、中心孔45bのうち小径部
45cの下側の部分には軸受45dが内嵌されている。
また、大径部45aには上記正圧エアー連通孔44dの
下側に位置すると共に一の側面に開口し中心孔45bの
上端部側面に連通する負圧エアー連通孔45eが形成さ
れている。
【0045】しかして、基軸3及び筒状部材42の上端
部は供給装置連結部材43により上側から覆うようにさ
れ、筒状部材42の上端部は蓋体44の支持穴44cの
下側略半分の部分に圧入され、基軸3の上端部は円筒体
45の小径部45cの中心孔45bのうち小径部45c
に軸受45dを介して基軸3の上面と蓋体44の下面と
の間に適当な間隔が設けられた状態で回転可能に支持さ
れる。
【0046】供給装置連結部材43には正圧エアー連通
孔44dと負圧エアー連通孔45eの外端部にそれぞれ
連結部材46a、46bが取り付けられている。連結部
材46aは図示しない正圧エアー供給装置と連結チュー
ブ47により連結され、連結部材46bは図示しない負
圧エアー供給装置と連結チューブ48により連結されて
いる。そして、正圧エアー連通孔44dと支持穴44c
のうち筒状部材42が圧入されていない部分とが正圧エ
アー連通路49とされ、負圧エアー連通孔45eと中心
孔45bのうち小径部45cより上側の部分とが負圧エ
アー連通路50とされる。
【0047】供給装置連結部材43の直ぐ下側にはプー
リー51が基軸3に外嵌状に固定されており、該プーリ
ー51と図示しないプーリー駆動部の駆動ローラとの間
に駆動ベルトが巻回されている。尚、基軸3の回転はプ
ーリー駆動部の駆動により駆動ベルトが移動されてプー
リー51が回転することにより為される。
【0048】ツールたる吸着ノズル52、52、・・・
は上下方向に長い略円柱状に形成され、取付支持部6の
厚肉部10に形成されたノズル支持孔11、11、・・
・に支持されている。
【0049】吸着ノズル52、52、・・・はそれぞれ
スライド部53と、外嵌筒部54と、受光部55と、ノ
ズル部56とを有している(図2参照)。
【0050】スライド部53は被押圧部57とその下側
に位置するエアー供給部58とから成る。
【0051】被押圧部57は上下方向に長い略円柱状を
為し、その上端部には外方に張り出したフランジ57a
が形成され、下端寄りの位置には互いに180°隔てた
面から突出したスライドピン57bが設けられている。
【0052】エアー供給部58は上記被押圧部57の略
2倍の長さを有する略円柱状を為し、その外径は被押圧
部57のそれよりも稍大きく上記厚肉部10に形成され
たノズル支持孔11の小径部11aの内径と略同じにさ
れている。そして、エアー供給部58の上端部には上面
に開口する嵌挿穴58aが形成されている。
【0053】エアー供給部58の上下方向における略中
央部には軸中心を通り互いに180°隔てた面の間を貫
通した空孔58bが形成され、下半部には空孔58bの
中央部から下方に伸び下面に開口する空孔58cが形成
されている。そして、空孔58bと空孔58cは正圧エ
アー又は負圧エアーが供給されるエアー供給室59とさ
れる。また、エアー供給部58の上端寄りで互いに18
0°隔てた位置に、嵌挿穴58aに連通し上下方向に稍
長くされた挿通孔58d、58dが形成されている。
【0054】そして、上記被押圧部57の下端部がエア
ー供給部58の嵌挿穴58aに摺動自在に嵌挿され、ス
ライドピン57bの両端部は挿通孔58d、58dから
突出された状態とされている。また、被押圧部57の下
面と嵌挿穴58aの底面との間に第1のばね60が縮設
され、第1のばね60の反発力により被押圧部57に上
方向への移動力が付勢され、スライドピン57bはその
両端部稍内側の部分が挿通孔58d、58d上端に当接
されている。
【0055】外嵌筒部54は上下方向に長い略円筒状を
為し、上記エアー供給部58の長さの略半分の長さを有
している。外嵌筒部54の中央部稍下側の位置には下方
に行くに従って次第にその径が大きくなる突出部54a
が形成されている。そして、上下両端部を除く部分で互
いに180°隔てた位置には中心孔45bに連通し上下
方向に長いスライド孔54c、54cが形成されてい
る。また、上端部には硬質ゴムにより形成されたリング
状部材54dが外嵌状に取着されている。尚、外嵌筒部
54の中心孔45bの内径はエアー供給部58の外径と
略同じにされている。
【0056】しかして、エアー供給部58の略上半部に
外嵌筒部54が外嵌され、外嵌筒部54とエアー供給部
58とは相互に摺動可能とされている。また、エアー供
