JP4588937B2 - 部品装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、潤滑油等の液体を貯留する液体貯留槽内に駆動機構が設けられ、上記液体貯留槽に設けた開口部分を通して上記駆動機構の一部が上記液体貯留槽の外部へ延在する構造を有するとき、上記開口部分を通して上記液体が外部へ飛散するのを防止する液体飛散防止機構に関し、さらに、電子部品などの各種部品を保持しプリント基板等の各種装着対象物に装着する部品保持部材の昇降動作を行う昇降機構を備え、該昇降機構に上記液体飛散防止機構を設けた部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の部品装着装置としては例えば図6に示すように構成されたものが知られている。図6に示される部品装着装置50は、いわゆるロータリー式の部品装着装置であって、プリント基板53に装着する電子部品51を吸着し保持する吸着ノズル55を、部品供給位置41と部品装着位置42との間で円周状に搬送することで、電子部品51をプリント基板53上の規定位置に装着する装置である。このような部品装着装置50は、上記部品供給位置41にて電子部品51を供給する部品供給装置52と、電子部品51が装着される装着対象物である上記プリント基板53を支持しかつ該プリント基板53を部品装着位置42に位置決めする基板支持装置54と、上記吸着ノズル55を昇降可能に装備した装着ヘッド56を有し該装着ヘッド56を間欠回転して、上記部品供給位置41及び部品装着位置42に吸着ノズル55を配置させるインデックスユニット59と、上記吸着ノズル55を昇降させる昇降機構45とを備える。
【0003】
上記部品供給装置52は、電子部品51を収納しかつ供給する部品供給カセット57を、上記プリント基板53への装着に必要な電子部品51の種類及び数に対応して複数配列した構成を有し、装着に必要な電子部品51が上記部品供給位置41に配置されるように、所望の電子部品51を有する部品供給カセット57を移動して該所望の電子部品51の供給を行う。
上記基板支持装置54は、上記プリント基板53を位置決めし支持するX−Yテーブル58を有する。該X−Yテーブル58は、上記プリント基板53上の部品取付位置に所定の電子部品51を装着するため、上記部品装着位置42に配置された吸着ノズル55に対して上記部品取付位置が対向するように、平面上互いに直交するX、Yの2方向に移動する。
【0004】
上記装着ヘッド56は、吸着ノズル55の配置位置に応じて吸着ノズル55を必要な高さに制御しつつ、部品供給位置41での電子部品51の吸着や部品装着位置42での電子部品51の装着を行うために下動されるように構成されている。
上記インデックスユニット59は、上記装着ヘッド56を間欠回転運動させる装置であり、当該インデックスユニット59から下方に突出する第1出力軸59aに上記装着ヘッド56を取り付けている。よって、上記第1出力軸59aの回転により装着ヘッド56が上記間欠回転されることで、装着ヘッド56に取り付けられている上記吸着ノズル55が各停止位置にて電子部品51の吸着や装着を行う。又、インデックスユニット59の第2出力軸59bには回転体60が取り付けられている。
【0005】
上記昇降機構45は、上記インデックスユニット59に隣接して設けられ、インデックスユニット59の間欠回転動作に対応して、上記吸着ノズル55を昇降させるための装置であり、以下のような構造を有する。
当該昇降機構45に備わる駆動部66には、内部に潤滑用のオイル78を充填したオイル槽部77が設けられている。該オイル槽部77には、カム軸62が回転自在に取り付けられており、該カム軸62には上記オイル槽部77の外側に回転体63が、オイル槽部77内に板カム65がそれぞれ取り付けられている。尚、上記板カム65、及び後述のローラ69は、上記オイル78に浸かっている。上記インデックスユニット59の上記回転体60と上記回転体63との間にはベルト61が掛けられ、インデックスユニット59の上記回転体60の回転に従い上記カム軸62が回転する。
【0006】
又、上記オイル槽部77内には、上記オイル槽部77に取り付けた取付軸67を中心にして回動可能であり第1〜第3アームにて大略Y字形状にてなる第1駆動レバー68が取り付けられている。該第1駆動レバー68の第1アーム68aの先端には、上記板カム65の外周に追従するローラ69が回転自在に取り付けられており、又、オイル槽部77に取り付けたバネ70の一端が第1駆動レバー68の第2アーム68bに当接しており、バネ70の付勢力による上記取付軸67を中心とした第1駆動レバー68の回転作用により、上記ローラ69は板カム65の外周に押圧され確実な上記追従が可能となる。よって、第1駆動レバー68は、上記インデックスユニット59の上記回転体60の回転に伴って回転する板カム65の外周形に追従し、上記取付軸67を中心に揺動する。
【0007】
又、第1駆動レバー68の第3アーム68cの先端には、第1連結リンク71の一端が連結され、該第1連結リンク71の他端は、第2連結リンク73の一端とともに、連結ピン74にてリンクブロック72に連結されている。上記第2連結リンク73の他端は、当該部品装着装置50のフレーム材に回転可能に支持されている第2駆動レバー75の一端に連結され、該第2駆動レバー75の他端には、昇降用ローラ76が回転自在に取り付けられている。該昇降用ローラ76は、上記装着ヘッド56の一部に係合されており、上記第2駆動レバー75の揺動に追従するように構成されている。
【0008】
上述のように、オイル槽部77内において、上記板カム65、及び後述のローラ69は、上記オイル78に浸かっている。又、オイル槽部77内に設けた第1駆動レバー68の第3アーム68cの先端部分は、オイル槽部77に設けた開口部77aからオイル槽部77の外側へ突出している。したがって、オイル槽部77内のオイル78が上記開口部77aから外部へ飛散しないように、上記開口部77aには、オイルガード80が設けられている。
【0009】
このように構成される従来の部品装着装置50における動作について以下に説明する。
インデックスユニット59により第1出力軸59aが間欠回転を開始し、したがって第1出力軸59aによって装着ヘッド56も間欠回転動作を開始する。装着ヘッド56に備わる吸着ノズル55は、部品供給装置52から自動供給される電子部品51を上記部品供給位置41にて吸着保持し、上記間欠回転動作により、装着ヘッド56にて吸着ノズル55は、上記部品供給位置41から上記部品装着位置42まで移送される。
【0010】
又、上記移送動作と同時に、インデックスユニット59の第2出力軸59b及び回転体60の回転により、ベルト61を介して上記オイル槽部77に備わる上記回転体63も回転する。よってオイル槽部77のオイル78の中で、上記カム軸62が回転することにより、板カム65も回転する。よって、該板カム65の外周に押圧されているローラ69が板カム65の外周に沿って追従することで、第1駆動レバー68は、取付軸67を中心に揺動する。
上記第1駆動レバー68の上記揺動により、上記連結ピン74を中心とするリンクブロック72が揺動し、該リンクブロック72の揺動に規制されながら第1及び第2連結リンク71、73が上下動する。該上下動に伴って、第2駆動レバー75が揺動し、それに伴って、第2駆動レバー75の昇降用ローラ76が上下動する。したがって、該昇降用ローラ76と係合している装着ヘッド56の一部がその上下動に追従し、吸着ノズル55は上下動する。このようにして、例えば部品装着位置42において、吸着ノズル55は下動し、プリント基板53上の部品取付位置に電子部品51が装着される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の構成では、オイル槽部77の内部にて、板カム65及びローラ69の動作によって巻き上げられたオイル78は、第1駆動レバー68の全体及びガード80に付着し、第1駆動レバー68の揺動により、オイル槽部77の上記開口部77aより外部へ飛び散ったり、又、オイル78が板カム65及びローラ69により掻き回されることでミスト状になり、オイル槽部77の外部へ浮遊してしまうことがある。そしてこれらのオイル78が第1及び第2の連結リンク71、73等を伝い、吸着ノズル55及びプリント基板53上に滴下することも考えられる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、オイル槽部内のオイルのような液体が液体槽から外部へ飛散するのを防止する液体飛散防止機構を有する部品装着装置を提供することを目的とする。
【0015】
発明の部品装着装置は、部品保持部材を円周に沿って周回移動させる保持部材回転移動装置と、上記部品保持部材による部品の保持及び装着の際に上記部品保持部材の昇降動作を行う昇降機構とを備えた部品装着装置であって、
上記昇降機構は、上記部品保持部材の昇降動作用の駆動力を発生する駆動部を備え、該駆動部は、
カム及び該カムに接触するローラを潤滑油に浸した状態で収納し、上壁に開口部分を有する潤滑油槽と、