給部58の略上半部に外嵌筒部54が外嵌されることに
より、被押圧部57の下側略4分の1の部分が外嵌筒部
54内に位置され、スライドピン57bの両端部はスラ
イド孔54c、54c内に位置される。
【0057】被押圧部57のフランジ57aの下面と外
嵌筒部54の上面との間には第2のばね61が被押圧部
57に外嵌状に縮設されている。そして、第2のばね6
1の反発力により被押圧部57に上方向への移動力が付
勢され、スライドピン57bはその両端部がスライド孔
54c、54c上端に当接される。尚、第2のばね61
は上記第1のばね60よりもばね力が弱くされている。
【0058】スライド部53のエアー供給部58の略下
半部のうち下端部を除く部分が厚肉部10のノズル支持
孔11に摺動自在に挿入されている。これにより、エア
ー供給部58の下端部はノズル支持孔11から下方に突
出し、スライド部53のうち被押圧部57とエアー供給
部58の略上半部及び外嵌筒部54がノズル支持孔11
の上側に位置される。
【0059】厚肉部10の凹部10aの底面の外縁には
上下方向に短い略円筒状のシール部材62が外嵌筒部5
4の下端部に外嵌された状態で載置され、シール部材6
2の上面と外嵌筒部54の突出部54aの下面との間に
第3のばねである付勢手段63(以下、「第3のばね6
3」と言う。)が外嵌筒部54に外嵌状に縮設されてい
る。尚、第3のばね63のばね力は上記第1のばね力よ
りも強くされている。
【0060】ノズル部56はエアー供給部58よりも細
径の略円筒状を為し、上端寄りの位置に外方に張り出し
たフランジ56aが形成されている。そして、透明材料
により形成された受光部55がその上面がフランジ56
aの下面に当接した状態でノズル部56の中間部に外嵌
状に取り付けられている。
【0061】そして、エアー供給部58の下端部にノズ
ル部56の上端部が取り付けられ、ノズル部56内部と
上記エアー供給室59とが連通される。
【0062】尚、上記の通り、ノズル支持孔11、1
1、・・・は上方に行くに従って基軸3の中心軸に近づ
く向きに形成されているため、これに挿通された吸着ノ
ズル52、52、・・・も上方に行くに従って基軸3の
中心軸に近づくようにされる。このため、外嵌筒部54
の上端部に取着されたリング状部材54dの外面は上記
外嵌部材2の当接部2aの外周面2bと当接され(図
1、図5及び図6参照)、外嵌部材2の回転によって吸
着ノズル52が軸回りに回転される。
【0063】尚、吸着ノズル52の回転は後述するよう
に吸着ノズル52に吸着された電子部品がプリント回路
基板に装着される際に正しい向きで装着されるようにす
るために為される。
【0064】また、外嵌部材2の回転は該外嵌部材2の
上端部と図示しない外嵌部材駆動部の駆動ローラとの間
に巻回された駆動ベルトが外嵌部材駆動部の駆動により
移動されることにより為される。
【0065】上記の通り、当接部2aの外周面2bと吸
着ノズル52は共に上方へ行くに従って基軸3の中心軸
に近づくようにされているが、図7に示すように基軸3
の中心軸Xに対する傾斜角は吸着ノズル52の方が稍大
きくされている。即ち、当接部2aの外周面2bの傾斜
角Yは上方へ行くに従って吸着ノズル52の中心軸Zに
近づき、これにより当接部2aの外周面2bは上方へ行
くに従って吸着ノズル52との距離が短くなるようにさ
れている。そして、シール部材62の上面と外嵌筒部5
4の突出部54aの下面との間に第3のばね63が外嵌
筒部54に外嵌状に縮設されていることから、外嵌筒部
54に上方向への移動力が付勢されている。従って、例
えば、外嵌部材2の回転によって吸着ノズル52が回転
されることにより上記の通りゴム材料により形成された
リング状部材54dの当接部2aとの当接部分が磨耗し
ても、リング状部材54dは当接部2aの外周面2bに
対し僅かに上方へ移動されたところで外周面2bに当接
し、リング状部材54dの磨耗によって吸着ノズル52
の回転が為されなくなってしまうようなことはない。
【0066】また、上記の通り、上記基軸3が鉛直方向
に対し約25°傾斜され、取付支持部6はノズル支持部
9が被支持部8から稍斜め上方へ向けて突出するように
されているため、図1に示すように取付支持部6のノズ
ル支持孔11、11、・・・に支持された吸着ノズル5
2、52、・・・が基軸3の回転に伴う取付支持部6の
回転中に最下端に位置した場合(図1の右側に位置する
吸着ノズル52)にのみ、吸着ノズル52は鉛直方向を
向く。そして、この位置は吸着ノズル52、52、・・
・が後述する電子部品を吸着したり、或は、プリント回