上記ローラが一端に取り付けられ上記開口部分を通り上記潤滑油槽の外部へ他端が延在する第1駆動レバーと、
上記開口部分に設置され、かつ上記潤滑油が上記開口部分を通って上記潤滑油槽外へ飛散するのを防止する液体飛散防止機構と、を備え、
上記液体飛散防止機構は、
上記第1駆動レバーを支持する円弧状の部材である第1シール部材と、
上記第1シール部材の外周面に対応したU字形状の円弧面を有し、上記潤滑油の充填により上記飛散を防止するシール用隙間(153)を介して上記第1シール部材の外周面と上記円弧面とが互いに対向するように上記上壁に取り付けられた第2シール部材と、
を備える組を2組備え、
上記2組は、上記第1駆動レバーを挟んで互いに隔てられて配置されている、ことを特徴とする。
【0016】
又、上記部品装着装置において、上記回転移動装置は、上記部品保持部材を取り付けた装着ヘッド部をさらに備え、
上記カムは、上記回転移動装置にて駆動され、上記駆動部は、該カムの駆動による上記第1駆動レバーの駆動により上記部品保持部材の昇降動作用の駆動力を発生し、
上記昇降機構は、さらに、上記駆動部にて生じた上記駆動力にて上記部品保持部材の上記昇降を行うリンク機構部を備え、
上記リンク機構部は、上記第1駆動レバーに連結される連結リンク部と、一端が上記連結リンク部に連結され他端が上記装着ヘッド部に係合する第2駆動レバーとを有するように構成することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態における液体飛散防止機構及び部品装着装置について、図を参照しながら以下に説明する。ここで、上記部品装着装置は、電子部品などの各種部品を保持しプリント基板等の各種装着対象物に装着する部品保持部材の昇降動作を行う昇降機構を備え、該昇降機構に上記液体飛散防止機構を設けた部品装着装置である。又、以下には、該部品装着装置を例に採り上記液体飛散防止機構について説明を行う。尚、各図において、同じ構成部分については、同じ符号を付している。
又、本実施形態の電子部品装着装置は、図1に示すように、電子部品51をプリント基板53上の所定の部品取付位置に装着して電子回路基板を製造する装置であるが、本実施形態はこれに限定されることなく、潤滑油等の液体を貯留する液体貯留槽内に駆動機構が設けられ、上記液体貯留槽に設けた開口部分を通して上記駆動機構の一部が上記液体貯留槽の外部へ延在する構造を有するとき、上記開口部分を通して上記液体が外部へ飛散するのを防止する必要あるような構成部分を有する部品装着装置全般に適用可能である。
【0018】
図1に示す本実施形態の部品装着装置100は、いわゆるロータリー式の部品装着装置であって、部品を保持する部品保持部材の機能を果たす一例であり、プリント基板53に装着する電子部品51を吸着し保持する吸着ノズル105を、部品供給位置141と部品装着位置142との間で周回状に移送することで、電子部品51をプリント基板53上の規定位置に装着する装置である。このような部品装着装置100は、上記部品供給位置141にて電子部品51を供給する部品供給装置102と、電子部品51が装着される装着対象物である上記プリント基板53を支持しかつ該プリント基板53を部品装着位置142に位置決めする基板支持装置104と、上記吸着ノズル105を昇降可能に装備した装着ヘッド106を有し上記吸着ノズル105が上記周回状に移送されるように上記装着ヘッド106を間欠回転して、上記部品供給位置141及び部品装着位置142に吸着ノズル105を配置させる保持部材回転移動装置109と、電子部品51の保持及び装着の際に上記吸着ノズル105を昇降させる昇降機構145と、これらの各構成部分の動作制御を行い部品装着動作を実行する制御装置180と、を備える。
【0019】
上記部品供給装置102は、電子部品51を収納しかつ供給する部品供給カセット107を、上記プリント基板53への装着に必要な電子部品51の種類及び数に対応して複数配列した構成を有し、装着に必要な電子部品51が上記部品供給位置141に配置されるように、所望の電子部品51を有する部品供給カセット107をカセット移動装置1021にて、図1の紙面に直交するY方向に移動して、上記所望の電子部品51の供給を行う。尚、カセット移動装置1021は、例えばいわゆるボールネジ構造を有し、制御装置180にて動作制御される。
上記基板支持装置104は、上記プリント基板53を位置決めして支持するX−Yテーブル108を有する。該X−Yテーブル108は、上記プリント基板53上の部品取付位置に所定の電子部品51を装着するため、上記部品装着位置142に配置された吸着ノズル105に対して上記部品取付位置が対向するように、図1の紙面に平行なX方向及び上記Y方向の2方向に移動する。尚、上記X−Yテーブル108の上記移動は、例えば、いわゆるボールネジ構造を有する駆動装置171にて行われ、該駆動装置171は、制御装置180にて動作制御される。
【0020】
上記装着ヘッド106は、吸着ノズル105の配置位置に応じて吸着ノズル105を必要な高さに制御しつつ、部品供給位置141での電子部品51の吸着や部品装着位置142での電子部品51の装着を行うため、上記昇降機構145により吸着ノズル105を下動させるように構成されている。又、本実施形態では、部品保持部材の機能を果たす一例として吸着ノズル105を用いていることから、吸着用の吸引動作を行う吸引装置170が装着ヘッド106に接続されている。尚、上記吸引装置170は制御装置180にて動作制御される。
上記保持部材回転移動装置109は、制御装置180にて動作制御され、上記装着ヘッド106を間欠回転運動させる装置であり、当該保持部材回転移動装置109から下方に突出する第1出力軸109aに上記装着ヘッド106を取り付けている。よって、第1出力軸109aにより装着ヘッド106が上記間欠回転されることで、装着ヘッド106に取り付けられている上記吸着ノズル105が各停止位置にて電子部品51の吸着や装着を行う。又、保持部材回転移動装置109の第2出力軸109bには、プーリー状の回転体110が取り付けられている。
【0021】
上記昇降機構145は、上記保持部材回転移動装置109に隣接して設けられ、保持部材回転移動装置109の間欠回転動作に対応して、上記吸着ノズル105を昇降させるための装置であり、以下のような構造を有する。
当該昇降機構145は、大別して、上記吸着ノズル105の昇降動作用の駆動力を発生する駆動部116と、該駆動部116にて生じた上記駆動力にて上記吸着ノズル105の上記昇降を行うリンク機構部144とを備える。
上記駆動部116には、内部に潤滑油128を充填し、液体貯留槽の機能を果たす一例に相当する潤滑油槽127が設けられている。該潤滑油槽127には、当該潤滑油槽127を貫通してカム軸112が回転自在に取り付けられており、該カム軸112には、上記潤滑油槽127の外側にプーリー状の回転体113が、潤滑油槽127内に板カム115がそれぞれ取り付けられている。尚、上記板カム115、及び後述のローラ119は、上記潤滑油128に浸かっており、又、潤滑油槽127におけるカム軸112の支持部分は、潤滑油128が漏れずかつカム軸112を回転自在に支持する構造にてなる。上記保持部材回転移動装置109の上記回転体110と上記回転体113との間にはベルト111が掛けられ、保持部材回転移動装置109の上記回転体110の回転に従い上記カム軸112が回転する。
【0022】
又、上記潤滑油槽127内には、第1〜第3アーム118a〜118cにて大略Y字形状にてなる第1駆動レバー118が、上記第1〜第3アームの接合部分に相当する当該第1駆動レバー118のほぼ中央部分にて当該第1駆動レバー118を貫通する取付軸117によって取り付けられている。尚、取付軸117と第1駆動レバー118とは固定されており、潤滑油槽127に取付軸117が回転自在に、かつ潤滑油128の外部への漏れを防止した状態にて取り付けられる。よって、第1駆動レバー118は、取付軸117を中心として該取付軸117の周方向へ該取付軸117とともに回動する。又、取付軸117にて潤滑油槽127に取り付けられた第1駆動レバー118において、図1に示すように、取付軸117に対して上記第1アーム118aは下方に延在し、上記第2アーム118bは上方へ延在し、上記第3アーム118cは左側方向へ延在する。
【0023】
上記第1アーム118aの先端には、上記板カム115の外周に追従するローラ119が回転自在に取り付けられている。又、潤滑油槽127に取り付けたバネ120の一端が第1駆動レバー118の第2アーム118bの先端部に当接しており、バネ120の付勢力による上記取付軸117を中心とした第1駆動レバー118の回転作用により、上記ローラ119は板カム115の外周に押圧され、確実な上記追従が可能となる。よって、第1駆動レバー118は、上記保持部材回転移動装置109の上記回転体110の回転に伴って回転する板カム115の動きに従い、上記取付軸117を中心に揺動する。
【0024】