路基板へ電子部品を装着する際の吸着位置及び装着位置
とされる。
【0067】尚、この吸着位置(装着位置)における厚
肉部10の外側には、厚肉部10の外側面に近接して上
記支持部材4に設けられた上下方向に延びる支持柱64
が位置し、該支持柱64には後述する吸着ノズル52、
52、・・・による電子部品の離脱又は吸着の際にバル
ブロッド26又はバルブロッド27の外端面を押圧する
上側プッシャー65及び下側プッシャー66が上下に離
間して設けられている。そして、支持柱64の上方側に
は該支持柱64に上下方向に摺動自在に支持された押圧
部材67が設けられ、該押圧部材67は吸着位置に位置
した吸着ノズル52の上端を下方へ押圧する押圧部67
aを有している。尚、押圧部材67の下方への移動は該
押圧部材67と連結された図示しない移動機構により為
される。
【0068】尚、支持柱64は支持部材4と共にツール
ヘッド1の後述する移動に伴って該ツールヘッド1との
位置関係を保ったまま移動される。
【0069】しかして、電子部品の吸着や吸着された電
子部品のプリント回路基板への装着の際には、吸着ノズ
ル52のノズル部56がスライド部53と共に上下動さ
れる。
【0070】ノズル部56の下方への移動は被押圧部5
7の上端部がその上方に位置する押圧部材67により下
方へ押圧されることにより為される。即ち、被押圧部5
7が押圧部材67により押圧されると、上記第1のばね
乃至第3のばね60、61、63のうちばね力の最も弱
い第2のばね61が圧縮されることによって被押圧部5
7が外嵌部材2に対して下方に移動され、該被押圧部5
7がエアー供給部58の嵌挿穴58a内に位置する第1
のばね60を下方へ押圧し、エアー供給部58と受光部
55とノズル部56とが被押圧部57と共に一体的に下
方へ移動する。このとき、スライドピン57bの両端部
は、外嵌筒部54のスライド孔54c、54cに案内さ
れて下方へ移動する。
【0071】尚、第1のばね60はノズル部56が下方
に移動され、その先端面が電子部品に当接したときに電
子部品に加わる衝撃を弱めるためのクッションとしての
役割を果たしている。即ち、ノズル部56の先端面が電
子部品に当接したときにさらに被押圧部57が押圧部材
67により押圧されても、第1のばね60が圧縮され被
押圧部57のみが第1のばね60の圧縮分下方に移動さ
れ、ノズル部56とエアー供給部58はそれ以上下方へ
は移動しない。
【0072】ノズル部56の上方への移動は、被押圧部
57への上記押圧部材67による押圧が解除され、圧縮
されていた第2のばね61が元の状態に復することによ
り為される。即ち、押圧部材67による押圧が解除され
ると、圧縮されていた第2のばね61の反発力により被
押圧部57が上方に移動され、スライドピン57bの両
端部がエアー供給部58の挿通孔58d、58dの上端
に当接されているためエアー供給部58と受光部55と
ノズル部56が被押圧部57と共に一体的に上方へ移動
される。
【0073】尚、吸着ノズル52が下方に移動されて電
子部品を吸着する際には、負圧エアー供給装置から吸着
ノズル52内に負圧エアーが供給される。即ち、負圧エ
アーは、負圧エアー供給装置−連結チューブ48−供給
装置連結部材43の負圧エアー連通路50−基軸3の負
圧エアー供給路3c−取付支持部6の負圧エアー供給路
6a−エアー回路接続部7の上側部31の負圧エアー供
給路7a−上側部31の連通孔35−連結チューブ40
−取付支持部6の上側挿通孔12の小径部15という経
路を通って負圧エアー供給口18から上側連通口17及
びノズル支持孔11の大径部11cを介して吸着ノズル
52のエアー供給室59内に供給される。そして、上記
経路のうち負圧エアー供給装置から負圧エアー供給口1
8までが負圧エアー供給ライン68とされる。
【0074】また、電子部品の吸着がされていないとき
には、図示しない正圧エアー供給装置から吸着ノズル5
2内に正圧エアーが供給される。即ち、正圧エアーは、
正圧エアー供給装置−連結チューブ47−供給装置連結
部材43の正圧エアー連通路49−正圧エアー供給路4
2a−エアー回路接続部7の下側部32の凹部36−下
側部32の連通孔38−連結チューブ41−取付支持部
6の下側挿通孔13の小径部21という経路を通って正
圧エアー供給口25から下側連通口23及びノズル支持
孔11の大径部11cを介して吸着ノズル52のエアー
供給室59内に供給される。そして、上記経路のうち正
圧エアー供給装置から正圧エアー供給口25までが正圧
エアー供給ライン69とされる。また、供給される正圧