又、図1に示すように、潤滑油槽127内には、潤滑油貯留室の仕切りとして上壁127bが設けられており、該上壁127bには上記第1駆動レバー118を挿通させる開口部分127cが設けられている。このような上壁127bに対して上記取付軸117は、上壁127bよりも僅かに上方に位置しかつ開口部分127cに対応して設けられる。
【0025】
上記開口部分127cに対応して液体飛散防止機構150が設けられている。該液体飛散防止機構150は、第1シール部材151及び上壁127bに取り付けられる第2シール部材152を備え、上記潤滑油128が開口部分127cを通って潤滑油槽127の外へ飛散するのを防止する。図1〜図3を参照して上記液体飛散防止機構150について説明する。
本実施形態では上述のように、第1駆動レバー118が取付軸117を中心に該取付軸117とともに揺動することから、第1シール部材151は、本実施形態では図2に示すように、第1駆動レバー118の上記取付軸117の周面に、該取付軸117と同心円状に設けられる円弧状の部材であって第1外面の機能を果たす一例としての円周状の外面151aを有する部材である。該第1シール部材151は、図2に拡大して図示するように、上記取付軸117の周方向に沿って2分割されて設けられている。各第1シール部材151は、取付軸117の軸方向に沿って延在している。
尚、このような構造に限らず、円周状の外面を有する上記取付軸117をそのまま第1シール部材151とすることもできる。
【0026】
上記第2シール部材152は、図2に示すように、上壁127bの開口部分127cに対応する場所で、上記取付軸117に取り付けられているそれぞれの第1シール部材151に対向するように2つ設けられる。それぞれの第2シール部材152は、上記取付軸117の軸方向に沿って上壁127bに取り付けられる。又、各第2シール部材152は、それぞれの第1シール部材151の上記外周面151aに沿う形状で該外周面151aと同心円又はほぼ同心円にてなる凹状の円弧面152aを有する。該円弧面152aは、第2外面の機能を果たす一例に相当する。
尚、図1では、部品装着装置100の構造を概略的に示しており、比較的詳細に図示している図3に比べると上記上壁127b部分等の図示は、図3における図示と若干相違する。
【0027】
このような第1シール部材151及び第2シール部材152は、第2シール部材152の上記円弧面152aに第1シール部材151の外周面151aが近接しかつ円弧面152aと外周面151aとが同心円になるように、第2シール部材152上に第1シール部材151を配置する。このとき図2に示すように、潤滑油槽127内に貯留している潤滑油128が開口部分127cを通って潤滑油槽127の外へ飛散するのを防止するシール用隙間153が円弧面152aと外周面151aとの間に形成されるように、第2シール部材152に対向して第2シール部材152上に第1シール部材151は配置される。又、さらに、上記シール用隙間153に上記潤滑油128を充填することで、上記飛散をより効果的に防止することができる。
【0028】
上述のように、それぞれの第1シール部材151は、取付軸117の周方向において互いに隔てられて配置され、又、各第2シール部材152は各第1シール部材151に対応して設けられていることから、取付軸117の周方向においては上記シール用隙間153が形成されており、さらに該シール用隙間153に潤滑油128を充填することで上記飛散をより効果的に防止できる。しかしながら、各第1シール部材151が上記周方向に隔てられて配置されていることから両者の間には通路154が存在し、該通路154は、取付軸117の軸方向に沿って延在している。したがって、上記上壁127bの開口部分127cと上記通路154とは気密構造を形成していない。しかしながら、上記通路154は、図3に示すように、上記取付軸117と、上記潤滑油槽127の側壁127d及び上記上壁127bとによって仕切られる部屋155内に存在する。よって、たとえ上記潤滑油128が上記開口部分127c及び上記通路154を通過したとしても、部屋155内に留まる。該部屋155と、潤滑油槽127の外部との唯一の隙間は、上記シール用隙間153であるが、上述のようにここに潤滑油128を充填することで上記部屋155と潤滑油槽127の外部とを遮断することができる。尚、取付軸117と潤滑油槽127の側壁127dとは、O−リング156にてシールされている。
【0029】