エアーはノズル支持孔11とシリンダ19とを連通させ
ている連通口24からシリンダ19内にも供給されるこ
とになる。
【0075】以下に、図3及び図4に従って吸着ノズル
52内部の空気圧の切換機構の動作について説明をす
る。
【0076】尚、図3及び図4においては、それぞれ上
側に上側挿通孔12の位置で切断した厚肉部10の横断
面を示し、下側に下側挿通孔13の位置で切断した厚肉
部10の横断面を示し、リンク部材29については説明
の便宜のためバルブロッド26、27間を連結した状態
で示してある。また、正圧エアーについては△を付し、
負圧エアーについては梨字を付して示してある。
【0077】図示しない電子部品供給装置の部品供給位
置上方にツールヘッド1が移動される。
【0078】上記基軸3が上記支持部材4に対して回転
され、該基軸3の回転に伴いヘッド部5が基軸3と一体
的に回転して一の吸着ノズル52が上記吸着位置に位置
される。尚、吸着ノズル52が電子部品を吸着していな
い状態においては、上記の通り、吸着ノズル52内には
正圧エアーが供給されており、図3に示すようにバルブ
ロッド26はその小径部26aが負圧エアーに吸引され
て負圧エアー供給口18が閉塞され、バルブロッド27
はその小径部27aが正圧エアーに押圧されて正圧エア
ー供給口25と下側連通口23が開放された状態とされ
ている。
【0079】しかして、電子部品の吸着が行われていな
い吸着ノズル52、52、・・・においては、バルブロ
ッド27、27、・・・により下側連通口23、23、
・・・が開放されているため、各エアー供給室59、5
9、・・・は正圧エアー供給ライン69を介して連通さ
れることになる。そして、上側連通口17、17、・・
・はバルブロッド26、26、・・・により閉塞されて
いるため、各エアー供給室59、59、・・・は負圧エ
アー供給ライン68を介しては連通されていない。
【0080】尚、正圧エアーと負圧エアーはツールヘッ
ド1の動作中には吸着ノズル52、52、・・・の電子
部品の吸着、離脱に拘わらず正圧エアー供給ライン69
又は負圧エアー供給ライン68に供給されている。
【0081】厚肉部10の外側面に近接して位置する支
持柱64に設けられた下側プッシャー66によってバル
ブロッド27の外端面が押圧される。そして、正圧エア
ー供給口25と下側連通口23を開放する位置に位置し
ていたバルブロッド27は正圧エアー供給口25側に移
動され正圧エアー供給口25と下側連通口23が閉塞さ
れる。また、バルブロッド27に設けられたピストン2
8はバルブロッド27の移動に伴って移動されコイルば
ね30が圧縮される(図4参照)。
【0082】一方、負圧エアー供給口18と上側連通口
17を閉塞していたバルブロッド26は、リンク部材2
9によりバルブロッド27の移動方向と反対の方向に移
動され負圧エアー供給口18と上側連通口17が開放さ
れる(図4参照)。
【0083】これにより、吸着ノズル52内に供給され
ていた正圧エアーの供給が遮断されると共に負圧エアー
供給口18から上側連通口17を介して負圧エアーが吸
着ノズル52内に供給される。
【0084】負圧エアーが吸着ノズル52内に供給され
ると、上記したように押圧部材67により吸着ノズル5
2の被押圧部57の上端部が押圧され、ノズル部56が
下方に移動される。そして、ノズル部56の先端面で電
子部品供給装置の部品供給位置にある電子部品が吸着さ
れる。
【0085】電子部品が吸着されると下側プッシャー6
6によるバルブロッド27の押圧が解除される。
【0086】そして、ノズル部56に電子部品が吸着さ
れた状態においては、ノズル部56内とエアー供給室5
9内と該エアー供給室59と連通しているシリンダ19
内は密閉状態となり所定の負圧に至る。従って、下側プ
ッシャー66によるバルブロッド27の押圧が解除され
ても、ピストン28への負圧エアーの吸引力がコイルば
ね30のばね力に打ち勝って、ピストン28がコイルば
ね30を圧縮した状態即ち、図4の状態が維持され、正
圧エアー供給口25が閉塞され、負圧エアー供給口18
が開放された状態が維持される。
【0087】尚、吸着ノズル52内に負圧エアーが供給
された場合には、バルブロッド26の小径部26aも負
圧エアーによって吸引されるが、バルブロッド26より
もシリンダ19の方が負圧エアーに接する面積が大き
く、バルブロッド26の負圧エアー供給口18側への移
動力よりもシリンダ19の正圧エアー供給口25側への
それの方が大きく、また、コイルばね30の反発力とバ
ルブロッド26の負圧エアー供給口18側への移動力の
合計よりもシリンダ19の正圧エアー供給口25側への
移動力が大きくなるようにシリンダ19の大きさが決定
されており、バルブロッド26が負圧エアー供給口18
側へ移動してしまうようなことはない。
【0088】上記一の吸着ノズル52が電子部品を吸着
すると、押圧部材67による吸着ノズル52の上端部へ
の押圧が解除され、圧縮されていた第2のばね61の反
発力により被押圧部57と共にノズル部56が上方に移
動される。そして、基軸3が所定の角度だけ回転し電子
部品の吸着が為されていない他の吸着ノズル52が吸着
位置に位置される。そして、上記と同様にして吸着ノズ
ル52が下方に移動され電子部品を吸着し、それから上
方に移動される。
【0089】全ての吸着ノズル52、52、・・・に電
子部品が吸着されると、ツールヘッド1はプリント回路
基板の部品取付位置上方へ移動される。尚、上記したよ
うに上記支持柱64はツールヘッド1の移動に伴って該
ツールヘッド1との位置関係を保ったまま移動される。
【0090】そして、ツールヘッド1がプリント回路基
板の部品取付位置上方へ移動されると装着位置に位置さ
れた一の吸着ノズル52に吸着されている電子部品がプ
リント回路基板に正しい向きで装着されるように外嵌部
材2が回転して吸着ノズル52を回転させる。尚、基軸
3が回転されて吸着ノズル52が装着位置に位置された
ときの吸着された電子部品の向きの認識は、部品装着装
置に設けられた図示しない監視カメラにより電子部品を
撮像して電子部品の状態を認識する部品認識装置により
為されている。
【0091】本発明ツールヘッドにあっては、上記支持
部材4に回転自在に支持された外嵌部材2の回転により
吸着ノズル52が回転されるため、例えば、吸着ノズル
52を回転させるための回転装置を吸着ノズル52に設
け該回転装置とこれを駆動させるための駆動部を電気的
に接続し、吸着ノズル52を回転させる等の機構を設け
る必要がない。
【0092】そして、上記のように吸着ノズル52に設
けられた回転装置と駆動部を電気的に接続する場合に
は、回転装置と駆動部との間に配される電線により基軸
3の回転の自由度が低くなってしまうが、本発明ツール
ヘッドにあってはこのような問題を生じることもなく、
比較的簡単な機構により吸着ノズル52、52、・・・
を回転させることが出来る。
【0093】ところで、吸着ノズル52、52、・・・
の回転は外嵌部材2とリング状部材54dとを当接させ
外嵌部材2を回転させることにより行うようにしている
ため、上記に示したように回転を繰り返すにつれリング
状部材54dが磨耗して外嵌部材2の外周面2bに対す
るリング状部材54dの当接位置が変化してしまう(図
5及び図6参照)。そして、リング状部材54dの磨耗
前後において、外嵌部材2の回転軸から当接位置までの
距離と吸着ノズル52の回転軸から当接位置までの距離
との比が異なる場合には外嵌部材2と吸着ノズル52の
回転比が変化し、即ち、外嵌部材2の回転角度に対する
吸着ノズル52の回転角度が変化し吸着された電子部品
の正しい向きへの修正に支障を来してしまう。
【0094】ところが、本発明ツールヘッドにあって
は、図7に示すように外嵌部材2の外周面2bとリング
状部材54dとの当接位置が変化して当接位置が何れの
位置にあっても外嵌部材2の回転軸から当接位置までの
距離と吸着ノズル52の回転軸から当接位置までの距離
との比が異ならないように外周面2bの基軸3に対する
傾斜角と吸着ノズル52、52、・・・の基軸3に対す
る傾斜角が決定されている。図7に当接位置が変化して
当接位置が何れの位置に移動しても外嵌部材2の回転軸
から当接位置までの距離と吸着ノズル52の回転軸から
当接位置までの距離との比が変わらないことを例示して
おり、図7(a)のA1対B1と図7(b)のA2対B
2は同じである。
【0095】従って、リング状部材54dが磨耗して外
嵌部材2の外周面2bとリング状部材54dとの当接位
置が変化しても、外嵌部材2の回転軸から当接位置まで
の距離と吸着ノズル52の回転軸から当接位置までの距
離との比が変化せず、即ち、外嵌部材2と吸着ノズル5
2の回転比が変化するようなことはなく、吸着された電
子部品の正しい向きへの修正に支障を来たすことがな
い。
【0096】上記装着位置に位置された一の吸着ノズル
52の被押圧部57の上端部が押圧部材67により押圧
され、ノズル部56が下方に移動される。吸着ノズル5
2が下方へ移動されプリント回路基板に電子部品が当接
されると、支持柱64に設けられた上側プッシャー65