このように構成することで、開口部分127cは、上記シール用隙間153にて覆われる。よって、潤滑油128の上記飛散は、シール用隙間153にて防止可能であり、該シール用隙間153が狭いほどその効果は大きい。さらに本実施形態では、上記円弧面152aの好ましくは全面には、上記周囲面151aとの間に潤滑油128が満たされている。よって、上記シール用隙間153に充填されている潤滑油128によって液体シール層が形成され、潤滑油槽127内に貯留されている潤滑油128が、上記開口部分127cを通過して潤滑油槽127の外側へ飛散することを、より効果的に防止することができる。又、上述のように、潤滑油128による液体シール層にて潤滑油128の外部への飛散を防止していることから、いわゆるミスト状の潤滑油128でさえ外部へ排出されるのを防止することができる。その結果、外部へ飛散した潤滑油128が吸着ノズル105やプリント基板53等に付着することに起因する品質不良を防止することができ、結果的に生産性を向上させることができる。
【0030】
又、本実施形態のように、潤滑油槽127の上壁127bに対して第2シール部材152を取り付ける構造を採ることで、例えば第2シール部材152の厚みを調整する等の手法により、上記シール用隙間153の寸法設定を非常に細かく行うことができる。したがって、このような構成は、潤滑油128の上記外部への飛散防止を確実に達成するように作用し、上記品質不良防止、及び生産性向上を図ることができる。
【0031】
上述のように、上記シール用隙間153に液体を充填して上記液体シール層を形成するのが好ましいことから、上記シール用隙間153の具体的な寸法は、飛散防止対象となる液体や粘度により異なる。本実施形態の潤滑油128の場合、シール用隙間153を0.3mm以下にすることで、上記液体シール層が形成可能であり、これにより上記開口部分127cと潤滑油槽127の外部との通気を遮断することができる。
又、第1シール部材151は、第1駆動レバー118の揺動により回動することから、図2に示すように、第2シール部材152に比べて回動方向に大きく作製され、換言すると、上記円弧面152aが常に上記外周面151aとの間で上記シール用隙間153を形成するように、第1シール部材151及び第2シール部材152は作製される。
【0032】
尚、上記液体飛散防止機構150について、本実施形態では取付軸117がその周方向に沿って揺動することから、上述のように、第1シール部材151の外面は円周状とし、かつこれに対応して第2シール部材152には円弧面152aを形成したが、本実施形態の構成に限定されるものではない。要するに上記シール用隙間153を形成する、第1外面及び該第1外面に沿う第2外面を有する第1シール部材及び第2シール部材を設ければよい。
【0033】
上記液体飛散防止機構150の作用により潤滑油128の飛散が防止されている上記上壁127bよりも上方にて上記潤滑油槽127の側壁に設けたアーム突出用穴127aを通して、第1駆動レバー118の第3アーム118cの先端が突出している。該第3アーム118cの先端には、第1連結リンク121の一端が連結され、該第1連結リンク121の他端は、第2連結リンク123の一端とともに、連結ピン124にてリンクブロック122の一端部に連結されている。該リンクブロック122は、当該リンクブロック122の他端部にて、部品装着装置100のフレーム材190に回動自在に取り付けられる。上記第2連結リンク123の他端は、当該部品装着装置100のフレーム材191に回動可能に支持されている第2駆動レバー125の一端に連結され、該第2駆動レバー125の他端には、昇降用ローラ126が回転自在に取り付けられている。該昇降用ローラ126は、上記装着ヘッド106の一部に係合されており、上記第2駆動レバー125の揺動に追従するように構成されている。
【0034】
このように構成される部品装着装置100における動作について以下に説明するが、基本的に上述した従来の部品装着装置50における動作に類似するので、ここでは略説する。尚、動作制御は、制御装置180にて実行される。
保持部材回転移動装置109が作動することにより、装着ヘッド106が間欠回転する。したがって装着ヘッド106に備わる吸着ノズル105は、上記部品供給位置141にて部品供給装置102から電子部品51を吸着保持し、上記部品装着位置142まで移送する。
又、上記電子部品51の移送動作と同時に、上記ベルト111を介して上記潤滑油槽127に備わる上記回転体113も回転する。よって潤滑油槽127内の潤滑油128の中で、上記回転体113の回転に伴い板カム115も回転する。よって、板カム115に対する上記ローラ119の追従に従い、第1駆動レバー118は、取付軸117を中心に、矢印172方向に沿って揺動する。