によってバルブロッド26の外端面が押圧される。
【0097】そして、負圧エアー供給口18と上側連通
口17を開放する位置に位置していたバルブロッド26
は負圧エアー供給口18側に移動され負圧エアー供給口
18と上側連通口17を閉塞する(図3参照)。
【0098】一方、正圧エアー供給口25と下側連通口
23を閉塞していたバルブロッド27は、リンク部材2
9によりバルブロッド26の移動方向と反対の方向に移
動され正圧エアー供給口25と下側連通口23が開放さ
れる。また、バルブロッド27に設けられたピストン2
8はバルブロッド27の移動に伴って移動され圧縮され
ていたコイルばね30が元の状態に復する(図3参
照)。
【0099】これにより、吸着ノズル52内に供給され
ていた負圧エアーの供給が遮断されると共に正圧エアー
供給口25から下側連通口23を介して正圧エアーが吸
着ノズル52内に供給される。
【0100】正圧エアーが吸着ノズル52内に供給され
るとノズル部56から電子部品が離脱されプリント回路
基板に電子部品が装着される。
【0101】プリント回路基板へ電子部品が装着される
と押圧部材67による被押圧部57への押圧が解除さ
れ、圧縮されていた第2のばね61の反発力により被押
圧部57と共にノズル部56は上方へ移動され元の位置
へ戻る。
【0102】また、上側プッシャー65のバルブロッド
26への押圧も解除されるが、上側プッシャー65の押
圧が解除されても、バルブロッド26は負圧エアー供給
口18を閉塞する位置に移動された状態で負圧エアーに
吸引されており、また、ピストン28とバルブロッド2
7は正圧エアー供給口25を開放する位置に移動された
状態で正圧エアーに押圧され、さらに、ピストン28は
コイルばね30によって正圧エアー供給口25を開放す
る方向に付勢されているため、負圧エアー供給口18が
閉塞され正圧エアー供給口25が開放された状態が維持
される。
【0103】上記一の吸着ノズル52がプリント回路基
板に電子部品を装着すると、基軸3が所定の角度だけ回
転し電子部品を吸着している他の吸着ノズル52が装着
位置に位置され、上記と同様にして装着位置に位置され
た吸着ノズル52に吸着されている電子部品がプリント
回路基板に正しい向きで装着されるように外嵌部材2が
回転して吸着ノズル52を回転させる。そして、吸着ノ
ズル52が下方に移動されプリント回路基板に電子部品
を装着し、それから上方に移動される。
【0104】全ての吸着ノズル52、52、・・・の電
子部品がプリント回路基板に装着されると、再度、電子
部品供給装置の部品供給位置上方にツールヘッド1が移
動される。そして、吸着ノズル52、52、・・・によ
る電子部品の吸着が為され、その後、吸着された電子部
品のプリント回路基板への装着が為され、これらの吸着
及び装着が繰り返し行われる。
【0105】しかして、本発明ツールヘッドにあって
は、基軸3内部にエアーの供給路を形成して各吸着ノズ
ル52、52、・・・内部にエアーを供給するようにし
ているため、従来のツールヘッドのように各吸着ノズル
のエアー供給室とエアー供給装置とを連結する基軸に這
うようにして設けられるエアー供給パイプの必要がな
く、従来のツールヘッドが有していたツールヘッドの回
転によるエアー供給パイプ同士の接触、エアー供給パイ
プの基軸への巻き付き、或は、エアー供給パイプのねじ
れ等の問題は発生せず、吸着ノズル52、52、・・・
に供給されるエアーの供給等に支障を来すことなくツー
ルヘッド1を回転させることが出来る。
【0106】そして、基軸3がヘッド部5と共に両方向
に何度でも回転可能であることからツールヘッド1の回
転の自由度が高まり、これにより従来のツールヘッドの
ようにツールヘッドを半回転づつ回転させて電子部品の
吸着等を行う必要がなく、近年要求されている部品装着
装置の高速化を図ることが出来る。
【0107】また、基軸3内部に筒状部材42を配設し
て基軸3内部における筒状部材42の内外に正圧エアー
供給路42aと負圧エアー供給路3cを形成し、正圧エ
アーと負圧エアーとが電子部品等を離脱させるモードと
吸着するモードに応じて各別に吸着ノズル52、52、
・・・内部に供給されるようにしていることから、電子
部品の離脱は正圧エアーにより、また、電子部品の吸着
は負圧エアーにより行うことが出来る。
【0108】尚、かかる場合のように電子部品の離脱を
正圧エアーによって行うようにすれば、電子部品の離脱
を吸着ノズル内部への負圧エアーの遮断により行う方法
に比し、電子部品を離脱させる速度が速くなることによ
る部品装着装置の高速化や電子部品の離脱の確実性の向
上に寄与する。
【0109】
【発明の効果】以上に記載したことから明らかなよう
に、本発明ツールヘッドは、基軸が支持部材に回転自在
に支持され、基軸に設けられたフランジ状の取付支持部
にその周方向に複数並んで支持されると共にエアー供給
装置から供給されるエアーにより電子部品等を保持する
ツールを備えたツールヘッドであって、上記エアー供給
装置と連結されると共に内部にエアーが供給される連通
路が形成された供給装置連結部材が設けられ、上記基軸
は略筒状に形成されると共にその上端部が上記供給装置
連結部材に回転可能に支持され、基軸内部が上記連通路
と連通されてエアー供給路とされたことを特徴とする。
【0110】従って、本発明ツールヘッドにあっては、
基軸内部にエアーの供給路を形成して各ツール内部にエ
アーを供給するようにしているため、従来のツールヘッ
ドのように各ツールのエアー供給室とエアー供給装置と
を連結する基軸に這うようにして設けられるエアー供給
パイプの必要がなく、従来のツールヘッドが有していた
ツールヘッドの回転によるエアー供給パイプ同士の接
触、エアー供給パイプの基軸への巻き付き、或は、エア
ー供給パイプのねじれ等の問題は発生せず、ツールに供
給されるエアーの供給等に支障を来すことなくツールヘ
ッドを回転させることが出来る。
【0111】そして、基軸がヘッド部と共に両方向に何
度でも回転可能であることからツールヘッドの回転の自
由度が高まり、これにより従来のツールヘッドのように
ツールヘッドを半回転づつ回転させて電子部品の吸着等
を行う必要がなく、近年要求されている部品装着装置の
高速化を図ることが出来る。
【0112】尚、上記した実施の形態に示した各部の形
状及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体
化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって
本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあって
はならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図7と共に本発明ツールヘッドの実施
の形態を示すものであり、本図はツールヘッドが支持部
材に支持された状態を示す縦断面図である。
【図2】吸着ノズルと空気圧の切換機構とを拡大して示
す縦断面図である。
【図3】図4と共に空気圧の切換機構の動作を説明する
ための図であり、本図は負圧エアー供給口が閉塞され正
圧エアー供給口が開放された状態を拡大して示す断面図
である。
【図4】負圧エアー供給口が開放され正圧エアー供給口
が閉塞された状態を拡大して示す断面図である。
【図5】図6と共に吸着ノズルのリング状部材と外嵌部
材の当接部が当接した状態を示すものであり、本図はリ
ング状部材が磨耗する前の状態を示す拡大縦断面図であ
る。
【図6】リング状部材が磨耗した後の状態を示す拡大縦
断面図である。
【図7】外嵌部材の当接部と吸着ノズルのリング状部材
との当接位置が変化した場合において、外嵌部材の回転
軸から当接位置までの距離と吸着ノズルの回転軸から当
接位置までの距離との比の関係を示すものであり、
(a)はリング状部材が磨耗する前の状態、(b)はリ
ング状部材が磨耗した後の状態を示す概略拡大側面図で
ある。
【符号の説明】
1 ツールヘッド 2 外嵌部材 2a 当接部 2b 外周面 3 基軸 3c エアー供給路 3c 負圧エアー供給路 4 支持部材 6 取付支持部 42 筒状部材 42a 正圧エアー供給路 49 正圧エアー連通路 50 連通路 50 負圧エアー連通路 52 吸着ノズル 54d リング状部材 63 付勢手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基軸が支持部材に回転自在に支持され、
    基軸に設けられたフランジ状の取付支持部にその周方向
    に複数並んで支持されると共にエアー供給装置から供給
    されるエアーにより電子部品等を保持するツールを備え
    たツールヘッドであって、 上記エアー供給装置と連結されると共に内部にエアーが
    供給される連通路が形成された供給装置連結部材が設け
    られ、 上記基軸は略筒状に形成されると共にその上端部が上記
    供給装置連結部材に回転可能に支持され、基軸内部が上
    記連通路と連通されてエアー供給路とされたことを特徴