【0035】
又、潤滑油128中での、板カム115の回転、及び該板カム115へのローラ119の追従動作等によって、潤滑油槽127内の潤滑油128は飛びはねて、上記上壁127bの開口部分127c、さらには上記部屋155内まで至る場合もある。しかしながら、このような場合であっても、上述のように本実施形態では上記液体飛散防止機構150を設けたことより、上記飛び跳ねた潤滑油128や、ミスト状となった潤滑油128が外部へ排出されることを防止することができる。
よって、外部へ飛散した潤滑油128が吸着ノズル105やプリント基板53等に付着することに起因する品質不良を防止することができ、結果的に生産性を向上させることができる。
【0036】
上記第1駆動レバー118の上記揺動により、第1連結リンク121を介してリンクブロック122が揺動し、さらに該リンクブロック122の揺動にて第2連結リンク123を介して第2駆動レバー125が揺動する。したがって、第2駆動レバー125の昇降用ローラ126が上下動し、該昇降用ローラ126と係合している装着ヘッド106の一部がその上下動に追従する。よって、吸着ノズル105が上下動する。このようにして、例えば部品装着位置142において、吸着ノズル105は下動し、プリント基板53上の部品取付位置に電子部品51が装着される。
【0037】
上述の説明では、液体飛散防止機構150を部品装着装置100に設けた場合を例に採ったが、これに限定されるものではなく、液体貯留槽の上部に存在する開口部分を通して貯留している液体の飛散を防止する必要がある構造において、液体飛散防止機構150は設けることができる。
又、上記ミスト状の液体の外部への飛散防止を考慮しなくてもよいときには、上記シール用隙間153に液体の充填を行わなくても良い。
【0038】
又、上述の実施形態では、液体飛散防止機構150を構成する上記第1シール部材151は、図2に示すように取付軸117の周方向に沿って2つに隔てられて配置され、それに対応して第2シール部材152も2つ設けている。該構成により、取付軸117の軸方向に沿って上記通路154が形成されている。そこで、上記液体飛散防止機構150の変形例である、図4及び図5に示す液体飛散防止機構250を用いることもできる。尚、図4及び図5は、液体飛散防止機構250の基本構造を示す図である。
【0039】
上記第1シール部材151に対応する第1シール部材251は、図示するような円柱状又は円筒状の部材であり、上記取付軸117を兼用する。上記第2シール部材152に相当する第2シール部材252は、上壁127bの開口部分127cに対応して上壁127bに取り付けられ、第1シール部材251を受け入れ可能で、第1シール部材251の外周面251aに沿う形状で該外周面251aと同心円又はほぼ同心円にてなる、U字形状つまり凹状の円弧面252aを有する。尚、該円弧面252aは、第2外面の機能を果たす一例に相当する。さらに、上記円弧面252aに開口する貫通穴で、開口部分127cを通過する上記第1駆動レバー118の上記第1アーム118aを挿通する貫通穴252bが第2シール部材252に形成されている。
【0040】
このように構成した液体飛散防止機構250においても上述の液体飛散防止機構150の場合と同様に、図5に示すように、第1シール部材251の外周面251aと、第2シール部材252の円弧面252aとの間に、上述のシール用隙間153に相当するシール用隙間253を形成する。当該液体飛散防止機構250では、第1シール部材251及び第2シール部材252は、液体飛散防止機構150の場合のように2つに分断していないので、図4から明らかなように、上記外周面251aと上記円弧面252aとの間に形成される上記シール用隙間253は、第1シール部材251の軸方向及び周方向、換言すると上記貫通穴252bの周囲に形成される。尚、該シール用隙間253には、上記潤滑油128が充填されるのが好ましい。このように当該液体飛散防止機構250では、上記通路154は存在しない。よって、上述の部屋155がたとえなくても、ミスト状の潤滑油128でさえ潤滑油槽127の外部へ排出されるのを防止することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の第1態様の液体飛散防止機構によれば、第1シール部材及び第2シール部材を備え第1シール部材と第2シール部材との間に飛散防止対象である液体が充填されるシール用隙間を介して上記第1シール部材及び第2シール部材を配置したことにより、液体貯留槽の開口部分を通して飛散しようとする液体を上記シール用隙間に充填されている液体にて液体貯留槽内に密閉することができる。