    とするツールヘッド。
  2. 【請求項2】 上記ツールは電子部品等を吸着する吸着
    ノズルであることを特徴とする請求項1に記載のツール
    ヘッド。
  3. 【請求項3】 上記エアー供給路内に筒状部材を配設し
    て基軸内部における筒状部材の内外に正圧エアー供給路
    と負圧エアー供給路を形成し、 上記連通路は正圧エアー連通路と負圧エアー連通路の2
    つの連通路として形成され、 上記正圧エアー供給路は正圧エアー連通路と連通され、 上記負圧エアー供給路は負圧エアー連通路と連通され、 正圧エアー供給路に供給され電子部品等を離脱させるた
    めの正圧エアーと負圧エアー供給路に供給され電子部品
    等を吸着するための負圧エアーとが電子部品等を離脱さ
    せるモードと吸着するモードに応じて各別に吸着ノズル
    内部に供給されるようにしたことを特徴とする請求項2
    に記載のツールヘッド。
  4. 【請求項4】 上記基軸のうち上記取付支持部の上方側
    に外嵌されて基軸と各別に回転可能にされた外嵌部材が
    設けられ、 該外嵌部材はフランジ状の当接部を有し、 上記吸着ノズルはその中間部が上記取付支持部に回転自
    在に支持されると共に取付支持部の上方側に突出する部
    分に外嵌状にリング状部材が設けられ、 該リング状部材が上記外嵌部材の当接部の外周面に当接
    し、 外嵌部材の回転によりリング状部材を介してツールが回
    転されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    ツールヘッド。
  5. 【請求項5】 上記基軸のうち上記取付支持部の上方側
    に外嵌されて基軸と各別に回転可能にされた外嵌部材が
    設けられ、 該外嵌部材はフランジ状の当接部を有し、 上記吸着ノズルはその中間部が取付支持部に回転自在に
    支持されると共に取付支持部の上方側に突出する部分に
    外嵌状にリング状部材が設けられ、 該リング状部材が上記外嵌部材の当接部の外周面に当接
    し、 外嵌部材の回転によりリング状部材を介して吸着ノズル
    が回転されるようにしたことを特徴とする請求項2に記
    載のツールヘッド。
  6. 【請求項6】 上記基軸のうち上記取付支持部の上方側
    に外嵌されて基軸と各別に回転可能にされた外嵌部材が
    設けられ、 該外嵌部材はフランジ状の当接部を有し、 上記吸着ノズルはその中間部が取付支持部に回転自在に
    支持されると共に取付支持部の上方側に突出する部分に
    外嵌状にリング状部材が設けられ、 該リング状部材が上記外嵌部材の当接部の外周面に当接
    し、 外嵌部材の回転によりリング状部材を介して吸着ノズル
    が回転されるようにしたことを特徴とする請求項3に記
    載のツールヘッド。
  7. 【請求項7】 上記外嵌部材の当接部の外周面は上方へ
    行くに従って吸着ノズルとの距離が短くなるような傾斜
    面として形成され、 上記リング状部材は付勢手段により上方への移動力が付
    勢されていることを特徴とする請求項4に記載のツール
    ヘッド。
  8. 【請求項8】 上記外嵌部材の当接部の外周面は上方へ
    行くに従って吸着ノズルとの距離が短くなるような傾斜
    面として形成され、 上記リング状部材は付勢手段により上方への移動力が付
    勢されていることを特徴とする請求項5に記載のツール
    ヘッド。
  9. 【請求項9】 上記外嵌部材の当接部の外周面は上方へ
    行くに従って吸着ノズルとの距離が短くなるような傾斜
    面として形成され、 上記リング状部材は付勢手段により上方への移動力が付
    勢されていることを特徴とする請求項6に記載のツール
    ヘッド。
  10. 【請求項10】 上記当接部の外周面は上方へ行くに従
    って基軸との距離が短くなるように形成されていること
    を特徴とする請求項7に記載のツールヘッド。
  11. 【請求項11】 上記当接部の外周面は上方へ行くに従
    って基軸との距離が短くなるように形成されていること
    を特徴とする請求項8に記載のツールヘッド。
  12. 【請求項12】 上記当接部の外周面は上方へ行くに従
    って基軸との距離が短くなるように形成されていること
    を特徴とする請求項9に記載のツールヘッド。
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