【0042】
上記第1シール部材を円筒形の部材とし、上記第2シール部材は上記円筒形の外周面に対応した円弧面を有するように構成したことにより、第1シール部材がその周方向へ回動する場合に省スペースを図りながら上記液体の外部への飛散を防止することができる。
【0043】
又、本発明の第2態様及び第3態様の部品装着装置によれば、上述の第1態様の液体飛散防止機構を備えたことで、昇降機構において液体の外部飛散を防止することができる。よって、当該部品装着装置にて作製される被部品装着体等を、飛散した液体にて汚すことを防止でき、上記被部品装着体等の品質不良発生の防止を図ることができ、ひいては生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における部品装着装置の構成図である。
【図2】図1に示す部品装着装置に備わる液体飛散防止機構部分を示す拡大図である。
【図3】図1に示す部品装着装置に備わる液体飛散防止機構部分における、取付軸の軸方向に沿った断面図である。
【図4】上記液体飛散防止機構の変形例の基本構造を示す斜視図である。
【図5】図4に示す液体飛散防止機構におけるシール用隙間を示す図であって、図4に示すI−I部に相当する箇所における断面図である。
【図6】従来の部品装着装置の構成図である。
【符号の説明】
51…電子部品、
100…部品装着装置、105…吸着ノズル、106…装着ヘッド、
109…保持部材回転移動装置、115…板カム、116…駆動部、
119…ローラ、121…第1連結リンク、123…第2連結リンク、
125…第2駆動レバー、127…潤滑油槽、127b…上壁、
127c…開口部分、128…潤滑油、144…リンク機構部、
145…昇降機構、151…第1シール部材、151a…外周面、
152…第2シール部材、152a…円弧面、152b…貫通穴、
153…シール用隙間、180…制御装置。

Claims (2)

  1. 部品保持部材(105)を円周に沿って周回移動させる保持部材回転移動装置(109)と、上記部品保持部材による部品(51)の保持及び装着の際に上記部品保持部材の昇降動作を行う昇降機構(145)とを備えた部品装着装置であって、
    上記昇降機構は、上記部品保持部材の昇降動作用の駆動力を発生する駆動部(116)を備え、該駆動部は、
    カム(115)及び該カムに接触するローラ(119)を潤滑油(128)に浸した状態で収納し、上壁(127b)に開口部分(127c)を有する潤滑油槽(127)と、
    上記ローラが一端に取り付けられ上記開口部分を通り上記潤滑油槽の外部へ他端が延在する第1駆動レバー(118)と、
    上記開口部分に設置され、かつ上記潤滑油が上記開口部分を通って上記潤滑油槽外へ飛散するのを防止する液体飛散防止機構(150)と、を備え、
    上記液体飛散防止機構は、
    上記第1駆動レバーを支持する円弧状の部材である第1シール部材(151)と、
    上記第1シール部材の外周面(151a)に対応したU字形状の円弧面(152a)を有し、上記潤滑油の充填により上記飛散を防止するシール用隙間(153)を介して上記第1シール部材の外周面(151a)と上記円弧面(152a)とが互いに対向するように上記上壁に取り付けられた第2シール部材(152)と、
    を備える組を2組備え、
    上記2組は、上記第1駆動レバー(118)を挟んで互いに隔てられて配置されている、ことを特徴とする部品装着装置。
  2. 上記回転移動装置は、上記部品保持部材を取り付けた装着ヘッド部(106)をさらに備え、
    上記カムは、上記回転移動装置にて駆動され、上記駆動部は、該カムの駆動による上記第1駆動レバーの駆動により上記部品保持部材の昇降動作用の駆動力を発生し、
    上記昇降機構は、さらに、上記駆動部にて生じた上記駆動力にて上記部品保持部材の上記昇降を行うリンク機構部(144)を備え、
    上記リンク機構部は、上記第1駆動レバーに連結される連結リンク部(121、123)と、一端が上記連結リンク部に連結され他端が上記装着ヘッド部に係合する第2駆動レバー(125)とを有する、請求項記載の部品装着装置。
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